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新年のご挨拶 公益財団法人長崎県暴力追放運動推進センター 理事長 小田信彦 明けましておめでとうございます みなさまにおかれましては ご家族共々すばらしい新春をお迎えのこととお慶び申しあげます 昨年は 暴力追放運動等の事業にご支援とご協力いただき 厚くお礼申しあげます また 厳しい経済情勢下にもかか

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Academic year: 2021

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公益財団法人

長崎みなとメディカルセンター

47

2016.1

暴追センター

公益財団法人

●発行  平成28年1月      (公財)長崎県暴力追放運動推進センター ●印刷  長崎市幸町3-11 TEL(095)827-4343 発行と印刷  当センターは、「暴力のない明るい安全で安心 な郷土・長崎県」の実現を目的として、平成4年に 設立された財団法人長崎県暴力団追放県民会議 を母体とし、公益法人制度改革により平成24年、 公益財団法人に認定されました。センターが行う 事業にご賛同・ご支援いただく賛助会員を広く募 集しています。  皆様方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。  反社会的勢力等からの不当行為に対する各種の 相談事業、不当行為を防止するための広報啓発事 業、各事業所で選任された不当要求防止責任者に 対する講習などを行っています。  センターが行っている暴力追放に関する事業に 賛同・支援いただいて入会された個人又は団体を いいます。  主に広報啓発活動、暴力追放運動の支援活動、 相談活動などに充てられています。  入会申込書に所要事項をご記入の上、センター 事務局へ郵送又はFAXして下さい。  賛助金は、年会費制で1口    個人 5千円  法人 2万円 で、加入口数は自由です。  センターは公益財団法人ですから税法上の優遇 措置を受けることができます。  会員は、センターが配付する「暴追会員之証」の ほか暴力追放に関する資料・機関誌などを無料で 受領することができます。 公益財団法人

長崎県暴力追放

運動推進センターとは?

センターで行っている事業は?

賛助会員とは?

賛助金の使い途は?

入会手続きは?

賛助金は?

入会のメリットは?

暴対センター賛助会員の募集

暴対センター賛助会員の募集

出 島

写真提供 (一社)長崎県観光連盟

(2)

公益財団法人長崎県暴力追放運動推進センター

理事長

小 田 信 彦

本部長

長崎県警察本部

金 井 哲 男

 新年明けましておめでとうございます。  皆さまには、穏やかな新春をお迎えになられたこ ととお慶び申し上げます。  長崎県暴力追放運動推進センターをはじめ、県 民の皆さまには、常日頃から警察活動に対しまして 深甚なるご理解と多大なるご協力をいただいており ますことに、厚くお礼申し上げます。  さて、近年の暴力団は、各業界において暴力団 排除への取組みが強化される中、構成員等の数は 減少傾向にありますものの、組織の実態を隠蔽、 潜在化させて一般の経済・社会活動に入り込み、 資金獲得活動を図るなど、引き続き健全な社会シス テムを阻害する存在となっています。  このような暴力団をはじめとする反社会的勢力か らの県民の被害を防止するため、県警では「暴力 団等犯罪組織の壊滅」を運営指針の一つに掲げ、 暴力団対策に取り組んでいるところです。  昨年の暴力団情勢を振り返りますと、福岡県内に おいて住民の脅威となっていた五代目工藤會につい ては、壊滅対策が更に徹底して推進され、26 年の 総裁検挙に引き続き、中枢幹部をはじめとする組員 を大量、反復して検挙するなど、組織に大きな打撃 を与えております。  しかし、その一方で国内最大の指定暴力団であ る六代目山口組が内部分裂し、離脱した一部傘下 組織が「神戸山口組」を立ち上げましたが、過去、 暴力団の分裂に端を発した対立抗争により一般市民 が巻添えとなった例もあり、こうした情勢は市民生 活に対する大きな脅威となっております。現時点で は、対立抗争という状況までには至っておりません が、全国的に見れば関係者が絡む事件あるいはトラ ブルも散見され、今後、両団体間における対立抗争  長崎県内にも六代目山口組及び神戸山口組の傘 下組織が存在していることから、県警においても、 引き続き関係団体の動きを最大限の注意をもって把 握し、抗争の火種になるような事件の検挙を徹底す るなど、取締りの力で抗争を防遏し、市民生活の 安全確保に万全を期していきたいと考えております。  昨年中は幸いにして、県内において市民や事業者 への襲撃事件や抗争事件は発生しませんでした。し かしながら、恐喝及び強要、薬物事件といった暴力 団の資金源に繋がる犯罪の発生が後を絶ちません。  暴力団に打撃を与える最も効果的な手段は、徹底 した検挙・取締りであり、警察としても鋭意取締り に努めているところですが、冒頭に申しましたとおり、 現在の暴力団は姿を隠し、潜在化している傾向にあ ります。この暗躍する暴力団を弱体化・壊滅するた めには、県民の皆さまとともに、官民一体となった 暴力団排除活動を推進する必要があります。また、 離脱者については就労支援等により社会復帰を促す ことが重要ですが、これについても県民の皆様のご 理解とご協力が不可欠です。  暴力団の弱体化・壊滅は、強力な取締活動と社 会全体での暴力団排除活動が連動することによっ て、成しえるものと考えます。県警は、関係する方々 の保護に万全を期しつつ、各種法令を駆使して徹底 した検挙・取締りを行いますとともに、暴追センター をはじめとする関係機関・団体の皆さまと緊密な連 携を図り、県民の皆さまの活動を全力で支援してま いりますので、引き続きご理解とご協力のほどよろし くお願いいたします。  結びに、暴追センターの益々のご発展と暴力団排 除に携わっている皆さま方のご健勝を祈念して新年 のご挨拶とさせていただきます。

新 年 の ご 挨 拶

ご あ い さ つ

 明けましておめでとうございます。  みなさまにおかれましては、ご家族共々 すばらしい新春をお迎えのこととお慶び申 しあげます。  昨年は、暴力追放運動等の事業にご支援 とご協力いただき、厚くお礼申しあげます。  また、厳しい経済情勢下にもかかわりませ ず、暴追センターの事業活動を支えていただ いておられる賛助会員のみなさまに対しまし てあらためて心より感謝申しあげます。  平成 27年11月2日(月)、23 年ぶりに長崎 県で日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会、 長崎県弁護士会、長崎県警察及び当暴追セ ンターの主催で第 83 回民事介入暴力対策長 崎大会及び暴力団追放長崎県大会が開催さ れました。全国暴力追放運動推進センター をはじめ長崎県や長崎市の後援を得ながら、 それぞれの大会を盛会理に開催することが できました。「長崎県から暴力団を追放する。」 という声を県内はもとより全国に訴えるこ とができたものと考えています。  大会開催に向けてご尽力いただいた関係 者のみなさまをはじめ、大会にご参加いた だきました多くの県民のみなさまにあらた めて感謝の意を表する次第です。  また、特定危険指定暴力団等に指定され ている五代目工藤會が警察の厳しい取締り により離脱者が相次ぎました。組織を壊滅 させるためにもその社会復帰対策の推進が 全国的に検討された年でもありました。  さらに、日本最大の組織六代目山口組の 分裂など暴力団情勢は予断を許さない厳し い情勢にあります。暴力団等反社会的勢力 の壊滅のためには県警、弁護士会、当セン ター、行政機関は勿論、地域、職域が一体と なって、心を一つにして総合的な対策をとっ ていくことこそ大切だと考えます。  このような認識の元、当センターといた しましても、暴排の広報啓発活動、相談業務、 不当要求防止責任者講習など各種事業の確 実な推進はもとより、県下の地域、職域の 暴排組織との連携を一層強化し、しっかり その活動を支援してまいりたいと考えてお ります。  最後になりましたが、みなさまのご多幸、 ご活躍を祈念申し上げ、新年のご挨拶とい たします。 ぼうあつ

(3)

公益財団法人長崎県暴力追放運動推進センター

理事長

小 田 信 彦

本部長

長崎県警察本部

金 井 哲 男

 新年明けましておめでとうございます。  皆さまには、穏やかな新春をお迎えになられたこ ととお慶び申し上げます。  長崎県暴力追放運動推進センターをはじめ、県 民の皆さまには、常日頃から警察活動に対しまして 深甚なるご理解と多大なるご協力をいただいており ますことに、厚くお礼申し上げます。  さて、近年の暴力団は、各業界において暴力団 排除への取組みが強化される中、構成員等の数は 減少傾向にありますものの、組織の実態を隠蔽、 潜在化させて一般の経済・社会活動に入り込み、 資金獲得活動を図るなど、引き続き健全な社会シス テムを阻害する存在となっています。  このような暴力団をはじめとする反社会的勢力か らの県民の被害を防止するため、県警では「暴力 団等犯罪組織の壊滅」を運営指針の一つに掲げ、 暴力団対策に取り組んでいるところです。  昨年の暴力団情勢を振り返りますと、福岡県内に おいて住民の脅威となっていた五代目工藤會につい ては、壊滅対策が更に徹底して推進され、26 年の 総裁検挙に引き続き、中枢幹部をはじめとする組員 を大量、反復して検挙するなど、組織に大きな打撃 を与えております。  しかし、その一方で国内最大の指定暴力団であ る六代目山口組が内部分裂し、離脱した一部傘下 組織が「神戸山口組」を立ち上げましたが、過去、 暴力団の分裂に端を発した対立抗争により一般市民 が巻添えとなった例もあり、こうした情勢は市民生 活に対する大きな脅威となっております。現時点で は、対立抗争という状況までには至っておりません が、全国的に見れば関係者が絡む事件あるいはトラ ブルも散見され、今後、両団体間における対立抗争 の発生が懸念されるところであります。  長崎県内にも六代目山口組及び神戸山口組の傘 下組織が存在していることから、県警においても、 引き続き関係団体の動きを最大限の注意をもって把 握し、抗争の火種になるような事件の検挙を徹底す るなど、取締りの力で抗争を防遏し、市民生活の 安全確保に万全を期していきたいと考えております。  昨年中は幸いにして、県内において市民や事業者 への襲撃事件や抗争事件は発生しませんでした。し かしながら、恐喝及び強要、薬物事件といった暴力 団の資金源に繋がる犯罪の発生が後を絶ちません。  暴力団に打撃を与える最も効果的な手段は、徹底 した検挙・取締りであり、警察としても鋭意取締り に努めているところですが、冒頭に申しましたとおり、 現在の暴力団は姿を隠し、潜在化している傾向にあ ります。この暗躍する暴力団を弱体化・壊滅するた めには、県民の皆さまとともに、官民一体となった 暴力団排除活動を推進する必要があります。また、 離脱者については就労支援等により社会復帰を促す ことが重要ですが、これについても県民の皆様のご 理解とご協力が不可欠です。  暴力団の弱体化・壊滅は、強力な取締活動と社 会全体での暴力団排除活動が連動することによっ て、成しえるものと考えます。県警は、関係する方々 の保護に万全を期しつつ、各種法令を駆使して徹底 した検挙・取締りを行いますとともに、暴追センター をはじめとする関係機関・団体の皆さまと緊密な連 携を図り、県民の皆さまの活動を全力で支援してま いりますので、引き続きご理解とご協力のほどよろし くお願いいたします。  結びに、暴追センターの益々のご発展と暴力団排 除に携わっている皆さま方のご健勝を祈念して新年 のご挨拶とさせていただきます。

新 年 の ご 挨 拶

ご あ い さ つ

 明けましておめでとうございます。  みなさまにおかれましては、ご家族共々 すばらしい新春をお迎えのこととお慶び申 しあげます。  昨年は、暴力追放運動等の事業にご支援 とご協力いただき、厚くお礼申しあげます。  また、厳しい経済情勢下にもかかわりませ ず、暴追センターの事業活動を支えていただ いておられる賛助会員のみなさまに対しまし てあらためて心より感謝申しあげます。  平成 27年11月2日(月)、23 年ぶりに長崎 県で日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会、 長崎県弁護士会、長崎県警察及び当暴追セ ンターの主催で第 83 回民事介入暴力対策長 崎大会及び暴力団追放長崎県大会が開催さ れました。全国暴力追放運動推進センター をはじめ長崎県や長崎市の後援を得ながら、 それぞれの大会を盛会理に開催することが できました。「長崎県から暴力団を追放する。」 という声を県内はもとより全国に訴えるこ とができたものと考えています。  大会開催に向けてご尽力いただいた関係 者のみなさまをはじめ、大会にご参加いた だきました多くの県民のみなさまにあらた めて感謝の意を表する次第です。  また、特定危険指定暴力団等に指定され ている五代目工藤會が警察の厳しい取締り により離脱者が相次ぎました。組織を壊滅 させるためにもその社会復帰対策の推進が 全国的に検討された年でもありました。  さらに、日本最大の組織六代目山口組の 分裂など暴力団情勢は予断を許さない厳し い情勢にあります。暴力団等反社会的勢力 の壊滅のためには県警、弁護士会、当セン ター、行政機関は勿論、地域、職域が一体と なって、心を一つにして総合的な対策をとっ ていくことこそ大切だと考えます。  このような認識の元、当センターといた しましても、暴排の広報啓発活動、相談業務、 不当要求防止責任者講習など各種事業の確 実な推進はもとより、県下の地域、職域の 暴排組織との連携を一層強化し、しっかり その活動を支援してまいりたいと考えてお ります。  最後になりましたが、みなさまのご多幸、 ご活躍を祈念申し上げ、新年のご挨拶とい たします。 ぼうあつ

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 近年の暴力団の傾向としては、暴力団員等の数が 87,000 人と過去最高であった平成 16 年を境に年々減少傾 向にあり、平成26年末にも過去最少となる53,500人を記録 している現状から、本年もさらに減少することが予想され ます。  昨年夏頃までは、六代目山口組、住吉会、稲川会の主 要 3団体が全体数の約70パーセントを占め、その中でも六 代目山口組だけで全体の 40 パーセント強を占めていました が、夏以降は、六代目山口組が内部分裂し、離脱した一 部傘下組織が新組織を立ち上げたことで、一極集中化し ていた六代目山口組体制に揺らぎが生じました。  一方、長崎県内においては、平成 27 年 12月末現在で、 暴力団11組織、暴力団員等の数として約370人を把握して います。  長崎県内においても、昨年夏頃までは、全国の傾向と 同様に、六代目山口組が最大勢力を有していたところです が、六代目山口組が内部分裂したことで、県内勢力も細 分化が進み、県内組織の勢力としては分散傾向にあります。  暴力団員等の数については、全国及び県内共に年々減 少傾向にあります。  その要因は、暴力団対策法や暴力団排除条例などの法 的整備や各種法令を駆使した警察の徹底した取締りに加 え、社会全体が暴力団排除の重要性を十分に認識し、各 業界において積極的に暴力団排除活動が取り組まれた結 果だと言えます。  これにより、資金獲得活動ができなくなった暴力団員が、 資金源に窮して組織からの離脱を希望するようになり、暴 力団員の減少につながっています。  警察としては、離脱を希望した者を、再び暴力団に戻さ ないために、離脱支援や就労支援等の社会復帰対策に力 を入れて取り組んでいるところです。  しかし、組織からの離脱を希望する者がすべて、真に 暴力団を辞めようと思っている訳ではなく、潜在化が進ん でいることも理解しておかなければいけません。  厳しい取締りや暴力団排除活動から逃れるために、組 織からの離脱を装ったり、実際は暴力団員が経営している にもかかわらず、交友者を会社の代表や役員にあて、暴力 団員の存在を隠しながら企業を経営し、資金獲得活動を 行っている傾向があります。  警察としては、潜在化する暴力団員を見逃さないように、 さらに徹底した情報収集活動に取り組んでいかなければな りません。  さて、昨年全国で発生した事件をみると、会社の会長 宅が銃撃されて門灯等が損壊されるという襲撃事件が発生 したり、稲川会傘下組織の幹部がトラブルの相手方に向け て拳銃を発砲して負傷させるなど、拳銃使用の事件が発生 しており、暴力団の存在は依然として地域社会の大きな脅 威となっています。  また、国内最大勢力を誇る六代目山口組が分裂し、脱 退した組織が新たに「神戸山口組」を立ち上げましたが、 脱退した要因について「六代目体制への不満」という情報 があり、神戸山口組が設立した後、分裂に絡むトラブルが 散見されています。  今後、抗争事件に発展することが懸念されることから、 警戒を強めているところです。  平成 27 年中、長崎県において襲撃事件及び抗争事件は 発生していません。  しかしながら、傷害や監禁、覚せい剤取締法違反等で、 平成27年中暴力団員及びその関係者65人を検挙し、また、 不当贈与要求等で行政命令8件を発出しています。  主な事件としては、暴力団員らよる一般人に対する傷害 事件や女性を性風俗関係で働かせる目的で不当に監禁し た監禁、強要未遂事件、さらに覚せい剤取締法違反でも 多く暴力団員等を検挙しました。  いずれも身勝手な犯行であり、活動資金を確保するため の犯行と認められる状況です。  現在、当県内の六代目山口組傘下組織は、内部分裂に よる目立った動きはないものの、今後抗争事件に発展する 可能性もあることから、引き続き関係団体の動きには注意 しておく必要があります。  近年、暴力団排除の気運は衰えることなく、各業界に おいて積極的な暴力団排除活動に取り組んでいます。  社会全体が暴力団排除活動に取り組む今こそ、更に打 撃をあたえ、暴力団を壊滅させる絶好の機会です。  警察としましては、皆さまに危害が及ばないように万全 の保護対策を講じ、関係機関と連携した暴力団の取締り 及び暴力団排除活動を展開し、暴力団の壊滅に向けて取 り組んでいきます。

長崎県警察本部 刑事部組織犯罪対策課

指定暴力団の指定状況

※本表の「名称」「主たる事務所の所在地」「代表する者」「勢力範囲」「構成員数」は、  平成 26 年末のものを示している。ただし、五代目浅野組の名称及び代表する  者については、名称等変更公示日(27 年 6 月 8 日)のものを示している。 ※平成 26 年末における全暴力団構成員数(約 22,300 人)に占める指定暴力団  構成員数(約 21,500 人)の比率は 96.4% である。 ※六代目山口組の構成員数は、分裂前の数字である。 五代目浅野組 (勢力範囲:2 県) (構成員数:約100 人) 岡山県笠岡市笠岡615-11 代表する者 中岡 豊

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 近年の暴力団の傾向としては、暴力団員等の数が 87,000 人と過去最高であった平成 16 年を境に年々減少傾 向にあり、平成26年末にも過去最少となる53,500人を記録 している現状から、本年もさらに減少することが予想され ます。  昨年夏頃までは、六代目山口組、住吉会、稲川会の主 要 3団体が全体数の約70パーセントを占め、その中でも六 代目山口組だけで全体の 40 パーセント強を占めていました が、夏以降は、六代目山口組が内部分裂し、離脱した一 部傘下組織が新組織を立ち上げたことで、一極集中化し ていた六代目山口組体制に揺らぎが生じました。  一方、長崎県内においては、平成 27 年 12月末現在で、 暴力団11組織、暴力団員等の数として約370人を把握して います。  長崎県内においても、昨年夏頃までは、全国の傾向と 同様に、六代目山口組が最大勢力を有していたところです が、六代目山口組が内部分裂したことで、県内勢力も細 分化が進み、県内組織の勢力としては分散傾向にあります。  暴力団員等の数については、全国及び県内共に年々減 少傾向にあります。  その要因は、暴力団対策法や暴力団排除条例などの法 的整備や各種法令を駆使した警察の徹底した取締りに加 え、社会全体が暴力団排除の重要性を十分に認識し、各 業界において積極的に暴力団排除活動が取り組まれた結 果だと言えます。  これにより、資金獲得活動ができなくなった暴力団員が、 資金源に窮して組織からの離脱を希望するようになり、暴 力団員の減少につながっています。  警察としては、離脱を希望した者を、再び暴力団に戻さ ないために、離脱支援や就労支援等の社会復帰対策に力 を入れて取り組んでいるところです。  しかし、組織からの離脱を希望する者がすべて、真に 暴力団を辞めようと思っている訳ではなく、潜在化が進ん でいることも理解しておかなければいけません。  厳しい取締りや暴力団排除活動から逃れるために、組 織からの離脱を装ったり、実際は暴力団員が経営している にもかかわらず、交友者を会社の代表や役員にあて、暴力 団員の存在を隠しながら企業を経営し、資金獲得活動を 行っている傾向があります。  警察としては、潜在化する暴力団員を見逃さないように、 さらに徹底した情報収集活動に取り組んでいかなければな りません。  さて、昨年全国で発生した事件をみると、会社の会長 宅が銃撃されて門灯等が損壊されるという襲撃事件が発生 したり、稲川会傘下組織の幹部がトラブルの相手方に向け て拳銃を発砲して負傷させるなど、拳銃使用の事件が発生 しており、暴力団の存在は依然として地域社会の大きな脅 威となっています。  また、国内最大勢力を誇る六代目山口組が分裂し、脱 退した組織が新たに「神戸山口組」を立ち上げましたが、 脱退した要因について「六代目体制への不満」という情報 があり、神戸山口組が設立した後、分裂に絡むトラブルが 散見されています。  今後、抗争事件に発展することが懸念されることから、 警戒を強めているところです。  平成 27 年中、長崎県において襲撃事件及び抗争事件は 発生していません。  しかしながら、傷害や監禁、覚せい剤取締法違反等で、 平成27年中暴力団員及びその関係者65人を検挙し、また、 不当贈与要求等で行政命令8件を発出しています。  主な事件としては、暴力団員らよる一般人に対する傷害 事件や女性を性風俗関係で働かせる目的で不当に監禁し た監禁、強要未遂事件、さらに覚せい剤取締法違反でも 多く暴力団員等を検挙しました。  いずれも身勝手な犯行であり、活動資金を確保するため の犯行と認められる状況です。  現在、当県内の六代目山口組傘下組織は、内部分裂に よる目立った動きはないものの、今後抗争事件に発展する 可能性もあることから、引き続き関係団体の動きには注意 しておく必要があります。  近年、暴力団排除の気運は衰えることなく、各業界に おいて積極的な暴力団排除活動に取り組んでいます。  社会全体が暴力団排除活動に取り組む今こそ、更に打 撃をあたえ、暴力団を壊滅させる絶好の機会です。  警察としましては、皆さまに危害が及ばないように万全 の保護対策を講じ、関係機関と連携した暴力団の取締り 及び暴力団排除活動を展開し、暴力団の壊滅に向けて取 り組んでいきます。

長崎県警察本部 刑事部組織犯罪対策課

指定暴力団の指定状況

※本表の「名称」「主たる事務所の所在地」「代表する者」「勢力範囲」「構成員数」は、  平成 26 年末のものを示している。ただし、五代目浅野組の名称及び代表する  者については、名称等変更公示日(27 年 6 月 8 日)のものを示している。 ※平成 26 年末における全暴力団構成員数(約 22,300 人)に占める指定暴力団  構成員数(約 21,500 人)の比率は 96.4% である。 ※六代目山口組の構成員数は、分裂前の数字である。 五代目浅野組 (勢力範囲:2 県) (構成員数:約100 人) 岡山県笠岡市笠岡615-11 代表する者 中岡 豊

(6)

公益財団法人長崎県暴力追放運動推進センター

専務理事

原   芳 弘

 平成27年11月2日(月)、長崎市において、第 83 回民事介入暴力対策長崎大会及び平成 27 年暴 力団追放長崎県大会が、日本弁護士連合会、九 州弁護士会連合会、長崎県弁護士会、長崎県警 察及び公益財団法人長崎県暴力追放運動推進セ ンターの主催並びに全国暴力追放運動推進セン ター、長崎県及び長崎市の後援を受けて盛会理 に開催されました。長崎県では実に 23 年ぶりの 全国大会でしたが、弁護士、警察関係者等はい うに及ばず県民の皆様の多くの参加を得て、「長 崎県に暴力団はいらない。」という県民総意の意 思表示をしっかり県内外にアピールできたもの と確信しています。  午後から開催された暴力団追放長崎県大会で は、第一部で当センター理事長、長崎県警察本 部長、日本弁護士会会長のご挨拶、長崎県知事、 長崎市長、警察庁刑事局組織犯罪対策部長の来 賓祝辞に続き、暴力団排除活動に尽力し、暴力 追放に大変大きな功労があった方々や、また当 センターの事業推進に多大な協力を いただいた方々に対し、表彰状や感 謝状の贈呈、午前中開催された民事 介入暴力対策長崎大会協議会報告、 そして長崎県警察学校生徒による声 高らかな大会宣言がありました。  第二部では、落語家三遊亭歌之介師匠による 「暴力に負けない明るい社会を!」と題した特別 講演がありました。まさに暴力を吹き飛ばすよ うな底抜けに明るい笑い声で会場が包み込まれ ました。そして、最後は長崎県警察音楽隊によ るアトラクションです。県民の皆様の心を一つ にした「長崎万歳(ながさきばんざい)」の大合 唱が響き渡りました。  『暴力団を根絶するためには、社会全体で暴力 団排除活動に取り組むことが必要であり、その 活動を支えるのは県民一人ひとりであります。 ‥‥当センターといたしましても、本日の大会 を契機に、県民の皆様の変わらぬご支援をいた だきながら、「暴力団のいない安全で住み良い長 崎県づくり」の実現に向けて、なお一層の努力 をしてまいる決意を新たにしたいと存じます。』  当センター理事長が本大会ご挨拶で申し述べ たこの一節を心に刻み、大会開催の回想録とさ せていただきます。

平成27年 暴力団追放長崎県大会

第 83 回 民事介入暴力対策長崎大会

暴力団追放長崎県大会の模様 

第1部

民事介入暴力対策長崎大会 実行委員長  山下弁護士 警察学校初任科生による大会宣言 中村知事 組織犯罪対策部長(代理) 奥田暴力団対策官 小田暴追センター理事長 受賞者の皆様 表彰式の模様  暴力追放の功労、多年にわたり、暴対センターの事業推進に功労のあった2個人、地域における暴力 団排除活動に功労のあった5団体に表彰状が、センター事業に支援・協力のあった2個人、1団体に感 謝状がそれぞれ贈呈されました。  表彰状、感謝状は、いずれも暴対センター名誉会長である 長崎県知事と長崎県警察本部長の連名によるものです。  受賞された皆様は、次の方々です。   表彰状受賞者    上村基貴 様    畑津宗正 様    早岐地区暴力追放運動推進協議会 様    相浦地区暴力追放運動推進協議会 様    江迎地区暴力追放運動推進協議会 様    松浦地区暴力追放運動推進協議会 様    平戸市暴力追放運動推進協議会 様   感謝状受賞者    後藤雅章 様    有馬正也 様    アリアケジャパン株式会社 様 表 彰 協議会報告 来 賓 祝 辞 大 会 宣 言 主催者あいさつ 田上長崎市長 金井警察本部長 村越日弁連会長

(7)

公益財団法人長崎県暴力追放運動推進センター

専務理事

原   芳 弘

 平成27年11月2日(月)、長崎市において、第 83 回民事介入暴力対策長崎大会及び平成 27 年暴 力団追放長崎県大会が、日本弁護士連合会、九 州弁護士会連合会、長崎県弁護士会、長崎県警 察及び公益財団法人長崎県暴力追放運動推進セ ンターの主催並びに全国暴力追放運動推進セン ター、長崎県及び長崎市の後援を受けて盛会理 に開催されました。長崎県では実に 23 年ぶりの 全国大会でしたが、弁護士、警察関係者等はい うに及ばず県民の皆様の多くの参加を得て、「長 崎県に暴力団はいらない。」という県民総意の意 思表示をしっかり県内外にアピールできたもの と確信しています。  午後から開催された暴力団追放長崎県大会で は、第一部で当センター理事長、長崎県警察本 部長、日本弁護士会会長のご挨拶、長崎県知事、 長崎市長、警察庁刑事局組織犯罪対策部長の来 賓祝辞に続き、暴力団排除活動に尽力し、暴力 追放に大変大きな功労があった方々や、また当 センターの事業推進に多大な協力を いただいた方々に対し、表彰状や感 謝状の贈呈、午前中開催された民事 介入暴力対策長崎大会協議会報告、 そして長崎県警察学校生徒による声 高らかな大会宣言がありました。  第二部では、落語家三遊亭歌之介師匠による 「暴力に負けない明るい社会を!」と題した特別 講演がありました。まさに暴力を吹き飛ばすよ うな底抜けに明るい笑い声で会場が包み込まれ ました。そして、最後は長崎県警察音楽隊によ るアトラクションです。県民の皆様の心を一つ にした「長崎万歳(ながさきばんざい)」の大合 唱が響き渡りました。  『暴力団を根絶するためには、社会全体で暴力 団排除活動に取り組むことが必要であり、その 活動を支えるのは県民一人ひとりであります。 ‥‥当センターといたしましても、本日の大会 を契機に、県民の皆様の変わらぬご支援をいた だきながら、「暴力団のいない安全で住み良い長 崎県づくり」の実現に向けて、なお一層の努力 をしてまいる決意を新たにしたいと存じます。』  当センター理事長が本大会ご挨拶で申し述べ たこの一節を心に刻み、大会開催の回想録とさ せていただきます。

平成27年 暴力団追放長崎県大会

第 83 回 民事介入暴力対策長崎大会

暴力団追放長崎県大会の模様 

第1部

民事介入暴力対策長崎大会 実行委員長  山下弁護士 警察学校初任科生による大会宣言 中村知事 組織犯罪対策部長(代理) 奥田暴力団対策官 小田暴追センター理事長 受賞者の皆様 表彰式の模様  暴力追放の功労、多年にわたり、暴対センターの事業推進に功労のあった2個人、地域における暴力 団排除活動に功労のあった5団体に表彰状が、センター事業に支援・協力のあった2個人、1団体に感 謝状がそれぞれ贈呈されました。  表彰状、感謝状は、いずれも暴対センター名誉会長である 長崎県知事と長崎県警察本部長の連名によるものです。  受賞された皆様は、次の方々です。   表彰状受賞者    上村基貴 様    畑津宗正 様    早岐地区暴力追放運動推進協議会 様    相浦地区暴力追放運動推進協議会 様    江迎地区暴力追放運動推進協議会 様    松浦地区暴力追放運動推進協議会 様    平戸市暴力追放運動推進協議会 様   感謝状受賞者    後藤雅章 様    有馬正也 様    アリアケジャパン株式会社 様 表 彰 協議会報告 来 賓 祝 辞 大 会 宣 言 主催者あいさつ 田上長崎市長 金井警察本部長 村越日弁連会長

(8)

暴力団追放長崎県大会の模様 

第2部

受賞者の皆様

特 別 講 演

閉会「長崎万歳」

アトラクション

長崎県警察の音楽隊とカラーガード隊 特別講演 「暴力に負けない明るい社会を!」 三遊亭歌之介師匠  暴力団追放長崎県大会に先がけ、平成 27 年 11 月2日(月)午前、長崎市内にお いて、「民事介入暴力対策長崎大会(協 議会)」が開催されました。  協議会においては、 中小企業・小規模事業者と 反社会的勢力との関係遮断  「利益供与の禁止を踏まえた   リスク管理の実務」 をテーマに寸劇、パネルディスカッショ ンなどが行われ、盛況のうちに終了しま した。  平成 27 年 11 月 24 日、東京都内において「平成 27 年度暴力追放運動中央大会」が開催され、席上、 暴力追放運動の推進に尽力された団体・個人に対し、警察庁長官・全国暴力追放運動推進センター会 長連名による表彰が行われました。  長崎県からは、       弁 護 士   松尾 茂利 様       暴追センター       元職員     馬津川 強 様 のお二人が個人表彰を受けられました。  また、12月9日には、長崎県警察本部において、金井警察本部長への受賞報告会が開催され、受賞さ れたお二人が出席されました。

第83回 民事介入暴力対策長崎大会(協議会)

民事介入暴力対策

長崎大会(協議会)の模様

梶村長崎県弁護士会会長のあいさつ 村越日本弁護士連合会会長のあいさつ 暴力追放栄誉銀賞の松尾茂利様 暴力追放功労職員表彰の馬津川強様 警察本部での受賞報告会

受賞おめでとうございます

全国暴力追放功労表彰(中央大会)

受賞おめでとうございます

全国暴力追放功労表彰(中央大会)

(9)

暴力団追放長崎県大会の模様 

第2部

受賞者の皆様

特 別 講 演

閉会「長崎万歳」

アトラクション

長崎県警察の音楽隊とカラーガード隊 特別講演 「暴力に負けない明るい社会を!」 三遊亭歌之介師匠  暴力団追放長崎県大会に先がけ、平成 27 年 11 月2日(月)午前、長崎市内にお いて、「民事介入暴力対策長崎大会(協 議会)」が開催されました。  協議会においては、 中小企業・小規模事業者と 反社会的勢力との関係遮断  「利益供与の禁止を踏まえた   リスク管理の実務」 をテーマに寸劇、パネルディスカッショ ンなどが行われ、盛況のうちに終了しま した。  平成 27 年 11 月 24 日、東京都内において「平成 27 年度暴力追放運動中央大会」が開催され、席上、 暴力追放運動の推進に尽力された団体・個人に対し、警察庁長官・全国暴力追放運動推進センター会 長連名による表彰が行われました。  長崎県からは、       弁 護 士   松尾 茂利 様       暴追センター       元職員     馬津川 強 様 のお二人が個人表彰を受けられました。  また、12月9日には、長崎県警察本部において、金井警察本部長への受賞報告会が開催され、受賞さ れたお二人が出席されました。

第83回 民事介入暴力対策長崎大会(協議会)

民事介入暴力対策

長崎大会(協議会)の模様

梶村長崎県弁護士会会長のあいさつ 村越日本弁護士連合会会長のあいさつ 暴力追放栄誉銀賞の松尾茂利様 暴力追放功労職員表彰の馬津川強様 警察本部での受賞報告会

受賞おめでとうございます

全国暴力追放功労表彰(中央大会)

受賞おめでとうございます

全国暴力追放功労表彰(中央大会)

(10)

◎彼らの脅迫・不当要求には、一次的なリスクは  覚悟(公表)  ○彼らは   「街宣する。報道・本社・ 監督官庁に言う   ぞ……」といろんな理屈で因縁をつける   ・ミスは必ず露見→ミス隠しは致命傷   ・例えミスや落ち度、弱みがあっても妥協    は禁物   ・妥協すると、二の矢三の矢が飛んでくる。    「後は応じた。」と要求が繰り返される。  ○回答例   「改善を図り、本社・監督官庁には既に報告   済です。」「法令に基づき、適正に処理しま   す。(裏取引はしない)」  ○脅しには牽制   「それはどういう意味ですか。」「私に対する   脅しと理解していいんですか(刑事責任を   問いますよ)。」 ◎責任者  「この件の担当者は私、社長には私が必要性を  判断して報告します。」 ◎誰の指示  「会社の方針です。」 ◎断る理由  「理由を申し上げる必要はありません。」    ~契約自由の原則~   ・締結~契約するかしないかは当事者の       自由   ・相手~どんな相手と契約するか   ・内容~契約内容をどんなものにするか   ・方法~契約の方法は自由 ◎文書回答を求められた場合  事実を認めたと主張されるので拒否「文書で  の回答はお断りします。」 ◎過大な要求  物に対する侵害は、原則・慰謝料請求は認めら  れない。「当方の過失は、法に基づいて弁護士  を介し、補償します。」

4

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そ の 他 三つの確認 ①相手の確認  ○相手の立場は?   当事者か、代理人か(委任状は?)、第三者   か(権限、資格は?)  ○氏名拒否の場合は?   「話し合い、会社に報告できません。」とお引   き取りをお願いする。 ②要求の確認  ○要求内容は相手から具体的に言わせる。   →自分勝手な判断をしない。  ○何をネタに何を企んできたのかの確認する。 ③事実の確認  ○相手が言った事実はあるのか確認  ○事実の確認もなく、「善処します」「対処しま   す」と謝罪しない。 対応場所、人数、時間 ◎対応場所の選定  不測の事態に対応できる場所、管理権の及ぶ場  所(出入口開放・ビデオ・緊急時の対応連絡)  暴力団が指定する場所には出向かない。 ◎対応の人数  3名程度(相手より多い人数で対応し、役割分  担を決めておく) ◎対応時間  集中力は30分程度(対応時間を明確に示す。) 内容の記録化 ◎事件・訴訟の証拠  ・内容の記録化は、不正な手段による情報の取   得ではない。  ・話合に食違いがあれば困る・報告する際も   間違ってはならない。

実際に暴力団等から不当要求を受けた時、

どんな対応をすべきなのか?(個別的なポイント)

 平成27年7月1日から12月31日までの間における暴力追放運動推進センターの活動 状況は以下のとおりです。

暴追センターの活動状況

暴追センターの活動状況

7月3日 不当要求防止責任者講習の開催(五島市) 6日 長崎県民事介入暴力事案研究会に出席 7日 長崎県警察学校における組織犯罪捜査専科生への講義 8日 長崎県損保警察連絡協議会に出席 10日 民事介入暴力対策帯広大会の視察 15日 福岡県暴力団離脱・社会復帰対策連絡会の視察 16日 全国社会復帰対策連絡会議に出席 17日 暴力追放相談委員・不当要求責任者講習担当者研修会に出席 21日 ㈱大林組長崎営業所の企業倫理研修会における講話 23日 不当要求防止責任者講習の開催(大村市) 28日 長崎県銀行警察連絡協議会運営委員会に出席 28日 長崎タクシー共同集金㈱定期株主総会に出席 29日 不当要求防止責任者講習の開催(島原市) 8月6日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 7日 西九州道関連建設工事暴力団等排除対策協議会定例会議に出席 18日 西日本菱重興産㈱の企業研修における講話 19日 佐世保刑務所における暴力団離脱指導 19日 警察相談の日広報キャンペーンに参加 20日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 21日 長崎市役所の不当要求防止責任者講習における講話 28日 不当要求防止責任者講習の開催(新上五島町) 9月2日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 7日 長崎県不当要求行為対策自治体連絡会議に出席 7日 地域安全運動用ポスター・標語審査に出席 9日 長崎県内新幹線工事からの暴力団等排除対策協議会に出席 11日 不当要求防止責任者講習の開催(壱岐市) 14日 長崎県証券警察連絡協議会総会に出席 17日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 18日 長崎企業等安全対策懇話会定例会の開催 20日 DEJIMA博における暴排広報 10月8日 不当要求防止責任者講習の開催(西海市) 13日 地域安全・暴力追放運動「安全・安心まちづくり長崎県大会」に参加 14日 長崎県被害者支援連絡協議会実務担当者会議に出席 15日 生活安全ニュースコンクール審査に出席 11月2日 民事介入暴力対策長崎大会・暴力団追放長崎県大会の開催 6日 不当要求防止責任者講習の開催(大村市) 13日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 13日 長崎県被害者支援連絡協議会総会に出席 18日 長崎県銀行警察連絡協議会運営委員会に出席 19日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市江迎町) 20日 佐世保市倫理法人会「経営者モーニングセミナー」の講話 24日 全国暴力追放運動中央大会に出席 27日 長崎刑務所の公開研究授業における暴力団周辺者離脱指導 29日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 12月3日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 4日 浦上地区年末暴排キャンペーンに参加 10日 不当要求防止責任者講習の開催(雲仙市) 16日 長崎刑務所における暴力団離脱指導 17日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市)

(7~12月)

長崎企業等安全対策懇話会定例会の模様 安全・安心町づくり大会の模様 不当要求防止責任者講習の模様 県営バスにフロントマスクを 掲出しての広報 佐世保交通センタービルでの デジタルサイネージによる広報

(11)

◎彼らの脅迫・不当要求には、一次的なリスクは  覚悟(公表)  ○彼らは   「街宣する。報道・本社・ 監督官庁に言う   ぞ……」といろんな理屈で因縁をつける   ・ミスは必ず露見→ミス隠しは致命傷   ・例えミスや落ち度、弱みがあっても妥協    は禁物   ・妥協すると、二の矢三の矢が飛んでくる。    「後は応じた。」と要求が繰り返される。  ○回答例   「改善を図り、本社・監督官庁には既に報告   済です。」「法令に基づき、適正に処理しま   す。(裏取引はしない)」  ○脅しには牽制   「それはどういう意味ですか。」「私に対する   脅しと理解していいんですか(刑事責任を   問いますよ)。」 ◎責任者  「この件の担当者は私、社長には私が必要性を  判断して報告します。」 ◎誰の指示  「会社の方針です。」 ◎断る理由  「理由を申し上げる必要はありません。」    ~契約自由の原則~   ・締結~契約するかしないかは当事者の       自由   ・相手~どんな相手と契約するか   ・内容~契約内容をどんなものにするか   ・方法~契約の方法は自由 ◎文書回答を求められた場合  事実を認めたと主張されるので拒否「文書で  の回答はお断りします。」 ◎過大な要求  物に対する侵害は、原則・慰謝料請求は認めら  れない。「当方の過失は、法に基づいて弁護士  を介し、補償します。」

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そ の 他 三つの確認 ①相手の確認  ○相手の立場は?   当事者か、代理人か(委任状は?)、第三者   か(権限、資格は?)  ○氏名拒否の場合は?   「話し合い、会社に報告できません。」とお引   き取りをお願いする。 ②要求の確認  ○要求内容は相手から具体的に言わせる。   →自分勝手な判断をしない。  ○何をネタに何を企んできたのかの確認する。 ③事実の確認  ○相手が言った事実はあるのか確認  ○事実の確認もなく、「善処します」「対処しま   す」と謝罪しない。 対応場所、人数、時間 ◎対応場所の選定  不測の事態に対応できる場所、管理権の及ぶ場  所(出入口開放・ビデオ・緊急時の対応連絡)  暴力団が指定する場所には出向かない。 ◎対応の人数  3名程度(相手より多い人数で対応し、役割分  担を決めておく) ◎対応時間  集中力は30分程度(対応時間を明確に示す。) 内容の記録化 ◎事件・訴訟の証拠  ・内容の記録化は、不正な手段による情報の取   得ではない。  ・話合に食違いがあれば困る・報告する際も   間違ってはならない。

実際に暴力団等から不当要求を受けた時、

どんな対応をすべきなのか?(個別的なポイント)

 平成27年7月1日から12月31日までの間における暴力追放運動推進センターの活動 状況は以下のとおりです。

暴追センターの活動状況

暴追センターの活動状況

7月3日 不当要求防止責任者講習の開催(五島市) 6日 長崎県民事介入暴力事案研究会に出席 7日 長崎県警察学校における組織犯罪捜査専科生への講義 8日 長崎県損保警察連絡協議会に出席 10日 民事介入暴力対策帯広大会の視察 15日 福岡県暴力団離脱・社会復帰対策連絡会の視察 16日 全国社会復帰対策連絡会議に出席 17日 暴力追放相談委員・不当要求責任者講習担当者研修会に出席 21日 ㈱大林組長崎営業所の企業倫理研修会における講話 23日 不当要求防止責任者講習の開催(大村市) 28日 長崎県銀行警察連絡協議会運営委員会に出席 28日 長崎タクシー共同集金㈱定期株主総会に出席 29日 不当要求防止責任者講習の開催(島原市) 8月6日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 7日 西九州道関連建設工事暴力団等排除対策協議会定例会議に出席 18日 西日本菱重興産㈱の企業研修における講話 19日 佐世保刑務所における暴力団離脱指導 19日 警察相談の日広報キャンペーンに参加 20日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 21日 長崎市役所の不当要求防止責任者講習における講話 28日 不当要求防止責任者講習の開催(新上五島町) 9月2日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 7日 長崎県不当要求行為対策自治体連絡会議に出席 7日 地域安全運動用ポスター・標語審査に出席 9日 長崎県内新幹線工事からの暴力団等排除対策協議会に出席 11日 不当要求防止責任者講習の開催(壱岐市) 14日 長崎県証券警察連絡協議会総会に出席 17日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 18日 長崎企業等安全対策懇話会定例会の開催 20日 DEJIMA博における暴排広報 10月8日 不当要求防止責任者講習の開催(西海市) 13日 地域安全・暴力追放運動「安全・安心まちづくり長崎県大会」に参加 14日 長崎県被害者支援連絡協議会実務担当者会議に出席 15日 生活安全ニュースコンクール審査に出席 11月2日 民事介入暴力対策長崎大会・暴力団追放長崎県大会の開催 6日 不当要求防止責任者講習の開催(大村市) 13日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 13日 長崎県被害者支援連絡協議会総会に出席 18日 長崎県銀行警察連絡協議会運営委員会に出席 19日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市江迎町) 20日 佐世保市倫理法人会「経営者モーニングセミナー」の講話 24日 全国暴力追放運動中央大会に出席 27日 長崎刑務所の公開研究授業における暴力団周辺者離脱指導 29日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市) 12月3日 不当要求防止責任者講習の開催(佐世保市) 4日 浦上地区年末暴排キャンペーンに参加 10日 不当要求防止責任者講習の開催(雲仙市) 16日 長崎刑務所における暴力団離脱指導 17日 不当要求防止責任者講習の開催(長崎市)

(7~12月)

長崎企業等安全対策懇話会定例会の模様 安全・安心町づくり大会の模様 不当要求防止責任者講習の模様 県営バスにフロントマスクを 掲出しての広報 佐世保交通センタービルでの デジタルサイネージによる広報

(12)

長崎みなとメディカルセンター

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2016.1

暴追センター

公益財団法人

●発行  平成28年1月      (公財)長崎県暴力追放運動推進センター 発行と印刷  当センターは、「暴力のない明るい安全で安心 な郷土・長崎県」の実現を目的として、平成4年に 設立された財団法人長崎県暴力団追放県民会議 を母体とし、公益法人制度改革により平成24年、 公益財団法人に認定されました。センターが行う 事業にご賛同・ご支援いただく賛助会員を広く募 集しています。  皆様方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。  反社会的勢力等からの不当行為に対する各種の 相談事業、不当行為を防止するための広報啓発事 業、各事業所で選任された不当要求防止責任者に 対する講習などを行っています。  センターが行っている暴力追放に関する事業に 賛同・支援いただいて入会された個人又は団体を いいます。  主に広報啓発活動、暴力追放運動の支援活動、 相談活動などに充てられています。  入会申込書に所要事項をご記入の上、センター 事務局へ郵送又はFAXして下さい。  賛助金は、年会費制で1口    個人 5千円  法人 2万円 で、加入口数は自由です。  センターは公益財団法人ですから税法上の優遇 措置を受けることができます。  会員は、センターが配付する「暴追会員之証」の ほか暴力追放に関する資料・機関誌などを無料で 受領することができます。 公益財団法人

長崎県暴力追放

運動推進センターとは?

センターで行っている事業は?

賛助会員とは?

賛助金の使い途は?

入会手続きは?

賛助金は?

入会のメリットは?

暴対センター賛助会員の募集

暴対センター賛助会員の募集

出 島

写真提供 (一社)長崎県観光連盟

参照

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○齋藤部会長 ありがとうございました。..

○齋藤部会長 ありがとうございました。..

○杉田委員長 ありがとうございました。.

〇齋藤会長代理 ありがとうございました。.

原則としてメール等にて,理由を明 記した上で返却いたします。内容を ご確認の上,再申込をお願いいた

○藤本環境政策課長 異議なしということでございますので、交告委員にお願いしたいと思

○安井会長 ありがとうございました。.

【大塚委員長】 ありがとうございます。.