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Microsoft Word - 荒井 HP原稿_写真入り).doc

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Academic year: 2021

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学ぶ意欲を引き出す授業に向けて

-柏原東での私の約4年間

社会科 荒 井 通 雄 柏原東での約4年間、3度1年生に所属し、「地理」の授業 を担当してきました。その中で、「やればできる生徒が多い」 「生徒たちは少しでもテストの点数が上がれば、さらに意欲的 に勉強しようとする」と感じました。 そういった生徒をさらに少しでも多く増やすために、私の 授業では以下の取組みを行なっています。 ○ 授業の目標 ・・・ すべての生徒が取り組め、主体的に 参加できるような授業を目指す。 ○ 形式 ・・・ プリント授業 <穴埋め方式> ☆ プリントは、紙ファイルにとじています。 (1) 前回の復習 (2) 生徒が教科書や資料集を参照しながらプリントの ( )に書き込む。その後、何人かの生徒が( ) の答えを板書する。 ※ すべての生徒が、( )に書き込みができる ようにプリントの( )の横や下に教科書や 資料集のページ数・行数をあらかじめ書くように しています。 (3) 板書の後、解説。プリントの重要事項にアンダー ラインを引いたり補足事項をさらにプリントに 書きこみながら内容を深め、理解します。 (4) 次回の授業で復習という形で何人かの生徒が、 プリントを見ながら、質問に答えます。 ★ 都道府県・県庁所在地や、世界の国名・首都を扱う時は、1時間の授業または宿題で地図帳を使い 白地図に記入、着色などの作業をし、その後、授業の最初の時間(約5分)に、テストをして、どれくらい 覚えられたかを確認します。 ★ 各学期の最初の授業では、休み中に起こったニュースを新聞記事などで取り上げ、これまでの授業の関連 を学習し、社会情勢への興味・関心が高まればと思っています。 ○ 授業で留意していること (1)机の間を回りながらの授業 教科書や資料集の参照ページ・行数を指示した 時や、教科書やプリントに印やアンダーラインを引か せる時、その指示がすべての生徒に行き届いているか どうかを確認する意味でも、徹底して行なっています。 (2) 難しい意味の用語については、噛み砕いて説明。 言葉が難しいからといって飛ばすのではなく、 その用語の意味を噛み砕いて説明することで、 その言葉を理解させ、授業の内容の理解を助けます。

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※ 生徒は、その説明をメモ程度にプリントに 書き込んでいます。 (3) 少しの前進もしっかりと誉めるようにしています。 学力はクラス内でも個人差があります。他人と比べるのもよいけれど、自分の中で前回より 何点上がったか?いくつ覚えることができたか?という視点で考えて、少しでも点数が上がったり 覚えた数が増えたら、そのことをしっかりと誉めて、さらなる前進のために励ますようにしています。 ⇒ 具体的に、「次は何点取る!」「都道府県を覚える数を20から25に増やす!」というように 生徒たちと相談をして、自ら目標を設定できるようにアドバイスしています。 ○ 2008年度の「地理」の授業内容 <1学期> ・ 都道府県・県庁所在地 ・ 球面で地球をとらえる<地球の大きさ、緯度と経度、時差> ・ 国家の領域、日本が抱える領土問題 ・ 世界の大地形と人々の生活<6大陸・3大洋、プレートテクトニクス> ・ 人々の生活と気候①<気候要素、気候因子、ケッペンの気候区分> <2学期> ・ 夏休み中のニュースを振り返る。<洞爺湖サミット、北京オリンピックなど> ・ 人々の生活と気候②<熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯、寒帯> ・ 中国の生活と文化<地形、民族問題、人口問題、農業、工業> ・ 東南アジアの生活と文化①<国々の名称、位置、首都> ★ 宿題 ・・・ 世界の国名と位置<指定した50ヶ国を地図帳で調べさせ、白地図に記入。 白地図に着色させるといった作業> <3学期> ・ 冬休み中のニュースを振り返る。<パレスチナ・ガザ地区での戦闘> ・ 東南アジアの生活と文化②<歩み、民族、農業、工業> ・ アメリカ合衆国の生活と文化<歴史、地形、民族、農業、工業> ※ 使用教材 ・・・ 『高等学校 新地理A 初訂版』 帝国書院 図説地理資料『世界の諸地域NOW2008』 帝国書院 新詳高等地図 帝国書院 ○ 生徒からのアンケート<2009年1月28日 3限 1-7で実施> 1. 今のプリント形式の授業はどうですか? ・ プリントのほうがやりやすく、見やすい。 ・ 自分で教科書などを見て調べて書く時、頭に入りやすいから良い。 ・ 覚えやすいし、話を聞き逃してしまうことがない。 ・ プリントだったら、ちょこっと補足できたりして良い。 ・ 自分たちで黒板まで行って書くのが良い。 ・ ノートに書いたほうが覚えやすい。 2. 先生の説明は、わかりやすいですか? ・ 具体的に説明してくれるし、写真なども見せてくれて良いと思う。 ・ 質問したらすぐに答えてくれる。 ・ プリントと言葉だけの説明で伝わりにくいところもある。 ・ 幅広く教えてもらえるからわかりやすい。 ・ その話のところだけの説明をとことんしてくれるからわかりやすい。

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・ たまにわかりにくい時がある。 ・ たまに説明不足やなってとか思うこともあるけど、豆知識みたいなものもあっていい。 3. 先生の板書は、わかりやすいですか? ・ 分かりやすいが、もう少し( )のスペースや、メモのスペースがほしい。 ・ 黒板は結構ごちゃごちゃになったりするけど、それだけ説明してくれてるってことやから良い。 ・ 難しいけど分かりやすい。 ・ わかりやすいけど、量が多い。 ・ 僕たちに分かりやすく書いてくれるからいいと思う。 ・ 少ないから良い。 ・ 字が小さい時がある。 4. 全体を通して授業の感想を書いてください。 ・ たまにほんとに進むのが速くて、待ってほしい時もある。 ・ 充分わかりやすいけど、板書するときのペースが速い時も ある。 ・ 声が落ち着くから、眠くなる。 ・ 分かりやすくて受けやすい。 ・ みんなで問題みたいに黒板に書いていくのは楽しい。生徒の目線に立って授業してくれるので わかりやすいし、楽しい。 ・ 中学の時、地理は苦手だったけど、今の授業はテストに出やすいところに丸をつけたりするので そこをしっかり勉強したら点数が取れるし、分かりやすい。 ・ たまに面白い話をするのが楽しい。真剣な話をしたら暇になって眠くなるけど・・・。 ・ 楽しいし、スピードはちょうど良いと思う。 ・ プリント授業は、教科書の大事な部分を当てはめればいいから、いいと思う。 ・ わからないところがある時、すぐに教えてくれるから、地理は覚えられる。先生の声も 大きいから良い。 ・ ノートに写すよりはプリントに書くほうが分かりやすいから自分の中ではわかりやすい。 テストに出るところもわかるから勉強しやすい。 ・ 生徒一人ひとりに目を配っているので、良い授業だと思う。ゆっくりなのがいい。 ・ みんなに合わせて待ってくれたりするから良い。 ・ 生徒に負けることなく、また、ひっきりなしに怒鳴り散らすこともないので良いです。 ○ 生徒のアンケートを受けて ・ 授業を好意的に受けてくれている生徒が多いと感じています。プリントの穴埋めでは、必死に 机に向かって取り組んでいる生徒が多くいます。教科書や資料集を忘れても、後ろやとなりの生徒 のものを見ながら必死に答えを探しています。出席番号などで生徒を指名することもありますが、 生徒自ら「書きたいから当てて」という生徒が増えています。 ・ 一人ひとりの反応をなるべく見ながらの授業を心掛けています。ペースもゆっくりとなり それが生徒にとって良いと思われている。また、ペースについて来れていけない生徒もいます。 その生徒に対するフォロー(休み時間などに説明)もしています ・ 意欲的に授業を受けてくれている生徒に対して、もっと内容を深め、考えさせる授業に していくための努力をしていかないといけないと改めて感じています。さらなる学習、教材研究を すすめていきたいと思っています。

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☆ 授業で使用しているプリント (1. )のように、( )の左側に数字がついているところには、生徒自身で教科書や 資料集を参照させて書き込みをさせる。 (A. )のように、( )の左側にアルファベットがついているところには、こちらが 板書して書かせる。 番号やアルファベットに○印をさせているのは、その個所はテストにでるので要チェック! という意味です。

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参照

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