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しかし その使途について 例えば 電源立地促進対策交付金は 道路や公共施設の建設等に限定されているなど 交付を受ける地方公共団体からは その使い勝手に不満も出ていた このような状況を受け 資源エネルギー庁では 平成 15 年 発電用施設周辺地域整備法及び電源開発促進対策特別会計法の一部を改正する法律

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Academic year: 2021

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(参 考) ⑽ 原子力施設等周辺上空の飛行制限区域を拡大し、すべての航空機を飛行禁止とするよう、航空 法等関係法令に明記すること。 ○ 原子力関係施設上空の飛行制限について 飛行の禁止区域としては、航空法第80条において、「航空機は、国土交通省令※で定める航空機の 飛行に関し危険を生ずるおそれがある区域の上空を飛行してはならない。」としており、機長に対し ても出発前の航空情報として、航空路誌(AIP)の確認が義務付けられている。 特に、原子力関係施設上空の飛行制限については、昭和44年(1969年)、運輸省(当時)の航空局 管理部長の通達により、航空機による原子力関係施設に対する災害を防止するため、飛行はできる 限り避けるよう、航空関係事業者に対し周知徹底を行っている。但し、上記の措置は、民用航空機 に限ったものであり、自衛隊機や米軍機等の軍用機に対して拘束力を持つものではない。 ※ 国土交通省令(航空法施行規則第173条)により飛行禁止区域及び飛行制限区域を告示で定める となっているが、実際には、各種航空機の性能等により、具体的な区域を定めるのは難しいため 告示されていない。 (国土交通省航空局技術部運航課) (参 考) ⑾ 電源三法交付金制度について、電源立地地域対策交付金交付規則の改定等重要な改正に当たっ ては、地方公共団体の意見を十分反映するとともに、関係地方公共団体の自主的、弾力的な運用 が可能となるよう制度の改善を図ること。 また、「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」に基づく振興計画については、 制度の拡充や地域の実情に応じた弾力的かつ実効性のある運用を図ること。 なお、水力、火力発電についても、その重要性に鑑み、当該立地地域の振興についての特別措 置制度を確立すること。 更に、廃炉に当たっては、関係地方公共団体が関与できるよう、制度の整備を図ること。 1.電源三法交付金制度 安定的かつ低廉な電気の供給を確保することは、国民生活、経済活動にとって重要であり、計画的 な電源立地が必要である。また、発電所の計画的かつ円滑な立地を図るためには、発電所を受け入れ る地域の福祉向上を図り、地元の理解と協力の下に立地を進めることが必要であり、このための中心 的な施策が電源三法交付金制度である。 電源三法とは、昭和49年(1974年)度に制定された「電源開発促進税法」「電源開発促進対策特別会 計法」「発電用施設周辺地域整備法」を総称するもので、電源地域の振興、電源立地に対する国民的理 解及び協力の増進、安全性確保及び環境保全に関する地元理解の増進など、電源立地の円滑化を図る ための施策が行われている。

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しかし、その使途について、例えば、電源立地促進対策交付金は、道路や公共施設の建設等に限定 されているなど、交付を受ける地方公共団体からは、その使い勝手に不満も出ていた。 このような状況を受け、資源エネルギー庁では、平成15年、「発電用施設周辺地域整備法及び電源開 発促進対策特別会計法の一部を改正する法律」の改正を行った。 この法律の骨子は、次のとおりである。 (1) 発電用施設周辺地域整備法の一部改正 ① 政策対象となる発電用施設の重点化 従来、すべての発電用施設の設置の促進を図ってきたが、今後は原子力、水力、地熱等の 長期固定電源を重点的に支援する。(既存・計画中の火力発電施設は、引き続き支援対象とす る。) ② 発電用施設の支援範囲の拡充 発電用施設の設置段階に加え、これまで法律上は明確に位置付けられていなかった運転段 階への支援を明確化する。 ③ 支援対象事業の拡大 従前の公共用施設の整備に加え、地場産業振興や福祉サービス等のソフト的な事業に対し ても、交付金による支援が行えるようにする。

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また、担保力が弱い電源地域の中小企業の資金調達を円滑化するため、中小企業信用保険 法の特例措置を新設する。 (2) 電源開発促進対策特別会計法の一部改正 ① 歳出対象の拡大・重点化(電源立地勘定・電源利用勘定) 前記の発電用施設周辺地域整備法の改正にあわせ、歳出面においても、発電用施設の運転 段階への支援範囲の拡充と交付金等による支援対象事業の拡大を図ると共に、原子力、水力、 地熱等の電源の開発・利用の促進策に歳出を重点化する。 これに伴い、現行の「電源多様化勘定」の名称を「電源利用勘定」に変更する。 ② 将来の財政需要増に備えた資金の設置 原子力発電施設等の立地の進展に伴う将来的な財政需要増に備えるため「周辺地域整備資 金」を設置する。 ③ 安全確保対策の明確化 従来、法律上は明確に位置付けられていなかった発電用施設等の安全確保対策を、歳出対 象として明確化するとともに、原子力発電施設等に係る国の安全規制関連事務費をその歳出 対象に加える。 電源三法交付金改正のイメージ 資源エネルギー庁では、この法律の趣旨に基づき、平成15年(2003年)度下半期から、電源三法交 付金について、①「電源立地地域対策交付金」に一本化して、関係地方公共団体に一括交付し、使途 は地方公共団体の裁量で決めるように変更する、②地球温暖化防止等の観点から、原子力発電所に財 源を集中的に投入し、新規計画の火力発電所については、交付対象から外す-ことなどを骨子とした、 「電源立地促進対策特別会計法施行令」、「電源特別交付金交付規則」等、関係する政省令・規則等に ついて所要の改正を行い、交付金を電源立地地域対策交付金に一本化して一括交付し、使途について は、交付を受ける地方公共団体が決められるように改正している。 しかしながら、交付対象措置は、①地域計画作成等措置、②温排水関連措置、③公共用施設整備措 置、④企業導入・産業活性化措置、⑤福祉対策措置、⑥地域活性化措置、⑦給付金交付助成措置―に 統合 等、支援対象の 拡大

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限定されているため、関係地方公共団体の自主的、弾力的な運用が可能となるよう制度の改善が求め られている。 (資源エネルギー庁電力ガス事業部政策課) 2.平成20年度政府予算 経済産業省は、平成20年度予算において、以下のとおり措置している。 ○ 原子力発電施設等と地域との共生の実現 1,302 億円(1,289 億円) 原子力発電所、核燃料サイクル施設の立地を積極的に推進するため、立地地域の自主的・自立 的な発展に資する支援を強化するとともに、今般の新潟県中越沖地震の発生に伴う原子力に対す る社会の関心の高まりを踏まえ、情報の受け手に応じたきめ細かい公聴・広報活動の一層の効果 的・効率的な実施を図る。 3.「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」 「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」については、原子力発電施設などの周辺 地域について、地域の防災に配慮しつつ、生活環境、産業基盤などの総合的かつ広域的な整備に必要 な特別措置を行うことで、これらの地域の振興を図ることにより、国民経済の健全な発展と国民生活 の安定に寄与することを目的とし、10年間の時限立法として平成12年(2000年)12月1日に成立し、 平成13年(2001年)4月1日に施行されている。 現在、同法律に基づく支援措置の拡充等についての検討は行われていない。 また、水力、火力発電等の発電施設立地地域の振興については、①大規模水力発電所の建設に当たっ ては、周辺住民等の理解が得にくい上、貴重な自然の破壊につながる、②火力発電所については、そ

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の運用に際して地球温暖化ガスが発生するなど、地球環境の保全に悪影響を与えかねない-ことから、 その特別措置制度の確立について検討は行われていない。

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4.原子力発電所の廃炉に当たっての手続き (9)の項「○原子力施設の供用期間及び高経年化対策について」において記述したが、廃止措置段階 の規制としては、廃止措置計画の認可制度が行われることになっているが、地方公共団体の関与につ いては特に規定されていない。 (資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課、原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課) (参 考) ⑿ 風力、太陽光など新エネルギーに係る技術開発や利活用を推進するとともに、地方公共団体等 が新エネルギーを導入する際の支援を強化すること。 また、新エネルギー発電事業者が容易に参入できるよう、環境整備に努めること。 1.新エネルギーの動向 (1)全般 新エネルギーとは、「新エネルギーの利用等の促進に関する特別措置法」において、「新エネルギー 利用等」として規定されており、(ア)石油代替エネルギーを製造、発生、利用すること等のうち、 (イ)経済性の面での制約から普及が進展しておらず、かつ(ウ)石油代替エネルギーの促進に特 に寄与するもの―とされている。 我が国の一次エネルギー供給に占める新エネルギーの割合は年々増加しつつあるが、2005年度で 2.0%となっている。 (2)太陽光発電 太陽光発電は、太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する発電方式であ る。 導入費用が高めな代わりに、昼間の電力需要ピークを緩和し、温室効果ガス排出量を削減できる などの特長を有する。近年の競争によって性能が向上し、設置や保守が容易である等の利点や、低 炭素社会の成長産業としての将来性を買われ、需要が拡大している。 導入量は着実に伸びており、2006年末累計で171kW に達している。世界的に見ると、日本は2004 年末まで最大の導入国であったが、2005年以降はドイツに抜かれて世界第2位となっている。太陽 電池の生産行は世界でトップの地位にあり、2006年末時点では世界の4割近くを日本企業が生産し ていた。しかし、ドイツや中国の生産量が急激に伸びており、日本のシェアは減少傾向にある。

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