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IRUCAA@TDC : №40:太平洋戦争開戦直後の本学入学51期生T が残していた兵役手続き書類7枚についての考察

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№40:太平洋戦争開戦直後の本学入学51期生T が残

していた兵役手続き書類7枚についての考察

Author(s)

五十嵐, 康夫

Journal

歯科学報, 115(5): 490-490

URL

http://hdl.handle.net/10130/3844

Right

(2)

目的:近年,CAD/CAM は固定性補綴装置だけで なく総義歯の製作システムにも応用されてきてい る。CAD/CAM による総義歯の製作は従来法によ る製作と比較して,チェアタイムの削減,重合済み のレジンブロックを用いることによる義歯の強度や 精度の向上,義歯の再製作が容易さといった様々な 利点がある。本研究は,現在臨床応用されている CAD/CAM による総義歯の製作法を紹介すると共 に,その治療の満足度を患者と歯科医師双方の立場 から検討することを目的とした。 方法:被験者はバーゼル大学病院に義歯の新製を希 望して来院した上下顎無歯顎者8名(男性4名,女 性4名,平 均 年 齢68.4±5.8歳)と し,4名 ず つ CAD/CAM 群と通法群の2群にランダムに群分け し た。CAD/CAM 群 は AvaDent デ ジ タ ル デ ン チャーシステムを用いて総義歯を製作した。このシ ステムは,初回の来院時に最終印象採得と咬合採 得,人工歯選択を行ったものをスキャンし,2回目 の来院時に新義歯を装着するシステムである。一 方,通法群は従来法に則って総義歯を製作した。治 療終了後,患者および補綴歯科医により VAS 法に て満足度調査を行った。患者による調査項目は審美 性,安定性,咀嚼能率,発音,快適性,チェアタイ ムおよび総合満足度とし,補綴歯科医による調査項 目は審美性,安定性,咬合状態,チェアタイムおよ び総合満足度とした。統計解析は,各項目について ウィルコクソンの符号順位検定にて各群の満足度を 比較した(α=0.05)。 結果および考察:平均治療回数は CAD/CAM 群で 2回であったのに対し通法群は7回であった。患者 による評価ではチェアタイム(p=0.007)と総合 評価(p=0.039)とにおいて,CAD/CAM 群は通 法群との間に統計学的有意差を認め高い値を示し た。補綴歯科医による評価においてもチェアタイム (p=0.006)と総合評価(p=0.020)とにおいて, CAD/CAM 群は通法群との間に統計学的有意差を 認め高い値を示した。その他の項目については両群 間に統計学的有意差を認めなかった。 CAD/CAM システムの応用により,総義歯製作に かかる治療ステップやラボワークを削減することが でき,患者と歯科医師との双方にとって従来法によ る総義歯治療よりも高い満足度を得ることができた と考えられる。 目的:太平洋戦争中という混乱期に本学の学生がど のような生活をおくっていたか,語られる機会は少 なくなった。51期入学生である T は演者の父であ り昨年6月死亡したが,在学のまま兵役に就く過程 で軍へ提出のため準備した書類7枚を保存してい た。戦後70年の節目にあたり同窓並びに遺族として 公表し,本学戦中史の一端として記録に残し,先学 諸兄のご教示をいただきたい。 方法:T は昭和17年4月入学から20年9月卒業まで の戦中体験を日記に詳細に記録し,また使用教科書 ノートや関連資料,兵役関係物品まで保存してい た。本報告では,19年末に弘前57部隊に入隊するま で,更に幹部候補生採用願提出までの兵役手続き書 類7枚を発行日付順に整理した。関連資料として本 人の日記や51期生が昭和59年に発行した「卒後40年 記念アルバム」及び当時の歯科学報に記載ある学内 記録と比較検討した。 結果:書類を発行日付順に整理すると,①昭和18年 11月15日付陸軍山形聯隊区第二補充兵證書,②19年 12月20日付本学教練検定合格證明書,③昭和19年12 月21日付出身地町長の身分證明書,④19年12月25日 入隊日付陸軍大臣あて幹部候補生採用願と⑤添付学 歴一覧表,⑥20年1月22日付出身中学発行による教 練検定合格證明書と⑦23日付同校卒業證明書,であ る。本人に招集通知が届いたのは19年12月18日夜, 19日朝登校,諸手続き後即日帰郷,25日に弘前に入 隊している。戦局末期混乱の時,入隊約一カ月の短 期間にこれらの書類を準備させて幹部を養成採用す る陸軍の実態を知ることが出来た。 考察:本人はその後体調を崩し20年3月に兵役免除 で除隊,以後本学病院実習に復帰,9月8日付で卒 業証書を授与されている。書類原本が本人の元に 残っている理由として,未提出のままだったか,本 人保管が原則だったのか,除隊につき返却か,詳細 は不明である。幹部正規採用者との異同比較調査 は,資料がなく出来ていない。過去において歯科の 歴史関係学会等で同様な報告があったか,現時点は 不明である。今後関連資料を可能な限り検索する予 定である。なお当日は本人資料として残る,東歯専 卒業證書,歯科医師免許證等を公表する予定であ る。

№39:CAD/CAM により製作した総義歯による治療の満足度の検討

竜 正大,櫻井 薫(東歯大・老年補綴)

№40:太平洋戦争開戦直後の本学入学51期生 T が残していた兵役手続き書類7枚につ

いての考察

五十嵐康夫(山形県) 学 会 講 演 抄 録 490 ― 108 ―

参照

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