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修士論文・博士論文一覧|九州大学 大学院人間環境学府

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(1)

43-1

省エネルギー行動促進手法の体系化

青柳 光

1. はじめに

地球温暖化問題解決に向けた設備機器の開発・効率 向上にはいずれ限界が見えることが予想され、利用者 の意識や使い方の重要性が指摘されている。しかし、人 を対象とした研究に欠かせない学際的研究発表の場は 不足し、省エネルギー促進に関する知見は蓄積されに くいままである。そこで、本研究は省エネルギーの要で ある人に着目し、多分野の既往研究を元に、人の行動変 容の効果的な手法を体系化する。省エネルギー行動変 容における理論と状況を分類・整理し、実際の状況別に 適した手法の選択方法の提案を行う。さらに、それらを 基に実践した実験について記す。

2. 理論の分類 2.1 各理論の位置づけ

行動変容に関する理論の概要を表 1に示す。従来省 エネルギーを目的とした行動変容には、社会心理学分 野の理論である環境配慮行動の 2段階モデル

1)

や二重 動機モデル2)が用いられてきた。しかし、近年ではナッ ジや仕掛学、ゲーミフィケーション、不便益システムと いった心理学分野だけに限らない、様々な理論が提唱 されている。中でもナッジは省エネルギー行動変容の 場でも用いられ、その効果が報告されている3)。

2.2 アプローチの違いによる理論の分類

本研究では行動を促す側を被行動者、促される側を 行動者と呼ぶ。表1 を元に整理した各理論の性質を表 2 に示す。被行動者のアプローチ、行動者の意識、行動 者の目的の 3点で整理した。例えばゲーミフィケーシ ョンを省エネルギー行動に応用すると、省エネルギー という主目的以外にゲームを楽しむという副目的があ る。このような性質から、各理論におけるアプローチの 直接性と間接性に着目し、論理的アプローチと直感的 アプローチに分類した。各アプローチの利点と欠点を 表 3に示す。環境配慮行動の社会心理学に代表される 論理的アプローチは、省エネルギーや環境問題の重要 性や省エネルギーによる経済的メリットを説き、行動 を促す。対して、ナッジ等の直感的アプローチは行動者 の目的意識が省エネルギーであるかどうかにはこだわ らず、意識的もしくは無意識的に行動を誘発する。すな わち、論理的アプローチは省エネルギー自体を目的と するが、直感的アプローチは省エネルギーを行動の結 果として捉える。また、省エネルギー行動変容には行動 者に飽きさせないことが必要であり、行動者への新鮮 さの提供や、継続性も重要である。以上の特徴を整理し た理論の分類を図 1 に示す。

表 1 行動変容に関する理論の概要

表 2 各理論の性質

表 3 論理的・直感的アプローチの利点と欠点

図 1 アプローチの違いによる理論の分類

理論 提唱者 提唱された分野

論文掲載年 (書籍出版年)

着眼点

環境配慮行動の2段階モデル 広瀬幸雄 社会心理学 1994(1995) ・環境配慮行動の態度と動機形成のタイムラグによる態度と行動の不一致 行動変容のステージモデル

ジェイムス・オー・プロチャスカ カルロ・シー・ディクレメンテ

心理学 (1995,邦訳2005)

・禁煙や減量、アルコール依存症等の不健康行動

環境配慮行動の二重動機モデル 広瀬幸雄 大友章司

社会心理学 2007(2008)

・環境配慮行動の一時的に見られる手抜き行動

ナッジ

リチャード・セイラー キャス・サンスティーン

行動経済学 (2008,邦訳2009)

・完全無欠の「エコノ」と現実社会の「ヒューマン」の行動の違い ・選択肢を増やすことによる間接的な誘導

ゲーミフィケーション 井上明人 情報学 (2012) ・ゲーム要素の応用による社会やビジネスの問題解決 不便益システム 川上浩司 人工知能学 2009(2017)

・過度に便利を追求することによる害 ・不便にすることによる益

仕掛学 松村直宏 人工知能学 2011(2016) ・ついしたくなる「仕掛け」による社会問題解決

理論 被行動者のアプローチ 行動者の意識 行動者の目的

環境配慮行動の社会心理学 直接的 意識的

行動経済学(ナッジ) 無意識的

仕掛学・ゲーミフィケーション

不便益システム 直接的

主目的のみ 間接的

副目的あり 意識的

利点 欠点

論理的 アプローチ

・意義を理解した行動誘発が可能 ・行動が定着すれば、介入効果は長い

・行動や意識の定着までに時間がかかる ・意識の定着度は進行状況を把握しづらい

直感的 アプローチ

・気軽に行動してもらえる ・状況にあわせてアレンジがしやすい ・手法のバリエーションが豊富 ・短期間でも効果が出る

・いずれ飽きの問題が生じる

・行動の意義をわかっていない場合もある

理論 継続性 行動者が感じる 価値観の新鮮さ 省エネルギーの

位置づけ

省エネルギー行動変容の アプローチ

省エネルギー=目的

環境行動の 社会心理学

不便益 システム

省エネルギー=結果

ナッジ

仕掛学 強

(2)

43-2 3. 状況の分類

省エネルギー行動変容の状況を、行動者のタイプと 被行動者にとっての場面のレベルで分類する。 3.1 行動者の省エネルギーに対する姿勢:タイプ分類

年齢等のデモグラフィック属性及びパーソナリティ 属性と環境配慮行動の実践度には関連性がないと指摘 されている

4)

。つまり、社会階層、世帯収入、教育水準 の高い人が環境配慮行動の実践度が高いわけではなく、 環境配慮に対する姿勢と実践度が関係している。そこ で行動者の新たなタイプ分類を図 2 のように整理した。 実際の省エネルギー行動の有無と環境問題の重要性に 対する気づきの有無の 2軸によって①元々する、②な んとなくする、③見て見ぬふり、④気づいていない、の 4 タイプに分類した。この分類は、なぜ行動しないのか 等という心理面に関する観点を除外することで、専門 的な調査や知識なしに分類できる。さらに、今まで省エ ネルギー行動促進の場では着目されにくく、肯定され にくかった②なんとなくするタイプを分類できる。 3.2 被行動者の省エネルギー促進設定:レベル分類

省エネルギー行動変容の事例を収集し、典型的な要 素を抽出した。さらに各要素が論理的アプローチ向き か直感的アプローチ向きか分類するために各事例に表 4 に示す状況別点数を付け特徴の抽出を行った。点数は

被行動者に期待する行動の数と、行動変容の成果を出 したい期間、及び行動を促す手段としての計測機器や 専門家の要・不要によって付ける。直感的アプローチに 見られる特徴を 1点、論理的アプローチに見られる特 徴を4 点、両方に見られる特徴を2 点とすることで論 理的アプローチが適しているものほど高い点数となる ようにした。全 15 の代表事例について各要素の合計点 数を表5 に示す。合計点数に応じたレベル分けを行い レベル 1(1 点以下)は直感的アプローチが向いている と考えられるもの、レベル 3(11 点以上)は論理的アプ ローチが向いているものと判定する。代表事例の手段 をフィードバック、省エネルギー教育、デバイス、ポス ターの 4 種類に分類し、15 の代表事例をターゲットの タイプと合計点数のマトリクス上に表現したものが図 3 である。各記号の形は手段を、パターンはアプローチ の種類を、番号は表 5 の事例番号を表す。

事例番号 1 の照葉 C O2ゼロ街区居住者への紙フィー

ドバックを例に挙げると、論理的アプローチと直感的 アプローチの中間であり、②元々するタイプと③見て 見ぬふりタイプに向けた事例であることが分かる。フ ィードバックによって複数の行動の喚起を目的として おり、期間は冬期又は夏期の 1季節間、作成にあたり 専門家が必要となることから 10 点となった。

図 2 行動者のタイプ分類

表 4 状況別点数とレベル

表 5 代表事例のタイプとレベル一覧

図 3 タイプとレベルのマトリクス

点数 3つ以下 2 4つ以上 4 1週間以内 1 3ヶ月以内 2 3ヶ月- 4 計測機器 2 その他機器 1 専門家 2 4 レベル

1 2 3 リソース

必要 不要 レベル付けの要素

ターゲット 行動の数

期間

~7 8~10 11~ 合計点数 ②なんとなく

する

①元々する

(たまにしない)

④気づいて いない

③見て見ぬふり 気づいて

いない

行動する

気づいて いる

行動しない

論理的 直感的 ①元々

する

②なんと なくする

③見て見 ぬふり

④気づい ていない

点数 レベル

値 1フィードバック(紙) 照葉CO2ゼロ街区居住者への紙フィードバック 青柳光

◎ 〇 〇 〇 10 2

2フィードバック(紙) Opower社の紙フィードバック 住環境計画研究所

◎ 〇 〇 〇 8 2

3フィードバック(紙) ライフスタイルに合わせた省エネ行動提案 浦田麻衣

〇 〇 〇 〇 〇 10 2

4フィードバック(Web)Webサイトによるフィードバック 田中理恵 〇 〇 〇 〇 〇 13 3

5省エネ教育 照葉公民館での省エネルギーすごろく 池山佳幸 〇 〇 12 3

6省エネ教育 エネルギー環境教育用カード教材 堤端一徳 〇 〇 12 3

7省エネ教育 省エネ教育の持続性 富治林希宇

〇 〇 8 2

8省エネ教育 住宅模型作成する省エネ教育 菅原正則

〇 〇 12 3

9省エネ教育 ゲーミングシミュレーションを用いた省エネトランプ 杉浦淳吉

〇 〇 12 3

10デバイス 創エネハウスでの電力・給湯通知デバイス実験 青柳光 〇 〇 〇 10 2

11デバイス 家電製品のエコロジカルな使用を促す表示方法 杉本美貴

〇 ◎ 〇 〇 8 2

12デバイス 事務所ビルにおけるクールスペース実験 池山佳幸 〇 〇 〇 7 1

13ポスター 大学研究室での省エネ意識および行動に与える影響 元吉忠寛

〇 〇 〇 8 2

14ポスター ビジネスホテルでのポスター掲示 糸井川高穂 〇 〇 〇 7 1

15ポスター ゴールプライミングを用いたポスター 大友章司

〇 〇 8 2

レベル 代表執筆者

事例 番号

手段 論文・研究概要

アプローチ タイプ 記号の凡例

■:フィードバック ★:省エネ教育 ●:デバイス実験 ▲:ポスター パターンの凡例

(3)

43-3 4. 状況別の理論と手法

図 3 を基に状況別にどのような手法・理論が適して いるかを整理する。表6 に各理論とタイプの対応を示 す。環境配慮行動の社会心理学は、全てのタイプにあて はまる万能型であるため、その他の理論と区別し、タイ プごとにモデルと有効なアプローチを示す。表 6 の理 論の対応を図 3のマトリクス上に反映したものを図 4 に示す。図 4 からタイプ及びレベル別にどの手法が適 しているかを判断できる。レベル 2は複数の理論が当 てはまる領域である。複数対応する理論があるマスの 場合、図 1 を参考に 1 つの理論を選択するか、アプロ ーチの種類が異なる際には論理的アプローチの理論を 軸に、直感的アプローチの理論を組み合わせ複合的ア プローチとすることとなる。

以上の理論と状況の分類から整理した省エネルギー 行動変容の計画手順を図 5 に示す。手順は 3 段階であ る。①状況の整理では、3 節で述べたように行動者のタ イプと被行動者のレベルを把握する。レベルは用いよ うとする手法等から表 4 に従う採点を行って判断する。 ②理論と手法の選択では、算出したレベル値からアプ ローチを選択する。レベルが高いほど論理的アプロー チ、低いほど直感的アプローチ向きである。さらに図 4 を参考に理論を選択し、各理論で推奨されている概念 を用いて手法を選択する。

5. 状況別実験

ここでは表 5 の事例番号 1 紙フィードバックと事例 番号 6 デバイス実験を例に、図5 に基づく手法選択と その実験結果について示す。事例 1は環境配慮行動の 社会心理学とナッジの理論を、事例 6は仕掛学の理論 を用いて実験を行った。

5.1 論理的アプローチ:紙フィードバック送付 アイランドシティ照葉の C O2ゼロ街区では街区全体

での C O2収支ゼロを目指しているが、未達成である 5)

。 そこで、2017 年度冬期は昨年度のデータを基に 11 月に 今冬の目標値を送付し、3 ヶ月後に再び結果を送付する 紙フィードバックを作成した。作成した紙フィードバ ックを図 6 に示す。Ⅰ.まち全体の C O2排出量, Ⅱ.昨冬

の自宅のエネルギー使用量, Ⅲ.省エネルギーアドバイ スの 3 段構成である。Ⅰでまち全体での C O2収支ゼロ

達成に必要なエネルギー削減量を示し、Ⅱで昨冬の電 気とガスの使用量を街区平均と街区の上位 5世帯(省 エネ上手な世帯)の平均と比較する。さらに、エネルギ ー使用量の比較を3 つに分類し Great, Good, Not Good の評価を顔マークと共に併記した。Ⅲでは電気とガス の省エネルギーアドバイスを 2 つ記した。

表 6 より、対象街区では社会規範評価と実行可能性 評価の強化が有効であると判断した。したがって、Ⅰ, Ⅱでは、自宅のエネルギー情報だけでなく、街区と比較 した情報を載せ、社会規範要素を取り入れた。Ⅲでは、 具体的な省エネルギー行動の例を載せ、実行可能性評 価要素を入れた。加えて、送付を 2 回に分けて冬期 3 ヶ 月間の評価をフィードバックすることで、目標意図と 行動意図の結びつきの強化を狙った。さらに、顔マーク によってナッジの要素

3)

を取り入れた。

表 6 各理論とタイプの対応

図 5 省エネルギー行動変容の手順 図 4 マトリクスにおける理論の対応

図 6 冬期フィードバック

①元々する ②なんとなくする ③見て見ぬふり ④気づいていない

環境配慮行動の 社会心理学

二重動機モデル (実行可能性評価の強化)

2段階モデル (環境認知の変容)

2段階モデル (行動評価の変容、 目標意図と行動意図の 結びつきの強化)

2段階モデル (環境認知の変容、

行動評価の変容)

不便益 不便益 不便益

直感的 ゲーミフィケーション 仕掛

ナッジ 仕掛学 ゲーミフィケーション

ナッジ 仕掛学 ゲーミフィケーション アプ

ローチ

タイプ

論理的

その他の理論

①状況の整理 • 行動者の要素

(タイプの把握) • 被行動者の要素の点数

化 (レベルの把握)

②理論と手法の 選択 • アプローチの選択

(レベルから) • 理論の選択

(レベル×タイプから) • 手法の選択

(4)

43-4 5.2 直感的アプローチ:住宅でのデバイス実験

燃料電池設置住宅での省エネルギーには、電力及び 給湯負荷の平準化がある。しかし、リアルタイムの電気 消費量や給湯の適切な使用タイミングの把握は煩雑で 難しい。そこで、本実験では電力と給湯の状態を音と光 で通知するデバイス機器の開発と、サイン提示による 行動変容実験を行った。

表 7に実験概要と被験者一覧を示す。10 組20 名の 世帯に燃料電池がある実験住宅で一泊してもらい、デ バイスを見て省エネルギー行動をしてもらった。仕掛 学における視覚と聴覚のフィードバックによってネガ ティブな期待の誘発を狙った。実験全体についてのア ンケート結果を図 7に、省エネ行動に対する回答の変 化を図 8 に示す。図 7 より、デバイスを好意的に受け 入れた人が全体の約 7 割以上を占める。デバイスによ って省エネルギーを意識できた人は 9割を超え、今後 の継続性についても半数程度が実践できると回答した。

図 8より、こまめに電気を消す、暖房時設定温度を下 げるという行動が実験に関わらず人気である。暖房機 器や調理家電の時間をずらすという行動は実験によっ て大幅に認知度と実行度が上がり、実験以外でも継続 して行えるという回答が多い。11 歳と 13 歳の子供がい る世帯 3 の電気使用量と電子音のタイミングを図 9 に 示す。電気使用量の電子音が鳴った直後から 15 分以内 に、電気使用量が大幅に減少している。

6. おわりに

本報では省エネルギー行動変容促進の理論と手法を 体系化し、手順を提案した。さらに、それらに基づいて 論理的・直感的アプローチの両方から行動変容実験を 行った。今後は、収集事例数を増やしてレベル分類の精 度を上げると共に、各理論での実験数を増やし、その効 果を明らかにしていく。

【謝辞】本研究を進めるにあたり、福岡市役所、西部ガス株式会社、積水ハウス株式会 社の関係者の方々に多大なご協力をいただきました。ここに記して謝意を表します。 【参考文献】

1) 広瀬幸雄:環境配慮的行動の規定因について, 社会心理学研究,第10巻,1号, pp.44-55,1994 年

2) Ohtomo, S . & Hirose, Y .: T he dual-process of reactiQe and intentional decision- making inQolQed in eco-friendly behaQior. , J ournal of E nQironmental Psychology, 27, pp.117-125, 2007.

3) 住環境計画研究所:平成27年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業( エネルギ ー使用状況等の情報提供による家庭の省エネルギー行動変容促進効果に関する調査) , pp.54-62, 2016 年 3 月

4) 西尾チズル:エコロジカル・マーケティングの構図, 有斐閣, 1999.12

5) 青柳光, 他: C O2収支ゼロを目指す住宅街区に関する研究 その 3 C O2収支の経年変 化分析と居住者へのフィードバック, 日本建築大会九州支部報告( 予定) , 2018 年 3 月

図 8 省エネ行動に対する回答の変化

図 9 世帯 5 の電気使用量・アラート状況 図 7 実験全体についての回答

表 7 実験概要と被験者一覧

0 2 4 6 8 10 12 14 16 暖房機器(エアコン等)の使い始める時間を各室でずらす

暖房時、設定温度を下げる

洗濯機の乾燥機能の使う時間をずらす

ドライヤーの時間をずらす

ドライヤーの温風モードを使用しない

炊飯器での炊飯の時間をずらす

炊飯器の保温機能を使用する

調理家電の使う時間をずらす

調理の下準備の時間をずらす

食器洗浄機の使う時間をずらす

こまめに電気を消す

掃除機の使う時間をずらす

各人の入浴する間隔をあける

湯張りを分割して行う

食器洗いを分割して行う

1

2

3

4

5

6

7

8

9

1

0

1

1

1

2

1

3

1

4

1

5

全体の回答数 実験前から実行 実験中実行 実験以外でもできるか

3

7

9

10

6

8

4

1

11

8

8

9

6

6

5

1

3

4

3

1

7

6

4

8

3

1

0

0

1

0

0

3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

デバイスの表示は分かりやすかった

デバイスがあることで普段より楽しく 取り組めた

デバイスの表示を見て省エネ行動を 実践した

省エネを意識して行動できた

今後家庭内でも省エネ行動を継続し て実践できると思う

光の通知は分かりやすかった

音の通知は分かりやすかった

通知頻度

Q

2

-1

Q

2

-2

Q

2

-3

Q

2

-4

Q

2

-5

Q

3

-1

Q

3

-2

Q

4

-1

回答割合

あてはまる ややあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない

世帯 番号

年齢 属性人数 1 30代 夫婦 2 2 30代 夫婦 2 3 50代 夫婦 2 4 20代 単身 1 5 30代,10代親子 4 6 40代 夫婦 2 7 50代 夫婦 2 8 30代 夫婦 2 9 50代,20代親子 2 1020代 単身 1 期間 2017年11月17日~2017年12月21日の平日

時間 宿泊当日の夕方から翌朝まで(一日一世帯)

計測 項目

エネファーム(PEFC)発電電力量 買電量

タンク温度5点

実験の 流れ

1.夕方実験住宅に到着

2.実験の主旨と省エネルギー行動例の説明  アンケート実施

3.宿泊(調理、入浴などの生活行動をとる) 4.翌朝アンケート実施・退去

デバイス

Rapberrypiを使った①電子音と②LED表示 ①設定値を超えた際にブザー音 ②設定値に近づくほど青から赤に点灯

20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

0 500 1000 1500 2000 2500

12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 11:00 [℃] [W]

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