第1学年 生活科学習指導案
指導者 1年1組 井上 嘉代子 1年2組 加世田 愛子 1 単元名 「ふゆもたのしく」 2 単元の目標 友だちや地域の方と昔からの遊びをしたり、伝え合ったりして、かかわることの楽しさやよさ を感じ、昔からの遊びの楽しさ、遊びの面白さに気付き、みんなで遊びを楽しむことができるよ うにする。 3 単元の評価規準 生活への関心・意欲・態度 活動や体験についての 思考・判断 身近な環境や自分について の気付き ・冬の身近な自然の変化に関心 をもち、みんなで楽しく遊ぶな どして、楽しく生活しようとし ている。 ・昔からの遊びに関心をもち、 地域の方や友だちと進んで関 わろうとする。 ・遊びの約束やルールなどを考 え、遊びを創り出している。 ・遊びを工夫したり、地域の方 や友だちとかかわって遊んだ りしたことを振り返り、自分な りの方法で表している。 ・自然の変化や季節によって、 遊びを作る楽しさや自然の不 思議さ、生活の様子が変化する ことや、それらと自分のかかわ りに気付く。 ・友だちや地域の方と遊んだ り、伝え合ったりして、関わる ことの楽しさやよさに気付く。 4 単元について ○ 略 ○ 本単元は、学習指導要領の内容(5)「季節の変化と生活」(6)「自然や物を使った遊び」(8) 「生活や出来事の交流」を受けて設定したものである。 本単元では、冬休みの生活を想起させ、正月の遊びを紹介し合い、昔からの遊びを行ったり、冬を楽しむ活動を体験したりすること。また、「もっと上手になりたい」「もっと楽しく遊びたい」 という思いや願いを達成していく過程の中で、年長者や地域の方とのかかわりを深めたり、その 楽しさに気付いたりすることができるようにすることをねらいとしている。 さらに、身近な自然に目を向け、興味・関心をもち、四季の変化を体全体で感じ取り、季節に よって生活の様子が変わることに気付き、自分たちの生活を工夫したり、楽しくしたりできるよ うにすることを目指している。 ○ 指導にあたっては、まず、冬休みの家庭での様子について思い出させ、正月にした遊びを紹介 し合うことで、昔の遊びに関心をもたせるようにする。そのために、冬休み前に、正月の遊びを 家族で体験することを、家庭に呼びかけておくようにする。体験した正月の遊びから広げて、昔 からの遊びを行うことで、「○○名人になりたい。」「こんなことができるようになりたい。」とい う強い願いに向かって、地域の年長者の方に教えてもらったり、友だちと相談したりしながら、 うまくできるようになるひみつを見つけていく。このような活動を通して、自分でできるように なったことや見つけたことを伝え合う中で、身近な人々と適切に接することを学んだり、友だち のよさや自分との違いに気付いたりしていくと考える。また、自分のよさや可能性に気付くこと で、意欲と自信をもつことができる。 本単元においては、子どもたちが他者と「かかわる力」を身に付けていくことを大切にしてい く。具体的には、自分から地域の年長者の方に尋ねたり、友だちと教え合ったりする力と考える。 練習の中で、自分から地域の年長者の方に尋ねることができた子どもや、友だちと教え合って練 習していた姿を教師が認め、価値付けることで、自分から「かかわる力」を身につけていきたい。 活動の終わりには今日がんばったことを友だちと話し、できるようになった自分を振り返るよう にすることで、さらに練習していこうとする意欲をもたせていきたい。 評価の工夫としては、一人一人の見取りを適切に行い、具体的な支援計画を立てていくように する。支援計画を生かして、個に応じた支援を行うようにする。 また、気付きの質を高めるために、ワークシートの活用を工夫する。ワークシートは、活動を 振り返って、3段階で自己評価をする項目を設け、印をつけるようにする。その際には、活動の ねらいや成果と課題について考えさせるようにし、次第に自分の考えを具体的に記述できるよう にしていく。ワークシートは、「こまったよカード」「おしえてカード」「おしえてあげるよカー ド」「たのしかったよカード」「ありがとうカード」等、子どもと相談しながら数種類用意し、各 自選択して記入できるようにする。視点をもって振り返る活動を積み重ね、友だちとかかわった り、次時の導入につなげたりしていくことができるようにする。
5 単元の構想 カルタをして、お もしろかったよ。 ○○さんは、こ ま 回 し の 名 人 だな。 家族で、たこあ げをしたよ。 あやとりをして、楽し かったよ。 何回もがんばっ て練習したらで きるようになっ たよ。 け ん 玉 や お 手 玉 は 難しいな。 自分たちで、昔からの遊びをやってみよう。 冬休みにした遊びを発表しよう。 だれかに、教えても らいたいな。 な か な か こ ま が う まく回らないな。 地域の年長者の方に、手紙を書いて、昔からの遊びを教えてもらおう。 お手玉遊びに、 こんな遊び方が あるんだ。 あやとりで、こん な も の も 作 れ る んだ。 ○○さんみたいな 技ができるように なったらいいな。 昔からの遊びを練習しよう。 こまのひもの巻き 方 に 気 を つ け た ら、回るようにな ったよ。 ○○ さ ん に 教 え て も ら っ た通 り にやってみよう。 な か な か 難し い な。 できるようになったことや遊びのこつを発表しよう。 け ん 玉 は ひ ざ を 使 っ て や っ てみよう。 一緒にすると、 楽しいね。 こまは、ひもをさっ と ひ く と う ま く 回 るよ。 けん玉は、ひざ を 使 う と い い よ。 地域の年長者の方に、お礼の手紙を書こう。 ※ いろいろな遊びの中から、以下のような意見をとり上げていく。
6 指導と評価の計画(総時数12時間) 単元名 (時数) 単元のねらい 主な学習活動 評価規準 評価方法 ○ 春・夏・秋の頃と比べて、かわっ ているところを話し合う。 ① ○ 冬休みにした遊びを、発表する。 ① ○ 正月の遊び(昔からの遊び)を紹 介する。 ① 【関】冬休みの遊びにつ いて進んで話したり書 いたりして、表現しよう としている。 【関】昔からの遊びに関 心をもち、遊びたいと感 じている。 ・発言、ワークシ ート ・発言 ○ 自分たちで、昔からの遊びをやっ てみる。困っていることや教えてほ しいことを手紙に書く。 ② ○ 地域の年長者の方に、昔からの遊 びを、教えてもらう。 ② ○ 昔からの遊びの中から、興味のあ る遊びを選んで、練習する。 ③ ○ できるようになったことや遊び のこつを発表する。【本時】 ① 【関】進んで昔からの遊 びをしようとしている。 【関】昔からの遊びに関 心をもち、地域の方や友 だ ちと進 んで か かわ ろ うとしている。 【気】友だちや地域の方 と遊んだり、伝え合った りして、かかわることの 楽 しさや よさに 気付 い ている。 【関】昔からの遊びに関 心 をもっ て練習 して い る。 【 思】遊 びを工 夫し た り、地域の方や友だちと か かわっ て 遊ん だり し たことを振り返り、自分 な りの方 法で表 して い る。 ・行動観察 ・行動観察、発言 ・行動観察、発言、 ワークシート ・行動観察、発言 冬休みに家族で行った正月の遊びを、絵・写真・道具などを見せ合いながら、友 だちと伝え合い、昔からの遊びに、関心をもつようにする。 友だちが書いた冬休みの絵日記 や遊んだおもちゃ等を、関心をも って見たり、手にとったりしてい る。 (継続活動) ( ) 友だちや地域の年長者の方と昔からの遊びをしたり、伝え合ったりして、かかわ ることの楽しさやよさに気付くようにする。 1 冬 休 み の 発 表 会 を し よ う ③ 2 昔 か ら の 遊 び を や っ て み よ う ⑨
○ 地域の年長者の方に、お礼の手紙 を書く。 ① 【気】自分や友だちのよ さ や頑張 りに気 付い て いる。 【思】みんなで遊んで楽 し かった ことや 気付 い たことを表現している。 ・行動観察、発言 7 本時の学習 1年1組 1年2組 於 多目的ホール (1)主眼 グループごとに練習したことや新しく考えたことを伝え合い、遊び合う活動を通 して、互いのよさや工夫への気付きや感想等を交流し、認め合い、仲良く遊ぶこと ができるようにする。 (2)準備 〈子ども〉 発表に必要なもの 〈教師〉 昔遊びの道具(こま、けん玉、あやとり、めんこ、お手玉 など) (3)展開 学習活動・予想される子どもの反応 ○指導・支援上の留意点、◎つまずきの予想される子どもへの留意点 ◆評価の視点【評価の観点】[評価方法] 1 本時のめあてと学習の流 れを確認する。 2 自分たちのグループの遊 びを伝える人と、他のグル ープに行く人に分かれて遊 び、できるようになったこ と や 遊 び の こ つ を 伝 え 合 う。 3 全体で集まって、今日の 活動を振り返る。 ○ できるようになったことを想起させることで、意欲をもたせ て、本時のめあてを意識できるようにする。 ○ 初めに遊びを紹介する人と教えてもらいに行く人に分かれ ることを確かめ、交代するときには、音楽の合図で動くことを 確認しておく。 ○ できるようになったことや遊びのこつを伝え合ったり、一緒 に遊んだりする活動を通して、友だちの頑張ったところやよい ところを見付けたり、工夫しているところに気付いたりするこ とができるようにする。気付いたことを言葉で伝え合うように 促す。 ◎ 遊びのこつを友だちに説明できない子どもに対しては、一緒 に遊ぶ中でその子のこつを引き出し、自信をもって説明できる ようにする。 ◆ いろいろな遊びの中で、それぞれが「こつ」を見付けて紹介 していることに気付いたり、遊びの楽しさに気付いたりしてい る。 【気】[行動観察、発言] ○ 友だちの発表を見たり、聞いたりして、よいところ、がんば っていたところを発表し合うようにする。 ○ 工夫したこと、気付いたこと、友だちに教えてもらったこと などを発表するようにする。 ○ 各自の活動や気付きを交流する中で、自分の活動を振り返る ことができるようにする。 できるようになった あそびを つたえあおう。 ・ 練習してこんな技が できるようになったよ。 ・ みんなに見てほしい な。教えてあげたいな。 ・ けん玉ってけっこう 難しいんだな。こつを教 えてほしいな。 ・ ○○くん上手だな。 ・ みんなからほめられ てうれしいな。