139 演者は謄石様症状を呈せる32歳の家婦に於て騰嚢捌出術を行ひたる際爆雷の欝積1生塵嚢炎を誰 明せり,.然し結石は誰明せざりき・ 然るに術後省術前の結石様獲作に前駆せる腹痛類似の疹痛を訴へ,3ぐ術後+二指腸液中より多数 の「ラムプリア」を誰明せts 一一例を経験せり,依て演者は本症・ft例に關し報告し,最後に一般「ラ ムプリアJ症に就き一言せんと欲す。 追 加 田 宮 貞 仁 余は糞便内原虫槍査を行ふに當りて極めて稀なれども「ラムブリヤ」の胞嚢を襲見せる輝験あり。 而して其等は常に臨床的症状を呈し居らざるを以って「ラムブリヤ」の病原性のあると云ふことに 擬しては古り信をおかざりしも,原虫類其他寄生虫は温V・地方に濃厚且つ趣く分布するを常とする を以て,恐らくは個人に於ても多数寄生する機會も多く,從って症欣を獲現することも多きかと考 へられ・甚だ興味を畳ゆるものなり。此の寄生虫名娃寄生虫肇界に於てGiardia Iamblia .を採用し 居るを以って該名を使用せらるる事をよろしきかと思ふ。 27.細生埋「ヂフテリρ」疲例 日京女子面恥忌門學校耳鼻咽喉科教室 市 川 正 代 症例,第1例1生後22日の正規分娩女児,母乳榮養,生後回るなく鼻呼吸障碍起り生後19ff .目頃より,鼻閉塞顯著となり當科外來を訪れたり。診るに爾側鼻腔は友白色義膜を以て閉塞せられ口 呼吸をなすQ義膜より「ヂ」菌を謹明し抗毒血清2500軍位注射せり。母子共vaシック氏反慮陽性 にて母は強陽性なりき。経過順調にて入院20日目に全治退院せり。 第2例・生後29日の正規分娩の男児,母乳榮養,生後1日目頃よ、り輕度の鼻閉塞起り.,生後25 H目頃より鼻閉塞著明となり咽頭義膜に氣づき驚きて皇院す。診るに咽頭一般に獲赤し左側口蓋扁 挑腺に次白色義膜存し,鼻腔は爾側共に次白色義膜にて閉塞せり。「ヂ」菌陽性なりしため抗毒血 清5000軍位注射せり。母子共にシック氏反身陽性。母親は患児の入院附添中越3日目より獲熱し 「ヂ」菌陽性,咽頭「ヂJの診断の下に入院。子供は30日目全治退院し,母は35日目保菌退院 せり。 第3例・生後30日の正規分娩女児・生後間もなく鼻閉塞起り25日口より呼吸困難iを回し入院・ 診るに爾側鼻腔峠華膜va f完至に閉塞せられ・口i蓋扁桃腺は正常なるも鼻咽腔に乳白色の厚き義膜 存す・呼瞬困難「チアノーtt」あり。「ヂ」菌陽幽、抗毒血清250P軍位注射・入院7時間目.より 容:態急悪し入院14時聞にて死亡せり。:、、 第4例,生後114日の正規分娩女兇,生後1週目頃より時々鼻閉塞あり生後80日層目頃より :縣著.ξみれ璽と。診す多に鼻腔獲赤,鼻木口部に漁疹様痂皮あり)鼻中隔に義膜附着せり・ ./咽頭に 義膜なし・一望降誕ρ「ヂ:菌陽性・血清2500軍艦海射すりPシ・ク氏反晦母子警ζ軽度陽臨.経 一一. 139 一
140 過良好にて入院18日目に退院せり。 初生児’rヂフテリー」の稀有なるは乳児の口腔酸性なる事,扁桃腺の獲育不充分なる事,感染機 會の少き三等を三三とするも,最必要なるは「ヂ」抗毒素が母艦よb移行する事によると信ず。本 症例に於ても第3例以外悉く母にシ。ク氏反響陽性なりしは之を裏書するものにしズ,「ヂ」豫防接 種は児童のみならす成人にも必要なるを痛感せしむ。 追 加 磯 田 仙 三 郎 1年未轟児に鼻腔「ヂフテリア」は珍しからす,咽頭「ヂフテリア」は勘し,而してその際義膜 は概して黒占歌をなし爲めに診落し易き傾あり。 追 加