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COVERAGE INITIATED ON: 2015.06.29LAST UPDATE: 2018.09.18 当レポートは、掲載企業のご依頼により株式会社シェアードリサーチが作成したものです。投資家用の各企 業の『取扱説明書』を提供することを目的としています。正確で客観性・中立性を重視した分析を行うべく、 弊社ではあらゆる努力を尽くしています。中立的でない見解の場合は、その見解の出所を常に明示します。 例えば、経営側により示された見解は常に企業の見解として、弊社による見解は弊社見解として提示されま す。弊社の目的は情報を提供することであり、何かについて説得したり影響を与えたりする意図は持ち合わ せておりません。ご意見等がございましたら、[email protected] までメールをお寄せくだ さい。ブルームバーグ端末経由でも受け付けております。
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Coverage目 次
SRレポートの読み方:本レポートは、直近更新内容・業績動向セクションから始まります。ビジネスモデルに馴染みのない方は、事業内容セクショ ンからご覧ください。 要約 --- 3 主要経営指標の推移 --- 4 直近更新内容 --- 5 概略 --- 5 業績動向 --- 6 四半期実績推移 --- 6 今期会社計画 --- 10 中長期展望 --- 13 事業内容 --- 17 事業セグメント --- 18 SW(Strengths, Weaknesses)分析 --- 29 市場とバリューチェーン --- 30 経営戦略 --- 37 過去の業績 --- 39 損益計算書 --- 45 貸借対照表 --- 46 キャッシュフロー計算書 --- 49 その他情報 --- 50 沿革 --- 50 ニュース&トピックス --- 51 大株主 --- 55 株主還元 --- 55 トップ経営者 --- 55 企業理念 --- 55 社名の由来 --- 55 日本の葬儀の流れ --- 55 企業概要 --- 57ティア|2485
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Coverage要 約
葬儀業界の慣習を覆して成長
◤ 同社は、1997年に代表取締役社長の冨安氏が旧来の葬儀社が行ってきた慣習を覆すべく創業した。愛知県名古屋市内 および近郊市町村を主として、個人顧客を中心に葬儀会館、自宅、寺院もしくは公民館等を会場とした葬儀の施行全 般を請け負っている。また、葬儀会館運営のノウハウを活かし、主に認知度向上を目的として、葬儀会館運営のフラ ンチャイズ事業も行なっている。 ◤ 2016年の日本の死亡者数は1,308千人(前年比1.3%増)で、死亡者数は過去20年で年率1.9%のペースで増加した。今 後、死亡者数は2040年に1,679千人とピークに達し、2017年から2040年まで年率1.1%で増加し続けることが見込まれ ている。 ◤ 同社の特徴は、同業他社に先駆けて葬儀価格の完全開示を導入したこと(明朗会計)、同業他社と比較して低価格な 価格設定(市場平均に対し約7割の水準)、愛知県名古屋市を中心とした葬儀会館のドミナント展開(2017年9月期末 現在、名古屋市のみで26会館)、会員制度「ティアの会」を設け、会員を中心としたサービスを提供していること(入 会金のみで葬儀に関する様々な特典が受けられることに加え、提携店で割引やサービスも受けられる)である。また、 独自の社員教育システムも特徴である。 ◤ 葬儀会館数、死亡者数の増加に伴い、2007年9月期から2017年9月期の間に同社の葬儀件数は平均年率9.5%、売上高 は同8.0%、営業利益は同11.9%、当期純利益は同15.8%のペースで増加した。愛知県名古屋市における斎場利用者シェ アは2013年9月期以降、20%を超えている。業績動向
◤ 2018年9月期会社予想は、売上高12,270百万円(前期比8.1%増)、営業利益1,275百万円(同7.1%増)、経常利益は 1,260百万円(同6.3%増)、当期純利益は840百万円(同4.9%増)を見込む。(2017年9月期から連結決算であるため 前期比は参考値)。葬祭事業においては、既存会館が堅調に推移する見通しであることに加え、新店舗の稼働による 増収効果を見込んでいる。経費面では商品原価率の低減を推進する一方、知名度の浸透を図る販売促進を行うととも に、中長期の出店を見据えた人材確保を推進する。 ◤ 同社は2020年9月期を最終年度とする中期経営計画では、2020年9月期は、直営会館の葬儀件数11,160件(2017年9月 期比21.8%増)、売上高13,770百万円(同21.3%増)、営業利益1,390百万円(同16.8%増)を計画している。会館出 店とフランチャイズ事業の業容拡大、営業施策とブランド力の向上、戦略的な商品開発とM&A、人材の確保・育成の4 項目のテーマを推進することによる売上・利益成長を図る。また、自己資本比率50%を目標とし経営の安定性を高め る方針としている。 ◤ 中長期目標として、葬儀会館200店舗体制(2017年9月期の葬儀会館数は94店)、売上高16,500百万円(同13,770百万 円)を目指している。同社の強みと弱み
SR社の考える同社の強みは、実績と会員制度にもとづく潜在顧客、葬儀会館運営ノウハウの蓄積、資金調達のしやすさ である。また、同社の弱みは、売上高人件費比率が高いこと、会館の新規開設が業績悪化要因となること、葬儀単価低下 の影響を受けやすいことである(後述の「SW(Strengths & Weaknesses)分析」の項参照)。ティア|2485
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Coverage主 要 経 営 指 標 の 推 移
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 *2016年9月期までは単独決算、2017年9月期から連結決算。2017年9月期の前年比は参考値。 損益計算書 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 18年9月期 (百万円) 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 連結 会予 売上高 7,640 7,827 8,356 8,920 9,528 10,206 10,594 11,352 12,270 前年比 22.9% 2.4% 6.8% 6.7% 6.8% 7.1% 3.8% 7.2% 8.1% 売上総利益 2,412 2,528 2,787 3,103 3,366 3,688 3,916 4,292 前年比 29.7% 4.8% 10.2% 11.4% 8.4% 9.6% 6.2% 9.6% 売上総利益率 31.6% 32.3% 33.4% 34.8% 35.3% 36.1% 37.0% 37.8% 営業利益 771 736 869 940 992 1,078 1,094 1,190 1,275 前年比 45.0% -4.6% 18.1% 8.1% 5.6% 8.6% 1.5% 8.8% 7.1% 営業利益率 10.1% 9.4% 10.4% 10.5% 10.4% 10.6% 10.3% 10.5% 10.4% 経常利益 703 662 798 846 925 1,023 1,072 1,185 1,260 前年比 50.6% -6.0% 20.7% 6.0% 9.3% 10.5% 4.8% 10.5% 6.3% 経常利益率 9.2% 8.5% 9.6% 9.5% 9.7% 10.0% 10.1% 10.4% 10.3% 当期純利益 405 354 419 517 548 652 712 801 840 前年比 46.3% -12.5% 18.2% 23.5% 6.0% 19.0% 9.2% 12.5% 4.9% 利益率 5.3% 4.5% 5.0% 5.8% 5.8% 6.4% 6.7% 7.1% 6.8% 一株当たりデータ(円、株式分割調整後) 期末発行済株式数(千株) 2,278 2,278 2,278 9,112 18,224 20,167 20,167 20,167 EPS(円) 22.2 19.4 23.0 28.4 30.1 33.0 35.3 39.7 41.7 EPS (潜在株式調整後)(円) - - - -DPS(円) 3.8 3.8 4.4 10.0 12.0 6.0 6.0 8.0 10.0 BPS(円) 98.7 114.4 133.7 157.7 180.2 246.5 275.8 308.5 貸借対照表 (百万円) 現金・預金・有価証券 1,185 1,001 1,138 940 1,134 1,813 1,442 1,758 流動資産合計 1,476 1,325 1,528 1,369 1,634 2,334 1,943 2,341 有形固定資産 3,924 4,646 5,225 5,626 5,789 6,270 6,649 7,234 投資その他の資産計 1,071 1,135 1,153 1,376 1,350 1,307 1,285 1,263 無形固定資産 246 193 173 134 141 226 190 151 資産合計 6,716 7,299 8,079 8,504 8,913 10,137 10,069 10,990 買掛金 284 245 305 262 314 312 309 315 短期有利子負債 57 77 74 87 97 117 120 60 流動負債合計 2,097 2,008 2,279 2,142 2,430 2,482 2,178 2,193 長期有利子負債 2,651 2,903 3,068 2,919 2,596 2,058 1,672 1,894 固定負債合計 2,819 3,206 3,364 3,489 3,199 2,685 2,330 2,575 負債合計 4,917 5,214 5,643 5,631 5,629 5,167 4,508 4,769 純資産合計 1,800 2,085 2,436 2,873 3,284 4,970 5,561 6,221 有利子負債(短期及び長期) 3,863 4,111 4,337 4,175 3,899 3,279 2,676 2,746 キャッシュフロー計算書 (百万円) 営業活動によるキャッシュフロー 860 597 924 806 1,151 1,177 1,180 1,406 投資活動によるキャッシュフロー -711 -919 -901 -717 -529 -877 -806 -998 財務活動によるキャッシュフロー 16 139 115 -289 -429 378 -742 -93 財務指標 総資産経常利益率(ROA) 11.0% 9.4% 10.4% 10.2% 10.6% 10.7% 10.6% 11.3% 自己資本純利益率(ROE) 24.9% 18.2% 18.5% 19.5% 17.8% 15.8% 13.5% 13.6% 純資産比率 26.8% 28.6% 30.1% 33.8% 36.8% 49.0% 55.2% 56.6%ティア|2485
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Coverage直 近 更 新 内 容
概略
2018年9月18日、株式会社ティアは「ティア南濃」のオープンについて発表した。 同社は、岐阜県内に「ティア南濃」を2018年9月22日にオープンする。同社の西濃エリアのフランチャイズである「株式 会社ふなやす」の5会館目の葬儀会館となり、岐阜県内では16会館目の葬儀会館となる。 「ティア南濃」は、増加傾向にある家族葬や小規模葬儀を想定した1ホール(50名収容)の会館だが、宿泊も可能な親族 控室や48人収容の会食室などの設備を有する。 2018年9月14日、同社は「家族葬ホール ティア千代田橋」のオープンについて発表した。 同社は、9月22日に家族葬を執り行うことに適した専用ホール「家族葬ホール ティア千代田橋」をオープンする。少子 高齢化や核家族化などの社会背景のもと、参列者を家族や近親者に限定した小規模な葬儀スタイルである家族葬に対する ニーズが高まっている。 「家族葬ホール ティア千代田橋」は、既存会館の約半分ほどの延べ床面積で、最少人数の常駐スタッフ、さらに1日1組 限定のホールとした新たなスタイルの会館である。狭小な土地や既に同社の会館が出店しているエリアにも、新たに出店 できることから、「既存会館」「葬儀相談サロン」に続く、新たな会館の形式となる。 2018年8月31日、同社への取材を踏まえ、本レポートを更新した。 2018年8月9日、同社は、2018年9月期第3四半期決算を発表した。 (決算短信へのリンクはこちら。詳細は業績動向の項目を参照) 過去の会社発表は、ニュース&トピックスを参照ティア|2485
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Coverage業 績 動 向
四半期実績推移
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 *2017年9月期第2四半期までは単独決算、2017年9月期第3四半期から連結決算。2017年9月期第3四半期から2018年9月期第2四半期の前年比は参考値。 四半期業績推移(累計) (百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q (進捗率) 通期会予 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 75.3% 12,270 前期比 8.8% 6.8% 8.0% 7.2% 5.3% 7.2% 6.2% 8.1% 売上総利益 1,138 2,354 3,412 4,292 1,183 2,527 3,658 前期比 15.1% 9.6% 11.2% 9.6% 4.0% 7.3% 7.2% 売上総利益率 39.7% 39.9% 39.2% 37.8% 39.2% 40.0% 39.6% 販管費 729 1,492 2,253 3,101 791 1,650 2,492 前期比 -1.5% 6.0% 9.0% 9.9% 8.5% 10.6% 10.6% 売上高販管費比率 25.4% 25.3% 25.9% 27.3% 26.2% 26.1% 27.0% 営業利益 408 861 1,159 1,190 392 876 1,165 91.4% 1,275 前期比 63.9% 16.2% 16.0% 8.8% -3.9% 1.7% 0.5% 7.1% 営業利益率 14.2% 14.6% 13.3% 10.5% 13.0% 13.9% 12.6% 10.4% 経常利益 402 851 1,148 1,185 390 869 1,154 91.6% 1,260 前期比 62.1% 16.4% 17.0% 10.5% -3.0% 2.1% 0.5% 6.3% 経常利益率 14.0% 14.4% 13.2% 10.4% 12.9% 13.7% 12.5% 10.3% 四半期純利益 254 559 761 801 264 592 785 93.5% 840 前期比 66.0% 19.4% 20.8% 12.5% 3.9% 5.9% 3.2% 4.9% 四半期純利益率 8.9% 9.5% 8.7% 7.1% 8.7% 9.4% 8.5% 6.8% 四半期業績推移 (百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 2,866 3,031 2,808 2,647 3,019 3,304 2,922 前期比 8.8% 5.1% 10.5% 4.5% 5.3% 9.0% 4.1% 売上総利益 1,138 1,216 1,058 880 1,183 1,344 1,131 前期比 15.1% 4.9% 15.1% 3.7% 4.0% 10.5% 6.9% 売上総利益率 39.7% 40.1% 37.7% 33.2% 39.2% 40.7% 38.7% 販管費 729 763 761 848 791 859 842 前期比 -1.5% 14.4% 15.3% 12.5% 8.5% 12.6% 10.6% 売上高販管費比率 25.4% 25.2% 27.1% 32.0% 26.2% 26.0% 28.8% 営業利益 408 453 298 31 392 484 289 前期比 63.9% -7.9% 15.5% -67.4% -3.9% 6.8% -3.0% 営業利益率 14.2% 14.9% 10.6% 1.2% 13.0% 14.6% 9.9% 経常利益 402 449 297 37 390 479 285 前期比 62.1% -7.0% 18.8% -59.3% -3.0% 6.7% -4.0% 経常利益率 14.0% 14.8% 10.6% 1.4% 12.9% 14.5% 9.8% 四半期純利益 254 305 202 40 264 328 193 前期比 66.0% -3.2% 24.7% -51.2% 3.9% 7.5% -4.5% 四半期純利益率 8.9% 10.1% 7.2% 1.5% 8.7% 9.9% 6.6% 18年9月期 17年9月期 17年9月期 18年9月期 18年9月期ティア|2485
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Coverage 四半期事業セグメント 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 会館数推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 葬儀件数推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 事業セグメント(四半期累計) (百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.2% -73.4% 7.2% 6.2% 葬祭事業 2,789 5,730 8,459 11,011 2,923 6,122 8,956 前期比 10.7% 7.9% 8.9% 7.8% 4.8% 6.8% 5.9% フランチャイズ事業 77 167 246 340 96 200 289 前期比 -32.5% -19.7% -14.9% -9.6% 24.7% 19.8% 17.5% 営業利益 408 861 1,159 1,190 392 876 1,165 前期比 -62.7% 16.2% 16.0% 8.8% -67.1% 1.7% 0.5% 葬祭事業 609 1,252 1,734 1,994 582 1,259 1,741 前期比 35.6% 13.3% 14.5% 10.0% -4.4% 0.6% 0.4% フランチャイズ事業 23 42 61 78 21 48 68 前期比 43.8% 31.3% 27.1% 9.9% -8.7% 14.3% 11.5% 調整額 -224 -433 -636 -881 -211 -431 -644 事業セグメント(四半期) (百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 2,866 3,031 2,808 2,647 3,019 3,304 2,922 前期比 8.8% 5.1% 10.5% 4.5% 5.3% 9.0% 4.1% 葬祭事業 2,789 2,941 2,729 2,552 2,923 3,199 2,834 前期比 10.7% 5.4% 10.9% 4.3% 4.8% 8.8% 3.8% フランチャイズ事業 77 90 79 94 96 104 89 前期比 -32.5% -4.3% -2.5% 8.0% 24.7% 15.6% 12.7% 営業利益 408 453 298 31 392 484 289 前期比 329.5% -7.9% 15.5% -67.4% 1164.5% 6.8% -3.0% 葬祭事業 609 643 482 260 582 677 482 前期比 35.6% -2.0% 17.6% -12.8% -4.4% 5.3% 0.0% フランチャイズ事業 23 19 19 17 21 27 20 前期比 43.8% 18.8% 18.8% -26.1% -8.7% 42.1% 5.3% 調整額 -224 -209 -203 -245 -211 -220 -213 17年9月期 17年9月期 18年9月期 18年9月期 会館数 (店) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 合計 86 87 90 94 95 97 98 前年比増減 6 6 8 8 9 10 8 前四半期比増減 - 1 3 4 1 2 1 直営 47 47 49 51 52 54 55 前年比増減 4 4 5 4 5 7 6 前四半期比増減 - - 2 2 1 2 1 FC 39 40 41 43 43 43 43 前年比増減 2 2 3 4 4 3 2 前四半期比増減 - 1 1 2 - - -17年9月期 18年9月期 葬儀件数(四半期累計) (件) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 葬儀件数 2,269 4,769 7,033 9,161 2,493 5,293 7,723 前年比 7.1% 7.3% 9.9% 8.9% 9.9% 11.0% 9.8% 葬儀件数(四半期) (件) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 葬儀件数 2,269 2,500 2,264 2,128 2,493 2,800 2,430 前年比 7.1% 7.4% 15.7% 5.8% 9.9% 12.0% 7.3% 会館あたり葬儀件数 48.3 53.2 47.2 42.6 48.4 52.8 44.6 前年比 -2.0% -1.8% 4.9% -3.7% 0.3% -0.7% -5.5% 17年9月期 17年9月期 18年9月期 18年9月期ティア|2485
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Coverage2018年9月期第3四半期累計期間実績
売上高は9,245百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は1,165百万円(同0.5%増)、経常利益は1,154百万円(同0.5% 増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は785百万円(同3.2%増)となった。 2018年9月期通期会社予想に対する進捗率は、売上高で75.3%(前年同期における通期実績に対する進捗率は76.7%)、 営業利益で91.4%(同97.4%)、経常利益で91.6%(同96.9%)、四半期純利益で93.5%(同95.0%)であった。売上高 および各利益は、会社予想通りに推移した。利益の進捗率が75%超の水準となったが、同社の業績の傾向として、第4四 半期(7-9月)は会館の修繕費等によって利益が抑えられることが多い。 売上高は、葬儀事業において葬儀単価が低下したが、葬儀件数の増加によって増収となった。利益面では、売上総利益は 3,658百万円(前年同期比7.2%増)、売上総利益率は前年同期比0.4ポイント上昇し、39.6%となった。労務費が増加した が、葬祭事業において全ての会館でしきみ(仏前に捧げられるもくれん科の常緑樹)を造花にしたこと、前期第3四半期 に行った湯灌の内製化が寄与し、売上原価率が低下した。販管費は2,492百万円(同10.6%増)となり、販管費率は前年 同期比1.1ポイント上昇の27.0%となった。販管費は前年同期と比較し239百万円の増加であったが、その内訳は中長期の 出店を見据えた人材の確保に伴い人件費が100百万円、積極的な販売促進の実施に伴い広告宣伝費が100百万円が増加し た。 新規出店の状況は、直営会館として名古屋市内に「ティア下之一色」、愛知県下に「ティア津島東」を開設し、東京都内 向けの出店モデルである葬儀相談サロンとして「ティア北千住」「ティア 青砥駅前店」を開店した。会館数は直営55店 舗(前年同期比6店舗増)、フランチャイズ43店舗(同2店舗増)の合計98店舗(同8店舗増)となった。 セグメントの業績は次のとおりである。 葬祭事業 売上高は8,956百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は1,741百万円(同0.4%増)となった。 葬儀件数は7,723件(前年同期比9.8%増)と増加した。既存店の件数増加に加え、新たに開設した会館の稼働が件数増加 要因となった。会館当たりの葬儀件数は、第3四半期累計(2017年10月-2018年6月)で145.7件(同1.6%減)、第3四半 期(4-6月)で44.6件(同5.5%減)となった。2013年9月期以降、新たに開設する会館の設備について、2ホールから1ホー ル中心に切り替えている。そのため、1ホールの会館の比率が上昇し、会館当たりの葬儀件数が減少傾向で推移した。同 社によれば、1ホールの会館は2ホールの会館と比較して稼働率が高く、開設初年度から出店コストを吸収し利益の計上 が可能であるという。また、葬儀相談サロンの出店による会館数の増加も会館当たりの葬儀件数の減少につながった。 葬儀件数の基盤であり、潜在顧客数である「ティアの会」会員数は339千人(前期末比21千人増)となった。「ティアの 会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等を取り組んだ。また、提携企業で特典や 割引が受けられる等の会員向け優待サービス「ティアプラス」の充実にも努めた。 葬儀単価は、前年同期比2.9%減となった。供花の品揃え拡充など、前期に行った施策の効果が一巡した他、葬儀参列者 の減少によって付帯品売上が低下した。また、少人数向けに価格競争力のある祭壇の提供を開始したことから、祭壇の単 価が低下した。なお、同社によれば、新しく提供を開始した少人数向けの祭壇は、簡素化によって従来の低価格帯祭壇と 同水準の葬儀1件当たり売上総利益額を実現しているという。そのため、葬儀単価の低下は売上総利益率の低下要因とはティア|2485
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Coverage フランチャイズ事業 売上高は289百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益は68百万円(同11.5%増)となった。 フランチャイズの会館が前年同期比で2店舗増加した。これによりロイヤリティ収入の増加に加え、フランチャイズ会館 向け物品販売も増加した。また、ダイレクトメールやウェブ広告を活用した新規クライアントの開発も実施した結果、増 収増益となった。 過去の四半期実績と通期実績は、過去の業績へティア|2485
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Coverage今期会社計画
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 *2017年9月期上期までは単独決算、2017年9月期下期から連結決算。2018年9月期上期の前年同期比は参考値。 2018年9月期会社予想は、売上高12,270百万円(前期比8.1%増)の見込みである。前期比の増収額917百万円の内訳は、 既存店売上高の増収391百万円、新店売上467百万円、FCの増収65百万円を予想している。葬祭事業においては、既存会 館が堅調に推移する見通しであることに加え、新店舗の稼働による増収効果を見込んでいる。フランチャイズ事業におい ては、新規クライアントの開発を行うとともに、会館向け物品販売の拡大を図る。 営業利益は1,275百万円(同7.1%増)を見込んでいる。前期比の増益額85百万円の内訳は、増益要因として売上高の増収 効果347百万円、売上原価の低減142百万円、減益要因として人件費の増加263百万円、その他の経費の増加141百万円を 見込んでいる。経費面では商品原価率の低減を推進する一方、知名度の浸透を図る販売促進を行うとともに、中長期の出 店を見据えた人材確保を推進する。 経常利益は1,260百万円(同6.3%増)、当期純利益は840百万円(同4.9%増)を見込む。会社予想前提
会館数 出所:会社データよりSR社作成 新規出店については、葬儀サロン3店舗を含む直営6店舗(前期比2店舗増)、FC6店舗(同2店舗増)を計画している。 葬儀件数 (百万円) 上期実績 下期実績 通期実績 上期実績 下期会予 通期会予 上期実績 下期会予 通期会予 売上高 5,897 5,455 11,352 6,323 5,947 12,270 7.2% 9.0% 8.1% 売上原価 3,543 3,516 7,059 3,795 売上総利益 2,354 1,938 4,292 2,527 売上総利益率 39.9% 35.5% 37.8% 40.0% 販売費及び一般管理費 1,492 1,609 3,101 1,650 売上高販管費比率 25.3% 29.5% 27.3% 26.1% 営業利益 861 329 1,190 876 399 1,275 1.7% 21.3% 7.1% 営業利益率 14.6% 6.0% 10.5% 13.9% 6.7% 10.4% 経常利益 851 334 1,185 869 391 1,260 2.1% 17.1% 6.3% 経常利益率 14.4% 6.1% 10.4% 13.7% 6.6% 10.3% 当期純利益 559 242 801 592 248 840 5.9% 2.5% 4.9% 純利益率 9.5% 4.4% 7.1% 9.4% 4.2% 6.8% 前年同期比 18年9月期 17年9月期 会館数(店) 実績 会社予想 合計 出店 直営 出店 FC 出店 4 43 18年9月期 17年9月期 94 8 51 4 6 106 12 57 6 49 実績 会社予想 葬儀件数(件) 増減(件) 748 742 既存店(件) 18年9月期 9,903 308 17年9月期 303 9,161ティア|2485
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Coverage 葬儀件数は9,903件(前期比742件増、8.1%増)を予想している。葬儀件数の前期比742件増加の内訳は、既存店の増加件 数が308件増(前期既存店件数に対し3.4%の増加)、新店の増加件数が434件増としている。 既存店の葬儀件数増加に関して、過去2期間の平均増加率を基準に過去の趨勢を考慮した。前期は死亡数が増加し、同社 においても既存店の葬儀件数が増加した。総務省人口動態総覧月報(概数)をもとにSR社が算出した数値(速報値含む) では、2016年10月から2017年9月の日本の死亡数は1,344千人(前年同期比3.3%増)であった。同社によれば、死亡数は 長期的には2040年までは増加が続く見込みであり、短期的に増加率が低下した場合にはその後、反動増がみられる傾向 があるという。 新店は2017年9月期出店の4店舗、2018年9月期出店の6店舗が寄与する予定である。 既存店の見通し 出所:会社データよりSR社作成 既存店の葬儀売上は前期比4.1%増の見込みとしている。上述の通り、葬儀件数が同3.4%増の見込みであることに加え、 葬儀単価が前期比0.7%上昇する想定である。葬儀単価については、前期の下落分が戻る予定としている。 売上原価・販管費の見通し 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 売上原価率は前期比1.2ポイント低下の61.0%を見込む。商品原価率が前期比1.1ポイント低下の34.2%となるが、労務費 率が前期比0.5ポイント上昇の7.5%となる想定である。商品原価率は、しきみ(仏前に捧げられるもくれん科の常緑樹) に造花を使用すること、寝台業務および湯灌の内製化を進めることによって低減を図る。労務比率は人員増による上昇を 見込んでいる。 売上高販管費率は前期比1.3ポイント上昇の28.6%を見込む。人員の拡充による人件費の増加と、関東における葬儀相談 相談サロンの集客を目的にWEB広告を強化することに伴い、広告宣伝費の増加を見込んでいる。 既存店の見通し(前期比%) 実績 会社予想 葬儀売上前期比 葬儀件数 葬儀単価 18年9月期 4.1 3.4 0.7 2.9 3.6 -0.7 17年9月期 経費率(%) 実績 会社予想 売上原価率 62.2 61.0 商品原価率 35.3 34.2 労務費率 雑費率 20.0 19.4 売上高販管費率 28.6 18年9月期 7.5 27.3 6.9 17年9月期ティア|2485
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Coverage過去の会社予想と実績の差異
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 2017年9月期は期初会社予想は単独決算数値、実績は連結決算数値であり、参考値であることに留意。 期初会社予想と実績 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 (百万円) 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 連結 売上高(期初予想) 5,731 6,500 6,982 8,403 8,620 9,130 9,900 10,000 10,800 11,420 売上高(実績) 5,868 6,216 7,640 7,827 8,356 8,920 9,528 10,206 10,594 11,352 期初会予と実績の格差 2.4% -4.4% 9.4% -6.9% -3.1% -2.3% -3.8% 2.1% -1.9% -0.6% 営業利益(期初予想) 394 509 578 800 779 915 980 1,032 1,085 1,175 営業利益(実績) 485 532 771 736 869 940 992 1,078 1,094 1,190 期初会予と実績の格差 23.1% 4.4% 33.4% -8.0% 11.6% 2.7% 1.3% 4.4% 0.8% 1.3% 経常利益(期初予想) 340 460 480 730 700 820 880 980 1,050 1,150 経常利益(実績) 421 467 703 662 798 846 925 1,023 1,072 1,185 期初会予と実績の格差 23.8% 1.5% 46.6% -9.4% 14.1% 3.2% 5.1% 4.4% 2.1% 3.0% 当期利益(期初予想) 187 253 262 398 400 490 540 630 690 765 当期利益(実績) 224 277 405 354 419 517 548 652 712 801 期初会予と実績の格差 20.0% 9.3% 54.5% -11.0% 4.7% 5.6% 1.5% 3.5% 3.2% 4.7%ティア|2485
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Coverage中長期展望
中長期的な業績を予想するうえで重要な指標は、売上高では、葬儀会館数、葬儀会館あたり葬儀件数、葬儀単価である。 また費用面では、変動費率、葬儀会館あたり原価、販管費の動向を注視する必要がある。SR社は同社の潜在的な売上・ 利益成長率を年率10%と推定している。年率10%程度の売上高、利益成長が可能
同社は中長期的には、直営葬儀会館を年間4~6施設、開設する計画である(2016年9月期末51会館に対し、年率10%程度 の増加ペース)。また、日本において死亡者数が2016年から2040年まで年率1.0%で増加することを背景として、既存会 館における葬儀件数の増加も見込まれる。葬儀単価の下落は減収減益要因ではあるが、同社は葬儀アドバイザー制度に よって葬儀単価の維持を図っている。これにより、SR社では年率10%程度の売上高成長が可能であると推測する。利益 面では、商品原価低減効果による変動費率の低下が見込まれる一方、同社は人財確保を進めており、販管費は増加傾向に ある。双方の効果が打ち消される形で、利益率は維持され、売上高の成長に伴い、利益面でも10%程度の成長が可能であ るとSR社は推測する。葬儀会館数、葬儀会館あたり葬儀件数
葬儀件数の推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 葬儀会館開設ペースは年4~5会館の開設 売上成長の要となる出店に関しては、直営店で年4~5会館の開設(2017年9月期51会館に対して8~10%増の開設ペース) を計画している。同社は、利益成長の維持を基本方針としているが、葬儀会館の新規開設から黒字化までに2~3年を要 する。そのため、葬儀会館数は既存店に対し年間10%程度の増加ペースに留めている。葬儀の簡素化と小規模化の傾向に 対応し、主に小規模会館を出店するとともに、既存会館は改装により葬儀規模に臨機応変に対応できる体制としている。 出店エリアについて、主力拠点の愛知県名古屋市では小規模会館を中心に既存会館周辺へのサテライト出店を推進してい く方針である。また、関東エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)においては、年間で1~3店舗ペースで出店を 行い、埼玉県で一定地域に集中して葬儀会館を開設する(ドミナント戦略)予定である。また、2016年9月期には東京都 内向けの新たな出店モデルとして「葬儀相談サロン ティア日暮里」を開設した。同社は葬儀会館のない地域でも、遺族 からの依頼があれば公共の集会所などを使用して葬儀を請け負う。東京都は葬儀が可能な集会所が整備されているため、 葬儀相談サロンの開設によって、少額投資で営業網を構築し、葬儀件数の増加を図る方針である。 葬儀会館あたり葬儀件数 葬儀会館あたり葬儀件数は減少傾向にある。この要因は、2011年9月期以降、葬儀会館全体に占める愛知県内(名古屋市 以外)および愛知県外の会館数の比率が上昇していること、それ以前の150~250名収容規模の大ホールと50~100名収容 規模の中小ホールを中心とした葬儀会館から、100~150名収容規模の大ホールと50名収容規模の小ホールを中心とした 葬儀会館の比率が上昇し、更に2013年9月期以降、100名収容規模の1ホールのみを備える小規模会館が開設されているこ とにある。また、中期的には、1ホールのみを備える小規模会館の開設を中心に葬儀会館の開設を進める方針である。 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 会館数(会館) 23 23 27 29 33 36 39 43 47 51 前年比増減(会館) 2 - 4 2 4 3 3 4 4 4 期首期末平均(会館) 22 23 25 28 31 35 38 41 45 49 葬儀件数(件) 4,194 4,481 5,867 6,021 6,417 6,862 7,301 8,019 8,413 9,161 会館あたり葬儀件数(件) 191 195 235 215 207 199 195 196 187 187ティア|2485
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Coverage葬儀単価
葬儀単価の状況 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 死者の高齢化、喪主の高齢化、少子化による親族の減少に伴い、葬儀施行規模は縮小傾向にあり、葬儀1件あたりの平均 単価は逓減傾向にある。一方、同社では葬儀アドバイザーを配置することで、葬儀単価の維持につとめている(「葬儀事 業の概要」の項参照)。2015年9月期は、送迎バスにかかる契約内容および取引実態の変更等が影響したことから葬儀単 価が下落したが、それを除けば、葬儀単価は年間1%程度の変動で安定的に推移している。売上原価
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 変動費率 変動費は商品原価、業務委託費、葬祭消耗品費、租税公課からなる(「収益モデル」の項参照)。変動費率(変動費÷葬 儀事業売上高)は、2007年9月期から、2016年9月期の間に10.4ポイント低下した。商品原価の低減、業務委託費の低減 により変動費率は低下傾向にある。 葬儀会館あたり固定費 葬儀会館あたり固定費は、会館消耗品費、地代家賃、水道光熱費、管理保守料、減価償却費、その他からなる(「収益モ デル」の項参照)。当該費用は60~65百万円で推移している。販管費
販管費内訳の推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 *人件費は役員報酬、給料及び手当、賞与、賞与引当金繰入額、法定福利費の合計 販管費の主要項目は人件費、広告宣伝費、その他の本社費用である。販管費率(販管費÷売上高)は2007年9月期から、 2016年9月期の間に7.0ポイント上昇した。同社は売上原価低減による効果の一部を販管費の広告宣伝費、人件費に振り 向けることで、長期的な成長に備える方針である。 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 葬儀単価(百万円) - - 1.11 1.10 1.10 1.10 1.12 1.07 1.06 1.05 前年比 - - - -1.4% 0.7% -0.1% 1.1% -3.9% -1.2% -0.8% 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 変動費率 47.5% 46.7% 45.6% 45.5% 44.0% 42.5% 40.9% 39.0% 38.7% 葬儀会館数に応じて変動する売上原価 1,417 1,476 1,787 1,794 1,960 2,121 2,378 2,664 2,718 葬儀会館数 23 23 27 29 33 36 39 43 47 葬儀会館あたり売上原価 64.4 64.2 71.5 64.1 63.2 61.5 63.4 65.0 60.4 販管費内訳 07年9月期 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 (百万円) 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 販管費合計 1,033 1,197 1,329 1,641 1,792 1,918 2,164 2,373 2,610 2,821 広告宣伝費 183 268 270 335 311 372 410 512 653 654 人件費 595 662 742 915 951 1,027 1,130 1,250 1,373 1,420 その他の販管費 255 267 317 391 530 519 624 611 584 747 販管費比率 販管費合計 19.6% 20.4% 21.4% 21.5% 22.9% 23.0% 24.3% 24.9% 25.6% 26.6% 広告宣伝費 3.5% 4.6% 4.3% 4.4% 4.0% 4.4% 4.6% 5.4% 6.4% 6.2% 人件費 11.3% 11.3% 11.9% 12.0% 12.1% 12.3% 12.7% 13.1% 13.5% 13.4% その他の販管費 4.8% 4.5% 5.1% 5.1% 6.8% 6.2% 7.0% 6.4% 5.7% 7.1%ティア|2485
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CoverageM&Aによる葬儀会館の取得
同社は、葬儀会館の取得に関してM&Aの活用も視野に入れている。葬儀業界では中小企業が多く、後継者不足から経営 者の高齢化により廃業するケースも増えており、対象企業は多いという。中期経営計画
同社は2017年11月に2018年9月期から2020年9月期の3ヵ年を対象とする中期経営計画を更新した。中期経営計画では、 2020年9月期に、直営会館の葬儀件数11,160件(2017年9月期比21.8%増)、売上高13,770百万円(同21.3%増)、営業 利益1,390百万円(同16.8%増)を計画している。 会館出店とフランチャイズ事業の業容拡大、営業施策とブランド力の向上、戦略的な商品開発とM&A、人材の確保・育 成の4項目のテーマを推進することによる売上・利益成長を図る。また、自己資本比率50%を目標とし経営の安定性を高 める方針としている。 葬儀単価、既存店売上は2018年9月期会社予想の水準で推移する前提であり、新規会館開設に伴う葬儀件数の増加が売上 高の成長要因となっている。新規葬儀会館は、直営店が年6店舗ペース、FC店が年5~6店舗ペースの出店を計画している。 営業利益率に関しては、2017年9月期実績の水準を維持する計画である。商品原価低減による売上総利益率向上は、売上 高の増加に伴う人件費、広告宣伝費の増加で相殺され、営業利益率は10%水準を維持する想定となっている。 中期経営計画の数値計画 出所:同社資料をもとにSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。中期経営計画の主な取り組み
中期経営計画の主な取り組みに関しては以下のとおりである。 会館出店とフランチャイズ事業の業容拡大の推進 ◤ ドミナント戦略:中長期目標である会館数200店体制の実現に向け、新規出店ペースの加速化局面と判断し、直営会 館については、中部地区での出店により経営基盤の強化を図り、関東地区・関西地区でのドミナント展開に向けて体 制を整備する。直営店は年6店舗ペース(うち葬儀相談サロンは年3店舗ペース)、FC店は年5~6店舗ペースの出店を 想定している。 ◤ 2016年8月に、同社は東京都内向けの新たな出店モデルとして、葬儀相談サロン「ティア日暮里」(東京都荒川区) (設備投資:上限10百万円、面積:28坪)を出店した。葬儀相談サロンはビルなどのテナントとして20~30坪で出店 することを計画しており、設備投資は15百万円程度(同社の一般的な葬儀会館における投資額は100~200百万円、投 数値計画 17年9月期 18年9月期 19年9月期 20年9月期 実績 会社予想 計画 計画 葬儀件数(件) 9,161 9,903 10,440 11,160 前年比 8.9% 8.1% 5.4% 6.9% 売上高(百万円) 11,352 12,270 12,960 13,770 前年比 7.2% 8.1% 5.6% 6.3% 営業利益(百万円) 1,190 1,275 1,350 1,390 前年比 8.8% 7.1% 5.9% 3.0% 営業利益率 10.5% 10.4% 10.4% 10.1% 経常利益(百万円) 1,185 1,260 1,335 1,380 前年比 10.5% 6.3% 6.0% 3.4% 当期純利益(百万円) 801 840 885 915 前年比 12.5% 4.9% 5.4% 3.4% 設備投資(百万円) 998 917 800 800ティア|2485
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Coverage 資回収期間は7~10年である)を見込んでいる。同社によれば、東京都内は火葬場併設式場が充実しているため、自 社の葬儀会館がなくても葬儀の施行が可能であり、既存の葬儀会館から同社の社員を派遣して東京都内の葬儀に対応 しているという。葬儀相談サロンの開設によって、葬儀会館形式での出店と比較して、少額投資で東京都内の営業網 を構築できれば、東京都内における葬儀件数の増加につながると考えているという。ただし、火葬場併設式場などの 賃借費用は顧客が負担し、同社は葬儀サービスのみを提供することになるため、自社葬儀会館での葬儀と比較して、 葬儀単価は低下するとSR社は推測している。利益面では、葬儀会館と比較して固定費負担を抑制できるため利益を上 げやすく、短期での投資回収が可能な仕組みになるとSR社は考えている。 ◤ フランチャイズ戦略:フランチャイズにおいては、神奈川県、茨城県への進出と早期の立ち上げを行うとともに、太 平洋ベルトラインを重点開発エリアと位置づけ、新規クライアントの提案営業を推進する。 中期経営計画における出店計画 出所:同社資料をもとにSR社作成 営業施策とブランド力の向上の推進 ◤ 営業戦略:葬儀ニーズの多様化や葬儀の小規模化に対応すべく、葬儀に関連したサービスの開発と、コンタクトセン ターにおけるユーザビリティの向上等に努める。また、小規模葬儀に対応した既存会館の改装を実施する。既存会館 の改装は2018年9月期に2店舗、2019年9月期および2020年9月期にそれぞれ3店舗を予定している。 ◤ ブランド戦略:PR・IR活動においても継続的に実施し、中部地区・関東地区・関西地区のみならず、日本全国を対象 に同社の知名度と認知度の向上に努める。 戦略的な商品開発とM&Aの推進 ◤ 商品戦略:2012年10月に葬儀付帯品を会館へ配送する物流センター(ティア・ロジスティック・センター:TLC)を 稼働したのに加え、商品調達手法や取扱商品の見直しを行い、商品原価率の低減につとめた。今後も、TLCの機能拡 大による商品調達の多様化、葬儀に関連する一部業務の内製化等により原価低減を推進する。 ◤ M&A戦略:葬儀業界において、創業者の高齢化や、事業継承の問題が深刻化すると考えられるため、この状況をチャ ンスと捉え、M&Aを第3の成長エンジンと出来るように社内体制を整備する(2017年9月期:専任部門の設置)。 人材の確保・育成の推進 ◤ 人材戦略:中長期の計画に基づいた人材採用に加え、人事処遇制度の充実に努める。また、人材教育機関「ティアア カデミー」においては、新卒社員・中途社員・フランチャイズ社員毎に研修項目の見直しを行い、新人スタッフのス キルの底上げを図る。さらに、葬儀に関する専門的な知識を有する「マスターセレモニーディレクター」の育成にも 取り組む。新卒採用数は2018年9月期に19人、2019年9月期および2020年9月期に40人ずつを計画している。 17年9月期 18年9月期 19年9月期 20年9月期 (店) 実績 会社予想 計画 計画 期末会館数 94 106 117 129 増減 8 12 11 12 直営店 51 57 63 69 増減 4 6 6 6 FC店舗 43 49 54 60 増減 4 6 5 6ティア|2485
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Coverage事 業 内 容
同社は、代表取締役社長の冨安氏が葬儀社に約18年勤務した後、旧来の葬儀社の慣習を覆すべく1997年に創業した。愛 知県名古屋市内および近郊市町村を主として、個人顧客を中心に葬儀会館、自宅、寺院もしくは公民館等を会場とした葬 儀の施行全般のほか、葬儀終了後のアフターフォローとして忌明け法要や年忌法要の請負などを行っている。また、葬儀 会館運営のノウハウを活かし、主に認知度向上を目的として、葬儀会館運営のフランチャイズ事業も行なっている。 葬儀業界は数少ない成長産業 厚生労働省人口動態総覧によれば、2016年の死亡者数は1, 308千人(前年比1.3%増)で、死亡者数は過去20年で年率1.9% のペースで増加した。国立社会保障人口問題研究所「日本の将来人口推計」によれば、死亡者数は2040年に1,679千人と ピークに達し、2017年から2040年まで年率1.1%で増加し続けることが見込まれている。葬儀業界は、人口減少、少子高 齢化が進展する日本において、需要が拡大する数少ない成長産業である。 明朗価格、低価格戦略、ドミナント展開、会員制度、独自の社員教育システムが特徴 同社の特徴は、同業他社に先駆けて葬儀価格の完全開示を導入したこと(明朗会計)、同業他社と比較して低価格な価格 設定(市場平均の約7割の水準)、愛知県名古屋市を中心とした葬儀会館のドミナント展開(2017年9月期末現在、名古 屋市のみで26会館)、会員制度「ティアの会」を設け、会員を中心としたサービスを提供していること(入会金のみで 葬儀に関する様々な特典が受けられることに加え、提携店で割引やサービスも受けられる)である。また、独自の社員教 育システム、葬儀社としては2社のみとなる東証1部上場企業の1社であること(消費者の信頼感、知名度)も特徴として あげられる。 業績推移 葬儀会館数、死亡者数の増加を背景に、2007年9月期から2017年9月期の間に同社の葬儀件数は年率9.5%で増加した。愛 知県名古屋市における斎場利用者シェアは2013年9月期以降、20%を超えている。 直営会館および葬儀請負施行数の推移 出所:会社資料よりSR社作成 葬儀件数の増加により、2007年9月期から2017年9月期の間に同社の売上高は年率8.0%、営業利益は同11.9%、当期純利 益は同15.8%のペースで増加した。ティア|2485
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Coverage 売上高、営業利益、当期純利益の推移(単位:百万円) 出所:会社資料よりSR社作成事業セグメント
同社の事業は、葬祭事業とフランチャイズ事業からなる。2017年9月期実績において、売上高・営業利益の大半を葬祭事 業が占める。 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 事業セグメント 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 (百万円) 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 単独 連結 売上高 5,868 6,216 7,640 7,827 8,356 8,920 9,528 10,206 10,594 11,352 前期比 11.4% 5.9% 22.9% 2.4% 6.8% 6.7% 6.8% 7.1% 3.8% 7.2% 葬祭事業 5,833 6,167 7,550 7,697 8,210 8,686 9,259 9,887 10,217 11,011 前期比 12.0% 5.7% 22.4% 1.9% 6.7% 5.8% 6.6% 6.8% 3.3% 7.8% 構成比 99.4% 99.2% 98.8% 98.3% 98.3% 97.4% 97.2% 96.9% 96.5% 97.0% フランチャイズ事業 35 49 90 130 145 234 269 319 376 340 前期比 -41.6% 41.5% 82.5% 44.3% 11.8% 60.8% 15.1% 18.5% 18.0% -9.6% 構成比 0.6% 0.8% 1.2% 1.7% 1.7% 2.6% 2.8% 3.1% 3.5% 3.0% 営業利益 485 532 771 736 869 940 992 1,078 1,094 1,190 前期比 25.0% 9.6% 45.0% -4.6% 18.1% 8.1% 5.6% 8.6% 1.5% 8.8% 営業利益率 8.3% 8.6% 10.1% 9.4% 10.4% 10.5% 10.4% 10.6% 10.3% 10.5% 葬祭事業 - - 1,239 1,209 1,333 1,507 1,575 1,648 1,813 1,994 前期比 - - - -2.4% 10.2% 13.1% 4.5% 4.7% 10.0% 10.0% 営業利益率 - - 16.4% 15.7% 16.2% 17.4% 17.0% 16.7% 17.7% 18.1% 構成比 - - 99.0% 97.5% 96.1% 97.3% 97.3% 97.0% 96.2% 96.2% フランチャイズ事業 - - 13 32 54 41 43 50 71 78 前期比 - - - 145.1% 71.7% -24.2% 4.4% 16.9% 41.7% 9.9% 営業利益率 - - 14.3% 24.3% 37.3% 17.6% 15.9% 15.7% 18.9% 22.9% 構成比 - - 1.0% 2.5% 3.9% 2.7% 2.7% 3.0% 3.8% 3.8% その他、全社・消去 -481 -505 -518 -608 -625 -620 -789 -881ティア|2485
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Coverageビジネスモデル
葬祭事業のビジネスモデル
売上高 同事業の売上高は、葬儀単価に葬儀件数を乗じた額となる。2017年9月期の平均単価は1,050千円、葬儀件数は9,161件で あった。売上高と葬儀単価に葬儀件数を乗じた額の差額は、法要の売上、墓石の紹介等に伴う売上、「ティアの会」会員 の入会金売上などであり、売上高の1割程度を占める。 葬儀売上高と葬儀件数、葬儀単価の推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 顧客 個人顧客を中心に、直営の葬儀会館、自宅、寺院、公民館等を会場とした葬儀における施行全般のほか、葬儀終了後のア フターフォローとして忌明け法要や年忌法要の請負などを行っている。 同社は、入会金1万円で、誰の葬儀にも使えて、様々な会員特典を受けることができる会員制度「ティアの会」を設け、 将来顧客となる会員数の拡大を図っている。同社の顧客は「ティアの会」会員および同等のサービスを受けることができ る提携団体の会員が9割以上を占めている。 「ティアの会」会員は、葬儀会館でのイベント、同社の営業員による葬儀会館周辺住民への訪問営業(1葬儀会館あたり1 ~2名の営業員を配置している)、インターネットを用いて入会者を集めている。2017年9月末現在、「ティアの会」会 員数は318,412人(前期比10.2%増)である。 サービス 同社が提供する主要なサービスは、遺体の搬送から火葬場に行くまでの、通夜と葬儀を含む通常二日間で行われる。具体 的には、病院等からの遺体搬送・安置、遺体のケア、宗教宗派に応じた祭壇等の設営や道具の手配、納棺や葬儀の施行時 の司会・進行、運営、火葬場への遺体の搬送等の運営・進行等全体の差配である。葬儀の付随サービスとして、墓石の販 売、僧侶の手配等もあるが、同社は基本的にそれらのサービスを行わない。なお、遺体の火葬には管轄の市区町村長によ る許可を必要とし、都道府県知事の許可を得た者が執り行っている。 価格(葬儀単価) 同社における葬儀1件当たりの平均単価は1,050千円である(2017年9月期)。同社によれば、国内における一般的な葬儀 単価の平均は1,416千円(2017年8月「特定サービス産業動態統計調査」に基づき同社試算)であり、それと比較して300 千~400千円安い価格であるという。 葬儀単価の推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 売上高(百万円) 5,833 6,167 7,550 7,697 8,210 8,686 9,259 9,887 10,217 11,011 前年比 12.0% 5.7% 22.4% 1.9% 6.7% 5.8% 6.6% 6.8% 3.3% 7.8% 葬儀売上(百万円) - - 6,524 6,599 7,084 7,569 8,141 8,596 8,909 9,619 前年比 - - - 1.1% 7.4% 6.8% 7.6% 5.6% 3.6% 8.0% 葬儀件数(件) 4,194 4,481 5,867 6,021 6,417 6,862 7,301 8,019 8,413 9,161 前年比 14.0% 6.8% 30.9% 2.6% 6.6% 6.9% 6.4% 9.8% 4.9% 8.9% 葬儀単価(百万円) - - 1.11 1.10 1.10 1.10 1.12 1.07 1.06 1.05 前年比 - - - -1.4% 0.7% -0.1% 1.1% -3.9% -1.2% -0.8% その他売上(百万円) - - 1,026 1,098 1,126 1,117 1,118 1,291 1,308 1,392 前年比 - - - 7.0% 2.6% -0.8% 0.1% 15.4% 1.3% 6.4% 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 葬儀単価(百万円) - - 1.11 1.10 1.10 1.10 1.12 1.07 1.06 1.05 前年比 - - - -1.4% 0.7% -0.1% 1.1% -3.9% -1.2% -0.8%ティア|2485
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Coverage 葬儀件数 葬儀件数は、会館数の増加に伴い増加傾向にある。会館当たり葬儀施行件数は200件前後で推移している。 葬儀会館数と葬儀件数の推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。フランチャイズ事業のビジネスモデル
フランチャイズ事業では、同社のノウハウを活かし、一般企業などを対象に、新規事業進出による事業拡大や遊休地の有 効活用の観点から、市場調査や会館企画から従業員教育や経営指導までトータルサポートを行っている。2017年9月期末 現在、フランチャイズ契約社数は10社、店舗数は43店となっている。 同事業の売上高は、加盟時に受領する加盟金(2百万円)、出店申込金(3百万円)、ロイヤリティ収入(加盟店売上高 の約3%)、加盟店社員に対する教育サービス料、フランチャイズ会館向け葬儀付帯品の販売からなる。なお、フランチャ イズ加盟は、他業種であることを条件としている。これは同社の葬儀サービスに対する考え方が、同業他社と異なるため であり、実務経験がある同業他社の社員を再教育するのは非効率的と考えていることが理由である。また、フランチャイ ジーの社員教育に関しては、同社の社員と同様のものを提供している。葬儀事業の概要
同事業において、同社は個人顧客を中心に、直営の葬儀会館、自宅、寺院、公民館等を会場とした葬儀の施行全般のほか、 葬儀終了後のアフターフォローとして忌明け法要や年忌法要の請負などを行っている。同社の特徴であるサービス価格、 ティアの会、葬儀会館、独自の社員教育プログラムに関しては、以下のとおりである。サービス価格
同社によれば、同社創業以前の1990年代後半までは、葬儀は葬儀社主導で行われ、料金の明細が提示されないまま進行 することが多かったという。それに対し、同社は創業時から価格体系の開示と生前見積もりを提唱しており、同社の顧客 はパンフレットやインターネットで料金を知ることができる。また、同社では心付け(遺族が葬儀関連事業者に対してチッ プを支払う慣習)を受け取らない方針としている。 同社のサービス料金は、祭壇で決まる固定部分と参列者数等によって決まる変動部分に分かれる。なお、料金は宗教によっ て変わらない。 固定料金 同社は、祭壇のサイズに異なる料金体系を採用しており、250~4,407千円のプランを提供している。2017年11月現在、 中部、関西エリア、関東エリアでは祭壇価格のプランが異なる。 固定料金は、祭壇価格に加え、会館使用料(二日間)、宅送料金、宅送布団、湯かんの儀、会館内表記物一式、拾骨セッ ト、仏衣、通夜礼状(会員特典100枚)、会葬礼状(会員特典100枚)、ナレーション入り礼状、飾り花セット、ドライ 08年9月期 09年9月期 10年9月期 11年9月期 12年9月期 13年9月期 14年9月期 15年9月期 16年9月期 17年9月期 会館数(会館) 23 23 27 29 33 36 39 43 47 51 前年比増減(会館) 2 - 4 2 4 3 3 4 4 4 期首期末平均(会館) 22 23 25 28 31 35 38 41 45 49 葬儀件数(件) 4,194 4,481 5,867 6,021 6,417 6,862 7,301 8,019 8,413 9,161 会館あたり葬儀件数(件) 191 195 235 215 207 199 195 196 187 187ティア|2485
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Coverage 固定料金 出所:会社資料よりSR社作成 *中部エリアは愛知県、岐阜県、三重県、関西エリアは大阪府、和歌山県、関東エリアは埼玉県、神奈川県、千葉県を指す。 **会員価格はティアの会ゴールド会員価格を指す。 ***上表の料金プランのほか、関東エリアには通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬を1日で行う1日葬セットプラン、東京都内限定プランもある。 変動料金(葬儀付帯費) 通夜や葬儀の参列者に振る舞うお礼、料理等の料金であり、参列者数によって価格が変動する。また、参列者へのお礼や 料理は地域の風習によって異なり、下表の料金体系となる。 参列者数に応じて変動する費用 出所:会社資料よりSR社作成 *中部エリアは愛知県岡崎市、愛知県豊橋市は除く。 **関東エリアの通夜料理は10名セット4,500円の1名当たり料金を表示。 粗供養品:葬儀や法要時に金品を受け取ったことに対するお返しのことで、主に西日本地域で使われる。東日本では、粗供養ではなく「志」とするの が一般的である。 出立料理:葬儀前に故人との最後の食事として、遺族、親戚などが食事をすること。 精進落し:四十九日の忌明けに精進料理から通常の食事に戻すこと。お斎(おとき、おとぎ)、精進明け、精進上げともいう。現代においては、火 葬場から戻った後に行う初七日法要の際に、僧侶や世話役などの労をねぎらう宴席において精進落しが行われることが多い。 中心価格、平均価格 同社における葬儀1件当たりの平均単価は1,050千円である(2017年9月期)。内訳は祭壇(祭壇回り含む)が7割程度、 葬儀付帯費(返礼品および料理)が2割程度、供花(花および供物)が1~2割である(遺族が支払う費用は供花を除く部 分)。 固定料金の価格 中部エリア 関西エリア 関東エリア (千円) 祭壇価格 祭壇及び祭壇回り 祭壇価格 祭壇及び祭壇回り 祭壇価格 祭壇及び祭壇回り 非会員価格 会員価格 非会員価格 会員価格 非会員価格 会員価格 家族葬プラン 380 678 380 400 700 400 390 761 390 630 1,051 567 590 1,014 590 660 1,081 594 660 1,083 594 790 1,224 790 830 1,251 747 780 1,203 702 990 1,586 990 1,030 1,488 927 980 1,440 882 1,190 1,832 1,190 1,330 1,800 1,197 1,280 1,775 1,152 1,390 2,090 1,390 1,330 1,788 1,197 1,630 2,143 1,467 1,580 2,103 1,422 1,930 2,552 1,737 1,880 2,527 1,692 一般葬プラン 300 614 300 400 714 400 250 561 250 630 1,091 567 630 1,091 567 630 1,097 630 660 1,121 594 660 1,113 594 680 1,147 680 780 1,241 702 780 1,241 702 780 1,247 780 950 1,411 855 980 1,441 882 880 1,363 880 1,030 1,499 927 1,030 1,499 927 980 1,523 980 1,130 1,599 1,017 1,130 1,591 1,017 1,080 1,706 1,080 1,330 1,847 1,197 1,280 1,751 1,152 1,180 1,806 1,180 1,630 2,147 1,467 1,930 2,571 1,737 1,880 2,503 1,692 1,280 1,950 1,280 2,230 2,895 2,007 2,180 2,838 1,962 1,380 2,057 1,380 2,230 2,883 2,007 2,180 2,873 1,962 1,480 2,250 1,480 2,730 3,395 2,457 2,680 3,338 2,412 1,580 2,350 1,580 2,730 3,407 2,457 2,680 3,373 2,412 1,880 2,650 1,880 3,230 3,907 2,907 3,180 3,873 2,862 2,180 3,012 2,180 3,730 4,407 3,357 3,680 4,373 3,312 2,680 3,512 2,680 参列者当たり金額(円) 粗供養品 香典返し 通夜料理 出立料理 精進落し 中部エリア(愛知県、岐阜県、三重県) 600 - 1,300 1,300 3,600 愛知県岡崎市 500 - 500 500 3,700 愛知県豊橋市 500 1,500 600 600 4,000 関西エリア(大阪府、和歌山県) 600 - 700 - 3,800 関東エリア(埼玉県、神奈川県、千葉県) 2,000 - 450 - 3,800 関東エリア(東京都) 2,000 - 450 - 3,800ティア|2485
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