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論文審査の結果の要旨

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Academic year: 2022

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(1)論文審査の結果の要旨. 報告番号. 博(医歯薬)甲第 851 号. 学位審査委員. 氏名. 依田 周. 主. 査. 泉川 公一. 副. 査. 西田 教行. 副. 査. 栁原 克紀. 論文審査の結果の要旨 1 研究目的の評価 本研究はインプラント関連感染について、材料として用いられる 5 種類の 金属人工材料を用いて、材料の表面の粗さと表皮ブドウ球菌の付着性との 関係を明らかにすることにより、本菌による感染症の予防と治療効果を向 上させることを目的としており、目的は十分に妥当である。 2 研究手法に関する評価 段階的に鏡面研磨し表面の粗さが異なるオキシニウム、コバルトクロム合 金、チタン合金、純チタン、ステンレス鋼の試験片を用いた。走査型電子 顕微鏡および 3 次元形状測定レーザー顕微鏡により表面粗さ値、水の接触 角から表面の濡れ性を計測し親水性・疎水性を評価した。表皮ブドウ球菌 の標準株 (Staphylococcus epidermidis ATCC35984)を用い、菌液を試 験片に 60 分間、室温で暴露し、付着した菌数を希釈平板法により計測し 比較しており、研究手法も妥当である。 3 解析・考察の評価 表面の粗さにより不整群と平滑群にわけて解析した。不整群、平滑群ともに コバルトクロム合金の表面が最も疎水性で、細菌付着量も最も少なかった。 オキシニウム、チタン合金、ステンレスでは不整群より平滑群のほうが有意 に付着菌数は少なかったが、コバルトクロム合金と純チタンについて有意な 差は認められず、細菌付着に影響しにくい最小限界域であることが判明した。 以上のように本論文はインプラント関連感染症の予防に貢献するところ が大であり、審査委員は全員一致で博士(医学)の学位に値するものと判 断した。.

(2)

参照