• 検索結果がありません。

Xバンド偏波レーダーを用いて推定した雨滴粒径分布の時空間構造Spatial-Temporal Structure of Retrieved Raindrop Size Distribution from X-band Polarimetric Radar

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Xバンド偏波レーダーを用いて推定した雨滴粒径分布の時空間構造Spatial-Temporal Structure of Retrieved Raindrop Size Distribution from X-band Polarimetric Radar"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

B16

X バンド偏波レーダーを用いて推定した雨滴粒径分布の時空間構造

Spatial-Temporal Structure of Retrieved Raindrop Size Distribution from X-band Polarimetric Radar

山口弘誠・○金原知穂・中北英一

Kosei YAMAGUCHI, ○Chiho KIMPARA, Eiichi NAKAKITA

In Japan, X-band polarimetric radar network is currently-operated mainly in urban area. Polarimetric radar has an advantage over conventional non-polarimetric systems since they measure parameters related to raindrop shape. In this research, a retrieval methodology of raindrop size distribution (DSD) is first used to improve accuracy of rainfall estimation. Three-dimension DSDs of cumulonimbus were retrieved from X-band radar. The accuracy of DSD is checked through a rain gauge on the surface. Second, three-dimension time evolution model of DSD is used to estimate rainfall rate at ground level. The model aims to bridge the difference between radar observation height and ground level.

1.発表の背景と目的

大雨による洪水被害の軽減のためには,降水量 を正確に把握することが重要である.気象レーダ ーの反射因子から降水量推定を行う変換式は雨滴 粒径分布(Drop Size Distribution,DSD)に依 存する.DSD は時間的・空間的に大きく変動する ため,DSD をリアルタイムで把握することは降水 量推定精度向上には必要不可欠である.このDSD 情報の取得を一つの目的として,雨滴形状の情報 を得られる偏波レーダーが導入された. 一方で,風による水平方向の誤差,レーダーの 空間・時間分解能や,レーダーと地上の観測高度 差に伴う誤差はレーダーによる観測を行う際の大 きな課題の一つである.レーダーの持つ空間的・ 時間的な「隙間」を埋める事で地上での降水量推 定を行うことができる. 本研究では,地上における降水量の推定を目的 として DSD 推定の手法を用いて雲内部における DSD の時空間構造を推定する.また,DSD の時 間発展モデルを用いて,地上での DSD から降水 量推定を行う. 2.レーダーによる雨滴粒径分布の時空間構造の 推定 X バンド偏波レーダーを用いた降雨減衰の影響 が少ないDSD 推定手法(山口ら,2012)に改良 を施し,発達・衰退に伴う雲内部における DSD の3 次元分布の時間的な変化を,局地的な大雨を もたらすような対流性雲を中心にいくつかの事例 にわたり解析した.(図-1) 発達した対流性雲では,雲発生後に上空で初め てDSD が推定された段階から 2mm 前後の比較 的大きな雨滴が多く存在している様子が多くの事 例で観測された.また,降水セルの中心部分が上 空から落下し,地上に大雨をもたらす様子等の雲 内部の微物理的過程も確認できた. 3.雨滴粒径分布の時間発展モデル レーダーの分解能などが原因で発生する空間 的・時間的な隙間を埋めるため,雨滴粒径分布の 時間発展モデルの構築を行った.モデルから計算 された地上における DSD を用いて,地上での降水 量の推定を行った. 図-1 発達した事例にて推定された雨滴粒径分布 の中心地D0の鉛直分布

参照

関連したドキュメント

られる。デブリ粒子径に係る係数は,ベースケースでは MAAP 推奨範囲( ~ )の うちおよそ中間となる

原子炉建屋から採取された試料は、解体廃棄物の汚染状態の把握、発生量(体 積、質量)や放射能量の推定、インベントリの評価を行う上で重要である。 今回、 1

 既往ボーリングに より確認されてい る安田層上面の谷 地形を埋めたもの と推定される堆積 物の分布を明らか にするために、追 加ボーリングを掘

雨地域であるが、河川の勾配 が急で短いため、降雨がすぐ に海に流れ出すなど、水資源 の利用が困難な自然条件下に

微小粒子状物質( PM2.5 )とは、大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径 2.5μm (マイクロメートル、 1μm は 1mm の千分の

給水速度はこの 1.2~1.3 倍に設定し、汽水分離タンク内の水位信号を基に、給水を ON-OFF で制御する方式が採られている。給水ポンプについても、表

・また、熱波や干ばつ、降雨量の増加といった地球規模の気候変動の影響が極めて深刻なものであること を明確にし、今後 20 年から

ノッチタンク2基の天板ハッチ部蓋および天 板がずれ、降雨により放射性物質を含む雨