• 検索結果がありません。

ピン接合単層ラチスドームの弾塑性座屈荷重について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ピン接合単層ラチスドームの弾塑性座屈荷重について"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【論  文】 UDC :624

074

2:624

074

4   日本 建 築 学 会 構 造 系論 文 報 告集 : 第 404 号

1989 年 10月

接合 単

ム の

弾 塑性 座 屈 荷 重

正 会 員 正 会 員

史    郎

* *  

1.

序   内部に柱を有し ない空 間造物の ひとつ と して層ラ チス ド

ムが挙げ ら れ る

単 層ラ チス ド

ム の 座屈 荷重 に関し て は

接 合部の剛性の仮定の仕方に応じ て種々 の 推 定 法が提案さ れてい る

この こ とにつ い て は

前報1) で既に述べ の で こ こ で は省 略する

ま た

前 報1)に お いて は, 特定の形 状と境 界 条 件 を有す る ほ ぼ正三角 形の 網 目状の ピン接 合 単 層ラチス ド

ム の弾 性 幾 何 学 的 非 線 形 解 析を進め

(i> 等 分 布 荷 重を受ける場 合

(ii)等 分 布 荷 重に集 中 荷 重が付 加さ れた場 合, (iiD 偏 載 状の 鉛 直荷 重 を受 け る 場 合

iv

)節 点に多 少の形 状のず れ (形 状 初 期 不 整 )がある場 合につ い て それ ぞれ の座 屈 挙 動 を分析し, その結果に基づ いて座 屈荷重の推 定法を提案 し た

 前鞭〕 し な か 項 目

ムの座 屈荷重に与え る影 響が あ る。 ド

ムの形状に よっ ては弾性の節点 座 屈の生 じ る前に部 材 座屈に よっ て ド

ム の座屈荷 重が決 定され る可能 性が ある

 そこで, 本 論 文で は, 前 報 1} と 同じ形 状と境 界 条 件 を 有す る ピン接 合ラ チス ド

ム (図

1>

ID

幾 何 学 的 非 線 形な ら びに部 材 座屈 を考 慮し た座屈解 析 を行い

座屈挙 動の分 析 と と もに座 屈 荷 重の推 定 を試み る

 

2.

解 析 す るピン接 合 単 層 ラチス ド

ムの 概 要  2

1  全 体の構 造 形 態と境 界 条 件   解 析す る ピン接 合 単 層ラ チス ド

ム の形 態な ら びに境 界 条 件が図

1に示さ れて い る

こ れ は前 報i)

ムと 同 じ もの であ る

ム は平面が正六角 形で あ り, 各 節 点は曲率 半径

R

の曲 面上に あ り, 各部 材の長 さ が ほ ぼ同じ に な る よ う な 三角形の目で構成さ れてい る

こ の ド

ム で は

AOD

12

等 分 さ れ る よ うに 節 点

A ,L ,0 ,1,

 

D

等, ま た, 弧

OB

6

等分 さ れ る よ うに節 点

G ,

4

1等が置か れてい る

弧 48は平 面

XZ

と平 行で あり

5

6等の節点は部 材の長さが等しく な る ように位 置が定め られ て い る

したが っ て

各 部 材の長 さは ほ ぼ等しくな るよ うに ド

ムが分 割 されて いるもの 宰 豊 橋 技 術 科 学 大 学 

石 川業 高 等 専 門 学 校   助 手   (1989年5月15日原 橘 受理

19S9年7月14日採用決 定 ) の

そ れ らの長さは わずか なが ら異なっ て い るη。  本研 究におい て も

前 報1〕同 様

1

b

さ れ て い る部 材 半 開 角 φ1 をパ ラ メ

タとし て用いる

2

5

°

3.

O

°

,3.

5

°

,4.

0

°

の φ、を 考 察の対 象と し

各 φ軍に対 応 す る ド

ム の

率 半 径

R

等の諸元を 定めてい る (表

1>Q   ド

ム の境 界 条 件は

(i)六角 形の外 周 上の 6個の 隅点

A ,B ,

 

C,

 D

 

E ,

 F で は X

 Y

 Z 方 向の変 位が生 じ な い ように ヒ ンジに よっ て拘 束さ れ

(ii> 外 周上の 他の節 点で はz 方 向の変 位が生じ ない よ うに拘 束さ れ

X

y 方 向に はロ

ラ支 持とし て い る

 2

2 解 析モ デル   解析さ れ る ド

ム は ド

ム の

X

軸に関 する対 称 性 を 導 入 し

全体の 2分の 1を 解析の対 象して い る7)

解 析モ デル は 図 2に示さ れ る

6種類で あ る

そ れ ぞ れの モ デルにつ いて

部 材の断 面 積 が 図 中に示さ れ てい る

部 材の ヤン グ 率, 降 伏 応 力 度 はそれ ぞ れ

E =

2100000

kgf

cm2 σy

2 400 kgf/cm2 と する

平均 部 材 長は 約 300cm である

 モデル

A

の すべ て の部 材の断 面 積は共 通 して 10 cm2 で あり モデル B とC は部 材の軸 力が大き く なる隅 点 近 くで部 材の断 面 を 増 加さ せ たモ デル であ る。 モ デル D

E ,F

等 分 布 状の鉛直荷

の下で発 生する部 材軸 力 の大きさ に よっ て

部 材の 断 面 積を調 整し たモ デル であ る

特に モデル

E ,F

は隅の部 材の 断 面 積が大 き く設 定され ている

  2

2 形状初期 不 整  前報11と同 様に

本論 文においても

ある特 定の ひと つ の 節 点のみに位置の ずれ が あ る よ う な形 状 初 期不整を 仮定する

3に示す よ うに

j

点が球 面の半径方 向の 内 側に 向か っ て g だ けの位 置の 変 化 を生 じて い る と き, こ れ を形 状 初 期 不 整と呼び

初 期 不 整の度 合い を 表すパ ラ メ

タ を次 式で定 義す る。     9ε

=9

h ・

…………・

一 ・

…・

…一 …・

一 ・

(1) こ こ に

,h

は ド

ム頂部の単位ド

ムの高さで あり

1

b

定 義す る もの であ る

j

の球面の心 まで の距 離は

R −g

と な る。 こ こ に

,R

は球 面の 曲 率 半 径で ある

105

(2)

Y F E Lo1 A Dx 4 ●

Hin B C0

RoT Z

U

K

L

Lx

1

a L R ψo    ψ0

t2φ正       ●

Hlnge supperts

      O

ReTler  supports  in X and  Y  directions   Ca} Dome geometry  and bovndary condition

ピン接 合 単 層ラ チス ド

ムと境 界 条 件

ヒン ジ 支 持

ラ 支 持

φ.

部 材 半 開 角

(b }Unit d。 爬 an[]half こ

pen  a・gle el

 図

1

b 単 位ド

ムと部 材 半 開 角φ, 表

1 部 材半開角φ1に対 応す る ラ チス       ド

ムの半 開 角ψb

曲 率半 径R

     スバ ン L

ラ イズH

ラ イズス パ       ン比HIL s 、         ’ N       

1   ’   s   

   ’ A A φ1 〔

°

} ψo (

°

}  R (cm)  L (⊂の  H 〔⊂m} H〆L 2

53034383438461D

13 3

0362B6533685470

16 3

54224563287531o

四 4

o48214931947110

22 Y A P

D od

1A

ModE} ρ Be Y A 岡ode】B トめde1E

B B Y 貞 A

Mode1C MDde1F B B     Ai

1。・m2     Ai

20・・2

Ai

23・m2  

A

31・m2 図

2

e

i

38・m2       2

Ai

40cm

Ai

77cm2 (i

ND

 of m∈mb巳 广} 解析モデル A

B

 C

 D

 E

 F ゑ 廴 x

 2

3 ド

ム に作 用 する荷 重  ド

ム に作 用する荷 重とし て

前 報t)同 様本 論 おい て も, 等 分 布 状 荷 重

偏 載 状 荷 重および特 定の ひと

、 、 」 「       ge

g/h

 h

Eo

sinφ1 図

3 解 析で仮 定し た形状初期不整

e A Y

F E oo

o

B C D        1

OxP  〔1←P )2xP

      [

皿皿 媼

1

       Casel ρ

1

0D

 CaseH  ρ

O

57        Ca5e皿ρ

0

40

 CeseTVp

O

OO

       1

OOxP 己t nodes  marked  by●       〔1十ρ}ノ2xP  at node5       ◎        ρ xP  at

 

nodeS       O 図

4 等 分 布 状 鉛 直荷 重 (荷 重ケ

1

)およ

び偏 載 鉛直荷重       (荷 重 ケ

ス ll

rv)

 p

重 比 つ の節 点に作 用する付 加 集 中 荷重 を検 討対象と す る。 等分 布 状 荷 重お よび偏 載状 荷重は図

4に示す 4ケ

ス を採用して い る

こ こ に ρ

左側に ある節 点の荷 重 を1と し た と き 右 側にあ る節点の荷重の度 合いを表す パ

タである。

 

付 加集 中荷重に関し て は

1の等分布 状 荷 重 (荷 重ケ

1

が作 用し て い る状 態にさ ら に

特 定のある

節点に付 加 荷 重が作用 し た場合を解 析の対 象 とす る

こ の荷 重の状 態を 図

一5

に示 し

荷 重の集 中度 pe

(3)

5 等分布状 荷 重に付 加 集 中 荷 重p ε

P。が併 存す る荷 重ケ

ス を次 式で定 義す る。     P ε

P − Po

)/

Po,

 

P =P

。(

1

十 Pε)

…・

…・

…・

2

) こ こ に

P。は等 分 布 状の鉛 直 荷重で あり

集 中 鉛直荷 重 P を受け る節 点 以 外で は すべ て の節 点で同

である。  

3.

解 析 手 法  ラチス ド

ム の弾 性 ある い は弾 塑 性座屈 解 析手法は

既に多くの研 究に より ほぼ確立 してお り

本研究で採 用 し た解析手 法は特に新しい もの では な く

今 日まで しば しば用い ら れ てきた方法の

つ であ る

ピン接 合 単層 ラ チス ド

ムで は

部 材 半 開 角 φ1 (図

一1・

b

)が小さい場 合に は特 定な節 点 (例え ば形 状 初 期不 整のきい節点) の変 位が 急増する点 座 屈13)が生 じ や す く

ま た

φ、 の大きい場 合には部 材の座屈が原因で大変位が生起 し や すい こと が報 告1‘)さ れて い 。  そ こ で

本 研 究で は

上記の現 象を解 析に含め る た め

(の 節 点の過 大な変 位に よ る幾 何 学 的 非 線 形 性と (ii) 両 端ピン

合の部 材 座 屈に よる復 元 力 特 性につ い て以 下 に述べ 方 法考 慮す る

 

ま ず, (i )の幾何学的 非 線 形 性につ い て は, 前 報 i) と同じ手 法 を用い て

増 分 形 式におけるポ テンシャ ルエ ネルギ

傍 留の原 理に基づ い て解 析に用い る基 本式 を作 成 し た。 次に

(li>の部 材の復元 力特 性の モ デル 化 は 以 下の よ うに考え た。 両 端 ピン接 合 部 材の 座屈に関す る 実 験 的

解 析的研 究は現在まで にく報告さ れて いる

本 研 究で は

五 十 嵐

井 上1°冫の式 化 部 材 復元力特性を作成し た。 そ の詳 細は,

Appendix

に示す が

作 成例の ひ とつ が部 材の細長 比 λ

=60

につ い て図

A

1さ れて い 。 た だ し

A

−1

の座 屈応力 度 σcr と して

日本 建 築 学 会 鋼 構 造 設計規 準L5 }に示さ れ る短 期 許 容 圧 縮 応 力 度 (

A −

1

2式 )を用い た。

 

本論で は 上 述し た幾 何 学 的 非 線 形

ζ

部 材の復 元 力特 性の両 方 を考 慮し た解 析 法 を弾 塑 性 座 屈 解 析 法と呼ぶこ とにす る

 4

解 析 結 果  前 節で述べ た弾塑性 解 析 手 法を用い て

次の

2

つ の場 合につ い て の弾 塑性座 屈荷重な らびに座屈挙 動 を分 析し 1

21

o0

8D

6o

4       O

2       0

0       0

0  0

1 

0

2   D

3 0

4       Elastie

plastic  enalysis

6 付 加 集 中 荷 重p ε

Peと等 分 布 状 荷 重 を 受け る完全形 状の      ラ チス ド

ムの 座 屈 係 数 Cmu

 Cmax= P

 

/(E

1

φ

     A。

10cm2

、ε

0

た。 すな わち

i

)完 全 形状の ド

ムが等 分 布 状 荷 重 に加えて付 加 集 中 荷 重を受け る場 合

(ii)形 状 初期不 整の ある ド

ム が分 布 状 荷 重 を受 ける場 合である

 な お

本解析で得ら れ た最 大 荷 重を

Pm

。x と表す

 4

1 完 全 形 状の モ デル

A ,B ,

 

C

の ラ チス ド

ム が等      分布状荷 重と付 加 集 中 荷 重を受け る場 合  各節点に 等分布 状の荷 重

P

。が作 用 し てい る状 態に

ある ひとつ の点の み に付 加 集 中 荷

ig

 p ε

P。を加え,  P

1

p ε

P

の荷 重に変 化させ て (図

5), 弾 塑 性 座 屈 解 析 を 進め

P

の最 大 値である P

 

を 求め た

また

部材の座屈が どの よ うに P  、に影 響を与え る の か もあ わ せ て検 討 し た

解 析する モ デル は 図

2の

A

B

 

C

で ある

た だ し

部 材 半 開 角 φ1 は 3

0

°

だ け と し, 解 析 す るモ デル の部材は図

一A −

1に示す履歴特 性を有す る 部材 (すべ て の部材長 比λ は

60

仮 定し てい る。  結果が p ε と

C

  の 関係と して 図

一6

に示 さ れて い る。 座 屈 係 数

Cmax

C

  。=

Pma

./(

E ・

A

φ

i

)におい て

Ao≡

10 cm2と して求め た も ので あ る

モ デル

C

につ い て p ε を節点

3

に与え た結果 が印 ○で示さ れてい る

p ε=

O.

1

0

2, 0

4の どの場合も すべて の部材は部 材座 屈に いた ら な かっ た

し た がっ て モ デル

C

の P  は弾 性 座 屈 荷 重i)に ほ い 値 となっ て いる

節 点 1に 。ε

0

2のある モ デル Aで は部 材a

2 )の部 材 座 屈で 節 点2に p ε

0

1

0

2

0

4の あ るモ デル Bで は部 材

b

(図

2)の部 材 座 屈で

その最 大 荷 重

Pmax

が決 定さ れ てい ること を確 認し た

それぞれの結 果は モ デル A に 対して は印 ■で,モ デル

B

に対しは印▲ で示 され てい る

すべ の部 材が同じ断 面 積 10cm2 となっ てい るモ デル

A

で は隅点が ピンと なっ てい る た め, 隅 点に接 続し て いる部材aの応 力が他の部材応 力よ り も き わ め て大き く な る。 し た がっ て

早期に部 材a に部 材座 屈が発 生し た。

モ デル

B

で は節 点 1に接 続して いる軸力の大 きい部材の断面積が他の部 材よ り も大き く なっ てい るの で

断 面 積 が 小さく軸 力の発 生が多 少 大 きい部 材

b

が早 期に部材座屈し て い る

107

(4)

  図

7

aは 盛

=3.O’

の モ デル

A

に おい て節 点

1

に pe

0

2を与え た とき の結 果で ある。 節 点 1,2,3の鉛 直

変 位 w

,w

と等 分 布 状 荷重

P

。との関 係を示して いる

。P

=966

 

kgf

の と き

部 材a が部材座屈にいた り

その

わずか に

P

。の 増加 が 認 め ら れ る

そ して

,P

968kgf に なっ ての ち, 変位 臥 の急 激な増 加と とも に

P

。の減少が生 じ て いる

し か し, 節点

2,3

の変 位 鵬

既 にそ れほど増 減が ない の は 部 材 a の部 材 座屈 によ り節点 1の近傍の み で形が進行する から で ある  

P

=966kgf

か ら968 

kgf

対 応 し た部 材の軸 力の変 化 が 図

一7・

b

に示され てい る

こ の 間に おい て

部 材a の軸 力

19440kgf と

定で あ り, 

ApPendix

の 図

A −1

STATE −2

に対応し て い る。   この弾 塑 性座屈 解 析の 結 果か ら

1に示す ピン接 合 単 層ラチス ド

ムにおい ては

任 意の 1本の部 材 座 屈 が生 ずれ ば

ほ ぼ外荷重の加が な く

ほ ど な く最 大 荷

  

 

  

  ’

       

’ 3。00 ,

  

  

2000 i891 o 図

7

a   L        2         3        4        5        6 モデル Aのラ チス ド

(φ

3

oe)が荷 重ケ

ス 1 と付 加 集 中 荷 重 を 受け る場 合の作 用 荷P,と節 点 1

2

3位 隅

Wz

の 関 係

ただし

  pε は O

2であり

節点1にえ られて いる

4 図

7

b 4 BP 。

966kgf

       

BP 。

96gkgf  モデルAの ラ チス ド

ム (φ1

3

0

°

)が荷 重ケ

ス 1  と付 加 集 中 荷 重 pε を 受け

部 材a の座屈に至っ た状  況で の部 材軸 力の 変化

ただし

p εは 0

2で あり

  節 点1に与 えら れ てい る

108

重に達 して ド

ムが

壊 する と予 想さ れる。   4

2 形 状 初 期 不 整g εの ある モ デル

D ,E ,

 

F

の ラチ       ス ド

ムが等 分 布 状 荷 重 を受ける場 合   次 節で部 材の座 屈 を 考 慮に いれ た ピン接 合ラチス ド

ム の最 大 荷 重 を推 定 する方 法が検 討される。 そ の資 料の

た め

本 節

2

示 す D

E

F

の ラ チス ド

ム につ い て弾 塑 性 座 屈 解 析が進 めら れ

そ の最 大荷重 Pmaxが求め ら れる。 モ デル

D ,

 E

 

F

の ラ チス ド

ム の各 部 材の 断 面 積の大き さ は 図

2 に示 す も の を用い る が

細 長比 は すべ て の部 材につ い て同じで λ

60仮 定し て い る。 荷 重は等分布 状荷 重 (荷 重ケ

1

)と す る。 形 状 初 期 不 整 gε は ,

モ デル

D

で は節 点 1又は3に

モ デルE で は節 点3に

モデル Fで は節 点 2又は 3 に与え られ て い る

部 材 半 開 角は φL

2

5

°

3

O

°

3

5

°

4

 

O

°

の 4種 類である

 

モデル

D

E

の構 造 上の違い は

部 材a の面積であ り

モ デル

D

で は A

; 38 cm2 モ デル E で は

A 。

= 77 cm2 と設 定され て い る

。一

方, モ デル E とFの違い は, 部 材e の 断 面 積で あり

モ デル E では

A

20cmZ

モ デル F ではAe

31 cm2 と設 定さ れて いる 。  モ デル Dの ラチス ド

ムの弾塑性 座 屈 荷重  節点

1

又 は3 に g ε の あ る φF3

5

°

の ラ チス

ム及 び完全形 状の φ、

=2.

5

°

,3.

O

°

3

5

4

0

°

の ラチス ド

ム の

P

  を求め る と と も に

座屈 挙動の分析

を行っ た

形 状 初 期 不 整はg ε

0

O,0.1,

0

2

0

4を用いた。  解 析結果が表

2お よ び図

8に示さ れて い る

完 全 形 状の ラチス ド

G

ε

0

O)で

4種の φ1 とも部 材aが 部 材の座 屈に至っ たと きの最 大 荷 重 となっ た

節 点 1に g ε

O,

1

0

2

0

4の あ る 場 合お よ び節 点 3に gε

O

1 ,0

2の あ る場合も同 様であ り, 部 材 a の座 屈耐力 で

P

  は定まっ てい る

節 点

31

: ε 

=O,

 4の ある ラ チ ス ド

ム で は どの部 材 も部 材 座 屈に至る ことはな く

節 点3が 鉛直 下 方に大き く変 位し て

Pmax に達 し て お り

弾 性 範 囲の座 屈であっ た。

 

節点 3に vεの ある ラチス ド

ム で Pma、が部 材a の部 材 座屈で決定さ れて い る 場合に は

一一

2

備 考の欄に

Bu −

a

−3

そ して節 点

3

の過大な鉛直変位に よ り弾性 範囲内で最 大荷 重が決定さ れて い る場合に は

El−

3

3と 記入 されて い る。  モデル

E

の ラ チス ド

ム の弾 塑 性 座 屈 荷 重

 

節 点 3 に ε; 0

0

0

1

0

2 , 0

4 の ある

il

、 = 2

 5e

3

0

°

3

5

°

, 4

0

°

の ラ チス ド

ム の

P

血x を求め, 座 屈 挙 動の分 析 を行っ た

  結 果が表

2の Pm

x の欄お よ び 図

8に示され て い る。 完 全 形 状 (gε

0

0)の場 合

4種の φ、とも部 材e の部 材 座 屈によっ て

R

  が定まっ た。 こ の場 合

2の欄に はBu

e

O と記入 され る。  g ε≠0の 場 合につ い ては 以下の よ うに して ハ  x が定まっ た

φi・

4

O

g ε

(5)

2 弾 性座 屈荷重

崩 壊 荷重

弾 塑 性 座 屈 荷重の推 定 値      P2,

 Pヲ

 P2rと解 析か ら得ら れ た弾塑 性座 屈荷重Pmax 閏odeI φユ   9ε 」

mcl1 〔

ll

, Yepl (kgf)

P2rkgf ) Pmaxkgf 〕備考 0』 1

a1

00032 」715402D

1664450638954550Bu

a

O 0

11

a1

00032

1フ154020

1664450638954539B コ

a

1 0

21

δ1

DOO32

17 、54020

1664450638954458Bu

a

1 o

41

a1

00032

17154D20

16日4450638954270Bu

1 D3

5o

11

己1

00032

亅ア 154020

1564450638954545Bu

a

3 0

21

a1

00032

1ア15耳02O

1664450638954530Bu

a

3 α

43

⊂0

14631

0021670

5879779220212088

E1

3

3 o

o2

b1

00031

0054070

3765594035144400Bu

e

口 2

50

1023pC3

c0

557036831

00310G301219900

52220522274 」455go2536183632452050Eト

33

3E13 E 0

43

とO

1463LOO7890

52224943770 フ25E レ3

3 0

D2

bLOOO31

00148420

3496772259706150Bu

e

0 3

50

2210

b3 匸 1

0000 β6831

OO31

DO1484254520

3496058797722103895970445760445237Bu

e

3E1

3

3 o

43

〔0

14631

002167O

5879 ア79220211722E1

3

3 o』2

b1

OOG3LOO14842G

3495 η2259ア07350 巳Ugb

o D

12

b0

5573LOO825 ア0

3496595046187075 巳u

b

2 0

22

b0

36831

0054520

3496

5178360463948u

b

2 F3

5o

42

b0

14531』O2167o

3496 轜63318292039E1

2

2 0

12

b1

00031

OO148420

349677225970 ア340Bu

b

3 0

23

G0

36831

0054520

58791038944575397E 】

373 o

43

cG

1463LOO21670

5879 〃9220211755E1

3

3 800 600 400

eoO

       2

5    3

D  

  3r5    4

0 図

8 節 点3に。eの あ るモデル D

 E

 F のラ チス ド

ム の最      大 荷重 Pmax

ただし

印△

3      鉛 直 変 位 (弾 性の節 点 座 屈 )によ り

印▲

●は部       材 座 屈に よりPma

 h9まっ た こと を示す

O

1

0

2の 場 合

φ、

3

5 ° で g ε

0

1の場合

φ、

3

O

°

で gε

0

1の場 合に は

部 材 e の部 材座屈に よつ て P  x が定まっ た。 他の場合に は節点

3

の過大な鉛直

変 位に

より弾性 範囲内で

Pmax

が定まっ た

 モデル

F

の ラ チス ド

ムの弾塑性座屈荷重  節 点

2

にg εの あ るφ,

3

5

°

の ラ チス ド

ム およ び節 点 3 に ge の ある φ且

2

5

°

3

0

°

3

5

°

4

O

°

の ラチス ド

ム の

P   、

お よ びそ の座 屈 挙 動を分析 し た。 ただし

形 状初期不整はgε

0

0,0

1

0

2

0

4を 用いた。   結果 が 表

2および図

8に示さ れて いる

完 全 形 状 (g ε=

O.

 

O

)の場 合に は, Pm。

は 4種の φ聖とも 部 材

b

の部材座 屈に よっ て定 まっ ている

こ の場 合

2に は

Bu −b−

0 と記入 さ れ てい る

節 点2に g εが あるとき

2に示 されてい る ように

gE

0.

1

,0.

2の合にお い て は部 材

b

の部 材座屈に よっ て

g ε

O,

4の場合に お い て は節 点 2の過大な鉛直 変 位に よ り弾 性範囲内で P  、が定まっ て い る。 節 点 3に g ε が ある と き, φ1

4

0

°

で gε

O

1の 場 合および φ1

3

5eで gE

O

1の場 合では部 材

b

の部 材 座 屈により

その他の場 合に おい て は節 点 3の過 大な鉛 直 変 位に よ り弾 性 範 囲 内で

Pmax

が 定 まっ ている

 これ らの結 果 をふまえ 5節で は弾 塑 性 座屈荷 重の推 定を進める

 

5.

弾 塑性 座 屈 荷 重の推 定 法  本 節では 構 造 物の大 変 位に よっ て生じ る幾 何学 的非 線形と部 材 座屈の両 方を考 慮し て ピン接 合単ラ チス ド

ム の弾 塑 性 座 屈 荷 重 を推 定する方 法 を 検 討す る

 前 報])座 屈 崩 壊 性 状検 討 よ

ン接 合 単 層ラ チ ス ド

ム で は特 定の節 点が大き く変 位し て最 大 荷 重に至 る ことが明らか とな っ た。 また

各 節 点ごとに弾 性 座屈 荷 重 を 推 定 する方 法 も検 討 し た

本 節の推 定 法で も

弾 塑 性 座 屈 荷 重 を 各 節 点ご とに検 討する方 法 を採 用す る

 ピン接 合単層ラ チス ド

ム の 塑性座屈 荷重

PEr

を 次 式で

節 点ごとに推 定する

i

P

j

) P7 (ノ)

2

1i

………・

…………

こ こ に

ノは検討 す る節 点のであ り

,P

瓢ガ

理 (の

は そ れ ぞ れ節点 」で評 価 し た弾 性 座屈荷 重

崩壊荷重 であ る。  以下に,

P

甑ノ)と

P3

(ノ)の推 定 式につ いて そ れ ぞ れ 述べ

 

5−

1 弾性座 屈荷重

pe

‘の推定法   前報1] の弾 性座 屈解 析よ り, 図

一1

に示す分割の

6

角 形 平 面で

,2.

5

°

≦φ1≦

5.

o

°

程 度の場合

(i )全 部 材が ほ ぼ同 じ程 度の断 面で構 成さ れて い る図

1の ピン接 合 単 層ラチス ド

ム で は

ラ支 持さ れ た周 辺 近 くの節 点 (例えば節 点2と3)の過 大な鉛 直 変 位によっ て弾 性 座 屈荷重

P

。tが決 定さ れ てい ること, お よび (

ii

)座 屈 係 数

C

,X (

=P

。ノ

E ・

A ・

φ

i

)は部 材 半 開 角 φ,に はあ まり 関係せず

形状 初 期不整 g ε

付 加 集 中 荷

aj

 p εお よ び荷 重の偏 載 状 況 を 表すパ

タp の値に大ぎく依 存 し て い る こと が認め られ た。  ま た

上記の特 徴を反 映さ せ た ラ チ ス ド

ムの性座 屈 荷 重の推 定 式が次 式で提 案さ れ た。

P9

‘(ノ)

=C

:,(ノ)XE ×

40

(ノ)×φ菫 

i…噛

 (4 ) こ こ に

j

は検 討 する節 点で あり

 

P3

,(

j

 

C

諏 力 は推 定する弾 性 座 屈 荷 重

弾 性 座 屈 係 数で ある

A。(の は 」 節点に集まる部 材の断 面積の均であるが, その仮 定の 理由は

前 報1}さ れ た

単 層 接 合 単 ラ チス ド

ムで は

ある節点の変 位が局 部 的に増 大 し て 座屈 す る傾 向が強いか らであ り

その点の剛 性が節 点ま

109

(6)

わ り の部 材の特 性に依 存す る と考え ら れ る か らであ る

 CZ

,(

j

)は次の 2つ の場 合に分 けて得ら れ る。

 

1

) 形 状 初 期 不

wa

 “εJ の あ るラチス ド

ムが等分布       状 荷 重 P。と付 加 集 中 荷重 p ε」

P 。

を 受 け る 場 合

i

 

C3

‘(ノ}

O

42(1

  g ε丿十 〇

07 pε丿) 1

i

   

+0

58(・

,ε厂 ・

07

,ε,} ・

……

5 (ii) 形状 初 期不

ng

 ε」の あ る ラ チス ド

ムが 荷 重      ケ

ff

か ら

W

の よ う な偏 載 状 荷 重 を受ける場      合

i

 

C

:,(ブ)=

0.

42 [

1−

  gεJ十 〇

03

 1

ρ]s 

i

i

       十 〇

58

1−

g ε」

− 0.

03

1−

p)] 3  

i

 (6 ) こ こ に gεJ と尸ε,は それ ぞ れ節点

j

に お け る, 形状 初 期 不 整 と付 加 集 中 荷 重である。 ま た

1

0

≧ρ>

0,0.

2

≧gε」≧O

O

4≧p ε∫≧0程 度と する。

 

式 (4)がラチス ド

ムの各 節点 に 適 用 さ れ れば

各 節 点に関 する座 屈 荷 重が推 定で き る が, そ れ らの内の最 小の ものがラチス ド

ム の弾性 座屈荷 重 を与え る と考え ら れ る。 な お

式 (4 >を求め る際におい て ロ

ラ支 持 近 く の節 点 (例えば節点

2

3

}に関す る性 状 を反 映して い るの で, 式 (4 )は主に この ような節 点に適 用される べ 性 質の もので ある

ラ チス ド

ム の内 部の節 点に適 用さ れ れば, 前報 】} で検 討さ れ たよ うに式 (4)は控え 目 な値 を与え よ う

 式 (4 当 性の検 討に関 して は 全 部 材が同じ断 面積で構 成さ れ てい る ラ チス ド

ム につ い て前報1) で既 に検 討さ れ た。 こ こ では

異な る部 材断面積で構成さ れ て い る ラチス ド

ム の弾 性座屈 荷重の推定式 が 式 (

4

) に よっ て妥 当な値を得られ るのか どうかについ て検 討す る

 表

2中の

ip

2

5

°

のモ デル

E

P

  は節点 3に 。ε を与え た場 合の節 点

3

の過大な鉛 直 変位の増大 に よっ て 弾性範 囲 内で定まっ た座 屈 荷 重で ある

この

Pm。

x と

P

:, (表

2)を比 較すると

g ε

0

4の場 合 を 除いて ほ ぼ同 程 度の値 が 得ら れて い る。 し たがっ て, 式 (4)は ほ ぼ妥当な結 果 を 与えて い ると考え ら れる

 

5−2

崩 壊 荷 重

P

ヲの推 定 法  図

一1

に示すピン接 合単層 ラ チス ド

ムの最大荷重が ある特 定の節点に接 続して いる あ る部材の部材座 屈で決 定さ れ る場合を想定し

その最 大荷重の 推 定法 を検 討す る

前 報1)お よ び前 節結 果さ れ た よ

断 面 らな

1

ム で

軸 力大 き く な 6個の隅 点 近くの部 材が座 屈す る可 能 性が高い の で

こ の領 域の 部 材

例え ば図

2の a

b

 e部 材を考 察 の対 象と す る。 な お

推定に あ たっ て は

節点の変位に

110

よ る幾何学 的非線 形は考慮せず

ま た

こ こ

で求める最 大 荷重を崩 壊 荷 重と略 称 する。  

j

節点に接 続す る m 部 材 (」

m )が両 端 ピン支 持 柱 と し て部 材座 屈する と きの 部 材 軸 力をN

T(

i−

m )と す る。 初 期 不 整の ない図

1に示 すラチス ド

ム に, 節点 荷重 P。k {

h =

1

2

,…,

,…,

冗 :n

節点数)

例えばt 荷 重 ケ

Lll

V

の 内の

あ るい は付 加 集 中荷重の組み合わ せ荷重が作用し た と きの部 材 (

j

m ) に生 ずる軸 力 を

N

j

m )と す る

この軸 力は

通 常の 線形弾 性 解 析か ら求め る

  作用荷 重

P

。h を λcr 倍 し て 作 用 さ せ た 時

部 材 (

j

m }の軸 力が

P

。 。(ノ

m )に達し た と す る と

次式が 成 立す る

        

Ncr

j

m }

   

養尸

N

σ

呪 》

… … ’

”’

… ’

… … ’

7 幾 何 学 的 非 線 形 性 を 考 慮 しない の で

荷 重 と軸 力に は線 形性が成 立し 各 節点に λ

 P rcが作用し た と き

部材 (ノ

m )は座 屈する。 し たが っ て, こ の時の ゴ節 点の荷 重 を部 材 (」

m )の座 屈に よる崩 壊 荷 重 とする と, 崩 壊 荷 重P タ(ノ

m )は次 式で与え られ る

 

 

 

・・一 )

i

Pw

− 9…・

……

… ) 各 部 材の断 面が ほ ぼ

様な図

1に示 す ド

ム で は

隅 点 近 傍

ラ支 持 点 近 傍

中 央 部

の そ れ ぞ れ の軸 力の 大き さ は異な る か ら

こ の影 響 を近

似 的に把 握する こと を試み る。 全 周がピン支 持さ れて いる場 合に は

荷 重 が 等 分 布 状であ れ ば

各部材にはほ ぼ

様な軸 力

が発 生す る。 そこ で, 図

]の

周 辺て ピ支持さ れ すべ て の節 点に

j

節 点の荷 重

P

。,と同じ荷 重が作用 した場 合の軸 力は

ム の偏平性を利用 す れ ば

次 式 で仮 定で き る。

N

・(

j

m ・

……一 ・

…………

(・) し た がっ て

式 (

9

)の

POJ

No

i

m )X6 φ1 で表し, 式 (

8

)に代入 す る と,

P3

m よ うせ る 。      

P

彡(ノ

7π)

7e(ノ

m >×6φ1×Ncr(ノ

祝 )      

…・

………一 …t………

(10)      γe(

j

m )

=N

。(

j

m )/1V(

j

m )

…・

………

(11)   式 (10)の妥 当 性 を4

2で求 めた結 果を利 用して検 討 す る

4

2の解 析で は

等 分 布 状の荷重を対象とし て い る

式 (

9

)はg εの影 響 を 含ん でいない ので,

式 (10) の検 討に あ たっ て

9 ε

=0

の場 合の モデル

D ,E ,

 

F

の弾 塑性 荷重

Pmax

を 酵 (

j

m )と比較す る

モ デル

D

で は 部 材 a の座 屈

モ デル

E

では部材e の 座屈

モ デル

F

で は部 材

b

の座 屈で最 大 荷 重 が 決 定 されてい る から, 式 (10)の適 用に あたっ て

そ れ ぞ れ

r

,(

j

−−

m >を部 材 半 開 角 φ匚 ご とに表

2に示して ある、

全 部 材の細 長 比は λ

60で あり

その 部 材の座 屈 応 力 度は g、r

 19 440 

kgf

(7)

と仮 定 して い る か ら, 式 (10>よ り PP(

j

m 計 算 で きる

比 較が表

2に与え ら れて いる

モ デル

D

につ い て は ほぼ

致して お り, モデル

E

,F につ い て式 (ユ0> か ら求め た結 果 が 多少解 析値よりも高 くなっ て いる が ほぼ妥 当な結 果が得られ て い ると判 断しうる

 以 上の討は形 状 初 期 不 整 。ε の な い場 合で あるが, 次に節点 ゴに ge がある場 合の推 定 式 を 検 討す る

荷 重

P

。h の も とで

。ε=

O

の とき部 材軸 力

N

(ノ

m )が 発 生 してつ り合っ てい る が

g ε≠

0

の場 合に は部材軸力が変 化 する。 図

一9

に は

節点

3

にg εが あ る モ デル

F

の ラ チス ド

ム内の部材 a

,b,

 c の応 力度と荷 重

P。

の関係 が示 されて いる。 これより

節点 3に接 続 してい る部 材 c の応 力はg ε が大きいほ ど そ の値が大き く なっ てい る こ と が わか る

こ の よ う なg εの影 響 を考 慮す る た めに, ド

ムの偏 平 性を利 用 して gε≠

O

の条件で荷重

P

眺 の も とでつ

j

節点接続す る各 部材の力 を        1         

N

m )  但し, 。e ≧0

……・

12      

1一

σε と仮 定す る。 た だ し, 前

va1

議論し た , 節点 1で は 荷重の上 昇に伴い上向き の変位が生 ずるので

節点

1

に       む 関して は g ε= 0と して軸力 を 推 定 す るの が妥 当で あ ろ う。 式 (7>の

N

j

m )の代わり に

式 (12 )を用い れ ば式 (

10

)に代わっ て崩壊荷重

P3

j

m )の推 定式 と して次 式を得る。

i

  

P

彡(ノ

7π)

(1

9 ε)つU(ノ

m )         

i

i

     

6φ1

N・・(

j

m )

…一 ・

t”一 ’

q3

i

 

re

j

m )

No

m )/ハ1(ノ

m

………・

(11 )

i

; た だ し

      2

iN

。(

j

m ):すべ て の節点に同

の荷 重

P

。」が作用

i    

し た と き, 部 材

j

m に生 ずる軸力

i

      で

P

。ノ(

6

φ1)で仮 定す る

      … …N (ノ

観 ):ge

0の ド

ム に荷 重

P。

,が 作 用 した

i

   

  と き

部 材

j

m に生ずる軸 力で弾 [

i

         性 線 形 解 析から求 める。         

i

 式 (10) 又は (13)か ら求 め ら れる崩 壊 荷 重

P

ヲと 4

2の結 果 (表

2 )とを比 較す る

節 点 1に 。εの ある

il

3

5

°

の モ デル D

節 点 2に gεの ある

il

,= 3

5

°

の モ デル

F

につ い てまず 考察する。 部材

b

の座 屈で最 大 荷 重 が決 定さ れて いるモ デル

F

の g ε

0

0

0

1

0

2の場 合 に は

,Pmax

と式 (

13

)か ら求め た

P

ヲ(

j

m

)(表

2) と の 比

Pm

。,

P

ヲ(

j

− ’

m )の値が ほ ぼ

1.

o

近 く に なっ て い るの で

式 〔10 )よ りも式 (13 >の適 合 性が高いと考え られ る

。一

方, 部材 a の座 屈で最大荷重 P  .が決定さ れ てい る ド

D

で は, 節点

1

にg ε が あっ て も

,Pm

。x の 値は ほとんど変わっ てい ない こ とか ら

式 (

13

)よ り も式 (

10

)の適 合性が高い と判断さ れ る。 し た がっ て

8000 6000 4eoO 2eeo PO〔kgf) 6000

1

        ’

1

       

 ,

 

 処

 

1

/  

       D

         0 ’

Pax

735Dkgf (9

0}      /    /     Pmax45397kgf  gE

O

2 )

ノ /

γ

   

        1755kgf

i

    

…   ン  

      00 ’ 4008DO oo 40D σ

〔kgf/c・211600 400      BOO 玉200     ユ600    2000      2400 図

9 荷重ケ

ス 1を受け るモデルFのラ チス ド

の部 材      a

b

 cの応 力 度と外 荷重 R。の関 係

た だ し

。 ε は 節点       3に 与 え ら れて いる

式 (

10

)は節 点1の よ うに鉛 直 変位の ほ と ん ど発生し な い点で

式 (13)は変 位の大きい節 点で適 合 度が高い と考え られ る。  次に

3

に9 ε のあるモ デル D,E, F の結 果 (表

2 )

屈 す る部 材 と初 期 不 整のある節 点 と が 直 接に接 続して い ないにういて は g ε の影響は大 荷 重に対し て大き く は表れ てい ない

したがっ て, こ の よ う な場 合も式 (10は式 (13) よりも適 合 度が高い と 言え よ う。  

5−3

 本推 定法に よ る弾 塑 性 座 屈 荷 重の計 算 手 順

 

前述 (

5−

1

5

2)の弾 性座屈 荷 重 P叙 」

m )と崩 壊 荷重

P

タ(ゴ

m の 推 定 法に基づ い て

式 (3)か ら本 論で対 象と し てい る ピン接 合 単 層ラチス ド

ム の塑 性 座屈荷 重 を以 下の手 順で計 算 する

  (i ) 特定な節 点 h に着 目し

,k

節 点に関す る 基本 デ

タ (イ)

h

節 点に接 続 する 6本の部 材の平 均 断 面 積 ム

(ロ )

h

節点の形 状 初 期 不 整 8 ε。

(ハ )付 加 集 中荷 重 p εκ

(二 )偏載 状荷重パ ラメ

タ p を設 定する

  (ii)

k

節 点につ い て, 弾性 座 屈 荷 重

P

畧1(

h

)をp εk

g εrc

 p に応じ て式 (5 )又は (6)か ら計 算 する

ただ し

p εiC

 g εiC

ρ の適用範囲は,      

0

≦pεκ≦

O.

4

 

0

≦gε κ≦0

4

  0≦p≦1

0 であ り

    (イ) 隅 点, ロ

支 持 点

C2

。 。 と す る

    (ロ) 節 点 1で は。ε1

;O,

=0

と み な す。  (iii)

h

節 点に接 続す る部材m を 用いて

節点

h

で 評 価す る崩 壊 荷重 P夛を 次 式 か ら計算 す る

iP

ヲ(

h

m )

=Min

[(

1−

9 εh)

re(

h−

m )

     

i

         ・

6φ匸

Ncr〔

k−

m }}

 

 

14

 

i

111

(8)

  }

re(

le−

m )=

No

h −

m )/

N

le−

m

…・

……

ll >

i

た だ し

,N

。(

ic−

m )

 

N

h −

m )は

5−

2に述べ た方 法で 求め

  (イ)隅点

ラ支持点で はg ε、= 0と し ,     (ロ〉 節 点 1では v ε1

=0

と み な す。  (iv) 上 述の推 定 式か ら得 ら れ た

P

:‘と

P

呈の値を式 (3 )に代入 し

,h

節 点で評 価した弾 塑 性座屈 荷重

PE

。 (

h

)を求め る。

 

(V >

k

の番 号 を 変え

(i)か ら (iv )の手 続き を 繰り返し P 叙 勧 を求め る

そ し て これら の値の内 か ら最 小 値 を選び

これを弾 塑 性 座 屈 荷 重の推 定 値

P

芸。 と する

 上記の方 法 (i)か ら (v >に し たがっ て得ら れる モ デル D

E ,

 F の

P2r

と解 析 結 果

Pmax

と を 比較す る。 式 (3) を用い て

P2r

を計算す る と き

本ラ チ ス ド

ム におい て小さ な推 定 値を 与 え る組み合わ せ (節点1, 部 材 a

節 点

2,

部 材

b

点 3

c 節点

B

部 材e)を選ん だ。 そ の内

最小の値を与え る節点

j

と 部 材 m の組み 合わ せ (

j

m )を探 し

j

m )で評 価し た

P2

‘, 巧 を 用い て

2および図

一9

に示さ れて い

る解析 結 果

Pmax

を(Pmax/pe

 

Pmax

P3

,)と して プロ ッ ト した ものが図

10で ある

 図

一10

よ り

P

  /

P

,P

  /

P

謬,)は

きわめて形 状 初 期 不 整の大きい gε

O

4の場 合に は式 (3)の曲線 の内 側, Pmax/P9 が 1

0の近 傍で は ほ ぼ 曲線上

その 他の場 合に は曲線の 外 側に位 置してい る

前 報1) で検討 し た ように

g ε

;O.4

の形 状初 期不整の大きい場合を除 外す れ ば

弾 性座 屈 荷 重の推 定 式 (4

,5,

6)は比較 的精 度の よい もの と考え られ る

し た がっ て, 本論で も, 。ε

=0.4

の ケ

スを 除 外 し て考 察す る な らば

本 推 定 法か

 

   

 

  

0

2             D

00

0   0

2   0

4   D

5    0

8   1

O 図

10 モデ ル D

E

 F に よ る数 値 解 析結果 P  と修正       Dunkerley 式 か ら得ら れ る解と の 比較

た だ し

印△

      匸]

○は節点3の過 大な鉛 直 変 位 (弾 性の節 点 座 屈 )       により

印▲

● は部 材 座 屈に よ り

Puar

が定 まっ       たこと を 示 す

112

ら得ら れ る弾塑 性座屈 荷 重は

,OS ,

,ε≦

O.

2

の範 囲で解 析 結 果にして多 少 低目であ る が あ る 程 度 適合す る値を 与え る と判 断で き よ う。  

6.

結  語   本論文で扱っ た単層ラ チス ド

ム の

i

構 造

ii

) 境 界 条件, (

iii

)荷重

iv

)形状 初期不整は, 前 報 1》 同じものであ り

以 下の と お り で あ る。 す な わ ち

i

) 図

1に示す平 面が 正 六角 形で あ る球 形 状 ピン接 合三角 形 網 目状 単 層ラチス ド

ii

) 図

1に示 す よ うに 6個の隅 点は ピン支 持, 他の周 辺の節 点では水 平 面 上で ロ

ラ支 持,

Gii

> 等 分 布 状 荷 重

偏 載 状 荷 重 (図

4 , 等 分 布 状 荷 重に集 中荷 重の付 加

および (jv)特 定の ひ とっ の節 点の み に存 在 する初 期 不 整であ る。  上記の条 件の下で

本 単 層ラチス ド

ムの弾 塑 性 座 屈 解 析 を進め

その座 屈 挙 動の分 析と と もに座 屈 荷 重の推 定を試み た。   以 下に得ら れ た結 果を要 約す る

  (1 ) 完全 形状の ラ チス ド

ムが等分布状荷重を受け る場合に は

そ の最大荷重

Pm

。x は部材座 屈に よっ て定 まっ た

9   (

2

)gεの あるド

ム の

Pmax

が弾性の節点 座 屈か又 は部 材 座 屈の ど ちら で定 まる かは

形状 初期 不整ge と 部 材半開角φ、 (図

一1・b

)の値に依存して い る。   (

3

)節 点の大変位に よ る幾何 学的非線形を考 慮し な い場 合の部 材 座 屈で決 定さ れ る ラ チス ド

ム の 最 大 荷 重 (崩壊 荷重)P ヲの推定式 (10

ユ3 )を導いた。

 

(4 )前 報1)提 案 弾 性 座 屈 荷 重

P

&の推定式 (4

5

6 )と上 記の

pe

の推 定 式 (10

13)の検 討 を

部 材 応 力に応 じ た部 材 断 面 積 を有する ラ チ ス ド

ムで 行っ た。 ま た

P2,

 PP の推 定 値か ら式 (3)に よ る ド

ム の弾 塑 性 座 屈 荷重

P2r

の推 定 法に関して の検 討 も あ わ せ て行っ た。 そ の結 果

gE

O

 1

0

2の場 合に は, 本 弾 塑 性 座 屈 重の推 定 値は多 少 低 目であ る がほ ぼ妥当な近 似 値 と なった

 謝 辞  本研究を進め る に あ た り

数値 解析な ら び に図 表 作 成 に際し て渭 水建設 大 村 泰正氏 (当時豊 橋 技 術 科 学 大 学 大 学 院 生)に御 協を頂き ま し た。 こ こ に

深く謝 意 を表 し ま す

 数 値 解 析に は 金 沢 大 学の

FACOM

 

F

 

760−

10

名古 屋 大 学の FACOM  M780 VP 200な ら びに豊橋 技術 科 学 大 学の MELCOM  800皿 を 用 いまし た

ま た, 本 研 究の 1部は

昭 和63年 度 文 部 省 科 学 研 究 費 助 成 金 (奨 励 研 究A )により行っ た こと を付 記い た しま す

 Appendix部 材の復 元 力 特 性  本 論文で用い た部 材の復元力特性は以下の手順にし た がっ て 作成さ れて いる。

表 一 2 弾 性 座 屈 荷重 , 崩 壊 荷 重 , 弾 塑 性 座 屈 荷 重 の 推 定 値       P2 , ,  P ヲ ,  P2r と 解 析 か ら 得 ら れ た 弾塑 性 座 屈 荷重 Pmax 閏 odeI φ ユ   9 ε 」 − mcl1 〔 翻 , ll}, Yepl ( kgf ) ・ P2rkgf) Pmaxkgf〕 備 考 0 』 1 − a1 . 00032 」 715402D . 1664450638954550Bu −a − O 0 ,11 .a1 . 000

参照

関連したドキュメント

1 単元について 【単元観】 本単元では,積極的に「好きなもの」につ

用局面が限定されている︒

雇用契約としての扱い等の検討が行われている︒しかしながらこれらの尽力によっても︑婚姻制度上の難点や人格的

添付資料 4.1.1 使用済燃料貯蔵プールの水位低下と遮へい水位に関する評価について 添付資料 4.1.2 「水遮へい厚に対する貯蔵中の使用済燃料からの線量率」の算出について

事象発生から 7 時間後の崩壊熱,ポロシティ及び格納容器圧力への依存性を考慮し た上面熱流束を用いた評価を行う。上面熱流束は,図 4-4 の

事象発生から 7 時間後の崩壊熱,ポロシティ及び格納容器圧力への依存性を考慮し た上面熱流束を用いた評価を行う。上面熱流束は,図 4-4 の

事象発生から 7 時間後の崩壊熱,ポロシティ及び格納容器圧力への依存性を考慮し た上面熱流束を用いた評価を行う。上面熱流束は,図 4-4 の

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .