(1)AST, ALT, LD, ALP
γーGT, CK, AMY, ChE
日大練馬光が丘病院 臨床検査部
竹島 秀美
(2)酵素項目新評価幅一覧
項目
昨年度〇評価幅
今年度
A評価幅
今年度
C評価幅
AST
±
10%
±
5%
±
7.5%
ALT
±
10%
±
5%
±
7.5%
LD
±
10%
±
3.9%
±
7.5%
ALP
±
10%
±
5%
±
7.64%
γ-GT
±
10%
±
5%
±
7.5%
CK
±
10%
±
5%
±
7.64%
AMY
±
10%
±
5%
±
10.44%
CHE
±
10%
±
4.7%
±
7.5%
(3)AST
0
10
20
30
40
50
60
110 112 114 116 118 120 122 124 126 128 130
S-1
0
10
20
30
40
50
60
70
25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35
S-2
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
108 110 112 114 116 118 120 122 124 126 128 130
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:120.9
114~127(C:3)
目標値
:29.6
28~31(C:5 ,D:3)
●
JSCC法
●
IFCC法
N = 164
(4)JSCC標準化対応法
164
99.4%
S-1
120.4
2.0
164
99.4%
S-2
29.5
3.4
IFCC標準化対応法
1
0.6%
S-1
127
1
0.6%
S-2
28
1) 今年度の採用頻度は、1施設を除き殆ど
JSCC標準化対応法であった。
2) 全体の
CVはS-1が2.0%(昨年度3.4%)と非常に収束度合いが高かった。
S-2ではCV3.4%(昨年度0.9%)と昨年度より若干バラつきが認められた。
3)
S-1試料でC評価が3施設、S-2試料でC評価5施設・D評価3施設であった。
4)
AST項目においては十分な標準化が認められるものの、評価基準が厳
しくなったため、より頻繁な
ERMによる検量が必要になると思われる。
(5)ALT
0
10
20
30
40
50
60
70
80
121 123 125 127 129 131 133 135 137 139
S-1
0
10
20
30
40
50
60
70
80
23 24 25 26 27 28 29 30 31
S-2
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
116 120 124 128 132 136 140
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:130.6
124~137(C:1)
目標値:26.5
25~28(C:2)
●
JSCC法
●
IFCC法
N = 164
(6)1) 今年度の採用頻度は1施設を除き殆ど
JSCC標準化対応法であった。
2) 全体の
CVはS-1が1.7%、S-2が3.2%であり、収束度合いが高かった。
3)
S-1試料でC評価が1施設、S-2試料でC評価が2施設であった。
4)
AST同様ALT項目においても、十分なデータ標準化が進んでいる
状況が認められた。
JSCC標準化対応法
164
99.4%
S-1
130.4
1.7
164
99.4%
S-2
26.5
3.2
IFCC標準化対応法
1
0.6%
S-1
118
1
0.6%
S-2
32
(7)170
175
180
185
190
195
200
205
210
345 355 365 375 385 395
LD
0
10
20
30
40
50
60
70
340 345 350 355 360 365 370 375 380 385 390 395 400
S-1
0
10
20
30
40
50
60
170 173 176 179 182 185 188 191 194 197 200 203 206 209
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:377.5
358~397(D:1)
目標値:197.1
187~207(C:2,D:1)
●
JSCC法
●
その他のL→P法
N = 158
(8)1) 採用頻度は
JSCC標準化対応法が98.8%であり、十分な標準化が認められた。
2) 全体の
CVはS-1が1.7%、S-2が2.2%であり、非常に収束度合いが高かった。
3) 評価幅を外れた施設は
S-1試料でD評価が1施設、S-2試料でC評価が2施設
D評価が1施設であり、比例系統誤差が認められた。ERMによる検量を定期
的に実施する事により、適切な測定値が得られることが示唆された。
JSCC標準化対応法
158
98.1%
S-1
378.0
1.7
158
98.1%
S-2
197.1
2.2
GSCC/IFCC法
2
1.2%
S-1
526.5
31.8
2
1.2%
S-2
267.5
33.6
その他の
L→P法
1
0.6%
S-1
367
1
0.6%
S-2
196
(9)ALP
0
5
10
15
20
25
30
35
360 365 370 375 380 385 390 395 400 405 410 415 420 425 430 435 440
S-1
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
200 210 220 230 240 250 260 270 280 290 300 310 320 330
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:404.1
383~425(C:3,D:1)
目標値
:291.6
277~307(C:6,D:3)
200
210
220
230
240
250
260
270
280
290
300
310
320
330
365 385 405 425
●
JSCC法
260
270
280
290
300
310
320
330
360 380 400 420 440
●
JSCC法
N = 159
(10)JSCC標準化対応法
159
99.4%
S-1
401.4
2.5
159
99.4%
S-2
289.1
3.5
SSCC標準化対応法
1
0.6%
S-1
383
1
0.6%
S-2
286
1) 採用頻度は
JSCC標準化対応法が99.4%であった。
2) 全体の
CVはS-1が2.5%、S-2が3.5%であり、収束度合いが高かった。
3) 評価幅を外れた施設は、
S-1試料でC評価が3施設・D評価が1施設、
S-2試料ではC評価が6施設・D評価が3施設であり入力ミスと推測
できる施設が1施設あった。
4) 目標値を外れた施設においては、
S-1試料とS-2試料のツインプロット
より比例系統誤差が示唆され、
ALP項目ではbufferのpHの影響を受け
易いため、試薬の状態をより慎重に確認することが必要と思われる。
(11)γ-GT
0
10
20
30
40
50
60
S-1
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56
S-2
45
47
49
51
53
55
115 135 155 175
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:171.6
163~181(C:1,D:1)
目標値:51.7
49~55(C:1)
N = 158
●
JSCC/IFCC
標準化対応法
●その他の方法
(12)JSCC標準化対応法
158
97.5%
S-1
171.2
3.0
158
97.5%
S-2
51.5
2.5
その他の方法
4
2.5%
S-1
167.3
2.9
4
2.5%
S-2
50.8
3.0
1) 採用頻度は
JSCC標準化対応法が97.5%であり、昨年までの調査では認め
られなかったその他の方法が4施設あった。
2) 全体の
CVはS-1が3.0%であったが、入力ミスと思われる施設を除いたCV
は
1.5%となり非常に収束度合いが高かった。S-2試料でもCVは2.5%であり
、
γ-GT項目については十分な標準化が進んでいる状況が認められた。
3) 評価幅を外れた施設は、
S-1試料でC評価1施設・D評価1施設、S-2試料で
C評価1施設であり、C評価の施設では比例系統誤差が認められた。
(13)CK
0
10
20
30
40
50
60
365 370 375 380 385 390 395 400 405 410 415 420 425 430
S-1
0
5
10
15
20
25
30
114115116117118119120121122123124125126127128129130131132
S-2
105
110
115
120
125
130
135
365 375 385 395 405 415 425
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値
:391.6
372~412(C:2)
目標値
:122.4
116~129(C:4)
●
JSCC法
●
IFCC法
N = 155
(14)1) 本年度の採用頻度は
JSCC標準化対応法が99.4%であり、十分な標準化
が進んでいる状況が認められた。
2) 全体の
CVはS-1が1.7%、S-2が2.2%であり非常に収束度合いが高かった。
3) 評価幅を外れた施設は、
S-1試料でC評価が2施設、S-2試料でC評価が
4施設であった。
4)
C評価4施設中3施設は、S-1とS-2のツインプロットより比例系統誤差が
認められたため、適切な検量を実施することにより評価幅を許容できる
ことが示唆された。
JSCC標準化対応法
155
99.4%
S-1
393.3
1.7
155
99.4%
S-2
123.0
2.2
IFCC標準化対応法
1
0.6%
S-1
374
1
0.6%
S-2
107
(15)AMY(全体)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
240 250 260 270 280 290 300 310 320 330 340 350 360 370 380 390 400 410 420 430
S-1
0
20
40
60
80
100
120
80 85 90 95 100 105 110 115 120 125 130 135 140
S-2
80
90
100
110
120
130
140
240 260 280 300 320 340 360 380 400 420 440
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
●
標準化対応法
●
G3-CNP
●
ベンジル-G5-PNP
N = 160
(16)AMY(標準化対応法)
0
10
20
30
40
50
60
320 325 330 335 340 345 350 355 360 365 370 375
S-1
0
5
10
15
20
25
30
35
97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110
S-2
97
99
101
103
105
107
109
111
320 330 340 350 360 370
測定値
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値
:344.7
320~369(D:1)
目標値:102.7
93~113(D:1)
N = 152
●Gal-G2-CNP ●3-ケトブチリデン-G5-CNP ●4.6エチリデン-G7-PNP
●6-アジ化-G5-CNP ●G3-CNP ● G5-CNP(PNP)
●Gal-G5-PNP(CNP) ●ベンジル-G5-PNP ●G7-CNP(PNP)
(17)施設数
施設%
試料番号 平均値
C.V(%)
IFCC(JSCC)標準化対応法
152
95.0%
S-1
342.6
1.8
152
95.0%
S-2
101.8
2.0
非還元末端非修飾オリゴ糖比色法
(
G3-CNP)
7
4.4%
S-1
312.6
14.3
7
4.4%
S-2
94.0
10.8
非還元末端修飾オリゴ糖比色法
(ベンジル
-G5-PNP)
1
0.6%
S-1
422
7.1
1
0.6%
S-2
126
2.1
非還元末端修飾オリゴ糖比色法
(
3-ケトブチリデン-G5-CNP)
0
0%
0
0%
非還元末端修飾オリゴ糖比色法
(
6-アジ化-G5-CNP)
0
0%
0
0%
非還元末端修飾オリゴ糖比色法
(
4,6-エチデリン-G7-PNP)
0
0%
0
0%
非還元末端修飾Galactose修飾など
(
Gal-G5-PNP(CNP))
0
0%
0
0%
非還元末端修飾
Galactose修飾
など
(
Gal-G2-CNP)
0
0%
0
0%
(18)以来、
87.5% → 91.9% → 94.8% →95.0%と年々割合が増加
傾向にあり、
AMY項目においても十分な標準化が進んでいる
状況が認められた。
2)
JSCC標準化対応法のCVは、S-1が1.8%、S-2が2.0%であり、
非常に収束度合いが高かった。
3) 許容幅を外れた施設は、
S-1・S-2試料ともデータを逆入力した
と推察される
D評価の1施設のみであった。その施設において
も正しいデータで評価を行うと
A評価となった。
4) 例年認められている測定方法の誤入力については、今回
都臨技の精度管理調査システムが日臨技と同様のシステム
に変わったこともあり、認められなかった。
5)
JSCC標準化対応法での基質別の乖離は認められなかった。
(19)ChE(全体)
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
21
0
21
3
21
6
21
9
22
2
22
5
22
8
23
1
23
4
23
7
24
0
24
3
24
6
24
9
25
2
25
5
25
8
26
1
26
4
26
7
27
0
27
3
S-1
0
10
20
30
40
50
60
27
0
27
5
28
0
28
5
29
0
29
5
30
0
30
5
31
0
31
5
32
0
32
5
33
0
33
5
34
0
34
5
35
0
35
5
36
0
36
5
37
0
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
270
280
290
300
310
320
330
340
350
360
210 220 230 240 250 260 270
N = 143
●JSCC標準化対応法
基質:5-メチル-2テノイルチオコリン
検量方法:管理血清等(表示値)
(20)ChE(標準化対応法)
0
5
10
15
20
25
30
35
238 240 242 244 246 248 250 252 254 256 258 260 262 264 266 268 270
S-1
0
10
20
30
40
50
60
310 315 320 325 330 335 340 345 350 355 360 365
S-2
305
315
325
335
345
355
365
235 245 255 265 275
測定値
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:256.7
243~270(C:1,D:1)
目標値:332.7
316~350(C:2,D:1)
N = 142
●p-ヒドロキシベンゾイルコリン ●2,3-ジメトキシベンゾイルチオコリン
●5-メチル-2テノイルチオコリン●ブチリルチオコリン
●ベンゾイルチオコリン
(21)施設数
施設%
試料番号 平均値
C.V(%)
JSCC標準化対応法
143
100%
S-1
257.3
1.5
143
100%
S-2
333.4
1.7
チオコリン誘導体を基質とする方法
(ブチリルチオコリン)
0
0%
0
0%
チオコリン誘導体を基質とする方法
(
2,3-ジメトキシベンゾイルチオコリン)
0
0%
0
0%
チオコリン誘導体を基質とする方法
(
5-メチル-2-テノイルチオコリン)
0
0%
0
0%
チオコリン誘導体を基質とする方法
(ベンゾイルチオコリン)
0
0%
0
0%
ベンゾイルコリン誘導体を基質とする方法
(
3,4-ジヒドロキシベンゾイルコリン)
0
0%
0
0%
(22)87.3% → 88.4% → 93.3% →100%となり、CHE項目において
も十分な標準化が進んでいる状況が認められた。
2)
JSCC標準化対応法のCVは、測定法の選択ミスと推察できる1施設
を除外すると
S-1試料1.5%、S-2試料1.7%であり、非常に収束度
度合いが高かった。
3) 評価幅を外れた施設は
JSCC標準化対応法報告で、S-1試料で
C評価1施設・D評価1施設、S-2試料ではC評価2施設・D評価1施設
であった。
D評価の施設を含め、検量に管理血清等を表示値で
用いている施設が数施設認められたが、現在は
CHE項目においても
ERMが市販されているため、ERMを用いた検量を実施して頂きたい。
4)
JSCC標準化対応法での基質別の乖離は認められなかった。
(23)AST[dry]
0
1
2
3
4
5
109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122
S-1
0
1
2
3
4
5
6
26 27 28 29 30 31 32 33
S-2
目標値:29.6
23~36(n=0)
26
27
28
29
30
31
32
33
108 113 118 123
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:120.9
96~145(n=0)
N = 11
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(24)ALT[dry]
0
1
2
3
4
5
110 113 116 119 122 125 128 131 134 137 140
S-1
0
1
2
3
4
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
S-2
測定値
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値
:130.6
104~157(n=0)
N = 11
目標値:26.5
21~32(n=0)
21
23
25
27
29
31
110 115 120 125 130 135 140
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(25)LD[dry]
0
1
2
3
4
310 320 330 340 350 360 370 380 390 400
S-1
0
0.5
1
1.5
2
2.5
165 170 175 180 185 190 195 200 205 210 215 220 225
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:377.5
302~453(n=0)
N = 10
目標値
:197.1
157~237(n=0)
160
170
180
190
200
210
220
230
310 320 330 340 350 360 370 380 390 400
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(26)ALP[dry]
0
1
2
3
4
5
6
355 360 365 370 375 380 385 390 395 400 405 410 415
S-1
0
1
2
3
250 255 260 265 270 275 280 285 290 295 300 305 310 315
S-2
測定値
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値
:404.1
323~485(n=0)
N = 9
目標値:291.6
233~350(n=0)
250
260
270
280
290
300
310
350 360 370 380 390 400 410
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(27)γ-GT[dry]
0
1
2
3
4
5
6
170 173 176 179 182 185 188 191 194 197
S-1
0
1
2
3
4
5
46 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:171.6
137~206(n=0)
N = 8
目標値:51.7
41~63(C:1)
40
45
50
55
60
65
70
130 140 150 160 170 180 190 200 210
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(28)CK[dry]
0
1
2
3
390 400 410 420 430 440 450 460 470 480 490
S-1
0
1
2
3
4
5
6
7
8
85 90 95 100 105 110 115 120 125 130
S-2
測定値
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値
:391.6
313~470(C:1)
N = 10
目標値:122.4
97~147(C:1)
80
90
100
110
120
130
140
150
300 320 340 360 380 400 420 440 460 480 500
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(29)AMY[dry]
0
1
2
3
4
200 210 220 230 240 250 260 270 280 290 300 310 320 330 340
S-1
0
1
2
3
4
5
55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105
S-2
測定値
S-1
頻
度
頻
度
S-2
目標値:344.7
275~414(C:4,D:2)
N = 10
目標値:102.7
82~124(C:5,D:1)
50
60
70
80
90
100
110
120
130
140
150
200 230 260 290 320 350 380 410 440
●
富士フィルム
●
オーソ
●
アークレイ
(30)CHE[dry]
目標値
検量方法 試料番号
測定値
判定
富士ドライケム
256.7
その他
S-1
213
A
332.7
S-2
348
A
オーソ ビトロス
256.7
指定検量
S-1
6160
D
332.7
S-2
7987
D
オーソ ビトロス
256.7
指定検量
S-1
6058
D
332.7
S-2
7751
D
(31)1) 前回の調査同様、今回の精度管理調査においても
S-1、S-2試料
とも
WET法と同じ目標値を用いて評価を行った。
なお評価幅については、昨年までの評価幅をそのまま用いた。
2)
AST, ALT ,LD, ALP, γ-GT項目については、ほとんどの施設に
おいて
JSCC標準化対応法の目標値±20%の範囲内であり、
若干のメーカー間差は認められるものの、収束していた。
3)
CK項目についてはS-1試料において全ての値が目標値よりも
高値傾向を示しており、目標値±
20%の範囲内にあるものの
試料のマトリクスによると考えられる影響が示唆された。
4)
AMY, CHE項目については、ドライケミストリーメーカーによる
データの乖離が認められた。
AMY項目においてはJSCC標準
化対応法の目標値±
20%を外れた施設においても、比例系統
誤差と判断できるため、補正係数を乗じることにより目標値
±
20%を許容できることが示唆された。