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特別支援学校紹介 山形県立ゆきわり養護学校 Q. ゆきわり養護学校はどんな学校ですか? A. 本校は 山形県唯一の肢体不自由児を教育する特別支援学校として 専門性に基づく教育機能を発揮し 幼児児童生徒の生きる力を育成するとともに地域の特別支援教育センター的役割を果たします 学校の教育目標は 伝えるこ

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Academic year: 2021

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◆ 平 成 28 年 度 障 が い 児 地 域 療 育 担 当 者 研 修 会 の 開 催 ◆ 山 形 県 立 ゆ き わ り 養 護 学 校 の 紹 介 ◆ や ま が た 発 達 障 が い 支 援 フ ォ ー ラ ム の 開 催 報 告 ◆ セ ン タ ー 事 業 所 紹 介 生 活 介 護 「 ほ が ら か 」 に つ い て

平成 28 年度障がい児地域療育担当者研修会

平成 28 年 12 月 15 日(木)、三友エンジニア体育文化センター(上山市)にて「障がい児地域 療育担当者研修会」を開催しました。 この研修会は、障がいのあるお子さんとご家族が安心して生活できるよう、障がい児の療育に 携わる関係施設職員(児童発達支援・放課後等デイサービス、市町村担当者及び保健師、保育士 等)の方々に参加いただき、日々の療育の向上・障がい児の福祉向上を目的としたものです。 当日は、64名の方から参加いただきました。今後の療育のお役に立つことを願っています。 ● 研修会の内容は次の通りでした。 1.「発達障がいのある子どもの年齢に応じた対応について」 県立こども医療療育センター 伊東 愛子 診療部長 2.「ことばとコミュニケーション~ことばを育み合うために~」 県立こども医療療育センター 今泉 彰子 訓練主査(兼)言語聴覚士 3.「児童発達支援センターってどんなところ?」 県立こども医療療育センター 後藤 真理子 発達支援専門員 遠藤 悦子 発達支援主査 2017 年3月 発行 療育・発達支援課 療育相談担当 住所 上山市河崎3-7-1 電話 023―673-3366(代) 今回のそよかぜ通信164 号は、下記の内容をご紹介いたします。

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特別支援学校紹介

山形県立ゆきわり養護学校

Q.ゆきわり養護学校はどんな学校ですか?

A. 本校は、山形県唯一の肢体不自由児を教育する特別支援学校として、専門性に基づく教育機能を発 揮し、幼児児童生徒の生きる力を育成するとともに地域の特別支援教育センター的役割を果たします。 学校の教育目標は「『伝えること』『役割を果たすこと』ができる人を育てる」です。

Q.どんな学部がありますか?また、教育課程はどのようになっていますか?

A.幼稚部・小学部・中学部・高等部があります。 幼稚部の教育課程⇒総合的にねらいが達成されるよう、幼児の活動の中心である遊び を通した活動に自立活動の時間を加え編成しています。 小学部・中学部・高等部の教育課程 (1)準ずる教育課程⇒小・中・高等学校学習指導要領に準じた指導+自立活動 (2)知的代替の教育課程⇒特別支援学校学習指導要領の知的障がい者である児童生徒に対する教 育を行う特別支援学校の各教科と日常生活の指導、生活単元学習、作業学習等に自立活動の 時間を加えて編成しています。 (3)自立主の教育課程⇒自立活動を中心にし、日常生活の指導(朝の会、係活動)を加えて編成 しています。 お子さんの状態より上記のような教育課程で学 習しています。センター入所生のベッドサイド学 習も行っています。 月 火 水 木 金 9:00 9:45 1 日常生活の指導 (健康・朝の会) 9:50 10:35 2 自立活動 (からだ) 10:50 11:35 3 自立活動 (うた・動こう・やってみよう さわってみよう・つくってみよう) 11:40 12:25 4 自立活動 (うた・動こう・おはなし さわってみよう・つくってみよう) 給 食 13:25 14:10 5 自立活動 (やってみよう) 自立活動 (やってみよう) 時間割表の一例 小学部【自立主】 医ケアルーム 食堂 トイレ

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Q.通学状況はどうですか?

A.保護者送迎や福祉サービス、スクールバスを利用して通学するお子さんや、寄宿舎や療育センター (入所児)から通学するお子さんがいます。

Q.校外活動や修学旅行はありますか?

A.平成 28 年度は下記の通りに実施しました。 幼稚部・・・校外学習(2 回) 小学部・・・1~5年⇒校外学習(学年ごと2 回) 6年⇒校外学習(1回)修学旅行(1 泊 2 日) 中学部・・・1~2年⇒校外学習(学年、学級ごと2 回) 3年⇒校外学習(1回)修学旅行(1 泊 2 日) 高等部・・・1年⇒校外学習(2回)2年⇒校外学習(1回) 3年⇒校外学習(1回) 修学旅行(実態に合わせて2コース 1 泊 2 日・2 泊 3 日)

Q.高等部卒業後の進路はどうですか?

A.就職、進学、施設等入所、作業所等へ進みます。そのため に施設見学や就労体験、進路相談を行います。

Q.相談や見学希望の方はどうすればいいですか?

A.事前に電話か FAX でご連絡ください。日時を相談させていただきます。相談内容の秘密は厳守し ます。相談費用は一切かかりません。ホームページで本校の様々な様子をご紹介しています。是非ご 覧ください。 〒999-3145 上山市河崎三丁目 7 番 1 号 TEL 023-673-5023 FAX 023-673-3608 http://www.yukiwari-sh.ed.jp

寄宿舎

ベッドの部屋 畳の部屋 お風呂 図書室 幼稚部の教室

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山形県発達障がい者支援センター 平成 28 年 11 月 12 日(土)に山形県高度技術研究開発センターで第 12 回やまがた発達障がい 支援フォーラムを開催しました。当日は 200 人を超える様々な立場の方々にお集まりいただき、「発 達障がいのある人が不安や怒りとうまくつきあうために」をテーマに、講師やシンポジストの先生方 と会場の皆さまとのセッションも交えながらの研修会となりました。ここではその内容についてご紹 介したいと思います。

講演:

発達障がいのある人が不安や怒りとうまくつきあうために

講師:

山形大学地域教育文化学部 教授

宮﨑 昭 氏

発達障がいのある人の中には、自分の感情や欲求を言葉で伝えることが苦手だ ったり、他者の感情に関心が向きにくかったりすることがあります。 イライラや不安とうまくつきあうための方法として、「イライラ虫ワクチン」が あります。これは、実際に不快な状況が起こったときに対処できるようにするため、 安心できる状況で、不快になったときに落ち着く方法を学ぶものです。「イライラ 虫ワクチン」の演習のやり方は、①イライラする状況と情動に向き合う、②身体の 感じと気持ちを表現する、③身体をくつろがせ、落ち着く、④自分の行動と考えを 振り返る、⑤行動リハーサル(うまくいきそうな方法をやってみる) という流れ になります。ただ、「イライラ虫ワクチン」は1回では効果はなく、効果をあげる には20回“接種”することが必要です。落ち着くための具体的な方法としては、 自分の脈拍を 30 秒はかる、深呼吸をする、「5・4・3・2・1」と数える、1 分間静かにしている、「おちついて」と自分に言う、おまじないの言葉を唱えるな どがあります。 また、周りの人ができることとしては、①静かに本人のそばに寄る、②本人の身 体の状態と情動を観察する、③本人の気持ちや意図を、自分の身体・表情・言葉で 表現して共感する、④可能/必要ならば、本人の身体がくつろぐように優しく触れ る、⑤安心できる落ち着ける場所(ゆったりできる空間にする。楽しむ物は置かな い。)に移動する があります。 イライラや不安は誰にでもあることで、どんな情動も良い/悪いと 判断するのではなく、どう振るまうかを大切にしましょう。

(5)

テーマ:

発達障がいのある人が不安や怒りとうまくつきあうために

山形県立山形養護学校 校長

武田 正司 氏

山形養護学校では、自立活動の時間に、児童生徒の特性やニーズに応じて、

不安や怒りをコントロールするスキル獲得のために、セカンドステップやソー

シャルスキルトレーニングなどを取り入れ、一人ひとりに合った方法を探りな

がら、経験値を高めて自信を持てるように支援しています。

発達支援研究センターワクワクひろば 主任児童指導員

榎本 雄志 氏

ワクワクひろばでは、子ども達のグループ活動を行っており、協力や共感、

相手に合わせることを意識するような活動を取り入れています。子どもたちの

不安やイライラを、怠けやワガママとしてではなく、大切な気持ちとして捉え

ることが大切だと思います。

多機能福祉施設こもれび 所長

佐藤 深喜 氏

こもれびでは、大人の利用者さんを対象に就労疑似訓練やソーシャルスキル

トレーニングを行っています。苦手なことに対してのリカバリー方法、報・連・

相や周囲への気配りを身に付けることを大切にし、支援者が利用者さんの良い

ところをフィードバックしながら支援しています。

山形大学地域教育文化学部 教授

宮﨑 昭 氏

今までの教育では知能を育てることに重きを置いていましたが、これからは

情動に基づいて社会性を教えることが必要になるでしょう。また、どんな人に

も一律の支援を行うのではなく、それぞれのニーズに合った支援を行うという

考え方が合理的配慮につながります。

シンポジウムでは、当センターの小児科医 伊東愛子先生がコーディネーターを務め、会場の皆

さんと一緒に様々なことを話し合いました。参加者同士で3人1組になって、当日お聞きした内

容を現場でどのように活かせそうか、難しいとすれば何が課題か・・・などについて話し合って

発表していただいたり、疑問に思ったことをシンポジストの先生方に質問したりなど、全員参加

型の有意義な研修となりました。来年度も新たなテーマでやまがた発達障がい支援フォーラムを

開催予定です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

(6)

こんにちは

、生活介護事業所 「 ほがらか 」

です

「ほがらか」が、療育センターにできてから今年で20年になります。 歴史をたどってみますと、平成8年6月に2名の利用者でプレオープンし、翌年4月に重症心 身障がい児(者)通園事業B型『ほがらか通園』として開所しました。旧装具診室で開所してから、 平成13年に旧南3号棟へ、平成25年に療育棟へと引っ越しを重ね、現在に至っています。新 医療棟から遠い位置となっていますが、慣れ親しんだ建物の中、自然に囲まれ、みんなが入りや すい空間で利用いただいています。 「ほがらか」の一日の様子と、活動を紹介します。 登所したら、まず健康状態のチェックをし、ご自宅での様子や特に留意が必要な点などをお伺 いします。体調管理と安全安心を第一にしています。入浴、食事のほか、外来でのリハビリや診 察なども入ることもあり、限られた時間の合間で療育活動を行います。活動は、お一人お一人の 年齢、障がいの程度や特性に合わせた臨機応変な対応を行い、リラクゼーションや機能訓練など を組み入れ、ご家族がお迎えに来られる時間に合わせ、個別のアプローチを実施しています。 療育活動の内容として、所外散策でのお花見、七夕、お月見、ハロウィン、クリスマスなど、 季節に合わせた活動のほか、手浴やスヌーズレンのリラックス活動、母の日や勤労感謝の日に向 けた製作活動、ボウリングや魚釣りゲーム、風船バレーなど の身体を使った活動、楽器演奏やカラオケなどの音楽活動な どなど、さまざまな活動を実施しています。 今年は、野外食のいも煮を屋外で食べ、いつもと違う雰囲 気を楽しみました。 また、保護者研修会では講師の先生をお招きし、リフレッ シュと肩こり腰痛予防を目的に、「ストレッチヨーガ」を開 催し、大変好評でした。 ほがらかのスタッフは、生活支援員と看護師が常に支援 にあたっているほか、センターのさまざまなスタッフと連 携することで、専門的な機能を活かした療育ができ、利用 者や保護者の方の希望にできるだけ寄り添ったサービス を提供しています。 これからも、利用者の方々のたくさんの笑顔が見られる よう、また、『今日、「ほがらか」に来て良かった』と、利 用者ご家族ともに満足していただけるような「ほがらか」 であるようスタッフ一同、努めてまいりたいと思います。 【編集担当より】 センターの既存棟改修工事が終わり、今年度予定されていた建物の整備がようやく終了しました。 今後も「そよかぜ通信」にて具体的な支援等についての情報提供ができればと考えておりますので、今後紙面に掲 載してほしい内容などございましたら、下記までご連絡いただければ幸いです。 山形県立こども医療療育センター (担当:療育・発達支援課 星・太田) 〒999-3145 山形県上山市河崎三丁目 7 番 1 号 TEL(023)673-3366(代表) FAX(023)673-3757 野外でいも煮を楽しみました だんごさし。豊作を願って・・・

参照

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