• 検索結果がありません。

スライド 1

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "スライド 1"

Copied!
43
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

農業分野での障害のある人の

雇用促進に向けて

岡山地域農業の障害者雇用促進ネットワーク

(2)

1 障害のある人の就労の状況

障害のある人の中でも、特に知的障害者、精神障害者の常用雇用は尐ない

就業している人のうち常用雇用されている人の割合

身体障害者 48.4%

知的障害者 18.8%

精神障害者 32.5%

総計 うち就業者 就業者のうち常用雇用されている人の割合 身体障害者 1,344千人 578千人(43.0%) 48.4% 知的障害者 355千人 187千人(52.6%) 18.8% 精神障害者 351千人 61千人17.3%) 32.5% 資料:身体障害者、知的障害者及び精神障害者就業実態調査の調査結果 (平成18年7月1日現在、平成20年1月18日厚生労働省発表) 常用雇用:1週間当たりの労働時間が20時間以上で期間の定めなく雇用されるもの 表1 身体障害者、知的障害者及び精神障害者就業状況(推計) 3ページ 3ページ

(3)

(参考)知的障害者、精神障害者とは

知的障害者とは

法令上、知的障害の定義は存在しない。知的障害の原因はさまざまであるが、一

般的には、発症が概ね18歳までの発達期であり、明らかに平均以下の知的能力で、

身辺処理能力や社会生活上の困難さといった適応能力の不足が認められ、何らか

の援助が必要な状態にある人とされている。

岡山県・市の判定基準では、概ねIQ75を目安としており、知的能力と社会適応能

力を総合的に踏まえて判定している。なお、児童相談所または知的障害者更生相談

所において知的障害と認定されると「療育手帳」が交付される。

精神障害者とは

精神疾患(精神障害)を有する人のことを言う。法令上(精神保健福祉法)の定義

は、統合失調症、精神作用物質(アルコールなどの嗜好品、麻薬、覚醒剤など)によ

る急性中毒又はその依存症、知的障害、精神物質その他の精神疾患とされている。

統合失調症として一般的に知られている症状としては、ある行動ができなかったり、

感情をコントロールできなくなったり、妄想・幻覚を発症する。一部の症状は、薬剤を

服用することによって抑制することが可能である。

障害の程度を判定することによって「精神障害者保健福祉手帳」が交付される。

ネットワーク会員監修 ただし、精神障害者については「フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)」から抜粋

(4)

2 農業の福祉的効果

園芸療法

園芸福祉

栽培や動物とのふれ合いによる

「心身の癒し」効果

心や体のリハビリ、社会復帰、生き

る力の回復を目的

花などの栽培を通じて、より幸福に

生きることを目的とした活動

老人介護施設に

おける花の栽培

など

社会福祉施設に

おける農業生産

活動 など

(5)

3 農業と福祉の連携

ニーズの合致

☆ 自立した日常生活

や社会生活の実現

地域で自立して暮らす

ためには就労(雇用)

の場の確保が必要

農業法人等への障害の

ある人の雇用の促進

☆ 農業従事者の減尐、

高齢化の進展

女性、高齢者、障害

のある人など多様な

人材が活躍できる環

境づくりが急務

☆ 社会貢献

農と福祉の連携

農業分野のニーズ

福祉側のニーズ

(6)

4 障害のある人の受け入れに当たって

○ 工夫次第で貴重な労働力として期待できる

○ 障害のある人の雇用促進という社会的要請に貢献

○ 職場の雰囲気が和む

障害のある人の得意な作業、不得意な作業

<知的障害のある人>

○ 根気強く、繰り返し教える必要がある

○ 早朝、長時間の作業については不得意としない場合がある

○ 複雑な工程を経ない繰り返し作業を得意とすることが多い(ただし、「大体こ

れぐらいでいい」というあいまいな基準に基づく作業は不得意)

<精神障害のある人>

○ 複雑な工程でも慣れれば大丈夫

○ 自分で工夫して取り組むことができる

○ 体調によって作業に波が生じる(勤務時間、勤務日数は柔軟に設定する必

要がある)

○ 早朝作業などの不規則な出勤は不得意とする人が多い

○ 薬を服用している人もいるので配慮が必要

障害のある人の受け入れメリット

(7)

5 就労に向けた支援施策(就労段階的イメージ)

職 場 定着期 ○基礎体力向上 ○集中力、持続 力等の習得 ○適正や課題の 把握 など ○職場習慣の確立 ○マナー、あいさつ、身なり等の習得 など ○施設外就労 ○職場見学・実習 ○求職活動 ○職場開拓 など

再チャレンジ(就労継続支援事業)

P20

就労移行支援事業

P18 就職後の継続 支援

職場適応訓練

P14

トライアル雇用

P12 特 別 支 援 学 校 卒 業 生 離 職 者 在 宅 者 特別支援学校の 現場実習 P8 就労移行支援体制加算 (就労移行支援事業所)

精神障害者社会適応訓練

P16 就 職 後 6 ヶ 月 通所前期 (基礎訓練期) 通所中期 (実践的訓練期) 通所後期 (マッチング期)

訪問期 (フォロー期) 未就職 の場合 離職の 場 合

P10

(8)

5 就労に向けた支援施策 その1<特別支援学校が行う現場実習>

特別支援学校が行う現場実習とは

【目的】 特別支援学校の学習の一環として、生徒たちが進路選択の参考とする

ために行います。実際に事業所等(農家を含む)で働くことを通して、働くことに対

しての意欲、職業自立に向けての心得や態度など、働く際に必要な力を付けるた

めに行うものです。

【期間】 現場実習の期間は、1~3週間程度です。

【サポート体制は?】 現場実習は特別支援学校の学習の一環として行いますの

で、特別支援学校の教員が巡回指導します。

【実習受入側の準備は?】 現場実習を受け入れていただく農業者側の準備は

特段必要ありません。食事、実習現場への交通手段など必要なことは全て事前

に相談させていただき、特別支援学校や実習生が準備します。また、報酬や交通

費などは一切かかりません。

【実習受入の連絡や相談先はどこ?】 実習受入についての相談や、現場実習を

受け入れてくださる際の連絡は、最寄りの特別支援学校にお願いします。

(9)

5 就労に向けた支援施策

<特別支援学校が行う現場実習のイメージ>

特別支援学校

実習受入事業所等(農家)

生徒

教員

巡回指導

実習の受入連絡/相談

(10)

5 就労に向けた支援施策 その2<障害者委託訓練>

障害者委託訓練とは

【目的】 高等技術専門校の委託を受けた事業所(農家を含む)において、障害の

ある人の職業訓練を行うことを通じて雇用(就労)の促進を図ろうとするものです。

この訓練によって、障害のある人は就労に必要な知識・技能を習得することがで

きます。

なお、受講生(訓練生)は、訓練修了後、引き続き訓練実施事業所等において

就労できる場合もあります。

【訓練の受講を希望する場合の申込先はどこ?】 訓練の受講を希望する場合

は、ハローワークに「求職登録障害者」として登録する必要があります。

【訓練の受託を希望する事業者の申込先はどこ?】 訓練を委託する高等技術

専門校または県庁産業労働部労働政策課にお問い合わせ下さい。

【委託訓練を受講、受託した際のメリットは?】

○受講生(訓練生)・・・・・・・一定の要件に該当する場合は、訓練・生活支援給付

を受けられます。

○訓練受託先(農業者)・・・受講生(訓練生)1人につき月額上限6万円(最長

3ヶ月)が委託料として支払われます。

【訓練期間】 原則として3ヶ月以内です。

(11)

5 就労に向けた支援施策 <障害者委託訓練 のイメージ>

岡山県立北部高等技術専門校

岡山県立南部高等技術専門校

または県庁産業労働部労働政策課

事業所(農家)

訓練(原則3ヶ月以内)

委託

訓 練 を 希 望 す る 障 害 の あ る 人 訓練・生活支援給付 委託料:上限6万円/受講生(訓練生)1人・月 ハローワーク

求職登録

訓練受託申込み

中央職業能力開発協会

(12)

5 就労に向けた支援施策 その3<トライアル雇用>

トライアル雇用とは

【目的】 障害のある人の雇用経験がないために障害のある人の雇用をためらっ

ている事業所(農家を含む)に、障害のある人を試行雇用(トライアル雇用)の形

で受け入れていただき、本格的な障害のある人の雇用(常用雇用)に取り組む

きっかけ作りを進めることを目的としています。

【期間】 原則として3ヶ月です。

【トライアル雇用を希望する障害のある人の申込先はどこ?】 トライアル雇用を

希望する障害のある人は、ハローワークの「求職登録障害者」として登録する必

要があります。

【トライアル雇用を希望する事業者の申込先はどこ?】

事業所を管轄する

ローワークでトライアル雇用に係る「求人申し込み」を行ってください。

【トライアル雇用を行う際のメリットは?】

○対象者・・・雇用契約を締結するので最低賃金以上が支払われます。

○雇用事業所(農家)・・・対象者1人につき月額4万円(最長3ヶ月)がトライアル

雇用奨励金として支払われます。

※注意点 1 雇用契約を締結しなければなりません。(労働関係法令の適用を受け

ます。)

2 トライアル雇用期間終了後に、必ず常用雇用されるとは限りません。

(13)

5 就労に向けた支援施策 <トライアル雇用 のイメージ>

トライアル雇用を希望

する障害のある人

ハローワーク

事業所(農家)

求職登録

求人

トライアル雇用奨励金 4万円/対象者1人・月 トライアル雇用(原則3ヶ月)

最低賃金以上

常用雇用への

可能性

トライアル雇用期間終了後

奨励金

(14)

5 就労に向けた支援施策

その4<職場適応訓練>

職場適応訓練とは

【目的】 職場適応訓練は、訓練終了後に引き続き雇用する見込みがある事業所

において、障害のある人の能力に適した作業を実地訓練として行うものです。障

害のある人が、この訓練によって職場の環境に慣れ、訓練終了後は当該事業所

に雇用してもらうことを期待して実施します。

【訓練期間】 原則として6ヶ月以内です。

(中小企業及び重度の障害者に係る訓練の場合は 1年以内)

【訓練の受講を希望する障害のある人の申込先はどこ?】 訓練の受講を希望

する障害のある人は、ハローワークに「求職登録障害者」として登録する必要が

あります。

【訓練の受託を希望する事業者の申込先はどこ?】 職場適応訓練は、県知事

等の委託を受けた事業所(農家を含む)で実施します。訓練を希望する事業所は、

事業所を管轄するハローワークで相談・申請を行ってください。

【訓練を受講・受託した際のメリットは?】

○受講生(訓練生)・・・・・訓練手当が支払われます。(訓練生の居住地域で異な

ります。岡山市の場合で4,310円/日)

○訓練受託先(農家)・・・受講生(訓練生)1人につき24,000円/月(重度障害

者の場合25,000円)が委託費として支払われます。

(15)

5 就労に向けた支援施策 <職場適応訓練のイメージ>

ハローワーク

(委託費:24,000円/受講生(訓練生)1人・月) 訓練受託申込み

事業所

(農家)

登録 訓練手当の支給 ※ 訓練手当 岡山市、倉敷市 (1級地)4,310円/日 玉 野 市 (2級地)3,930円/日 その他の地域 (3級地)3,530円/日

訓練を希望する

障害のある人

訓練内容、事業所の 適格性等の協議 (重度障害者の場合25,000円/受講生(訓練生)1人・月)

(16)

精神障害者社会適応訓練とは

【職親とは】 この訓練を行っていただける協力事業所のことを『職親』と呼びます。

【訓練受入期間】 原則として6ヶ月(ただし、必要に応じて、一回の更新が可能

(通算1年)です。 また、就労(雇用)が見込まれる場合は、さらにもう一回の更

新が可能です(最長1年半)。

※岡山県の場合

【助成金は出るの?】 訓練生1人につき日額1,000円(4時間を超えると250

円/時間を加算。ただし、1日の最高額は2,000円)が委託料として職親に支

払われます。

※岡山県の場合(平成22年5月現在)

5 就労に向けた支援施策 その5<精神障害者社会適応訓練>

【目的】 精神障害のある人を対象に、協力事業所(「職親(しょくおや)」といいま

す。)の下で、一定期間作業を行うことによって生活リズムを整え、作業能力、対

人能力や環境適応能力などを取り戻す訓練を受け、社会的自立(社会復帰)を図

ることを目的とします。

【職親の登録や相談先はどこ?】 職親の登録やこの事業の相談については、

最寄りの保健所にご相談下さい。

(17)

5 就労に向けた支援施策 <精神障害者社会適応訓練 のイメージ>

(基本 1,000円/日・4時間)

訓練を希望する

障害のある人

保健所

協力事業所

(農家)

協力事業所で訓練

委託料

(18)

5 就労に向けた支援施策 その6<就労移行支援事業>

就労移行支援(一般)事業とは

【目的】 一般企業等への就労などを希望する障害のある人に対して、関係機関と連携した 実習等を行うことによって就労に必要な知識・技能を習得してもらうほか、障害のある人の適 性にあった職場探しなどを通じて求職活動から就労後の職場定着までの支援を一貫して行 います。 ※雇用契約は締結しません。 【訓練期間】 2年(24ヶ月)以内です。(基本的に1回限りの利用です。) 【事業内容】 一定期間にわたる計画的なプログラムに基づいて、事業所等での作業・実習の 実施、障害のある人の適性にあった職場探しや職業習慣の確立、マナーやあいさつなどの 習得等就労後の職場定着のための支援を行い、就労に必要な知識、能力の向上、職場訪問 等などによる企業等とのマッチングを行います。 【助成金などは出るの?】 事業を実施する事業所には、障害のある人1人につき給付費 (6,470円~/1日)※が支払われます。 ※(代理受領の場合) また、この事業を利用して、企業等または就労継続支援事業(A型)事業所に一定割合の 人が就労した場合には、報酬の加算があります。 【事業の実施を希望する場合はどこに相談するの?】 事業の実施を希望する事業者は、事 業所所在地を管轄する県民局健康福祉部健康福祉課にご相談下さい。 【支援を受けたい障害のある人の相談先はどこ?】 この支援を希望する障害のある人は、 最寄りの市町村の障害福祉部局、または障害者就業・生活支援センターにご相談下さい。 【注意点】 ① 就労移行支援事業所として県知事の指定を受ける ② 障害のある人の利用定員が20人以上であること など

(19)

5 就労に向けた支援施策 <就労移行支援事業のイメージ>

事業を受けたい

障害のある人

県(県民局)

事業を実施したい

事業所(農家)

作業・実習

給付費(基本額) 6,470円~/障害

のある人1人

障害者就業・生活支援センター

相談

事業実施事業所の紹介

市町村

支給決定

障害のある人の紹介

(20)

5 就労に向けた支援施策 その7<就労継続支援事業>

就労継続支援事業とは

※ 就労継続支援事業には雇用契約を締結するA型と雇用契約を締結しないB型が

ありますが、ここではA型について説明します。

【事業の目的】 事業主と障害のある人との間で『雇用契約を締結』します。

① 就労移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった者

② 特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった者

③ 企業等における就労経験があるが現在は雇用の状態にない者

を対象に、事業所で就労機会を提供し、一般企業での就労に必要な知識・能力の向上を図り

一般企業への就労を目指します。

【利用期間】 利用期間、回数の制限はありません

※(ひと月の利用上限日数の制限があります)

【注意点】 ① 労働関係法令を遵守する

② 障害者の利用定員が10人以上であること

③ 就労継続支援事業A型事業所として県知事の指定を受ける など

【問い合わせ先はどこ?】 この事業のことをお知りになりたい事業者は、県民局健康福祉

部健康福祉課にご相談下さい。

雇用を希望する障害のある人は、最寄りのハローワークにお問い合わせ下さい。

【助成金などは出るの?】 事業所に対し、障害のある人1人につき給付費(4,240円~/1日)

が支払われる(代理受領の場合)ほか、特定求職者雇用開発助成金

(障害の程度で金額、支

払期間が異なります。重度障害のある人の場合、雇用者1人当たり最高10万円/月(最長2

年))

が支払われます。

(21)

6 就労に向けた支援施策のまとめ

施 策 名 期 間 助成金等の内容 特別支援学校が 行う現場実習 問い合わせ先 1~3週間程度 なし 特別支援学校 障害者委託訓練 原則として3ヶ月以内 訓練生:訓練・生活支援給付 事業所:上限6万円/月・訓練生1人 高等技術専門校 トライアル雇用 原則として3ヶ月 訓練生:最低賃金 事業所:4万円/月・対象者1人 職場適応訓練 原則として6ヶ月 以内 訓練生:訓練手当4,310円/日 (岡山市、倉敷市の場合) 事業所:24,000円/月・訓練生1人 精神障害者社会 適応訓練 事業主:原則1,000円/日・訓練生 1人(1日の最高額2,000円) ハローワーク ハローワーク 保健所 就労移行支援 事業(一般) 2年以内 事業所:給付費6,470円~/日・障害 のある人1人(代理受領の場合) 事業主:県民局健康福祉部 健康福祉課 障害のある人:障害者就業・ 生活支援センター等 就労継続支援 事業(A型) なし ※ただし、ひと月 の利用上限日数 の制限あり 事業所: ○給付費 4,240円~/日・障害のある人1人 ○特定求職者雇用開発助成金 最高10万円/月・重度障害のある人1人(最 長2 年) 事業主:県民局健康福祉部 健康福祉課 障害のある人:ハローワーク

※ 訓練や事業を実施したり、助成金等の対象となるには、さまざまな要件があります。

原則として6ヶ月 (最長18ヶ月) 参照 P8 P10 P12 P14 P16 P18 P20

(22)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠)①

雇用状況

H22年4月1日現在

知 的

12人

精 神

13人

身 体

0人

合 計

25人

今後の雇用目標

現状より5名増加

(30名)

雇用する場合の募集先

ハローワーク西大寺(岡山市西大寺)

経営規模(平成22年4月1日現在)

水稲 6.4ha

そ菜(にんにく、なす、ピーマン、アスパラガス、イチゴ等) 30a

(23)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠) ②

きっかけ

以前より障害のある人の雇用に興味を持ち、イチゴの高設栽培導入を契機

に障害のある人の雇用をスタート

○ 親戚に厚生労働省に勤務していた人がいて、以前から障害のある人の雇用に興味があったこと

○ 14年ほど前(平成8年頃)にイチゴの高設栽培(香川県のらくちんシステム)を導入した際、ハ

ウス内で車イスの進入・作業が可能であることがわかったこと

経 緯

○障害のある人を雇用していた知人が、岡山県精神障害者社会適応訓練事業を紹介してくれた

本事業の「職親」として岡山市へ申請

平成 9年 精神障害者社会適応訓練事業で障害のある人の訓練受入をスタート

16ページ

平成19年 9月

就労継続支援事業(A型)の手続き開始

平成19年11月

NPO法人として認定

平成20年 2月

就労継続支援事業A型事業所として県知事の認証

平成20年 5月

就労継続支援事業(A型)を開始

20ページ

(24)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠) ③

精神障害者社会適応訓練

【職親の登録や相談先はどこへ?】 岡山市保健所健康づくり課と岡山県備前保健

所に相談しました。

就労継続支援事業(A型)

【相談・申請先は?】 岡山県備前県民局健康福祉部健康福祉課に相談しました。

障害のある人を受け入れる際の相談先

(25)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠) ④

作業内容

○ 除草作業(草刈り機使用も)

○ 苗の植え付け

○ 収穫

○ 出荷・調製作業

など農作業全般

作業の仕方(作業班の編成)

責任者(健常者)1名と4~5名の

障害のある人が一班となるよう編成

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 指導員 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

名札

作業(勤務)時間

8:00~17:00 であるものの

実際は

10:00~15:00

交通機関の事情による。

最寄りのバス停のバス便

9:40着と15:07発

(26)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠) ⑤

雇用賃金

最低賃金(670円/時)を確保

(平成21年10月8日現在)

就労継続支援A型事業所

(NPO法人 マルキューさん)

助成金など

雇用者(障害のある人)

賃金(最低賃金(時間給)を確保)

助成金等の活用により事業主(雇用主)の負担を軽減

事業所の運営費として活用

(27)

7 雇用事例1(NPO法人 マルキューさん 岡山市東区九蟠) ⑥

障害のある人を雇用した場合の注意事項

○ 障害のある人の毎日の(健康)状態をチェック

→ 毎日の顔つき、目つきで本人の健康状態をチェック(コミュニケーション

を図ることが大切)

○ 精神障害のある人の作業時間は、概ね4時間が限度

マルキューさんに雇用を希望する方に必要なこと

○ 「障害者手帳(身体、精神)」あるいは「療育手帳」を持っていること

○ 事業所まで通勤できること

マルキューさんからのアドバイス

(28)

7 雇用事例2 (NPO法人 岡山自立支援センターさん 岡山市北区中原) ①

(農業生産法人 (有)岡山県農商さん)

知的障害者を主に雇用して青ネギを生産

H22年4月1日現在

知 的

19人

精 神

1人

身 体

3人

合 計

23人

経営規模

青ネギ 300a

雇用状況

今後の雇用目標

現状より増加

(29)

7 雇用事例2(NPO法人 岡山自立支援センターさん 岡山市北区中原) ②

(農業生産法人 (有)岡山県農商さん)

写真1 ほ場での作業

黄色の作業服の人が障害のある人。障害の ある人は支柱の設置など補助的作業を行っ ています。

写真2 青ネギの調製(洗浄)作業

1ラインに健常者と障害のある人を交互に配 置し、作業の効率化とサポート体制を組んで います。

(30)

7 雇用事例3 (NPO法人 ドリーム・プラネットさん 岡山市東区谷尻) ①

精神障害者を主に雇用して花苗を生産

経営規模

60a

生産品目

パンジー、ビオラ、アメリカンブルー、ペチュニア、その他

H22年4月1日現在

知 的

5人

精 神

17人

身 体

0人

合 計

22人

今後の雇用目標

現状より3名増加

(25名)

雇用状況

(31)

7 雇用事例3 (NPO法人 ドリーム・プラネットさん 岡山市東区谷尻) ②

トレーへのポット挿し作業。年間150万~180万ポットを挿して います。

写真1 ポット挿し作業

写真2 トレーの消毒

作業

返却されたトレーを消毒 しています。

写真3 土入れ作業(ポッ

ティング)

ポットへ土を入れます。土は機械で自動的に入 りますが、ポットの入ったトレーを並べたり土入

(32)

8 障害のある人の雇用に向けて (提案)

事業主(農家)の方は、まずは訓練や

実習を受け入れてみてはいかがでしょうか。

Step1

特別支援学校

が行う現場実習

就労継続支援事業(A型)へと発展

Step2

一般企業への就労

周辺農家

障害者

委託訓練

トライアル

雇用

精神障害者

社会適応訓

農閑期

福祉施設の作業所

職場適応

訓練

(33)

9 障害のある人の雇用に向けて (提案)

就労継続支援事業(A型)の実施事業所となるためには、法人格を取得す

る必要があります。(例:NPO法人)

集落の複数の農業者でNPO法人を

設立してはいかがでしょうか。

法人化しても、年間を通して雇用できるだ

けの作業量がない

NPO法人の設立・申請・登記

(34)

9 障害のある人の雇用に向けて(職員の配置 ①)

障害のある人を5人以上雇用している事業所は、法律に基づき『障害者職業生

活相談員』を配置する必要があります。

障害者職業生活相談員とは

【役割】

障害のある人の生活全般にわたる相談・指導を行います。

【資格を得るためには】

(社)岡山県雇用開発協会が実施する研修を受講すると、資格が得られます。

ただし、職業能力開発総合大学校の福祉工学科修了生や障害者の職業生

活に関する相談及び指導の実務経験を一定期間有する人は、資格者として認

められるので、研修を受講する必要はありません。

詳細は(社)岡山県雇用開発協会へ

(35)

9 障害のある人の雇用に向けて(職員への助成 ②)

障害のある人を継続雇用するために必要な以下の職員を事業所に配置する際

には、当該職員の給与について、国から助成金の支給を受けることができます。

<職業コンサルタント>

<業務遂行援助者>

役割】

障害のある人を雇用するに当たり、障害の

ある人の職場生活における指導や相談を専

門的に行います。

【支給要件】

○ 障害のある人を5人以上雇用又は継続

雇用している事業主

○ 職業コンサルタントを配置しなければ

障害のある人の雇用又は継続雇用が困

難であること

【支給額】 助成率3/4で最高10万円(月額)

【支給期間】 最長10年

※障害者職業生活相談員としての実務経験が

3年以上あれば「職業コンサルタント」の資格が

得られます。

役割】

障害のある人を雇用するに当たり、障害の

ある人の業務遂行に援助や指導を行います。

【支給要件】

業務遂行援助者を配置しなければ障害

のある人の雇用又は継続雇用が困難であ

ること

※障害のある人3人までに1人の業務遂行援

助者を配置した場合、支給対象となります

【支給額】(障害のある人1人当たり)

当初3年間

3万円(月額)

4年目以降(7年間)

1万円(月額)

【支給期間】 最長10年

※障害者職業生活相談員と兼ねることができ

ます。

詳細は(社)岡山県雇用開発協会へ

(36)

9 障害のある人の雇用に向けて(施設等整備への助成金)

障害のある人を雇用しようとしている事業所(農業者)が、障害のある人に

とって働きやすい環境をつくるために必要な施設等整備に助成金が出ます。

障害のある人が働きやすい環境づくりに必要な施設等整備

障害者作業施設設置等助成金

○作業施設:障害のある人の作業を容易にするために配慮された施設(障

害のある人の作業に必要な建物)

(例)ビニルハウス、選別・調製作業室など

○作業設備:障害を克服し、作業を容易にするための設備・機器(障害のあ

る人の作業に必要な機械・機器)

(例)農業機械、貯蔵庫、冷蔵庫、自動車など

助 成 率

2/3

助成限度額

○作業施設・・・障害のある人1人につき450万円

○作業設備・・・障害のある人1人につき150万円

問い合わせ先

(社)岡山県雇用開発協会

(37)

9 障害のある人の雇用に向けて(福祉施設への登録)

障害のある人を雇用したい事業主(農業者)は、ジョブコーチの支援が

受けられます。

また、雇用、訓練を希望する障害のある人は、最寄りの障害者就業・

生活支援センターに相談し、就労支援ワーカーの支援がいつでも受

けられるよう準備しておきましょう。

登録

雇用・訓練を希望す

る障害のある人

障害のある人を雇用

した事業所(農家)

ジョブコーチ

地域障害者職業センター

障害者就業・生活支援センター

就労支援ワーカー

支援

就労・生活面での支援

ジョブコーチ

支援

(38)

はじめから助成金・給付金をあてにした事業計画は避ける

→ 障害のある人を一定期間受け入れた実績が確認されてから助成金・給付金

等が支給される場合がほとんどです。はじめから助成金等を受け入れることを計

画に入れた事業(経営)は、長続きしないで失敗する場合が多いし、受け入れた

障害のある人に対しても迷惑をかけることになります。

10 障害のある人を雇用する際にもっとも注意すべき事項

支援施策を利用するには要件があります

障害のある人の訓練・雇用を受け入れたり、助成金などを受け取る場合には、さ

まざまな要件をクリアする必要があります。

→ 詳しい内容については、利用しようとする支援施策を所管している部署(本資

料のそれぞれの「問い合わせ先」「相談先」)に必ず確認して下さい。

助成金・給付金(費)等の受給を前提としない

(39)

さいごに 関係機関一覧 ①

<労働関係>

【労働局】 岡山労働局 職業安定部職業対策課 〒700-8611 岡山市北区下石井1-4-1岡山第2合同庁舎 電話086-801-5107 【ハローワーク(公共職業安定所)】 岡山 〒700-0971 岡山市北区野田1-1-20 電話086-241-3222 ハローワークプラザ岡山 〒700-0901 岡山市北区本町6-36第一セントラルビル7階 電話086-222-2900 津山 〒708-8609 津山市山下9-6 電話0868-22-8341 美作出張所 〒707-0041 美作市林野67-2 電話0868-72-1351 倉敷中央 〒710-0834 倉敷市笹沖1378-1 電話086-424-3333 総社出張所 〒719-1131 総社市中央3-15-111 電話0866-92-6001 児島出張所 〒711-0912 倉敷市児島小川町3672-16 電話086-473-2411 玉野 〒706-0002 玉野市築港2-23-12 電話0863-31-1555 和気 〒709-0451 和気郡和気町和気481-10 電話0869-93-1191 備前出張所 〒705-0022 備前市東片上227 電話0869-64-2340 【雇用開発協会】 (社)岡山県雇用開発協会 〒700-0907 岡山市北区下石井2-1-3岡山第一生命ビル4階 電話086-225-1015

(40)

さいごに 関係機関一覧 ②

【ハローワーク(公共職業安定所)】つづき 笠岡 〒714-0081 笠岡市笠岡5891 電話0865-62-2147 西大寺 〒704-8103 岡山市東区河本町325-4 電話086-942-3212

<福祉、保健関係>

【岡山市】 岡山市 保健福祉局障害福祉課 〒700-8546 岡山市北区鹿田町1-1-1 電話086-803-1235 【保健所】 岡山市保健所 健康づくり課 〒700-8546 岡山市北区鹿田町1-1-1 電話086-803-1267 倉敷市保健所 〒710-0834 倉敷市笹沖170 電話086-434-9823 岡山県備前保健所 〒703-8278 岡山市中区古京町1-1-17 電話086-272-3950 岡山県備前保健所東備支所 〒709-0492 和気郡和気町和気487-2 電話0869-92-5179 岡山県備中保健所 〒710-0043 倉敷市羽島1083 電話086-434-7020 岡山県備中保健所井笠支所 〒714-8502 笠岡市六番町2-5 電話0865-69-1675 岡山県備北保健所 〒716-8585 高梁市落合町近似286-1 電話0866-21-2836 岡山県備北保健所新見支所 〒718-8550 新見市高尾2400 電話0867-72-5691 岡山県真庭保健所 〒717-8501 真庭市勝山591 電話0867-44-2990 岡山県美作保健所 〒708-0051 津山市椿高下114 電話0868-23-0111 岡山県美作保健所勝英支所 〒707-8585 美作市入田291-2 電話0868-73-4054 新見出張所 〒718-0003 新見市高尾2379-1 電話0867-72-3151 高梁 〒716-0047 高梁市段町1004-13 電話0866-22-2291

(41)

<福祉、保健関係>つづき

【障害者就業・生活支援センター】 岡山障害者就業・生活支援センター 〒701-2155 岡山市北区中原664-1先 電話086-275-5697 倉敷障がい者就業・生活支援センター 〒710-0834 倉敷市笹沖180 くらしき健康福祉プラザ 電話086-434-9886 津山障害者就業・生活支援センター 〒708-0841 津山市川崎1554 電話0868-21-8830 【地域障害者職業センター】 (独)高齢・障害者雇用支援機構 岡山障害者職業センター 〒700-0821 岡山市北区中山下1-8-45NTTクレド岡山ビル17階 電話086-235-0830

さいごに 関係機関一覧 ③

<学校関係>

【高等技術専門校】 岡山県立南部高等技術専門校 <ハレテク倉敷> 〒710-0038 倉敷市新田3241 電話086-424-3311 岡山県立北部高等技術専門校 <ハレテク津山> 〒708-0841 津山市川崎953 電話0868-26-1125 岡山県立北部高等技術専門校美作校 <ハレテク美作> 〒707-0053 美作市安蘇345 電話0868-72-0453

(42)

さいごに 関係機関一覧 ④

【特別支援学校】 岡山県立岡山支援学校 〒703-8207 岡山市北区祇園866 電話086-275-1010 (肢体不自由教育) 岡山県立岡山東支援学校 〒703-8216 岡山市東区宍甘1018 電話086-279-3020 岡山県立西備支援学校 〒714-0071 笠岡市東大戸5075-1 電話0865-63-1603 岡山県立早島支援学校 〒701-0304 都窪郡早島町早島4063 電話086-482-2131 岡山県立誕生寺支援学校 〒709-3603 久米郡久米南町山ノ城110-2 電話0867-28-2321 (知的障害教育) 岡山県立岡山西支援学校 〒700-0951 岡山市北区田中579 電話086-243-4535 岡山県立岡山東支援学校 〒703-8216 岡山市東区宍甘1018 電話086-279-3020 岡山県立岡山南支援学校 〒701-0201 岡山市南区内尾721-3 電話086-298-1090 岡山県立西備支援学校 〒714-0071 笠岡市東大戸5075-1 電話0865-63-1603 岡山県健康の森学園支援学校 〒718-0313 新見市哲多町大野2034-5 電話0867-96-2995

<学校関係>

岡山県立東備支援学校 〒705-0013 備前市福田637 電話0869-66-8501 岡山県立誕生寺支援学校 〒709-3603 久米郡久米南町山ノ城110-2 電話0867-28-2321 倉敷市立倉敷支援学校 〒710-0036 倉敷市粒浦388-1 電話086-425-4611

(43)

さいごに 関係機関一覧 ⑤

(知的障害教育)つづき 岡山県立岡山瀬戸高等支援学校 〒709-0854 岡山市東区瀬戸町江尻1326 電話086-952-5633 岡山県立倉敷琴浦高等支援学校 〒711-0903 倉敷市田の口1-1-16 電話086-477-9301 岡山大学教育学部附属特別支援学校 〒703-8282 岡山市中区平井3-914 電話086-277-7431

<その他>

岡山県 農林水産部農産課 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6 電話086-226-7420 岡山県 保健福祉部障害福祉課 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6 電話086-226-7345 岡山県 保健福祉部健康推進課(精神保健福祉班) 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6 電話086-226-7330 【岡山地域農業の障害者雇用促進ネットワーク事務局】 【岡山県】 中国四国農政局 生産経営流通部経営支援課 〒700-8532 岡山市北区下石井1-4-1岡山第2合同庁舎 電話086-224-4511 岡山県 産業労働部労働政策課 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6 電話086-226-7387 岡山県備前県民局保健福祉部健康福祉課 〒703-8278 岡山市中区古京町1-1-17 電話086-272-3995 岡山県備中県民局保健福祉部健康福祉課 〒710-0043 倉敷市羽島1083 電話086-434-7064 岡山県美作県民局保健福祉部健康福祉課 〒708-0051 津山市椿高下114 電話0868-23-1291

参照

関連したドキュメント

保坂 幸司: NPO 法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN) 事務局長. 堀川 洋 : NPO

また、視覚障害の定義は世界的に良い方の眼の矯正視力が基準となる。 WHO の定義では 矯正視力の 0.05 未満を「失明」 、 0.05 以上

らぽーる宇城 就労移行支援 生活訓練 就労継続支援B型 40 名 らぽーる八代 就労移行支援 生活訓練 就労継続支援B型 40 名

大分県国東市の1地区の例 /人口 1,024 人、高齢化率 53.1% (2016 年 4

(※1) 「社会保障審議会生活困窮者自立支援及び生活保護部会報告書」 (平成 29(2017)年 12 月 15 日)参照。.. (※2)

地域支援事業 夢かな事業 エンディング事業 団塊世代支援事業 地域教育事業 講師派遣事業.

⑤ 

①就労継続支援B型事業においては、定員32名のところ、4月初日現在32名の利用登録があり、今