事 項 地区の規模 地区の性格 農 家 率 7.1% （内訳） 総世帯数 2,593戸 農 家 数 184戸 販売農家数 184戸 （内訳） 専業農家 165戸 １種兼農家 3戸 ２種兼農家 16戸 主要作物 総産出額 （5,776百万円） （農業産出額） 玉ねぎ てん菜 （※内訳不明） 馬鈴しょ 農用地の状況 耕地計 5,620ha （内訳） 田 30ha 畑 4,510ha 牧草地 1,080ha 耕地率 7.8% 農家一戸当たり農用地面積 30.5ha 内 容 津別町地域内酪農家の集団 機能的な集団
農林水産大臣賞受賞
『 地 域 ぐ る み で 有 機 農 業 を 核 と し た
「 有 機 の ま ち 」 と し て の む ら づ く り 』
受 賞 者
津別町有機酪農研究会
つべつちょうゆうきらくのうけんきゅうかい（ 北 海 道
ほ っ か い ど う網 走 郡
あ ば し り ぐ ん津 別 町
つ べ つ ち ょ う）
■ 地 域 の 沿 革 と 概 要 第 １ 図 位 置 図 津 別 町 は 、 北 海 道 の 東 部 、 オ ホ ー ツ ク 海 に 面 す る オ ホ ー ツ ク 総 合 振 興 局 の 東 南 部 に 位 置 し 、総 面 積 716.60 ㎢ で そ の 86％ を 山 林 が 占 め 、扇 状 に 広 が る 河 川 流 域 に 農 村 集 落 が 形 成 さ れ て い る 典 型 的 な 中 山 間 地 域 で あ る 。 気 候 は 、 道 東 地 区 の 内 陸 気 候 帯 に 属 し て い る た め 、 夏 は 相 当 の 高 温 を 記 録 す る が 、 冬 は 流 氷 な ど の 影 響 を 受 け 寒 冷 で 寒 暖 差 が 大 き い 。 ま た 、 降 水 量 は 少 な く 、 晴 天 日 数 が 大 き い の が 特 徴 と な っ て い る 。 人 口 は 5,900 人 、産 業 別 就 業 人 口 で は 第 １ 次 産 業 人 口 が 23％ と 全 国 平 均 よ り も 高 く 農 業 と 林 業 ・ 林 産 業 を 基 幹 第 １ 票 地 区 の 概 要 産 業 と し 、 農 業 に お け る 経 営 形 態 は 、 小 麦 ・ 馬 鈴 し ょ ・ て ん 菜 ・ 豆 類 な ど の 寒 冷 地 作 物 を 主 体 と し た 畑 作 経 営 を 中 心 に 、酪 農・畜 産 経 営 や 野 菜（ 玉 ね ぎ ） を 取 り 入 れ た 複 合 経 営 が 行 わ れ て い る 。 町 は 、平 成 22 年 ３ 月 に 第 ５ 次 総 合 計 画 を 策 定 し 「 田 園 工 房 の ま ち ・ つ べ つ を 目 指 し て 」を メ イ ン タ イ ト ル と し「 町 は 舞 台 、 町 民 が 主 役 」 を 合 言 葉 に 、 小 さ な 町 で も 誇 り の 持 て る 特 色 の あ る 地 域 社 会 を 創 造 す る ま ち づ く り を 目 指 し て い る 。 津 別 町 有 機 酪 農 研 究 会■ む ら づ く り の 概 要 １ ． 地 区 の 特 色 本 地 区 は 、 恵 ま れ た 自 然 景 観 や 農 業 を 中 心 と し た 一 次 産 業 を 町 の 資 源 と し て 、 「 ま ち づ く り 」 を 進 め て い る 。 町 内 を 流 れ る 網 走 川 は 、 津 別 町 を 源 流 域 と し 美 幌 、 大 空 の 三 町 を 貫 流 し て 、 下 流 の 網 走 湖 に 流 入 し 、 そ こ か ら オ ホ ー ツ ク 海 に 注 い で い る 。 網 走 湖 は 、 道 内 有 数 の 内 水 面 漁 場 と し て 、 シ ジ ミ 漁 や ワ カ サ ギ 漁 な ど が 営 ま れ て い る 。 し か し 近 年 、 青 潮 や 富 栄 養 化 に 伴 う ア オ コ が 頻 繁 に 発 生 し た こ と で 水 質 が 悪 化 し て い る 。 こ れ ら 水 質 悪 化 の 原 因 の 一 つ と し て 、 台 風 や 大 雨 等 で 上 流 域 や 中 流 域 に 広 が る 農 用 地 か ら 、 土 砂 を 含 ん だ 大 量 の 汚 濁 水 が 川 に 流 れ 込 ん だ こ と で 、 そ れ に 含 ま れ て い る 農 薬 や 化 学 肥 料 、 家 畜 の 糞 尿 な ど が 流 出 し て い る こ と が 考 え ら れ て い る 。 こ の よ う な 状 況 の 中 、 国 営 総 合 農 地 防 災 事 業 で 農 地 か ら の 土 砂 流 出 対 策 を 実 施 し 、 畜 産 環 境 対 策 整 備 事 業 で 堆 肥 舎 ・ 堆 肥 盤 ・ 尿 溜 等 の 整 備 を 実 施 し た 。 特 に 、 酪 農 ・ 畜 産 に お い て は 、 水 質 汚 染 対 策 に い ち 早 く 取 り 組 み 、 平 成 ７ 年 度 か ら 開 始 さ れ た 「 網 走 湖 浄 化 対 策 事 業 」 に お い て 、 ふ ん 尿 の 浄 化 を 図 る た め の 土 壌 菌 の 活 用 に よ る 浄 化 シ ス テ ム の 導 入 （ H7～ H9、 北 海 道 開 発 局 補 助 事 業 ） を 進 め 、 環 境 に や さ し い 循 環 型 農 業 の 推 進 を 目 指 し た 取 り 組 み を 進 め て い る 。 写 真 １ 排 泄 物 処 理 施 設 ２ ． む ら づ く り の 基 本 的 特 徴 (1) む ら づ く り の 動 機 、 背 景 畑 作 を 主 体 と し た 本 町 で は 、 酪 農 経 営 が 各 集 落 に 点 在 し 土 地 条 件 か ら 農 地 の 集 約 や 規 模 拡 大 が 難 し く 、 １ 戸 当 た り の 飼 養 頭 数 も 北 海 道 酪 農 の 平 均 規 模 か ら み て も 小 さ い こ と か ら 、 輸 入 飼 料 依 存 型 で 、 個 体 乳 量 を 向 上 さ せ る 経 営 体 が 多 く み ら れ た 。 こ の よ う な 生 産 体 制 に 疑 問 を 持 っ た 酪 農 家 は 、 新 た な 生 産 方 式 の 模 索 を 進 め る と と も に 、 高 品 質 ・ 高 付 加 価 値 化 に 向 け て 環 境 に 配 慮 し た 安 全 ・ 安 心 な こ だ わ り の 牛 乳 生 産 へ の 取 り 組 み を 検 討 し 、 平 成 12 年 に 酪 農 家 20 戸 に よ り 「 津 別 町 有 機 酪 農 研 究 会 」 を 設 立 し た 。 研 究 会 で は 無 農 薬 ・ 無 化 学 肥 料 に よ り 生 産 し た 粗 飼 料 を も っ て 有 機 牛 乳 の 生 産 販 売 を 目 指 す こ と と し 、 関 係 機 関 や 団 体 等 の 助 言 や 支 援 を 受 け 、 土 壌 分 析 や 研 修 会 、 栽 培 試 験 を 行 い 、 多 く の 年 月 と 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 し 幾 多 の 困 難 を 克 服 し て 平 成 18 年 ９ 月 、 最 終 的 に ５ 戸 の 酪 農 家 で 目 標 で あ っ た 有 機 牛 乳 （「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」）の 販 売 を 開 始 し た（ 現 在 は 、新 た に ２ 戸 の 酪 農 家 が 加 入 し 有 機 ほ 場 の 認 証 を 取 得 す べ く 取 り 組 み を 行 っ て い る ）。
そ の 後 、 有 機 酪 農 研 究 会 の 活 動 を 契 機 に 「 津 別 町 有 機 農 業 推 進 協 議 会 」 が 平 成 21 年 ４ 月 に 設 立 さ れ 、津 別 町 の 基 幹 産 業 で あ る 農 業 に お い て 、環 境 に 配 慮 し た 持 続 可 能 な 農 業 生 産 に 積 極 的 に 取 り 組 み 、 安 全 か つ 良 質 な 農 畜 産 物 に 対 す る 消 費 者 の 需 要 に 対 応 し た 供 給 体 制 の 整 備 を 図 り 、 併 せ て 消 費 者 に 対 す る 普 及 や 生 産 者 と 消 費 者 の 交 流 促 進 に 取 り 組 む と と も に 、 学 校 給 食 に オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 を 提 供 す る 食 育 等 、 地 域 農 業 の 活 性 化 に 資 す る こ と を 目 的 に 活 動 が 展 開 さ れ て い る 。 ア こ れ ま で の 技 術 導 入 、 栽 培 方 法 、 生 産 工 程 等 の 認 定 及 び 認 証 の 状 況 ・ 平 成 16 年 ５ 月 有 機 農 産 物 Ｊ Ａ Ｓ 認 定 を 取 得 （ 牧 草 と サ イ レ ー ジ 用 と う も ろ こ し を 有 機 栽 培 ） ・平 成 17 年 ４ 月 乳 牛 の 飼 養 管 理 に つ い て 、農 場 HACCP（ ハ サ ッ プ ）の 手 法 を 導 入 （ 生 産 行 程 の 確 立 と 履 歴 の 基 調 を 徹 底 ） ・ 平 成 18 年 ５ 月 有 機 畜 産 物 （ 牛 乳 ） の Ｊ Ａ Ｓ 認 証 を 取 得 （ 有 機 生 乳 の 生 産 開 始 ） ・ 平 成 20 年 11 月 有 機 畜 産 物 （ 牛 肉 ） の Ｊ Ａ Ｓ 認 証 を 取 得 （ 有 機 生 肉 の 生 産 開 始 ） (2) む ら づ く り の 推 進 体 制 ア 有 機 酪 農 研 究 会 有 機 酪 農 研 究 会 は 現 在 ７ 戸 の 会 員 で 、 会 長 、 副 会 長 、 幹 事 の 役 員 体 制 で 有 機 牛 乳 の 生 産 拡 大 に 取 り 組 ん で い る 。 加 え て 、 津 別 町 、 津 別 町 農 協 、 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー 、 農 業 試 験 場 、 オ ホ ー ツ ク 総 合 振 興 局 、 家 畜 保 健 衛 生 所 、 大 学 、 乳 牛 メ ー カ ー な ど の 協 力 ・ ネ ッ ト ワ ー ク 化 を 図 り 、 様 々 な 検 討 会 議 を 設 け て い る 。 ① 支 援 の 内 容
第 ２ 図 有 機 酪 農 研 究 会 推 進 体 制
イ 津 別 町 有 機 農 業 推 進 協 議 会
津 別 町 有 機 農 業 推 進 協 議 会 の 組 織 構 成 は 、有 機 酪 農 研 究 会 、有 機 畑 作 物 生 産 者 、 特 別 栽 培 生 産 者 、 津 別 町 、 津 別 町 農 協 、 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー で あ る 。
■ む ら づ く り の 特 色 と 優 秀 性 １ ． 農 業 生 産 面 に お け る 特 徴 ア 環 境 （ 自 然 ） に や さ し い 「 循 環 型 酪 農 経 営 」 を 推 進 肉 ・ 乳 牛 の 排 泄 物 は 、 適 切 な 処 理 施 設 で 堆 肥 化 さ れ 農 地 に 還 元 す る こ と に よ り 、 環 境 に や さ し い 「 循 環 型 酪 農 経 営 」 を 行 っ て い る 。 イ 自 給 飼 料 の 有 機 栽 培 の 取 組 み 無 農 薬 ・ 無 化 学 肥 料 に よ る 粗 飼 料 の 生 産 を 目 指 し 、 関 係 機 関 や 団 体 の 助 言 や 支 援 を 受 け 、土 壌 分 析 や 研 修 会 、試 験 栽 培 を 行 い 、 多 く の 年 月 と 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 し な が ら 、 写 真 ２ 堆 肥 散 布 風 景 平 成 16 年 に 有 機 農 産 物 に 係 る 日 本 農 林 規 格 (JAS)の ほ 場 認 証 を 取 得 し た 。自 給 飼 料 の 生 産 は 、 化 学 肥 料 や 除 草 剤 等 の 農 薬 を 一 切 使 用 せ ず 、 堆 肥 や Ｊ Ａ Ｓ 有 機 基 準 に 適 合 し た 有 機 肥 料 土 壌 改 良 資 材 を 100％ 使 用 し て 牧 草 と サ イ レ ー ジ 用 と う も ろ こ し の 有 機 栽 培 を 行 っ て い る 。 写 真 ３ 収 量 調 査 風 景 ウ 人 に や さ し い 安 全 ・ 安 心 な 牛 乳 の 供 給 乳 牛 の 飼 養 管 理 面 で は 平 成 17 年 よ り 会 員 全 戸 で 農 場 Ｈ Ａ Ｃ Ｃ Ｐ（ ハ サ ッ プ ）の 手 法 を 導 入 し 、 生 産 工 程 の 確 立 と 履 歴 の 記 帳 を 徹 底 し 、 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 を 提 供 す る 際 の 情 報 開 示 を 可 能 と す る 体 制 を 整 え 、 飼 養 管 理 ・ 衛 生 面 に お い て も よ り 安 全 ・ 安 心 な 牛 乳 の 供 給 に 向 け た 取 組 を 行 っ て い る 。 エ Ｊ Ａ Ｓ 有 機 牛 乳 の 国 内 第 １ 号 と し て 製 品 化 平 成 18 年 ５ 月 、（ 財 ）北 農 会 よ り「 有 機 畜 産 物（ 有 機 飼 料 ） 生 産 工 程 管 理 者 」 と し て 有 機 畜 産 物 の 認 証 を 取 得 し 、９ 月 に は 津 別 町 産 の「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」 が Ｊ Ａ Ｓ 有 機 牛 乳 の 国 内 第 １ 号 と し て 製 品 化 さ れ 、 販 売 が 実 現 し た 。（「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」（ 1,000ml） と し て 北 海 道 内 に お い て 年 間 約 300 ト ン が 販 売 さ れ て い る 。） 写 真 ４ オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳
オ 有 機 栽 培 に よ る 飼 料 作 物 の 収 量 の 安 定 化 飼 料 作 物 の 有 機 栽 培 の 取 り 組 み 当 初 は 、 慣 行 栽 培 に 比 べ 乾 物 収 量 で 約 ３ 割 か ら ４ 割 の 収 量 減 少 と な り 大 き な 問 題 で あ っ た が 、 土 壌 診 断 に 基 づ く 土 づ く り や 経 年 草 地 へ の マ メ 科 作 物 追 播 な ど に 取 組 み 、 現 在 は 慣 行 栽 培 に 比 べ 遜 色 の な い 収 量 が 確 保 さ れ る よ う に な っ た 。 今 後 の 事 業 展 開 方 向 と し て は 、 飼 料 作 物 栽 培 及 び 供 給 体 制 整 備 の 更 な る 構 築 を 目 指 し 関 係 機 関 や 団 体 の 指 導 支 援・連 携 を 図 り な が ら 、2014 年 を 目 標 に ５ つ の 課 題 に 取 り 組 ん で い る 。 ① 有 機 自 給 飼 料 の 自 給 率 向 上 、 新 栽 培 体 系 と 優 良 品 種 導 入 の 取 組 ② 自 給 飼 料 農 家 間 利 用 シ ス テ ム の 取 組 ③ オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 生 産 に 係 る 先 進 技 術 情 報 の 収 集 ④ 消 費 者 と の 交 流 拡 大 と 情 報 発 信 の 取 組 ⑤ 有 機 牛 肉 の Ｊ Ａ Ｓ 認 証 取 得 に 向 け た 取 組 ２ ． 生 活 ・ 環 境 整 備 面 に お け る 特 徴 ア 「 人 」 が 行 き 交 う む ら づ く り 有 機 酪 農 研 究 会 の 会 長 は 酪 農 体 験 塾 「 だ い ち 」 を 主 催 し 、 地 域 住 民 と の 交 流 に 取 り 組 み 、特 に 小 学 生 を 対 象 に し た 乳 搾 り 体 験 、 ヨ ー グ ル ト 作 り 体 験 、 乗 馬 体 験 な ど を 継 続 し て 行 っ て い る 。 ま た 、 有 機 酪 農 研 究 会 員 や 関 係 機 関 等 の ボ ラ ン テ ィ ア 協 力 に よ り 「 ゆ め の 里 フ ェ ス テ バ ル in 山 田 牧 場 」 を 毎 年 ８ 月 に 開 催 し 、 自 家 生 産 牛 肉 を 提 供 し 、 地 域 住 民 と の 交 流 の 場 と し て 毎 年 300 名 の 参 加 者 を 数 え る 一 写 真 ５ 子 ど も 達 の 体 験 受 入 大 イ ベ ン ト に な っ て い る 。 さ ら に 、 有 機 酪 農 研 究 会 の 会 員 が「 ふ れ あ い フ ァ ー ム 」（ ※ ）と し て 登 録 し て お り 、酪 農 体 験 や 実 習 生 を 受 け 入 れ る な ど 、農 場 を 広 く 公 開 し て い る ほ か 、平 成 19 年 に 発 足 し た 津 別 町 グ リ ー ン ・ ツ ー リ ズ ム 運 営 協 議 議 会 に も 全 員 が 加 入 し 、 修 学 旅 行 生 等 の 受 け 入 れ な ど 、 津 別 農 業 の 理 解 者 ・ 応 援 団 づ く り に 積 極 的 に 取 組 ん で い る 。 （ ※ ） 都 市 と 農 村 の 交 流 に 意 欲 的 に 取 り 組 ん で い る 農 業 者 の 農 場 を 登 録 し 、 農 業 に 対 す る 理 解 を 深 め る こ と を 目 的 と し て 、 平 成 ９ 年 か ら 行 っ て い る 北 海 道 独 自 の 取 組 。 イ 第 ３ ４ 回 主 要 国 首 脳 会 議 （ 北 海 道 洞 爺 湖 サ ミ ッ ト ） へ 提 供 平 成 20 年 、北 海 道 洞 爺 湖 で 開 催 さ れ た サ ミ ッ ト（ 第 ３ ４ 回 主 要 国 首 脳 会 議 ）で は 、「 Ｉ Ｍ Ｃ プ レ ス 用 レ ス ト ラ ン 」 で 使 用 さ れ る 食 材 と し て 「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」 を 提 供 し た 。
ウ 学 校 給 食 で の 「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」 使 用 町 で は 、平 成 21 年 か ら 地 元 で 生 産 さ れ た 「 オ ー ガ ニ ッ ク 牛 乳 」 を 学 校 給 食 で 利 用 す る こ と と し 、町 内 の 小 中 学 校 給 食 に 提 供（ 週 １ 回 ） し 、 食 育 を 進 め て い る 。 写 真 ６ 学 校 給 食 で の 利 用
