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NO 環境省九州地方環境事務所阿蘇自然環境事務所 九州地方環境事務所国立公園 保全整備課 阿蘇草原再生シール生産者の会 事業 活動名 出前講座 : 阿蘇の草原を未来へつなごう 阿蘇草原再生に関する情報発信資料の作成 野草堆肥を利用した農産品の流通拡大にむけた活動 牧野管理 関連小

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平成 25 年度 新規活動計画(案)

新規活動計画案(詳細版)

※第 15 回協議会以降に提出された計画 NO. 実施主体名 (提出者) 事業・活動名 関連小委員会 牧野 管理 生物 多様性 草原環 境学習 野草 資源 草原観 光利用 1 木落牧野組合 原野の恵み、先人の知恵を 木落原野の未来へ(H25 年度) ◎ ○ ○ ○ 2 西湯浦牧野組合 (中無田、中組地区) 野焼き放棄地の野焼き再開による草 原再生 ◎ ○ ○ 3 長野牧野農業協同組合 野焼きによる管理体制づくり ◎ ○ 4 瀬田立野牧野農業協同組合 牧柵点検、輪地切り、野焼き ◎ ○ 5 (公財)阿蘇グリーンストック 輪地きり支援ボランティア活動 ◎ ○ 6 (公財)阿蘇グリーンストック 野焼き及び輪地切り支援ボランティア 活動 ◎ ○ 7 高森町役場 火入れ補助 ◎ 8 環境省 九州地方環境事務所 牧野組合毎の牧野カルテ作成支援 ◎ ○ 9 環境省 九州地方環境事務所 野焼き作業の省力化及び野草地利用 を支援する作業道、防火帯等整備事 業 ◎ ○ ○ 10 阿蘇地域農業振興協議会畜産 部 会 ( 阿 蘇 地域 振 興 局 農林 部 農業普及・振興課) あか牛の流通・消費拡大の取り組み 阿蘇あか牛肉料理認定店制度 ◎ 11 特定非営利活動法人 阿蘇花野 協会 阿蘇花野再生プロジェクト ステップⅡ ~放置人工林伐採による生物多様性 豊かな草原の再生~ ○ ◎ 12 宇野公子(花咲盛野草園) 花咲盛における生物多様性保全活動 (H25 年度) ◎ ○ 13 (財)阿蘇火山博物館 阿蘇の火山体験学習 ◎ ○ 14 国立阿蘇青少年交流の家 ティーチャーズ・ワークショップの開催 (草原環境学習指導者の育成) ◎★ 15 一般社団法人アイ・オー・イー 阿蘇エコツアー(修学旅行) ◎ ○ 16 関西学院大学 Link ASO 牧野の草原管理のお手伝い・草原維 持管理に関する政策提言 ○ ◎ 17 熊本県立阿蘇中央高等学校 グリーン環境科 草原環境学習及び草原維持活動 ○ ○ ◎ 18 環 境 省 九 州地 方 環 境 事務 所 阿蘇自然環境事務所、 阿蘇草原再生協議会 草原環境 学習小委員会 草原環境学習の基本プログラムの検 討 ◎★ 第 16 回協議会 資料2

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NO. 実施主体名 (提出者) 事業・活動名 関連小委員会 牧野 管理 生物 多様性 草原環 境学習 野草 資源 草原観 光利用 19 環 境 省 九 州地 方 環 境 事務 所 阿蘇自然環境事務所 出前講座:阿蘇の草原を未来へつな ごう ◎★ 20 九州地方環境事務所 国立公園・保全整備課 阿蘇草原再生に関する情報発信資料 の作成 ◎★ 21 阿蘇草原再生シール生産者の 会 野草堆肥を利用した農産品の流通拡 大にむけた活動 ○ ◎ 22 草原再生オペレーター組合 採草による未利用草原の再生 ○ ◎ 23 阿蘇北外輪トレッキング協議会 阿蘇北外輪山及び中央火口丘にお ける草の道再生と活用 ○ ◎ 24 特定非営利活動法人 阿蘇ミュージアム 阿蘇人ツーリズムの実施 ○ ◎ 25 阿蘇ガイド養成講座実行委員会 阿蘇ガイド養成講座 ○ ◎ 26 長野良市(阿蘇トラベルデスク) 阿蘇の草原スタディツアー ○ ◎ ◎:当該実施計画の検討を主に受け持つ ○:必要に応じて検討・協議を行う <各小委員会の開催・新規活動計画案の協議> 小委員会 開催日時等 主担当の 活動計画案 第 15 回牧野管理小委員会 平成 25 年2月 13 日(水)13:30~16:00 於:大阿蘇環境センター未来館 10 件 第 14 回生物多様性小委員会 平成 25 年2月 13 日(水)9:30~12:00 於:大阿蘇環境センター未来館 2件 第 17 回草原環境学習小委員会 平成 25 年2月 12 日(火)13:30~16:00 於:大阿蘇環境センター未来館 8件 第 13 回野草資源小委員会 平成 25 年2月 15 日(金)10:00~11:30 於:大阿蘇環境センター未来館 2件 第8回草原観光利用小委員会 平成 25 年2月 14 日(木)13:30~ 於:国立阿蘇青少年交流の家 4件

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平成 25 年度 新規活動計画案(1) 提出日 平成 25年 2月11日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2)(3)(4) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:木落牧野組合 担当者名:組合長 甲斐伸一 事業・活動名 原野の恵み、先人の知恵を 木落原野の未来へ(平成 25 年度) 実施場所 阿蘇市木落牧野(北外輪山中央部) 実施日・期間 平成25年4月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 北外輪山中央部に位置する木落牧野は、ミルクロードを挟んで象ヶ鼻から端 辺原野に広がる広大な牧野であり、面積は、約 737ha、そのうち7割近くが野 草地である。入会権者は約 150 戸、有畜農家(現在 13 戸)が中心となって放 牧・採草に利用している。組合運営は、無畜農家も含む原野委員会が行い、今 後は、定期的な会合開催等により有畜・無畜農家の情報共有、連携をより密に して体制を強化し、管理や事業を進めていく。また、広い原野を守っていくに は、放牧や採草など畜産利用しながら管理していくことが一番。草原を活用す る畜産の後継者づくりに向けて必要な整備や、組合員による草の利用を促進す るための取り組みも検討し、進めていく。 ※面積は平成 23 年阿蘇草原維持再生基礎調査(熊本県)による。 事業・活動 の概要 ◇概ねの年間計画(予定) ・3月:野焼き、ワクド池野焼き、鉄条網張り等 ・4月:山開き、山の神神事→放牧開始、菊池からの預託放牧受け入れ ・5月:ボランティア交流会、一番草刈り ・6月・9月:小嵐山から原野に至る坂道の維持管理作業(集落毎に実施) ・8月~11 月:牧野内の整備(作業道、防火帯など) ・9月:大分け・刈り干し切り、2番草刈り ・10 月:輪地切り(支援ボランティア) ・12 月:預託放牧を受け入れている菊池の農家と交流会 ・2月:監査・決算報告(新旧役員引き継ぎ)、慰安旅行(これまで6月に実 施、これからは野焼き前の新旧役員交代時に行い、引き継ぎがスムーズにで きるようにする) 実施体制 ◇組合運営:中通原野委員会(無畜農家を含む)。毎月2日に役員会開催(定例 とする)。事業内容・収支について確認。管理作業や事業等は委員会で検討・ 決定して進める。 ◇放牧:有畜農家、 JA 菊池等(預託放牧) 、牧番1名(日常管理) ◇野焼き・輪地切り:原野委員会、入会権者、阿蘇グリーンストック支援ボラン ティア その他 特記事項 ・牧野の維持管理を続けていけるよう、防火帯や作業道整備を進めている。 ・畜産への若手参入、原野の活用に向けて、周年放牧ができるようにすること も検討課題。 ・高齢化により刈り干し切りをする人が減ったため、昨秋は機械で刈れる場所 は組合で採草しロールにして、実費程度で組合員に分けて喜ばれた。自分で 刈るのは大変なので他の牧野からロールを購入する組合員もいるので、なる べく木落牧野の草を利用してもらえるようにしていきたい。

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平成 25 年度 新規活動計画案(2) 提出日 平成 25年 1月21日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:西湯浦牧野組合(中無田、中組地区) 担当者名:実行委員長 今村 隆孝 事業・活動名 野焼き放棄地の野焼き再開による草原再生 実施場所 西湯浦牧野 西湯浦松尾及び掛橋(中無田、中組)地内 実施日・期間 平成25年3月~平成26年7月 事業・活動の 背景とねらい 畜産業の衰退と担い手の高齢化により、40 年以上放棄されてきた野焼き 放棄地(西湯浦牧野の中無田組及び中組地区の管理区域)の野焼きを再開 し、草原再生をおこない、南斜面の崖部分等における希少動植物の復活を 促進するとともに、斜面崩壊等の災害抑制に取り組む。 事業・活動 の概要 (1)地区に住む次世代への野焼き等の維持管理の全てを受け継ぐ体制づ くりのため地区住民全員の事業とする。 (2)恒久的な野焼きができるよう隣接する植林地を幅 10m にわたり伐採 し防火帯の整備を行い輪地切り、野焼きの利便性を上げ、原野内の 造林地を全伐(2ha/2箇所)し防火帯延長の短縮を図る。 (3)放棄地の野焼きを実施し平面積45万㎡の草原再生に取り組む。 実施体制 地区在住の組合員及び非組合員とその家族 30 名とボランティア 20 名 計 50 名 火入れ平面積 452,158 ㎡ 立木伐採 44,580 ㎡ その他 特記事項 野焼き再開後、南斜面に野生動植物観察の遊歩道を設置する予定であり、 草原再生の環境学習と草原共生地とする計画を行っている。

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平成 25 年度 新規活動計画案(3) 提出日 平成 25年 1月18日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:長野牧野農業協同組合 担当者名:組合長 山口 達志 事業・活動名 野焼きによる管理体制づくり 実施場所 長野牧野の南斜面一帯 実施日・期間 平成25年4月~平成26年4月 事業・活動の 背景とねらい 長野牧野の原野は北と南に分けると北6南4の割合になっている。牧野 の野焼きに対する計画を牧野の地図にあて現場の状況を把握しながら、ど こに危ない地点が多くあるか見て、役員さん達と連携をとりながら作業を 実施した。 また、作業を行う上で金額の負担もかかるので行政の助成事業に取り組 むとともに、如何に野焼きがスムーズにまた安全に行うことを努力しなけ ればならない! 事業・活動 の概要 平成25年~26年に実施する内容 牧野に対して道路を含めた防火帯づくり 牛を放牧する前に作業をしなければならないため、月数も限られるので 短期間に実施する。 行政からの助成が50万円と限られるので、作業計画を怠らないように 進めなければならない。 実施体制 山口達志、理事さん達(牧野組合以下9名) その他 特記事項 牧野状況として山の起伏が激しくV字型の谷になっており、近くに針葉 樹がある為、野焼きを行うことに危険であるので、山の斜面に針葉樹を植 える。そして、その傾斜地の上に防火帯をつくることも必要でないだろう か。他の牧野組合さん方も傾斜地のある所があると思いますので、考え方 を変えることも大事だろう。

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平成 25 年度 新規活動計画案(4) 提出日 平成 24年 11月15日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:瀬田立野牧野農業協同組合 担当者名:瀬田立野牧野農業協同組合 木村 長夫 事業・活動名 牧柵点検、輪地切り、野焼き 実施場所 瀬田裏牧場 実施日・期間 平成25年4月・9月・平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 外輪山西部、立野火口瀬の北側にあり、総面積は 334ha(うちリンチ 27ha)。 現在、有畜農家8戸が放牧に利用しており、放牧頭数は約 30 頭。員外で は松橋や大津町から 31 頭が入っている。 野焼きや牧柵点検などの牧野管理を行い放牧利用を続けていく。 事業・活動 の概要 牧場維持管理 ・牧柵点検(4月) 15名 放牧の前の点検修理 ・輪地切り(9月) 28名 ・野焼き (3月) 50名 牧野維持管理の徹底 定期的実施 実施体制 実施主体:消防団、牧野役員、シルバ その他 特記事項

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平成 25 年度 新規活動計画案(5) 提出日 平成 25年 1月30日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:公益財団法人阿蘇グリーンストック 担当者名:山内 康二 事業・活動名 輪地切り支援ボランティア活動 実施場所 阿蘇郡市各牧野 実施日・期間 平成25年7月中旬~平成25年12月上旬 事業・活動の 背景とねらい 毎年夏から秋にかけて行われる春の野焼きに向けた「輪地切り(防火帯づ くり)」は、総延長 540km にも及び、傾斜の多い草原の草を刈る作業で、危 険も多く、暑い中大変な労力を要します。この阿蘇の野焼きに欠かせない輪 地切りが、牧野組合員の減少と高齢化により、地元の人々だけでは維持が難 しくなっているため、都市のボランティアによる支援活動を行います。 活動を通して、地元の人々と共に「阿蘇千年の草原」の維持・保全を行い ます。 また、例年、輪地切り支援活動をより安全に行うための、刈払機安全講習 会も行っています。 事業・活動 の概要 ・刈払機安全講習会 7 月 参加者 50 名(予定) 8月 参加者 50 名(予定) ・秋の輪地切り支援活動(予定) 延べ50 ヶ所 参加予定人員 約 1400 名 実施体制 財団スタッフ 計3名 ボランテイアリーダー 計 67名 野焼き支援ボランティア 約750 名 その他 特記事項 輪地切り支援活動は、財団の研修(野焼き支援ボランティア初心者研修会) を受けなくても参加できるので、参加してみたい方は、ぜひお願い致します。

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平成 25 年度 新規活動計画案(6) 提出日 平成 25年 1月30日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:公益財団法人阿蘇グリーンストック 担当者名:山内 康二 事業・活動名 野焼き及び輪地切り支援ボランティア活動 実施場所 阿蘇郡市各牧野 実施日・期間 平成26年 1月中旬~平成26年 4 月中旬 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇の草原維持に欠かせない輪地切り、野焼き作業が地元牧野組合員の減 少と高齢化により、地元の人々だけでは難しくなってきているため、九州内 外の人々に呼びかけ、研修を行なった上で野焼き・輪地切り支援ボランティ アを派遣し、地元の人々による野焼き・輪地切り作業を支援しています。活 動を通して、地元の人々と共に「阿蘇千年の草原」の維持・保全を行ってい ます。 また、平成 25 年より、ボランティア向けの野焼き安全講習会を行い、安 全管理への意識を高めていきます。 事業・活動 の概要 ・野焼き安全講習会 1 月にボランティア会員向けの講習会を 1 回行う ・野焼き支援ボランティア初心者研修会 2 月に 2 回行う 参加者は合わせて 150 名の予定 ・春の輪地切り・野焼き作業へのボランティア支援活動 延べ 50 ヶ所予定 延べ参加予定人員 約1200名 実施体制 財団スタッフ 計3名 ボランテイアリーダー 計 67名 野焼き支援ボランティア 約750 名 その他 特記事項 野焼き支援ボランティア初心者研修会への参加の呼びかけを、よろしくお願 い致します。

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平成 25 年度 新規活動計画案(7) 提出日 平成 25年 1月28日 活動区分 ※事務局で記入 (1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:高森町役場 担当者名:農林政策課 参事 村上 事業・活動名 火入れ補助 実施場所 高森町一円 実施日・期間 平成25年3月~4月 事業・活動の 背景とねらい 畜産農家数の減少や、担い手不足による野焼き不実施による草原の荒廃 地化の防止や、危険作業化、重労働化の負担軽減を目的とし、高森町農林 業振興事業補助金の規定により、野焼き実施に対し経費的な補助を実施す る。 事業・活動 の概要 高森町農林業振興事業補助金 農林振興事業(草地畜産対策事業) ○火入れ補助 均等割 35,000 円 面積1ha 割 2,000 円/ha ○防火帯設置 機械に要する経費補助 1/2以内 実施体制 阿蘇グリーンストック(ボランティア関係) 高森警察署 阿蘇広域消防本部南部分所 熊本森林管理署 その他 特記事項

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平成 25 年度 新規活動計画案(8) 提出日 平成 25年 1月29日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:環境省 九州地方環境事務所 担当者名:国立公園・保全整備課 荒木逸郎 事業・活動名 牧野組合毎の牧野カルテ作成支援 実施場所 阿蘇郡市内の牧野組合3牧野程度 実施日・期間 平成25年5月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇郡・市内の牧野において、牧野内の野草地の現状、過去から現在に至 るまでの植物の変化や牧野の利用・管理状況の変化、牧野における地名やそ の由来等を調査し、草原とその利用・管理状況を把握し、牧野組合の今後の 利用・管理の目標を設定する。 牧野カルテ作成支援の取り組みは、平成17年度より毎年3牧野程度で実 施してきており、平成24年度までに25牧野において「野草地環境保全計 画」を作成した。計画に基づき、野焼き、輪地切り等の維持管理作業の労力 軽減や安全性の向上に向けた事業を環境省・各市町村連携で進めている。 事業・活動 の概要 (1) 牧野の事情に詳しい長老等にヒアリングを行い、牧野内の植物分布、 生育環境、牧野管理状況、地名等の由来の調査を行う。 (2) 上記(1)のヒアリング調査を元に現地調査を行い、牧野を管理する 上で必要な利用、維持管理の方針、採草・放牧実施体制、野焼き実施 方法・体制、牧野整備内容、生物多様性の維持・管理等を検討し、今 後の牧野管理に活用する。 実施体制 実施主体 九州地方環境事務所 調査箇所 阿蘇郡市内の牧野組合 その他 特記事項 九州地方環境事務所と牧野組合とで、「野草地環境保全計画」(牧野カルテ) を作成することにより、九州地方環境事務所が行う野草地保全のための支援 メニューづくりの参考とする。

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平成 25 年度 新規活動計画案(9) 提出日 平成 25年 1月29日 活動区分 ※事務局で記入 (1)(2)(4) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:環境省 九州地方環境事務所 担当者名:国立公園・保全整備課 荒木逸郎 事業・活動名 野焼き作業の省力化及び野草地利用を支援する作業道、防火帯等整備事業 実施場所 阿蘇市郡内の牧野 実施日・期間 平成25年5月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇の草原は永年にわたってそこで生活する人々の手によって維持され てきた文化的な遺産である。 その広大な草原を維持していくためには、野焼きという作業が不可欠のも のであるが、近年草原を利用・管理している牧野組合は従事者の高齢化や後 継者の不足により野焼きをはじめとした維持管理活動が困難な状況となっ てきている。作業道や防火帯を整備することで、輪地切りや野焼きの際に刈 り払い機や動力噴霧器を自動車で運ぶことが可能になり、労力の軽減、安全 性の向上を図ることが出来る。 また、作業道が整備されていないために利用されていない野草地もあり、 このような野草地で作業道や防火帯を整備することで、未利用野草地の利用 拡大も図ることが出来る。 作業道や防火帯の整備は、九州地方環境事務所が牧野組合に行う野草地の 保全活動を支援するメニューの一つである。 事業・活動 の概要 (1)未利用の野草地の利用促進を図る。 (2)野焼きを継続していくために、野焼き時の安全性向上・作業労力の軽 減を目的とした作業道・防火帯を整備し、自然環境豊かな野草地の維 持に資する。 平成25年度実施牧野 阿蘇郡市内 3牧野程度 実施規模等は未定 実施体制 実施主体:九州地方環境事務所 その他 特記事項 九州地方環境事務所と牧野組合とで、「野草地環境保全計画」(牧野カルテ) を作成し、定められた管理目標に則って九州地方環境事務所が実施する支援 メニューである。

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平成 25 年度 新規活動計画案(10) 提出日 平成25年2月4日 活動区分 ※事務局で記入 (1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:阿蘇地域農業振興協議会畜産部会 (阿蘇地域振興局農林部 農業普及・振興課) 担当者名:山下裕昭 事業・活動名 あか牛の流通・消費拡大の取り組み 阿蘇あか牛肉料理認定店制度 実施場所 阿蘇郡市内の認定店(59店舗) 実施日・期間 平成25年4月1日~平成26年3月31日 (本認定制度は平成17年2月から実施) 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇地域で育ったあか牛の肉を提供する管内の旅館・ホテル・ペンショ ン・レストラン等を阿蘇あか牛肉料理認定店として認定し、広く認定店制度 をPRすることによって、阿蘇あか牛のブランド化と消費拡大を推進する。 事業・活動 の概要 ① 阿蘇あか牛肉料理認定店の新規認定 現在 59 店舗 ② のぼり旗、認定店を紹介したドライブマップ等 PR 資材の作成、配布 ③ マスコミ(ラジオ、雑誌等)を活用した認定店の紹介等 実施体制 阿蘇地域農業振興協議会畜産部会(構成団体:市町村、農業協同組合、畜産 農業協同組合、酪農業協同組合、県関係機関)、阿蘇あか牛肉料理認定店 59 店舗、認定希望店、関係機関 その他 特記事項

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平成 25 年度 新規活動計画案(11) 提出日 平成 25年 1月30日 活動区分 ※事務局で記入 (2)(1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:特定非営利活動法人 阿蘇花野協会 担当者名:瀬井純雄(理事) 事業・活動名 阿蘇花野再生プロジェクト ステップⅡ ~放置人工林伐採による生物多様性豊かな草原の再生~

実施場所 Pro Natura Reserve 阿蘇花野トラスト(阿蘇郡高森町野尻)

実施日・期間 平成25年4月1日~平成26年3月31日 事業・活動の 背景とねらい 農家の高齢化や牛肉自由化による畜産業の衰退などにより、阿蘇東外輪地域 の草原は年々減少し、このままでは数十年後には消滅して生育・生息する草原 性生物も絶滅する危機にある。阿蘇花野協会は阿蘇地域の希少な草原性植物が 集中する山東原野のホットスポットで 10ha の土地を取得し、ナショナル・トラ スト活動を続けている。平成 16 年から 5 年間をかけ、放棄地 5ha を野焼き・ 草刈りなど伝統的な草原管理手法により生物多様性豊かな草原に再生した。 そこで、平成 22 年度から新たに3年計画で、約 50 年間放置されていた杉の 人工林1ha を伐採するとともに、残された放棄地4ha を野焼きによって草原 に戻し、さらに草刈り・草集めなどの作業を行って、花咲く草原 5ha を再生す る。伐採・野焼き前後には、熊本大学や地元農家、関係機関と連携して植生・ 植物相を調査するとともに、ヒメユリやユウスゲ、フクジュソウ等の地下茎バ ンクなどについて科学的データを蓄積して、阿蘇花野再生プロジェクトの効果 や重要性を啓発する。 事業・活動 の概要 (1) 植生・植物相、地下茎バンク調査 <2013 年4月~12 月> 伐採前後では、放置人工林と草原で全く異なる環境になるため、植生は大 きく変化すると考えられる。この変化を調査するために永久コドラートを 設置し伐採前後の植生・植物相調査を行う。また地下茎バンクについても 伐採前後を比較して調査する。 (2)草刈り、草集め<2013 年 10 月> 野焼きをして、灌木を除去した放棄地もそのままではまた藪へと戻ってしま う。藪にしないで、元の草原へ戻すために、草刈り・草集めを行う。 (3) 防火線づくり ・野焼き<2014 年2月~3月> 伐採後はまだ草原状態にならないと予想されるため、防火線をつくって野焼 きを行う。また、放棄地だったところも、草刈り・草集めができなかったと ころは野焼きを行って、灌木が入り込まないようにする。 ※この他、例年実施している阿蘇野の花観察会(4月、7月、9月)も行う。 実施体制 阿蘇花野協会:諸活動実施、諸調査実施、トラスト地運営管理 地元農家 :野焼き・草刈り・草集め・防火線作り・盗掘パトロール等委託、 および草原管理手法指導助言 熊本大学理学部 藤井研究室:阿蘇花野トラスト植生・植物相調査 熊本県自然保護課:保護指定種調査等 その他 特記事項 本事業は、三井物産環境基金から 475 万円の助成を得て、平成 22 年度から の3年計画で実施しているもので、最終年度にあたる。 その他、(社)日本ナショナル・トラスト協会、(財)自然保護助成基金、(社) 日本フラワーデザイナー協会、(財)セブン-イレブン記念財団からの助成によ り、事業を実施している。

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平成 25 年度 新規活動計画案(12) 提出日 平成 25年 1月15日 活動区分 ※事務局で記入 (2)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:宇野公子(花咲盛) 担当者名:宇野公子 事業・活動名 花咲盛における生物多様性保全活動(平成 25 年度) 実施場所 花咲盛野草園 実施日・期間 平成25年4月1日~平成26年3月31日 事業・活動の 背景とねらい 花咲盛野草園内の草原植物で絶滅の危機に瀕しているミチノクフクジュ ソウ、サクラソウ、ハナシノブ、ツクシマツモト、ケルリソウ、ツクシトラ ノオ、ツクシクガイソウ、ベニバナヤマシャクヤクなどの希少種の保全と再 生を図るため、今後も草刈り、草集め、野焼きを継続実施していくつもりで す。 事業・活動 の概要 (1)野の花観察会(花咲盛における) 平成 25 年4月~11 月、春・初夏・夏・初秋・秋 季節の花観察、3年 目になります。同じ園内ルートに沿って野の花の芽立ち、つぼみ、開花、 開花期、未熟果、果期、散布の花ごよみを作る予定です。 (2)草刈り、草集め、輪地切り、輪地焼き 平成 25 年9月中旬~12 月中旬 (3)野地焼き 平成 26 年3月 実施体制 実施主体:花咲盛会員 役 110 名 有識者 阿蘇グリーンストックボランティア 地元の人 その他 特記事項 園内のハナシノブ群生地およびツクシマツモト群生地をイノシシ、シカに より、芽立ち、花期に広範囲を荒らされ、困った末に、24 年9月、シカネッ トを張りました。その後の変化、効果については報告したいと思っています。

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平成 25 年度 新規活動計画案(13) 提出日 平成 25年 1月19日 活動区分 ※事務局で記入 (3)(5) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:(財)阿蘇火山博物館 担当者名:(財)阿蘇火山博物館 森 由佳 事業・活動名 阿蘇の火山体験学習 実施場所 阿蘇山上一帯(草千里ヶ浜、烏帽子岳、杵島岳、中岳~古坊中) 実施日・期間 平成25年4月1日 ~ 平成25年11月30日 事業・活動の 背景とねらい 火山の活動そのものや、その活動が環境に与える影響など、さまざまな 面から阿蘇を捉えようとする動きが始まっている。その一環として、草原 の成り立ちや食物連鎖、物質循環、水環境との関連などの面からも草原に ついて学習することは重要である。 このような状況の下、阿蘇を訪れる修学旅行生や地元の子どもたちに対 して、阿蘇のフィールドを散策しながら、火山、草原、文化などについて 解説を加え、学習効果を高めるような事業を実施する。 事業・活動 の概要 阿蘇を訪れる修学旅行生の他、地元の小中学校などを対象に、博物館見 学とともに周辺のフィールドワークを実施する。その際には、必ず博物館 学芸員や阿蘇インタープリター(特定非営利活動法人 阿蘇ミュージアム所属) が引率し、子どもたちにわかりやすく解説を行う。 このことは、一般観光客に於いても同様、いわゆるエコツアーを希望す る観光客が徐々に増加傾向を示すなか、これらの人々に対してもプログラ ムの提供を行う予定である。 実施時間は約3時間、すべて有料。 なお、希望の学校等に関しては、学芸員がバスに乗り込んで阿蘇エリア 内の景観等について解説することも考える。 実施体制 <広報> 阿蘇火山博物館営業員による営業活動のほか、ホームページで紹介。 広報用のパンフレットを作成。 <受け入れ態勢> 阿蘇火山博物館学芸員3名、学芸員補2名、学術顧問3名 阿蘇インタープリター30名 その他 特記事項 阿蘇においては、平成25年度も引き続き「世界ジオパーク」認定に向け て申請を行う予定である。「草原」は、そのなかの重要なジオサイトのひと つであることを認識し、多面的にとらえていきたい。

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平成 25 年度 新規活動計画案(14) 提出日 平成 25年 1月21日 活動区分 ※事務局で記入 (3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:国立阿蘇青少年交流の家 担当者名:高野 茂樹 事業・活動名 ティーチャーズ・ワークショップの開催(草原環境学習指導者の育成) 実施場所 国立阿蘇青少年交流の家(阿蘇谷)および南郷谷 計2か所 実施日・期間 阿蘇谷:平成25年8月8日(木)、南郷谷:8月28日(水)を予定 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇郡市の教員の方々や地域の教育に携わる方々を対象とし、阿蘇の草 原環境の現状について学び、草原で実際に体験していただくことを通して、 草原環境保全の意識を高める。また、草原について阿蘇の子どもたちに伝 えたり、その学習を支援したりするための契機とする。 事業・活動 の概要 <ティーチャーズ・ワークショップ> 対 象:阿蘇郡市内の教職員及び阿蘇地域に在住で地域の子どもたち と行う草原の学習に興味・関心をもつ方々(各回 20 名程度を予 定) 実施場所:国立阿蘇青少年交流の家(阿蘇谷)、南郷谷 計2か所 参 加 費:無料(食費、現地までの交通費は参加者が負担) 内 容:草原と人との関わり・草原の恵み・草原の危機を守る取り組 み等の講話、草原での自然観察や牛との触れ合い等の体験学 習、草原環境学習の事例紹介など 実施体制 【企画作成】4月に草原環境学習小委員会ワーキンググループで話し合い を行う。 【運 営】交流の家主体にワーキンググループのメンバーが協力する。 共催は草原環境学習小委員会に依頼。 【講 師】草原環境学習小委員会メンバー・町古閑牧野組合・小堀牧野 組合などの地元牧野の方々・専門家の方々に講師をお願いし、 事前準備など密に計画を行い、連携を図る。 その他 特記事項 H24 年度は教職員を対象に、ティーチャーズ・ワークショップを行った。 H25 年度は、教職員のみならず地域の教育に携わる方々にも対象を広げる。 *本活動については、草原再生募金の自由枠へ応募予定である。

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平成 25 年度 新規活動計画案(15) 提出日 平成 25年 1月18日 活動区分 ※事務局で記入 (3)(5) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:一般社団法人アイ・オー・イー 担当者名:山内一平 事業・活動名 阿蘇エコツアー(修学旅行) 実施場所 杵島岳ルート、中岳ルートなど 実施日・期間 平成25年4月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 修学旅行で阿蘇を訪れる児童・生徒に、カルデラや草原の成り立ち、人々 の暮らしと草原のかかわり、草原の維持・保全など風景からだけではとら えることのできない阿蘇の魅力を知ってもらう。 また、それぞれの地域に帰ってからも、阿蘇での体験との比較の中で、 身近な自然の大切さに気づき、生徒自身が主体的に考え、行動していくこ とを目指す。 事業・活動 の概要 エコツアーの要望のあった学校・団体へ向け実施。 例として草千里~杵島岳ルートを1クラス単位で引率し、 阿蘇地域解説→植物観察→火山の成り立ち→神話→ネイチャーゲーム→ 草原維持の話などのような順序で解説。約2時間半のプログラム(有料)。 実施体制 1 クラスあたり1~2名の専門的スタッフをガイドとして配置。 ガイド、危険管理、救急対応などの業務を担当する。 その他 特記事項 「阿蘇エコツーリズム・ガイドライン」にのっとり自然環境、地域社会、 安全への配慮を遵守するとともに、活動中は参加者への注意喚起も促す。

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平成 25 年度 新規活動計画案(16) 提出日 平成 25年 1月21日 活動区分 ※事務局で記入 (3)(1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:関西学院大学 Link ASO 担当者名:今井田 千佳 事業・活動名 牧野の草原管理のお手伝い・草原維持管理に関する政策提言 実施場所 小堀牧野、新宮牧野、町古閑牧野 実施日・期間 平成25年10月頃 事業・活動の 背景とねらい 私たちLink ASOは、2009 年から関西学院大学の学生が主体とな って、阿蘇の草原再生ボランティア活動を行なっている。例年、牧野での 輪地切り等のお手伝いや交流、環境省やグリーンストックの事務所での勉 強会を通じて、阿蘇の草原の素晴らしさと、その陰にある維持管理の苦労 や課題を身を持って学んでいる。そして、学んだ課題をどう解決できるか を考え、学内で発表する。このことで、関西で学ぶ学生に阿蘇の草原につ いて知ってもらい、草原維持への理解を広める。 事業・活動 の概要 詳細はまだ、未定であるが、例年通り 10 月頃に小堀牧野・新宮牧野・町 古閑牧野で輪地切り等のボランティアと勉強会を行う。内容は各牧野の方 と相談して決めたい。また、政策提言の交流会も行いたいと考えている。 実施体制 関西学院大学 Link ASO メンバー約 10 名 小堀牧野・新宮牧野・町古閑牧野の担当の方 その他 特記事項

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平成 25 年度 新規活動計画案(17) 提出日 平成 25年 1月21日 活動区分 ※事務局で記入 (3)(1)(2) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:熊本県立阿蘇中央高等学校グリーン環境科 担当者名:鳥江 太介 事業・活動名 草原環境学習及び草原維持活動 実施場所 阿蘇中央高校阿蘇清峰校舎ほか 実施日・期間 平成25年4月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 本校グリーン環境科は前身の阿蘇農業高校、阿蘇清峰高校の頃より小柏演 習林周辺の輪地切り、輪地焼き、野焼きを授業の一環として実施し、草原の 維持管理に取り組んできた。平成22年度より学科名称を変更し、林業や草 原を通して地域環境を守る人材育成を目指している。本活動で生徒たちは阿 蘇の草原の成り立ちや農林業との関係など草原について体系的に学習する。 また、近年の草原面積減少やそれから派生する課題を生徒たちが主体的に解 決し、地域貢献することを目的としている。 事業・活動 の概要 ①希少植物調査(町古閑牧野組合) 4月から10月の期間、月1回の植物調査を行い図鑑作成。 ②野草を利用した堆肥づくり、野菜栽培、販売 ③草泊りの製作 ④草原再生募金活動への参加 ⑤輪地切り、輪地焼きの実施(小柏演習林) ⑥野焼き(小柏演習林) ⑦放棄地の再生及び放牧(計画) 実施体制 (主体) 阿蘇中央高校グリーン環境科生徒約50名 (連携・協力) 環境省阿蘇自然事務所 町古閑牧野組合 その他 特記事項

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平成 25 年度 新規活動計画案(18) 提出日 平成 25年 1月25日 活動区分 ※事務局で記入 (3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:環境省 九州地方環境事務所 阿蘇自然環境事務所、 阿蘇草原再生協議会 草原環境学習小委員会 担当者名:安藤 忍 事業・活動名 草原環境学習の基本プログラムの検討 ☆阿蘇草原キッズ・プロジェクト 実施場所 阿蘇自然環境事務所、草原環境学習小委員会ワーキンググループ 実施日・期間 平成25年 4 月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい <背 景> 平成 20 年度に草原環境学習小委員会の活動計画として承認され、平成 21 年度より開始した「阿蘇草原キッズ・プロジェクト」では、阿蘇の子ども たちが、阿蘇の草原に対する一定の知識と興味や関心を持つことができる ような仕組みづくりを5箇年計画で実施している。 <ねらい> 本活動は、「阿蘇の草原キッズ・プロジェクト」の一環として、学校教育 の中に取り入れやすい草原環境学習の基本プログラムを検討するものであ る。基本プログラムでは、草原環境について学ぶ際の基本的な 4 つのテー マ(1.阿蘇のカルデラと草原の成り立ち、2.暮らしと草原、3.草原が もたらす恵み、4.草原の現状と保全の取り組み)について、学習対象と しやすい素材(火山、あか牛、草原の生きもの、野焼きなど)を取り上げ て展開する。 事業・活動 の概要 <基本プログラムの検討> 平成 23 年度より、阿蘇郡市の学校を対象にこれまで実践した草原環境学 習の成果をとりまとめて、基本プログラムの検討に着手し、平成 24 年度中 に 10 本の基本プログラム(案)を作成している。 平成 25 年度は、基本プログラム(案)を阿蘇郡市内の学校において試行 し、その改善点を洗い出して、10 本の基本プログラムを完成させる。 実施体制 基本プログラムの検討は、学校の先生等教育関係者の意見を取り入れ、 草原環境学習小委員会ワーキンググループの意見を反映しながら行う。 その他 特記事項 平成 24 年度までに作成した基本プログラム(案)の試行については、環 境学習小委員会より阿蘇郡市内の学校へ参加を呼びかけ、阿蘇草原キッ ズ・プロジェクトに参加する団体・個人の協力・連携で行う。

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平成 25 年度 新規活動計画案(19) 提出日 平成 25年 1月25日 活動区分 ※事務局で記入 (3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:環境省 九州地方環境事務所 阿蘇自然環境事務所 担当者名:安藤 忍 事業・活動名 出前講座:阿蘇の草原を未来へつなごう ☆阿蘇草原キッズ・プロジェクト 実施場所 阿蘇市郡内小中学校、高等学校および地元牧野等 実施日・期間 平成25年 4 月~平成26年3月(通年・学校の要望に対応) 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇に暮らしていながら、草原と人との関わりについて知らない子どもたちが多 いのが現状である。阿蘇の草原を守っていくためには、地元の理解が不可欠であり、 そのためにはまず、地元の子どもたちに、阿蘇の草原環境に興味関心をもってもら うことが重要である。そこで、小中高校の総合学習や地域学習などの時間に出前講 座を行う。これらの学習を通して、阿蘇の草原は人の手によって守られてきた事、 千年を超える長い歴史の中で守り続けられてきたことを伝え、それぞれの子どもた ちが故郷を誇りに思う気持ちを育てる。 事業・活動 の概要 「人の暮らしと共にある草原」や「阿蘇の草原の現状と課題」など、阿蘇ならで はのテーマに興味・関心を持ってもらえるように、対象にあわせた学習内容を学校 の先生と相談しながら企画する。その際、H24 年度に阿蘇草原キッズ・プロジェクト の一環として作成した基本プログラム案を活用して、その試行も積極的に行う。 ◎ 実施対象:阿蘇郡市内小中学校、高等学校を中心とする ◎ 実施場所:阿蘇郡市内小中学校、高等学校及び地元牧野など ◎ 費 用 :基本的に無料 ◎ 募集方法:基本的には学校の要請に対応 ◎ 対象別プログラム(案) ・小学低学年向け:阿蘇の草原に生育・生息している生きものを通して、草原環 境に興味・関心をもつ。 ・小学中学年向け:阿蘇の草原へ行き、観察や体験を通して、草原環境に興味・ 関心をもつ。 ・小学校高学年~:草原での体験や地元との交流を通して、阿蘇の草原の現状と 課題を理解し、自分達にできることを考え行動する。 実施体制 阿蘇自然環境事務所のスタッフと、学校の先生が協力して企画・実施する。 必要に応じて、小委員会のメンバーや地元牧野組合の方々、専門家の方などに講師 を依頼する。(外部講師謝金等の費用が発生する場合は、学校による負担や基本プロ グラム試行に関わる助成を活用する) その他 特記事項 ◎学校が主体となって草原環境学習の取り組みを行う場合の相談にも対応し、当事 務所で作成のワークブックや指導書、学習プログラムの提供を行う。 ◎林間学習や、集団宿泊研修、修学旅行などで阿蘇に訪れる地域外の学校の希望に も対応し、広く阿蘇の草原に興味関心をもってもらう。 ◎「阿蘇草原キッズ・プロジェクト」の中で進めている他の事業(例:阿蘇の草原を 守るために「野草紙を作ろう」プロジェクト)と連携する機会を活用し、一連の プログラムの実施を通して、より総合的な草原の学習となるように工夫する。

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平成 25 年度 新規活動計画案(20) 提出日 平成 25年 1月29日 活動区分 ※事務局で記入 (3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:環境省 九州地方環境事務所 国立公園・保全整備課 担当者名:国立公園・保全整備課 北原 良夫 事業・活動名 阿蘇草原再生に関する情報発信資料の作成 実施場所 阿蘇市郡内を主対象 実施日・期間 平成25年7月~平成26年3月 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇の草原の現状、草原を保全する意味、草原再生の取組などを広く発 信するとともに、情報を共有し合意形成を図るため平成 15 年度より継続的 に実施している地域内外の多様な住民を含む関係者に対する情報発信資料 の作成・配布を行う。 事業・活動 の概要 (1)阿蘇草原再生ニュースレター 環境省が実施している草原再生事業の取組(草原環境学習出前講座、牧 野カルテ作成など)を紹介する配付資料として、平成 15 年から引き続き 2回発行する。 (2)阿蘇草原カレンダー 阿蘇の草原内で生育、生息する動植物の一年を通した草原との関わりを テーマに、豊かな草原の環境の素晴らしさ、保全の大切さを伝える内容と する。 (3)地元の子ども及び保護者向け草原新聞 草原の現状や課題を知り、親子で一緒に考えてもらうための配付資料と して平成 17 年度から引き続き2回発行する。 ・「子どもそうげんしんぶん」(小学校1年~3年) ・「草原しんぶん」(小学校4年~中学3年) ・「草原新聞」保護者向け ・「阿蘇の草原ぬりえコンテスト」及び「阿蘇の草原を描こうコンテスト」 を実施 ・草原再生キッズページ(HP)内で募集、入賞作品、展示場所の紹介を実 施 実施体制 ・環境省九州地方環境事務所、阿蘇自然環境事務所 ・協力者(地元牧野組合、学校関係者、コンテスト展示場所提供者) その他 特記事項 阿蘇草原再生に関する情報発信資料の作成

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平成 25 年度 新規活動計画案(21) 提出日 平成 25 年 1 月 21 日 活動区分 ※事務局で記入 (4)(1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:阿蘇草原再生シール生産者の会 会長/市原啓吉 担当者名:阿蘇草原再生シール生産者の会事務局(阿蘇自然環境事務所内)/田上 事業・活動名 野草堆肥を利用した農産品の流通拡大にむけた活動 実施場所 阿蘇郡市内(各牧野、生産者会員の農園)、熊本市 実施日・期間 平成 25 年 4 月~平成 26 年 3 月 事業・活動の 背景とねらい ・阿蘇草原再生シール生産者の会には、阿蘇の草原の野草を堆肥等として利用し 農産品等を生産する農家等が集まっている。会員が生産する農産物品等に「阿 蘇草原再生シール」を貼付することによりブランド化し、農産品等の付加価値 を高めることにより流通を促進させ、草原環境の保全及び再生を図ることを目 的としている。 ・野草を利用することが草原再生に繋がることを念頭に、今年度においても多く の野草を利用し農産品の生産に努めると共に、その農産品にシールを貼付し販 売することにより消費者に対して草原を守ることの大切さを普及、啓発する。 事業・活動 の概要 1.活動を通しての野草利用の促進 ①常時販売 ・野草を利用して生産した農産品に「阿蘇草原再生シール」を貼付し、直売所等で 販売する。 ・実施場所:四季彩いちのみや、あぜり庵、ASO 田園空間博物館(阿蘇市)、きよ らカァサ(南小国)、物産館「自然庵」(南阿蘇)、高森湧水トンネル公園直売所(高 森町)など。 ②アンテナショップ販売 ・会員が経営する瀬の本農場「八菜家」の店頭で会の農産品コーナーを設け、販売 を行う。 ・昨年度(H24)実施する予定だったが、水害の影響により延期されている。 ③イベント販売 ・阿蘇マルシェに参加し販売を行う。時期:4~11 月まで。 ・活動内容の普及啓発のために熊本市内等でイベント販売を行う。時期:6 月(1 回)、7~8 月(2 回)、11~12 月(2 回) ④産地直送販売 ・シールを貼付した野菜セットの産地直送販売(県外も対象)を行う。 ・実施方法:阿蘇グリーンストックのギフトセットを通して夏と冬に行う。 ⑤採草活動 ・野草地において採草活動を実施し、刈り取った野草を会員が野草堆肥として利 用する。採草面積は約 2.5ha。 2.活動範囲の拡大 ①情報発信 ・対象:賛助会員、ファンクラブ会員、環境保全や有機栽培に関心のある消費者。 ・内容:会の HP、DM 等を利用し活動情報等を発信する。 ②生産者会員の拡大 ・対象:地元生産者等 ・内容:会の活動に興味を示した生産者を勧誘する。 実施体制 ・会員 28 名(生産者会員 20 名、賛助会員 8 名):農産品の生産・販売、イベント 企画、活動 PR ・事務局:イベント企画、情報発信 ※阿蘇グリーンストック:ギフトセットに当会の野菜セットを掲載させて頂いて いる。 その他 特記事項 ・昨年度(H24)は都市部(主に東京都)にて開催される熊本・阿蘇の農産品 PR イベ ントへの出品依頼が多く寄せられ、対応した。今年度も引き続き出品依頼には 対応していく。 ・更なる事業の拡大、広報、参加者の紹介などの際の協力、支援を協議会にお願 いします。

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平成 25 年度 新規活動計画案(22) 提出日 平成 25年 2月11日 活動区分 ※事務局で記入 (4)(1) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:草原再生オペレーター組合 担当者名:中坊 真 事業・活動名 採草による未利用草原の再生 実施場所 阿蘇市内 実施日・期間 平成25年4月 ~ 平成27年3月 事業・活動の 背景とねらい ・現在未利用となっている草原の草を刈ることで、草原の保全と野焼きの危 険性の軽減を目指します。 ・採草された草を、飼料や堆肥用の資材として活用することで、地域資源の 有効活用による活性化を図ることを目指します。 ・後継者不足で野草の調達に苦労していた畜産農家に適正価格で販売するこ とで、畜産業への貢献も目指します。 ・これまで飼料に適さなかった野草を TMR 化により、飼料に転換することで 付加価値の向上を検討するなど、野草資源のさまざまな活用方法の検討を 行います。 事業・活動 の概要 ① 未利用草地の把握・牧野組合との協議 利用されなくなった草地の情報や牧野組合からの要望により、採草作業を おこなう草地について現地確認を行いながら、場所を選定します。 ② 採草作業 傾斜地に強い大型のトラクターを使って、オペレーター組合の組合員が採 草作業を行います。刈り取った野草は、ロールベーラーでロールにして、倉 庫に保管します。 ③ 野草販売事業 採草したロールは、刈り取った時期や状態に応じて、飼料や堆肥・マルチ 用として阿蘇地域内外に販売し、活動資金とします。 実施体制 オペレーター組合が主体となり事業を推進し、事業に係る牧野組合との協議 や野草販売等については、九州バイオマスフォーラム及び阿蘇市と連携しな がら事業を実施していきます。 その他 特記事項 ・野草は、施設園芸農家や果樹へのマルチ・土壌改良資材として好評です。 ・野草の他に野草灰も販売しています。 使ってみたい方は、ぜひお問い合わせください (問い合わせ先:九州バイオマスフォーラム TEL:0967-22-1013)

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平成 25 年度 新規活動計画案(23) 提出日 平成 25年 2月8日 活動区分 ※事務局で記入 (5)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:阿蘇北外輪トレッキング協議会 担当者名:阿南善範 事業・活動名 阿蘇北外輪山及び中央火口丘における草の道再生と活用 実施場所 阿蘇市周辺の外輪山、中央火口丘 実施日・期間 平成25年4月1日 ~ 平成26年3月31日 事業・活動の 背景とねらい 北外輪山や中央火口丘は 40 年ほど前まで、牛道を使って採草や放牧が行 われていた。現在は、車両等を利用しての運搬が主流となり、それによっ て使用された草の道は藪となり、雑木が茂り、足を踏み入れる事もなくな った。 その草の道を整備し、阿蘇で四季を通じて山歩き(トレッキング)を楽 しむ多くの人たちに、素晴らしい阿蘇の風景を楽しんで頂くため、また、 健康を願う多くの人たちに 事業・活動 の概要 所定の日時に集合して、決まったコースを歩きながら、花や木の名前を 習得し、風景を楽しみながら歩く。昼食は各自が持参するが、弁当屋さん に届けてもらうこともある。 現在、65 コースを開き、楽しんでいる。 今年は、頂上部をつなぎ、外輪山の端辺を歩いている。 実施体制 外輪山や火口丘に関連する組合や放牧地の管理者の皆さまから入場許可を 頂き、チリやゴミを回収しながらトレッキングを楽しむ。 スタッフ 10 名、参加者毎回 20 人~30 人 その他 特記事項 牧野組合や草原管理者、草の道関係者とルールについて、話し合いを行ってい る。

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平成 25 年度 新規活動計画案(24) 提出日 平成 25年 1月19日 活動区分 ※事務局で記入 (5)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:特定非営利活動法人 阿蘇ミュージアム 担当者名:池辺 伸一郎 事業・活動名 阿蘇人ツーリズムの実施 実施場所 阿蘇周辺のフィールドおよび地元の受入家庭 実施日・期間 平成25年4月1日 ~ 平成25年11月30日 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇において、自然体験や文化体験などの学習活動とともに、阿蘇の人々 との“ふれあい”を体験することも重要である。阿蘇に於いて様々な事業 (農業、観光、陶芸、畜産など)に携わっている方々に、直接話を聞いた り、仕事の手伝いをさせてもらうことによって、生き様や考えなどについ て感じ取る。このことが阿蘇の持つ特有の自然や文化を知ることにもつな がる。 事業・活動 の概要 主に修学旅行の生徒を10~15人ほどのグループに分け、それぞれの 受け入れ先に半日間出向く。それぞれ受け入れていただいた方々の仕事を 手伝ったり、話を聞くことで、様々な学習活動を行う。 その際、各受け入れ先と子どもたちの中にインタープリターが入ること によって、意志の疎通をよりやりやすくしている。 実施体制 阿蘇インタープリターを中心とした阿蘇ミュージアムの構成メンバー インタープリター事務局の村田隆一氏が中心となって、メンバーの手配、 学校やエージェントとの連絡を行う。 その他 特記事項 阿蘇たにびと博物館の「たにびとツーリズム」の団体バージョンでもあり、より 多くの子どもたちを受け入れることができるようなシステムをとっている。

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平成 25 年度 新規活動計画案(25) 提出日 平成 25年 1月19日 活動区分 ※事務局で記入 (5)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:阿蘇ガイド養成講座実行委員会 担当者名:(財)阿蘇火山博物館 森 由佳 事業・活動名 阿蘇ガイド養成講座 実施場所 阿蘇火山博物館レクチャールーム及び阿蘇全域のフィールド 実施日・期間 平成25年4月1日 ~ 平成26年3月31日 事業・活動の 背景とねらい 阿蘇を訪れる人たちに、阿蘇の草原をはじめとする自然や歴史・文化、 伝統などを分かりやすく、楽しく伝えることはもちろん、巨大カルデラの 形成に始まる阿蘇火山の大地の成り立ちや、そこに生きてきた人々の暮ら しのストーリーを正しく語ることのできるガイドの育成を目指す。 事業・活動 の概要 第1部:基礎講座、第2部:専門講座を実施(有料)。 基礎講座は、「阿蘇インタープリター養成講座」とし、阿蘇について幅広 い観点から総合的な学習を進める。 専門講座は、「阿蘇ジオパークガイド養成講座」とし、地形や地質に関す るより専門的な内容について学習し、各ジオサイトにおける科学的な基礎 知識や、そこから派生する様々なコンテンツを「ジオ」の観点から学ぶ。 また、阿蘇ジオパークのテーマに基づいて、阿蘇ジオパークの魅力を分か りやすく伝える方法について実践を交えながら学習する。 実施体制 主催:阿蘇ガイド養成講座実行委員会 ※(財)阿蘇地域振興デザインセンター、(財)阿蘇火山博物館久木文化 財団、(特活)阿蘇ミュージアム、阿蘇ジオパーク推進協議会、阿蘇エ コツーリズム協会で構成。 講師:実行委員会のメンバー及び各分野の専門家 その他 特記事項 今まで、(特活)阿蘇ミュージアムで行っていた「阿蘇インタープリター 養成講座」と、阿蘇ジオパーク推進協議会で行っていた「阿蘇ジオガイド 養成講座」を連携させたものである。

(28)

平成 25 年度 新規活動計画案(26) 提出日 平成 25年 2月13日 活動区分 ※事務局で記入 (5)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:長野良市(阿蘇トラベルデスク) 担当者名:長野良市 事業・活動名 阿蘇の草原スタディツアー 実施場所 阿蘇(牧野組合さんと話して対応してもらえる所) 実施日・期間 毎月1本(日帰りか宿泊を設定する) 事業・活動の 背景とねらい 私は3年前、着地型旅行を積極的に行う旅行会社として新規参入しまし た。今後、阿蘇に於ける着地型旅行商品を多く企画していきますが、特に 草原と関わり合いをもったプログラムを作っていきます。観光旅行という より、阿蘇を学ぶスタディツアーを企画します。 事業・活動 の概要 阿蘇の観光スポットを含めた旅程の中で阿蘇のジオガイドと牧野組合の 方による草原と生活、また火山の説明を含めた内容を行うことで地域に少 しでもお金が落ちるシステムをつくります。食事は南阿蘇、北阿蘇にある あか牛を食材に出す店を使用。 実施体制 案内人協会、ジオガイドのメンバー、並びに牧野組合の方、旅程内容に より協力してもらう人数は違ってくる。 その他 特記事項 観光スポットの内容だけではなく、阿蘇を学ぶツアーとしてこの企画の 可能性を旅行会社として探ってみたいと考えます。

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新規活動計画案(簡易版)

(第 15 回協議会以降に提出された計画案) 牧野管理 に関する活動 NO 活動 区分 実施主体名 (提出者) 実施場所 活動概要 実施時期 1 1 前川牧野組合 前川牧野 (南阿蘇村) 3月:野焼き 正組合員3名・準組合員 42 名 4月 鉄条網の修理 3名 9月 輪地切り、輪地焼き 45 名 <その他> 牧野内の放牧地 30ha に、あか牛4頭を受入れ 予定 H25.4 ~ H25.12 2 1 扇牧野組合 扇牧野組合 (南小国町) 野焼き等による牧野維持管理を組合員やボラ ンティアの方と行う H25.3 ~ H25.10 3 1 村山牧野組合 村山牧野 (高森町) 南阿蘇畜協及び高千穂地域畜産関係者の斡旋 により、放牧牛を受入れ <その他> 牧野内の放牧地 50ha にあか牛 30 頭、黒牛 20 頭を受入れ予定 H 25.5 ~ H 25.12 4 1 ・ 3 波居原牧野組 合 波居原牧野 (南小国町) 町、共済組合、家畜保健所、JA、生産者、家畜 の安全祈願を兼ねて親睦会 <その他> 牧野内 150ha にあか牛 50 頭を放牧(組合員5 名) H 25.7 末 ※活動区分 1:牧野管理 に関する活動 2:動植物(生物多様性)に関する活動 3:草原学習に関する活動 4:野草資源に関する活動 5:草原の観光利用に関する活動

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(参考)新規活動計画案

(担当小委員会開催後に提出された計画案) ※NPO 法人押戸石の丘は第 16 回協議会で新規加入の予定。 提出日 平成 25年 2月 28日 活動区分 ※事務局で記入 (5)(3) 実施主体名 (提出者) 団体・法人/個人名:NPO法人押戸石の丘 担当者名:下城 孔志郎 事業・活動名 押戸石の丘周辺原野の環境保全 実施場所 押戸石の丘周辺原野(上中原財産組合所有地) 実施日・期間 平成24年9月15日から通年 事業・活動の 背景とねらい 押戸石の丘周辺の原野は地元上中原の農家があか牛の放牧地として、又 あか牛の冬の飼料の採草地として代々受け継ぎ、野焼きや道路の整備を行 いながらその環境を守って来た。近年パワースポットとして多くのマスコ ミや旅ガイドブックに取り上げられ、多くの人が訪れるようになった。し かし、中には心ない人が、缶・ビン、ビニール袋などを放置し、又四駆車 や、バイクなどで草地を荒らす事態が見られるようになった。 私達は、この自然環境と生活を守る為、そしてこれを次世代に引き継ぐ 為にNPO法人を立ち上げその保全につとめている。 事業・活動 の概要 ①ゴミ捨集作業 ②道路整備 ③押戸石の丘及び原野を観光客にご理解いただく為の説明とパンフレット の配布 ④草泊りによる子どもの健全育成事業 実施体制 ・組合員40名(内NPO法人理事17名) ・サポーター15名 ・町商工会観光協会 その他 特記事項 昔は全ての農家にいたあか牛が今はわずかとなり、草原も草が伸び放題と いう現状の中で、植栽した櫟は野焼きの火が大きくなりあまり育たない、貴 重な野生の草花も絶滅が危惧される状況になっている。草原の維持・再生は 大変難しいことではあるが、千年続くこの素晴らしい自然環境を次世代に引 き継ぐため、今、知恵を絞り行動しなければならないと考える。 ◇協議会で検討・協議したいこと ・観光地としての連携 ・観光地と環境保全の共生はいかにあるべきか。

参照

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