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ア成熟度には,r s =.59 で正の相関が認められ (p<.01), 子育て中の看護職は,WLB がとれていると看護職として計画的, 自律的にキャリア発達することが示唆された.WLB がとれ, キャリア発達するには, 家庭内イベント, 地域 趣味活動, 研修参加が行えるよう家族や職場の支援が有用と

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Academic year: 2021

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資料

子育てをしながら病院に勤務する看護職の

ワーク・ライフ・バランスと

職業キャリア成熟との関連性

Relationship between Work-LifeBalanceand OccupationalCareerMaturity among Nursesto Work in aHospitalWhileRaising Children

近末清美

1) * KiyomiChikasue1)*

Key words:work-lifebalance,careerdevelopment,femalenurses,child-raising

キーワード: ワーク・ライフ・バランス,キャリア発達,女性看護師,育児

Abstract

Thisstudy aimed to clarify therelationship between work-lifebalance(WLB)and occupational careermaturity among femalenursesto work in ahospitalwhileraising children.Participantswere924 nurseswith children up to elementary school6th grade(12 yearsold)at24 facilitieswith over100 bedsin A Prefecture,who completed an anonymous,self-administered questionnaire.Questionnaire contentcovered WLB through 3 scaleson satisfaction with family life,satisfaction with work life,and satisfaction with personallife,aswellasthemid-careernurseoccupationalcareermaturity scale,fa m-ily and work environment,and individualleisureactivities.Responseratewas61.5%,with 536 valid responsesused foranalysis(valid responserate58.0%),and SPSS Ver20.0 wasused to analyzerela -tionshipsbetween concepts.A totalof173 participants(32.4%)obtained scoresabovethemean on all WLB sub-scales,while119 participants(22.2%)scored below themean on allscalesand werenot achieving WLB.Thoseachieving WLB scored highestin occupationalcareermaturity,with scoresof 94.1±11.3,whilethosenotachieving WLB scored lowest,with scoresof76.9±11.1.A positivecorrela -tion (p<0.01)ofrs=0.59 wasobtained between overallWLB scoreand occupationalcareermaturity

score,suggesting thatnursing professionalsraising children who achieveWLB develop theircareersin aplanned,independentway.Itseemsthatfamily and workplacesupportisvaluablein engaging in fa m-ily events,community and leisureactivities,and training,in orderto develop careerand achieveWLB. 要 旨  本研究は,子育てをしながら病院に勤務する女性看護職のワーク・ライフ・バランス(以下 WLB)と,職業キャリア成熟との関連性を明らかにすることを目的とした.対象は,A県内100 床以上を有する24施設の小学6年生までの子どもをもつ看護職924名とし,無記名自記式質問 紙法調査を行った.調査内容は,家庭生活の充実感,仕事生活の充実感および自己の生活の充 実感の3つの尺度からなるWLB,中堅看護師の職業キャリア成熟尺度,家庭・仕事環境,個 人の余暇活動とした.回収率615%,分析対象には有効回答の536(有効回答率58. 0%)を用い,. SPSS Ver200にて概念間の関連を分析した.. WLBの下位尺度すべてが平均値以上にある WLB がとれている人は173名(324%),すべて平均値未満にある. WLBがとれていない人は,119名 (222%)であった.WLBがとれている人の職業キャリア成熟得点は最も高く,94.. 1±11.3点で あり,WLBがとれていない人は最も低く,76.9±11.1点であった.WLB総得点と職業キャリ

TheJournaloftheJapan Academy ofNursing Administration and PoliciesVol.19,No.2,PP 67-75,2015

受付日:2014年10月6日  受理日:2015年11月11日 1) 山口赤十字病院 YamaguchiRed CrossHospital

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Ⅰ.緒言

 看護職員就業状況等実態調査(厚生労働省,2011) によると,約6割の看護職が子どもをもち,そのう ち約3割は未就学児をもつ.子育てをしながらの仕 事と家庭の両立を望んでいながら,その困難さで離 職していく人も多い(日本看護協会,2014).さら に,再就職に関して抱く不安も,家事・子育てとの 両立が多く,子育て中の看護職にとって仕事と家庭 の両立は課題である.  日本看護協会では,2007年から多様な勤務形態に よる就業促進を中心としたワーク・ライフ・バラン ス(以下WLB)への取り組みがなされている.日 本看護協会では,WLBとは,働く人が「仕事」と 「生活」のどちらか一方だけではなく,ともに充実感 をもてるように双方の調和を図ることであると説明 し て い る.ま た,内 閣 府 の 仕 事 と 生 活 の 調 和 (WLB)憲章では,仕事と生活の調和が実現した社 会とは,家族・友人などとの充実した時間,自己啓 発や地域活動への参加のための時間などをもてる豊 かな生活が実現することと述べている(内閣府, 2011).つまり,生活とは子育てや家事などの家庭生 活に限定しておらず,地域活動,趣味,学習などを 含めさまざまな活動も含んでいる.  仕事と生活の相互作用について,小野(1990)は, 職務満足感には生活の質や充実度が関係している点 を明らかにしている.また,Maanen & Schein (1977)は,キャリア発達には仕事・家庭・個人の3 つの次元があり,それらが絶え間なく相互作用し, キャリア発達すると説明しているが,これらは看護 職に焦点をあてたものではない.  女性看護職のキャリア発達について,鶴田(1986) は,個人,家族,就業という人生体験の3側面での 成長が看護そのものを発展させると述べている.子 育て中の看護職において,仕事,家庭,個人という 3つが,相互に関連し充実感をもつことと,看護職 のキャリアが発達することは関連すると推察できる. また,グレッグら(2003)は,女性看護師において は,ライフイベントと仕事のバランスを取ることが キャリア発達上の大きな課題となっていることを明 らかにしている.  しかし,仕事,家庭,個人の3側面がどのように 相互に関連すると,看護職のキャリアは発達するの か相互関係を明らかにしたものは確認することがで きなかった.また,子育て中の看護職のキャリア発 達は,仕事と生活の調和であるWLBの視点からは 十分解明されていない.

Ⅱ.目的

 本研究は,子育てをしながら病院に勤務する看護 職のWLBと職業キャリア成熟との関係,さらに, WLBの3側面(仕事生活の充実感,家庭生活の充 実感および自己の生活の充実)の関係を明らかにす ることを目的とした.  本 研 究 の 概 念 枠 組 み は,Maanen & Schein (1977)の考えを基にWLBは,仕事生活,家庭生活 および自己生活の3つが偏りなく充実している状態 を意味する.WLBがとれていると,看護職の職業 キャリア成熟度が高まる.また,WLBがとれてい ると職業キャリア成熟度が高いと捉えるものとする (図 1  ). ア成熟度には,rs= 59で正の相関が認められ(. p < 01),子育て中の看護職は,WLBがとれて. いると看護職として計画的,自律的にキャリア発達することが示唆された.WLBがとれ,キャ リア発達するには,家庭内イベント,地域・趣味活動,研修参加が行えるよう家族や職場の支 援が有用と考えられた. 図 1 概念枠組み

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Ⅲ.方法

1.用語の定義 WLB:仕事生活,家庭生活,自己の生活の3つが 偏りなく充実していることとした.  看護職の職業キャリア成熟:坂柳(1999)の述べ る「キャリア成熟とは,キャリアの選択・決定やそ の後の適応への個人のレディネスないし取り組み姿 勢」の定義を参考に,看護職の職業キャリア成熟と は,看護に積極的な関心を持ち,看護専門職として のキャリア目標を設定して計画的・自律的に行動し ていることとした. 2.対象と調査方法  A県内の100床以上を有する病院の看護部長等の看 護部の最高責任者へ調査依頼を行い,承諾の得られ た24病院に勤務する,小学6年生までの子どもをも つ女性看護職924名(看護主任や係長以上の看護管理 者を除く)を対象とした.承諾の得られた施設の看 護部を通して依頼文書,調査票,返信封筒を配布し, 回収は,各自で研究者へ直接返送してもらうように ようにした.調査期間は2012年6月であった. 3.調査内容 1)対象者の属性や背景  年齢,経験年数,家庭環境(子どもの年齢と数, 家事や育児の分担,家庭内イベント・地域活動参加 状況),仕事環境(雇用形態,勤務形態,夜勤回数, 院内・院外研修参加状況),個人の余暇活動(自分自 身のための休暇取得状況,健康状態,趣味・遊びの 活動状況)とした. 2)WLB  小野(1993),Maanen & Schein(1977)を参考 にし,仕事生活の充実感,家庭生活の充実感,自己 の生活の充実感の3領域を測定した.仕事生活の充 実感については,現在の仕事に向ける意欲,仕事の 継続性や現状を変化させることやより良い看護の質 の追求,自己の成長など将来的な仕事に向ける意欲 に関して佐野,山口(2005)が開発した看護師の仕 事意欲測定尺度15項目中13項目を用いた.家庭生活 の充実感については,家族間の役割調整,家族関係, 家族役割充実,親役割について加藤,金井(2006) のワーク・ファミリー・コンフリクト尺度21項目中 11項目,諸井(1996)の夫婦関係満足尺度6項目中 1項目および荒牧(2008)の育児感情尺度21項目中 3項目を用い15項目を測定した.自己の生活の充実 感については,趣味・娯楽,スポーツ,学習・研究, 地域活動(ボランティア活動,社会活動参加,交 流・つきあい)など自分自身の生活が行えているか について,生きがい感スケール(近藤,鎌田,1998) 31項目中12項目,ゆとり感尺度(古川ら,1993)50 項目中2項目を用い14項目を測定した.それぞれ 「よくあてはまる」「ややあてはまる」「どちらともい えない」「あまりあてはまらない」「全くあてはまら ない」の5件法で測定し,順に5~1点に得点化し た.点数が高いほど充実感が高いことを意味してい る. 3)職業キャリア成熟  坂柳(1999)が開発した「成人キャリア成熟度 (ACMS)」を,看護師の職業生活のキャリア成熟尺 度に変更し,信頼性・妥当性が検証されている狩野 ら(2011)の「中堅看護師の職業キャリア成熟尺度」 を用いた.尺度は「職業キャリア関心性;自己の キャリアに対して積極的な関心をもっているか」, 「職業キャリア自律性;自己のキャリアへの取り組み 姿勢が自律的であるか」,「職業キャリア計画性;自 己のキャリアに対して,将来展望をもち,計画的で あるか」の3つの側面から構成されている27項目で ある.「よくあてはまる」「ややあてはまる」「どちら ともいえない」「あまりあてはまらない」「全くあて はまらない」の5件法で測定し,順に5~1点に得 点化した.(逆転項目は1~5点)点数が高いほど キャリア成熟度が高いことを示す.なお尺度は狩野 の承諾を得て使用した. 4.分析方法  統計ソフトIBM 遺SPSS 遺StatisticsVer.20.0を用 い,以下の手順で分析を行った.有意水準は5%未 満とした.  1)WLBに関する仕事生活の充実感,家庭生活 の充実感および自己の生活の充実感42項目について, 信頼性を確認するために項目全体と各下位尺度の信 頼係数αを算出した.  2)仕事生活の充実感,家庭生活の充実感および 自己の生活の充実感の得点がすべて平均値以上にあ る場合をWLBがとれている群,すべてが平均値未

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満の場合をWLBがとれていない群の2群に分け, 対象者の属性(家庭環境,仕事環境,個人の余暇活 動)との関連についてχ2検定を行った.  3)職業キャリア成熟の下位尺度について信頼係 数αを算出し信頼性を確認した.  4)WLBと職業キャリア成熟の関連性を,スピ アマンの順位相関を用い分析した. 5.倫理的配慮  対象病院の看護部長等の看護部の最高責任者宛に 調査を依頼し,研究の趣旨を文書にて説明し同意書 の署名を得た後,調査を開始した.対象者には,研 究目的,方法,研究参加への自由意思の尊重,匿名 性などを説明する依頼文と共に,調査票を郵送し, 同意する場合のみ返送を求めた.研究データは研究 者が厳重に保管し,対象者が特定されないような形 でデータを処理し,匿名性を厳密に保持した.なお, 日本赤十字広島看護大学研究・倫理委員会の審査を 受け,承認(承認番号 M -1105)を得た後実施した.

Ⅳ.結果

1.対象者の概要  質問紙924部を配布した結果,568部回収された (回収率615%).そのうち,有効回答536部(有効回. 答率580%)を分析対象とした.対象者の平均年齢. は,362.±5.2歳(23-49歳),看護職の平均経験年 数は,130.±5.6年(1-28年)であった. 1)家庭環境  1世帯あたりの子どもの人数は1~6人であり, 就学前までの子どもをもつが335名(625%),小学. 生の子どもをもつが321名(599%)であった.育児. は,自分一人で実施が180名(336%),家族と分担. が356名(664%),家事は,自分一人で実施が239名. (446%),家族と分担が297名(55. 4%)であった.. 家庭内のイベント参加状況は参加しているが191名 (356%),参加していないが345名(64. 4%),地域活. 動参加状況は,参加しているが54名(10.1%),参加 していないが482名(899%)であった(表 1.   ). 2)仕事環境  雇用形態は正規雇用が453名(845%)であった.. 勤務形態はフルタイム勤務が516名(963%),フル. タイム勤務以外が83名(15.5%)であった.  配属部署は病棟勤務が351名(655%),外来勤務. が94名(175%)であり,夜勤無しが93名(36. 0%),. 夜勤有りが343名(640%),夜勤有のうち夜勤回数. は,1~ 5 回 が44名(82%),6回 以 上 が299名. (558%)であった.院内研修参加状況は,参加して. 表1 対象者の属性や背景 N =536 平均値 項 目 36.2年 年齢(平均値) 13.0年 経験年数(平均値) (%) 人数 内    訳 項 目 (33.0) 177 1人 子どもの人数 (44.8) 240 2人 (19.8) 106 3人 ( 2.4) 13 4~6人 (62.5) 335 就学前までの子ども有 (59.9) 321 小学生の子ども有 (33.6) 180 自分1人で実施 育児 (66.4) 356 家族で分担 (44.6) 239 自分1人で実施 家事 (55.4) 297 家族で分担 (35.6) 191 参加している 家庭内のイベント 参加 参加していない 345 (64.4) (10.1) 54 参加している 地域活動参加 (89.9) 482 参加していない (84.5) 453 正規雇用 雇用形態 (15.5) 83 正規雇用以外 (96.3) 516 フルタイム勤務 勤務形態 (14.9) 80 フルタイム勤務以外 (65.5) 351 病棟 配属部署 (34.5) 185 外来他 (36.0) 93 夜勤無 夜勤の有無 (64.0) 343 夜勤有 ( 8.2) 44   1~5回 (55.8) 299   6回以上 ( 9.0) 48 参加している 院内研修参加 (91.0) 488 参加していない ( 4.9) 26 参加している 院外研修参加 (95.1) 510 参加していない (35.4) 190 取得できている 自分自身のための 有給休暇取得 取得できていない 334 (62.3) ( 2.2) 12 有給休暇の必要はない (74.8) 401 良好 健康状態 (21.3) 114 不良 ( 3.9) 21 どちらでもない (64.4) 345 行っている 趣味・遊び (35.6) 191 全く行っていない 数値は人数(%)を示す

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い る が48名(90%),参 加 し て い な い が488名. (910%),院 外 研 修 は,参 加 し て い る が26名. (49%),参加していないが510名(95. 1%)であった. (表 1  ). 3)個人の余暇活動  自分自身の余暇や休息のための有給休暇が取得で きているは190名(354%),取得できていないは334. 名(623%)で あ っ た.健 康 状 態 は 健 康 が401名. (748%),不良が114名(21. .3%)であった.趣味や 遊びについては,行っているが345名(644%),全. く行っていないが191名(356%)であった(表 . 1). 2.WLB  「仕事生活の充実感」,「家庭生活の充実感」および 「自己の生活の充実感」の合計であるWLB総得点の 平均値は1553.±20.9点(83-205点)であった.そ れぞれの得点の平均値は「仕事生活の充実感」が 486.±8.3点(16-65点),「家庭生活の充実感」は 608.±7.9点(30-75点),「自己の生活の充実感」は 459.±9.4点(18-69点)であった.信頼係数αは尺 度全体で094,仕事生活の充実感は0. .94,家庭生活の 充実感は089,自己の生活の充実感は0. 94であり,い. ずれも高い値が得られた. 「仕事生活の充実感」得点と「家庭生活の充実感」 得点の間ではrs= 36,「仕事生活の充実感」得点と. 「自己の生活の充実感」得点はrs= 55,. 「家庭生活の 充 実 感」得 点 と「自 己 の 生 活 の 充 実 感」得 点 は rs= 58であり,WLBの3つの下位尺度それぞれの. 得点間に相関関係が認められた(p < .01)(表 2). 「仕事生活の充感」,「家庭生活の充実感」および「自 己の生活充実感」すべての得点が平均値以上にある 場合をWLBがとれているとして,「WLBあり群」, また,すべての得点が平均値未満の場合は「WLB なし群」とした.WLBあり群は173名(32.3%)で あり,WLBなし群は119名(22.2%)であった.  WLBあり群の「仕事生活の充実感」得点と「家 庭生活の充実感」得点の間ではrs= 30,「仕事生活. の充実感」と「自己の生活の充実感」はrs= 37,. 「家庭生活の充実感」と「自己の生活の充実感」は rs= 38であり,それぞれの得点群に相関関係が認め. られた(p < .01).WLBなし群の「仕事生活の充実 感」得 点 と「家 庭 生 活 の 充 実 感」得 点 の 間 で は rs= 03と相関は認められず,. 「仕事生活の充実感」と 「自己の生活の充実感」はrs= 37,. 「家庭生活の充実 感」と「自己の生活の充実感」はrs= 43であり相関. 関係が認められた(p < .01)(表 2).  WLBあり群と WLBなし群別の対象者の属性や 背景(家庭環境,仕事環境および個人の余暇活動) をχ2検定で分析した結果,WLBあり群のほうが, WLBなし群よりも育児は家族で分担が多く(χ2(1) =2248,. p = 001),家事も同様に家族で分担の人数. が多かった(χ (1)2 =22.42,p = 000).また. WLB あり群の方が,家庭内イベントに参加しているが多 く(χ 2(1)=429,. p < 05),地域活動参加も参加し. ているが多かった(χ 2(1)=429,. p < 05),趣味・. 遊びはWLBあり群の方が趣味・遊びを行っている が多かった(χ (1)2 =3748,. p = .000).自分自身の ための有給休暇取得についてはWLBがとれている 方 が 取 得 で き て お り(χ (1)2 =514,. p = 000),. WLB あ り 群 の 方 が,健 康 で あ る が 多 か っ た (χ(1)2 =2053,. p = 000).年齢,経験年数,子ども. の年齢や数,雇用形態や勤務形態,勤務場所,夜勤 回数の違いにはWLBあり群と WLBなし群の人数 に有意差はみられなかった(表 3). 3.職業キャリア成熟  職業キャリア成熟総得点の平均値は86.3±12.8点 (31-134点)であった.職業キャリア成熟の下位尺 表 2 WLB総得点と WLB下位尺度得点との相関 家庭生活の充実感得点 仕事生活の充実感得点 WLB総得点 WLBなし群 WLBあり群 全体 WLBなし群 WLBあり群 全体 WLBなし群 WLBあり群 全体 (n=119) (n=173) (N=536) (n=119) (n=173) (N=536) (n=119) (n=173) (N=536) - - - WLB総得点 - - - .60** .72** .76** 仕事生活の充実感得点 - - - .03  .30** .36** .66** .69** .77** 家庭生活の充実感得点 .43** .38** .58** .30** .37** .55** .81** .80** .88** 自己の生活の充実感得点 数値はスピアマンの順位相関係数(rs) **p < .01

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度「職業キャリア関心性」(以下関心性)得点の平均 値は300.±5.0点(9-45点),「職業キャリア自律 性」(以下自律性)は29.9±4.2点(11-45点),「職 業 キ ャ リ ア 計 画 性」(以 下 計 画 性)は264.±5.1点 (9-45点)であった.信頼係数αは尺度全体では 092,. 「関心性」は0.83,「自律性」は072,. 「計画性」 は086であり,いずれも高い値が得られた.また,. 下位尺度間の平均値の差について Friedman検定, 多 重 比 較 検 定 を 行 っ た 結 果,有 意 な 差 を 認 め (χ(2)2 =386.83,p < 01),「計画性」が最も低い得. 点であった.WLBあり群の職業キャリア成熟の総 得点は941.±11.3点(61-134点)であり,WLBな し群の職業キャリア成熟の総得点は,769.±11.1 (42-99点)であった. 4.WLBと職業キャリア成熟との関連 WLB総得点と職業キャリア成熟総得点との関連 は,rs= 59で相関が認められた(. p < 01)..  WLB下位尺度の得点と,職業キャリア成熟下位 尺度の得点との関連は,WLB下位尺度である仕事 生活の充実感と職業キャリア成熟下位尺度である関 心性,自律性,計画性との間は,それぞれrs= 58,. rs= .62,rs= 50で相関が認められた(. p < 01).ま. た,家庭生活の充実感と関心性,自律性,計画性と の間は,それぞれrs= 28,. rs= 28,. rs= 24,で弱い. 相関であった(p < 01).さらに自己の生活の充実感. と関心性,自律性,計画性との間は,それぞれ rs= . 39, rs= 48,. rs= 50で相関が認められた(. p < 01). (表 4  ,図 2  ).  WLBあり群の仕事生活の充実感と関心性(rs= . 46),自律性(rs= .47)および計画性(rs= 37)と. の間,自己の生活の充実感と関心性(rs= 31),自律. 性(rs= 44)および計画性(. rs= 42)との間に相関. が認められた(p < 01).また家庭生活充実感と関心. 性には弱い相関が認められた(rs= 24)(. p <01).. WLBなし群においては仕事生活の充実感と関心性 (rs= 50),自 律 性(. rs= 47)お よ び 計 画 性(. rs= . 31)との間,自己の生活の充実感と関心性(rs= . 38),自律性(rs= 30)および計画性(. rs= 48)と. の間に相関が認められた.(p < 01)(表 4.   ). 表3   WLBあり群と WLBなし群別の対象者の属性や背景 χ 2 p値 WLBなし群 WLBあり群 内  訳 項 目 (n=173) (n=119) (%) 人数 (%) 人数 22.48 . 001** (11.4) 61 ( 7.8) 42 自分一人で実施 育児 (10.8) 58 (24.4) 131 家族で分担 22.42 . 000** (13.8) 74 (11.0) 59 自分一人で実施 家事 ( 8.4) 45 (21.3) 114 家族で分担 4.29 . 038* (20.1) 108 (31.3) 167 参加している 家庭内のイ ベント参加 参加していない 6( 1.1) 11( 2.1) 4.59 . 032* (13.2) 71 (23.1) 124 参加している 地域活動 参加 参加していない 49( 9.1) 48( 9.0) 2.61 . 106 (19.2) 103 (25.6) 137 正規雇用 雇用形態 ( 3.0) 16 ( 6.7) 36 正規雇用以外 2.47 . 116 ( 2.6) 14 ( 6.1) 33 フルタイム勤務以外 勤務形態 (19.6) 105 (26.1) 140 フルタイム 2.14 . 085 (15.5) 83 (19.6) 105 病棟 配属部署 ( 6.7) 36 (12.7) 68 外来他 0.08 . 782 ( 9.0) 48 (12.5) 67 夜勤無 夜勤回数 (13.2) 71 (12.7) 106 夜勤有 0.01 . 925 (17.4) 93 (25.4) 136 参加している 院内研修 参加 参加していない 37( 6.9) 26( 4.9) 3.12 . 077 (10.6) 57 (18.8) 101 参加している 院外研修 参加 参加していない 72(13.4) 62(11.6) 5.14 . 023* ( 6.5) 35 (13.6) 73 取得できている 自分自身のため の有休休暇取得 取得できていない 95(17.7) 81(15.1) 20.53 . 000** (13.1) 70 (27.0) 145 健康 健康状態 ( 7.5) 40 ( 4.1) 22 不良 37.48 . 000** ( 9.7) 52 (25.4) 136 行っている 趣味・ 遊び まったく行っていない 37( 6.9) 67(12.5) 数値は人数(%)を示す χ 2検定 *p < .05 **p < .01 表 4 WLB下位尺度得点と職業キャリア成熟下位尺度得点との相関 計画性 自律性 関心性 職業 キャリア成熟 WLB WLBなし群 WLBあり群 全体 WLBなし群 WLBあり群 全体 WLBなし群 WLBあり群 全体 (n=119) (n=173) (N=536) (n=119) (n=173) (N=536) (n=119) (n=173) (N=536) . 31** . 37** . 50** . 47** . 47** . 62** . 50** . 46** . 58** 仕事生活の充実感 . 12 . 18** . 24** . 06 . 19* . 28** . 16 . 24** . 28** 家庭生活の充実感 . 48** . 42** . 50** . 30** . 44** . 48** . 38** . 31** . 39** 自己の生活の充実感 数値はスピアマンの順位相関係数(rs) **p < .01 *p < .05

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Ⅴ.考察

1.子育て中の看護職の WLB  2007年12月に策定されたWLB憲章では,WLB とは仕事と生活の調和であり,仕事と生活の調和が 実現した社会は,国民一人ひとりがやりがいや充実 感を感じながら働き,仕事上の責任を果たすととも に,家庭や地域生活などにおいても多様な生き方が 選択・実現できる社会であると説明されている.ま た,仕事は暮らしを支え生きがいや喜びをもたらす ものであり,同時に家事・育児,近隣の付き合いな どの生活も暮らしには欠かすことができないもので ある.その充実があってこそ,人生の生きがい,喜 びは倍増する(内閣府,2011)と言われている.  本研究対象者のうち,「仕事生活の充実感」,「家庭 生活の充実感」および「自己の生活の充実感」すべ ての測定結果が平均値以上にある人,つまりWLB がとれている人は約30%であった.WLBがとれて いる人は,WLBの下位尺度である「仕事生活の充 実感」,「家庭生活の充実感」および「自己の生活の 充実感」それぞれの間に相関が認められた.これは 小野(1990)が,働く既婚女性の非仕事生活を,家 庭,自己および地域生活等が含まれると説明し,非 仕事生活と仕事生活の満足感には相関があると述べ ていることと同様の結果であるといえる.従って, WLBがとれている子育て中の看護職は,家事・育 児を配偶者と分担し,家庭内のイベント,地域活動 への参加や趣味活動,院外研修参加などの自己啓発 への参加を行いながら,仕事生活の充実感,家庭生 活の充実感および自己の生活の充実感を得ていると 推察できる.  一方「仕事生活の充実感」,「家庭生活の充実感」 および「自己の生活の充実感」の3つすべてが平均 値以下にあるWLBなし群は約20%あり,育児・家 事を自分一人で実施,健康状態が不良,趣味・遊び 等を行っていないことから,WLBがとれていない 人は,家族の支援を得ることが困難なことや自分自 身のため有給休暇を取得できないことなどで,自分 自身の生活を楽しむゆとりや仕事と生活の調和がは かれておらず,生活全体に満足感を得られていない と推察される. 2.子育て中の看護職の WLBと職業キャリア成熟  WLB総得点と職業キャリア成熟総得点には相関 があった.また,WLBがとれている人,つまり家 庭生活の充実感,仕事生活の充実感および自己の生 活の充実感すべてが平均値以上にある人の職業キャ リア成熟得点は,中堅看護師を対象とし同じ尺度を 使用した狩野の研究結果よりも高い.Super(1980) は,キャリアを,人生における役割をいくつか選ん で組み合わせることで自己概念を実現しようとする 試みであるととらえ,そこで選ぶ役割は,必要な時 間やエネルギーが異なる.さまざまな役割をうまく 果たすことができ,本人が満足できる場合には,そ の人のキャリアは成功していると言えると述べてい る.子育て中の看護職は,職業人としての役割,母 親役割や妻役割など複数の役割をもっている.複数 役割を仕事と生活のバランスをとりながら果たし, 本人の充実感が高まる,つまりWLBがとれている と,職業キャリア成熟が遂げられると考えられる. 図 2 子育てをしながら病院に勤務する看護職の WLB下位尺度と職業キャリア成熟下位尺度との関連図

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WLBと職業キャリア成熟の下位尺度間の関係か ら,「仕事生活の充実感」と「自己の生活の充実感」 は職業キャリア成熟下位尺度すべてと正の相関が認 められた.これは,子育て中の看護職の仕事のやり がい感や達成感などの仕事生活の充実感は,看護と しての自己のキャリアへの関心,働くことへの意欲 と向上性,看護師としての将来に希望をもった目標 設定をもつことと関係し,看護職として働き,キャ リア成熟していくことが自分自身の生活の充実感と 関連していることを意味する.中川ら(2012)は, 仕事と生活がともに充実感をもつことは,自己成長 を促し,キャリアアップを目指すことができると述 べ,グレッグら(2003)は,ライフイベントと仕事 のバランスを取ることによって,自己の課題の認識 と専門性の追求といった専門職としての看護の追求 が可能となり,キャリア発達の基礎である職業継続 への明確な意思がより強固なものとなると述べてい る.以上のことから,仕事と生活の調和,つまり WLBがとれることで,子育て中の看護職はキャリ ア成熟し続けることができると言える. 3.子育てをしながら病院に勤務する看護職におけ る職業キャリア成熟支援 WLBがとれている人は約30%であり,それ以外 の人はバランスに偏りがあるか,仕事,家庭,自己 の生活すべてに充実感が得られていない.一方, WLBと職業キャリア成熟は関連があることから, 子育て中の看護職のキャリア成熟のためには,仕事, 家庭,自己の生活の充実感が好循環し,WLBをと れるよう支援していくとよいと考える.  若林(2006)は,組織・個人・家庭3つの領域間 が関与し,全体としてバランスのとれたキャリア発 達の展開になるには,3つの領域が交換関係を介し て相互に結ばれていることが必要と説明している. さらに,個人と組織との交換関係においては,やり がいのある仕事を得ていることが必要であり,個人 が組織に対し努力・貢献をするためには,家庭から の愛情や尊敬が必要である.その結果,組織の家庭 に対する関心も高まり,それと対応して組織に対す る家庭の支持・協力が生み出されると述べている. 従って,看護管理者が,子育てをしながら病院に勤 務する看護職の仕事,家庭,自己の生活の3領域に おける充実感が相互に関連するよう支援することで, 全体としてバランスのとれたキャリア発達の展開が 行われると言える.そのためには個々の能力を見極 めやりがいのある仕事を与え,看護専門職として成 長意欲を,子育て中であっても実現できる環境の提 供が有用と思える.また,有給休暇を用い家庭内の イベントや地域活動参加のみならず看護専門職とし ての自己研鑽をつめるよう勤務や業務調整も有用と 考える.さらに,個々の看護職の背景にある家族関 係,個々のもつ調整力など仕事,家庭,自分自身の 生活の充実感の好循環サイクルと回す要素として把 握しておくことも役立つと考える.  子育て中の看護職は,仕事・家庭・自己の生活の 充実感が互いに好循環することで,子育てをしなが ら看護職として働く生活を楽しむことができ,看護 専門職として自ら描くキャリア・デザインを中断す ることなく,成長し続けることができると考えられ る.また,子育てという新たな生活によって,好循 環のサイクルをまわし,職業としてのみのキャリ ア・デザインのみならず,自分自身の人生における 生活全体のキャリア・デザインを描くことができる と考える.つまり,子育てや看護職として働くこと が自分にとっての成長となると考えることができる ようになると推察する.  本研究の限界:WLBは,その支援策の多さにも 影響する.1県のみのサンプリングには偏りがあり 子育て中の看護職全般を普遍化するには限界がある. 今後対象を拡大し調査を行っていく必要がある.ま た今後短時間正職員制度をはじめとする多様な勤務 形態をとっている者のみ調査し,WLBおよび看護 職の職業キャリア成熟について明らかにしていく.

Ⅵ.結論

 A県内に勤務する小学6年生までの子どもをもち 病院に勤務する看護職のWLBと職業キャリア成熟 との関連について調査した結果,以下のことが明ら かになった. 1.WLB総得点と職業キャリア成熟総得点のあい だは正の相関が認められた. 2.仕事生活の充実感,家庭生活の充実感および自 己の生活の充実感の3つは正の相関が認められた. 3.仕事生活の充実感,家庭生活の充実感および自

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己の生活の充実感すべてが平均値以上にある人は, すべてが平均値未満にある人のWLB得点に比べ, 自分自身のための有給休暇が取得でき,育児・家 事を家族と分担し家庭内のイベントや地域活動に 参加し,趣味・遊びを行っており健康である人が 多い. 4.子育てをしながら病院に勤務する看護職が, WLBがとれ職業キャリア成熟するためには,看 護専門職としての成長意欲を持ち続けられるよう 勤務や業務調整を行う職場環境の提供が有用と示 唆された. 謝辞:本研究にご協力いただいた医療機関の看護管 理者の皆様,お忙しい中,調査に協力して下さった 看護職の皆様,ならびにご指導いただきました新道 幸惠先生に深く感謝いたします.本研究は2012年度 日本赤十字広島看護大学大学院修士論文(および第 17回日本看護管理学会にて発表した内容)を加筆修 正したものである. ■引用文献 荒牧美佐子(2008).育児感情尺度.掘洋道(監修)松井豊, 宮本聡介編,心理測定尺度集Ⅳ(pp.122-125).東京:サ イエンス社. 古川秀夫,山下京,八木隆一郎(1993).ゆとり(感)尺度. 掘洋道(監修)吉田富二編,心理測定尺度集Ⅱ(pp.406 -411).東京:サイエンス社. グレッグ美鈴,池邉敏子,池西悦子,林由美子,平山朝子 (2003).臨床看護師のキャリア発達の構造.岐阜県立看 護大学紀要,3(1),1-7. 狩野京子,山口三重子,松尾英子,曽田美佐子(2011).中堅 看護師の職業キャリア成熟度と看護師長によるソーシャ ル サ ポ ー ト の 関 連.日 本 看 護 学 会 論 文 集 看 護 管 理, 41,37-40. 加藤容子,金井篤子(2006).ワーク・ファミリー・コンフリ クト対処行動尺度.掘洋道(監修)松井豊,宮本聡介編, 心理測定尺度集Ⅵ(pp.219-223).東京:サイエンス社. 近藤勉,鎌田次郎(1998).生きがい感スケール.掘洋道(監 修)吉田富二編,心理測定尺度集Ⅱ(pp.412-415).東 京:サイエンス社. 厚生労働省(2011).看護職員就業状況等実態調査結果. (2014年4月19日,http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/ 2r98520000017cjh.html)

Maanen, J. V.& Schein, E. H.(1977).Career Development.Hackman,J.Richard & Suttle,J.Lloyd

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参照

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