避難所でのペットの受け入れについて
茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会
1 はじめに 3
2 避難所生活におけるペットの存在 4
3 ペットの受け入れの決定 5
4 避難所での受け入れ 6
(1) 動物受け入れ簿の作成
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(2) 飼育場所の設置
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(3) 飼育管理ルールの作成 10
(4) 情報の掲示 12
5 動物救護活動 13
1 はじめに
災害発生後、火災や倒壊によって自宅が被害を受けて避難所生活を余儀なく された時、多くの被災者は恐怖や不安から平常心を失っています。このような 状況下で、避難所におけるペットの受け入れには、様々な問題が生じることが 想定されます。被災者のみならずペットにとっても、見知らぬ集団の中、限ら れたスペースでの生活はストレスの原因となり、異常行動を取ったり、病気に なったりすることもあります。しかし、単純にペットの受け入れを拒否した場 合、ペットの飼育者はどこに避難したらよいのでしょうか。また、飼育者がペ ットを放置して見殺しにしたり、ペットを解き放すことにより第三者に危害を 加えるなど新たな問題が発生しかねません。 ペットは飼育者と離れても、自宅の敷地や他の安全な場所で飼育管理できれ ばよいのですが、諸事情で避難所への持ち込み希望が強い場合、各避難所では、 場所や設備の確保、飼育管理ルールの作成など、受け入れ前の準備が必要とな ります。 ペットの受け入れは災害の種類、被害の大きさ、被災者数、地域性などによ って条件が異なりますので、各避難所でその場の状況に応じて柔軟性のある対 応が必要だと思われます。 「茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会」※は、避難所におけるペット問題の発生を抑 え、ペットの受け入れを円滑に行えるよう「避難所でのペットの受け入れにつ いて」の提案をいたします。各避難所における「ペットの受け入れ」の参考に していただければ幸いです。 ※「茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会」 (社)神奈川県獣医師会茅ヶ崎寒川支部(茅ヶ崎寒川獣医師会)、 茅ヶ崎市役所、寒川町役場、神奈川県茅ヶ崎警察署、神奈川県動 物保護センター及び神奈川県茅ヶ崎保健福祉事務所で構成されて おり、動物に関する様々な問題に取り組んでいます。 事務局 神奈川県茅ヶ崎保健福祉事務所 生活衛生部環境衛生課 0467-85-11712 避難所生活におけるペットの存在
避難所生活において、人が動物と身近に生活することで、期待できるプラ ス面は・・ 通常ではない環境の中で、人はストレスを強く感じ、普段何でもないこと が気になったり、思わぬところに不満を発散させたりします。そんな時、ペ ットの存在が癒しの存在になるか、不満の対象になるかは、避難所の管理運 営の方法によるところが大きいと思われます。 動物の存在は災害という強いスト レスを緩和し、情緒が安定します 動物を介して見知らぬ人とのコ ミュニケーションが取れます 動物の世話をすることで日 常のリズムを取り戻します3 ペットの受け入れの決定
ペットの受け入れは災害の種類、被害の大きさ、被災者の数などによって 条件が変わってきます。ペットの受け入れが一時的なものになるか長期にわ たるものかは予想がつきません。そこで、避難所の設置者は被災者と被災し たペットの飼い主を交えて話し合いの場を設け、みんなが生活しやすい条件 や、ペットの受け入れ方法を決めます。時間と共に状況も変わってきますの で随時、話し合うと良いでしょう。 ルールを決め、ペットの飼い主がこれを守ることで無用なトラブルは避け られるでしょう。 受け入れ方法 一時的な受け入れ→仮設動物救護センター(P13 参 照)が出来るまで等 長期にわたる受け入れ 動物受け入れ簿の作成 避難所内 屋内・屋外 飼育場所の設置 動物の種類の区分け(犬、猫、ウサギ、 避難所外 フェレット等) 動物の状況による区分け(ワクチンの 有無、健康状態、しつけ等) 飼育管理ルールの作成 ※他人に危害を加えるおそれのある大型動物、 危険動物等や特別な管理が必要な動物は避 難所での受け入れは難しいと考えます。 情報の提示4 避難所での受け入れ
(1) 動物受け入れ簿の作成
飼い主とペットの状況を把握することは、避難所におけるルールの徹 底等、円滑な運営のために大切なことです。 飼い主の届出 「個別記入票」にそれぞれの情報を記入してもらいましょう。 ペットには個体識別できる名札等1)を必ず着け、着けられない場合は、 ケージに名札をつけてケージから出さないように指導しましょう。 それぞれのケージには写真や個体識別できる特徴等を書いたものを貼 るとよいでしょう。 犬は狂犬病予防法2)で鑑札及び狂犬病予防注射の注射済票を着けるこ とが義務付けられています。確認しましょう。 飼い主の一覧表 避難所の責任者は届出に基づいて「ペット飼育者一覧表」を作成し、 管理運営に利用しましょう。 1)個体識別できる名札等 個体識別にはマイクロチップを埋め込んだペットも増えてきました。マイク ロチップを読み込むには特殊なリーダーが必要ですが、現在のところ茅ヶ崎寒 川獣医師会と動物保護センターが所有しています(平成18 年9月現在)。 2)狂犬病予防法とは 狂犬病は人はもちろんあらゆる恒温動物(鳥類を含む)に感染し、一旦発症 すると治療法がないため、100%死に至る怖い病気です。日本では昭和32 年以降発生がありませんが、世界では発生のない国はごくわずかです。日本を 取り巻くアジア各国も狂犬病に汚染されており、日本は危機に直面しています。 狂犬病予防法は狂犬病の発生と蔓延を予防する目的で昭和25年に制定され、 特に犬に関しては登録と狂犬病予防注射の実施及び鑑札と注射済票を犬に着け ることが義務付けられています。(例)個別記入票 (犬用)整理番号 受入日 退出日 飼い主持ち込み 保護 傷病 その他 氏名 連絡先 住所 呼び名 鑑札番号 注射済票番号 種類 性別 オス メス 避妊・去勢済 体格 大 中 小 (体重 ) 毛色 年令 予防注射歴 首輪 有(色 )無 病歴 性格 特徴 マイクロチップ番号( ) (猫用)整理番号 受入日 退出日 飼い主持ち込み 保護 傷病 その他 住所 連絡先 氏名 呼び名 特徴 種類 性別 オス メス 避妊・去勢済 体格 大 中 小 (体重 ) 毛色 年令 予防注射歴 首輪 有(色 )無 病歴 性格 特徴 マイクロチップ番号( ) (その他の動物)整理番号 受入日 退出日 飼い主持ち込み 保護 傷病 その他 住所 氏名 連絡先 呼び名 特徴 種類 性別 オス メス 避妊・去勢済 体格 大 中 小 (体重 ) 毛色 年令 病歴 性格 特徴 マイクロチップ番号( )
(例) ペット飼育者一覧表(犬、猫、その他の動物) 避難所名 番 号 入所日 退所日 飼育者(住所・氏名) 所有者不明(保護場所) 動物の種類 呼び名 性別 体格 毛色 その他(退所先等) 1 オス メス 大 中 小 2 オス メス 大 中 小 3 オス メス 大 中 小 4 オス メス 大 中 小 5 オス メス 大 中 小 6 オス メス 大 中 小 7 オス メス 大 中 小 8 オス メス 大 中 小 9 オス メス 大 中 小 0 オス メス 大 中 小