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偏微分の定義より が非常に小さい時には 与式に上の関係を代入すれば z f f f ) f f f dz { f } f f f f f 非常に小さい = 0 f f z z dz d d opright: A.Asano 7 まとめ z = f (, 偏微分 独立変数が 個以上 ( 今は つだけ考

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(1)

熱力学のための

数学基礎

Copyright: A.Asano 1 微分、偏微分、Δの使い分け

dT

C

dU

V

T

C

U

V

U

C

V

T

Δ: ある状態と他の状態の差を表しています。 d : 微分記号。Δの差が極微小、極限的に0の関係を表します。 : 偏微分記号。変数が2つ以上で成り立っている関数で、 ある変数を定数とみなした時の注目している変数の微分。 一般に、Δは 微分記号 d と置き換えることができ、 目的の関数の値は定積分によって求めることができる。 偏微分を微分に変更するためには、変数を定数としている条件下ではという 但し書きが必要。 Copyright: A.Asano 2 微分の定義 x x f x x f x y dx dy x x ) ( ) ( lim lim 0 0 従属変数 y = f (x) という関数の微分を考える。 x は独立変数。 2 ) (x x f y 例 x dx dy 2

x

x

x

x

x

x

x

x

x

x

x

x

f

x

x

f

dx

dy

x x x 2 2 2 0 2 2 0 0

)

(

2

lim

)

(

lim

)

(

)

(

lim

x x x x (2 ) 2 lim 0 x x + x f (x) f (x + x) y x Copyright: A.Asano 3 x x f x x f x y dx dy x x ) ( ) ( lim lim 0 0 x = g (y) という逆関数の微分を考える。 dx dy x f x x f x y x g y y g y x dy dx x y y 1 ) ( ) ( lim ) ( ) ( lim lim 0 0 0 1 dy dx dx dy du dy dx du dx dy u は x と y の関数。 x dx dy 2 dy 2xdx Copyright: A.Asano 4 z = f (x, y) = x2y3 例 , 2 3 xy x z 2 2 3xy y z 偏微分の定義 x y x f y x x f x z x z x x ) , ( ) , ( lim lim 0 0 独立変数が2つ以上ある従属変数の場合の微分① y を定数とみなして x だけに ついて微分する。 Z X Y z x x + x y y + y x y z = f (x, y) の微分は? y x z x y z Copyright: A.Asano 5 全微分の定義 )} , ( ) , ( { lim 0 , f x x y y f xy dz y x 独立変数が2つ以上ある従属変数の場合の微分② x と y が両方変化したと きの変化量(微分)。 )} , ( ) , ( { lim )} , ( ) , ( { lim )} , ( ) , ( { lim 0 , 0 , 0 , y x f y y x f y y x f y y x x f y x f y y x x f dz y x y x y x y y y x f y y x f x x y y x f y y x x f y x ) , ( ) , ( lim ) , ( ) , ( lim 0 0 Z X Y dz x x + x y y + y x y y y y x f x x y y x f( , ) ( , ) Copyright: A.Asano 6

(2)

y y x f y y x f y y x f y z ( , ) ( , ) ( , ) 偏微分の定義より、 y が非 常に小さい時には y y y x f x y y y x f y x f x y y y x f x x y y x f dz ) , ( } ) , ( ) , ( { ) , ( ) , ( 与式に上の関係を代入すれば y y y x f x x y y y x f y x y x y x f x x y x f( , ) 2 ( , ) ( , ) ( , ) dy y z dx x z y y y x f x x y x f dz x y ) , ( ) , ( = 0 非常に小さい Copyright: A.Asano 7 dy y z dx x z dz x y まとめ x y x f y x x f x z x z x x ) , ( ) , ( lim lim 0 0 偏微分 独立変数が2個以上(今は2つだけ考える)の時の微分 は、偏微分と全微分がある。 y x z x z z = f (x, y) 全微分 )} , ( ) , ( { lim 0 , f x x y y f xy dz y x Copyright: A.Asano 8

熱力学 (Thermodynamics)

熱力学とは: 巨視的な系(molのオーダー)を取り扱い、 系の状態変化を理論体系化したもの。 3態の化学は熱力学、例えば気体の状態方程式、相平衡 etc. • 化学反応が起こる可能性を判断する規準を与える。 • 化学反応の平衡時の最大生成物量を計算する方法を与える。 • 化学反応の速度、時間を予測できない。 • 化学反応の機構についての情報は与えない。 限界点 可能性がないと判断される反応は絶対に起こらない。 Copyright: A.Asano 9 熱とは: 状態あるいは相の変化には必ず、____の出入り(収支) がある。_____変化は熱とそれ以外とに区別できる。 熱以外の_____変化を仕事という。 水1gの温度を14.5℃から15.5℃まで上昇させるのに必要な熱量を 15℃ calorie(1 cal)と呼ぶ(温度により水の比熱容量は異なる)。

熱の仕事当量(mechanical equivalent of heat) 1 cal15= 4.1855 J 熱力学的な熱の仕事当量とは

1 cal

th

= 4.184 J (定義)

熱化学的カロリー(thermochemical calorie) Copyright: A.Asano 10 巨視的系の定義 開いた系(開放系) Open system 外界とエネルギー交換、物質移動が可能 閉じた系(閉鎖系) Closed system 外界とエネルギー交換は可能、物質移動は不可能 孤立系 Isolated system 外界とエネルギー交換、物質移動が不可能 Copyright: A.Asano 11

熱力学第0法則 (zeroth law of thermodynamics) AとCが熱平衡(thermal equilibrium)にあり、 BとCが熱平衡状態にあるとき、 AとBもまた熱平衡状態である。 熱平衡状態 孤立系を長時間 放置し、巨視的変化 がなくなった状態 A,B,Cの温度は互いに等しい 経験温度: ある2点を定義して、それに対して相対的(等分)に目盛をつけて定めた 数値を用いる。いわば 相対温度。1℃(セルシウス温度)は 1 atm = 1.01325×105Pa の時、水の氷点と沸点を100等分したもの。 <熱力学温度(絶対温度) : 熱力学第2法則 > Copyright: A.Asano 12

(3)

熱力学第1法則 (first law of thermodynamics) 孤立系の中での何らかの変化は、 孤立系内部のエネルギー変化を伴わない。

( ________ )

閉じた系を考える 仕事と熱との関係 熱 (q) 仕事 (w) 孤立系 閉じた系の内部のエネルギー変化は q と w だけによる。 内部エネルギー: U, Aの状態から熱 q をもらってBの状態 になったときの内部エネルギー変化を とすると、

U

A B U U U Copyright: A.Asano 13 孤立系においては内部エネルギーの変化はないから、

0

U

0

,

つまり、閉じた系がうける熱 量はすべて仕事に変化する ことを示している。 永久機関(熱を供給 されなくても仕事をする 機関)の存在を否定。 第一種の永久機関(perpetual engine of the first kind)

仕事は系が外部に対して行う場合を_(_)とする。 なぜなら、内部エネルギーがその分___から。 符号: + と ー 熱量 q : 仕事 w : 系が熱を吸収する: Uの__:吸熱的な時は_(_)。 系が熱を放出する: Uの__:発熱的な時は_(_)。 Copyright: A.Asano 14 内部エネルギー

U

内部エネルギーは状態量 : 状態変化の経路に無関係 熱量 q と 仕事 w は 状態変化の経路に依存 1. A B C と進む変化 U1 2. A Cと進む変化 U2 A B C P1 P2 V1 V2 熱力学第1法則

U

1

= U

2 しかし、

q

1

= q

2

であり w

1

= w

2 (偶然 = になることもある。) Copyright: A.Asano 15 圧力一定下での理想気体の体積変化 圧力を一定に保って、閉じた系にある気体に熱を加える P = 一定 熱(q)

U

仕事 w は P V

U

q (供給された熱量)に注目すると、

q

H

エンタルピー変化 (enthalpy) 内部に残る熱量 外部に使う熱量 圧力一定の時の関係式であることに注意 (定圧過程) Copyright: A.Asano 16 熱容量: _____________________ 比熱: 1gの物体、 モル熱容量: 1molの物体。

q = U + P V

定積熱容量 CV 定積 ; V= 0

q = U

1 Kだけ上昇させる = 横軸に温度、縦軸に熱量のグラフの 傾きを求めること 熱量を温度で微分 V V V

T

U

T

q

C

(specific heat capacity)

(定積過程) Copyright: A.Asano 17

H = q = U + P V

定圧熱容量 CP 定圧 ; P = 0 P P P

T

H

T

q

C

P P

T

H

C

CP CVを考えると V P V P

T

U

T

H

C

C

(定圧過程) Copyright: A.Asano 18

(4)

U を T と V の関数と考えて U の全微分を求めると、

dT

T

U

dV

V

U

dU

V T P を一定という条件で左式を dT で割ると、 V P T P

T

U

T

V

V

U

T

U

V P

C

C

Copyright: A.Asano 19 P T V P

T

V

P

V

U

C

C

温度変化による体積変化 (圧力一定下) 温度一定で体積が変化した 時の内部エネルギー変化 • 固体、液体の場合 温度の変化に対する体積 変化は無視できるほど小さい。 • 気体の場合 温度の変化に対する体積 変化は比例するから、一定 の値をもつ。 • 固体、液体の場合 体積変化でおこる内部エネルギー 変化は凝集力(内部圧)という。 固体や液体では分子間力がある ため無視できないほど大きい。 • 気体の場合 分子間力が小さいため無視できる。 ほぼ0(理想気体では0)。 Copyright: A.Asano 20 気体の熱容量 P P T V P

T

V

P

T

V

P

V

U

C

C

=0、 Jouleの法則 1 mol の理想気体においては、 PV = RT だから、 P

T

V

V P

C

C

気体のエネルギー U は U = 3/2 RT 。 R T U C V V 2 3 P C 運動エネルギーと 内部エネルギーは等しい。 〔補遺〕 第3法則も使うのでその後 Copyright: A.Asano 21 T1からT2への温度変化による状態変化での 内部エネルギー変化(定積下)とエンタルピー変化(定圧下) V V

T

U

C

P P

T

H

C

上記の U を定積下でのという 条件をつけると、

dT

C

dU

V 2 1 2 1 T T V T T

dU

C

dT

2 1 T T

C

V

dT

U

上記の H を定圧下でのという 条件をつけると、

dT

C

dH

P 2 1 2 1

T T T T 2 1

T T

H

Copyright: A.Asano 22 まとめ (理想気体)

U = q + w , H = U + PV = U + nRT

定積

U = q

V = 0

= U + nR T

V V

T

U

C

定圧 P = 0

U = q

P V

= U + P V = q

P P

T

H

C

Copyright: A.Asano 23 例題1: 1 atm下で 1 mol の水素を0℃から100℃まで加熱したとき のエンタルピー変化を求めよ。水素の定圧モル熱容量は 温度 T の関数として、 のように表される。 ] mol JK [ 1 10 50 . 0 10 26 . 3 28 . 27 1 1 2 5 3 T T CP 解答 Copyright: A.Asano 24

(5)

例題2: 例題1のエンタルピー変化から、この時の水素の内部 エネルギー変化を求めよ。

解答

Copyright: A.Asano 25

燃焼と生成の標準モルエンタルピー standard molar enthalpy of combustion standard molar enthalpy of formation

反応熱 kJ 75 . 241 O(g), H O 2 1 H2 2 2 H (定圧下での反応熱はエンタルピー変化に等しい) kJ 75 . 241 , O 2 1 H O(g) H2 2 2 H 水素と酸素は発熱反応(exothermic) 水蒸気の分解は吸熱反応(endothermic) kJ 75 . 241 O(g) H O 2 1 H2 2 2 kJ 75 . 241 O 2 1 H O(g) H2 2 2 Copyright: A.Asano 26 定積下での反応熱は内部エネルギー変化に等しい。 定義により、 q = U + P V q = U 定積下という条件から • 通常の実験では定圧下がほとんど • 燃焼熱: 物質が完全に燃焼するときの反応熱 有機物(CHO)では ___下で ___ と ____ が生成する。 H2(g)の燃焼熱は O HO(), 285.84kJ 2 1 H2 2 2 l H

1 atm、25℃、1 molあたりの燃焼熱(heat of combustion)を

標準燃焼エンタルピー( H°c)という。 Copyright: A.Asano 27 標準生成エンタルピー( H°f) H2(g)の燃焼熱は O HO(), 285.84kJ 2 1 H2 2 2 l H この反応式は左からでは H2(g) の燃焼を表しているが、 右から見れば、 H2O(l) の生成を表しているとも言える。 ただし、生成熱は標準状態の元素単体から生じたとき の反応熱であり、元素の生成熱を規準として0と定める。 ( 上記の場合、H2元素と O2元素から生じていることに注意 ) 単体は 1 atm、 25℃で最も安定なものを選択する。 例: 黒鉛は生成エンタルピーは0、ダイヤモンドは0でない。 Copyright: A.Asano 28 標準燃焼エンタルピー

A + O

2

CO

2

(g) + H

2

O (l) + B

標準生成エンタルピー

A

2

+ B

2

+ ½ D

2

A

2

B

2

D

例: CH3CH2OH + 3O2 2CO2+ 3H2O (l) H°c= 1371 kJ·mol1 例1: 2C + 3H2 + ½ O2 CH3CH2OH (l) H°f= 1371 kJ·mol1 例2: C + 2H2 CH4(g) H°f= 74.8 kJ·mol1 実際に反応が進む 実際に反応が進む必要はない Copyright: A.Asano 29

ヘスの法則(総熱量不変の法則 law of constant heat summation) 定圧反応熱(標準燃焼エンタルピー)または定積反応熱 (標準内部エネルギー)は途中の反応経路によらず、さらに その反応が複数段で行われても、反応熱の総和は不変。 標準生成エンタルピーから標準燃焼エンタルピーを求められる。 例: CH4(g) + 2 O2(g) CO2(g) + 2 H2O (l) + CH4(g) + CO2(g) + H2O (l) (1) (2) (3) H°f= 74.8 kJ·mol1 H°f= 393.5 kJ·mol1 H°f= 285.8 kJ·mol1 (逆も成り立ちます。) Copyright: A.Asano 30 メタンの燃焼エンタルピーを求める。

(6)

2 × (3) + (2)– (1)を考えてみましょう。 Copyright: A.Asano 31 H°f= 74.8 kJ·mol1 H°f= 393.5 kJ·mol1 H°f= 285.8 kJ·mol1 × 2

CH

4

(g) + 2 O

2

(g)

CO

2

(g) + 2 H

2

O (l)

C + 2O

2

+ 2H

2 (1) (2) 2 × (3) 2 ( H2 + ½ O2) + ( C + O2) – (C + 2H2) 2 H2O + CO2– CH4 H°c= 2 × (– 285.8) – 393.5 – ( 74.8 ) = 890.3 kJ·mol1 したがって、メタンの標準燃焼エンタルピー H°cは H°c= 890.3 kJ·mol1 Copyright: A.Asano 32 CH4 + 2 O2 CO2 + 2 H2O CH4(g) + 2 O2(g) CO2(g) + 2 H2O (l) H°c= 74.8 + ( – 393.5) + 2 × (– 285.8) = – 890.3 kJ·mol1 ー CH4(g) の 標準生成エンタルピー CO2(g) の 標準生成エンタルピー H2O (l) の 標準生成エンタルピー H°f= 0 燃焼エンタルピー = 右辺の生成エンタルピー の和 − 左辺の生成エンタルピー の和 Copyright: A.Asano 33 練習問題1 一酸化炭素の25℃における標準燃焼エンタルピーを求めなさい。 二酸化炭素の標準生成エンタルピーは 393.5 kJ·mol1 一酸化炭素の標準生成エンタルピーは 110.5 kJ·mol1とする。

)

g

(

CO

)

g

(

O

2

1

CO(g)

2 2 解答 c= ? 34 Copyright: A.Asano

ゆえに H°

c

= kJ

Copyright: A.Asano 35 燃焼エンタルピー = 右辺の生成エンタルピー の和 − 左辺の生成エンタルピー の和

)

g

(

CO

)

g

(

O

2

1

CO(g)

2 2 mol1は標準モルエンタルピーなので 省略してもよい。 C + O2 CO2 ) g ( O 2 1 CO(g) 2 ? 練習問題2 次に上げるそれぞれの分子の標準燃焼エンタルピーの値を 用いて、エチレン(C2H4)の標準生成エンタルピーを求めなさい。 C2H4(g) 1410.97 分子 H°c/ kJ mol-1 H2(g) 285.84 C (s) 393.51 分子 H°c/ kJ mol-1 ヒント CHOからなる分子を酸素存在下で燃焼したのが 燃焼エンタルピー、生成物は水と二酸化炭素。 Copyright: A.Asano 36

(7)

練習問題2の解答

(g)

H

2

C(s)

(g)

H

C

2 4 C2H4(g)の生成熱 H°fは

(g)

H

C

2 4 という反応式により得られる値であるから、 2×(1)+2×(2)−(3)で上式を得る。 (1) (2) (3) H°c= 393.51 kJ·mol1 H°c= 285.84 kJ·mol1 H°c= 1410.97 kJ·mol1

Copyright: A.Asano 37 Copyright: A.Asano 38

)

g

(

(g)

H

C

2 4

)

g

(

)

(

l

)

g

(

O

3

)

g

(

H

2

C(s)

2

2 2 (3) 1410.97 kJ·mol1 {(1)+(2)}×2 (393.51+ 285.84)×2 kJ·mol1 2×(1)+2×(2)−(3)

?

2×(1)+2×(2)−(3)から、 ) 97 . 1410 ( 2 84 . 285 2 51 . 393 f o H 標準生成エンタルピー H°fは H°f= + 52.27 kJ

52.27

(g)

H

C

2 4 吸熱反応 H°f= 393.51× 2 285.84 × 2 ( 1410.97) をよく考えてみましょう。 別解 Copyright: A.Asano 39 H°f= 393.51× 2 285.84 × 2 ( 1410.97) C (s) ×2の 標準燃焼エンタルピー H2(g) ×2の 標準燃焼エンタルピー C2H4(g) の 標準燃焼エンタルピー

(g)

H

C

)

g

(

H

2

C(s)

2

2 2 4 生成エンタルピー = 左辺の燃焼エンタルピー の和 − 右辺の燃焼エンタルピー の和 燃焼エンタルピー = 右辺の生成エンタルピー の和 − 左辺の生成エンタルピー の和 問題にしている物質 Copyright: A.Asano 40 Copyright: A.Asano 41 格子エネルギー(格子エンタルピー:lattice enthalpy) Born-Haber cycle: ボルン ・ ハーバーサイクル イオン結晶を気体状態のイオン対に分解するときのエネルギー (気相のイオン対が固体のイオン結晶になる時、放出するエネルギー)

Na(gas) +IE ___(gas)

Cl(gas) –EA ___(gas)

吸収 放出 格子 エネルギー NaCl (solid) + __ (solid) __(gas) + + (Cl) + _______(Na) (NaCl) H°fdsub ( sublimation enthalpy ) 2 1 Copyright: A.Asano 42 ___(gas) + ___(gas) Na(gas) + Cl(gas)

IE

+

EA

__ (solid) + 21__(gas) H°d 2 H°sub 1 + NaCl (solid) H°f 格子エネルギー 495 – 348.3 kJ 107.3 + 0.5×243.4 kJ – (– 411.0) kJ 786.7 kJ mol–1

参照

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