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Nocturnal Branched-Chain Amino Acid Administration Improves Protein Metabolism in Patients With Liver Cirrhosis: Comparison With Daytime Administration

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Academic year: 2021

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Title

Nocturnal Branched-Chain Amino Acid Administration Improves

Protein Metabolism in Patients With Liver Cirrhosis: Comparison

With Daytime Administration( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

福島, 秀樹

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)甲 第555号

Issue Date

2004-03-25

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/14562

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏 名(本籍) 学位の種類 学位授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 福 島 秀 樹(岐阜県) 博 士(医学) 甲第 555 号 平成16 年 3 月 25 日 学位規則第4条第1項該当

NocturnalBranched-Chain Amino Acid Administrationlmproves Protein Metabo)ismin Patients With Liver Cirrhosis:Comparison With Daytime Administration (主査) (副査) 隆男 久敏 脇岡 森松 授 授 教 教 教授 武 田 純 論文内容の要旨 肝硬変患者は蛋白・エネルギー低栄養状態にあり,その程度が患者の予後やQOLに影響を及ぼす。近年,患 者のエネルギー代謝異常に対し,就寝前エネルギー給与の有効性が報告されている。また,分岐鎖アミノ酸 (branched-Chain amino acids:BCAA)は肝硬変患者における低アルブミン血症の治療に用いられ,患者の予

後やQOLの改善につながることが報告されている。しかし,BCAAが血清アルブミン値を改善するメカニズム はいまだ不明であり,肝硬変患者のなかにはBCAAの通常投与が無効な症例もみら れる。今回申請者はBCAA を就寝前に投与し,蛋白・エネルギー代謝状態に対する効果を検討した。 対象と方法 (1)対象は肝硬変患者12例(平均年齢67±2歳,男:女=6:6,成因はB型3例,C型7例,nBnCl例, alcoholl例,Child-Pugh分類grade A6例,B6例)。BCAA非投与の状態で,早朝空腹時採血によりアルブ ミン,アミノ酸分析を,間接カロリーメーターにより安静時エネルギー消費量ならびに呼吸商を,24時間蓄尿に

より尿中総窒素,3-メチルヒスチジン,クレアチニンを測定。また食事摂取量調査を行い窒素バランス卑算定し

た。その後,6例でBCAA3包(12g)を食後分3にて1週間投与し同項目を測定後,さらに1週間BCAAを朝食 後1包(4g),就寝前2包(8g)投与し,再度同項目を測定した。また別の6例では就寝前投与での測定後に分3投与に て測定とするクロスオーバーとした。1例の肝硬変患者ではBCAA非投与時,食後分3投与時,就寝前投与時で 各々7:30,10:00,11:30,14:00,17:30,21:00,24:00,3:00,7:30の計9回アミノ酸分析を行い, Fischer比(分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸モル比)の日内変動を比較した。 (2)BCAA就寝前投与の長期効果を検討するため,BCAA3包食後分3投与にて血清アルブミン値が改善しな いC型肝硬変患者12例において,6例は就寝前投与に変更し,6例は食後分3投与を継続した。1ヵ月毎に3ヵ月間, 血液検査にて血清アルブミン値,総ビリルビン値,プロトロンビン時間,アンモニア値を,身体計測にて上腕筋 囲,上腕三頑筋皮下脂肪厚を測定した。 成績 (1)BCAA非投与で窒素バランスは1.83±0.55g/24h,Fischer比は1.42±0.11と正常値と比べ低値であった。 BCAA食後分3投与では窒素バランス3.57±0.78g/24h,Fischer比1.62±0.10と有意に改善し,就寝前投与で窒 素バランス5.53±0.53g/24h,Fischer比2.25±0.38とより一層の有意の改善を示した。また,BCAA濃度は就寝 前投与で非投与と比較し,有意な改善をみた。尿中の3-メチルヒスチジン/クレアチニン比は就寝前投与で非投 与卜食後分3投与より低値であった。エネルギー代謝の指標である安静時エネルギー消費量や呼吸商には変化は なかった。

(3)

Fischer比の日内変動は非投与時は低値のままであり,食後分3投与で改善するも正常下限以下であった。就

寝前投与では前二者よりも夜間から翌日の午前中にかけて高値を維持し,Fischer比×時間(area under the

curve:AUC)は就寝前投与で非投与,食後分3投与に比べ高値であった。 (2)就寝前投与では前値2.9g/dl,1ヵ月後3.1g/dl,3ヵ月後3.2g/dlと血清アルブミン値の有意の改善をみた。 一方,分3投与継続では変化は認めなかった。その他の血液検査と身体計測値には変化はみられなかった。 考察 BCAAは肝硬変患者において蛋白代謝の改善に有効で,その長期投与では血清アルブミン値,ひいては患者 の予後やQOLの改善につながることが報告されている。しかし,肝硬変患者のなかには通常のBCAA食後分3 投与では血清アルブミン値の改善を認めない症例もある。BCAAは肝硬変ではエネルギー基質として利用され やすく,そのため日中の投与はアルブミン合成よりもエネルギー源として利用される可能性がある。したがって エネルギー消費の少ない就寝前にBCAAを投与するとアルブミン合成に働き,窒素バランスを改善した可能性 がある。また,就寝前投与ではFischer比は夜間から午前中まで高値を維持し,しかも夜明け前には蛋白同化ホ

ルモンであるコルチコステロイドの上昇を認めるため,これらの両者がアルブミン合成に促進的に働く可能性が

ある。 結語 肝硬変患者における低アルブミン血症の改善に就寝前BCAA投与が有効であることが示された。そのメカニ ズムとして,就寝前BCAA投与による窒素バランス,Fischer比の改善が寄与する可能性が示唆された。 論文審査の結果の要旨 申請者福島秀樹は,肝硬変患者の低アルブミン血症に就寝前BCAA投与が有効であることを示した。また, 就寝前BCAA投与が低アルブミン血症を改善するメカニズムとして窒素バランスやFischer比の改善が関与する

ことを明らあゝにした。これらの知見は,今後肝硬変患者の栄養治療を確立していく上で極めて有用であり,肝臓

病学,臨床栄養学の進歩に大きく寄与するものと認める。 【主論文公表誌】

NocturnalBranched-Chain Amino Acid AdministrationImproves Protein Metabolismin Patients With Liver Cirrhosis:Comparison With Daytime Administration

JPENJournalof Parenteraland EnteralNutrition27,315-322(2003).

参照

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