算数教育における見通しの研究(I)
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(2) . 平成3年7月. 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第42巻 第1号 i i lof Hokkaido Universi ty of Educat Jouma on (Sect on I C) Vol .42 .I , No. l Ju y ,1991. 算数教育における見通しの研究 (1) 大久保. 和. 義 ロヒ海道教育大学札幌分校). 菅. 野. ま す み (札幌市立篠路小学校). 斎. 藤. 美. 幸 休暇市立西宮の沢小学校). 島. 貫. 庄. 司. 緋 佐 子 (札幌市立真栄小学校). 静( ネ暇市立新琴似緑小学校). 野. 津. 亜. ネ暇市立発寒西小学校) 子(. 森. 井. 厚. 友 (札幌市立栄町小学校). 算数教育における見通しの研究 (1) 1. は じめ に. 情報化, 国際化等激しく移り変わっ ていく今日の社会において, 学校教育も, このような社会で 生き抜く子 どもを育成するために, 変わらざるを得なくなっ てきている. 実際, 新しく出された学 習指導要領 (平成元年3月告示) でも, これらに対応した内容となっ ている. とりわけ, 情報が次から次へとあふれているこの社会において, 自らが自分に必要な情報を主体 的に選択, 判断し, そして行動していくことが求められており, この傾向は, 益々強まるものと考 えられる. 新学習指導要領では, 学習とは小学校, 中学校な どの学校教育 ばかりでなく, 生涯を通して学び 続けるものとしてとらえ, その時々 に応じ, 必要な知識, 技能を引き出せる能力をつ けるとともに, それらを基にして, 自らが主体的に, 課題を追求し, 解決していく能力, 態度を育てることを大き な ね ら い と して い る.. このような現状の中で, 我々 は, 主に, 算数科教育に焦点を当て, 児童が主体的に学習していく ために, 問題解決学習において, 見通しをもたせる ごとや, 見通しを基にして, 論理的に筋道を立 てて考えていくことに焦点をあて, 研究を進めている. この小論では, その成果について報告する, なお, この研究 は継続中であり, 今回のは, その第一次報告である. 2. 算数科における 『見通し』 の位置 づ け 新学習指導要領の算数科での改善の基本的な考えとしては, 大きく次のことが掲 げられている.. ○改善の観点 ①情報化な どの社会の進展 に適切に対応できるようにする.. ②論理的な思考力や直観力の育成を重視する. ○指導のねらいの面からの視点 ①様々 な事象を考察する際に, 見通しをもち, 筋道を立てて考え, 数理的に処理する能力と態 度の育成をはかる. ②基本的な概念及び原理・法則 の理解と基礎的な技能の習熟を図るとともに, その過程を通し て, それらを十分に活用できるようにし, 事象の考察に有用であることがわかるよう にする. 167.
(3) . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野津亜子・森井厚友. ⑧数理的な考察処理の簡潔さ, 明瞭さ, 的確さなどのよさがわかるようにし, 算数を意欲的に 学習しようとする態度を育てるようにする. ○指導の方法の面からの視点 ①学習したことを基にして子供に考えさせる場を設けるな ど問題解決の指導を充実させる. ②具体的な操作や思考実験等の活動ができるようにする. ③個性を生かす教育を充実させる. 即ち, 情報化等の社会の進展に適切に対応し, 論理的に筋道を立てた考え方や, 直観力の育成を 重視する観点から, 様々 な事象を考察する際に, 見通しをもち, 筋道を立てて考え, 数理的に処理 する能力と態度の育成をいっ そう充実するようにすること, また, 基本的な概念及び原理・法則の 理解と基礎的な技能の習熟を図るとともに, その過程を通して, それらを十分に活用できるように 1 ) し, 事象の考察に有用であることが分かるようにすることを大きなねらいとしている{ . 今回の改訂での 『見通し』 についての位置づけについて見てみよう. 算数科の学習では, 理想化, 単純化, 形式化することなどにより, 事象を数とか図形などの算数の世界で取り扱うことが必要に なっ てくる. その過程において, 見通しをもち, 筋道を立てて考えることが重要な役割を果たして いる. また, 事象が算数の世界で取り扱われるとき, 既習学習とか日常の経験を基に, その問題を 解決しようとする. そのときにも, 見通しをもっ て, 筋道を立てて考えることが重要な働きをする. 3. 研究のねらい 3. 1. 課題解決学習と問題解決学習 従来の算数科の学習では,教師が問題を提示した問題から学習する課題を児童に共通なものにし, その課題を解決していくという課題解決型が中心であっ たように思う. 一方, 現在の, また, これからの算数教育では, 学習者 が自分の力で問題を解決する力 (自力解 決) , 即ち, 問題解決能力の育成が大きなねらいとなっ ている. 問題解決能力として は, 自らが問題 を発見したり, 間を持つという目標 (問題) を設定する力, 直観力を働かせたり, 算数的に表現し て, その問題の解決を図るために問題を見通したり, 筋道を立てて考える力, また, ただその問題 の解決するだけではなく, 既習のものと統合したり, 発展的に考える力, その学習を振り返り, 学 習をまとめたりする力, 解決を検証する力, さらには, 自分でやっ たことに自信をもっ たり, 相手 のことを認めたり, 他と協力して作り上 げたりする力, 他から学ぶ力, などが考えられる. 自力解 決を重視している問題解決では, 一人 ひとりの児童 が, 自ら問いをもち, 解決への見通しをもち, 自分の力で問題を解決する, また, その解決に対して筋道を立てて自分の考え方を説明できる こと も大切であり, さらに, 発展的に思考し, 次の課題へつなげていくことが必要である. つまり, 問 題解決では, 問題の把握から, 解決までを自分の力で行うことを目指しており, ここに課題解決と の大きな違いがある. 3. 2. 問題解決過程における見通し 問題解決の学習過程における見通しの位置 づ けについて考察しよう. まず, はじめに問題解決の 2 )が有名である 新指 学習過程を どのようにとらえるかであるが, それについて は, ポリヤの四段階{ . 導要領におけるとらえ方もほとんどそれと同様である. 即ち, 問題解決過程を①問題の理解 ②解 の四段階ととらえる. ①の段階は問題を把握する段階であり, ②の段階は問題を解決した後に, それをどんな方法で解 決するかという計画を立てる段階である. この段階で見通しをもつことが大切になっ てくる. ③の 段階は②の計画を基にして実際の解決にあたる段階である‐ この段階では, ②で立てた見通しを基 決の計画. 168. ③解決の実行. ④解決の検討.
(4) . 算数教育における見通しの研究 (1). にその方法で検証 したり, その解決を試みたりするのである が, 自分の考えを筋道立てて説明でき ることが大切 になっ てくる. また, 場合によっ ては方法の見直し (見通しの修正) も必要になっ て くることがあろう. しかし, このことに自らが気 づき, 修正したときはやはりこれもその子 が見通 しをもっ たととらえる. ④の段階は, 自分で解決した後に, その考え方, 方法についてより数学的 に高める段階である. つまり, 自分の解法について振り返っ てみたり, 他の人の解法と比較するこ とにより, より数学的に価値ある方法で追及する段階である. もちろん, 見通しをもたせることの ねらいは自力解決であるから, 自分なりに解決したことについては, そのことを認めてやることが 大切であるが, 一方で, よりよいものを求めようとする姿勢をもたせることも必要であろう. 数学 的に価値あるものとして は, その考えがより一般化でき発展性のあるもの, 既習学習から統合的. 合理的に考えられているものな どがある. この研究のねらいとして, 次のことを考える. ①実践を通して, 『見通し』 について明らかにすること, ②児童に 『見通し』 をもたせるための手だてについて, 具体的な項目を挙 げ, 実践的な研究をする. 今回の報告では, 主に, ①のことについての考察が中心であり, ②に関して は, 実践で取り組む 中で我々 が, 特に意識をしてきたこと, また, そこから得られたいくつかの成果について述べる. 4. 研究の内容 4. 1. 見 通 しと は. 子 どもが興味, 関心をもつようなよい問題に出会っ たとき, 問題を自分の問題として意識し, 解 決への意欲 が高まるだろう. このとき, これまでの既習学習や日常での経験を基に, 直観や論理的 な思考を働かせて, 問題を解決しようとする. 我々 は, 『見通し』とは, 児童が問題に出会っ てから解決するまでの学習過程の中で, 結果を予想 したり, 解決の方法を予想することと考える. 児童が問題解決をしていくとき, このような見通し をもつことにより, その問題に主体的に取り組んだり, 既習学習との関連に着目したりすることが 期待できる. さらに, 算数科では, 問題を解決するときに, 論理的に筋道を立てた考え方ができる ことが大切であり, 児童が見通しをもてるようにすることはこの方面の育成にも重要である. 3 { ) 中間敬雄氏による「発 このほかに見通しのとらえとして, 斎藤和久氏の「問題をつかむ見通し」 , 5 「振り返りの見通し」( 4 )などがあるが, 我々 の研究対象として, ) 吉川成夫氏による 展の見通し」( , これらは見通しとして は考えない. [1] 結果の見通し 児童が問題を解決するときに, 例えば, 数と計算の領域ならば, その問題から式を立てて, その問 題の解を求めるというのが一般的な形である. その解を求めるときの目安として, その解に対する 予測, 見積りを意識することが大切であろう‐ 最近は, 社会全般で電卓, コンピュータな どの機器を利用する機会が多くなっ てきている. 算数 科の授業でも電卓, コ ンピュ ータ等の機器の利用が考えられているが, それらの計算結果を鵜呑み にして信じるのではなく, その解に対して何らかの予想をしておくことが, 入力ミス等の間違いに も対処できるものと考える. また, 子 ども達 は, 実際の計算で得た答えを, 元の問題に返らずに, そのままその問題の解とし て答えることが多い‐ 解を予想することによっ て, 結果への関心が高まっ たり, 計算結果について の振り返りを意識するようになると考える. この見通しに対する児童の活動としては 169.
(5) . . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野津亜子・森井厚友. 0 「およそ. …. くらいになりそう だ.」. 0 「・ ・ よ り は大 き い.」. ○ 「平行四辺形になりそう だ.」 などがある. 例1. 第3学年のわり算の学習で, 306÷3を行なうとき 児童が大体100ぐらいであることを見積もる. このことから, 上の問題の解が1 2であるという誤答がで てきても自らおかしいと気づくであろう.. . 例2. 第5学年の円の面積を求めるときに, 図1から > (円の面積). > (内接する正方形の面積) がわ か り, 4×. (円の半径の長さ)2. 、 ノ ミ. > (円 の 面 積). 図1. 2 > 2 × (円の半径の長さ) であることから, 半径が与えられたときの大体 の円の面積を知る. [2] 解決の方法の見通し 自力で問題を解決する能力を育てることが今の教育の目標となっ ていることを考えると, 児童が問 題を把握し, その問題を解決しようとするとき, 既習学習, 今までの経験を手がかりとして, ①既 習学習との類似性に着目したり, ②図, 表とか, 絵をかいたり, ③ことばの式に書く, ④具体物を 操作する, など, その問題を解決する手だてを自分なりに持つことが大切である. このように, ど のようにすれ ば問題を解決できるかという見通しをもって解決の実行を行なうことが, その問題を 筋道を立てて考えることにもつながるものと思われる‐ また, 自分が予想した通りの解であっ たか, 自分がはじめに予想した方法で解決できたかを振り返っ たりするにも大切である. この見通しにお ける児童の活動として は, ○ 「この方法でできそう だ.」 ○ 「表を使えばできそう だ.」 0 「もっ と易しい数値で考えてみよう.」 ○ 「こんなところが前に勉強したところと似ているな.」 などがある. 例3. 第3学年で少数の加法 1 ‐8+0 .5を学習するとき, 図を書いたり, タイ ルを操作すること によっ て解決できそう だ. 例4. 第5学年で平行四辺形 の面積を求めるときに, 変形して前に学習した長方形にすればよさ そう だ. 4. 2 見通しをもつために 我々 は, 算数学習をしていくときの見通しとして上記のように, 『結果の見通し』 と, 『方法の見 通し』 の2つを考えた. 児童が見通しをもつために, 指導者はいかなることに留意しなければなら な い の だ ろ う か.. 以下では, このことについて考察しよう.. [1] 教材化 (問題の設定) の視点から 170.
(6) . 算数教育における見通しの研究 (1). ①児童に興味, 関心のある問題設定 問題の提示にあたっ ては, 児童が問題に出会っ たとき, おもしろそう だな, 考えてみたいな, と いうように興味, 関心がもてることが大切である‐ 子 どもがこのような問題に出会え ば, その問題 を解決する意欲がわくし, 解についての予想, どう解決するのかの見通しについて考えるであろう. ②ねらいにあっ た数値や図形の提示 授業を行うときは, その学年の発達段階, またクラスの実態に合わせた計画が必要であるが, 提 示する問題 が, 学習目標をふまえ, 児童にとっ て難し過 ぎたり, 易し過 ぎたりせずに, クラスの実 態に合っ た適当な抵抗感のある問題設定 が大切である. 問題 が児童に興味・関心があっ ても, あま り考えなくても答えがすぐにわかってしまう場合, 逆に, 児童が自分で全然考え られないような問 題の場合には, 考えていく意欲 がもてないという ことである. [2] 学習展開の視点から. ①自力解決をする時間を十分に確保すること 児童に見通しをもたせるようにすることの大きなねらいは, 児童に自分で問題を解決させたいた めである. そのためには, 自分で考える時間を十分にとることが大切である.. ②見通しを意識する場の設定 児童が自力解決をめ ざす場合には, まずもっ て, 自分の問題解決における位置 づけ (自分はこの 方法で試みよう, 自分はどのようにして解決してよいかわからないな ど) を明確にしておくことが 大切であろう. したがっ て, 問題が与えられれ ば, すぐに問題を解決する式を書いたり, 計算した りするだけで はなくて, 例え ば, 初めに, 自分がどの様な方法でその問題を解 決するか (例えば, 線分図を使うとか, 図形を切り取っ て並べる, お はじきで数えるなど) を頭の中で考えさせたり, 書かせたりすることが大切であろう. また, 数人の児童に発表させることも必要であろう‐ そのこ とにより, 自分の考えている方法を再確認したり, また, 人の発表を聞くことにより, 自分の方法 に自信をもっ たり, また, 方法の修正を行っ たりする. ③見通しをもてない子への手 だて 最終の目標 は自分自身で問題を解決 していく子の育成であるが, その前の段階として, 問題を解 決していく見通しが持てない子には, 何らかの手だてをもてるような指導 が必要であろう. そのた めに, ②での, 見通しをもてた子の発表をきいたり, 教師が机間巡視をして児童が考えている方法 についてのアドバイスをしたり, 手がかりがまっ たくもてていない子に対して は, 適切なヒントや 教具を用意しておくな どの準備が必要であろう.. ④方法を比較する場の設定 自分でもっ た見通しをもとに, 問題に対する自力解決 が行なわれたとき, 自らが解決したり, 自 分の求め方を他の人に説明できた喜びを味わっ たりする.また,他の人の解法と比較することによっ て, 自分の解き方のよさや自分では気 がつかなかっ た他の人の解き方のよさを知っ たりする. さらに, 問題の解決の過程とか, 解決するための基になっ たもの (既習学習, 考え方な ど) から 解決の仕方について筋道を立てて説明できるようにすることが, 数学的な考え方を育てていく上で は大切なことである.. ⑥振り返る場の設定 自分と他の人の解き方を比較するだけではなく, もとの問題に立ち返り, どの方法がより一般性 をもっ ているか(このような問題では, 今後 どの方法がつかえそうか) , より数学的な解き方はどの 方法だっ たか, 自分にとっ て, 今日はどういうことが学べたかな どについて, 整理しておくことが 大切であろう. このようにして得た力 が次の段階での見通しをもつ力 となっ ていくものと考える. ‐. 171.
(7) . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野津亜子・森井厚友. また, この振り返りは, 課題をいつも教師から与えられる のではなく, 自らが次への発展的な課題 「次にこんなことができそうだ 」 「こんなことはどうなのかな 「 を意識する( , こんなことをやっ ., .」 てみたいな.」 など) 上でも重要なことと考える. 先の学習過程と我々 の考えている見通しについて図式化すると次のようになる.. 学習場所. 問題解決過程での見通し. 問題提示. 見通しをもたせるために ・興味・ 関心のある 問題 ・ ね ら い に あっ た 問 題. 問題の理解 自力解決. 解決 の計 画. 結果の見通し. ・十 分な 時間の確保. ・見通しを意識する場. 方法の見通し 解決 の実行. ・ 見 通 し を も て な い 子 へ の 手 だて. 見通しのもとでの解決. ・十分な時間の確保. 試行錯誤 見通しの修正. 検討. 解決の検討. 他の人の解法との比較. ・ 方法 を比 較 す る. ・予想との比較. 次時での学習課題の意識 振り返り. 自分の解法を振り返る. ・振り返りの場. 本時の授業について自分なりのまとめ. 5. 見通しをもたせるための実践 5. 1 具体的実践での評価項目 (表の作成) 研究を進めていく上で, その研究に対する評価が大きな問題になる. 我々 は, 4. で述べたように研究の視点を, 教材化と学習展開での7項目とし, 研究の出発とし て, それらの項目についての実践記録をとることにした. また, 実際の指導案では, 項目として, 『見通しをもつために』を挙げ, 教材化, 学習展開の視点か ら, その考えを説明することとした.. 172.
(8) . 算数教育における見通しの研究 (1). 5. 2. 実践例 1. 単元名 「小数のわり算」 (5学年) 1、 本単元における問題解決能力の育成 ( ) 教材化 1 その子 ら しきを認め合い、 学びをふり ・興味・関心、 問いがつながる単元構成. 返る評価. 学習は、 子どもが問いを持つことか ら始ま る。 特に単元の導入問題な どは、 これからの. くりを進めるとと もに、 学園のところ ところ. 学習の意欲 づけや、 方向 づけとい った意味で. ごわ りや、 取 り組み方 にあらわれる個々のこず. も重要 である。. といったその子 ら しきを認め、 生かす工夫を. この単元では、 いくつかの数量の 大きさを なら して、 1つ当たりの数量を求める平均の 意味や求め方、 2つの量の組み合わせでなけ ればとらえられない量の存在に気 づかせるこ. 友達のよさを互 いに認めあえる学級集団づ. してし、き た い。. また、 自分の学習の足跡 変容) を しっか り捉えることのできるような自己評価の場も きちんと授業の中 に位置づけていきたし・ 。. と、 異種の2量を比較するときには、 一方を 固定 (そろえて) して他の量で比較できるこ とや、 固定するときには、 単位量にすれ ば比 較に都合がよいこと等に気 づかせることが主 なねらいである。 教科鴇では、 ジュースを5つの入れ物に等 しく分ける事 を通 して平均の意味や求 め方を 学習する事にな って いる が、 これでは子ども の興味 ・関心の喚起や単元の方向 づけ、 問い. 2. 単元の目標 ……-…- .略‐ ‐…‐ ‐…ー ・. のつなが り、 その子ら しきの表出とい ったこ .元 とはあまり望 めない。 従 って次のような単 構成を考えてみたo ・略 -------- - --- - -…- - - ‐ ‐. 3. 指導計画 …………- .略 …-……ー. 以上のような活動を通 して、 課題を捉える 力 や見通 しを立てて追求する力、 表現力、 判 断力を育てて いきた い。 2 ) 学習活動 ( ・一人ひとりを生かす教師のかかわ り 自力解決の場 で自分なりの考えを持たせる ために既習事項と対比させて課題を明 らかに したり、 解決方法を類推させたりするような 関わり方を していきたい。 また、 見通 しの持 てない子に対 しては、 ア ドバイスを与えたり、. 教具等を工夫して操作活動の中から解決の糸 口を見つけさせていきたい。 - -…- -…-… 略--------- ・ 173.
(9) . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野津亜子・森井厚友. 4‐ 本時案 目 標 ○整数÷小数の意味がわかる. ○結果の見通し、 方法の見通しを持ち 自力解決ができる 、 .. ig ギ. - キ苦. 婁方. 0問題提示. 1滋 警 報 繁れぎ 熟 そてさました .・人分の馴 れ 8m ー 0何人分作れると思いますか. ・課題や図から見当をつける.. 見通しを持つ 子どもの姿. 見通しを持つための 働きかけ 27mの布と1. 8mの 布の図を用意 、する.. 結果の見通しを持せる発 問. 0どうすれば、 答えがわかるかな. ・わり算で計算すればよい. ‐27÷1‐ 8を解けばし 、いよ.. 0労え焚 鷲 器乞奉ったのかな ‐ ◆1- 8mの何人分かを聞いているから. ○どういう時にわり算を使ったか思い出してみましょう . ・何こかあるものを□人で分けるとき. ・何こかあるものを□こずつ分けると何人分になるかというとき . ○この問題は、 わり数が小数ですが、 整数のときと同じように考えれ ば良さそうですね. 0では、 どのようにすればできるでしょう. 他の人にもわかるよう説明も害いてください . 机間巡視し‐ 手をつけら れない子へは、 布の図を 使って助言する ほしいこには、 布の図を 与える.. ○それぞれの考えを出してもらいましょう. .考えを書いた紙を黒板にはる. ○次の時間に質問や意見を出し合いましょう.. 174.
(10) . 算数教育における見通しの研究 (1). 2. 単元名 「単位あたりの大きさ」 (5学年). 1‐ 本単元における問題解決能力の育成. { } 評 3. 価. { ) 教材化 1 ・興味・関心、 問し・がつながる単元構成. ・その子らしきを認め合い、 学びをふり 返る評価. 学習は、 子どもが問 いを持つことから始ま る。 特に単元の導入問題などは、 これからの 学習の意欲づけや. 方向づけといった意味 で. くワを進めるとともに、 学習のところどころ にあらわれる個々のこだわりヤ、 取り組み方. も重要である。 この単元では、 いくつかの数量の大きさを なら して、 1つ当たりの数量を求める平均の 意味や求め方、 2つの量の組み合わせでなけ 、 ればと らえられない量の存在に気 づかせるこ と、 異種の2量を比較するときには、 一方を 固定 (そろえて) して他の金で比較できるこ. 友達のよさを互いに認めあえる学級集団づ. といったその子らしきを認め、 生かす工夫を していきたい。 また. 自分の学習の足跡 (変容) をしっか り捉えることりできるよっな自己評価の場も きちんと授業の中に位置づけていきたい。. とや、 固定するときには、 単位量にすれば比 較に都合がよいこと等に気づかせることが王 なね らいである。 教科書では、 ジュースを5つの入れ物に等 しく分ける事を通 して平均の意味や求め方を 学習する事にな っているが、 これでは子ども の興味 ‐関心の喚起や単元の方向づけ、 問い のつなが り、 その子ら しきの表出といったこ とはあまり望めない。 従って次の 上うな単元. 2. 単元の目標. 構成を考えてみた。. 3. 指導計画. ・ ‐- ,略 ……‐…- -‐ ‐…‐. ‐ ‐… ……- .略 …-‐ ‐…- ・. - ………- ▼略 -‐‐……ー .. 以上のような活動を遍 して、 課題を捉える 力や見通 しを立てて追求する力. 表現力、 判 断力を育てていきたい。 2 1 学習活動 ( ・一人ひとりを生かす教師のかかわり 自力解決の場で自分なりの考えを持たせる ために既習事項と対比させて課題を明らかに したり、 解決方法を類推させたりするような 関わり方を していきたい。 また. 見通 しの持 くイスを与えたり、 てない子に対 しては、 ア ド′ 活動の中から解決の糸 教具等を工夫 して操作 ロを見つけさせていきたい。. ・ ,略 …-…-- -… ……‐. 17 5.
(11) . . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野津亜子・森井厚友 4 t ‐ 本時の学習 ( 1 ) 本時の目標 ○人数と得点の異なる資料を比べる活動を通 して、 合計得点を求めるなどの従来の比 べ方では比 べられないことがわかる。 ○割合や、 人数か得点 どちらか一方の量をそろえる方法で比 べられる ことがわかる。 ( 2 ) 本時の展開. 過程. 子 ども の 活 動 ・ 意 識. 教. 師. の. 構. え. 問題 の意 識 ・解 決. 獅於ば 獅 繊 獅o震匿 匿 璽.雷雲妻 ・. 解 決 の 計 画 ・実 行. 比 べる方法を考えよう。. 結 果 の 検 討 ・適 用. 割合や、 人数や得点のどちらか 一方をそろえると比べること ができる 0班が一位だ った。 今日見つけた いろいろな方法を使 って、 他の班の順位も調べよう。. 6. 実践からの考察 6. 1 見通しのとらえ 平成2年度は, 「子 どもに見通しをもたせるために」というテーマのもとに6回の授業実践を行っ てきた. 上ではその内の2つを取り上 げた. 176.
(12) . 算数教育における見通しの研究 (1). 今回の研究目的の第 一は 「見通しとは何か」 について明らかにすることであっ た. これらの実践 を通して, 当初考えていた見通し (結果の見通し, 方法の見通し) について は, 理解が深まっ た‐ また, 本来は, 自分の力で見通しをもてる ような子になることを願っ ているが, 現段階では, その ような力をもつ子を育てようとしているのであるから,もてない子への手だて が大切 になっ てくる. そう したときに, 例え ば, 2の実践例で, 見通しをもつ段階で, 少しの時間をとり, もてた子に, その方法について発表させ, 再び方法の見通しについて 考えさせることにより, 新たな方法の見通 しをもてたとき, それも見通しと考えることとした. また聞くことにより方法を修正したり, 聞い た方法で取り組むことは, 見通しとは言わない が, 見通しをもっ て取り組む子を育てる上では大切 なことと位置づける. さらに, 今回は 「発展的な見通 し」 というものを取り上 げていないが, 本時の授業で学習したもの が, 次時以降の学習にどうかかわっ ていくかを考えられる子, 考えていこうとする子を育てていく ことも大切である. これらに関して は実践を通しての今後の課題である. 6. 2 問題の提示 どの授業でも, 題材として, 子 どもの身近にあるものを取り上 げ, 興味・関心をもっ て, 子 ども が取り組むよう に配慮した. 例え ば, 1の実践例では, 家庭科の授業で扱っ ていた, エプロン作り を素材とした.2では, 前時に行っ たゲームを素材に, どういう見方でどの班が勝つかの観点をはっ きりさ せ, そこから平均の概念を理解させることをねらっ た. これらの例のように, 子 どもが興味 をもっ てその授業に取り組んでいるようであっ た. この点では, 我々 がねらっ ていた目的が達せら れているように思う‐ 6. 3 見通しを授業でどう生かすか 子 どものもっ た見通しを授業の中でどう生かすか が大きな問題であろう. 本研究では, 結果の見 通しと方法の見通しを中心テーマ としているのでそれぞれについて考察しよう.. 結果の見通しについて 取り上げた2つの例では, ともに, はじめに結果の見通しをもたせるような発問を行い, 子 ども が結果を予想している‐ たとえば, 1の実践例では, 「何人分作れると思いますか.」 という発問に 対し, 1人, 10人以上, 24人, 17人, などの予想があっ た. また, 2の実践例では, 「どの班が一 番クイ ズが得意といえると思うか.」 という発問に対して, 1班 (5名) , 2班 (多数), であっ た.. 班. 1班. 2班. 3班. 4班. 5班. 6班. 7班. 人数 正解数. 6. 5. 6. 6. 6. 5. 5. 24. 22. 18. 10. 19. 20. 12. 2つの実践で, 当初考えていたように, 結果の予想をさせることは, 児童がその授業に興味・関 心をもつ上では, かなりの効果があっ たと考える. 児童がそこに現れている数値から, どれくらい か, どの組が得意といえるかを予想し, それは本当だろうか, それを確かめるのには, どうすれば よいのかな, という ことからどの子も授業に集中しており, 授業の取り組みに意欲的にするために は, 効果的な方法であることが確認できた. また, この実践を通して, 結果の見通しでは, 次の点が問題として残っ た. 0小学校の段階では, 例えば, 1の例のように, 「だいたい何人 ぐらい」というときに概数をどこま 177.
(13) . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野揮亜子・森井厚友. で考えるかが課題として残る. 子 どもたち の発言では17人, とか24人というように, 概数ではな く, きちっ とした正答を予想することが多い. しかし, 解の目安をつ けることが, その目安を実際 に解を求めたときに解が正しいかどうかというおおまかな判断をするのに, 有効であることを知る ことが重要である. また, 最近は, およその数を見積もることが, 算数, 数学の大切な能力として位置づけられてき ており, そう した意味でもこのような能力の育成が大切である. 0もう一つの問題点は, 話し合いの中で, 児童からいくつかの予想がでたときに, 根拠を持たずに, あてずっ ぽうで発言することである. 数学での学習では, 直観力も非常に大切な数学的能力である と考えられるが, 解を見通すときには, 既習学習等何らかの根拠になるものがあるように思う. 例 えば, 1の例では,「 1‐8を10倍しても1 8だから, まだ多く15 ぐら い に な り そ う だ.」と か, 「20 人 だっ たら36メートル必要だから 20 よ り はす く な い.」「27 を 30 と し て,1‐8 を2とすると30÷2で 15 ぐらい.」 というような根拠をもっ た予想をできることが大切だと考える .. 方法の見通しについて 1の実践例では,27÷1‐8で解が求まることを児童が共通理解した後で(本来ならば, この式を立 てることも個々の児童に任せることが目標であるが, 本時では方法の見通しをもたせることをねら いとしたのでこのような展開とした.)その解を求める方法について児童一人ひとりに書かせ, 自分 の見通しが後でよく見えるように工夫した. 2の実践例では, 「どんな作戦だっ たら比べられるか, 頭の中で見通してみて.」という発問で, はじめに, 一斉指導でその方法について検討を行い, それ からもう一度個々 に返すという方法をとっ た. これらの実践 は, 見通す能力を育てるぃ という ことに重点をおいた授業であるといえる. 「どのような作戦で」 というときに 児童からでてきてた意見として は 2の実践では (1班と , , 2班を比べればよいことを理解した後で) 0 2班に一人人数を増やして. , 人数を揃えればよい. o百分率でやると人数を揃えないでも比べられる. 01班と2班の人数をかけて, 最小公 紬苦数に揃えると, 正解の数で比べられる. 01班の6人を5人にする. がでてきて, これらの意見を参考に個々 の子 どもが自分なりの見通しを立て, 問題の解決にあたっ た. 問題解決としては, 今回のように, 友達の意見を聞き, それから自分なりの解決方法を考える ことも最終的には自分独自で考える段階へのステ ッ プとして, 我々 はこれを弱い意味での見通しと とらえることとした. 問題の解決にあたっ ては, 1, 2とも自力解決のために児童に十分な時間を確保しており (1で は1 5分, 2では17分) , 児童は自分なりにある程度満足のいく考えができたようである. 1の実践では,既習学習のかけ算の授業を手がかりに,2 7÷1‐8=270÷18÷1 00と考え,内容よりも, 形式的な操作へ注意を向けていき, 結果の見通しとのズレに悩んでいる子が多く見られた. また, 形式的に操作するという ことでは, 意味の理解はともかく,27÷1.8=27 0÷1 8と形式的に覚 えている子が多いことでも説明できよう. このほかには, 単位換算を用いている子, 数直線, 線分図を利用して解決しようとしている子, 筆算で計算している子が数名ずついた. また, この授業では, 見通しをもたせてから, 自力解決を することに力点をおいたり, わり算の意味についての学習に時間をとることから, 解決の検討, 振 り返りについて は次時に行うこととした (学習指導案参照) . 178.
(14) . 算数教育における見通しの研究 (1). 2の実践では, 比較的この授業近くに学習した割合を使っ て比べようとする子がかなりおり, 既 習学習を利用しようとする態度, 姿勢が育っ てきているよう であっ た. 子 ども達の考えで, 最も多 かっ たのは, 人数を揃えようということであっ た‐ 最小公倍数の30人に揃えてその正解数で比べよ うとした子はそれで解決できたが, 1班の6人, または2班の5人にしようとして, どの子を抜い たり, どの子を加えたりするかで困っ ている児童も多く見られた. しかし, 考えている内に, 引い たり, 足したりしてもだめで, 一人 分を出せばいいんだ, ということに気がついたり (見通しの修 正) , 自力解決のときには解決しなかっ た子が, 解決の検討のときに, 解決の仕方を理解していた‐ このような授業の展開をしたり, 参観していると, 算数教育での, 考える時間を確保する重要性が. 再認識された. 6. 4 わからない子への手だて 問題を解決する手だてをもてない子への対応として, 1の実践では, 児童が自力解決していると きに, 教師が机間巡視を行い, 必要な子には, 布の図を与えたり, 子 どもの話を聞き, 助言を与え た‐ また, 2では, はじめに, 解決の手だてをもっ ている何人かの児童の解決方法を聞くことによ り, 自分の考えを深めたり, 新たな見通しをもっ て考えていく, あるいは, 発表した人の考え方で 解決を試みたりするという方法をとっ た. 解決する時間が十分に確保されているために, 途中でそ の考えを見直したり, 回りの人のを見たり, 聞いたりしながら, 自分の解き方を変えたりしている 子も見られたが, 我々 は, この段階を 『自分で見通しをもっ て取り組む子を育てる』 1つの段階と して位置づけた. 2の実践では, 解決の検討時に, 児童から, 「2班に1人を足 したいんだけど, 足 す人の点数がわからないから困っ ている‐一 とか, 「1班から1人抜かすといいが, 誰を抜かすとい いか困る. また, 一人 を抜かすと2班の方がよくなる.」など, 自分が困っ ていることを説明してい たが, 見通しを変えていっ たり, 数学的な考え方を育てる上では, 自分が どこで行き詰まっ ている かをきちっ と言えるクラスの環境作りも大切であろう.. 7. 今後の課題 以上の考察から, 結果の見通しをもつことや自力解決をするのに十分な時間を確保し, しかも, 見通しをもっ てその解決に取り組むことの大切さが認識できた. 今後の課題として, そのことの評 価を, どのようにするかがある. また, 今回の実践では, いくつかの考えがある中で, どれ位の児童が どのような考え方をしていた か, また, その解決過程でどのように見通しが変わっ ていっ たかの調査があまり行われなかっ たが, 児童の見通しのもち方を解決する上では, このようなことにも注意を払っ ていく必要があろう. 実 践の中には, ネ←ム プレートを活用して, 全体の中での自分の位置づけを明確にして, 自力解決を 図っ たり, 児童の変容を見ようとするものもあり, 今後もこうしたものの活用について研究を進め ていくことが大切であると考える. 今までも何度か述べたように, 算数科の学習では, 見通しをもっ て自力解決をさせることを大き な目標としている. そのためには, 自力解決をするために時間の確保が大切であることも強調して きたが, 1, 2の実践でも, その時間の配分に大変苦慮している. 1単位, または1時間の授業の 中で, 見通しをもたせて, 問題を解決する時の時間のとり方について の研究 が今後 の課題としてあ る‐. これらの実践を行っ ても, また, 他の授業を参観しても, 児童が考える手だてとなる一般的なス トラテジーを身につける必要性があるように思う. つまり問題を解こうとするとき, すぐに式が立 てれない場合は, 図とか, 表, 絵, 数直線, 線分図を書くなどして, それを拠り所にして, その意 179.
(15) . 大久保和義・菅野ますみ・斎藤美幸・島貫 静・庄司緋佐子・野淫亜子・森井厚友. 味を考えたり, またはわかりやすい数値に置き換えて考えたり, 言葉の式にしてみるな ど, その問 題だけではなく一般的に考え方を進める上での, 方略を身につ けていくことが見通しをもつ上では 非常に大切なものと思われるが, それらの力をどう付けていくかというのが今後の課題としてあろ う. 計算の仕方を学習する場合でも同様である. 例を挙げよう. 第5学年で3/5÷3を学習するのに, 教師が黒板にのような図を描き, 児童が 3つを3等分して1/5とするのはいいが, 次に1/5÷3をするときに, この図を活用できない.. ↓ 3等分. ↓ 3等分. … 図2. 1 図3. このことは, 児童が意味がわかっ て図を描いているとは思えず, こうした図を描けば考え方を説 明できるという方略を身に付けることが大切なように思う. 例えば, この例では, 左の図を利用し て1つを3等分した1つが全体の どれだけになるかを考えればよいことを見れる児童を育てたいの で ある.. ‐. 今回までの実践研究で我々 が研究対象として考える見通し, また, 問題解決における見通しの役 割についてはある程度の理解が得られた. それを土台として, 今後は, これらの課題をふまえつつ, 児童が見通しをもつための指 導のあり方についての実践的な研究を進める.. 参考文献 ( ) 1 { 2 ) ( 3 ). 98 9年 潜水静海・杉山吉茂 編 小学校学習指導要領の展開 算数料編 明治図書 1 95 4年 G l ya著 柿内訳 いかにして問題をとくか 丸善 1 ‐Po 斎藤和久 算数科における問題解決とその指導 第21回数学教育論文発表会論文集 日本数学教育学会 19 88. 年 ( ) 清水静海 監修 論理的な思考力や直観力を育てる 算数科のキーワード 1 明治図書 1 4 9 89年 ( 5 ) 吉川成夫 見通しをもたせる指導 楽しい算数の授業 明治図書 19 89年 2月号 (本学助教授 札幌分校). 180.
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