コンピューターを利用した教育(シンポジウム発表要旨)
附属中学校古田猛志
1. コンピューターの位置 12-3年前に、部活動の生徒とシャープのMZを使っていた頃は、機械商 で小さなゲームのプログラムを作っていた. 教師も生徒も、そのr知的作業」 に充分満足していた。 以来、コンピューターの性能の向上は著しく、価格は個 人でも手に入れることができるほど下落した。 家庭でも労働の場においても使 われているコンピューターの理解が必要であるし、できる環境になった。 今では、音を作るのは土地や物(財力)ではなく、いかに情報を地球的親横 で大量に高速に処理するかにかかっている. コンピューターの利用の仕方にか かっている。 学校は昔から情報を救う中心であり、したがって情報教育を無意 識的にしてきたといえるのではあるが、今日の情報教育はコンピューターを利 用することにある。 コンピューターを利用する教育の批判で、それはアナライザーのような教育 の積載と同じで、すぐにほこりをかぶるのではないかというのがある。 人間の 思考を助けるコンピューターは、他の教育の尊における積載と質的に異なった ものとして位置付けられる。 それだけに、テレビの映る仕範は分らなくても、 コンピューターをブラックボックスのままであってはいけない。 . コンピュー ターへの感情が、社会人になってから、機械(コンピューター)とどのように 付き合うかにつながる. 2. 附属中学故における現状 平成2年の5月に、NEC98が21台、多目的教室の半面に設置された. ソフトはPCスカイ、一太郎DASH,アシストカルク、いろいろカードである. 教育改尊貴で2台ほどのコンピューターを取得している教科がある. 印刷室に 1台のエプソンクラブ、理科室に1台のエプソンクラブがある。 「なにができるか」は大いにハードとソフトに依存する。 1台のコンピュー ターと1個のソフトでできる棉Ver3の一括処理を使った成凄処理からカンピュ ーターを利用した教育にとりかかった0 全校的には、学活での文集作成にワー プロが利用できるようにととのえた。 コンピューター教室は技術の情報基礎で-44-一番利用されている. 他の教科の利用は、今のハード、ソフトの現状では大き な困難がある0 何十年もかかって磨いてきた教育の技より効果的な授業がコン ピューターでできる、と確信されないかぎりコンピューターを利用する気にな れるものではない。 3. 理科におけるコンピューターの利用 1台のエプソンクラブで、デジタルスキャンコンバーターを利用して29イ ンチのディスプレーに表示し、以下のようなことを実践した。 ①ADコンバーターを使い、断熱膨頚・庄楯の温度変化. ソフトはファイ ンドアウト。 温度変化を視覚的にとらえることができる。 ⑧電流回路・断熱膨頚の温度変化・書のできかた・じん膿のはたらきの動 画. ソフトは元気君. 今日の中学生の頭には映像や動画はスムーズに入 り込む. ③ソフト、超高速天文シミュレーションによる天体の動きのシミュレート. ディスプレー上で天体を見た賭果、余計に実際の観鼻の興味がわく傾向 が見られた。 ⑥データ処理。 ソフトは実験グラフ. グラフの書きかたの指導が必要でな い場合は、分析の時間を多くとることができる。 ⑤頭境や生鹿を考えるためのソ・フトrシムアース」. 中学の学習内容を越 えた内容で、知的好奇心を満足させてくれる。 丑に1台以上のコンピューターとソフトが使用できる場合は、上のようなこ とは、主体的な探求活動として組織することができる. 実際は1台であったの で教え、導くような利用の仕方であった。 4. これから 教師は無意識的に、基礎基本の徹底(共通性)と個性を生かす(多様性)と いう取り組みをするものである. コンピューターを利用した教育を推進するう えでも、裾野を広げると同時に、先進的な実践が必要である。 理科における利用では、最高の情報処理機械は人間の感覚器・神経・脳であ るということを基礎にして、考えることを助けることにコンピューターを活用 していく計画である. 人工知能書再のLISPと共通点の多いロゴの利用を考 えている。