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建造物の調査と研究

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Academic year: 2021

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建造物の調査と研究

南都を中心とする古代建築の調査研究 これまでに蓄積 された調査研究の成果をもとに、古代建築の各部材や組 物の大きさと寸法の比例関係、ならびに構造力学からみ た架構や軸組の構造などの研究をすすめている(20〜21 頁参照)。また、建物復原に直接関連して、鵬尾、風鐸そ の他飾り金具、扁額、扉装置、築地の版築などディテー ルの調査をおこなった。

遺跡の建造物復原方法の研究 全国の建造物復原事業の 実態を、都道府県の協力を得てアンケートをとり、とく に主要な事業については現地調査をおこなったうえ、研 究集会を開催した(52頁参照)。また、類似性のある韓国 の宮殿建築等の復原状況も調査した。

平城宮建物復原実施にともなう調査研究 大極殿の復原 基本設計に関する監修や、東院四姓物復原実施設計に関

する監修協力において、古代建造物の技法及び実施上の 諸問題などの検討をおこなった。朱雀門・束院中央建物・

宮内省の復原施工の監修では、材料の選択、原寸図作成 ならびに木材加工、瓦などの原型製作などの機会に細部 技法について検討した。その他、飛鳥資料館において展 示することになった山田寺回廊再現にあたり、部材の復 原考察と展示のあり方や方法などの検討に参加した。

滋賀県近世民家調査 3ヶ年継続事業の2年度目となり、

第2次調査をおこなった(30〜31頁参照)。

鳥取県近代化遺産総合調査 2ヶ年継続事業の初年度に あたり、県内市町村による悉皆調査によって100件ほどの 詳細調査候補をリストアップし、1川目の詳細調査を実 施した(57頁参照)。

建造物保存修復の理念及び方法に関する日独共同研究 2ヶ年継統研究の初年度にあたり、ドイツ各地の都市の 町並み、さらに教会、宮殿、近代建築など個別の建造物 について、保存修復および活用の状況を現地調査した。

ドイツからも研究者を招聘した。     (木村 勉)

奈交研年ai/'1997 I 43

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