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臨床報告
小児 の湿 潤 な皮 膚病 変 に対 す る
紫 雲膏 の使 用経 験
千葉
庸夫
菊地百合子
要 旨 紫 雲 膏 は熱 傷 や 痔 疾 患 に用 い られ そ の有 効 性 が認 め られ て い る が, 敬 遠 され や す い特 有 な に お い を有 す る こ と, 衣 類 に付 着 す る と色 が染 ま る こ と, さ らに は乾 燥 性 の病 変 が適 応 と な る こ とな どの制 限 が有 り小 児期 で は それ ほ ど頻 用 され て い る軟 膏 で は な い。 しか し本膏 に は 殺 菌 作用 が あ り, ま た ケ ロイ ドを 作 らず 疲 痕 の形 成 が抑 制 され る とい う優 れ た作 用 が有 る こと か ら, わ れ わ れ は 小児 例 で, 潰 瘍 を とも な っ た外 陰 部 の血 管 腫, お よび 熱 傷 の例 に使 用 した。 い ず れ も湿 潤 性 の 患 部 で は あ った が乾 燥 化 が早 く, 搬 痕 形 成 も無 く治 癒 した。 軟 膏 の塗 布 の際 に充 分練 って ひ き の ばす よ うにす れ ば 本膏 は湿 潤 性 の創 部 に も使 用 可能 で あ る と思わ れ る。 キ ー ワー ド: 紫 雲膏, 熱 傷, 外 陰 部 潰瘍, 小 児 は じめ に 紫 雲 膏 は" よ く肌 を潤 し, 肉 を平 らか にす る" 外 用 剤 といわ れ, 主 と して肌 の 乾 燥, 荒 れ, 潰 瘍, 増 殖 性 の皮 膚 病 変 な ど乾 燥 性 で分 泌 の少 な い 状 態 を 目標 と して用 い られ る。 特 有 な に お い と衣 類 に付 着 す る と脱 色 しに くい点 か らそれ ほ ど使 用 され て い な い の が現 状 で あ る が, 本 膏 は殺 菌 作 用 を有 し, ケ ロイ ドを 作 らず, ま た搬 痕 を修 復 す る 作用 を有 す る事 か らも っ と頻 回 に, ま た他 の皮 膚 疾 患 に お い て も広 く応 用 され るべ き で あ る と考 え られ る。 わ れ わ れ は 小児 例 の湿 潤 な病 変 に お い て 本 膏 を使 用 す る機 会 を得 た の で そ の有 用 性 につ い て報 告 す る。 症 例 症 例1: 1歳 女 児 家 族 歴: 特 記 す べ き こ とは な い。 現 病 歴 お よび 局 所 の状 態: 生 下 時 に外 陰 部 に痩 孔 が あ る との こ とで 当科 を紹 介 され た が精 査 の結 果, 外 陰 部 の左 側 が発 育不 良 で左 側 の大 小陰 唇 は み られ ず, 膣 は右 側 に偏 位 し, 痩 孔 は隔 壁 を境 に 左 側 の膣 に相 当す る部 位 に あ った が, 膣, 直 腸, 尿 道 とは交 通 の無 い先 天 性 の皮 膚 痩 孔 で あ っ た (図1)。 前 方 位 肛 門 が み られ, 肛 門 の狭 小 が み ら れ た が, 排 便 は ほ ぼ 正 常 に 行 わ れ て い た。 左 の 殿 筋 の発 育 も不 良 であ り, 坐 位 に す る と左 側 に 転 倒 しや す か った。 初 診 時 に は 殿 部 の皮 膚 に は そ の 他 の異 常 は み られ な か つた が1ヵ 月 頃 か ら血 管 腫 が 出現 し, 次 第 に 大 き くな り, 潰 瘍 を 形 成 し, 出 血 が み られ る よ うに な った。 現 症 お よび 経 過: 患 児 の 脈 は 上 気 道 炎 を 合 併 し て いた た め か 浮 数 であ った が, 腹 部 に は 異 常 所 見 は み られ な か った。 舌 所 見 は 確 認 で きな か った。 血 管 腫 の部 位 に は 浅 い 潰 瘍 が み られ, 血 性 浸 出 液 が み られ た。 外 陰 部 に 接 して 存 在 して い るた め に 尿, 便 な ど で常 に 汚 染 され る部 位 であ り, 抗 生 剤 入 り軟 膏 の塗 布 を 考 慮 した が, 血 管 腫 に よ る潰 瘍 形 成 が 進 行 性 であ る こ とを 考 慮 し, 紫 雲膏 (ツ ム ラ501) を 塗 布 す る こ と とした。 当初 の2, 3日 は外 陰 部 の精 査 をか ね て入 院 させ, オ ム ツを 交 換 す る度 に ガ ー ゼ に塗 布 した 軟 膏 を つ け させ た が, 医, 国立仙 台病 院小児外科, 宮城退 院 後 に は1日3, 4回 の 塗 布 と した。 図1は 治 療 開 始 後 ま もな くの 状 態 で あ るが, 塗 布 後 早 期 に 乾 燥 しは じめ, 潰 瘍 も改 善 した。 約2週 間 で乾 燥 状 態 とな り, 以 後 潰瘍 の形 成 は み られ ず, また 搬 痕 形 成 もみ られ な か った。8ヵ 月経 過 した 現 在, 再 発 はみ られ ず, 血 管 腫 が 消 槌 し始 め て い る (図 2)。 症例2: ■9歳 男児 家 族 歴 ・既 往 歴: 特 記す べ き こ とは な い。 図1症 例1の 外陰部所 見 左側の先天性形成異常 と約1ヵ 月後 に生 じた血 管腫 (潰瘍形 成) がみ られ る。図は紫雲膏塗布中 のものである。 図2症 例2の 紫雲膏 治療後 塗布は約2週 間で中止 したが良好 に経過 している。
(439) 日本 東 洋 医学 雑誌 第44巻 第3号 (1994) 177 現病 歴: 入浴 の際 の お湯 を沸 か しす ぎ て浴 室 が 熱 くな り, 換気 扇 を まわ そ う と浴 槽 の蓋 の上 に の って 熱 湯 の 中 に 転 落, 両 下肢 に 第2度DDBの 熱 傷 を 負 った。 翌 日に な っ て シ ョッ ク状 態 とな り当 科 に紹 介 され た。 現症 お よび経 過: 大 腿 下 部 以下 全 体 の熱 傷 で, 褐 色 調 の厚 い壁 を有 した 水 庖 形 成 が 著 し か っ た が, 疼 痛 は 当 初 は ほ とん どみ られ な か っ た。 補 液, 抗 生剤 の 投 与 を 行 い, 局 所 に は ス ル フ ァジ ア ジ ン銀 ク リー ムの塗 布 を 行 った。 壊 死 状 と な った 水 疸 部 を除 去 し薬 浴 な どを 併 用 した が, シ ー ツを か な り濡 らす ほ ど湿 潤 が 著 し く, ク リー ム と分 泌 物 が混 ざ って どろ どろ した ゾル 状 の 悪 臭 を 伴 った 状 態 に変 化 して きた。 しか し局 所 の 改 善 は ほ と ん 図3症 例2の 使 用前局所所見。薬浴後の状態。 図4症 例2の 紫 雲 膏 塗 布 中 の局 所 所 見 壊 死 状 部 分 は 排 除 され つ つ あ り, 血 流 も よ く, 赤 味 を増 して き て い る。
どみ られ な か った。 局所 の疼 痛 が 強 くな り, 両 下 肢 が 約90度 で拘 縮状 態 とな り他動 的 に も全 く伸 展 させ る こ とが で きな くな った (図3)。 そ こ で 抗 生 剤 入 り軟 膏 の 塗 布 を 考 慮 した が 水 庖 除 去 後 の 状 態 は 一 種 の 潰瘍 や び らん で あ る と考 え, また 搬 痕 形 成 も必発 と考 え られた た め そ の 改善 も意 図 して 紫 雲 膏 (ツ ム ラ501) を 塗 布 す る こ と と した。 こ の 時 の 患 児 の 脈 証 や 舌 証 は 特 に 異 常 で は な か っ た。 軟 膏 の 塗 布 部 が 湿 潤 な 部 位 で あ るの で 紫 雲 膏 は Melolin ガ ーゼ に 塗 布 しヘ ラで 数 回 ひ き のぼ す よ うに して柔 らか く し, 創 部 に な じみ や す く して か らま きつ け る よ うに した。 塗 布 後 は 浸 出液 に よる ガ ー ゼ の汚 染 が 極 端 に 少 な くな り, Melolin ガ ーゼ の 固 定 の た め に 巻 い た 包 帯 を わず か に濡 らす 程 度 とな った。 白 く, 壊 死 状 とな った 部 分 も縮 小 し, 局 所 の血 流 も良 くな り 乾 燥 状 態 とな つた 部 分が 増 加 して き た (図4)。 た だ軟 膏 塗 布 後 は特 に夜 間 の頻 尿 が み られ る よ う に な り排 便 回数 も増 加 した。 約2週 間後 に は疼 痛 は な くな り, また 膝 関 節 上 を 他 動 的 に強 く押 す こ とに よ り下 肢 を伸 展 させ る こ とが 可 能 とな り (伸 展 時 に は痛 み あ り), 次 第 に 自動 的 に も動 か せ る よ うに な った。 乾 燥 し始 め た 局 所 は 初 めは 褐 色調 のか さか さ した 魚 鱗 癬 状 に な った が, これ は 紫 雲 膏 の豚 油 の乾 燥 した もの に も関 係 が あ る と 思 わ れ, 次 第 に落 屑 した (図5)。 搬 痕拘 縮 や ケ ロイ ドは み られ ず 走 る こ とも 可能 とな つた。 こ の状 態 まで 紫 雲 膏 塗 布 後 約2ヵ 月 を要 した。 考 案 熱 傷 の局 所 に 塗 布 す る軟 膏 や保 護 剤, あ るい は 代 用 皮 膚 に は種 々な もの が存 在 す る。 わ れ わ れ の 施 設 では これ ま で熱 傷 の局 所 療 法 と して は スル フ ァジ ア ジ ソ銀 ク リー ム (ゲ ー ペ ソ ク リー ム), ポ ピ ドン ヨー ド軟 膏 (イ ソジ ン ゲル), あ る い は 抗 生 剤 を基 剤 に配 合 し塗 布 した dressing (ソ フ ラ チ ュ ール ガ ー ゼ) な ど を使 用 して き た。 多 くの場 合 は これ らに よ り充 分 に 目的 を達 す る こ とが で き る が, 熱 傷 の深 度 が 深 い も の で は癩 痕 や ケ ロイ ドを 形 成 し, 後 日植 皮 を 行 っ た り修 正 手術 を 必 要 とす る場 合 が 多 い。 この 癩 痕 や ケロ イ ドを 少 しで も少 な くす るた め に 局 所 の管 理 法 に工 夫 した り, 他 動 運 動 を 加 え るな どの 努 力 が 行 わ れ て い るが, 紫 雲 膏 に これ らの 抑 制 作 用 が あ る こ とが 古 書 に も示 さ れ て お り, 研 究報 告 や 症 例 の 報 告 が な さ れ て い る1)-5)。 紫 雲 膏 は 外科 正 宗6)の 巻 の 四 「白禿 瘡 」 の潤 肌 膏 (麻 油, 紫 草, 当 帰, 黄 蝋 で構 成) を華 岡青 州 図5症 例2の2ヵ 月 後 の状 態 搬 痕 形 成 もみ られ ず 良 好 で あ る。
(441) 日本 東 洋 医学 雑誌 第44巻 第3号 (1994) 179 が 工 夫 し て改 変 した も ので, 潤 肌 膏 で は 「治 禿 瘡 干 枯 白斑, 作 痒 髪 脱 」 と脱 毛 や 皮 膚 色 素 異 常 が 適 応 であ った も の を さ ら に応 用 範 囲 を 広 げ た。 本 膏 は 基 剤 と し て豚 油 を用 い て お り, また鑞 を 用 い て い るが, 紫 草 と 当帰 が 主 体 を な して い る。 紫 草 は ム ラサ キ科 ム ラサ キ の根 (硬 紫 根) で, 涼 血 活 血, 解 毒 透疼, 利 小 便 滑 腸 作 用 を 有 し, 斑疼 が 透 出 しな い 時 や 紫 黒 色 を 呈 す る時, あ るい は 皮 膚 化 膿 症, 潰 瘍, 皮 膚 炎 そ の他 の皮 膚 病 変 に お い て 用 い られ る7)。 当 帰 は 補 血 調 経, 活 血 行 気, 止 痛, 潤 腸 通 便 作 用 を 有 し, 軟 膏 に 使 用 す る際 は 活 血 行 気, 止 痛 の 作 用 を 利 用 し, 腫 脹 や疼 痛 の 緩 和 を 目 的 と して い る7)。 紫 雲 膏 の 作 成 法 に は 始 め か ら順 次 加 え て い き作成 す る方 法3)と 始 め に ゴマ 油, 当 帰, 紫 根 を 混 ぜ あ わ せ 濃縮 して エ キ スを 作成 し, サ ラ シ ミッ ロ ウ と豚 油 を混 ぜ る8)と い う2つ の報 告 が有 るが, わ れわ れ は後 者 の方 法 で 作成 され た 軟 膏 を使 用 した。 紫 雲 膏 は乾 燥 性 の皮 膚 病 変 が 適 応 とされ て い る が 実 際 の報 告 例 を見 る と熱 傷4)9), 実 験 的 熱 傷10), 痔 疾 患11)12), ベ ー チ ェ ッ ト病 の外 陰 部 潰 瘍13) な ど 湿 潤 性 が 予 測 され る部 位 で使 用 され てお り, また そ の作 用 の一 つ とし て排 膿 させ て治 癒 させ る点 が 有 る こ とか ら も湿 潤 性 の患 部 に も頻 回 に取 り替 え た り, 吸 湿 のた め の工 夫 を 加 えれ ば 充 分 に 使 用 し 得, また 逆 に 療 痕 形 成 を抑 制 し, ケ ロイ ド形 成 を 少 な くす る とい う利 点 を 活 か す こ とが で き る。 紫 雲 膏 は 癩 痕 や ケ ロイ ドの治 療 に 用 い られ る こ とが あ るが14)柴苓 湯15)や トラ ニ ラ ス トを 併 用 した ほ う が 効 果 的 で あ る と思 わ れ る。 そ の 他 本膏 に は 抗 発 癌 プ ロモ ー タ ー作 用 が 期 待 され る と さ れ て お り 16), 熱 傷 後 の 搬 痕 か らの 発 癌 の 予 防 や皮 膚 の 悪 性 腫瘍 発 生 の 予 防 に 期 待 で き る もの と思 わ れ る。 小 児 に お け る紫 雲 膏 の経 験 例 の報 告 は ほ とん ど 無 い が, わ れわ れ の使 用 経 験 か らは 生薬 の作 用 か ら と思わ れ る が, 症 例2の よ うに排 尿 回数 が 増 加 し, 排 便 回数 が 増 加 す る点 (症 例1で は 幼 児 のた め お む つ を して お り不 明) を 除 け ば, 特 に 問 題 点 は な い。 紫 雲 膏 は 比 較 的 か た い 軟 膏 で あ るが, ガ ーゼ 上 で よ く練 り, す りこむ よ うに して 沁 み 込 ま せ て お く と 湿 潤 な 部 位 で も充 分 に 排 液, 排 膿 で き る 有 用 な 膏 剤 で あ る と 思 わ れ る。 結 語 小 児 の 湿 潤 な 患 部 に 紫 雲 膏 を 使 用 し, 満 足 い く 結 果 が え ら れ た の で 文 献 的 考 察 を 加 え て 報 告 し た。 一 般 の 膏 薬 に は 見 ら れ な い よ うな 作 用 も見 ら れ, 日 常 診 療 に は 欠 か せ な い も の と 思 わ れ る。 文 献 1) 菊 谷 豊 彦: 紫 雲膏, 日本 医 師会 誌, 104, KK95-96, 1991 2) 浅 田宗 伯: 紫 雲, 勿 誤 薬 室 方 函 口訣, 津 村 順 天 堂, p. 331, 1981 3) 大 塚 敬 節: 漢 方 診 療 三 十 年, 治 験 例 を主 と した 治 療 の実 際, 創 元社, pp. 58, 96, 106, 1980 4) 山 田輝 司, 他: 紫 雲 膏 に よ る重 症 熱 傷 治 療 の1 例, 日本 東 洋 医 学 会 誌, 43, 545-549, 1993 5) 中 島 一: 紫 雲 膏, JJSHP, 27, 981-982, 1991 6) 陳 実 功: 白禿 瘡, 外 科 正 宗, 人 民 衛 生 出 版 社, p. 286, 1983 7) 神 戸 中 医 学 研 究 会: 中 医 臨 床 の た め の 中 薬 学, 医 歯 薬 出版, pp. 95, 423, 1993 8) ッ ム ラ医 薬 事 業 部: ッ ム ラ紫 雲 膏, ツ ム ラ漢 方 製 剤 エ キ ス穎 粒 (医療 用), p. 205, 1992 9) 坂 本 道 哉, 他: 紫 雲 膏 に よ る火 傷 治 癒 の1例, 患 者 観 察 を 通 して, JJSHP, 20, 33-36, 1984 10) 平 馬 直樹, 他: 熱 傷 マ ウス に た いす る紫 雲膏 外 用 の 効 果 に つ い て, 和 漢 医 薬学 会 誌, 3, 370-371, 1986 11) 三 宅 雅 史, 他: 紫 雲 膏 を使 用 した慢 性 期 痔 核 の3 例, 漢 方 診 療, 5, 46-48, 1986 12) 白水 倶 弘, 他: ツム ラ紫 雲 膏 (TJ-501) に よる痔 疾 患 治療, Pr0g. Med-, l3, 1108-1110, 1993 13) 平 田武 臣: ベ ー チ ェ ッ ト病 の 外陰 部 潰 瘍 に紫 雲 膏 の1例, 日: 本東 洋 医学 会 誌, 38, 340, 1988 14) 渡 辺 奈 津: 肥 厚 性 搬 痕, ケ ロイ ドに対 す る紫 雲 膏 の使 用経 験, 漢 方 診 療, 11 (7), 8, 1992 15) 大 西 清, 他: ケ ロイ ド, 肥 厚 性 搬 痕 に対 す る ツ ム ラ柴 苓 湯 の有 用 性 の検 討, 漢 方 医 学, 17, 57-60, 1993 16) 木 島 孝 夫, 他 :生 薬 製 剤, 紫 雲 膏 の Epstein-Barr Virus 活 性 化 抑 制 作 用 と抗 発 癌 プ ロモ ー タ ー 作 用, 薬 学 雑 誌, 109, 843-846, 1989 (1993年8月16日 受理)
frequently used in children because it has a disagreeable smell, stains clothes, and is indicated only for dry lesions. This formulation, however, has several advantages including its bactericidal activity and its inhibition of cicatrization without forming keloids. We therefore used Shiun-ko in children with vulvar hemangioma or burns.
Although the lesions were wet, they dried quickly and healed without keloid for-mation. This formulation appears to be applicable even to wet wounds if it is kneaded and stretched when applied.