第1章 総則
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第
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章
第1 自然条件
浦安市は、東京湾の奥部に位置し、東と南は東京湾に面し、西は旧江戸川を隔て
て東京都江戸川区、北は市川市と接している。市の広がりは、東西 6.06 km、南
北 6.23 kmで、面積は 16.98 km
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である。市域の河川は、一級河川の旧江戸川、
境川、堀江川及び見明川、二級河川の猫実川がある。
浦 安 市 の 土 地 は、 旧 江 戸 川 の 河 口 に 発 達 し た 低 地 と、 そ の 約 3 倍 に 及 ぶ 公 有 水
面埋め立て事業によって造成された埋立地からなっており、おおむね平坦である。
低地は、全域が第四紀完新世(1万年前~現在にいたる地質時代)に上流から運ば
れた砂・シルト・泥が堆積して形成された。今から5千~6千年前の縄文時代には、
海面が現在よりも高く、浦安市の土地は海面下にあった。
平 成27年 の 本 市 の 気 象 概 況 は、 月 平 均 気 温 の 最 低 が 2 月 の5.9 ℃、 最 高 が 8
月の 26.5℃であった。月別降水量は梅雨期及び秋霖期に多く、特に9月において
442.5 mmとなっている。
平成 27 年の本市の年間平均気温は 16.4℃で、気候はおおむね温暖な海洋性気
候であり、平成 27 年の年間降水量は 1,419.0 mmで、全国平均より少雨である。
ま た、 全 域 が 市 街 化 区 域 で あ り、 雨 水 浸 透 域 が 少 な い た め、 都 市 の 中 心 部 の 気
温が高くなる傾向にある。
加 え て、 近 年 の 地 球 温 暖 化 に 伴 う 局 地 的 な 集 中 豪 雨 等 異 常 気 象 に よ り、 都 市 型
水害の影響を受けやすい状況である。
1. 地勢
2. 気象
出典:浦安市統計書-平成 27 年版(浦安市)
月別平均気温と降水量の推移(平成 27 年)
出典:千葉県ヒートアイランド対策ガイドライン(平成 25 年7月、千葉県環境生活部)
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第2 社会条件
平成28 年2月末現在、本市の人口は164,328人、世帯数は75,686世帯で
ある。
浦安市の人口は、昭和 43 年には2万人未満であったが、地下鉄東西線の開通や
埋立事業後の宅地開発などにより急激に増加し、昭和 63 年には 10 万人を超えた。
以後も増加傾向を維持しており、平成 24 年には、東日本大震災の影響から一時的
に減少に転じたものの、平成 26 年には再び増加に転じた。
要配慮者の状況は次のとおりである。
高 齢 者 に つ い て は、 本 市 に お け る65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 は 平 成22年 で
18,854人( 高 齢 化 率11.8 %) で あ っ た が、 平 成27年 に は25,399人( 同
15.5%)となり、本市は高齢社会に突入している。
介護保険認定者(要支援1・2、要介護1~5)については、平成 22 年度の 2,566
人から平成 26 年度には 3,453 人と 34.6%増加している。
身体障がい者等(身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者)については、平
成22年 度 の 身 体 障 が い 者 等 の 総 数3,595人 か ら、 平 成26年 度 に は4,244人
と 18.1%増加し、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付数
は 4.7%増加している。
1. 人口
人口・世帯数の推移
出典:浦安市統計書-平成 22 年版、平成 27 年版(浦安市)
介護保険認定者の推移
出典:浦安市統計書-平成 22 年版~平成 27 年版(浦安市)
高齢者(65 歳以上)人口の推移
出典:浦安市統計書-平成 22 年版、平成 27 年版(浦安市)
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本市には、約1万9千棟の建物があり、そのうち木造建物が約1万5千棟、非
木造建物が約4千棟である。なお、木造建物のうち昭和 56 年以前(建築基準法改
正以前)に建築したものは約4千棟で、概ね 27%を占めている。
木 造 建 物 は、 主 に 元 町、 中 町 に 集 中 し て い る。 特 に、 古 く か ら の 市 街 地 で あ る
元町は密集地となっている。
本市の主要な道路は、首都高速道路湾岸線、国道 357 号、主要地方道市川浦安線、 県道浦安停車場線、県道西浦安停車場線である。平成 28 年2月末日現在、市道は
延長約 230 km、橋梁は 42 箇所である。
ほ と ん ど の 道 路 は 幅 員 が 広 く 災 害 時 の 有 効 性 は 高 い が、 元 町 地 区 な ど の 建 物 密
集地には狭い道路がある。
本市の都市ガスは京葉瓦斯(株)、水道は千葉県水道局、電力は一部を除き東京
電力(株)によって供給されている。また、下水道人口普及率は、99.7%(平成
28 年2月末日現在)となっている。
本 市 内 に は、 東 京 デ ィ ズ ニ ー ラ ン ド、 デ ィ ズ ニ ー シ ー 等 を 核 と し た 国 際 的 な 観
光リゾートが舞浜地区に形成されている。
2. 建物
3. 道路・橋梁
4. ライフライン
5. 観光
外国人については、平成 18 年から平成 22 年ま
では増加していたが、東日本大震災及び外国人登録
制度の廃止を経て減少し、平成 27 年現在は 3,247
人(総人口の 2.0%)となっている。
観光客の状況については、本市は東京ディズニー
リゾートを抱えることから、県内第一位の観光入込
客数を誇っている。平成 26 年千葉県観光入込調査
報告書(平成 27 年 12 月、千葉県商工労働部観光
企画課)によると、平成 26 年の観光入込客数(延
人数)は、千葉県総数 1 億 6,800 万人に対して本
市 は4,400万 人 で、 千 葉 県 全 体 の 約26.4 % を 占
めており、1日平均では 12 万1千人に達している。
出典:浦安市統計書-平成 22 年版、平成 27 年版(浦安市)
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本市に影響を及ぼした主な風水害等は、次のとおりである。
発生年月日 被害の状況
大正6年高潮 1917. 9.30 (大正6年)
大正6年9月 24 日、フィリピン群島洋上に発生した台風は同月 30 日の夜半に当時の観測史上でもまれな超低気圧となって関東を 襲った。しかも、この日は年間を通して最も平均潮位の高い旧暦 十五夜の満月にあたっていたため、発生した高潮は一瞬のうちに 浦安を襲い、瞬く間に町内一帯は浸水。この時のようすを、アリ が柱をはいあがるように水があがってきたと語る人もいた。 この高潮により、浦安を含む東葛飾地区が被った被害は死者 44 人、行方不明1人、負傷者 115 人、建物の被害は流出 305 棟、倒壊・ 破損 2,155 棟を数えた。3kmにわたって決壊した浦安の堤防の 修復には3カ月近くを要した。
キティ台風 1949. 8.31 (昭和 24 年)
昭和 24 年8月 27 日、マーカス島の東南に発生した熱帯性低気 圧が発達し「キティ台風」と名付けられた。同月 30 日に東海道一 帯に接近し、31 日夜に関東を直撃。浦安にも大きな被害をもたら した。
浦安では来襲前日の8月 30 日から全職員を招集。消防団と協力 して、警戒態勢を整えたが、31 日は朝から豪雨で風雨は強まり午 後9時ごろには最大となった。堤防は 14 カ所、900 mにわたって 決壊、濁流が田畑を押しつぶし、畳や家財を上げる暇もないほど の早さで家々を襲った。その結果、家屋の全 ・ 半壊、流出は 390 戸に及び、水害後も赤痢の発生などにより、戦後まもない混乱期 にあった人々を苦しめた。
昭和 56 年台風 24 号 1981.10.22
(昭和 56 年)
昭和 56 年 10 月 22 日、夕方から台風 24 号の影響によって降り はじめた雨は、翌 23 日の午前2時ごろまでに瞬間最大風速 25.7 mの強い風をともなった集中豪雨となった。特に 22 日午後 10 時 から 11 時までの1時間は 64 ミリと、キティ台風の3倍にも及ぶ 雨量を記録した。
市では水防対策本部を設置し、消防団とともに 300 人を超える 職員が懸命の処理にあたったものの、記録的な大雨はさらに猛威 をふるい、市の被害は旧市街を中心に床上浸水 262 戸、床下浸水 445 戸にも及んだ。
出典:浦安市ホームページ