岡山県南広域都市圏における交通
計画
植 村 福 七 L 岡山県南広域都市圏の概要。ⅠⅠィ.交通体系の現況。ⅠⅠⅠ。都市圏にお ける交通計画。 Ⅰ (i)計画地域の現況 1小 計画地域の範囲 間山県南広域都市圏は,岡山県の南部瀬戸内海に面し, 岡山市と倉敷市を地域の中核として,束西約60km,南北約40km,総面廣は 7,059.98km(全県の21%),7確20町6村を包括する地域である。 人口は896,114人(昭和35年国勢調査)をようし,全県1,670,454人の53・64%に 当っている。 人口密度ほ全県が287人に対して,計画地域は603人になって言いる。特に岡山 市1,699人,倉敷市1,008人が最も人口桐密である。 封画地域は,県下の穀倉地帯といわれる広大肥沃な備南平野を包括し,全面 積に対する平野部分の割合は,市部で62.4%,町村部で50.1%,平均56%と肥 沃な平野部分が多く,林野部分も概ね低い丘」竣地である(第1表参照)。 2り 計画地域の特性 本地域には次の5つの特性がある。 (1)本地域ほ県下12市のうち,主要7市が比較的近距離に存在し,行政,経済,文化,観光の面紅おいて全県の中枢的地域を構成し,将来多核都市へ発展
する諸条件を具備している(第1区!参贈)。しかも,既成大工巣地帯である阪神及 び北九州から150km∼300km離れた中間地帯にあり,その両横ほ,1,485km望岡山県南広域都市圏における交通計画 −β∂− 1 (第1図) で京浜地帯の1,100km望, 阪神地帯の800km公より も広大である。 (2)水島,岡南両工業地 帯を中心としてニ,広大な る臨海工業地帯が既に造 成されつつあり,現在鉄 鋼,石油を中心とする重 化学工業大コンビナ・−ト が形成されつつある。 (3)本地域には高梁川, 旭川,吉井川の3大河川 があり,その水星は極めて.豊富で,上流部ダム建設により日量180万トン以上 の工業用水が確保できる。 (4)交通輸送の面では,宇野,水島の重要港湾をようし,特に水島港は・−16m に凌深することにより10万トン級の出入が可能となり,全国的に.も稀な大型港 湾である。しかも,瀬戸内海ベルト状工業地帯の中央に位し,道路および鉄道 によって近畿,九州,山陰,四国と接し交通上の要衝に当ってこいる。 (5)本地域−・帯ほ四季を通じて:安定した気象に恵まれ,災害が少く,しかも内 海沿岸に風光明媚な国立公園地帯があり,国際的観光資源に富んでいる。 3.産業構造と県民所得 昭和85年度の本県の就業者は,生産年令人口の増 加,就業率の向上によって,昭和30年の795千人より82千人増加し,827千人と なったが,この就業者の増加ほ第2次,第8次産業就業者,特に雇用者の増加 が著しいことによる(第2表参照)。就業数による産業構造をみると,第1次産業 43.3%,第2次産業は24.8%で,全国平均よりもやや高いが,欝3次産業は 81.9%で,全国平均よりも低い(第3表参照)。 次に,就業者1人当り生産所得は166千円で,全国平均192干円よりも低い (第4表参照)。これを産業別に,昭和30年から85年にわたり,所得額・構成比 ・対前年比について,第5表に表示してこみた。なお,おなじ要領で県民分配所 得の状況を第6表に示す。
ヱ962 香川大学経済学部 研究年報 2 −βイー (ii)都市圏計画の基本構想 1.基本構想 7市26町村が復合的広域都市として機能を果すためにほ, 人口動態の十分な把握にもとづく人口配分計画を踏まえ,圏内各地区の都市が それぞれ各種施設を具備したCOmmunityとして整備されるとともに,各com・ munityが有機的に結びつき,一・つの広域社会を形成しなければならない。一こ (第2図) 広域都市圏の基本封画国表 れほ都市連合とは異なり,討画地 城内における各市町村が合併する こ.とにより広域都市圏を形成し, なおかつ各地区都市の機能を十分 発揮せんとするものである。かか る広域都市圏は多核都市とも呼ば れ,田園緑地を含み,各地区が槻 能的に有機的に.結びついた投合都 市圏である(第2図参照)。 県南広域都市圏を構成する各都 市の主要槻能ほ欝8図の如ぐであ る。参考に,各都市の主要既存工 兼の種類をあわせて掲げて言おく。 昭和45年の人口推計 i. し\ 人口配分引画Ilコミーユ.ニチイーの機能 、し1 ⊥・ コミュ.ニチイ−の土地利用計画 産業 行政 住宅 文教 医療厚生 文化 交通施設 広域都市圏の規模 形態の決定 (欝3図) 各都市の主要機能図表
岡山県南広域都商圏における交通計画 ーお−− 各都市の主要既存工菜 岡 山−一機械,食料品,化学 倉 敷一石油精製,石油化学,鉄鋼,機械 玉 野一道船,金属 児 島−−衣服,縫製品 玉 島一機械,金臥化学(繊維) 西大寺一化学(繊維) 総 社一紡槍,木製品,薬品 2・土地利用計画 広域都市圏内の土地利用封画を,岡山地区・東岡山地区 ・備南地区・水島地屡■.・倉北地逐.の5地茎.のそれぞれごとに.みれば,第7表な いし第11表のおりである。 (ili)計画地域の開発規模 あらかじめ主要経済諸項目につき,計画地城の開発規模の見通しとして,第 12表をみられたい。 1人 口 計画地域における昭和45年筐(目標年度)の人口を,1,560千人 と想定して言いる。これほ,昭和35年人口896千人に対して.664千人の増加であ り,就業者も,目標年定に・は780千人となり,昭和85年優に比べ,L343千人の増加 となる。 産菜別就業者比率も次の如く変化するほずであるが,詳細ほ第14表を参照さ れたい。なお,人口及び就発着数の見通しを,全県(第13表)と県南(第14表)との 比較において,看取されたい。 (産業別) (基準年皮) (目標年度) 第1次産米 33.3% 126% 第2次産業 29い3 37..3 第3次産業 37.4 50.1 2・・エ某開発 工業生産額は.,水島,間商工業地帯を中心とするエ共闘発に より,昭和35年1,839億円が,昭和45年菱にほ1兆3,129億円と飛躍的上昇を示 す。こ・れは昭和3う年・真の7・1倍の大きさで,年率21.1%の上昇である。生産構 造において重化学工業と軽工業の比率せ次の如く変化する。
香川大学経済学部 研究年報 2 ヱ962 ー∂6・一 (エ巣別) (昭和35年皮) (昭和45年度) 重化学工業
48%
84%
軽 工 業 52 16 なお,就業者1人当り生産性の見通し(総合および産業別)を第15表紅,昭和45 年皮の各種工業生産額及び就業者数を第16表に,その昭和88年度との対比を第 17表に,またとくに水島地区新規工巣の昭和45年皮の生産額及び就業者数の推 計を第18表に,それぞれ示す。 3.所 得 生産所得ほ,昭和38年852億円が,昭和45年にほ4,092億円 と,飛躍的に、上昇する(第19衷)。これは昭和33年の4.8倍,年率にして13.9%に 相当する。 就巣者1人当り生産所得ほ,206千円から524千円と約2.5倍増加する(第20表)。 (i)鉄道輸送体系 1小 鉄道施設の現況 岡山県における鉄道粁撞(国鉄)は.456.4km,面積当り (平方キロ)密度ほ64.6mで,全国平均55.1mよりも上回っている。また,人口当 り拝人)密度は273.8mであり,これまた全国平均217.9mを上回っている。 私鉄を加うれほ鉄道全粁程ほ564.3kmとなり,面積当り密度は79.9mとなる (第21表参照)。 鉄道体系としてほ,まず岡山市を中心として東は神戸を経て大阪,東京に達 し,西は広島を経て九州に至る国鉄山陽本線が束西を横断し ,現在後線電化さ れた重要幹線である。次に,四国方面にほ.国鉄宇野線を経て国鉄芋高連絡航路 があり,四国に通ずる電化幹線である。 ■一・方北へは山陰へ通ずる国鉄津山線及び因美線と伯備線があり,それぞれ津 山,新見を経て,鳥取,米子に連絡している。本線ほ共紅単線であるが,山陰 に達する幹線である。 この外,岡山市より西北の総社に達する国鉄吉備線,神代より野馬地に達す る芸備線,伊雄より赤穂に達する赤穂線等がある。岡山県南広域都市圏における交通計画 −β7岬 また,公営としては倉敷市交通局経営の水島臨港線が主なもので,私営とし ては国鉄宇野線茶屋町から児島市へ出る下津井電鉄,同じく宇野線大元駅から 岡【_h市南部の工業地区に連絡する岡山臨港鉄道等がある。 線別鉄道粁程を第22表に掲げる。 2u 輸送能力と輸送実績 昭和86年10月1日現在における国鉄,民鉄を含む 鉄道施設の運行盈及び運行可能容量は,それぞれ第23表及び第24表の如ぐであ る。 運行量の最もノ多いのほ山陽本線で,岡山以東で特急9本(うち不定期2本)を始 め,急行20本(うち不定期5本),準急6本,普通列皐22本,それに荷物専用列車 として4本があり、計61本が日夜運行している。岡山以西についても,特急7 本(うち不定期2本),急行20本(うち不定期4本),準急4本,普通列車26本,荷物 専用列車4本,封61本がある。本線ほ水島,玉島地区,岡山南部地区の工業化 に伴い長距離貨物輸送とそれに.伴う旅客輸送塁が大幅にイ申びると考えられ,将 来新幹線の必要性も生ずるものと思われる。 国鉄岡山駅の昭和35年度における乗降人員は乗車13,167,685人,降車18,06 6,880人で,こ.の外定期客が8,874,874人である。倉敷駅は乗降人員ほ乗車 4,098,890人,降車4,091,944人,この外定期客が2,805,844人である。玉島駅 における乗降人員は乗車1,345,845人,降車1,372,422人で,この外定期客ほ 1,009,013人である。国鉄7駅の東降人員の推移を,第25表に・よってみられた い。 他方,この7駅の貨物取扱実績ほ算26表のとおりである。このうち,岡山駅 における貨物取扱実街ほ,発送貨物(魚肥料,機械車両,砥,パルプ等)262,689 トン,到着貨物(麦,魚貝頬,砂利,セメン/卜肥料,工業薬品,紙,パルプ等)397,2 92トンである。倉敷駅における発送貨物(麦,鉱石類,機械車両,繊維製品,金属 類等)ほ66,289トン,到着貨物(麦,木材,魚貝類,石炭,砂札肥料,銑鋼,工業薬 品)は82,109トンである。また,玉島駅における発送貨物(麦,肥料,機械車両, 繊維製品)29,009トン,到着貨物(米,果物,魚貝類,砂利,肥料,銑鋼,機械車両, コークス)46,141トンである。 水島臨港鉄道における乗降人員(第27表)ほ,倉敷駅で乗車494,116人,降車49 3,963人,蘭生駅で乗車182,183人,降車176,836人である。貸物取扱実憤(第28表)は
香川大学経済学部 研究年報2 −g∂− ヱ962 水島港駅で発送貨物167,874トン,到着貨物183,112トンである。水島臨港鉄道 は現在大部分工業地帯への通勤者に.よって.利用されているが,今後,原材料の 搬入,製品の搬出による利用が大きなウエイトを占めるものと考えられ,複線, 電化,それに主要道路との立体化が必要となる。 国鉄宇野線茶屋町駅から児島市へ達する下津井電鉄は,鷲羽山−・帯の瀬戸内 海国立公園への主要観光鉄道であると同時に,児島市の主要産菜である繊維製 品の搬出に利用されている。同電鉄の乗降人員・貨物取扱実績ほ,それぞれ欝
29・30表のとおりである。児島市における乗車人員ほ742,006人,降番人員66
6,478人で,発送貨物(学生服)568トン,到着貨物(繊維製品)1,242トンである。 本線は.軌条申614mmという狭軌であるが,将来増強する必要がある。 国鉄宇野線大元駅から岡山市南部工巣地区に連絡する岡山臨港鉄道がある。 本線ほ周山市南部工菜地区と市中心部を連絡する唯一・の鉄道で,通勤及び貨物 の搬入,搬出に利用されている。現在ジーゼル化されているが,将来ますます 発展する南部ユ業地区のため輸送力を増強する必要がある。本臨港鉄道の乗降 人員・貨物取扱実績ほ,それぞれ第31・82表のとおりである。現在大元駅東車 人員242,372人,降車人員235,712人で,こ.の外定期客】52,415人である。また, 貨物取扱実緻ほ発送貨物(主要品目は織維製品)が142,340トンで,到着貨物(主要品 目は化学薬品)が69,385トンである。 こ.の外,玉野市営電気鉄道ほ宇野一藤井−一玉間4.7k王nの市街電鉄である。同 電鉄の乗降人員・貨物取扱実績は,第33・34表のとおりである。宇野における 乗凍人員ほ109,553人,降車人員109諸53人で,この外定期客162,801人である。 貨物取扱実績ほ,玉紅おいて発送貨物(主要品目ほ衣類)78トン,到着貨物(主要品 目ほ食料鼠 フイルム)171トンである。 3い 国鉄貨物の品目横道と地域構造 岡山県における国鉄貨物総監は,昭和34 年皮において327万トンで,その発着別ほ次の如ぐである。 †ン 発 送 貨 物 2,220,979 到 着 貨 物 1,052,968 3,273,947 即ち,発送貨物の方が到着貨物よりも圧倒的に多いことが特長である。 (1)品目構造 発送貨物の品目構造(第35表)をみれば,鉱産品が8アガトン岡山麒繭広域都市圏における交通引・画 一ざ9−− で全体の40%近くを占め,化学工業晶67万トン,30%がこれについでいる。第 8位ほ林産品の12%で,第4位ほ農産品10%である。 国鉄到着貨物の品目構造(第36表)をみれば,化学工業品35万トンが−・番犬 きく,全体の84%を占めている。鉱産品32万トン,30%がこれについでいる。 欝∂位は農産品17万トン,16%である。 (2)地域構造 国鉄貨物の地域構造をみるに,発送貨物については近東地方 が最も多く83万トンで全体の38影を占め,次に中国地方の30%が与・れについで いる。到着貨物についてほ中国地方が最も多く52万トンで全体の49り7%を占 め,次に近畿地方の19%がこれについでいる。 4い 鉄道整備計画 国鉄及び民鉄に‥おける鉄道整備計画ほ,第37表の如くで ある。 (ii)道路輸送体系 1.道路体系の現況 岡山県における道路延長は3,872,4う7km,面積当り密 度ほ.548.5mで,全国平均395銚nより上回っている,また人口当り密度も2, 318.2mで,全国平均1,566.6mより高い。 現在,1級国道として2号線,3)号線の2本の外に.,近く1級国道に昇格さ れる予定線として2級国道179号線がある。2号線は国鉄山陽本線と平行して 走る道路の主要幹線で,東は大阪,西ほ九州に達している。現在遺幅員は9.Om であり,玉島市以西ほ除き,はば舗装工事が完了している。また30号線ほ岡山市 より玉野市に虐接短絡され,幅員75mで,舗装ほ37年度申に完了をみる予定 である。2級国道179号線は岡山市より津山市を経て鳥取へ出る幹線道路であ り,近く1級国道へ昇格される予定である。2級国造としては岡山一総社一新 見一米子に達する柑0号線,津山一版雨(米子)に達する181号線,神戸一赤穂一 間山に達する250号線がある。この外,従来の主要地方道津山一姫路線及び新 見一兎城(広島)線が,近く2級国道に昇格される予定である。他方,主な主要 地方道紅ほ,岡山市から赤磐郡吉井戦‘を経て津山市に.至る同山・美作線,岡山市 から西大寺市を経て牛窓町紅至る岡山−・西大寺線,倉敷市から国鉄宇野線彦崎 駅付近に出る倉敷・藤戸線,また倉敷・藤戸線の終点付近より南紅祈れ児島紅 至る岡山・児島線,倉敷市より総社市に.抜ける倉敷・総社線がある。また玉島
Z962 香川大学経済学部 研究年報 2 ー9∂− 巧から矢甜町を経て二川上郡成羽町に至る玉島・成羽線があり,南の海岸沿い紅 は玉島・児島線がある。就中玉島・児島線は,産業道路としても重要であるが, 同時に.渋川の海岸地区を経て児島市幣羽山に至る観光道路としてこも非常に愚要 な路線である。 岡山県道路現況を第38表に示す。 2..自動車保有台数の推移 経済水準の上昇と道路整備の進展ほ,必然的に 自動車保有台数の増加を,もたらす。岡山県全体の自動車保有台数(昭和34年) (第4図) 自動車台数の増加傾向 く2嘩基鞘 几∵全l君 例−−一一帆L川も l■ % ー■叫−■一′■■■−一一−■−−−一一−■−−−−●−−●一一−■■」■−−−−−■−−−■−一一■■■ ̄ ̄■ \ 250・−−−− ̄− ̄ ̄− ̄ ̄ ̄ ̄‘ ̄ ̄■3 / 200一−−−−一−一元・フ′ ̄■
同山県南広域都市圏における交通計画 ータブ− は,軽自動車以上で40,907台で,昭和27年を基準として,279・8である。これ に対して−,県民生産所得の伸びは,181.1である(第39表参照)。従って二,自動車 台数の伸び率と所得の伸び率との比を所得弾性値と呼び,乃で示せば, dr r 〟= ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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(7T l■ 「才ヂ コアテ dy 7、 y αy ∴〟=▼ 読了古 となり,乃>1である。 更に.これを津種別に全国平均の伸びと比較すれぼ,第4図の如く,小型トラ ックを除いて:は,全国の伸びよりも岡山県のそれが大きい。 次に県南広域都市圏のみの自動車保有台数をみれば,昭和35年皮において 87,944台で,昭和81年を100とすれば172である。これを車種別に.みれぼ,軽自 動車の伸びが最も高く210で,乗用車195がこ・れに・ついでいる(第40表参照)。また, 県南広域都市内の市郡別に・自動車保有台数の推移をみれば(第41表参脾),児島 市の伸びが最も高く,昭和31年を100として.201.7を示している。次に.玉野市 185.4,倉敷市179.5がこれに・ついでいる。 (第5図)自動車貨物の距離的分布(全品目) 市郡別自動車保有台数の伸び率 (昭和35年/31年)ほ,第41表のとおり であるが,これを一層詳細に,車種 別自動車台数の年度推移状況とあわ せてしめしたものが第42表である。 3.道路交通の現況 最近道路の 整備,路線トラ ックの発展に伴って. 自動車輸送の行動半径が拡がりつつ あるが,全体からみれば,その割合 ほ僅かで,殆んど大部分が100km以 内にある(第5区!参照)。岡山県の場 合も県内輸送が大部分で,発送貨物 の97%,到着貨物の98%を占めてい O ︻0 ︶0 ≧0 ; 44 40 3ユタ62 香川大学経済学部 研究年報2 粥 広 尾 桶淡 倉間 聴 牌 大 部 脱 島 敗芸 道山一喝 敷山 路崇,i双 方仏 ・−92− ︵第6図︶ 坂悶+渦漕 店 日 本 危 送 姫路合同貨物 山陽道の長距離路線トラック︵岡山を中心として︶︵昭和餌年雲 山鳩自動jl(運送 日 本 運 送 日 本 通 運 岡 山 果 粟 物 新l】本 運 輸 山桃i電通運輸 福 山 運 送 ノ備 後 渥 運 11】 陽 運 送 日本合†遥jトラ ンク 久 W 米 運 送 広 古も1111モ 物1
岡山県南広域都市圏における交通計画 ー93−・ る。県外輸送では阪神地方が最も多く,広島,山口がこれに.ついでいる(第43表 参照′)。しかし,道路の整備に伴い輸送ほ必然的に高速化され,かつ長距離化 される傾向に.ある。ここに参考のため岡山県を中心とした路線トラックの系統 図を示しておいた(第6図参照)。
4.道路交通盈の推移 近時岡山市南部地区,倉敷市水島地区を中心に・重化
学工事化が急速に.おこなわれており,これに付随して2次,8次産業の人口 (第7図) 車種別交通盈の増加傾向 (㌢弓線:白石) ∴畦 自 動碑 几■ ̄ ̄ ̄ ̄一小彗誓トラソク ←一−…→ 乗 用 坤 例ニ ニ普通川ラリク ●−・■・−r「ノヾ ス 3,000 −−− 一一−・−′−−・一′、、 ′ / ′
′ ヽノ ー′−・■■−.■・..・_ /∧\′一ノ \、ノーーイ
ー、 ノ{、 、一、 一、 ノ } 35 2 3 4 5 6 7 8 9 101135 36 2 3 4 5 6、7 8 9 101136 12 1 12香川大学経済学部 研究年報 2 ∫夕∂2 ・一夕4− も増加の−・途をたどっている。また高次産業人口の増加に伴って自動謹交通 量の延びも著しいものがある。1級国道に‥おける常時観測交通量の1日平均 (24時間交通盈)をみると,2号線の白石で8,827台,30号線の大元で4,211台であ る。なおこれは36年12月分であるから,夏期(7−8月)にほ白石で1万台,大 元で5,500台を越す月もあると考えられる。2号線白石における常時観測交通 藍を∂2−36年まで月別に示せば,第44表の如くである。この表で明らかな如 く,交通鼠の増加傾向ほ加速的増大を示しでおり,年間25%以上の増加であ る(第7区惨照)。また,昭和36年6月2−8日間18地点において行われた実測諏 査紅よる各路線の構成率(捕捉交通鼻総量濫対する比率)の状況は,第45表のとおり である。 次に卑種別交通量であるが,毎月2回行われる実測交通鼠資料(12時間交通盈) 紅より,大東(2号線),白石(2号線),玉島(2号線),大元(30号線)の4地点にお ける車種別交通鼠を示せば,第46表の如ぐである。この統計ほ,】2時間交通量 であるが,12時間交通量に対する24時間交通還ほ,従来1.2倍と考えられてい たが,最近深夜交通が増加しているので,1.4倍以上に及ぶものと推定され る。 5い 0D.分析(起終点調査) 昭和86年6月2−3日,計30ブロック間の起終点 交通量調査が行われた(ブロック区分は第47表)。観測地点での描掟交通巌は22,別7 台であるが,そのうち73%が広域都市圏内の交流で,21%が圏内と圏外との交 流である。また残りの6%が通過交通畠である(第48表参照)。 次に車種構成であるが,第49表に示す如くトラック比率が高く59%を占めて いることと,軽自動車比率が低く15.4%であることが特長である。これは観測 地点が市街地と市街地の中間にとられたためである。さらに,観測地点19地点 の総合斜傾表(第50表)によると,交通量総計22,217台のうち,倉敷ブロック(6) に起終点をもつ交通量は6,739台で最も多く,全体の30%を占め,次に岡山ブ ロック(Ⅷに起終点をもつ交通盈4,713台が21%でこれについでいる。 次に交通流をみると,倉敷ブロックの6,7’39台のうち4,814・台が東西交通で78 %を占め,残りの22%が南北交通である。東西交通4,814台のうち東方ブロッ クとの交流が65%を占めている。特に倉敷ブロックと岡山ブロック間の交通が 最も多く,倉敷ブロック起終調査崖6,739台のうち2,882台,即ち43%が岡山プ
岡山県南広域都市圏における交通計画 ・−9β− ロックとの交流である。 従って輸送力増強政策を考えるときは,まず岡山一食敷間の最幅模区内を増 強すべきである。
6.道路整備計画 1故国道についてほ,道路整備6カ年封画によって,昭
和40年までに完全に改展舗装されることは確実である。2級国道,主要地方 道,−・般県道に対する整備計画を5カ年計画,10カ年計画に分けてみれば第51 ・52・53表の如くである。 iii海上輸送体系 1.海上輸送数盈 重要港湾としては水島港と宇野港,地方港湾としては岡 山港,神島外港,児島港,日生港,牛窓港,片上港,笠岡港がある。海上施客 輸送人員は,昭和35年度において鉄道連絡船を含み741万人,鉄道連絡船を除 けば266万人に達して−いる。港湾別紅乗込人員及び上陸人員をみれば,舞54表 の如ぐである。 海上貨物腰昭和36年度において16,372,690トン,うち移出貨物7,447,681ト ン,移入貨物8,925,009トンである。これを港湾別にみれば,第55表の如くで ある。 ⅠⅠⅠ (i)交通計画の基本構想 将来の県南広域都市圏における交通需要鼠の推計ほ非常に困難であるが,・一・ 応次の要素からなると考えられる。 は)従来の交通需要量の自然増(地域内) (2)開発交通量(地域内) (3)通過交通盈の伸び(地域外) 本地域では開発交通盈の要素が非常に大きいので,それをどの程度見込むか によって:将来交通需要量がかなり変って:くる。元来交通需要ほ本源需要(ele−香川大学経済学部 研究年報 2 J962 r−5昭 一 要鼠を捕捉せんとすれば,まず交通需要を惹き起す本源需要であるgr・OWth factoI■をつかみ,それとの相関関係において交通需要鼠を推計しなければなら ない。何がgI−OWtb factoIであるかは場合によってこ異るけれども,叫般に国の 交通計画の場合は国民総生産(GNP)を用いている。 地域交通計画の場合には,県民生産所得との相関関係で交通需要患を求める ことができる。まず,県内の各交通機関別の従来め貨物輸送数最をみれば第56 表の如くである。 く鉄道貨物輸送鼠と生産所得との相関式> T, y 32年皮 4,750,2 138,00 33年度 4,453,420 137,850 34年度 5,007,151 159,697 45年皮 10,770,000 530,515 γ=0.85 rl=0118y+212小3 トン 71==10,770,000 ただし,rl=鉄道貨物輸送盈,y=生産所得,γ=相関係数。 く自動車貨物輸送数量と生産所得との相関式−> r2 y トン 円 32年度 7,161,440 138,000 33年度 8,471,892 137,850 34年皮 9,980,979 159,697 45年皮 46.28軋000 530,515 ただし,r2=自動車貨物輸送数壷。 <海上貨物輸送数藍と生産所得との相関式> T3 y トン 円 32年皮 7,870,508 138,000 33年度 10,052,660 137,850 34年虔 10,257,166 159,697 35年皮 12.ノ330,845 189,281 45年皮 33,450,000 530,515 ただし,丁8=海上貨物輸送数屋。 7・=0‖881 T2=0.988y−580,876 †ン 7ち=46,286,000 7・=0い872 r$=0.653y−7,236 トン r8=33,450,000 以上の相関式によって昭和45年皮の貨物輸送数恩は一応,
岡山県南広域都市函におけ畠交通計画 トン 鉄 道 10,770,000 自 動車 46,286,000 海 上 33,450,000 ー97− 90,506,000 と推計できる。しかし海上貨物については,将来水島工業地帯の整備により非 常に増加する見込であるので,過去における生産所得との相関式では求めるこ とほできない。別の資料によれば,水島工兼地帯出入貨物の輸送機関別区分が 出ている(第57表参照)。これによると海陸区分ほ70対30であるので,海上貨物は 少くとも水島港だけでも8,000万トン程度になると推定される。 この激増する輸送鼠に対処するためにほ,国鉄は山陽新幹線をつくり,東海 道新幹線と連絡せしめなけれはならない。また。道路は2号線と平行して山陽 新国道と中国縦貫道路を新設し,名神高速自動貴通路と連絡せしめなければな らない。しかし,これらほ交通体系の将来構図であって,とりあえずの問題と して:ほ・岡山広域都市圏内の交通計画を如何にするかを考えて:みよう。 この場合,注意しなければならないことほ輸送構造の変化である。昭和28− 34年間の鉄道輸送と自動鼻輪送品の伸びを県民所得の伸びと対比してみれほ欝 58・59表および第8図の如ぐである。 即ち,旅客輸送においては,鉄道輸送藍は県民所得の伸びよりは低いけれど も,自動車輸送鼠は県民所得の伸びよりは高い。換言すれば,鉄道旅客の所得
弾性値児=・は1よ
りも大きい。 りも小さいけれども,自動車施客の所得弾性値は.1よ 貨物輸送においてこは,この傾向は更に顕著である。昭和80年を基率として鉄 道貨物は107.5であるが,自動車貨物ほ実に224.3で,年率にして25%の伸びで ある。 この傾向ほ,将来における広域都市圏の輸送構造の変化を物語るもので,交 通計画をたてる場合特に注意しなければならない点である。 県南広域都市は,東京都や大阪市の様に.郊外より都心に向うピストン型交通 流とほ異り,多核都市であり,団地計画が合理的に.分散配置されているから, 交通の分散化が行われるであろう(罪9図参照)。ユタ62 香川大学経済学部 研究年報 2 −9g− (第8図)国民所得及び県民所得と鉄道並びに自動蕃輸送の増加傾向
従って将来鉄道も道路も,多核都市内の核間交通を円滑にする環状線を形成
させなければならない0しかしながら,広域都市圏内の交通流は,東西交通78
%,南北交通22%,特に東西交通のうち東方交通65%で,特に岡山一倉敷一水
島一玉島間の交通対策を速急に考えなければならない。現在その対策として考
岡山県南広域都市圏払おける交通計画 −・99− (第9図) 東 泉.大 阪 開山県南広域都市 (東京都,大阪市) ピストン型交通,集中的交通 (岡山県南広域都市)1循環型交通,分散的交通 えられている案は,次の8っである。 (1)岡山一倉敷一水島一玉島間に急行電鉄を走らせる案。 (2)岡山一倉敷一水島間に・モノレールを敷設する案。 (3)岡山一倉敷一水島一玉島間に国道2号線のバイパスをつくり,その全部又 は1部を有料道路にする案。 以上の3案について,その経済性を検討すると共に,その授急を論じてみよ う。 (ii)急行電鉄計画の経済性 岡山急行電鉄は昭和29年5月地方鉄道敷設の免許を受け,工事施行認可申請 の期限を延期して今日に至ってこいる。この電鉄は岡山一玉島間29.2kmを姶ぶ 平均時適100kmを目標とする急行電鉄で,玉島,水島地区における大企業の立 地紅伴う通勤者の利便を図ると共に,将来,東は西大寺,西は笠周までのび, 水島臨港鉄道,岡山臨港鉄道及び下津井電鉄で玉野,児島,水島を循環する環 状線構想の−・環である。 1.従来の経済性検討の試算 A,建設計画及び資金計画 従来の電鉄経済性検討の試算によれぼ,建設費概算は3,918,990,750円で, 資本金1,600,000,000円で残余2,818,990,750円は借入金(7ケ年年賦元利均等, 利子年87分)による計画である。 建設費の費目別概算は,第60表の如ぐである。
ヱ962 香川大学経済学部 研究年報 2 一ヱ00一 工事は4期紅分けて行う計画であり(第61表参照),その所要工事費を費目 別に分け,かつその資金計画をみれば,第62表のとおりとなる。 B,営業収支計画 営業収支計画(滞63表)によれば,収入1,240,710,104円,支出418,511,888 円,差引利益金822,198,716円となる。この営業収入の基礎となる乗薄人員及 び貨物輸送晃の見込はそれぞれ,算64表および第65表のようになり,また沿 線人口を推計すれば,算66表のとおりである。 2..問題点 従来の経済性検討の試算は次の如き問題点をもっている○ (1)建設費の概算ほ概ね正しいけれども,車両費5・6億円ほ18両分で,これで ほ到底ラブレ:ユ.時の利用者を消化できない。 (2)資金計画についてほ,資本金16億,残余ほ借入金によることば慨定条件と する。
(3)旅客収入概算紅おいて乗車利用率を60%,平均輸送キロを29・2kmx÷と
みたのほ,多すぎる。昭和35年度の平均乗番効率は59%であるが,中小私鉄 は40%以下である(欝67表参只酎。 平均輸送キロは定期と定期外ほ.異り,定期は9.0キロ,定期外は7・6キロであ る(第68表参照)。 (4)定期と定期外旅客の割合について二定期55.8%,定期外44・2%とみている が,中小私鉄においではそれぞれ55%,45%である(第69表参照)0 (5)旅客1人1キロ当り収入を定期外2.75円,定期0.80円とみたのは,少なす ぎる。昭不[85年中小私鉄においてニ,定期Ⅰ.80円,定期外8・58円である(第70 表参照)。 (6)沿線人口の利用回数を年間42匝Iとみているが,現在では76回である(第71 表参照)。 (7)袋物収入概算のうち貨物輸送鼠を5,268,000トン,平均輸送キロ21.Okm, 貨物トンキロ当り2,698円とみたのほ,概ね正しい。 (8)営業経費概算に用いた積算単侃はすべて現在単価である。営米収入は昭和 45年皮の収入を推計しているの紅,営業経費に現在単価を用いるのほ不合理 で,公正な経済性の検討はできない。岡山県南芸域都市圏紅おける交通計画 3.結 論 A 建設費の推討 さきの建設費概算中車両費の引算において −ヱ0ユー・ 営 業粁 数 29 2km 平 均 時速 90km 駅 数 5∼8 停薄 暗 分 30抄 片道所要時間 20分 6:30≠・9:30 片道18回
逮 9:30−12:30 12
12:30−4‥30
8 数 4:30_ 7:30 18 7:30 一触10:00 6 計 62回 1両 250人×18回=4,500人 4,500人×11両=49,500人 従って昭和45年のラッシュ「時にほ50,000人の利用者を消化できると云うので あるが,この計算においては平均時速90kmで運転して:も停車時分を入れれば 23分かかり,しかも両端駅における時間をみれば25分みなければならない。そ うすれば6:80∼9:30の3時間の間に18回運転は不可能で,片道7回である。 従って 1両 250人×7回=1,750人 50,000人シ1,750=29両 29両の車両が必要となるので, 3,500×29両=1,015,000,000円 4,000×2両= 80,000,000 電動客車 電動貨車 1,095,000,000 の車両費を必要とするから,建設費合計は4,453,990,000円となる。 B 営業収支の推計 (イ)営業収入 (1)旅客収入 まず昭和45年度の旅客収入を推計するために,昭和45年皮の沿線人口を推定 するに第72表の如ぐである。 これによると,昭和35年度の沿線人口ほ.442,864人で,昭和45年度には832, 0ま0人となる。この人口密度をみると,昭和35年度には1,208人であるが,昭和香川大学経済学部 研究年報 2 ヱ962 ーヱ02− 45年皮には2,270人程度になる。この人口密度ほ,大体現在の長崎市程度であ る(第73表参照)。 昭和45年皮における予想沿線人口に.1人平均私鉄利用回数76回を乗ずると, 予想利用進入ロとなる。予想利用延人口に定期と定期外の利周者割合を乗じ て,定期予想利用延人口と定期外予想利用延人口に分け,それにおのおの平均 乗車キロを乗じて,予想人キロを算出する。 次に定期,定期外別予想人キロに人キロ当平均運賃を乗ずることによって\定 期,定期外別予想運賃収入を計算することができる。 沿線人口 平均利用回故 予想利用成人口 832,040 × 76回 = 63,235,040 予想利用延人口 定期比率 平均キロ 予想人キロ 63,235,040 ×55% ×9..0=313,013,448 定期外比率 63,235,040×45%×7.6=216,263,837 人キロ 円 円 313,013,448×1.30==406,917,482 216,263,837 ×353=763..411,345 1,170,328,827 ≒11.7侍円 旅客収入 (2)貨物収入 さきに,昭和45年度における岡山県における陸上貨物t・ンを57,056,000トン と推定した。国の総交通需要量に占める戌鉄貨物の比率は現在7%,昭和45年 度には9%と推計されてあるので,57,056,000トン×9%=5,185,040トンが 居鉄貨物輸送トンとなり,県の試算数字と大差がないことになる。しかして, 平均輸送キロを21km,貨物平均運賃をトンキロ当り2,698円とみれば,貨物収 入は次の如く推計できる。 トン 内 円 億円 5,135,040×21..Okmx2,698==290,941,096≒2.9 億円 営巣収入合計 14」6 C 営巣経費の推計 川 人件費 所得倍増計画で,国民1人当り国民所得は,基準年次87,786円(100′0)から, 昭和45年皮にほ208,601円(237,.8)に増加するので,人件費単価も現在の2.4倍, 即ち,23,889円く昭和35年中小私鉄平均給与)×2.4==57,834円とみる(第74表参照)。
岡山県南広域都而圏における交通計画 一封娼一 営業1キロ当り従事員数は第75表の如ぐである。 岡Lh急行電鉄の場合ほ.営業収入の点から云って大私鉄と中小私鉄の中間であ るので,私鉄全国平均の通りkm当り18人とみれば29.2kmx18人=525人とな るので,所要人件費ほ57,884円×16月×525人=481,605,600円となる。 (ロ)電力費 消費竃力を川,餌8,802KWHと推足し,電力単価を6.91円とすれば,電力費 ほ, 6.91円×10,208,820KW上Ⅰ=70、542,946円 となる。 H 物件費 営業経費ほ,最初ほ積上式に構成されるけれども,時間がたつ紅つれて営業 収入との間に.一・定の比例関係を形成するものである。従って,物件費の推計 も,・−・々積上式にみるよりも(この場合紅は項目を落すおそれがある),むしろマク ロ的紅比率で推計する方がよい。中小私鉄の物件費は,全営菜経費の20%であ るので(第76表参照),営業係数を80と押え,物件費を推計すれば, 12.48億×20%=2149低 回 減価償却費 円 円 建設費4,45∂,990,000一周地費885,000,000=3,568,990,000円が償却対象額 である。残存価格を10.%,40年間定額償却するとすれば, 千円 芋円 耳二円 3小568,990−356,899=3,212,091 千円 年 子円 3,212,091÷40=:80,302 ㈹ 諸 税 営業費中に占める諸税の比率は中小私鉄でほ3%であるので(第77表参照), 12.48億 × 3%=0374倍 と推計できる。 M 利 子 所要資金及び借入金は次の如ぐである。 (所要資金) (資本金) 千円 (借入金) 第1期 1,877,743 400,000 1,477,743 第2期 972,594
400,000
572,594香川大学経済学部 研児年報 2 606,855 606,855 996,798 800,000 196,798 J962 ーJ∂4一 第 3 期 第 4 期 4,453,990 1,600,000 2,853,990 召万円 と≡2,854 百万円 % 召万円 2,854 × 87=248…3 従って二,昭和45年度所要利子ほ,248.3百万円である。 旧 合 計 上記(イトイ斗軋より,営巣経費の概算推計ほ次の如くである。 召万円 481,6 70.5 249.6 80.3 37−4 248,3 人 件 費 電 力 費 物 件 費 減価償却費 諸 税 利 子 1,167り7 計 D営兼係数
営菓係数=澱×100で営業係数を求めれは,‖・7憶÷14・6億円=80とな
り,現在ある私鉄の中でもかなり営業係数のよい電鉄となる。 E 投資限界の試算 −・般に自債制の ̄F’紅おける設備投資の限界は,次の方程式によって求めるこ とができる。 第1年皮末 節2年度末 第3年皮末 Al=A+Aよ+E一月 A皇=Al」一Al壷+E一点(1+γ’) A3=A之+A2壷十方一皮(1+㌢)2 A乃=A乃_1+Aね−1査十E一皮(1+γ)弗 ̄1 , よ=利率,〝=償却年数,点=年間収入,7■=年間収入噛加率,且= 第乃年度末 ただし,A=投資額 年間経費。 以上の数式により投資限界を概算すれば,次の如くである。 支 出岡山県南広域都市圏における交通計画 ・−J∂∂− 建 設 費 ズ×13.28(8.7%の31年複利終価)=13.28ズ 年間経費 912億(利子を除く)×128、91(30年年金終価)=1,185い97 支 出 計 13.28ズ+1,185..97 収 入 年間収入 14.6億×12臥91(87%年金終価)=ユ.,882.08 従って投資限界ほ次式で与え.られる。 13い28方+1,185.97≦1,882.08 ズ=52,41L79億 すなわち,52億4,179万円が投資限界で,これまでの投資後であれば80鉾間に. 償還するこ.とができる。 (iii)モノレールの経済性 1..都市交適機関としてのモノレ・−ル 今までのところモノレ−ルが都市交通 機関としてこの実用化された例はない。唯,今から約60年前一千イツのル・−ル地方の グッぺルター・ルという鉱業地帯で出来た古い懸垂型モノレ−ルが現在も動いて いて∴ これが唯一・といって.もよい交通機関としてのモノレ−ルである。他ほ試 験的に造られたものか,又ほ博覧会とか遊園地とか動物園用で小規模のものが 動いているにすぎない。しかし,最近急速に都市交通機関としてのモノレーール の経済性が論ぜられるようになってきた。即ち,次の諸国において一都市交通機 関用として∴モノレ・−ルの実用化が考慮されてこいる。 (1)イギリ ス ロンドン空港より市内,約15km (2) 〝 スカポロ・一市,約2km (3)カ ナ・ダ モソトリオ−ル市,約40km (4)ソグ.ェート モスコ・一市 (5)イ ラ ン テヘラン市,約32km その他ロ・−マ,カルカッタ,ロスアンゼルス及びサンフラン1/スコにおいて も考慮中である。 2モノレールの長短 モノレールが都市交通機関として他の交通機関紅ま さる点をあげれば,次の如ぐである。 (1)用地費,補償費が高価につく場所(坪杓10万円以上)では,普通鉄道にくら
香川大学経済学部 研究年報 2 J962 −ヱ06− ぺて有利に建設するととができる。地上空間を開放することが強く要望さ れる市街地交通紅おいて,特紅・そケである。 (2トモルールの建設費は,路面電車の約3倍であるが,地下鉄建設費の ないしである。 (3)輸送力が比較的大である。懸垂型モルールの可能輸送力は駅間隔l・5
km,Ⅴ.max“=90km/bとして.,40,000人/時×40km/hである。これを国電
中央急行線の輸送力90,000人/時×4蝕m/bと比較すれば劣るが,営団渋谷 浅草線の輸送力40,000人/時×30km/bに■比較すれば,すぐれてこいる。その 比率は., 国電中央線 3ル16 モ ノ レー・ル 1∩33 営団渋谷浅草線 1.00 である。 しかしモノレールも,他交通機関に比較して∴次の如き欠点をもって:いる。 (1)モノレールの建設費は,地下鉄よりほ安いけれども,用地費が坪5,000 円程度であれば,普通鉄道の8倍の建設費を要する。 (2)地上空間の開放の点において地下鉄に劣る。 (3)輸送の分岐性の点において:自動車輸送に及ばない。 (4)モノレ−ルほ主として:旅客輸送に便であってニ,貨物輸送には不便であ る。 (5)他交通機関との協同輸送において不便である。 (6)風速20m以上の場合は,運転不可能のことがある。 3′′ モノレールの種類 モルL−ルに・ほ走行軌道上支持型,即ち跨座型の型 式とケ−ソン型桁軌条を使用する懸垂型とがあるが,−・般に懸垂型が跨座型に 比較して次の利点があると考えられている。 (1)皐両の安定性がよい。 (2)通過しうる線路の最小曲線半径が遥かに小さい。 (3)支柱の数が少い。 (4)転轍畳が簡単でしかも安全である。 (5)輸送藍が大である。岡山県南広域都市圏における交通計画 ーヱ07・−− (6)路面を雨雪から防護し,天候の如何に関せず走行性能を確保できる。 (7)地上空間占用度が少く,30∼40m毎に,直径0.8mの支柱を道路の中間 分離地帯や歩道に沿って’建てればよい。特にフランスにおいて.研究されて いるサフエージ.コ式懸垂型(Safege−Transport)ほ,ゴムタイヤを使用し, 走行性能の向上と騒音防止に役立って.いる。またサフエージュ式懸垂型の 特長として,ぺン汐.ユ.ラムカ−・(振子車両)の愚論を応用し,恐両の自由な 横揺れを安全に防ぎ乗心地を非常によくして.いる。 4.サフエージユ式懸垂型モノレ・−・ルの経済性 サフェL−汐ユ.社は1960年2月, シャトゥヌ・−フ・シーユ.−ル・ロワールに実際の輸送に使用する実物大の車両を 運転する1.2kmの試験線を敷設した。その結果によって次の事項が確認され た。
1.1車定員180名程度までの設計は可能であり,1列車編成両数は6−8
両である。 2.運転間隔ほ最小90秒とすることができる。3.最大運転速度ほ120km/hであるが,都市高速鉄道では100km/b以下で
十分であると考え.られる。 4.加速度ほ2m/sec雲,減加速度8m/sec望とすることができる。 5・線路最急勾配=一芸 6.最小曲線半径=30m サフーエ−ジーユ.式懸垂型モノレールはその輸送力に応じて大中小の3種に分け られる。 (1)大型:最大輸送量40,000人/時,最高速度120km/h この型式ほ地下鉄とはぼ同じ程度の輸送力を持って言いるが,その建設費は 地下鉄の∼与である。 (2)中型:最大輸送量6,000∼10,000人/時,最高速度60km/h この型式は中都市又は郊外用として適当したもので,その設備費は大型よ りも遥かに安価である。 (3)小型:最大輸送監1,000人/時,最高速皮30km/b この型式は観光地,遊園地等に適したもので比較的安価である。香川大学経済学部 研究年報 2 J9∂2 −ヱ∂∂− そこで,岡山一水島間のラブジュ時に.おける利用客見込数は,昭和45年度に おいて50,000人であるので,大型モノレ・−ルが必要となる。
木型モノレールの建設費ほ前述の如く地下鉄の‡程度,地上電鉄の約8倍程
度であると考えられている。もし仮に岡山一水島間21kmにモルールを敷設 するとすれば,電鉄建設費の3倍約90億円程度の建設費を要する。また,別の 計算方法を用いれば,次の如くである。 モノレ−ル建設費(用地費,車両費を除く)ほ1km当り2.5億円と言われている。 従って2.5億円×21km=52.5億円となる。用地費は地上占有度を地上電鉄の÷とみれほ,885,000,000円×与=295,000,000円となる。
次に藩両費は車両定員180名として:,ラッレ.ユf時50,000人を輸送するために ほ,片\道道転時分を20分とし,37両の車両を要するから3,500万円×37両巴12 95億を要する。そうすれば軌道費,停車場費52.5億,用地費2.9億,車両費12. 95僚、合計68.35僚となる。1キロ2.5億の建設費は単線であるので,幅榛区間 を後線とすれば,大体90憶程度の建設費を要すると推定できる。これに対し て,営業収入ほ,大体電鉄の場合と同じ程度しか期待できないから,投資限界 を越えるものと考えられる。 そもそもモノレーールほ密集地帯で用地費が非常に高く(坪10万円以上),地上 開放の必要性が多いところで有利であって,本区間の如き用地費坪3,000円程 度のところでは,モル∼ルの鼻の有利性を発揮することほできない。もし電 鉄かモノレ−ルいずれかな・敷設するとすれば,(ユ)採静性の点から言っても,(2) 環状線上の他交通機関との連絡輸送の点から言っても電鉄を敷設すべきであ る。 (iv)有料道路の経済性 最近における自動車の普及増加ほ,実紅めざましいものがある。こ.の傾向は, 今後ますます道路の整備と自動車工業の発展によって拍皐をかけられるものと 思う。参考までに,建設省試算による長期退路整備計画実施に伴う改良および 舗装状況を第78表に掲げでおく。次の相関式で昭和45年度の全国自動番保有台 数を推計すれば,第79表の如くである。 普通トラック Ⅳrl=1.187+84 (㌢士0.981)岡山県南広域都市圏における交通封画 −ヱ∂一9・− 小型トラック Ⅳr2=17.7r′十146 (㌢==0.961) ただし,r=普通トラック輸送畳,T′=小型トラック輸送屋。 バ ス Ⅳβ=0.0804r+9.6 (㌢■=0992) ただし,T=バス輸送盟。 乗用皐 営業用♪〃)=1−.1495A−35巾5 自家用わg♪〃)′=2,968A−5,897 ただし,A=国民所得。 昭和35年皮における岡山県南広域都市圏の自動車保有台数ほ87,944台であ る。これを県民生産所得との相関方程式で昭和45年度の保有台数を推訂すれ ば,次の如く10万台を突破すると考えられる。 T y 32年皮 24,331 138,000 33年皮 27,669 137,850 34年皮 32,252 159,697 35年皮 37,944 189,281 45年皮 100,747 530,515 ㌢= 0.99 T= 2.64y−3930.4975 T=100,747台 ただし,T=自動車保有台数,y=県民生産所得。 広域都市圏内のゾーン間交通量について:は,その算出及び将来推計ほ.もっと 科学的に機械計算しなければならないが,今回は時間及び経費の制約があって二 既存資料によって分析した。建設省中国地方建設局岡l_Ll工事事務所がとりまと めた『岡山バイパス沿道地域経済調査報告雷』によれほ,昭和45年度における 道路交通量ほ30年度の4倍,昭和55年度は45年皮の2い2倍となる。主要都市間 における交通量を示せば,第80表の如くである(なお,既掲30ブロック間交通患の昭 和45年皮および55年皮における綜合斜傾表は第81・82表の如ぐである)。これはゾ・−ン 間交通遠で,ゾ−ン内交通鼠,例えば岡山市内の交通品は.この中に含まれてい ない。大体ゾ・−ン内交通量とゾ・−ン外交通屋の比率は80:20であるから,ゾ・− ン間交通崖が1万台であれば,ゾーン内においては4万台の交通畳があること になる。 従って西大寺郊外より岡商工業地帯を通って二,はぼ国道2号線に.平行して, 備南台地(早島町付近)を通って水島工業地帯の北部から事島市郊外へ出る退路 を,建設する必要がある。本道路は,国道2号線のバイパス的槻能を果すと共
香川大学経済学部 研究年報 2 ユタ62 ー・ヱヱ0−・・ に.,岡商工業地帯一備南台地住宅地静一水島,玉島工業地帯を結ぶ幹線道路で ある(第10図参照)。 本計画道路は幅検区間ほ 6車線,その他ほ4車線の 自動車高速道路とすべきで ある。県南広域都市圏が新 産業都市に指定されると同 時牲,本道路建設を建設省 に.運動すべきである。もし 国道としての建設が困難で (第10図) あれぼ,その全部又ほ−・部 を日本道路公団経営の有料道路として建設すべきである。正確な採算性の検討 は,工事費の概凱転換交通量,開発交通鼠,誘発交通量の推計及び便益額計 算等を行って投資限界を算出するので,相当の日時を要する。しかし,昭和45 年度における本地域の自動車交通量の推計から去ってこも,充分採算がとれるこ とほ間違いない。 (Ⅴ)結 論 将来の交通計画をたてる場合,長期的基幹計画と応急的計画とほ分けて考え なければならない。しかし,この両者は,相矛盾するものであって■はならな い。少くとも,応急計画ほ長期的計画の一価,即ち最も緊急な部分計画でなけ ればならない。 県南広域都市は,各地区が機能的に有機的に結びついた多枚都市であるの で,核内ほ勿論,核間交通を円滑にするような交通計画をたてなければならな い。 それがために.は,将来鉄道,通路体系とも各地区を循環する環状線をつくる ぺきである(第11図参照)。しかし,交通計画ほ広域都市圏の整備,人口の増加状 態に順応して行わなけれほならないので,いくつかの計画の中には白から緩急 の別がある。 最も緊急を要する計画ほ岡山一倉敷一水島間の道路交通である。ここでは既
岡山県南広域都市圏における交通計画 −エけ−−・ に,日交通量は1万台を突破して,部 分的に.交通麻痺状態を呈しているの で,この区間に早急にバイパス退路 を建設すべきである。もしバイパス が建設できれば,国道2号線上の交 通量は相当緩和されるのみならず, 広域都市圏内の交通は非常にスムー スに行われるであろう。こ.のバイパ スほ岡南工業地帯と水島工業地帯を 直結するのみならず,将来東は挿州 工業地帯,西は福山工業地帯との交通も円滑に行われることになる。また,住 宅地帯と工賞地帯との交通も,これがため非常に便利になる。従って,広域都 市圏の第1に着手すべき交通計画は,このバイパスの建設である。 第2に考慮すべきは,岡山急行電鉄である。もしバイパスを建設しないとす れば,旅客収入11.7僚,貨物収入2.9億を確保できるので投資限界は52億でな り,十分採算がとれる。しかし,バイパスが建設できれば,予想旅客輸送量 529,277,285人キロ,予想貨物輸送鼠107,835,840トンキロの相当部分がバイパ スに転換されるので,昭和45年度における人口,就業者数では危ぶまれる。し かし,昭和50年以降に.おいては採算圏内に入ってくれると思われる。 第8に.,モルールであるが,これほ建設費に.90億円以上を要し,予想営業 収入から云って:も投資限界は52億であるので,たとえバイパスが建設されない としても,採算性はない。また,昭和45年以降においても,当分採算圏内に入 る見込みほ少ない。 ≪資 料≫ 1.日本道路公団大阪支社 児島玉野道路予備検討報告書 2.自治省,岡山県 地方開発関連調査 3.岡山県 昭和45年推計要領 4. 〝 昭和35年南米統計調査結果表 5. 〝 岡山県の工場適地
香川大学経済学部 研究年報 2 ∫962 広域都市圏コミーコニチイ計画 県民所得推計報普 水島港概要 県南広域都市圏計画賃定資料 岡山県南広域都市圏0上)調査実施結果表 岡山バイパス沿道地域経済調査報告書 広域都市周の交通機関 児島玉野道路交通盈調査報告苔 児島玉野道路走行実態調査報告沓 昭和37年慶應行「交通情勢調査結果表」 6い 岡山県 7. 〝 8. 〝 9ル 〝 10. 〝 11。建設省 12.岡山県 13リ 日本道路公団大阪支社 14 〝 15.岡山県道踵課 ≪追 記≫−一附属統計表ほ,印刷の都合上,すべて論文の末尾につけ,また表の順序 も大変前後しましたことをお断りします。各表の見出し末尾に,関係本文ぺ−ジ 数を示しました。
岡山県南広域都市圏における交通計画 ー7J3−・ 第2表 生産年令人口・労働力率・就業率 (83ぺ−ジ) 第1表 岡山県南広域都市圏の範囲 (82ぺ−ジ) 市町村名 岡山市 倉敷苗 玉野市 児島摘 玉島庸 西大寺市 総社市 御津町 一・宵町 津高町 瀬戸町 山捏11】] 牛窓町 邑久町 上道町 灘崎町 衆児町 興除村 藤田村 吉備町 茶屋町 早 島叩 妹尾呵 庄 村 福 田村 清音村 山手村 船徳村 金光町 鴨方町 高松町 足守町 頁備町 その他 計 全 県 全県対比 04028 17 106 52131 ︵=D721−8 01256 一 .7 = い 0只︶ .89 9つ乙924 1 41999 88226 91263 55388 431 第3表 産業別就業構成 (83ぺ−ジ) 56796 64695 22422 34531 09620 3447り7 4326ハム 56904 41253 465 19
18106 75758 78963。
l 12 895n04 9 446 23▲427 34857 68197 64710 21121 92086 38543 94642 第4表 就業者1人当生産所得 (83ぺ−ジ)  ̄ l _ 65496 054 54 つり2654 65023 7 5270 413 6 注:1り 岡山=昭33年県勢振興計画新目標 基準年次。 2い 全国=昭31∼33年所得倍増計画基 準年次。 1’67:;手芸;7’0;;て:冨l2竺 注:昭和35年国勢調査による。香川大学経済学部 研究年報 2 ヱ962 ー】Jイー 第5表の1 県民生産所得年次比較一所得額(83ページ) 第5表の2 県民生産所得年次比較一柄成比(83ぺ−ジ) 構 成 産 業 別 %09126 04151 020UO1 09630 81512 25833 3 34 1 1 011 1
酎産 養
黄 塵林漁 123 65013 10264 11555 36︵1.C33 3 24 1 1 46263 6911⊥6 91435 34943 2 24 1 1 86395 94 89 5 21462 24ハむ23 3 ハム4 1 1 3… 第 (4)鉱 (5)建 (6)製 4.第 業業業業業 産 産 次 設造次 2 3 04971 001322 2 24 21﹂甘71ん 95131▲ 3 2 4 (7)卸 売, 小 売 業 (8)金融,保険,不動産業 (9)運輸逓信電気,ガス 水道業 (10)サ・− ビ ス 業 (11)公 務 16896 34723 1 1 248クー∩∂ 64056 l l岡山県南広疲都市圏における交通封画 第5表の3 県民生産所得年次比較一対前年比(83ぺ−ジ) −JJ5−− 第6表の1 県民分配所得年次比較一所得額(83ぺ−ジ) 所 得 額 百万円 172,750 77,934 69,738 5,660 5,381 13,477 559 額得得得得 所所所 所主網子 黛 労菜賃利 人人人 総勤個個個 12345 3 0780716 6158.608
香川大学経済学部 研究年報 2 ー∫ヱ6− ヱ962 第6表の2 県民分配所得年次比較一構成比(83ぺ一汐) 構 成 比 昭和30年桓和31年桓和32年匝和33年匝和34年画一35年
% 1・
42 21 43.3
二.≒l〒 ̄
所所所 所主潮子 貸 労業賃利 人人人 総軌個個個 12345 額得得得得 得余 第6表の3 県民分配所得年次比較一対前年比(83ぺ−ジ) 対 年 比 項 目 昭和30年桓和31年匝和32年匝和33年匝和3嘩匝和35年 ー 額得得得得 所所所 所主料子 貸 労発覚利 人人人 総勤個個個 12345 第8表 東岡山地区土地利用討画表 (85ページ) 面 積 地 域 区 分 比 率岡山県南去域都市圏における交通計画
第7表 岡山地区土地利用計画表(85ぺL−ジ)
ーヱヱ7−
J962 香川大学経済学部 研究軍報 2 −JJβ− 第9表 備南地区土地利用計画表(85ぺ一汐) 刈
生 産 緑 地」 991l 711署;苗㍗如
引 ll,400l lOO 第11表 倉北地区土地利用計画表(85ぺ−汐)岡山県南五城都市圏における交通計画 第10衷 水島地区土地利用計画表(85ページ) ー∫エ9− 区 地 皮〃”リ〃” 高 種種種種樫 5432ュ 帯筋第第第 高度地 区 その他の地区 容秩率600/100以下 区区区区 術地地地 定観致港 特美風臨
香川大学経済学部 研究年報 2 J962 −Jヱ0=一一 第12表 主 要 経 済 指 数(85ぺ−ジ) \ 地
\ \→、
項 目 城l 全 県 県 南 \\璽33年
45年i45/3334年l45年l45/33
1‖人。Il,68。,1孟
エ∵ ‥−−−−−128謁1,312謁
産 生 来 工 4 157,159 百万円 134,655 34,103 39,086 61,466 首方円 531,229 53,120 221,826 256,283 7・−:二∴−i\:∴モ∴ 得業米英 所産塵産 次次次 産 123 生第第算 5 188,487 199,008 29,524 41.330 円 524,000 220,000 648,000 513,000 日方円379,448 243,111
6.就業者1人当り生 円 166,476 90,640 282,S18 246,912 円 474,∩31 234,110 563,439 512,566 2 54 2.12 2.69 1.92 206,000 104,000 243,000 269,000 第1次 産 菜 第 2 次 塵 巣 箱 3 次 産 米 4Lて4 2.6880,Or2 90,774
_二_∴−岡山県南広域都市圏における交通計画 欝13表 人口及び就業者数の見通し(全県)(85ページ)
\、、比較区分 産業妄遍\
昭和33年 昭和35科構成比 昭和45年l構成比 838151 0ウ︶9143 31 885212 899964 497 32 2 第 3 次 卸小売 サ−ビス 金保不 運通ガ竃 その他 586 974 3ウ︼ 第14表 人口及び就業者数の見通し(県南)(85ページ)香川大学経済学部 研究年報 2 J962 (単位 円) ーヱ22− 第15表 就業者1人当り生産性の見通し(86ぺ−汐) 比較区分 年 率 倍 率 昭和45年 昭和33年 産米分類 4。77 13. 総 合 7.8 7.9 (80) 4.. 4 00919 44 56 2221▲ ︵ 155,000 151,000 (152,000) 246,000 382,000 377,000 (382,000) 417,000 第1次塵兼 盛 装 林 狩 米 漁 水 発 76351 は5. 1 14915 ㌶β.7﹂諸一 4164 2 1,134,000 743,000 439,000 1,272,000 1,259,000 4,779,000 1,45;,000 2,980,000 5,171,000 3,634,000 8,820,000 第 2 次産業 鉱 米 越 設 米 製 造 菜 (既存工業) (水島新規) 624097 554655 92防6800弱96 111211 000000 000000 000000 , ’ ’ , , , 329106 131⊥982 54﹁⊥644 1 業売動水ス他 摘小 3卸金運サ公 第 267,000 233,000 0000 0000 0000 4517 6341 6322 第18表 水島地区新規工巣の45年生産額及び就業者数推計(86ぺ−汐) 659,479 99。.9 01 756 0い1 756 100‖0 660、235 合
岡山県南広域都市圏における交通斜面
欝16表 生産額及び就共著数総括表(86ぺ−汐)
−ヱ2∂−
香川大学経済学部 研究年報 2 ヱ962 ーJ24− 第17表 生産の見通し(86ぺ−・ジ) 年
別 l 昭和33年
昭和45年 区 分 l生産額l構成比 生産額l構成比 % 159,07841100申OJl,428,510j lOO10 7 08069 04570 2 一 87009 97只︶Aて‖0 81120 門1 次虚林漁 生鮮 総産 合業米菓業 21,356.0 20,2869 2324 836.7 137,722..4 133.8 8,735.6 128,853一ノ0 トJ∴二二丁■’∴ さこご  ̄ ー __ 1891 1391 2 12 ハU799 1581 01︵aO l 1 4 40 7052 9 9 業葉菜業 産 次 2 第設造 工石 金
鉱縫製 学油 鉄
化石鉄非金 ︵︵︵︵︵ 76770 O5431 9002、U 32353 72495 4 3 1 199,344 169,446 227,955 26,713 13,612 33326 つU177−− ウ︼7ごU13 0 54 39067 13︵0 2 6・4 ︵U9990 4 1511 1 1 1 ︶︶︶︶︶ 業炭鋼属属 ﹂5G5一 2ウん4︵は 3411 咽鋤11 9756 26 675 5 209︵U9 1 26,4516,202 153 19
︶︶︶︶︶ 械械械器分 ■1 機電輸計蛋 ︵︵︵︵︵ 107 135,944 7︵O137 只W3520 2 1J1 1 7 131 ︵‖05804 01143 2 01423 72340 7 01994 3226一雀 07169 99804 9246 0 1 29959 31︵仇90 311 6904﹁⊥ 07255 只︶︵古人004 2865﹁⊥ 51り]l 計︶︶︶、ノ 品維服品 業 工科 製 学 レし ィ金紙衣木 歪︵︵︵︵ 1,107 11,80り 8,71013,749
2788,033
14,154 12,650 213,940 18165 63232 1112 。ルー5140 07963 24340 1 10060 00010 ︶ヽ、ノ︶︶︶ 異紙版ム革 プ レ ノ 家パ出ゴ皮 ︵︵︵︵︵ .8諸一月 02 7︰ 4 ■. 19矧↓矧 34 0 14 6 7 6090 010︻a l りー〇一〇 60 9 1一・⊥ 091▲矧﹂d 63 ウ︼ 窯そ軽 ︵︵︵逢−J25− 岡山県南広域都市圏における交通計画 欝19表 生産所得の見通し(86ぺ一汐) 第20表 就共著1人当り生産所得の見通し墜些二辺 比較区分 倍 率 昭和45年 昭和33年 産業分類 %0 &
206,0品l
524,0 A一553 5732 6240 97 6664 8698 5546 55 し 220,000 215,000 (2】9,000) 258,000 648,000 834,000 464,000 674,000 513,000 432,000 1,119,000 671,000 480,000 426,000 104,000 101,000 (102,000) 156,000 243,000 382,000 159,000 260,000 269,000 233,000 644,000 335,000 2・41,000 217,000 兼業英美 機 次 2 筋 業兼業共 設造 鉱建製 第 3 次産業 卸 小 売 金融保不動 蓮通ガ竃水 サ− ビス 公務その他J962 香川大学経済学部研究年報 2 −ヱ26−・ 第21表 鉄道粁程及び密度(86ぺ−・汐) 第22表 線別鉄道粁程(87ぺ一汐) 線
名 I 区
間 1粁 数1 備 考 県境から県境まで 県境から県境まで 山 陽 線 宇 野 線 姫 新 美 線 線 伯 備 線 津 山 線 ・ . ご・・ : 赤 穂 線 岡 山∼宇 野 神 代∼野 馳 倉 敷∼県 境 岡 山∼津 山 岡 山∼総 社 津 山∼美作河井 赤 穂∼伊 部 (以上私鉄小計) 合 計・−J27■− 匿山県南広域都市圏における交通計画 第23表 鉄道別遅行皇(87ぺ−ジ) 現行蓮卜行∵最 キ ロ 地区内 遅行可能容壷 企業者名 旅客8琉(上下線爽)貨物12本 (上下紡典) 旅客4本(”)貨物8本 (〝) 旅客4ヰ()〝)貨物4本 ( 薫物5本(上下線炎) 〝 2本( 〝 ) 国 鉄 山陽本線(讐 山陽本線(還 宇 野 伯 備 、 曲射 9 5 2 5 1 3 3 1 局