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幅の変化する曲線の対話的作成のための凸形状特徴を用いた制約点選択

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会第 74 回全国大会. 4F-1. 幅の変化する曲線の対話的作成のための 凸形状特徴を用いた制約点選択∗ ○佐藤 信 † 岩手大学 †. 概要. ある.そこでは,基準曲線の周囲に幅の変化する曲線を レンダリングする方式を提案している.. 幅の変化する曲線の対話的な作成のために,形状制約 点の選択方式を提案する.この方式では,対話的に入力 した位置から,その位置に近い凸形状である部分曲線を. 2.2. 形状類似性制約による幅の変化する曲線. 形状特徴として探索する,そして,曲線を折れ線近似す. 基準曲線,および,その類似形状曲線により幅の変化. る線を基準線として,探索した凸形状の部分曲線と基準. する曲線の輪郭を作成する手法を,佐藤等 [4] が提案し. 線との距離が極値をとる点を形状制約点として選択する.. ている.この手法での最適化計算のための制約点を,凸. この制約点について,移動制約または曲線補間制約を満. 形状特徴を用いて自動選択するための方式を提案する.. 足して,基準曲線と類似形状の曲線を作成する.この基 準曲線とその曲線を基にして作成した類似形状の曲線に より幅の変化する曲線の輪郭を表現する.この方式は, 幅の変化する曲線を直感的に作成するために適した方式 である.. 1. 2.3. 制約点選択アルゴリズム. 基準曲線 Q から形状類似曲線 S を作成する場合につ いて,制約点の自動選択アルゴリズムを以下に示す.. Step 1 基準曲線 Q の凸形状部分の近傍で,座標点 I を 入力する.. はじめに 本稿では,曲線の形状類似性制約を用いた幅の変化す. る曲線の対話的な作成のために,形状制約点の選択方式 を提案する.この方式では,曲線形状の作成のための最 適化計算で用いる形状制約点を,曲線の凸形状特徴に基 づいて選択する.凸形状部分の近傍の座標値入力から, 制約点を選択可能であることから,直感的な対話的操作 に適する方式である.また,この幅の変化する曲線は,. SVG などのベクトル・グラフィックスでの表現に適する.. Step 2 Q 上で曲線の長さについて等間隔 d でサンプリ ングした点からなる点列 P を作成する.ここで,d は,Q の凸形状部分が複数存在する場合に,Q に 沿って隣接する凸形状部分の頂点の曲線上での最短 距離の 21 であり,あらかじめ与えられた値である. Step 3 Douglas 等 [5] の手法により,P から形状特徴 を表現した点列 R を作成する.R の各点 Ri (0 ≤ i ≤ n) について,それぞれの点を選択するための 基準として用いた線分を Ci とする.ここで,n は,. R の作成のための,Ri と Ci の距離の閾値により. 2. 凸形状特徴を用いた制約点選択. 2.1. 決定される.. Step 4 I との距離が最小である Q 上の点 N を求め,. 関連研究. 基準曲線と形状類似な曲線を作成する方式としては, 佐藤等 [1] がある.そこでは,Bartels 等 [2] による,基 準曲線の曲線制御点の変化量を最適化する曲線洗練化の 方式を拡張して,類似形状曲線を作成している.幅の変 化する曲線作成法に関する研究としては,Saito 等 [3] が ∗ Selection. of Constraining Points Using Convex Shape Feature for Interactive Varying Thickness Curves † Makoto Satoh, Iwate University. 4-27. N との Q に沿った距離が最小である R に含まれる 点 Rp を選択する.そして,Q に沿って Rp に隣接 する P に含まれる点 Ppr と Ppl を選択する. Step 5 Q 上の Ppr と Ppl に挟まれた区間について,線 分 Cp に直交する方向に座標軸をとった場合に,そ の座標値が極値をとる Q 上の点 M を求める.M を,形状類似曲線 S を作成するための最適化計算 で用いる制約点とする. Copyright 2012 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..

(2) 情報処理学会第 74 回全国大会. 力 I との距離が最小である曲線 AB 上の点 N を求め,. P2 P1. P3. 点 N との曲線 Q に沿った距離が最小である点列 R に. P4 P0 A. I. 含まれる点 Rp を選択する.そして,曲線 AB に沿って. B. 点 Rp に隣接する点列 P に含まれる点 Ppr と Ppl を選. (a) a base curve and a sampling point sequence.. 択している.図 1(d) では,曲線 AB 上の点 Ppr と Ppl に挟まれた区間について,基準線分 C1 に直交する方向. R1. に座標軸をとった場合に,その座標値が極値をとる曲線 R2 R0 A. AB 上の点 M を求めている.図 1(e) では,曲線 AB 上の点 A と B の移動量が 0 であり,点 M を点 C に移 動するという制約条件を満たしながら,曲線 AM B と 形状が類似な曲線 ACB を求めている.曲線 QAM B と 曲線 QACB により,幅の変化する曲線の輪郭線が表現 できていることが分かる.. B. (b) the selected point sequence. N PP. RP PP. l. r. I. A. B. (c) the nearest point sequence.. 4. M PP. A. 曲線の形状類似性制約を用いた,幅の変化する曲線作 PP. l. おわりに. r. I. 成のために,制約点の自動選択方式を提案した.今後の 課題には,幅の変化する曲線を作成するためのユーザイ. B. ンタフェースに関する研究がある.. (d) the max distance point. M. 参考文献 C I A. [1] 佐藤信, 三輪譲二:導関数ベクトルの非均一相似性 制約に基づく曲線洗練化法, 情報処理学会研究報告グラフィクスと CAD, 第 2011-CG-142 巻, pp. 1–6 (2011).. B. (e) the generated contour of varying thickness curve.. 図 1: An example of constraining point selection.. 3. 実装と結果の検討 提案手法を,Java 言語を使用して実装した.Bezier 曲. 線の表現形式には,SVG を使用した.図の曲線と位置 を示すマークは,実装したプログラムでの計算値を基に して,そのプログラムで直接,SVG ファイルを出力し, それを EPS に変換したものである.. [2] Bartels, R. and Forsey, D.: Constraint Based Curve Manipulation, in Tutorial Notes: Splines in Computer Graphics prepared for Eurographics ’94, pp. 31–36 (1994). [3] Suguru Saito, Y. C., Akane Kani and Nakajima, M.: Curvature-based stroke rendering, The Visual Computer, Vol. 24, No. 1, pp. 1–11 (2008). [4] 佐藤信, 三輪譲二:幅の変化する曲線の対話的作成の. Example3.1.(図 1 参照) この例では,幅の変化する曲線の輪郭を作成するため. ための最小距離形状特徴点を用いた制約点選択, 情. の制約点を自動選択するためのアルゴリズムの各段階を. 報処理学会研究報告, 第 2011-HCI-145 巻, pp. 1–6. 説明している.図 1(a) の座標点 I の入力から制約点を自. (2011).. 動選択することにより,曲線 AB を基準として,図 1(e) の幅の変化する曲線の輪郭線 AM BCA を作成してい る.図 1(a) では,曲線 AB から曲線の長さについて等 間隔でサンプリングした点からなる点列 P を作成して いる.図 1(b) では,点列 P から形状特徴を表現した点 列 R を作成している.点 R1 を選択するために用いた 基準の線分 C1 は,線分 AB である.図 1(c) では,入. 4-28. [5] DOUGLAS1, D. H. and PEUCKER, T. K.: ALGORITHMS FOR THE REDUCTION OF THE NUMBER OF POINTS REQUIRED TO REPRESENT A DIGITIZED LINE OR ITS CARICATURE, Cartographica: The International Journal for Geographic Information and Geovisualization, Vol. 10, No. 2, pp. 112–122 (1973).. Copyright 2012 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..

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