察
著者
大坪 宏至
著者別名
Ohtsubo Hiroshi
雑誌名
経営論集
巻
48
ページ
61-85
発行年
1998-11-30
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00005609/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja経 営 論 集 第48 号 (1998 年11 月 )
わが国看護部 門 の夜 勤体 制に関す る基礎的 考察
大 坪 宏 至
は じ め にI. 夜 勤 体 制 の 現 状 Ⅱ. 夜 勤 対 応 Ⅲ . 夜 勤 体 制 の 比 較1.3 交 替 制 と2 交 替 制 の 比 較2. 夜 勤 専 従 看 護 体 制 の試 み お わ り に 61 は じ め に わ が 国病 院 の看護 部門 におい て、 看 護 勤務 体 制 は重 要課 題 のひ とつ であ る。特 に夜 間 勤 務 体制 の あ り方 が問 題 とな る。 夜 勤 体制 のあ り方を 検討 す る場 合、3 つ の視 点 が考 えら れる。 第1 の視点 は、 看護 業 務に 携 わ る 看 護 婦 の視 点であ る。 働 く側 の看 護 婦に と って、 で き る限 り無 理 のない ような体 制を 考 えな け れば な ら ない。 第2 の 視点 は、 夜勤 体制を 実 施し 、夜 勤 業 務を 援 助 する病 院 側 の視点 であ る。 そ こ で は費 用 と の 関 連 で の検討 が 必要に な って くる。 第3 の 視点 は、 看護 サ ービ スを 受け る側 とし て の患者 の立 場 から の視 点であ る 。 患 者 の望 ん でい る 体制 と は どの よ うな も のな のか 、 患者 が 快 く看 護 サ ービ スを受 け ら れ易い 体制 は ど うい う体 制か とい っ た こ とに も十分 な配慮 が必 要 であ る。 わ が 国 の夜 勤 体制は 改善 が進 んでい る ともい われ る が、そ の 現状 は ど うな のか 。 本 稿 では 特 に第1 と 第2 の視点 から 、 わ が 国 の現 状に つい て 明らか に したい 。 また 、主 要 な 勤務 体 制 の 比較 分 析 も行い 、若干 の考 察を 加 え た。 本 研究 テ ーマは、1998年度 東洋 大学 井 上 円了 記 念 の助成 を 受け てお り、本稿 は そ の成 果 の 一 部で あ る。 こ こ で助成 に対 し て感 謝申 し上げ たい 。 I. 夜 勤 体 制 の 現 状 わ が国 病 院に おけ る看 護体制 で重 要 と 思 われ る 事項 の ひとつ に 、夜 勤 体制 のあ り方 があ る。 そ こ で、 こ こ では 夜勤 体制 の現状に つい て 、 ど の よ うな 勤 務態 様 が とら れてい る のか を 明ら か にし たいまず 、全 日本 病 院協会 が1996年7 月 に 実 施 した調 査 結果 から みて みたい1)。569 病 院全 体 とし ては、52.5% (299病 院) が2 交 替制 を行 っ てい る。3 交 替 制 は35.9 %(204 病 院) で、 変則3 交替制(36 病 院 、6.3 %) を 含 めれ ば42.4% (240病院) とな っ て い る。 病 床規 模 が小 さい程 、2 交 替 制 の割 合 が 高 くなって い る(99床 以下 で2 交 替 制 の割 合 は60.3% と 最 も高 く、100∼199床 では54.9% 、200∼299 床 で は41.3%、300床以上 で は24.6% と 、病 床規 模 が大 きく な るに つ れて2 交 替制 を 行 っ てい る病 院 の割 合 は低 くな って いる。)。 ま た、3 交替制 を とっ てい る病 院 の割 合 は、病 床規 模 が300床 以上 で は55.7%(61病 院 中、34病院)、200 ∼299床 で は46.0% (63病 院中 、29病 院 で 、変 則3 交替 制 を含 めれ ば58.7% )、100 ∼199 床 では38.9 %(193 病 院中、75病 院)、99床 以 下で は26.2%(252 病 院中 、66病院)と なっ てい る。つ ま り、病床 規 模 が大 きい 程、3 交 替制 を と っ てい る病 院の 割合 が高 くな る傾 向 がみら れ る(表I 一1 を 参照。)。 表I −1 看 護 体 制 に つ い て 病 院 種 別 : 全 体 ( 単 位 : 施 設 、 % ) 病 床 数 合 計 勤 務 体 制 看 護 シ ス テ ム 2 交 替 制 3 交 替 制 変 則3 交 替 制 そ の 他 無 回 答 プ ラ イ マ リ ー ナ ーシ ソ グ チ ー ム ナ ー シ ソ グ 機 能 別 看 護 そ の 他 無 回 答 調 査 計99 以 下100 ∼199200 ∼299300 以 上 56929920436201042370734737 100.052.535.96.33.51.87.465.012.88.36.5 252152661116720153401821 100.060.326.24.46.32.87.960.715.97.18.3 19310675822H129221912 100.054,938.94.11.01.05.766.811.49.86.2 6326298 一 −544653100.041.346.012.7 一 −7.969.89.57.94.8611534921644551100.024.655.714.83.31.69.872.18O8.91.6 資料出所:『病院賃金労務事情』、No.135、産労総合研究所、1996年12月5 日、29頁。 以上 の こと から、 病床 規 模 に より夜勤 体制 が 異な ってい る ことは 明 らかに な った。 しか し、民 間 病 院569病 院 の資料 だけ から で は 、わ が国 病院 全 体 の夜勤 体制を 判 断す るに は 十 分 と は い え な い 。 そ こで 、公 的病 院 も含 めた別 の調 査を みて み たいレ 全国病 院 経営 管理 学会 で は、1997年5 月 (第1 次 調 査)、7 月 (第2 次調 査)に 「病院 給 与・労 働 条 件 実態 調 査」 を行 っ てい る2)。 こ こで はそ の調 査結果 を 整理 する。 この調 査 に よれば 、病 院統 計 で は、3 交 替制 を とっ てい る病 院は35.7%、2 交替 制 を と ってい る 病 院 は14.3% となっ てい る。 また、「3 交替 と2 交 替」 と答 え たのが12.5%、「3 交 替 と2 交 替 と宿 直 」と答 えた の が3.6% で 、2 交替 ・3 交替 混 合型 が 両者 の合 計で、16.1% もあ る。公 的 病 院に限 っ て は、2 交替 制を と ってい る病 院 はな く 、 私的 病 院で は2 交替制 を とっ てい る のは18.6 % の病院 で あ る。 私 的病 院に お いて も3 交 替制 を と っ てい る病 院 の方 が多 い こ とが わか る (表I −2 を 参照。)。
わが国看護部門 の夜勤体 制に関す る基礎的 考察 表I-2 看護婦 の勤 務態 様 分類 ( 単 位: %) 区 分 3 交 替 3 交 替 と 宿直 3 交 替 と2 交 替 2 交 替 3 交 替 と2 交替 と宿 直 2 交 替 と 宿 直 総 計 公 的 病 院 私 的 病 院 一 般 病 院 計 都 市 地 方 精 神 病 院 計 都 市 地 方 35.732.112.514.33.61.8 46.238.4 − −7.77.732.630.216.318.62.3 −30.036.713.316.73.3 ∼・50.131.4 ,6.26.26.2 −7.142.921.428.6 一 一38.415.423.123.1 一 一25.025.025.025.0 − −44.511.122.222.2 一 一 63 資料出所:『病院経営新事情』、Nal66、産労総合研究所、1998年5 月5 日、34頁。 表I −1 及 び 表I −2 の調 査結果か ら、 公的 病 院 にお い ては3 交替 制を と ってい る 病 院が多 い こ と、 私的病 院 で は公 的病 院に比 べて3 交替 制を と っ てい る割 合 が低い こ とは指 摘 する こ とが でき る。 しか し 、 私的 病 院で は2 交替制 と3 交 替制 の どち ら の方 が多 い のかは 、2 つ の 調 査結果 が 異な るた め判 断 で きな い。 そ こ で、 全 日本 病 院協会 の調査対 象 は民 間病 院569 施設 で あ り、全 国病 院経営 管 理 学 会 の 集 計対 象 が 公的 病 院52病 院、 私的 病院348施設 であ っ た こと から 、2 つ の指 摘と1 つ の疑 問 を 明 確に す る た め に は、 さ らに 、別 の調 査結果 との比 較 分析 も必要 であ ろ う。 日 本看 護協 会で は、1996年11月 に 「変 革期 にお げ る看 護 管 理 の課題に 関す る 調査」 と題 す る調 査 を 実 施し てい る。 調査対 象 は日本看 護協 会会 員 が勤 務 する 全 病院 の看護 管理 者( 看護 部長 またはそ れ に代 わ る職 名 の者)6,241名で、 有効 回収 票 は2,977( 回 収 率47.7%) であ る3)。 こ の調 査対 象を 設置主 体別 にみ ると、 国 が7.6% 、 自治 体 が19.9%、 公的 が6.9% 、社 会保 険関 係 団 体が3.7% 、医 療 法人 が42.6%、 個人 が8.0%、 学 校 法人 ・そ の他が11.3% と なっ てい る。 各設置 主 体 の病院 が 含 ま れてい る4)。 また、 病 床 規 模別に は 、99床 以下 が23.4% 、100∼199床 が30.6% 、200∼299床 が17.1 % 、300 ∼499 床 が18.7% 、500床 以上 が10.1% とな ってお り、99床 以下 の構成比 は低 い もの の(全 国病 院 の構 成 比 では42.1% )、 各 病床 規模 の病 院が 全 国病 院 構成 比に 沿 っ て調査 され てい るこ とが わか る5)。 こ の調 査に よ れば、 設置主 体 の別に よ り、夜 勤 体制 に違 い が みら れる。 まず 、設 置主 体 が医 療法 人 ・個人 の病 院で は、3 交 替制を とっ てい る病 院 は40.6%(1,482病 院中、602 病院) で、 他 の設置 主 体に 比 べ て極 端に 低 くな ってい るこ とが わか る。 これ は、 先に示 し た表I −2 の 調 査結果 と 同じ 傾 向を示 し てい る。 次に 、表I −2 の結果 から 、公的 病 院に おい て は3 交 替 制を とってい る 病 院が多 い ことが 指 摘で
きたが、 こ の調 査で も同 じ点 が指摘 で き る。 設置 主 体 が国 の病院 では、3 交 替制 を とっ てい る 割合 は82.8% (221病 院中、183病 院)、 自治 体 で は84.9% (581病 院中、493病 院)、 公 的 では84.7% (203 病院中 、172 病院)、社 会保 険団体 で は75.7% (107病 院中 、81病 院) とな って い る。 私的 病 院に 限っ ては、2 交替 制を と って い る病 院 が54.7%(1,482病 院中、810病 院 )、3 交 替制 を と って い る病 院が40.6%(1,482 病 院中 、602病 院)とな って い ること から、2 交 替制 の 方 が3 交替 制 よりも若 干多 い といえ る。こ の結 果は 、表I −1 の調査 結果 と同 様 の傾向を 示 し てい る。表I −2 の 調 査対 象 と なっ た私的病 院 が348施設 と、3 つ の調 査 の中 では 少な く、他 の2 つ の 調査 が同 様 の結果 を示 し て い ること から、 私的病 院 では2 交替 制 の方 が多 い とい える のでは ない か (表I −3 参照 )。 表I-3 看護職員の夜勤体制〔複数回答〕・設置主体 (%)
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全 体 国 自治 体 公 的 社会保 険 団体 医療法 人 ・個人 学 校 法人 ・そ の他 調査 数 2,977 (100.0) 221 (100.0) 581 (100.0) 203 (100.0) (100.0)107 L482 (100.0) 332 (100.0) 3 交 替 変 則3 交替2 交替 当 直 無回答 1,795 (60.3 )259 (8.7 )1,051 (35.3 )128 (4.3 )29 (1.0 ) 183 (82.8 )31 (14.0 )16 (7.2 ) − ( −)3 (1.4 ) 493 (84.9 )24 (4.1 )78(13.4 )20 (3.4 )4 (0.7 ) 172 (84.7 )18 (8.9 )27 (13,3 )9 (4.4)1 (0.5 ) 81 (75.7 )8 (7.5 )16(15.0 )2 (1.9 )3 (2.8 ) 602 (40.6 )132 (8.9 )810 (54.7 )81 (5.5 )15 (1.0 ) 233 (70.2 )40 (12.0 )91(27.4 )12 (3.6 )1 (0.3 ) 資 料出 所: 日本看 護協会 調査研 究課編 『日 本看 護協 会 調 査 研 究 報 告 』、No.53、 社 団 法 人 日 本 看 護 協 会、1998 年3 月、116頁 。 病床 規 模 と夜勤 体制 と の関 連につ い ては 、 まず 、 病床 規 模が 小さい 程、2 交 替制 を と る病 院 が多 い とい え る。例 えば、99床以 下で は54.5%(696病 院 中 、379病 院)が2 交替 制 を とって お り、100∼199 床 で は40.8% (910病 院中 、371病 院)、200 ∼299床 では31.6% (509病院中 、161病 院)、300∼499 床 で は14.5% (558病 院中 、81病院 )、 つ500床 以 上 で は19.3%(301病 院中、58病 院) とな って い る。 一方 、3 交 替制 につ いて は、 病床 規 模 が大 き くな る 程、 そ の割合 は高 くな ってい る こと がわ か る (500床 以 上で は83.7%、300 ∼499床 で は79.6%、200 ∼299床 で は67.4%、100∼199 床 で は5b.5% 、99 床 以 下で は35.8% とな っ てい る。)。 こうし た病 床 規模 と夜 勤体制 と の関 連に つ い て は、 表I −1 に示 した 調査結 果 と も一 致 して い る 傾 向 であ る こと がわか る( 表I −4 を 参照c)。わが国看 護部門 の夜勤 体制に関 する 基礎的考察 表I −4 看 護 職 員 の 夜 勤 体 制 〔 複 数 回 答 〕 ・ 許 可 病 床 数 ( %) 65
犬
全 体 99床 以下 100∼199床 200∼299床 300∼499床 500床 以上 調 査 数 2,977 (100.0) 696 (100.0) 910 (100.0) 509 (100.0) 558 (100.0) 301 (100.0) 3 交 替 変 則3 交 替2 交 替 当 直 無 回 答 1,795 (60.3 )259 (8.7 )1,051 (35.3 )128 (4.3 )29 (1.0 ) 249 (35.8 )47 (6.8 )379 (54.5 )35 (5.0 )8 (1.1 ) 505 (55.5 )72 (7.9 )371 (40.8 )42 (4.6 )10 (1.1) 343 (67.4 )48 (9.4 )161 べ31.6)18 (3.5 )1 (0.2 ) 444 (79.6 )62 (11.1)81 ∩4.5 )23 (4.1 )7 (1.3 ) 252 (83.7 )30 ∩0.0 )58 ∩9.3 )10 (3.3 )3 (1.0 ) 資料出所:表1 −3 に同じ。117頁。 夜 勤 要員 とし ての 看護婦 を 確保 で きてい る病 院で は 、看 護 補助 者 の夜 勤は 考え な くて も良い であ ろ うが、 病 院 に よっ ては看 護補助 者 の夜 勤要 員 組 み込 み が必 要 な病 院 もあ る ので はな か ろ うか。 日 本 看 護協 会 の調査 に よれば 、看護 補助 者 の3 交 替制 夜 勤を 行 っ てい る病 院は6.3% 、(2,977 病 院中 、188 病 院)、 変 則3 交 替 制 の病院が3.0% (2,977病 院 中、90 病 院)、2 交 替制 の 病院 が24.9% (2,977 病 院中 、741病 院)、当 直を 行 ってい る病 院が2.8 % で 、こ れら の合計37.0% の病 院 が、何 らか の形 で 看 護 補助 者 の 夜勤を 行 ってい るこ とに なる。 設 置 主 体別 に は、 医療 法 人・ 個人 の 私的 病 院で2 交 替 制を 行 っ てい る割合 が42.8%(1,482病 院 中、634病 院)と 高 くな ってい る6)。 病床 規 模別 に は、看護 補助 者 の 夜勤 を 実施 し てい ない 割合 が 高い のは 、500床 以上 で73.4%、300∼499床 で65.8 % と た っ てお り、 大 規模 病院 では 余 り実施さ れて い ない。299 床 以 下 の病 院 では2 交 替制 に よる 夜 勤 体 制 が 多 く、99床 以 下 では29.3% (696病院 中、204 病 院)、100 ∼199床 で35.5%(910病 院 中、323 病 院)、200 ∼299 床 で26.1%(509病 院中、133 病 院) の病 院が2 交 替 制を とって いる7)。 ま た、 近 年 の夜 勤 体制 の推移 とし て、3 交 替 制 は減 少 傾 向にあ り、2 交 替 制は 増加 傾 向 にあ る と の指摘 もな さ れて いる8)。 n. 夜 勤 対 応 典 型 的 な夜 勤 体制 と して は、2 交替 制 と3 交 替 制 があ る。表I −4 に 示 した ように、両 者を 合 計す る と95.6% の病 院 がどち ら かの夜勤 体制 を と って い る こ とに な る。 両者 の中 間的 な体 制 と して 変則3 交 替 制 があ る。これ は勤 務時間 の区 分 とし て は3 つ で あ る が、3交替 制 の ように均 等 に 区分 さ れて い るの では な く、夜勤 の勤 務時 間が長 く な って お り、そ の点 は2 交 替制 に近 い ともい え る。し た がって 、中 間的 な 体制 とい りこ とに な り、長 時 間夜 勤体 制 とし て は変 則3 交 替 制 と2 交 替 制 があ る こ とに な る。 病 院 側 の夜勤 に対 する対 応 努力 が よ り求 め ら れる のは、 長時 間 夜勤 体制 の場 合 か もし れない 。 変 則3 交 替制 もし くは2 交替 制を とっ てい る病 院 が どの ような工 夫を し たか に つい て、 日 本看 護 協 会が 調 査を 実 施し てい る9)。 そ の調 査 結果 を設 置 主 体別 に まとめ た のが表I −1 で あ る。 表n −1 変則3 交替 制、2 交 替制 導入 にあ た っての工夫 〔複 数回答〕ツ 許 可 病床 数( 変 則3 交 替制 また は2 交替 制を 導入 してい る病院) ( %) 全 体 99床 以下 100∼199床 200∼299床 300∼499床 500床 以上 調査数 1,382 (100.0) 435 (100.0) 485 (100.0) 222 (100.0) 154 (100.0) 84 (100.0) 夜 勤 手当 ての増 額 所 定労 働 時間 の短 縮 夜 勤時 間 帯の業 務の整 理 ・ 改善 そ の他 特に な い 無回 答 541 (39.1) 156 (11.3 )811 (58.7 )m (8.0 )118 (8.5 )230 ∩6.6 ) 189 (43.4 )48 ∩1.0 )253 (58.2 )34 (7.8 )40 (9.2 )54 ∩2.4 ) 203 (41.9 )62 ∩2.8)271 (55.9 )34 (7.0 )41 (8.5 )92 ∩9.0 ) 85 (38.3 )26 ∩1.7 )139 (62.6 )15 (6.8 )19 (8.6 )38 ∩7.1 ) 43 (27.9 )9 (5.8 )91 (59.1 )12 (7.8 )15 (9.7 )31 (20.1 ) 21 (25.0 )10 (11.9 )56 (66.7 )16 (19.0 )2 (2.4 )15(17.9 ) 資料出所:表I −3 に同じ。125頁。 表H −1 か ら、夜 勤 時間 帯 の業 務 の 整理 、 改善 を 行 った 病院 が全 体で58.7%(1,382 病 院中 、811 病 院) と最 も多 い こと がわ か る。 設 置 主 体 の別で は 、社 会保 険 団体 で87.5%、 公的 で78.7% と特 に 高 い 割合 を 示 してい る。 病 院 の行 う対 応 の仕 方 とし て は、 最初 にや るべ きこ と で もあ り、 当 然の 結 果 と もい え よう。 次に 高 い 割合 を示 し た回答 として は、「夜 勤 手当 の増 額 」であ る。ど の程度 の増 額 な の かは 明確 で は ない が10)、回答 病 院全 体で は、39.1%(L382 病 院 中、541病院)の病 院 が、設 置主 体別 に は 医療 法 人 ・ 個人 の43.4%(977病 院 中、433 病 院) の病 院 が、夜 勤 手当 ての増 額を 実施 し て い る。 特に 何 の 工 夫 もし て いな い病 院 が118病 院あ るが 、そ の他 の病 院 では 何 れか の工夫 をし て い る。 病 床 規 模 別 の特徴 とし ては 、 規模 の 小さ い病 院 程、 夜 勤 手当 の増 額を実 施 して い る こと が挙げ ら れ る。99 床 以下 で43.4% (435病 院中 、189 病 院)、100∼199 床 で41.9%(485 病 院 中 、203 病 院 )、200 ∼299 床 で38.3%(222病 院中 、85病 院)、300∼499 床 で27.9%(154病 院中 、43病 院)、500床 以上 で25.0% (84病 院中 、21病院 ) とな って い る。 夜 勤時 間 帯 の業 務 の 整 理 ・ 改善 を 行 っ た 病 院 が 多 か った のは、200∼299 床 で62.6% (222 病院 中 、139 病院)、500床 以 上 で66.7 % (84 病 院 中 、56 病
わが国看 護部門 の夜勤体制 に関す る基礎的 考察 院) とい うよ うに、 規 模の大 きい 病 院であ る (表n −2 を 参 照。)。 表n −2 変則3 交替制、2 交替 制導入 にあ た っての 工夫[ 複数 回答]・設 置主 体 ( 変則3 交替制ま たは2 交替 制導 入し てい る病 院) ( %) 67 全 体 国 自治 体 公 的 社会保 険 団体 医療 法 人 ・ 個人 学校 法人 ・そ の他 調査 数 1,382 (100.0) 46 (100.0) m (100.0) 47 (100.0) 24 (100.0) 997 (100.0) 133 (100.0) 夜勤 手当 て の増額 所 定 労働 時間 の短縮 夜 勤 時間 帯 の業 務 の整理・ 改善 そ の 他 特 にな い 無 回答 541 (39.1 )156 ∩1.3 )811 (58.7 )m (8.0 )118 (8.5 )230(16.6 ) 7 ∩5.2 )2 (4.3 )27 (58.7 )7 (15.2 )6 ∩3.0 )9 ∩9.6 ) 28 (25.2 )7 (6.3 )59 (53.2 )6 (5.4 )11 (9.9 )26 (23.4 ) 11 (23.4 )5 ∩0.6 )37 (78.7 )6 ∩2.8 )3 (6.4 )5(10.6 ) 9 (37.5 )1 (4.2 )21 (87.5 )5 (20.8 ) − ( −)2 (8.3 ) 433 (43.4 )122 (12.2 )574 (57.6 )70 (7.0 )86 (8.6 )158 ∩5.8 ) 45 (33.8 )18 (13.5 )81 (60.9 )16 (12.0 )11 (8.3 )21 (15.8 ) 資料 出所 :表I −3 に 同じ。125頁。 夜 勤 対 応 策 と し て は 、夜 勤 時 間 帯 の 業 務 の 整 理 ・ 改 善 や 夜 勤 手 当 て の 増 額 も 必 要 で あ る が 、そ れ ら 以 外 の 工 夫 、例 えば 、看 護 職 員 が 慢 性 疲 労 に 陥 らない ために 休 憩 が 取 れ る よう な 環 境 整 備 も 必 要 で あ る。 看 護 職 員 は 職 務 上 、 特 に 夜 勤 の場 合 、 必 ず し も 所 定 休 憩 時 間 に 休 憩 で き る と は 限 ら な い 。 も し も 休 憩 が 取 れ な い 時 、 病 院 は ど の よ う な 扱 い 方 を し て い る の で あ ろ うか 。 こ の よ う な 場 合 、 通 常 、 時 間 外 勤 務 と し て 扱 う べ き と こ ろ で あ る が 、 そ の よ う な 扱 い を し て い る 病 院 は 少 な い よ うで あ る( 表II −3 を 参 照 。)。 表H −3 所定 休憩時 間に休 憩をと れない とき の扱い・ 設置主 体( %) 全 体 国 自治 体 公 的 社 会保険団 体 医療 法人・個 人 学校 法人・そ の他 計 (100.0)2,977 (100.0)221 (100.0)581 (100.0)203 (100.0)107 (100.0)1,482 (100.0)332 時間 外勤 務扱 いとし てい る 時 間 外勤 務扱 いと はしてい ない 無 回答 1,006 (33.8 )1,853 (62.2 )118 (4.0 ) 159 (71.9 )60 (27.1 )2 (0.9 ) 218 (37.5 )338 (58.2 )25 (4.3 ) 65 (32.0 )129 (63.5 )9 (4.4) 41 (38.3 )61 (57.0 )5 (4.7 ) 379 (25.6 )1,041C70.2 )62 (4.2 ) 127 (38.3 )192 (57.8 )13 (3.9 ) 資 料 出 所 : 表I −3 に 同 じ。123 頁 。
ただ し、 設 置主 体が国 の病 院にお い て は、71.9% (221病院 中 、159 病 院) が 時 間 外 勤 務 と し て 扱 って い る。病 床規 模別に は、500 床以 上 の病 院 で時 間外 勤務 の扱い を してい る ところ が 最 も多 く、 そ の割 合 は47.2%(301病 院中、142 病 院) となっ てお り、 規 模の小 さい病 院程 、 そ の 割合 は 低 く、99 床 以 下 では23.9% (696病院中 、166 病院 ) にし か至 って い ない11)。 また 、3 交替 ・変則3 交 替・2 交 替 の別 で は、変 則3 交 替 で時間 外勤務 の扱 いを し てい る病院 が 多 く、 そ の割合 は45.2% (259病 院中 、117 病 院)、 次 いで3 交替 が38.9% (L795 病 院中 、699 病院 )、 最 も低 い のが2 交替 で22.9%(1,051病 院中 、241病 院) とな ってい る12)。 休 憩 時 間の保 証と同 時に、 病 院側 とし て は休 憩す るた めの適 切な場 所に も配 慮 す べ きで あ る。 休 憩場 所 の設 置状 況につ いて も、 日本看 護 協会 が 調査 し てい る(表 皿−4 を 参照 。)。 表n −4 夜 勤 時 休 憩 室 の 設 置 ・ 設 置 主 体 ( %) 全 体 国 自治 体 公 的 社 会保険 団 体 医 療法 人 ・ 個人 学校 法人 ・そ の 他 計 (100.0)2,977 (100.0)221 (100.0)581 (100.0)203 (100.0)107 (100.0)1,482 (100.0)332 病 棟内 に設けて いる 病 棟外 に設けて いる 特 に設け ていな い 無回 答 2,304 (77.4 )302 (10.1 )374 ∩2.6 )39 (1.3 ) 199 (90.0 )10 (4.5 )10 (4.5 )2 (0.9 ) 436 (75.0 )57 (9.8 )85 ∩4.6 )10 (1.7 ) 153 (75.4 )13 ・(6.4 )33 ∩6.3 )4 (2.0 ) 81 (75.7 )9 (8.4 )14 (13.1 )4 (3.7 ) □26 (76.0 )173 (11.7 )194(13.1)15 (1.0 ) 271 (81.6 )34 ∩0.2 )33 (9.9 )2 (0.6 ) 資料出所:表I −3 に同じ。122頁。 休 憩 室 の設置場 所に つい ては 、77.4%(2,977病 院中 、2,304病 院)が病 棟 内で、10.1%(2,977病 院 中 、302病 院)が 病棟外 に設 置し てお り、合 計 で87.5%の病 院 が設置 して い るこ と がわ か る。設 置 主 体 別に は、 国 の病院 が94.5% (221病 院中 、209 病 院) と最 も設置 状 況が良 い とい え る。 夜 勤体 制 の別 で は、2 交替 制の 病院 の方 が3 交替 制 の病 院 より も、 設置 状況 は良 くな っ てい る13)。 看 護職 員 の大半 は女性 であ る こと から 、看 護 職 員 が安心 して 夜勤 に臨 め るよ う、保 育 所 関 係の 福 利 厚 生を 充実 さ せる こと も、 夜 勤対 応 のひ とつ の 有効 な対 策 といえ よう。 保 育所 関 係の最 近 の調査 として は、 全 日本病 院 協会 ・産 労総 合研 究所に よる共 同調 査 が 、1997年12 月 に 実 施さ れてい る14)。 ここで はそ の調 査 結 果に 基づ い て、保 育所関 係 の実態 を探 るこ と とす る。 保 育 所 の有 無につ い ては、 調 査病 院全 体 で45.9%(414 病 院中 、190病 院) が保 育所 あ りと答 えて い る( 図II−1 を 参照。)。
わ か国看護部門 の夜 勤体制に関 す る基礎的 考察 図n −1 保 育 所 の 有 無 ( 調 査 計 ) 69 資料出所:『病院経営新事情』、Nal71、産労総合研究所、1998年7 月20日、27頁。 病床 規 模別 に は、99床 以下 では保育 所 のあ る病 院 が最 も 少な く、19.6%(138病 院 中、27病 院) と な って い るべ 図II−2 を 参 照。)。 図n −2 保 育 所 の 有 無 (99 床 以 下 ) 資料出所:図E −H に同じ。 病 床 規 模 が大 き く な る程、保育 所 の保有 割合 も 高 くな って お り、100∼199床 では57.1%(163病 院 中、93 病 院)、200 ∼299 床 で60.8%(51病 院中 、31病 院)、300床 以 上 で62.9% (62病院 中 、39病 院) と なっ 七い る15)。 保 育所 の月 額利 用 料 は、2 万 円未満 が最 も多 く50.0% (190病 院 中 、95病院 )、 次い で1 万 円未 満 が27.4% (190 病 院中 、52病 院) とな って お り、低 料 金化 に 努 めて い る のでは な かろ うが6)。 保 育所 を保 有す る 場 合に は、そ のた め の運 営 経費 が 必 要 なた め、 病 院に よって は保 育所 の保 有 か 困難 な ところ もあ ろ う。 あ るいは、 保 育所 は有 し てい る も のの 、病 院 内 の看護 職員 の 要望 に十 分対 応 し きれ ない とこ ろ もあろ う。そ うし た場 合に は、 他 の諸 制 度 に よる 代替、 もし くは 併用を 考 え ね
ばな る まい。 他 の保 育 関 連諸 制度 とし ては、 例 えば 、他 の保 育 園 の保 育 料 補助、 子 連れ時 差 出勤 制 度、 ベビ ー シ ッタ ー利 用料 補 助等 が考 えら れる17)。 他 の保 育 園 の保 育料 補 助につし ては、1 万 円未 満 の 病 院 が 多 い よ うであ る18)。 病 院の 行 う夜 勤対 応 につい ては 、看 護 職員 が安 心 し、 前 向 きに 夜勤 に取 り組 ん でも ら える よ う、 要 望に 対し て 十 分耳 を 傾げ ると同 時に 、各 代替 案 の 費用 を 把 握し、 費 用と 効果 の両 面か ら の 検討 が 必 要で あろ う。 in. 夜 勤 体 制 の 比 較1.3 交 替 制 と2 交 替制の 比較 わ が国の 最 近 の比 較調 査は 、1997年6 月 に 日本 医 療労 働 組合 連 合会 が、 日本 医労 連加 盟 組合( 単 組 、支 部、 分会) のあ るすべ て の病 院・診 療所 、 福 祉施 設を 対 象に 行 ってい る19)。 ここ では こ の調査 結果を 整 理し なが ら、3 交 替 制 と2 交 替制 のそ れぞ れに つい て 、(1 )看 護 職 員 数 、(2)夜 勤人 員 、(3)夜 勤回 数を 比較 したい 。 (1) 看 護 職員 数100 床 当 た りの看 護 職員 数20)につ い ては、3 交 替 制 で46.69人 、2 交 替制 で は34.23 人 と な っ てお り、2 交 替 制 の方 が 少ない こ とが わか る。 補助 者を 含 めた100床 当 た りの看 護要員 数町こつ い て も、3 交替 制で は51.00人 で あ る の に 対 し 、2 交替 制 で は42.93人 と2 交 替 制 の方 が 少ない 。 ただ し 、補 助 者に つい て は、100床 当た りの人 数 は2 交 替制 で8.70人、3 交 替制 で4.31人 となっ て お り、2 交替 制 の方 が多 くな ってい る22)。 (2) 夜 勤 人 員 まず 、3 交 替 制 に おけ る夜 勤 人 員 に つ い て 整 理 す る。2 人 と 回 答 し た 病 院 が 最 も 多 く、深 夜 で53.0 %(2,363 病 院 中 、1,252病 院 )、準 夜 で45.2 %(2,361 病 院 中 、1,067 病 院 ) と 約 半 分 の 割 合 に な っ て い る 。 次 い で 、3 人 と 回 答 し た 病 院 が 深 夜 で36.6 %(2,363 病 院 中 、865 病 院 )、 準 夜 で41.4 %(2,361 病 院 中 、978 病 院 ) と な っ て い る 。 こ こ 数 年 の 傾 向 と し て は 、3 人 以 上 の 夜 勤 人 員 の 病 院 が 増 え て い るレ4 人 の 病 院 の 割 合 は 深 夜 で4.6 % (2,363 病 院 中 、lo 病 院 )、 準 夜 で6.0 %(2,361 病 院 中 、141 病_ 院し と な っ て い る が 、1 人 の 病 院 に つ い て ぱ 、 深 夜 で1.4 %(33 病 院 )、 準 夜 で1.1 % (27 病 院 ) と 少
わ が 国 看 護 部 門 の 夜 勤 体 制 に 関 す る基 礎的 考 察 な く な っ て い る ( 表I −1 を 参 照 。)。 表 Ⅲ −1 夜 勤 人 員 ( 準 夜 ・深 夜 ) ( 単 位 : 病 棟 数 ) 準 夜 深 夜 病棟 数 % 病棟 数 % 1 人2 人2 ∼3 人3 人3 ∼4 人4 人5 人以 上 271.1 1,06745.2 773.3 97841.4 361.5 1416.0 351.5 331.4 L25253.0 552.3 86536.6 251.1 1094.6 241.0 合 計 2,361100.0 2,363100.0 資 料 出 所 : 『 病 院 経 営 新 事 情 』、Nal59 、 産 労 総 合 研 究 所 、1998 年1 月20 日 、23 頁 。 71 次に 、2 交 替制 におけ る夜 勤人 員に つ い てみ てみる。2 交 替 制で 最 も多 い の は2 人体 制で 、 そ の割合 は81.6%(114 病 院中、93 病 院)、 次い で、1 人 体 制 と3 人 体制 のそ れぞ れ が8.8%(114 病 院中 、10病院) となっ てい る( 表 Ⅲ−2 を 参 照。)。2 交 替制 で は2 人 体制 が8 割を 超 え てい る が、3 交替 制 では3 人以 上 の体 制が40 %を 超 え ている こ とが わか る23)。 表 Ⅲ−2 夜勤人 員(2 交替) 病棟 数 % 1 人2 人2 ∼3 人3 人3 ∼4 人4 人5 人 以上 108.8 9381.6 00.0 108.8 00.0 10.9 00.0 合 計 114100.0 資 料 出 所 : 表 Ⅲ−1 に 同 じ 。25 頁 。 (3) 夜勤 回数3 交替 制 では 、夜勤 回 数8 回 の病 院 が最 も多 く39.1%( 看護 職員51,402 名中 、20,106名)、次い で7 回 が20.2% (10,374名 )、次 いで9 回 が18.4%(9,442名) の 順に な ってお り、7 ・8 ・9 回 の合 計は77.7% とい う ことに な る。 約8 割 近 くが7 ・8 ・9 回に 集 中し てい る こと がわ かる。1 ヵ月 の 平 均夜 勤 回数 は7.73回に な る(表 Ⅲ−3 を 参 照。)。
表 Ⅲ−3 夜 勤 回 数 別 看 護 職 員( 単 位 : 人) 看護 職員数 % 2 回以下3 回4 回5 回6 回7 回8 回9 回10 回11 回12 回以 上 3230.6 3450.7 1,4852.9 1,2702.5 4,1358.0 10,37420.2 20,10639.1 9,44218.4 3,3746.6 3900.8 1580.3 合 計 51,402100.0 資料出所:表Ⅲ−1 に同じ24 頁。2 交替制 で は、夜 勤 回 数4 回 の病 院 が最 も多 く49.2%(看 護 職員2,174 名中 、1,070名)、次い で5 回 が17.3%、3 回 が14.3% の順 に な ってお り、3 ・4 ・5 回 の合 計 は81.2% とい うこ とに な り、 約8 割 が3 ・4 ・5 回に 集 中 して い る。平 均夜 勤 回数 は4.27回 で あ る(表m −4 を 参 照。)/2 交 替制 の 方 が3 交替 制 より も夜勤 回数 が少 ない こ とにな る。 し か し、2 交 替 制 の夜勤1 回 が3 交 替制 の夜 勤2 回( 準夜 ・ 深夜 連 続勤 務) に相 当す る とす れば、2 交替 制 の平 均 夜 勤回数 は8.54回 とな り、3 交 替 の平 均 よ りも多 い こ とにな ろ う。 表 Ⅲ−4 夜勤 回数別看 護職 員割合( 単 位:人) 看 護 職 員 数 % 1 回2 回3 回4 回5 回6 回7 回8 回9 回10 回11 回 200.9 552.5 31914.7 1,07049.2 37717.3 1667.6 532.4 602.8 211.0 321.5 10.0 合 計 2,174100.0 資 料 出所 : 表 Ⅲ−2 に 同 じ 。
わ が 国 看 護 部 門 の 夜 勤 体 制 に 関 す る 基 礎 的 考 察 73 夜 勤 回数 の時 系列的 変 化を みて みる と、1991年 までは9 回 が最 も多 かっ た が、そ の後 、9 回 の割合 は 減 少 し、1997年 には1991年 の55.8% に ま で減 って い る。し かし、1997年 の8 回 は1991年 の131.6% に 相 当し 、1991年 以降 増 加し てい る( 表m −5 を参 照。)。8 回 が9 回 を抜 い て最 も多 く な っだ のは1992 年 からで あ り、1992年 以 降は8 回以 内 の構 成割 合 が50% を超 え、 年 々増 加し て きて い る24)。 平 均 夜勤 回 数につ い ては 、年 々 減少 し て はい る もの の、10 年 で1 回 減 少 程 度 の ゆ っ く り と し た ペ ー スで の減 少と なっ てい る25) 表 Ⅲ −5 夜勤 回 数 別 看 護 職 員 数 の 推 移 (単 位 :人) 年 1 回 2 回 3 回 4 回 5 回 6 回 7 回 8 回 9 回 10回 11 回 12 回 13 回 14回 15 回 16 回 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1272542931,2219502,4396,06515,28016,92411,4702,812862171562915 1062602751,2739392,6977,25817,72716,77810,2122,55150583381514 1122563281,7461,1483.1309,40920,34315,9407,2961,639613112361215 872773541,3241,2083,84310,30823,02114,6445,2651,2363256817225 1122854011,4981,4014,02410,32921,99512,6474,3741,0073036329115 812183017848932,8558,17117,8948,6622,943460165533064 832403451,4851,2704,13510,37420,1069,4423,3743901059756 資 料 出所 : 表 Ⅲ-3 に 同 じ 。 2. 夜 勤 専 従看護 体制 の 試み 夜 勤 専従 看護 体制 の試 みは 、小 林 記念 病 院 が行 ってい る26)。 こ こでは 小 林記 念 病 院で の取 り組 み を 事 例 とし て紹 介し、 夜勤 専 従看 護 体制 につ い て 若干考 察し て みたい。 こ の病 院 の夜勤 体制 は、 当 直制 から 付 き添 い 制度 のあ る変 則2 交 替 制を 導 入し 、 次 に 付添 婦を な く して い る。 準夜 ・深 夜 連続 の16時 間勤 務 で、 週1 回、月 で4 回を 原 則 とし た が、 特 定 の看 護 婦に 夜勤 回 数が 偏 るこ と もあ った よ うだ。 そ こ で、 夜勤 専従看 護 体制を 部 分的 に 導 入す る こ とに し た。 導 入実 施時 期 は1995年7 月 で、12月 まで の6 ヵ月 間実施し 、 導入 前(1995 年6 月 ∼7 月 ) と導 入後 ( 同 年11月∼12月 ) に調 査を 行 っ てい る27) 調 査結 果 から、 夜 勤専 従 体制 の メ リ ットを ま とめ たの が表m −6 であ る。 メリ ット はい くつ か挙げ ら れよ う。2 交 替 制 では 生活時 間面 で不 規則 に な り、 心 身面 で の リズ ム が と りに くい が、 専 従体制 で は時 間的 ゆ と りが もてる こ とで リズ ムも と り易 くな る よ う であ る。 ま た、 余 暇利 用 が明 確な 職員 に とっ て は、 例 え ば、主 婦 であ れぼ家 族 と過 ごす 時 間 が で き るし、 学業 中 であ れ ば学 習時 間 も確保 で きる であ ろ う。表I-6 に 示 さ れた裁 量 の自 由度 の 項 目に 、 他 の 職員 と の接点 が減 るた め人 間関 係 が楽 にな ると 指摘 さ れてい る が、 確かに 人 間関 係の煩 わし さ も減る の か もし れ ない。 最 大 のメ リ ットは 自 由に な る時 間 が増 加す るこ とで あろ う。
表 Ⅲ-6 二 交替勤 務・夜勤 専従方 式の メリ ット 〈一 般 的 にい わ れ る メ リ ット 〉 く小 林 記 念病 院 に お け る 二 交 替 勤 務 ・ 夜 勤 専 従方 式 の メリ ッ ト ( 心身 面 で の メリ ット ) 生活 や 生 体 の リ ズ ムが 取 り や す い。 通勤 に よる 疲 労 が少 な い。 ( 心身 面 で の メ リ ット ) 日勤 だけ 夜勤 だ け の ほ うが リ ズ ムが と り や すい。 ( 生 活 時 間面 で の メリ ット ) 生 活 パ タ ーン が 自分 に あ っ てい れ ば、余 暇 が増 加す る。 休 日 が 有 効 に 使え る 。 時 間 的 に ゆ と りが あ る。 日 曜 、 祝 日 の出 勤 が 少な く てす む 。 ( 生活 時 間 面で の メリ ット ) お稽 古 事 な どに は 便 利 か もし れ な い。 休み が ま とめ て も ら え る こ と が 一 番 の魅 力 。 や る こ と がな い 状 態 がい い 、 ( 家 族 ・ 家庭 面 で の メ リ ット ) 夜 勤 の 出勤 、 帰宅 が少 な い ので 家 族 犠 牲 が 少 ない 。 家 庭 のあ る 人 は 自 分 の都 合 で あ る 程 度 選 択 で きる と継 続 し て 働け る。 主婦 とし て 家 の用 事 が し や す い 。 ( 家 族 ・家 庭 面 で の メ リ ット ) 家 の( 畑 ) 仕 事を 于伝 え る。 ( 就業 面 で の メリ ヅト ) 学 生は 三 交 替に 比 べ 無 理 な く 勤 務 で き る。 ( 就業 面 で の メ リ ット) 他者 に 気 が ねな く休 み が もら え る 。 (業 務面 で の メリ ット )C 情 報伝 達 ] 申 し 送 り が 少な い 分 、 情 報 も れ や伝 達 ミ スが 少な い 。16 時 間 通 し て患 者 の 観 察 が で き 、 ケ ア がで きる。 記 録 が ま と めて で き る の で ゆ と り が で き る。 患 者 を 充 分に 把 握 し た 上 で 申し 送 り がで きる 。 ( 業 界 面 で の メ リ ット ) 〔裁 量 の 自 由 度〕 夜 勤 帯 の中 で 時 間 配 分 が で き る。 〔 裁 量 の 自由 度 〕 他 の 看 護婦 や ド ク タ ー と の接 点 が 減 る ので 人 間関 係 の 面 で ラ ク。 自 分 の ペ ー スで 仕 事が で き る 。 〔 人員 配 置〕 日勤 帯 の看 護 職員 の充 実。 [ 患 者 の安 心 感〕 患 者 に と っ ては 安 心 が で き る。 資料 出所 :日本 医療 法人 協会 編 『患 者満足 度を 高め る職員研 修事 例集』、 経営 書院、1996年 、193頁。 専 従 体 制 の デ ズ リ ッ ト を ま と め た の が 表 Ⅲ −7 で あ る。 デ メ リ ッ ト と し て は 、 長 時 間 勤 務 に よる 疲 労 が 挙 げ ら れ る。 ま た 、 表m −7 で は 情 報 伝 達 の 項 目 で の デ メ リ ッ ト が多 く 示 さ れ て い る が 、 医 師 や 日 勤 専 従 者 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を い か に 図 っ て い く か の 工 夫 が 必 要 に な っ て こ よ う。 見 逃 せ な い の は ス キ ル ダ ウ ン で あ る 。 夜 勤 専 従 の 場 合 、 日 勤 帯 で 行 わ れ る 研 修 や 教 育 活 動 に は 参 加 し に く く 、 次 第 に 足 も遠 去 か り 、 参 加 意 欲 が 薄 れ て し ま う 可 能 性 が 高 い と い え る 。 メ リ ッ ト と デ メ リ ッ ト の 両 面 か ら 検 討 し 、 夜 勤 専 従 に 期 間 を 区 切 っ て み た り 、 急 性 期 病 棟 に は 導 入 せ ず 慢 性 期 病 棟 に 限 定 し た り、 情 報 伝 達 方 法 と し て パ ソ コ ン を 利 用 す る 等 、 種 々 の 改 善 努 力 を す れ ば 専 従 体 制 は ひ と つ の 有 効 な 体 制 に 成 り 得 る の で は な か ろ う か 。 専 従 体 制 に よ る 余 暇 時 間 の 増 加 は 、 メ リ ット で あ る と 同 時 に 、 余 暇 利 用 の 目 的 が 明 確 で な い 職 員
わ が国看護 部門の夜勤 体制に 関す る基礎 的考察 75 に とっ ては むし ろ苦 痛に な る こと もあ ろ うこ とから、 専 従者 の決 定に そ の点を 配 慮し た り、 職員 自 身 のラ イフ ス タイル の変 更 が求 めら れ るこ とに もなろ う、 表Ⅲ−T 二交替勤務・夜勤専従方式のデメリット 〈 一般 的に い わ れ る デ メ リット 〉 <小 林 記念 病 院 にお け る 二 交 替 勤 務 ・ 夜 勤 専従 方 式 のデ メリ ット ( 心 身 面 で の デ メリ ット) 夜 勤時 間 が 長い。16 時 間勤 務 中 疲 労が と れ ない と疲 労 が 強い 。 日 勤 でI) ー ダ ーが続 くと 疲 れ る。 ( 心身 面 で の デ メリ ット )16 時 間 は エ ライ 。 足 が荒 れ る。 肌に 悪 い。 生活 のリ ズ ムが で き るま で は シ ン ド イ。 ( 生活 時 間 面 で の メリ ット ) ( 生活 時 間面 で の メ リ ット ) 独身 な ので 生 活 の リズ ムがつ かみ に くい 。 時 間 が 空い た か らと い っ て 特に す る こ と がな い。 友 人 と 休日 が 合 わな い。 ( 家 族 ・ 家 庭 面で のデ メ リ ット) 一 晩 うちを 空け ない といけ な い。 子 ども がい る人 は勤 務 前 に 休 養 が取 りに くい 。 ( 家 族 ・家 庭 面 で のデ メリ ット ) 子 ど も がい るた め に 夜勤 明け で も 寝 てい る わけ に は い か ない 。 ( 就 業 面 で の デ メリ ット ) 勤 務 希 望は 出し に く く勤 務 交 替 が困 難 。 日 勤 は 夜勤 手 当 がな くな る 。 ( 就 業面 で の面 で のデj リ ット ) 当 直を 変 わ っ て もら う のに 気 がね し て、 交 替 の融 通 が き きに くい 。 少 々 の カゼ や 発熱 な ら 来 ない とい け ない 。 (業 務面 で のデ メ リ ット ) (業 務面 で の デ メリ ット) 〔 情 報伝 達 〕 昼 間に あ った こ とが わ か らな い 。 患 者 の変 化 、病 院 内 の変 化 が わか ら な い 。 申 し送 るほ う もや り に くい だ ろ う。 些 細な 情 報 が申 し 送 ら れ ない のは 患 者に と っ ては 問 題 であ る。 病 院 の仕 組 みに 変 化 があ って もそ れ が わ か ら ない 。 病 院内 で の 仕組 み につ い て の 情 報 伝 達 が 不 十 分だ っ た。 先 生と の コ ミ ュニ ケ ー シa ン が と れ な い 。 夜 勤申 に 予測 不 可 能 のこ とが あ り 指 示 濡 れ に 気づ く こ とが あ る。 患 者に 接し て 初 め て知 ら な い こ と に 気 づ く こ とが あ る。 患 者を 把握 し てい な い と ド ク タ ー コ ールし た と き 、 説 明 で きな くて 困る 。 短 期 で退 院 す る患 者 の 把 握 につ い て な ど 、夜 勤 専 従 者 同士 で組 む と 困る。 〔 ミ スの おそ れ〕 忙 しい と きは 長時 間緊 張 が 続 くた め 不 安 。 長 時 間 のた め 集 中力 に かけ る。 〔 スキ ル ダ ウソ〕 申 し送 ら れ て も 体感 か ない ので 勘 が も ど って いな い 何 をす るに も時 間が か か る。 日 勤を3 ヵ 月 や って い ない と日 勤 の 仕事 の 触感 が薄 れ る。 日 勤帯 の仕 事を や ら ない こ とで 注 射 一 つ に し て も不 安。 [ 患 者 の安 心 感〕 患 者に と っ て夜 勤 だけ の 看 護婦 が 不 安 。 〔 病 棟 の特 徴 〕3F ( 急 性 期) 病棟 で は 夜勤 専従 は きつ い 。 資 料出所 :表 Ⅲ−6 に同 じ。194頁 。
お わ り に わ が国 病院 におけ る看 護 体制 は、3 交 替、2 交 替、変 則3 交 替等 、多 様 化 し て い るとい える。 ど の ような看 護 体制を とる かは 、看 護 職員 が看 護業 務を遂 行 し 易 い よ うに す る と い う視 点 が重 要 と な って く る。そ の ため に は夜 勤 対応 の 改善・ 工夫 が必要 で ある。 看護 体制 の あ り方 の検討 で は、 別 の 視点 として 、看護 サ ービ スを受 け る患者 が、 ど の ような体制 を望 んでい る か とい った 視点 も 重要 であ ろ う。 疾患 の別に よ り、 あ るい は 病棟 の種別 に よっ ては、 患者 の望 む 体制 も異な って く るか も しれ ないか ら であ る。 い ず れ の体制を と るに せ よ、 そ の 体制を 支え るた めの努 力 が必要 であ る。 病 院側 とし ては、 どの ような 改善 努力 が有効 で あ るか を考 え る と同 時に 、そ れぞ れ の場合 の費用 につ い て の測定 も行 うべ きで ある。 つ ま り、 費 用 と効 果 の 両側面 から の検 討 が必 要 であ る と考 え る。 最後 に、変 則3 交替 制 と2 交 替制 につ いて、 看 護部長 が ど の ように 評価 し て い るの か、 日本看 護 協 会 の調 査 を紹 介し てお く。2 交替 制を 実施 し てい る病 院 の場 合、看 護 職員 の余暇 時 間 の増 加 を メ リ ット とし て挙げ てい る と ころ が多 く、56.8% (1,051病 院中 、597病 院) と なって い る。 変 則3 交 替制 を 実施 して い る病 院で は、 夜中 の 出退勤 に 伴 う危 険 の減 少を 挙げ たと ころ が最 も多 く、65.6% (259 病 院中 、170病 院) と な ってい る。 また 、 デ メ リ ット として 看護 職員 の 明け 方 の判 断力 低 下を 挙げ た 病 院 は、2 交替制 で19.4 % (1,〔〕51病 院中 、204病 院 )、 変則3 交 替制 で16.6% (259病 院中 、43病 院 ) と なっ てお り、2 交 替制 の 方が多 い とい え る。 全 体 とし ては、 ど ちら の体制 にお い て も、 デ メ リ ット よ りもメ リット の回答 の方 が多 く、 看 護 部長 ら は 自分 の病 院体 制 に 肯 定 的 に 評 価 し て い る と い え よ う28)。 看 護 ス タ ッフ の判 断 も、 肯 定 的な 評 価 が多 く なって い る29)。 看 護 体制に 関 し ては 、看 護 職員 、 患者 、病 院 の各視点 から の検 討が 必要 で あ り、 看 護婦 の積極的 な発 言 も望 まれ る30)。 わ が国 病 院の夜 勤 改善 は 、 僅 かずつ で はあ るが進 んで い ると もい わ れ るが31)、 今後 さ ら に 検 討を 重 ね てい か ねばな ら ない。
わが国 看護部門 の夜勤 体制に関 する基礎的考察 77 〈 注〉1) 全 日本 病院 協会、 病院経 営 情報研 究所調 査 『付添解 消後 の看 護業 務状 況調査 』 が、1996年7 月に 実施さ れ てい る。 調査対 象は 、全 日本 病院協 会 の会員 病院1,944施設で、 有効 回答数 は569病院 、 回収 率は29.3% で あ る。 有 効回答 病院 の規 模別 内訳は 、病 床数99床以下 が252病 院、100∼199床 が193病 院 、200∼299床が63 病院 、300床 以上 が61病 院 となって い る。 本調 査結果 の詳細 につい て は、以 下を 参照 されたい 。 『病院 賃金労 務事 情』、No.135、 産労 総合 研究所 、1996年12月5 日、23-29頁 。2 ) この調 査要 領は以下 の 通 りである。 調 査対 象:全 国病院 経営 管理学 会 加入 の会員 病院 病院 区 分:公的 病院 とは、 厚 生連 ・済生 会・ 日赤関 係病院をい い、 そ の他は 私的 病院 で ある。 調査 時期:1997 年5 月 、7 月。 集計対 象: 第1 次、第2 次 調査合 わ せて 、1,100病 院を対 象とし 、回答 のあ った うち400 病院を 集 計対象 と してい る。 この うち私 的病 院は1,000調査 対象 の うち348病 院が 集計 対象 と な ってい る。 本 調査結 果 の詳 細に つい ては 、以下 を 参照 されたい。 『 病院経 営新 事情』、No.166、産 労総 合 研究所、1998年5 月5 日、32-41頁。3 ) 本調 査結 果の詳 細につ い ては、 以下を 参 照 されたい。 日本看 護 協会調 査研究 課 編『日 本看 護協 会調査 研究報 告』、No 。53、 社団 法人 日本 看護 協 会、1998年3 月。4 ) 病院設 置主体 別構 成比 今 回調 査 全 国 5 ) かJfSSS'SS べ こー 一 一゛ぶ ″゛゛ ” 〆 1.4 □国 口自治体 圖公的 口 社会保険関係団体 題医療法人 ■ 個人 ■学校法人・その他 資 料 出 所 : 同 上 、21 頁 。 今 回 調 査 全 国 資 料 出所 : 同 上 。 病 床 規 模 別 構 成 比 □99 床以 下 □100∼199床 圖200∼299床 ‐300 ∼499床 ■500 床以 上
6 ) 看護 補助 者の 夜勤 体 制(複数 回答) ・設 置主 体 ( %) 全 体 国 自治 体 公 的 社 会保 険 団 体 医 療法 人 ・個人 学 校法人 ・その他 調 査数 2,977 (100.0) 221 (100.0) 581 (100.0) 203 (100.0) 107 (100.0) 1,482 (100.0) 332(100.0) 3 交替 変 則3 交替2 交替 当 直 夜 勤はし てい ない 病棟 に看 護補 助者 はい ない 無回 答 188 (6.3 )90 (3.0 )741 (24.9 )82 (2.8 )1,623 (54.5 )Ill (3.7 )187 (6.3) − ( ⊃ − ( −) − ( −) − ( 一)182 (82.4 )19 (8.6 )20 (9.0 ) 18 (3,1) 4 (0.7 )36 (6.2 )2 (0.3 )408 (70.2 )57 (9.8 )56 (9.6 ) 6 (3.0 )2 (1.0 )9 (4.4 )1 (0.5 )171 (84.2 )4 (2.0 )10 (4.9 ) − ( −) − ( −)1 (0.9 ) − ( −)91 (85.0 )1 (0.9 )14 ∩3.1 ) 131 (8.8) 73 (4.9 )634 (42.8 )74 (5.0 )528 (35.6 )14 (0.9 )69 (4.7 ) 32 (9.6 )9 (2.7 )48(14.5 )4 (1.2 )217 (65.4 )14 (4.2 )12 (3.6 ) 資 料 出 所 : 同 上 、119 頁 。7 ) 看 護 補 助 者 の 夜勤 体 制 〔 複 数 回 答 〕 ・ 許 可 病 床 数 ( %) 全 体 99床 以下 100∼199床 200∼299床 300∼499 床 500床以上 調査 数 2,977 (100.0) 696 (100.0) 910 (100.0) 509 (100.0) 558 (100.0) 301 (100.0) 3 交替 変 則3 交 替2 交替 当 直 夜勤は して いな い 病棟に 看護 補助 者は いな い 無回答 188 (6.3 )90 (3.0 )741 (24.9 )82 (2.8 )1,623(54.5 )Ill (3.7 )187 (6.3 ) 20 (2.9 )19 (2.7 )204 (29.3 )20 (2.9 )359 (51.6 )33 (4.7 )46 (6.6 ) 57 (6.3 )28 (3.1 )323 (35.5 )39 (4.3 )418 (45.9 )18 (2.0 )43 (4.7 ) 47 (9.2 )21 (4.1 )133 (26.1)14 (2.8 )256 (50.3 )22 (4.3 )32 (6.3 ) 47 (8.4 )13 (2.3 )64 (11.5 )7 (1.3 )367 (65.8 )26 (4.7 )39 (7.0) 17 (5.6 )9 (3.0 )16 (5.3 )2 (0.7 )221 (73.4 )12 (4.0 )27 (9.0 ) 資 料 出 所 : 同 上 。
8 ) わが国看護 部門の夜 勤体制 に関 す る基礎的考察 病 棟 看 護 職 員 の 夜 勤 体 制 ( 複 数 回 答 ) 79 3 交 替 変 則3 交替 2 交 替 当 直 無回 答
−
箭
床
1991年(2,427)1995 年(2,635)1996 年(1,755) 73.3%69.564.4 8.6%7.98.9 10.6%25.130.0 8.7%1.63.9 0.9%0.31.0 老 人 病 床 1991年(210 )1995 年(329 )1996 年(182 ) 28.1 21.0 14.3 5.7 5.8 4,9 41.4 65.7 72.5 19.5 4.3 9.9 5.7 3.6 1.6 *1991 、1995 年 は 日 本 看 護 協 会 「 病 院 看 護 基 礎 調 査 」 に よ る 。1996 年 は 今 回 調 査o ( ) 内 は 回 答 病 院 数 。 % は 回 答 病 院 数 を100 % とし た 場 合 の値 。 *1996 年 「 一 般 病床 」 は 「 一 般 病床 の み の 病 院 」 の 集 計 結 果 、[ 老 人 病 床 ] は 「 療 養 型 病 床 群 (2 群 ) ま た は 老 人 病 床 の み の 病 院 」 の集 計 結 果 。 資 料 出 所 : 同 上 、37 頁 。9 ) 注3 を 参 照 。10 ) 夜 間 看 護 手 当 は 病 院 に よ っ てか な り 差 があ る よ う で あ る。 夜 間 看 護 手 当 ( 単位:円) 区 分 一 律 額 支 給 準 夜 勤 者 の 車 送 り 手 当 直 明 け が あ る 場 合 直 明 け が な い 場 合 深 夜 割 増を 含 まな い 深 夜 割 増 を 含 む 深 夜 割 増 を 含 まな い 深 夜 割増 を 含 む 準 夜 深 夜 準 夜 ・深 夜1 回に つ き 準 夜 深 夜 準 夜 ・ 深 夜1 回 に つ き 準 夜 深 夜 準夜 ・深 夜1 回に つ き 準 夜 深 夜 準夜 ・ 深 夜1 回 に つ き 平 均 最 高 最 低 採 用 率 ( %) 3,6004,3006,0004,4006,10011,3003,3003,9006,5005,5007,500 − −5,0006,0007,5005,2008,10018,0005,0007,2009,0007,0009,000 − −2,2002,2004,6003,0004,10010,0002,0002,0004,0004,0006,500 一 一11.48.620.020.028.65.75.7 −33.3 資 料 出所 :全 国病 院管理 学会「病院給 与労 働条件 実態 調査 結果( 平 成9 年)」、『病院経 営事 情』、Nal65、産 労 総 合研究 所、1998年4 月20日、48頁 。11)m 床規 模大 き くな れば なる程、時 間外勤 務の 扱いを し てい る病 院の割 合が高く なってい るこ とが わか る。 所定休憩時 間に休憩 を とれな い ときの 扱い ・許 可病床数I( %) 全 体 99床 以下 100∼199床 200∼299床 300∼499床 500床以 上 計 2,977 (100.0) 696 (100,0) 910 (100.0)' 509 (100.0) 558 (100.0) 301 (100.0) 時 間外 勤務 扱い とし てい る 時 間外 勤務 扱い とは して い ない 無 回答 1,006 (33.8 )1,853 (62.2 )118 (4.0 ) 166 (23.9) 498 (71.6 )32 (4.6 ) 283 (31.1 )593 (65.2 )34 (3.7 ) 192 (37.7 )301 (59.1 )16 (3.1) 222 (39.8) 312 C55.9 )24 (4.3 ) 142 (47.2 )147(48.8 )12 (4.0 ) 資 料 出 所 : 日 本 看 護 協 会 調 査 研 究 課 、 前 掲 書 、123 頁 。12 ) 所定 休憩時間 に休憩 をと れない とき の扱い ・ 看護職員 の夜勤 体制[ 複数 回答]
犬
全 体 3 交替 変則3 交替 2 交替 当 直 計 (100.0)2,977 1,795(100.0) 295(100.0) 1,051(100.0) 128(100.0) 時 間外勤 務扱い とし てい る 時間 外勤 務扱い とし てい ない 無回 答 1,006(33.8 )1,853 (62.2 )118 (4.0 ) 699 (38.9 )1,036 (57.7)60 (3.3) 117 (45.2 )138 (53.3 )4 (1.5 ) 241 (22.9 )769 (73.2 )41 (3.9 ) 38 (29.7 )87 (68.0 )3 (2.3 ) 資料 出所: 同上。13 ) 休 憩室を 設置し ている 病院の 割合 は、2 交 替制 で93.3% 、変則3 交替 制で92.3 % 、3 交 替 制 で85.0 % と な ってい る。 つ まり、長時 間夜勤 の病 院程 、設 置状 況は 良い とい える。 夜勤 時休憩 室の 設置 ・看 護職 員の 夜勤体 制〔 複数 回答〕犬
全 体 3 交 替 変則3 交替 2 交替 当 直 計 2,977(100.0) 1,795(100.0) 295(100.0) 1.051(100.0) 128 (100.0) 病棟 内に 設け て い る 病棟 外に 設け て い る 特に 設け ていな い 無回答 2,304 (77.4 )302 ∩0.1)374 ∩2.6 )39 (1.3 ) 1,317 (73.4 )209 ∩1.6 )273 (15.2 )18 (1.0 ) 215 (83.0 )24 (9.3 )26 ∩0.0 ) − ( −) 890 (84.7 )90 (8.6 )85 (8.1 )6 (0.6 ) 100 (78.1 )13 ∩0.2 )18 ∩4.1 ) − ( −) 資 料出 所: 同上、122頁 。14 ) こ の調査 は、全 日本病 院協会 と産労総 合 研究所 「婦 長主 任新 事情」編 集部 の共同に より1997年12月に 行わ れてい る。 対象は全 日本 病院協 会会員 病院2,014 施設 で、回 答病院 数は421施設 、 うち有 効 回 答 数 は414 施 設、有 効回答 率は20.6%で ある。 回 答病 院の うち、一 般病院 が73.7%(305病 院) と 最 も多 くな っ てい る 。 病 床 規 模 別 に は 、99 床 以 下 が33.3 % 、100∼199床 が39.4%、200∼299床 が12.3%、300床 以上が15.0% となっ てい る。 回 答病 院の 内訳と記 入者 の内訳は 次の ようにな ってい る。 回答 病院の 内 訳 ( 単位:% 、( ) 内 施設 数) 病 床 数 合 計 総 合 一 般 老 人 精 神 そ の 他 調 査 計99 床 以 下100 ∼199 床200 ∼299 床300 床 以 上 100.08.273.77.78.51.9 (414)(34 ) (305) (32) (35 ) (8)100.00.091.36.50.02.2 (138) (O ) (126) (9) (O) (3)100.01.879.88.68.61.2 (163) (3 ) (130) (14) (14) (2)100.017.656.99.813.72.0 (51) (9 ) (20) (5) (7) (1)100.035.532.36.522.63.2 (62) (22) (20) (4) (14) (2)わが国看 護部門の夜 勤体制 に関す る基礎的 考察 記 入 者 の 内 訳 ( 単 位 :% 、( ) 内 施 設 数 ) 81 病 床 数 合 計 看護 部長・総婦 長 そ の他看護 部 職員 院長 ・理事 長 事 務 長 そ の 他事務 職員 無 回 答 調 査 計99 床 以 下100 ∼199 床200 ∼299 床300 床 以 上 100.019.12.43.436.232.66.3 (414) (79) (10) (14) (150) (135) (26)100.013.82.27.252.918.15.8 (138) (19) (3) (10) (73) (25) (8)100.022.13.10.635.631.37.4 (163) (36)(5 ) (1 ) (58) (51) (12)100.023.53.92.017.645.17.8 (51) (12)(2 ) (1) (9) (23) (4)100.019.40.03.216.158.13.2 (62) (12) (O ) (2) (10) (36) (2) 資料 出所 : 『病院 経営 新事情 』、Nal68、 産労総 合研 究所 、1998年6 月5 日、15) 病 床規 模別 の保 育所 の保有状況 は以下 の図 のよ うにな って いる。 保育所 の有 無 (100∼199床) 保 育 所 の 有 無 (200 ∼299 床 ) 15 頁 。 保 育 所 の 有 無 (300 床 以 上 ) 資 料 出 所 : 『 病 院 経 営 新 事 情 』、No.171、 産 労 総 合 研 究 所 、1998 年7 月20 日 、27 頁 。16 ) 保 育 所 の 月 額 利 用 料 を 病 床 規 模別 に ま と め た の が 以 下 の 表 で あ る 。 保育 所の 月額 利用 料 ( 単 位 : % 、( )内 施 設 数 ) 病 床 数 合 計 1 万 円 未満 2 万 円 未 満 3 万 円 未 満 4 万 円 未 満 そ の 他 無 回 答 調 査 計99 床 以 下100 ∼199 床200 ∼299 床300 床 以 上 100.027.450.07.44.29.51.6 (190 ) (52 ) (95 ) (14 ) (8) (18 ) (3)100.037.048.1 一 −7.47.4 (27 ) (10 ) (13 ) (o ) (O) (2 ) (2)100.028.048.49.75.48.60.0 (93 ) (26 ) (45 ) (9 ) (5) (8 ) (O )100.022.645.23.23.222.63.2 (31) (7 ) (14 ) (1 ) (1) (7) (1 )100.023.159.010.35.12.60.0 (39 ) (9 ) (23 ) (4 ) (2 ) (1 ) (O ) 資 料 出 所 : 同 上 、29 頁 。
17 ) 他 の 保 育 園 の 保 育 料 補 助 を 実 施 し てい る 病 院 は17.4 % (414 病 院 中 、72 病 院 ) と な っ て お り、 子 連 れ時 差 出 勤 制 度 を 設 け てい る の は26 病 院 と な っ て い る 。 ベ ビ ー シ ッ タ ー利 用 料 補 助 を 実 施 し て い る 病 院 は 少 な い (6 病 院 )。 以 下 の 表 を 参 照 さ れ た い 。 保 育 関 連 諸 制 度 の 導 入 状 況 ( 単 位 : % 、 レ ) 内 施 設 数 ) 病 床 数 合 計 子 連れ時 差出 勤制 度 他 の 保 育 園 の保 育 料 補 助 ベ ビ ー シ ッ タ ー利 用 料 補 助 あ り な し 無 回 答 あ り な し 無 回 答 あ り な し 無 回 答 調 査 計99 床 以 下100 ∼199床200 ∼299床300 床 以 上 100.06.354.639.117.450.532.11.466.232.4 (414)(26 ) (226) (162) (72) (209) (133) (6) (274) (134)100.07.231.960.921.030.448.63.647.149.3 (138) (10) (44) (84) (29)(42 ) (67) (5) (65) (68)100.06.163.230.716.057.127.00.672.427.0 (163) (10) (103) (50) (26) (93) (44) ① (118) (44)100.03.966.729.415.762.721.6 −76.523.5 (51) (2 ) (34) (15) (8) (32) (H ) (O) (39 ) (12)100.06.572.621.014.567.717.7 −83.916.1 (62) (4) (45) (13) (9) (42) 出 ) (O) (52) (10) 資料 出所 :同 上、30頁 。18 )1 万 円 未満 の補助 をし てい る病 院は、68.8%(48病 院中 、33病院) とな ってい る。 他 の 保 育 園 の 保 険 料 補 助 金 の バ ラ ツ キ ( 単 位 : % 、( ) 内 施 設 数 ) 病 床 数 合 計 3 千 円 未満 5 千 円未満 1 万円 未満 1 万 円以 上 調 査 計99 床 以 下100 ∼199 床200 ∼299 床300 床 以 上 100.018.810.468.82.1 (48) (9) (5) (33) (1)100.021.78.765.24.3 (23) (5 ) (2) (15) (1)100.016.716.766.7 − (12) (2 ) (2) (8) (O)100.0 −20.080.0 −
(5) (O ) (I)C4 ) (O)100.025.0
−75.0 − (8 ) (2) (O) (6) (O) 資 料出 所 :同上。19 )3 交 替制 につ いては 、374施設 、2,527病棟 、122,845床 を 集約 してい る。 この内訳 は次 の ようであ る。 全国 企業 連241 施設 、1,680病棟、82,306床 (全 国企業 連 の内 訳:国立 ・63病 院、367病棟 、16,331床、 厚生 連 ■91施設、586病棟 、31,302床 、 日赤・22 施 設、241病棟 、11,562床、全 社連 ・24施設 、148病棟 、6,848床、労 働福祉 事業団 ・29施設 、265病棟、12,707 床、 国家 公務員 共済 ・5 施設 、29病棟 、1,413床 、公 立学 校共済 ・8 施 設、44病棟 、2,143床) 都道 府県地 場-133 施設 、847病棟 、40,539床2 交 替 制に つい ては、74施設 、144病棟 、6,821床 を 集約し てい る。 その内 訳は 次の ようであ る。 国立 ・33施 設、60病棟、 厚生 連 ■16施設 、21病棟 、 日赤 ・1 施 設、2 病棟、11都道 府県 地場 ・24施設、61 病棟 。 な お、 こ。の 調査 の詳細に つい ては、 以下を 参 照さ れた い。 『病 院経 営 新事情 』Nal59、産 労総 合研 究所 、1998年1 月20 日、22−29頁。
20 )21 )22 ) わが国看護 部門 の夜勤体制 に関す る基礎的 考察 83 ここで い う看 護職員 とは、助産婦 、保健 婦(土)、 看護婦 (土 )、准 看護 婦(士)を 総称 してい る。 ここでい う看 護要員 とは、看護 職員 に補 助者( 看護助 手) を加 え、 そ れらを総称 して用 い た用 語であ る。2 交 替 制で は3 交替制 よりも補助 者は多い もの の、看 護要員 数全 体 では 約8 人 も少 ない 。以 下 の表 を参 照 さ れたい 。100 床当た り勤務 者数 比較 ( 単位 :人) 3 交替制 % 2 交替制 % 看護職員 補 助 者 46.6991.5 4.318.5 34.2379.7 8.720.3 合 計 51100.0 42.93100.0 資 料 出 所 : 注19 に 同 じ 。26 頁 。23 )3 交 替 制 の 深 夜 と2 交 替 制 の夜 勤 人 員 比 較 を1 つ に ま と め る と 次 の よ う に な る 。 夜 勤 人 員 比 較 ( 単 位 : 病 棟 ) 3 交替 深夜 % 2 交 替 % 1 人2 人2 ∼3 人3 人3 ∼4 人4 人5 人以 上 331.4 1,25253.0 552.3 86536.6 251.1 1094.6 241.0 108.8 9381.6 00.0 108.8 00.0 10.9 00.0 合 計 2,363100.0 114100.0 資 料出所: 同上。24 ) 夜勤 回数 を8 回 以内 、9 ・10回、11回以 上の3 つ に区 分し 、そ れ ぞれ の構成割合 の年 次推移を 示し だ のが 以下 の表 であ る。 夜勤 回数別 看護職 員 割合の推 移 ( 単位:%) 1985年 1986 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 夜 勤 日 数 8 回以内9 ・lo回11 回以上 42.941.942.243.743.445.250.558.765.268.471.673.9 44.745.747.947.148.848.144 、737.432.129.026.725.012.412.49.99.27.86,74.83.92.72.61.71.1 資料 出所 :同上 、24頁。25 ) 平 均夜勤 回数 の年 次推 移は 次のよ うであ る。 平均 夜勤 回数 の推 移 ( 単位 : 回 / 月) 1985年 1986 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 全 体 平 均 8.78.88.78.638.618.528.428.147.997.897.867.73 資 料 出 所 : 同 上 。26 ) 医 療 法 人 愛 生 館 、 小 林 記 念 病 院 の 概 要 は 次 の よ う で あ る 。 所 在 地 : 愛 知 県 碧 南 市 新 川 町3 −88
診 療 科目 :内科、 外科、胃 腸科、整形 外科 、循 環器科 、脳 神経 外科、麻 酔科、 理学 診療科 、肛 門科 、人 間 ド ッ ク 病床 数:196 床 職員 数:310 人(看 護職員は139人)27 ) この 調査 の詳細に ついては 、以下を 参照 された い。 日本医 療 法人協会 編『患者 満足 度を 高める 職員 研修 事例集 』、 経営 書院、1996年、183-195頁。28 )看 護 部長 の評価は 次の ようになっ ている。 変 則3 交 替制、2 交替制導 入結果 への看 護部長 の評 価〔 複数回 答〕 ・看護職員 の勤 務体 制〔 複数回 答〕 ( 変則3 交替制ま たは2 交 替制を導 入してい る 病院) (%) 全 体 変則3 交替 2 交 替 調 査数 1,382 (100.0) 259 (100.0) L051 (100.0) 申し送 り時 間 の減少 患 者の 安心感 の増 加 看護 職員 の明け 方の判 断力 低下 看護 職員 の慢性的 疲労 の減少 看 護職員 の 慢性的 疲労の増 加 看護 職員 の 余暇時間 の増加 看護 職員 の 連続休暇 の増加 看護 職員 の超過 勤務の 減少 夜 中の 出退 勤に ともな う危 険の 減少 病 院の 出費( 夜勤 手当・ タ ク・yー代 な ど) の 減少 病 院の出 費 の増 加 そ の 他 無 回答 585 (42.3 )559 (40.4 )240 ∩7.4)344 (24.9 )103 (7.5 )678 (49.1)564 (40.8 )351 (25.4 )742 (53.7 )176 ∩2.7 )57. (4.1 )no (8.0)224 (16.2 ) 78 (30.1 )82 (31.7 )43 ∩6.6 )61 (23.6 )24 (9.3 )84(32.4 )82 (31.7 )61(23.6 )170 (65.6 )43 (16.6 )n (4.2 )34(13.1 )31 (12.0 ) 518 (49.3 )485 (46.1 )204 ∩9.4)281 (26.7 )82 (7.8 )597 (56.8 )492 (46.8 )294 (28.0 )580 (55.2 )142 (13.5 )48 (4.6 )78 (7.4)116 ∩1.0 ) 資 料 出 所 : 日 本 看 護 協 会 調 査 研 究 課 編 、 前 掲 書 、127 頁 。
わが国看護 部門 の夜勤体 制に関 する 基礎的考察 29) 特 に2 交 替 制 の 病 院 で は 好 評 と の 評 価 が 多 い こ と が わ か る 。 変 則3 交 替 制 、2 交 替 制 導 入 結 果 へ の 看 護 ス タ ッ フ の 評 価 ・ 看 護 職 員 の 勤 務 体 制 〔 複 数 回 答 〕 ( 変 則3 交 替 制 ま た は2 交 替 制 を 導 入 し て い る 病 院 ) ( % )