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(1)

「建物のZEH化と再生可能エネルギー

の普及拡大について」

芝浦工業大学 工学部 建築工学科・教授

秋 元 孝 之

九都県市再生可能エネルギー活用セミナー 都議会議事堂1階「都民ホール」, 2016年10月20日(木)

(2)

 石油危機以降、GDPは2.5倍に増加したにもかかわらず、産業部門はエネルギー消費量が2割近く減 少。一方、民生部門は大きく増加(業務部門2.9倍、家庭部門2.0倍)。

 我が国のエネルギー需給の安定のためには、民生部門の対策が必要不可欠。

(3)

 我が国は、1970年代の石油危機以降、官民を挙げて精力的な取組を行った結果、1973年から2013年 までの40年間に約4割エネルギー効率を改善、世界的にも最高水準のエネルギー効率を実現。  ただし、80年代後半以降は、GDP当たりの効率は伸び悩んでおり、一層の対策が求められている。 3 約4割改善 【我が国のエネルギー効率 (エネルギー供給量/実質GDP)推移】 出所)総合エネルギー統計、国民経済計算年報 【エネルギー効率の各国比較(2011年)】

出所)IEA energy balance of OECD Countries 2014 Edition 、 IEA energy balance of Non-OECD Countries 2014 Edition 、日本経済統計要覧

(注)一次エネルギー供給(石油換算トン)/実質GDPを日本=1として換算。

(4)

業務部門におけるエネルギー消費量と床面積の推移 0.8 0.9 1 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.5 2 2.5 3 エネルギー消費量 床面積 床面積 エネルギー消費量  大幅にエネルギー消費量が増加している業務部門についてみると、「床面積当たり」のエネルギー消費量は 近年横ばいから改善の傾向が見られる。  床面積は一貫して増加傾向にある一方、エネルギー消費量は近年減少傾向の状況。

1.我が国のエネルギーの現状

(業務部門のエネルギー消費状況①)

(5)

(注) 「総合エネルギー統計」では、1990年度以降、数値の算出方法が変更されている。 (出所)  業務部門を9業種に大きく分類すると、かつては、エネルギー消費量のシェアが大きな部門は、ホテル・旅 館や事務所・ビルであったが、近年では、事務所・ビルや卸・小売業のシェアが大きくなっている。  各設備の建物全体に占めるエネルギー消費割合は、建物用途によって大きく異なる。 (出展) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現と展開に関する研究会報告書(2009年11 月経済産業省) 5 病院では、ウエイトの高い 給湯・空調を重点的に 省エネを行うと効果大。 事務所では、ウエイトの 高い空調・照明を重点的 に省エネを行うと効果大。

1.我が国のエネルギーの現状

(業務部門のエネルギー消費状況②)

(6)

家庭部門におけるエネルギー消費量と世帯数の推移 1.3 1.5 1.7 1.9 2.1 2.3 2.5 1 1.1 1.2 1.3 1.4 世帯数 エネルギー消費量 エネルギー消費量 世帯数  大幅にエネルギー消費量が増加している家庭部門についてみると、「世帯当たり」のエネルギー消費量は近 年横ばいから改善の傾向が見られる。  世帯数は一貫して増加傾向にある一方、エネルギー消費量は増加傾向に歯止めがかかり、近年横ばいの状 況。

1.我が国のエネルギーの現状

(家庭部門のエネルギー消費状況①)

(7)

冷房 2.5% 暖房 25.3% 給湯 27.6% 厨房 8.5% 動力・照 明他 36.1% 2013年度 38,013MJ (注) (出所)(一財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」を基に作成  家庭部門のエネルギー消費状況を用途別にみると、冷房用、暖房用、給湯用、厨房用、動力・照明他(家電 機器の使用等)の5 用途に分類できる。  2013年度におけるシェアは動力・照明(36.1%)、給湯(27.6%)、暖房(25.3%)、厨房(8.5%)、冷房(2.5%)。 世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の変化 冷房 0.5% 暖房 30.7% 給湯 33.8% 厨房 16.0% 動力・ 照明他 19.0% 1965年度 18,159MJ /世帯 約1.7倍 に増加 冷房 1.3% 暖房 29.9% 給湯 31.7% 厨房 14.1% 動力・照 明他 23.0% 1973年度 30,952MJ/世帯 約1.4倍 に増加 冷房 2.2% 暖房 24.6% 給湯 34.6% 厨房 9.0% 動力・照 明他 29.5% 1990年度 43,104MJ/世 約0.9 倍に減 少 7

1.我が国のエネルギーの現状

(家庭部門のエネルギー消費状況②)

(8)

 我が国では、「産業部門」、「業務・家庭部門」、「運輸部門」のそれぞれに応じた省エネルギー政策を展開。  部門ごとに定期報告・原単位削減努力、トップランナー規制、住宅・建築物の省エネ基準等、省エネ法によ

る規制を実施。

(9)

 我が国では、「産業部門」、「業務・家庭部門」、「運輸部門」のそれぞれに応じた省エネルギー政策を展開。  部門ごとに予算・税制等による支援を実施するとともに、分野横断的に省エネ技術開発等を実施。

(10)

2.(1)はじめに

(ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは)  ZEHは、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備によりできる限 りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、1年間で消費す る住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅

暖房 冷房 換気 暖房 冷房 換気 削減 エネルギーを上手に使う

エネルギーを創る エネルギーを極力 必要としない (夏は涼しく、冬は暖かい住宅) 年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下

(11)

 住宅でのエネルギー消費を極力抑え、災害時でもエネルギー的に自立した住宅として、 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が注目されている  我が国の「エネルギー基本計画(2014年4月閣議決定)」において、ZEHの実現・普 及目標が設定されている – 2020年までに、標準的な新築住宅でZEHを実現 – 2030年までに、新築住宅の平均でZEHを実現  上記の目標を達成するために、(1)ZEHの定義・評価方法、(2)ZEHの普及方 策を検討することを目的として、大学教授やハウスメーカー・工務店の担当者等で構成 されるZEHロードマップ検討委員会を設置

2.(1)はじめに

(ZEHの実現目標とZEHロードマップ検討委員会の設置)

(12)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(課題)  明確なZEHの定義、目標設定がないことから、ハウスメーカー・工務店等にとってはZEH をアピールできず、消費者側にとってはZEHの理解が進まないのが現状  ZEHをどのように評価するのか – 設計段階、運用段階のどちらで評価されるのか – どのような住宅が対象となるのか – 壁や屋根等の断熱はどこまで必要か – どの設備が対象になるのか(暖冷房、照明、給湯・・・) – 太陽光発電をたくさん載せてもよいのか、余剰電力はどのように評価されるのか  どうすれば目標を達成したことになるのか

(13)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(エネルギーを極力必要としない住宅)  今後数十年~半世紀にわたり住宅分野における省エネを確保し、優良な住宅ストック を形成するためには、竣工後に抜本的改善が困難な躯体の高性能化が重要  そこで、省エネ基準を強化した高断熱基準をZEH基準として設定 ※ηA値、気密・防露性能については、省エネ基準に準拠 高断熱窓 高性能断熱材 日射遮蔽 表:外皮平均熱貫流率(UA値)の基準 地域区分 (旭川等) 1地域 (札幌等) 2地域 (盛岡等) 3地域 (仙台等) 4地域 (つくば等) 5地域 (東京等) 6地域 (鹿児島等) 7地域 (那覇等) 8地域 ZEH基準 0.4 0.4 0.5 0.6 0.6 0.6 0.6 - 省エネ基準 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 -

(14)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(エネルギーを上手に使う住宅)  ZEHの「高断熱基準」を満たした上で、快適な室内空間を保ちながら、エネルギーを上 手に使うためには、空調設備、換気設備、照明設備、給湯設備等の高効率化が重要  躯体の高断熱化と設備の高効率化により、省エネ基準よりも20%以上の省エネを ZEH基準として設定 照明 暖房 冷房 換気 照明 暖房 冷房 換気 20%以上省エネ <ZEH> <一般住宅> 高効率空調 高効率換気設備 高効率照明 高効率給湯設備

(15)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(エネルギーを創る住宅)  ZEHの「高断熱基準」「設備の効率化」で20%以上省エネを満たした上で、太陽光発 電等によりエネルギーを創ることで、正味でゼロ・エネルギーを目指す  ただし、屋根が小さい・日射が当たりくい住宅では、エネルギーを創ることに限界があるた め、評価に考慮することが必要  正味で75%省エネを達成したものをNearly ZEH 正味で100%省エネを達成したものをZEH ZEH (正味で100%以上省エネ) Nearly ZEH (正味で75%以上省エネ) ※都市部等の市街地に建つ狭小住宅等 ※100%省エネ、75%省エネの判定方法は省エネ 基準に従うが、その対象は、空調・給湯・換気・ 照明設備とする。また、省エネ基準では自家消 費分のみを考慮するが、ここでは売電分も考慮 する。(ただし、余剰買取における余剰売電分 に限り、全量売電については考慮しない。)

(16)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(ZEHの定義イメージ) エ ネルギー供給量 ZEH Nearly ZEH

省エネルギー

①負荷の抑制(高断熱化、日射遮蔽等) ②自然エネルギー利用 (再生可能エネルギーを除く) ③設備システムの高効率化 100%以上減 (Net Zero) 75%以上減 ④再生可能エネルギーの導入

エネルギー自立

(17)

2.(2)

ZEH

の定義・評価方法

(ZEHの目標)  2020年までに、「標準的な新築住宅でZEH」となるためには、ハウスメーカー、工務店 等が作る新築住宅の過半数がZEHとなっていることが必要。  この場合において、対象となる住宅は「新築戸建住宅」 – 住宅の設計段階で評価する – 集合住宅(マンション等)の省エネルギー化も重要であるが、エネルギー消費と比して屋根面 積が限定される等により、ZEHの達成が困難(ただし、集合住宅はZEHを目指さないという 意味ではない) <ZEHの目標の対象>

(18)

2.(3)

ZEH

の普及方策

(課題) ZEHは一般消費者に認知されているか – ZEHに住むことのメリットは何か (光熱費削減、エネルギー自立による防災性能の向上、快適性・健康性の向上等) – 類似する住宅指標との違いは何か (認定低炭素住宅、スマートウェルネス住宅、ライフサイクルカーボンマイナス住宅等) ZEHを作る/買う費用を抑えられているか – 現状では、ZEHは一般住宅と比べて割高 – そのため、ハウスメーカー、工務店等がZEH普及の自社目標を設定し、大量生産化・低コスト 化に向けて産業界全体で努力することが重要 – また、それを後押しする役割として、国の期間限定の補助も重要

(19)

2.(3)

ZEH

の普及方策

(ZEHロードマップ案)  検討委員会での議論を踏まえ、ZEHの課題に対する対応の方向性を整理した 定義の確立 事業者の補助 技術者の育成 広報 技術開発 目標の設定 ZEHの普及 ZEHの標準仕様化 定義確立 (必要に応じて)定義の見直し 2015 年度 2018 年度 2016 年度 2017 年度 民 間 事 業 者 ・ 業 界 団 体 国 2019 年度 2020 年度 目 標 ZEHの自律的普及/ 新築戸建住宅の過半数をZEH化 建築補助 ZEH広報/ブランド化 中小工務店等のノウハウ確立 自主的な行動計画等に基づくデータ収集・進捗管理・定期報告 (必要に応じて)限定的な延長

(20)

2.(3)

ZEH

の普及方策

(ZEHロードマップ案) <国が業界団体・民間事業者と連携して取り組むべき施策>  ZEH建築へのインセンティブ付与 – ただし、Nearly ZEH(75%省エネ住宅)を補助対象に含めるかについて、精査が必要 – また、全事業者ではなく、ZEHの目標設定、公表、進捗管理等を行う事業者に対して、期 間限定の支援を行うことを検討 – 実際の居住データの収集、分析、公表等を通じて関係各所に種々のフィードバックを行うこと が重要  中小企業の技術者の育成 – 中小工務店等が省エネ住宅を建築することに支援を検討

(21)

2.(3)

ZEH

の普及方策

(参考:他指標との比較) エネルギー特化型 総合評価型 省エネ率 ▲60% ▲80% ▲40% ▲20% ▲100% 平成25年 省エネ基準 平成25年 基準相当 認定低炭素住宅 認定低炭素 住宅 CASBEE レベル3 レベル4 レベル5 長期優良住宅 長期優良住宅 LCCM住宅 LCCM住宅 ZEH Nearly ZEH ZEH スマート ウェルネス住宅 ※省エネ率に関 する明確な基 準は定められて いない ※CASBEE- 戸建(新築) LR1-1の評価基準 ※自家消費に係る 再生可能エネ分含 む・家電分含む ※自家消費に係る再生可能エネ分含 む・家電分含む ※売電を含めた再 生可能エネ分含 む・家電分除く ※住宅のライフサイ クルにおけるCO2排 出量での基準

(22)

2.(3)

ZEH

の普及方策

(ZEHロードマップ案) <業界団体・民間事業者が国と連携して取り組むべき施策>  ZEHの標準仕様化 – ハウスメーカー・工務店等は、ZEHおよびZEH関連技術を商品ラインナップに加え(標準仕 様化)、大量生産、低コスト化を進める  ZEHの目標設定・進捗管理 – ハウスメーカー、工務店等がZEH普及に関する目標設定、公表、進捗管理等を行う  ZEHの広報・ブランド化 – 企業と国が連携し、分かりやすい広報活動を実施

(23)

住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業

平成28年度概算要求額

190.0億円(7.6億円)

中小企業庁 技術・経営革新課 03-3501-1816 事業の内容 条件(対象者、対象行為、補助率等) 補助(定額、1/3~2/3) 事業イメージ 事業目的・概要  【ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業】 2020年までに新築住宅の過半数をZEH(※)とすることを目指し、ZEHの価格低 減及びZEHの普及加速化のため、高性能建材や高性能設備機器、蓄電池等の組 合せによるZEHの導入を支援します。  【ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業】 2020年までにZEB(※)を実現することを目指し、そのガイドラインを作成するため、 トップレベルの省エネルギーを実現する先進的な取り組みに対し、その構成要素となる高性 能建材や高性能設備機器等の導入を支援します。 ※ZEH/ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ビル) :年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅/建築物  【既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業】 既築住宅・建築物の抜本的な省エネルギーを図るため、既築住宅・建築物の改修におい て、一定の省エネルギー性能を満たす高性能な断熱材や窓等の導入を支援し、その市場 拡大と価格低減効果を狙います。 成果目標  住宅や建築物におけるエネルギーコスト削減に向け、省エネルギー性能の高い住宅や建築 物の普及を促進することで2020年までに新築住宅の過半数のZEH実現と建築物 におけるZEB実現を目指し、高性能建材については約2割の価格低減を目指します。 産業技術環境局 大学連携推進室 03-3501-0075 資源エネルギー庁 省エネルギー対策課 製造産業局 住宅産業窯業建材課 03-3501-9726(省エネルギー対策課) 補助 民間団体等 設置者 」 HEMS 高効率給湯設備 高効率照明設備 高断熱仕様 日射遮蔽 涼風 高効率空調設備 夏期 冬期 高断熱窓 排出 省エネ換気設備 熱 太陽熱利用 ZEH ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物 既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業 天井・壁・床等 の断熱改修 ガラスの交換 窓の取替え

(24)

3.建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律

(建築物省エネ法)

2015年7月1日に国会において成立し、7月8日に公布。

①大規模非住宅建築物の省エネ基準適合義務等の

規制措置

と、②省エネ基準に適合している旨の表示制度及び誘導基準に

適合した建築物の容積率特例の

誘導措置

を一体的に講じる。

適合義務、届出等の

規制的措置

については2017年4月1日に

施行、容積率特例、表示制度等の

誘導的措置

については2016

年4月1日の施行。

エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)の「建築

物に係る措置」

の大部分はこの新法に移行。

(25)
(26)
(27)
(28)
(29)
(30)
(31)
(32)
(33)

平成28年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業

 ZEHロードマップに基づき、ZEHの自立的普及を目指して高断熱

外皮、高性能設備と制御機構等を組み合わせ、ZEHを新築する、

ZEHの新築建売住宅を購入する、または既築住宅をZEHへ改修

する者に補助金を交付する。

 補助金額および上限額

①補助対象住宅

一戸あたり 定額 125万円

寒冷地特別外皮強化仕様の住宅

一戸あたり 定額 150万円

②蓄電システム

蓄電容量 1kWh当たり5万円

蓄電システムの補助額上限:

本体および設置工事費の合計の1/3または50万円の

いずれか低い金額

(34)

ZEHビルダー登録制度

 ZEHビルダーは、

自社のZEH(Nearly ZEHを含む)

が占める割

合を

2020年度までに50%以上

となるZEH普及目標を自社のホー

ムページや会社概要などで公表して、これの実現に努めることが要求

される。

 ZEHビルダーは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業の申請者

が新築(または既築改修)するZEHの設計や建築工事および新

築建売住宅を受注する立場となる。

 ZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であることが申請

の要件

となる。

(35)

平成28年度 地域型住宅グリーン化事業

 中小住宅生産者等が、他の中小住宅生産者や木材、建材流通

等の関連事業者とともに連携体制(グループ)を構築して実施す

る省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整

備を支援する。

 補助金額および上限額<一戸あたり>

①長寿命型(長期優良住宅:木造) 100万円

②高度省エネ型(認定低炭素住宅:木造) 100万円

③高度省エネ型(性能向上計画認定住宅:木造)100万円

④高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅:木造) 165万円

 高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)は、

原則、住宅版BELSに

よる評価書(ゼロ・エネルギー住宅相当)を取得することが条件

・評価できない技術を提案する場合は、評価委員会による

個別審査として応募可能

赤字

が平成28年度の主な変更点

(36)
(37)
(38)

回数 年度 応募 シリーズ数 大賞 数 特別 (優秀)賞 優秀賞 特記事項 8 2015 128 2 29 87 一条工務店 アイ・ホーム 7 2014 102 2 24 68 アエラホーム ヤマト住建 6 2013 57 1 18 30 松下孝建設 5 2012 54 1 11 28 一条工務店 H/Y in energyに改称 2011 4 2010 53 2 23 23 新昭和 松美造園建設工業 リフォーム部門 低層賃貸部門 も設ける 3 2009 43 2 9 27 日野建ホーム フィアスホーム 大賞受賞企業 東日本大震災のため中止

応募状況

(39)

三つの視点からの評価と採点

*

<視点1> 外皮・設備の省エネルギー性能

(断熱性と1次エネルギー消費量)

/60点満点

<視点2> 多様な省エネルギー手法の導入

/20点満点

<視点3>省エネルギー住宅の普及への取り組み

/20点満点

合計100点満点

*

例年通りだが、細部で多少異なるところもある

評価の方法

(40)

1 11 21 31 41 51 61 71 81 91 101 総合順位 断熱性(視点1)30点満点 一次エネ(視点1)30点満点 多様な手法(視点2)20点満点 普及度(視点3)20点満点

入賞者の得点内訳

大賞 2件 特別優秀賞29件

(41)

視点1(外皮断熱性と1次エネ消費量)が最も影響する

0 5 10 15 0 0.25 0.5 0.75 1 1.25 得点 UA値設計値/基準値 断熱性の得点換算式(1) 0 5 10 15 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 得点 UA値 断熱性の得点換算式(2) 0 10 20 30 0 0.25 0.5 0.75 1 1.25 得点 一次エネ設計値/基準値 一次エネの得点換算式 0 5 10 15 20 25 30 20 40 60 80 100 各項目の得点 合計点 断熱性(視点1)30点満点 一次エネ(視点1)30点満点 多様な手法(視点2)20点満点 普及度(視点3)20点満点 線形 (断熱性(視点1)30点満点) 線形 (一次エネ(視点1)30点満点) 線形 (多様な手法(視点2)20点満点) 線形 (普及度(視点3)20点満点) 今回から一次エネ設計値における PV削減量にはPVの搭載率を乗じ た。

(42)

1地域 2地域 3地域 4地域 5地域 6地域 7地域 8地域 UA値基準値[W/m2K] 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 - 一次エネ基準値 (家電除く)[GJ/年] (※設備種別により異なる) 91~129 84~120 76~114 66~117 60~108 51~101 51~76 41 20 30 40 50 60 70 応募件数 8地域 7地域 6地域 5地域 4地域 3地域 2地域 20 30 40 50 60 応募件数 8地域 7地域 6地域 5地域 4地域 3地域 2地域

応募はほとんど高性能(基準値を楽々満たす)

一次エネ基準値(中央値) UA値基準値

(43)

1次エネルギー消費量の内訳(上位社)

給湯と非温暖地の暖房にはまだ削減の余地がありそうだ。 例えば太陽熱の活用など。

(44)
(45)

2015年度の社会動向とH/Y表彰

① COP21・パリ協定での日本のCO2削減目標値は26%(2013年

度比で、2030年までに達成)。

家庭部門の目標値は39%

。こ

れは、ストックも含めた目標なので、非常にレベルが高い目標だ。

② 建築省エネ法によって、省エネ基準(1次エネ消費量の計算)の

義務化が決定。

以上を鑑みて、H/Y in Energyは何を目指すべきか?

• 1次エネ消費量計算の有用性の強調・普及拡大。

• 表彰された住宅・企業・建材の推奨。

• 新築・戸建以外(改修/集合/賃貸)の表彰は?

(46)

対 象 提示する温度指標の候補 入 浴 時 の 事故 血圧上昇 急激な温度変化 冬季入浴時刻帯における 居間、廊下、脱衣室・浴室 の温度差 血圧低下 熱い湯、長時間入浴 ※寒い住宅の居住者は暑い 湯に長時間入浴する傾向 冬季の居間の気温 循 環 器 系 疾患 高血圧 朝の室温が10℃低いと血圧 が 4mmHG 上 昇 ( 収 縮 期 血 圧) 足元室温1℃低下で1mmHG 上昇 冬季起床時刻の寝室の室 温 冬季の居間、寝室の床近 傍の温度 呼 吸 器 系 疾患 肺炎等 就寝中の低温空気の吸入 冬季夜間寝室の室温 活動量 温度変化、温度 差による歩数減 室温変化、室間温度差10℃ で1400歩/日減 生活時間帯での居間にお ける室温変動

家庭内事故、疾患等と関連する温度指標の検討

(47)

【背 景】

厳しい寒さによる病死の40%が循環器系疾患、33%が呼吸系疾患の原因

・血圧上昇(高血圧性疾患リスク増大)→脳卒中

・肺の抵抗弱体化(肺感染症リスク増大)→肺炎

・血液の濃化(冠状動脈血栓症リスク増大)

【指 針】

指針温度 備 考 推奨温度 21℃ ・ 昼間の居間の最低推奨気温 許容温度 18℃ ・ 夜間の寝室の最低推奨気温 △ 16℃未満 ・ 呼吸器系疾患に影響あり △ 9~12℃ ・ 血圧上昇、心臓血管疾患のリスク × 5℃ ※低体温症を起こすハイリスク

イギリスの例:冬期住宅内温度指針

(48)
(49)

健康リスクの評価指標(暫定)

デグリーアワーの概念に近い指標を、当面の健康リスク評価指標として用いる。 基準温度は当面、18℃とする。 ・入浴時(廊下、脱衣室、浴室) ・起床時(寝室、子供室1、子供室2) 例)1月の平日20日中、入浴開始時刻20:45において、浴室温度が10℃の日が8回、 15℃の日が7回、20℃の日が5回あれば、 (18-10)×8+(18-15)×7=85[日・回] 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 0 3 6 9 12 15 18 21 作用温度[ ℃ ] 外気温度 断熱なし 洗面 平成25年基準 洗面 入浴時間帯 推奨作用温度(仮) 推奨作用温度を下回る 温度差を積算する 起床時間帯

課題

上記は現時点で活用可能な情報より暫定的に定めた指標であり、

他部会の検討の進捗に応じて、健康評価指標の見直しを行う必要がある。

(50)

健康リスクの評価指標(暫定)

寝室 子供室2 子供室1 廊下 洗面所 トイレ 浴室 入浴開始時の健康リスク評価指標(案) 起床時の健康リスク評価指標(案) 基準温度を下回る ・温度差が大きい、頻度が高い ↑ ↓ ・温度差が小さい、頻度が低い 0 200 [℃・回] 0 200 [℃・回]

(51)

モデル住宅(標準プラン)と入力条件

原則として、基準ケースの入力条件は 事業主基準の条件に揃えた。 主な変更点等は以下。 ・地域:東京 ・換気の経路や風量の変更 ・開口部 昼間:レースカーテン 夜間:レースカーテン+厚手のカーテン ・室間換気 建具を閉鎖している室間は 1.0回/h 建具を開放している室間は20.0回/h (2室の合計室気積基準) ・家具熱容量 LDK : 28.35 kJ/m3K LDK以外の室: 18.9 kJ/m3K

(52)

-5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 部分断熱改修 ①LDK-開口部 漏気0.5回/h換気0.0回/h [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 無断熱 漏気1.0回/h換気0.0回/h 水まわり暖房なし [℃] 10 15 20 25 30 標準モデル 部分断熱改修 ②LDK-開口部・床 漏気0.5回/h換気0.0回/h [℃]

冬の代表日(1~2月の平均的な日最低外気温度の日)の温熱環境

52 無断熱では外気温度に近くなる 部分断熱改修の効果は範囲や部位によるが限定的

(53)

-5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 超高断熱 漏気0.0回/h換気0.5回/h 全熱交換器 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 1 0 0: 0 0 1 0 3: 0 0 1 0 6: 0 0 1 0 9: 0 0 1 1 2: 0 0 1 1 5: 0 0 1 1 8: 0 0 1 2 1: 0 0 2 0 0: 0 0 2 0 3: 0 0 2 0 6: 0 0 2 0 9: 0 0 2 1 2: 0 0 2 1 5: 0 0 2 1 8: 0 0 2 2 1: 0 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 標準モデル 無断熱 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房あり [℃]

冬の代表日(1~2月の平均的な日最低外気温度の日)の温熱環境

53 超高断熱で概ね15℃以上 平成25年基準で11~13℃程度

(54)

-5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房ONOFF制御 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房あり [℃] 10 15 20 25 30 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 就寝時暖房 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 超高断熱 漏気0.0回/h換気0.5回/h 全熱交換器 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 無断熱 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房あり [℃]

冬の代表日(1~2月の平均的な日最低外気温度の日)の温熱環境

54 水まわり暖房有り

(55)

-5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房ONOFF制御 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 水まわり暖房あり [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 0 1 0 0: 0 0 0 2/ 0 1 0 3: 0 0 0 2/ 0 1 0 6: 0 0 0 2/ 0 1 0 9: 0 0 0 2/ 0 1 1 2: 0 0 0 2/ 0 1 1 5: 0 0 0 2/ 0 1 1 8: 0 0 0 2/ 0 1 2 1: 0 0 0 2/ 0 2 0 0: 0 0 0 2/ 0 2 0 3: 0 0 0 2/ 0 2 0 6: 0 0 0 2/ 0 2 0 9: 0 0 0 2/ 0 2 1 2: 0 0 0 2/ 0 2 1 5: 0 0 0 2/ 0 2 1 8: 0 0 0 2/ 0 2 2 1: 0 0 0 2/ 0 3 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 就寝時暖房 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 4 0 0: 0 0 4 0 3: 0 0 4 0 6: 0 0 4 0 9: 0 0 4 1 2: 0 0 4 1 5: 0 0 4 1 8: 0 0 4 2 1: 0 0 5 0 0: 0 0 5 0 3: 0 0 5 0 6: 0 0 5 0 9: 0 0 5 1 2: 0 0 5 1 5: 0 0 5 1 8: 0 0 5 2 1: 0 0 6 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 全館空調 [℃] -5 0 5 10 15 20 25 30 0 2/ 2 4 0 0: 0 0 0 2/ 2 4 0 3: 0 0 0 2/ 2 4 0 6: 0 0 0 2/ 2 4 0 9: 0 0 0 2/ 2 4 1 2: 0 0 0 2/ 2 4 1 5: 0 0 0 2/ 2 4 1 8: 0 0 0 2/ 2 4 2 1: 0 0 0 2/ 2 5 0 0: 0 0 0 2/ 2 5 0 3: 0 0 0 2/ 2 5 0 6: 0 0 0 2/ 2 5 0 9: 0 0 0 2/ 2 5 1 2: 0 0 0 2/ 2 5 1 5: 0 0 0 2/ 2 5 1 8: 0 0 0 2/ 2 5 2 1: 0 0 0 2/ 2 6 0 0: 0 0 外気温度 リビングOT 廊下OT 便所OT 洗面所OT 浴室OT 子供室1OT 寝室OT 子供室2OT 標準モデル 平成25年基準 漏気0.0回/h換気0.5回/h 起床時暖房 [℃]

冬の代表日(1~2月の平均的な日最低外気温度の日)の温熱環境

55 起床前1時間暖房 就寝前1時間+就寝後2時間暖房

(56)

0 50 100 150 200 250 300寝室 子供室1 子供室2 無断熱 H25 [℃・回]

健康リスクの評価指標(断熱性能)

断熱性能の向上で全般的に改善 0 50 100 150 200 250 300 (起床時) 寝室 (起床時) 子供室1 (起床時) 子供室2 無断熱 H25 超高断熱_全熱交あり [℃・回] (起床時) 子供室2 (起床時) 子供室1 (起床時) 寝室 0 50 100 150 200廊下 トイレ 洗面所 浴室 無断熱 H25 超高断熱_全熱交あり [℃・回]

(57)

0

50

100

150

200

250

300

寝室

子供室1

子供室2

無断熱

部分断熱改修①

部分断熱改修②

部分断熱改修③

部分断熱改修④

部分断熱改修⑤

H25

[℃・回]

0

50

100

150

200

廊下

トイレ

洗面所

浴室

無断熱

部分断熱改修①

部分断熱改修②

部分断熱改修③

部分断熱改修④

部分断熱改修⑤

H25

[℃・回]

入浴開始時 20:45 起床時 6:30 1月の平日20日間について、入浴開始時20:45または起床時6:30の各室の温度が 部分断熱改修の温熱環境改善効果は限定的。 改修範囲や部位に注意。 0 50 100 150 200 250 300 (起床 時) 寝室 (起床 時) 子供室1 (起床 時) 子供室2 無断熱 部分断熱改修① 部分断熱改修② 部分断熱改修③ 部分断熱改修④ 部分断熱改修⑤ H25 [℃・回] (起床時) 子供室2 (起床時)子供室1 (起床時) 寝室

健康リスクの評価指標(部分断熱改修)

(58)

0 50 100 150 200 250 300寝室 子供室1 子供室2 無断熱 H25 無断熱(水まわり 暖房あり) [℃・回] 0 50 100 150 200廊下 トイレ 洗面所 浴室 無断熱 H25 無断熱(水まわり 暖房あり) H25(水まわり [℃・回]

健康リスクの評価指標(水まわり暖房)

500 100 150 200 250 300 (起床 時) 寝室 (起床 時) 子供室1 (起床 時) 子供室2 無断熱 H25 無断熱(水まわり 暖房あり) H25(水まわり 暖房あり) H25(水まわり 暖房制御) [℃・回] (起床時) 子供室2 (起床時) 子供室1 (起床時) 寝室 入浴時リスク: 水まわり暖房で浴室・洗面所は改善。 廊下は大きな変化なし。

(59)

0 50 100 150 200廊下 トイレ 洗面所 浴室 H25 H25(就寝時暖房) H25(起床時暖房) H25(全館空調) [℃・回] 0 50 100 150 200 250 300寝室 子供室1 子供室2 H25 H25(就寝時暖房) H25(起床時暖房) H25(全館空調) [℃・回] 1月の平日20日間について、入浴開始時20:45または起床時6:30の各室の温度が

健康リスクの評価指標(就寝時・起床時暖房)

0 50 100 150 200 250 300 (起床時) 寝室 (起床時) 子供室1 (起床時) 子供室2 H25 H25(就寝時暖房) H25(起床時暖房) H25(全館空調) [℃・回] (起床時) 子供室2 (起床時) 子供室1 (起床時) 寝室 起床時リスク:就寝時・起床時暖房で改善 入浴開始時 20:45 起床時 6:30

(60)

0.7 0.7 0.7 4.7 4.7 4.7 4.7 5.8 0.7 4.7 4.7 4.7 4.7 22.2 19.5 18.3 19.5 18.4 14.4 8.8 3.1 22.7 9.4 9.0 9.8 10.4 4.8 4.5 5.0 4.6 5.2 4.5 4.2 4.1 4.8 4.2 4.2 4.2 4.2 0 10 20 30 40 無断熱部分断 熱改修 ① 部分断 熱改修 ② 部分断 熱改修 ③ 部分断 熱改修 ④ 部分断 熱改修 ⑤ H25 超高断 熱_全 熱交あ り 無断熱 (水ま わり暖 房あ り) H25 (水ま わり暖 房あ り) H25 (水ま わり暖 房制 御) H25 (就寝 時暖 房) H26 (起床 時暖 房) 1 次エ ネルギ ー [ G J/ 年 ] 換気 暖房 冷房

年間エネルギー消費量<住宅全体:換気・暖房・冷房>

ケース名 無断熱 部分断熱改修 H25 超高断 熱 無断熱 水まわ り暖房 H25 水まわ り暖房 H25 水まわ り暖房 制御 H25 就寝時 暖房 H25 起床時 暖房 ① ② ③ ④ ⑤ 断熱性能 無断熱 部分断熱改修 H25 超 高断熱 無断熱 H25 改修範囲 LDK 1階全体 開口部 開口部 開口部 床

(61)

暖房用年間エネルギー消費量<室別の内訳>

17.4 14.8 13.6 15.0 13.7 9.9 7.1 2.7 17.3 7.1 7.2 6.9 6.9 22.2 19.5 18.3 19.5 18.4 14.4 8.8 3.1 22.7 9.4 9.0 9.8 10.4 0 10 20 30 無断熱部分断 熱改修 ① 部分断 熱改修 ② 部分断 熱改修 ③ 部分断 熱改修 ④ 部分断 熱改修 ⑤ H25 超高断 熱_全 熱交あ り 無断熱 (水ま わり暖 房あ り) H25 (水ま わり暖 房あ り) H25 (水ま わり暖 房制 御) H25 (就寝 時暖 房) H25 (起床 時暖 房) 暖 房用 1次 エネル ギー [G J/ 年 ] リビング 寝室 子供室1 子供室2 浴室 脱衣室 合計 ケース名 無断熱 部分断熱改修 H25 超高断 熱 無断熱 水まわ り暖房 H25 水まわ り暖房 H25 水まわ り暖房 制御 H25 就寝時 暖房 H25 起床時 暖房 ① ② ③ ④ ⑤ 断熱性能 無断熱 部分断熱改修 H25 超 高断熱 無断熱 H25 改修範囲 LDK 1階全体 改修部位 開口部 開口部 床 開口部 開口部 床 開口部 床 外壁 屋根 暖房 基準(事業主基準) 水まわり 就寝時 起床時 常時換気 なし 0.5回/h(全館) 0.5回/h (各居 室) なし 0.5回/h(全館)

(62)

0 50 100 150 200 250 0 5 10 15 20 25 基準温度 18℃ 1 月の 平日 の 入浴 開 始時 ( 20 : 4 5)の 浴室 OT 基準温 度を下 回る日 の基準 温 度との 差の積 算値 [℃ ・回 ] 無断熱 部分断熱改修①~④ 平成25年基準 超高断熱 平成25年基準 水まわり暖房 無断熱 水まわり 暖房あり 部分断熱改修⑤

健康リスクの評価指標(1月平日:

入浴開始時の浴室

)と

暖房用年間エネルギー消費量(住戸全体)の関係

(63)

0 20 40 60 80 100 0 5 10 15 20 25 千 基準温度 18℃ 住戸全体 暖房用1次エネルギー[GJ/年] 1 月の 平日の 入浴開 始時( 20 : 4 5)の 廊下 OT 基準 温 度を 下 回る 日 の基 準 温 度との 差の積 算値 [℃ ・回 ] 無断熱 部分断熱改修③④ 平成25年基準 超高断熱 水まわり暖房 無断熱 水まわり 暖房あり 部分断熱改修⑤ 部分断熱改修①② 無断熱では、廊下は寒い環境のままであり、リビングから廊下を経由して洗面所・浴室に移動 する経路を考えると、温度変化にさらされることとなる。

健康リスクの評価指標(1月平日:

入浴開始時の廊下

)と

暖房用年間エネルギー消費量(住戸全体)の関係

(64)

0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 基準温度 18℃ 1 月の 平日の 起床時 ( 6 : 30 ) の寝室 OT 基 準温度 を下回 る日の 基 準温度 との差 の積算 値 [℃ ・回 ] 部分断熱改修 無断熱 平成25年基準 超高断熱 平成25年基準 水まわり暖房 無断熱 水まわり 暖房あり 平成25年基準 就寝時暖房 平成25年基準 起床時暖房

健康リスクの評価指標(1月平日:

起床時の寝室

)と

暖房用年間エネルギー消費量(住戸全体)の関係

(65)

機械換気とエアコンの配置図

自然給気口:60m3/h アンダーカット:20m3/h 換気扇:40m3/h 換気扇:40m3/h エアコン エアコン

(66)

解析結果

(リビングから浴室までの床表面温度および床上空気温度)

(67)

解析結果

(水まわり暖房なし)

9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 (1) 無断熱 (2) 部分改修③(開口部) 床上10cm 床表面 床上1cm 床上110cm [℃] [℃] [℃] 18℃ 18℃ 18℃

(68)

解析結果

(水まわり暖房なし)

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 リビング 廊下 洗面所 浴室 (4) 部分改修⑤(開口部+床+外皮) (5) 平成25年基準 床表面 床上1cm 9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 17 19 21 23 25 [℃] [℃] [℃] 18℃ 18℃ 18℃

(69)

解析結果

(水まわり暖房あり)

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 (1) 無断熱 (2) 部分改修③(開口部) 床上10cm 床表面 床上1cm 床上110cm 9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 [℃] [℃] [℃] 18℃ 18℃ 18℃

(70)

解析結果

(水まわり暖房あり)

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ リビング 廊下 洗面所 浴室 リビング 廊下 洗面所 浴室 (4) 部分改修⑤(開口部+床+外皮) (5) 平成25年基準 床表面 床上1cm 9 11 13 15 17 19 21 23 25 9 11 13 15 17 19 21 23 25 17 19 21 23 25 [℃] [℃] [℃] 18℃ 18℃ 18℃

(71)

国内実証例 ~経済産業省エネマネハウス2015~

エネマネハウス2015のテーマとコンセプト エネマネハウス2015のねらい ○ 先進的なZEHの設計・建築とZEHを活用した新たな住まい方に関する実証 事業を応募対象とする。 ○ 採択事業者は、先進的な技術を取り込んだ住宅全体の設計を行うとともに、 実際にモデルハウスを建築し、実証期間において事務局が求めるデータ収集 を行い、これらのデータや分析結果を実証終了後に提出することとする。 ○ ZEHの需要家への一層の普及啓発が必要とされている背景に鑑み、一般へ の展示公開を行う。 (時期は2015年10~11月頃、場所は横浜市みなとみらい地区)

(72)
(73)
(74)
(75)

「母の家

2030」から、

ぐ新たな住処

「母の家2030」

会津若松へ移築

「CLT集合住宅」

湯川村にて建設

「母の家2030」

芝浦工業大学

エネマネハウス2014 エネマネハウス2015

「継ぎの住処」

木質パネルの 環境性能検証 木質パネルの 施工性検証 経験と課題や知見を受け継ぎ 世代を超えて住み継ぐZEH

(76)

基本計画

目的

レンタブル比を大きく(投資効率高)

自然エネルギーを最大限取り込む

戸建に比べ温熱環境が優れる

自然エネルギー取得面積の拡大

(77)

下層階

玄関 デッキ デッキ 玄関アプローチ 南側下層階 北側下層階

(78)

下層階の多様な使い方-コミュニティの形成

昼寝 食事 昼寝をしたり昼食をとる 関係者の姿が見られた 発電パネル設置の他、子供の遊び場・住民同士の会話の場・家庭菜園など エ ネ マ ネ ハ ウ ス 会 場 に て 集 合 住 宅 の 場 合

(79)

キッチン 脱衣室 寝室 浴室 リビング テラス 玄関ホール

上層階

(80)

省エネルギー設計

熱交気調システム ダイナミックプライシング カビ ゾーン 100% 75% 熱中症 ゾーン 湿 夏季のポジション 住環境の温湿度の相関関係

(81)

省エネルギー設計 その

1

かしこく風を取り入れる

下層階が解放されているため、集合住宅でありなが

らも立体的な通風が可能です。かしこく風を取り入

れることで、夏期の熱だまりを解消し、冷房負荷を

削減します。

室内吹出口 ダブルスキン内通気口 排気口

(82)

省エネルギー設計 その

2

光を取り入れ拡散する

集合住宅では少ない開口部を利用して採光する必要

があります。そこでテラスに面した大開口から取り

入れた光を、グラデーションブラインドによって居

室奥の天井面まで届けます。さらに、天井に張られ

た光拡散シートによって、居室全体が柔らかな光で

満たされます。

(83)

省エネルギー設計 その

3

熱を蓄える

ダブルスキンには日射熱が溜まります。冬期は内窓

を開けることで室内に熱を取り込みます。

また、カーテンによって階段室を仕切ると、圧迫感

無く下層階からの冷気を遮断することができます。

間仕切りカーテン ダブルスキン

(84)

集合住宅「継ぎの住処」-欠点の解消

従来型

継ぎの住処

上下左右の住戸 から暖気取得 暖房負荷 小 冬期

温熱環境改善のための仕組み

①鉄骨×木質パネルの構法ゆえ、 下層階に部屋を増築できる 家族が増えた、一人部屋がほしい等、 ライフスタイルの変化に対応+環境改善 ②断熱建具で下層階を閉じる 冬の夜間、悪天候時等、必要に応じて 下層階を閉じて保温する

(85)

集合住宅「継ぎの住処」- ワンポイント

iRemoconによる

宅内リモコンの一括管理

+温湿度の可視化

リモコン管理画面 温湿度表示画面

集合住宅を想定した

エネルギーの見える化画面

住棟全体 一括契約 共用部 住戸 住戸 住戸 住戸 電気小売 事業者 一括購入電力 低圧電力 電気利用 電気利用 電気利用 電気利用 『継ぎの住処』では 「電力一括契約方式」を採用 集合住宅の住民として 1人1人の省エネルギー意識を 向上させます 管理組合 エネルギーの見える化+集合住宅内の省エネ(ZEH)ポイントの ランキング画面などで「集合住宅」であることをアピールした

(86)

エネマネハウス

2015を通じて技術的に検証できたこと(1)設備

30 20 10 0 10 20 30 40 50 60 0: 00 1: 00 2: 00 3: 00 4: 00 5: 00 6: 00 7: 00 8: 00 9: 00 10 :00 11 :00 12 :00 13 :00 14 :00 15 :00 16 :00 17 :00 18 :00 19 :00 20 :00 21 :00 22 :00 23 :00 一次エネルギー [MJ /h]

ec以外合計(5住戸) 太陽光(3.5kW) ec1 ec2 ec3 ec4 ec5

消費 創 40 50 60 [M J/ h]

創蓄連携の運用

温湿度の制御

カビゾーン ウイルスゾーン 熱中症ゾーン 0 25 50 75 100 0 10 20 30 40 相対湿度 [% ] 室内空気温度[℃] 10月19日 10月20日 10月21日 10月22日 10月23日 10月24日 10月25日 10月26日 10月27日 10月28日 10月29日 快適ゾーン ▲昼:窓開け 夜:設備不使用

(87)

エネマネハウス

2015を通じて技術的に検証できたこと(2)施工

鉄骨 (1日間) 床パネル・屋根パネル取り付け (1日間) 壁パネル取り付け (2日間) 開口部取り付け

鉄骨

×木質パネルの

可能

解体 短工期・少人数施工が可能 施工・解体も短期間で完了 職人不足、技能低下の中 でも安定した品質を確保 アジア展開で技術的な障 害が少ない

(88)

実証データ分析(

6)温熱環境–実測結果 ヒートショックの危険性

夜間の暖房使用時には室ごとに温度差が出来る しかし、実証期間の屋内温度は非居室でも、最低21.1℃ リビングと洗面脱衣室の温度差も最大2.0℃ 20.0 22.0 24.0 26.0 28.0 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 18: 00 0: 00 6: 00 12: 00 10月23日 10月24日 10月25日 10月26日 10月27日 10月28日 10月29 グローブ温度 [℃ ] リビング中央 リビング任意 寝室 洗面

FL+1100の高さにおける実証期間中のグローブ温度

暖房使用時 21.1℃

(89)

気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)

(フランス パリ, 2015年11月30日~12月12日)

日本は

家庭部門

CO2排出量を

2030年までに4割

削減する

目標を掲げ

ている。

実現のためには更な

る住宅の

省エネ化の

促進

が必要となる。

新築に加えて

住宅ス

トックの性能向上

重要となる。

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