セーフコミュニティ認証実現のために
北欧認証都市の視察報告
資料-1
スウェーデン・ファールン
人口 約
55,000
人
世界で
13
番目の
セーフコミュニティ
1995
年認証取得
ノルウェー・ベルゲン
人口 約
24
万
8
千人
世界で
84
番目の
セーフコミュニティ
2005
年認証取得
●北欧のセーフコミュニティを認証都市を視察
9月4日~11日 25名の視察団 高野区長
豊島区観光協会
●スウェーデン、ノルウェーとの比較
スウェーデン
ノルウェー
日本
人口
(ファールン市925
万人
5.5万人)481
万人
(ベルゲン市27万人)
1
億
2,806
万人
(豊島区26.8万人)
一人当たり
国民総所得
309
万円
(世界7位)439
万円
(世界2位)268
万円
(世界19位)平均寿命
(
女性
)
83
歳
(世界11位)86
歳
(世界1位)平均寿命
(
男性
)
79
歳
(世界17位)80
歳
(世界2位)14
歳以下の割合
65
歳以上の割合
16.5%
18.2%
18.7%
14.7%
13.2%(世界最低)
23.1%(世界最高)
◆立憲君主制・議会制民主主義
・教育重視の科学大国(大学まで無料)
・高福祉・高負担(介護は社会で)
・地方分権が進み地方の責任が重い
◆国土の
90%
は森林や湖水
・厳しい気候
●2都市のセーフコミュニティの重点テーマ
スウェーデン・ファールン市
ノルウェー・ベルゲン市
•
家庭での子どもの安全
•
高齢者の安全
•
職場の安全
•
学校の安全
•
スポーツ・余暇活動の安全
•
暴力の防止
•
自殺の予防
•
地域主体の犯罪予防活動
•
余暇活動の安全
•
青少年の間での暴力
•
高齢者の転倒予防
•
看護師の安全
•
高齢者の自殺予防
•
危険な交差点での交通安全
•
トンネルの安全
第20回世界セーフコミュニティ
会議のテーマ
セーフコミュニティ活動による効果は
何か、そして、どんな変化を生み出
さなければならないか?
世界会議には、世界
100
か国
●セーフコミュニティ発祥の地 スウェーデン
1970年代 医療保険政策
医療費負担が急速に自治体財政を圧迫
高齢化、長寿化の進展 社会福祉や介護、医療等は地方自治体の仕事
(中央政府の役割は伝統的に小さい)
社会コストを抑制するために 治療や介護はコストが高い
治療や介護を中心とした政策から、予防へのシフト
伝統的に地域のことは 地域の責任でという気風
自分たちのコミュニティでなんとかしなければと
1989年ストックホルム会議 セーフコミュニティの考え方
「人は、平等に健康と安全の権利を有する」 WHOの基本的な方針として位置づけられた
ストックホルム
「カロリンスカ研究所」
ヨーロッパを代表する研究機関 (ノーベル生理学・医学賞選考)
「カロリンスカ研究所」に セーフコミュニティの本部
「WHO地域の安全向上のための協働センター」 を設立
世界のセーフコミュニティ活動 の代表者
レイフ・スヴァンストローム氏
⇒セーフコミュニティ活動が、社会や経済に与える影響について議論
⇒外傷予防は、単に公衆衛生の問題ではなく、所得問題などをはじめ社会
全体に影響を及ぼすという理解を深める必要がある。
⇒今後の重点テーマ 1.実効性ある活動方法の開発
2.評価の仕組みづくり
試算
2
試算
1
●社会的負担の抑制につなげる
予防活動
けがや事故
の減少 医療費等の減少は?
もう一歩 進めて!
不慮の事故が
30%減ると
・豊島区の国保の外傷による医療費 ・年間一人約30万円
・保険の利用率は1.7%
・全区民が国保加入と仮定すると ・約4,420人が利用
・その30%は1,326人 ・30万円×1,326人=
年間
約4億円
の効果
転倒骨折が原因
で要介護状態が
30%減ると
5年間で
約5億円
の効果
・豊島区の介護費用の平均は ・年間一人約178万円
・介護保険新規利用者は約200人増 ・うち転倒骨折が原因は10.2%
・約20人×30%減少=6人
・178万円×6人=約1000万円
・この新規抑制効果が5年間続くと
●ファールンの認知症高齢者施設を視察
開会式は、教会のパ
イプオルガンとコーラ
ス、バイオリンで迎え
てくれました。
●来年、豊島区で開催する国際会議をアピール
セーフコミュニティでは、
●世界会議を隔年に開催
…2011
年スウェーデン
●その間は大陸レベルの地域会議を開催
2011年第20回国際会議 スウェーデン・ファールン
2012年11月28日~30日
「第6回アジア地域セーフコミュニティ会議」 豊島区を会場としての開催が決定
としま女性外交の展開
各国からの参加者に
来年の豊島区会議のパンフを
ストックホルムでは、あらゆる
道路に自転車専用道が併設
されています。
自転車用の空気入れも
●警察、消防と地方自治体の協調関係強化
私たちの街、ベルゲンもそうだが、ノルウェーでは、多くの自治体が警察や消防との間
で、「協調関係合意書」を交わしている。
警察、消防、自治体は、安全という目標は同じでも、やはり別の組織であり、組織の
能力や取り組み方法が基本的に異なる。
「合意書」によって、地域の問題点やそれぞれの役割や作業分担に関する見解を一致
させることにより、犯罪防止により大きな効果がもたらされる。
「合意書」によって、共同作戦が効果的である問題領域を互いに認識すると同時に、
協力する効果の少ない領域についても理解することが重要である。
警察、消防と地方自治体がすでに協調している地域であっても、「合意書」により、構
造化した正式な協調関係を明確にすることによって利益がもたらされる。
防犯協会及び国家警察庁は、実際にどのような協調関係を築くか、「合意書」の作成