「在宅医療」知っていますか?家で最期まで療養したい人に。
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(2) はじめに 2015年度(後期)指定公募「市民の集い開催への助成」を受け、 「在宅医 療」知っていますか?~家で最期まで療養したい人に~をテーマに2回の市民 の集いを予定通り開催することができました。 また、2回の集いの間に毎月第3金曜日の定例で、地域の高齢者を対象とした 介護予防教室を開催し、月3回の地域がんケアサロンなどでの在宅医療の情報 や健康情報、介護予防に関する情報提供を続けています。そして、提供してきた 在宅医療などの情報をまとめて「つながって安心~私の手帳」を作りました。 「自 分はどうしたいか」を考え、岡山市での在宅医療の支えとなる相談窓口などの情 報をまとめたものです。 集いに参加された皆様はもちろん、地域がんケアサロンや介護予防教室参加 者に配布し、在宅医療を知っていただく「集い」での啓発資料として活用してい ます。 以下、このたびの助成を活かした活動についてご報告いたします。. 1、 第1回「市民の集い」について 日時:平成28年3月5日(土)13:30~15:30 場所:さんかく岡山研修室 講師:福井 貴弘氏(岡山市医療政策推進課課長) 赤瀬 佳代(訪問看護ステーション晴管理者) テーマ:在宅医療を知っていますか? ~家で最期まで療養したい人に~ 1)集いの企画で大切にしたこと *岡山市の在宅医療の仕組みを知っていただく機会を作るため、岡山市と協働 する。 *具体的に地域で活動している訪問看護ステーションの活動を通して、具体的 に在宅療養を支える専門職のいることや支える仕組みができてきていること を知っていただき、ともに考える機会を提供する。 *地域の住民と共に取り組み、参加を呼びかける。 2)取り組みと結果について 参加者は40名。主催者と報告者8名でした。.
(3) 福井課長は、岡山市の「在宅医療・介護のすすめ」をもとに報告。赤瀬管 理者はパワーポイントで事例を紹介しながら在宅療養の具体的なイメージ がわくように話しました。 質疑応答では、ケアマネージャーの役割などについて質問があり、やり取 りを通して理解が深まったと思います。この集いで「相談できる人がいない」 という人が思った以上に多くおられ、次回は相談窓口の情報を・・・と考え ました。 がん患者団体や地域の民生委員さんや岡山市地域包括センターの職員の 参加があり、具体的にその後の連携につながっていることはうれしいことで す。地域団体の皆さんと共に市民の集いを取組むことで、地域の状況がわか り、連携したサポートにつながっています。取り組む経過が大切だ…と学び ました。 参加者の多くは地域住民の方でした。アンケート回収は全員となりません でしたが、回収内容を見るとおおむね好評で、当初の目的を達成できたと考 えます。アンケートについては、岡山市のアンケートの内容を含めてご参照 ください。(アンケートをまとめてしまい、現物がお届けできなかったこと をお許しください。) 2、 第2回「市民の集い」について 日時:平成28年12月10日(土)13:30~15:45 場所:深ていコミュニティーハウス 講師:飛岡宏先生(飛岡内科医院院長) 小野克美氏(岡山市地域ケア総合推進センター所長) テーマ:「在宅医療」知っていますか? ~家で最期まで療養したい人に~パート2 1) 集いの企画で大切にしたこと *岡山市の総合相談窓口を知っていただき、活用していただけるようにする。 所長の話を聞いて、岡山市の在宅医療の状況を知っていただくとともに、「一 人暮らしでも大丈夫?」という疑問に答える集いにする。 *地域の医師から「かかりつけ医」の役割について話していただき、かかりつ け医を持つことについて理解を深める機会を作る。 *「自分はどうしたいか」を考える機会を作る。 *地域住民と共に取り組み、参加を呼びかける。 2)取り組みと結果について 申請時は11月で取り組む予定でしたが、近隣の総合病院の開設記念行事と 重なり、講師の都合で12月実施に変更となりました。.
(4) 岡山市の中心部では会場確保が難しく苦慮しましたが、地域密着のコミュニ ティーハウスを借りることができ、結果としては近隣住民からは好評でした。 参加者は35名。主催者・報告者6名でした。 第1回目とは違う地域で、地域の在宅医療に取り組んでおられる開業医(連 合町内会会長も兼務)と連携して取り組むことができ、打ち合わせ会なども通 してお互いの理解を深めることができました。 在宅医療には欠かせない「かかりつけ医」を持つことについて理解を深めた いと考えたのには理由がありました。 岡山市は病院が多く、近くの病院に通院していて、主治医は病院の医師であ る人が多くおられます。 「主治医」から「かかりつけ医を決めてください」と いわれて、「先生が主治医だと思っているのに・・・」とか「かかりつけ医は どこで探せばいいのか」などの質問が私たちのところにも良く寄せられるよう になっていたからです。 集いでは、飛岡先生が、これからどんな時代が来るのか、岡山市はどういう 状況か、 「この地域」ではどうなっているか、 「かかりつけ医とは・・・」など をわかりやすく話されました。参加者が関心をもってユーモアいっぱいの飛岡 先生の話を聞いておられる様子でした。大変好評でした。 岡山市の保健・医療・福祉介護サービスの総合相談・情報提供窓口である「ほ っと安心相談室」の小野所長の話は、保健師出身の所長らしいわかりやすいも のでした。岡山市の「在宅医療・介護のすすめ」をもとに事例紹介もしながら 話されました。この集いで、市民のだれもが使える総合相談窓口をお知らせで きてよかった・・と思います。 在宅医療の現場では、「相談できる人や場所」がほしい・・という声を聞き ます。 私たちは、その声にこたえたいと集いに向けて「つながって安心~私の手帳」 を作りました。 「集い」の資料として配布し、岡山市のいろんな相談場所や専 門職のことをお知らせできる資料で、勇美財団の助成があったからできたと感 謝しています。 集いでは、参加者から「一人暮らしはやはり不安だ…」という声が聞かれま した。「一人暮らしでも大丈夫」という状況にするために、仕組みをもっと活 用するとともに、不足している仕組みを作ることが大切だということを参加者 と共に共有する集いになりました。 深てい地域の民生委員さんが参加してくださり、日ごろの活動状況について 発言もしてくださってお互いの理解が深まりました。具体的に高齢者の暮らし を支えるための今後の連携につながりそうです。 オープニングの津軽三味線合奏は好評で、演奏者の一人が在宅介護経験者で.
(5) あったこと(RSKテレビで在宅療養の介護者として紹介された)が集いのい い導入になり、和やかな雰囲気で集いを進めることができました。 3、 地域住民対象の介護予防教室の実施について 月第3金曜日に介護予防教室「いきいきサロン晴ればれ」を開催しています。 今回の助成申請にあたり、公開講座型の「集い」ではない恒常的な集いとして 実施し、在宅医療の情報を提供する機会として位置付けて取り組んできました。 毎月約15名(多い時は20名近く)の住民が参加しています。 スタッフは2名が担当しています。毎回介護予防のストレッチや筋力アップ 運動、お口の体操などを行います。15分程度の情報提供時間を作り、看護師 による役立つ健康情報や質問が多い在宅医療の情報などを提供してきました。 その内容をまとめて「つながって安心~私の手帳」を作りました。思いがけず 病気をしたり、障害を持ったりして困った時に相談できる人がいたら安心です。 一人で悩まないで済むように・・・と願って作成したものです。今回の在宅医 療助成があったからこそ実現できた資料です。 私がかかわっている地域がんサロン(4か所)や地域のいきいきサロンでも 「こういうのがほしかった・・・」と言っていただき、役立っているようです。 この「私の手帳」をきっかけに、 「自分はどうしたいか」を話し合ったり、考 える人が岡山市で増えるように活用していきます。 終わりに 今回、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成をいただき、2回の 集いを開き、集いで活用できる「つながって安心~私の手帳」の資料作成をする こともできました。これからも「市民の集い」を市内のあちこちで開催すること を継続し、在宅医療を知っていただき、考える機会を作っていきたいと思います。 送っていただいた資料につきましては、今後の集いで活用させていただきたい と思います。 DVDをはじめたくさんの資料やアンケートなどの提供をいただき、助成し ていただいたことにあらためて心から感謝申し上げます。.
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