鹿児島県における熱帯性果樹栽培に関する研究 Ⅱ
大隅半島におけるポンカン栽培の現状とその問題点
茶 園 和 男Studies on the Cultivation of Tropical Fruit Trees in Kagoshima. Ill
On the Present States of Ponkan Cultivation and Related Problems in Osumi Peninsula
Kazuo Chazono
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Ⅰ. ま え か き
亜熱帯から熱帯地方における優秀な柑きつの一つであるポンカン(Citrus poonensis Tanaka) のわが国-の導入過程,わが国青果市場におけるその現況,薩摩半島における栽培の現況について 紘,前に報告したが,本研究では,大隅半島のポンカン栽培の主体をなす肝属地区(高山,内之浦, 根占,佐多)および曽於地区(有明)の既設園の実態とその問題点を究明しようとした。本研究に 当り,現地の案内をして頂いた高山町役場の稲村清昭,内之浦町役場の鮫島五男,根占町役場の福 地久治,佐多町役場の川口竜馬,有明町役場の高崎成行の各位および調査対象とした樹園地の経営 者高山町の白田一郎,島田利矢,内之浦町の有馬四郎,内園徳衛,尾辻盛得,久保愛親,福谷氏茂, 中村弘,戸柱則義,根占町の上之浦信一,花木伝蔵,福元助市,佐多町の二階盛夫,西野愛造,有 明町の立平豊蔵の各位に,ここに記して深謝する。 ⅠⅠ.栽噂地の現況 1.気象条件 ポンカン栽培の最適温は年平均気温20oC前後といわれており,本県では年平均気温18oC線以上 をポンカン地帯とし, 17-C-18oCの地帯(ポンカンとうんしゆうみかんが不連続線的に存在する地 域)を中間地帯としている。本調査地の根占,佐多,内之浦の各ポンカン既設園は,年平均気温が 18-C以上で上述のポンカン地帯として適地であり,高山の既設園は中間地帯として適地といえる が,有明の既設園は年平均気温が年によって17oC以下の場合があって問題といえよう。 つぎにポンカン果実の収穫の始まる12月およびボン嘉ン樹の凍害のおこりゃすい1月, 2月の温 度をみると,本調査地の有明地区が12月2.0-C前後,年によりloC前後, 1月, re前後,年によ り-0.9oC, 2月, 3.5-C前後ときに2oC前後,高山地区が12月 3-C前後,年により1.5oC前後 1月loC前後,年により-0.5oC前後2月3.・5oC前後で,これらの地区では特に収穫の適期を失し ないように,また厳寒期における樹体の保護に留意すべきである。
第1表 園の規模と経営方式 地 区 内 之 浦 園 地 北 方 南 ■方 事 岸 艮 待 金 [小 田 上 可 東 江 ■可 樫 脇 /h 茂 垣 面 積 a 18 50 101、 i 80 50 40 王 50 園 の 方 向 平 地 j南 東 1平 地 南 L 西 1 南 15F 地 土 質 l砂 壌 土 極 到 砂 壌 土 蛮 割 染 筆 l墓 至 極 至 樹 令(年) 15 10 ー 15 13 10 く8 栽植距艶(cm ) 430×430 300×320 520×390 320×420 280 ×360 400 ×360 400 ×300 春 油粕, I.B .5.1一●1● 肥 料 夏 S.3.5.8 秋 S.6.0 .4 経 ■ 営 個 人 個 人 個 人 個 人 ■個 人 ■個 人 個 人 有馬 四郎 内園 徳衛 尾辻 盛得 久保 愛親 福 谷 氏茂 中村 弘 戸柱 則 義 この ほか このほか このほか このほか 川原 団地 方 式 7 年生50 a 15年生20 a 14年 生20 a 60 a の一員 2 年生32 a (水田 (水 田 ■ - - ■ 一一一一■■ - -あ と地) あ と地) -注)いずれの園も収穫は12月中旬,貯蔵は2月下旬まで. 雨量については,本調査地では年間2000-3000mmで, 6-10月の生育期に集中しているが日照 不足あるいは多雨による特別な障害は発生していないから,その道・不適には大きな影響を与えて いない。むしろ温度条件に次いで重要な因子は,風による害でポンカン樹形上から台風関係,園の 立地条件から局地気象,海岸に近い場合は潮風関係を考慮すべきである。 (気象表省略) 2.地 形 本調査樹園地は,傾斜地と平坦地が相半ばしている。 (第1表)傾斜地は温暖で排水良好であるか ら平坦地よりも良質の果実が得られるが,省力のため機械化や管理上,温暖で排水さえよければむ しろ平坦地もしくは綬傾斜地を選ぶべきである。 3.園の規模と経営方式 本調査地の特徴は 1)いわゆる協業経営方式のあること。 (第1表) 品質の向上,生産コストの低減のための共同化の一環として?協業-施肥,防除,選果,販 売など-は,内之浦地区では岸良,東部落の山川原団地,高山地区の尾牟礼団地,根占地区の 上之浦団地,丸峯団地,佐多地区の中原団地,立山団地に見られる。内之浦地区の山川原団地は 13-ククール, 11戸(最大4-ククール),瀬戸口道教氏が中心となり,農業構造改善事業の一 環として昭和40年発足,共同施設として各樹園地-供給するための水槽を設置している。高山地
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14 40 一 15 15 「 13 300×260 ! 460 ×520 570 ×500 300×300 470 ×140 370 ×370 400 ×160 350×350 春 くみあい団地みか■ん肥料 S 552 春 くみ あい団地 みかん 住友燐 安液肥 轟 く熟 孟宗 ん肥料 翌 賢慮 宗里 7-20 秋 くみあい団地 みか ん肥料 秋 くみあい団地 みかん 秋 用 2 号 肥 料 秋 2 号捗
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区の尾牟礼団地は16-ククール, 7戸, 12年生ものが多く,農業構造改善事業による樹園のも のは4, 5年生のものである。 (このほか山田平団地があり, 20-ククール, 20戸, 60%が5, 6 年生である。)根占地区の上之浦団地は6.2-ククール, 9戸,丸峯団地は4-ククール, 20戸で いずれの団地でも,うんしゆうみかんとポンカンの並櫨である。佐多地区の中原団地は昭和39, 40年集団造成, 9.6-ククール, 20戸,昭和41年共同防除施設設置。立山団地は昭和41年集団 造成,共同防除施設設置 9.5-ククール, 17戸。 (このほかに辺塚に中野団地-昭和40, 41 年集団造成, 41年共同防除施設設置, 7.61-クク-ル, 19戸。中郷団地-昭和40, 41年集団 造成, 41年共同防除施設設置, 7.24ヘクタール, 14戸.上之郷団地-昭和42年集団造成, 43 年共同防除施設設置, 10.37-ククール, 30戸がある。)なお,広域生産団地形成に関連して,近 時青果市場でにわかに脚光を浴び"さつまア- 1) -" "青切りみかん"と呼んで宣伝されているわ せうんしゆう(宮川早生,興津早生)の栽培とポンカン栽培の競合が起っており,地区によって はむしわポンカン栽培をわせうんしゆう栽培-転換しようとする動向もあらわれている。たとえ ば根占町では,わせうんしゆうの新植ブームがあり,丸峯では本年度より新櫨の予定。これにつ いては上述気象条件,立地条件さらには将来における経済的展望のもとに,適地性に立脚して樹 種を決定すべきである。 2)研究グループによる特殊栽培方式があること内之浦地区の橋本無門園,有明地区の立平豊蔵園では,いわゆる主幹型栽培,液肥法をおこな っている。この方式は昭和30年頃愛知県蒲郡ではじめられ,大分県杵築市のみかん園の一部に採 用,昭和39年熊本県牟深市深海町浅海の永田照治氏の池林農場のみかん,ポンカンで(原液施肥 法として)おこなわれたといわれている。橋本無門園は無門氏の父儀一氏が昭和40年福岡県山門 郡瀬高町より内之浦に移住し,昭和44年この方式をポンカン,わせうんしゆうにおこなった。現 在ポンカンは赤木屋地区に7年生800本(170アール), 3年生60本, 1年生150本(170アール にわせうんしゆうと混植),峰岡地区に2年生2,000本(300アール)経営している。立平豊蔵園 は,昭和34年ポンカンを栽植し,昭和44年この方式を探用し,現在18年生150アールを経営し ている。主幹型にすると多肥が必要となるが,いずれの園も水溶性肥料を主体としながら独特の 栽培を試みている。現在このグループには,内之浦,有明地区で30余名参加しており,意欲的に ポンカン栽培について研究,実践していることは,グループの存在と共に特筆すべきであり,そ の成果を期待したい。 3)ポンカン導入の歴史`の古い樹園のあること, 根占地区(丸峯)の福元助市園は,昭和7年河野生長氏(根占出身,当時鹿屋農業学校長)の 親戚某氏(当時台湾新竹に在住)を介して,ポンカン苗木50本を台湾から導入した。福元助市民 の言によれば「当時ポンカン栽培に関する技術が不明なため,うんしゆうみかんと同じ整枝,せん 定をしたが,昭和18年頃(樹令10年頃)結実をみたいので, 10本を伐採,残こしたものも栽植 15年を経過しても結実せず,開花しても落花したので,梶山国立園芸試験場長の来園を依頼,同 氏の助言により放任状態においたら結実をみた」という。現在台湾より導入のポンカン樹は35本。 この園は助市民の息寿郎氏が垂水の県果樹試験場を辞して現在主として経営している。 佐多地区では,大正11年頃園田靖氏(故人)の弟末氏(当時台湾で教師をしていた)が直接台 湾からポンカン苗木を持ち帰り,園田靖園-栽植した。この園は後に岡村良一氏所有となり,宿 和4年頃垂水分場(現垂水の県果樹試験場)より台湾苗木100本余が植栽され,その委託試験と なった。 (佐多町川口竜馬氏が上田清氏-佐多町伊座敷在住。元佐多村長-より聴取)また黒 木常喜氏(故人)園では,昭和8年垂水分場より台湾産苗木を栽植。現在20本が残っているが, 枯死寸前である。この園は昭和36年と40年の2回に分けて川口竜馬氏が購入し樹園を経営して いる。 薩摩半島の川辺地区山内の加治屋春男園および日置地区大里戸崎の田崎勇蔵園(学部紀要22 香,薩摩半島におけるポンカン栽培の現状とその問題点に記載)における場合とともに,これら ポンカン栽培の先覚者達の努力と試みは,本県ポンカン栽培の歴史に特記すべきである。 4.樹園地の土壌とポンカン樹の生育状況 樹園地の土壌分析(矢木式簡易土壌検定器による)結果,ポンカン樹の生育状況,葉の費分分 析(FHK簡易植物泰分検定掛こよる)結果,葉の大きさは,第2表,第3表,第4表,第5表 のとおりである。
茶 園 和 男 〔研究紀要 第24巻〕 93 植物体内の養分含量は内的および外的条件によって変化するから,気象条件,土壌条件,生育 段階,肥培管理の方法などを考慮し,総合的診断を行うことが必要である。 小茂垣,栄,中原,尾牟礼のポンカン樹は7-8年生,樫脇,上西,川北のものは9-10年 坐,江平,小田,川南,立山,下,立本のものは13-15年生,丸峯のものは40年生(第3表) であり,それに第2表,第4表の結果から,各樹園地について一つの診断を試みると (i)江平,樫脇,小茂垣,川北,川南,尾牟礼やほ,完熟堆厩肥とともに過石と熔燐肥とを混 合したもの(たとえば1: 2-3の割合)を施すこと。多雨の年および干ばつの時は,特に加里肥 料をじゅうぶんに施す必要がある。また江平,小茂垣,川北,川南,尾牟礼では,珪カルを,さ らに小茂垣,尾牟礼では硫酸マンガンまたは塩化マンガンを土壌施肥として施し,さらに川南で は適量の石灰肥料を施用して土壌酸度を矯正する必要がある。 (ii)待金,南方,栄,丸峯,下,中原,立山,立本では完熟堆厩肥と共に過石と熔燐肥とを 混合したもの(たとえば1: 2-3の割合),珪カルを施すこと,さらに待金,南方では塩化マンガ ンあるいは硫酸マンガンを土壌施肥として施用,さらに丸峯,下,立本では適量の石灰肥料を施 用して土壌酸度を矯正する心要がある。 (ill)上西では酸度をやや強めると共に,完熟堆厩肥や熔燐肥,速力ルを施し,多雨の年や干 ばつの時は特に加里肥料をじゅうぶんに施用する必要がある。 葉の大きさは,第5表の通り,丸峯,立山,川北のポンカン樹が台湾のそれに準じている。そ の他の地区のものは,台湾それより小型で細長い。
5.果
実 (1)形 態 各樹園地の果実の形態は第6表のとおりである。 (参考資料果実写真)異型は樹園地により若 干の差が認められるが,大体台湾産と同じである。 1果当全果重は,台湾産(266.5g)が最大, 丸峯(230.5g)がこれに次いで重く,江平(A) (210.8g),川南(202.2g)とつづき,立本産 (144.9g)が最も軽い。他は大体155-190gである。果皮は,川北産(3.7mm),台湾産(3.8 mm)が薄く,栄(3.9mm)立山(3.9mm)がこれに次ぎ,江平(B) (4.6mm)が最も厚く, 他は4.0-4.5mmで本県塵のものは台湾産より厚いものが多い。果皮の硬度は,台湾産(0.60kg) が最も軟く,尾牟礼(0.8kg)がこれに次ぎ,上西(2.20kg)中原(2.20kg)が最も硬く,他 のものは1.20-l.90kgで台湾産より硬い。 1果当袋数は台湾産とあまり変りないが, 1袋当 重量は台湾産(19.28g)が最も重く,これに丸峯(16.38kg)屋久島(16.22kg)が次ぎ, 下(10.38g)江平B (ll.28g)が最も軽く,他は11.8-15.0gである。 1果当の有核袋数は中 原産(3.5)が最も少く,川北(4.5)がこれに次ぎ,台湾,下,立本塵がいずれも7.0で最多, 他は5-6.5で,いずれも台湾産より少い。果汁の糖度は,台湾産(ll.8)が最高,屋久島(ll.7) 江平A (ll.2),樫脇(ll.0)丸峯(ll.0)が次ぎ,栄(8.5),小田(8.6)が最低位を示し,他第2表 各樹園地の土壌成分 地 区 内 之 浦 有効P205mg 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 1.0 書 1.0 P205吸収係数 1500 1000 700 1 1500 1000 500 l 1000 置換性 0. 15 0.20 I 0.20 I 0.20
可響。3mg 10 王 5 f 5-10
直面蔭 0.20 0.15 0.10 10 撃篭 0 m g 5 j 5 5 5 l 5 5 M n O m g 再 C-ff冒1. C+ )0 .5 0●5 (+ ) 1. c-h-‖ (㌦冒 2●0 (棉) 有効 K 20 m g 0-3 -3 15 30 30 N H 4-N m g ー < 1.0 ー < 1.0 < 1.0 < 1.0 < 1.0 < 1.0 2●5 N O 3-N m g 0.5 1.25 ー 0●5 0●5 0●5 ー 1.25 0●5 < 0.005 < 0.005 < 0.005 0.01 N aC l % < 0.005 0.01 < 0.005 土 性 ぽ ん 土 質 やや珪酸質 】ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 恒 ん 土 質 ぽ ん 土 質 注)土壌100g中の成分 第3表 各樹園地のポンカン樹の生育状況 地 区 ー 内 之 浦 園 地 江 j宝 l「 脇 /N 茂 垣一得 南-ft 金 l/J、 方 田七 岸 可 #& 樹 令(年 15 10 】 15 ー 13 10 樹 畠(cm ) 420 壬 350 160 350 350 350 230 樹這直径(cm ) 430 ー 290 140 310 280 390 180 主& M (cm ) 上 狛 姓 酎 19 60億 39-1r231-29 -27 59工芸3 -23 25-雷 は9-10.9である。 (高山地区尾牟礼,下,有明地区立本のものは, 12月中に収穫,その後貯蔵 中のものを測定したので除外した。)酸度については,今回はクエン酸測定をしなかったが, P.H. では台湾産(4.3)が最も高く,屋久島(4.0),丸峯(4.0)がこれに次ぎ,小茂垣(3.2)が最も 低く他は3.5-3.9である。 (前述の理由により高山地区,有明地区のものは除外)。なお今回輸入 された台湾産(1971年)は, 1969年, 1970年の輸入のものと同様に,味が淡白で本県産はボン茶 園 和 男 〔研究紀要 第24巻〕 95 根 占 佐 多 高 山 有 明 瀬 戸 山 石■之 可 披 見 野 神 川 北 ;n 南 L丸 峯 中 原 匝 山 尾 牟 *L 1 下 立 本 5●5 5 ●0 5 ●0 5●5 5 ●5 5 ●5 5 ●5 5 ●0 5 ●5 4 ●5 4 ●5 5 ●0 5 ●0 5 ●0 4 ●5 4 ●5 1 ●0 0 .1 -1 .0 1 .0 l 上o 1 ●0 0 .l l .0 5 1 50 0 7 00 7 0 0 1 2 50 70 0 10 0 0 7 00 2 00 0 0 .1 5 0 .10 0 .20 0 .2 0 0 .1 5 0 .15 0 .1 0 .2 0 10 10 -1 5 1 0 5 10 1 5 1 5 15 5 5 ! 5 5 5 5 5 5 1 ●0 1 ●0 2 ●0 2 ●0 2 ●0 0 ●5 1 ●0 1 ●0 (≠ ) ( ≠ ) (+汁) (柵 ) (棉 ) ( + ) (≠ ) ( 千 ) 0⊥3 8 3 0 30 15 ■3 15 15 < 1 .0 < 1.0 < 1 .0 < 1 .0 < 1 .0 2 ●5 2 ●5 5 0 ●5 0 .1 2 5 0 . 5 0 ●5 1 .2 5 0 .1 25 0 ●5 2 ●5 、< 0 .0 05 < 0 .00 5 < 0 .00 5 < 0 .0 05 < 0 .00 5 < 0 .0 0 5 < 0 .00 5 < 0 .00 5 ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 珪 酸 質 珪 酸 質 ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 ぽ ん 土 質 根 占 佐 多 高 山 有 明 瀬 戸 山 石 そ ■可 披 見 野 袖 Jtl 北 川 南 丸 峯 中 原 立 山 竪 ■■牟 BL t 下 立 本 9 14 40 7 15 8 15 13 300 350 550 240 340 220 380 36d 250 1 340 450 170 230 240 280 310 -18 36一票 -18 75- -24-30-35-30 -38 120二一90 -60 30 36-r 書芸 30-f=書芸 58ー[二芸2 -20 45一二書手 -25 カン独特の芳香といわゆる``こく"があるといえる。 (2)着色状況 果実の着色状況を測色差計(ND-21型・日本電色工業)によって測定した結果は,第7表お よび第一図のとおりである。 各樹園地のポンカンの果色は,台湾産に比較すると次の3グループにわけられる。
第4表 各樹園地におけるポンカン樹の葉の養分 地 区 内 浦 之 北 方 南 ▼ 方 ■ 岸 ‥ 艮 園 地 江 可 樫 脇 小 茂 垣 待 金 /h 田 上 可 革 N O 3-N (m g) 0●5以 下 0.5以下 0⊥5以下 0●5以 下 ■ 0∴5以下 0∴5以下 1 2 P 20 5 (m g ) 3 6 ▼■■ 3 3 3 3 3 K 20 (m g) 120 120 120 120 120 120 120 C aO (m g) 1250 1800 1000 1200 1000 1000 1150 M g O (m g) 5 以下 5 以 下 5 以 下 5 以下 5 以下 5 以下 5 以下 第5表 各樹園におけるポンカン樹の葉の大きさ 地 区 i 内 之 浦 北 方 申 方 最 良 江 可 樫 脇 t/)、 茂 垣 待 金 /h 向 上 可 東 幅 D (cm ) 3.04 長さ H (cm ) 6.63 葉形指数D /H 0.46 3.20 7.07 0.45 3.58 7.08 0.51 勘 8.043.840.48 喜.:喜§ 3.24 6.92 0.47 注)台湾産D-4cm, H-10cm, D/H-0.40 (田中諭一郎) 第6表 各樹園地の果実形態 地 区 内 之 浦 園 地 北 方 南 方 岸 艮 江 A 平 B 樫 畢 巨 、 茂 垣 順 金 小 田 上 可 束 全 果 重 ( g ) 21 0 .8 17 2 .3 1 9 0 .7 1 7 1. 5 18 0 .9 17 0 .8 18 1 .3 1 68 . 5 ■果 肉 重 ( g ) 14 3 .4 11 8 .6 1 4 3 .2 1 2 5. 3 1 3 1 .3 12 8 .6 12 9 .5 1 2 3.4 果 皮 窒 ( g ) 6 6 .3 5 2 .6 4 6 .1 44 . 5 47 .一g 4 2 .1 5 1 .1 44 .4 墓 D ( cH ( cD / 謹 ∃ 8 .0 5 7 .7 3 7 .4 4 7 .4 2 7 .5 3 ⊥6 3 7 .7 7 7 .5 2 6 .9 4 6 .5 6 6 .78 6 .70 6 .68 6 .4 5 6 .5 6 6 .73 1 .1 6 1 .1 7 1 .1 0 1 .ll 1 .13 1 .18 1 .18 1 .12 果 皮 ′厚 (m m ) 4 ●0 4 .6 4 ●1 4 ●5 4 .4 4 ●2 4 ●3 一3 .9 還 D ( cm )H ( cm )D / H 7 .0 0 ′6 .5 7 6 .95 6 .60 6 .95 │ 6 .78 7 .06 6 .8 8 5 .7 0 5 .3 8 5 .8 3 5 .4 0 5 .70 5 .3 3 5 .44 5. 28 1 .2 2 1 .2 2 1 .19 1 .22 1 .22 1 .27 1 .29 1. 30 1 ■■果 ■当 袋 数 1 0 .0 1 0 .5 9 ●5 10 .0 10 .5 1 0 .5 9 .5 10 .5 1 袋 ■当 量 ( g ) 14 .34 l l .28 1 5 .09 12 .53 1 2 .48 1 2 .27 1 3 .61 ■‥1 1.7 6 1 果 当 有 核 袋 数 6 ●0 6 ●0 5 ●0 5 ●0 5 ●0 5 ●0 6 ●0 5 ⊥5 芹 {糖 P .H . l l.2 10 .5 ll .0 1 0 .2 8 .9 8 .6 9 ●1 8 ●5 3 ●8 3 ●6 3 ●5 ′ 3 ●2 3 ●8 3 ●9 3 ●8 3 ●3 果 皮 の 硬 度 (k g ) 1 .20 1 .30 1.9 0 1 .8 0 1 .8 0 1 .8 0 2 .2 0 1.6 0
そ の 他
A :有馬園内の優良
と思われる樹の-もの
B :同園のその他の
樹のもの
ぎ
等芸買三
I
緑色部あ
り
着色不均
一
汁液少い
注) 1.果汁糖度はBrigs検糖計による 2.果汁P.H.はペ∼パ比色法による 3.果皮の硬度は硬度計(佐藤氏)による 4.台湾のものは1971年輸入の新竹産である茶 園 ′和 男 〔研究紀要 第24巻〕 97 根 〟 占 佐 多 高 山 有 明 瀬 戸 ■ 山 石 之 脇 披 見 野 神 川 北 卜川 可 丸 峯 中 原 ー立 山 尾 牟 礼 下 P立 本 0●5以下 0●5以 下 0●5以下 0●5以 下 0●5以下 0●5以下 0●5以下 0●5以下 6◆ 3 ■ ■6 6 6■■ 3 ■ 4.5 ■6 120 120 120 120 120 120 120 120 550 1150 750 750 1000 900 600 650 5 以下 5 以下 5 以下 5 以下 5 K 下 5■以下 5 以下 5 以下 川 痕 占 嘩 多 高 山 有 明 屋 久 島 卓臥 l 戸 山 石 之 脇 披 見 ■ 尾 牟 礼 下 野 神 口 川 中 一一 一旦 % 中 風 匝 山 立 本 尾 土 間 新 竹 1 5 6 . ら 2 0 2 . 2 2 3 0 . 5 1 7 9 . 3 1 5 2 . 8 1 6 1 , 6 1 5 6 . 7 1 4 4 . 9 2 1 7 . 8 2 6 6 . 5 1 1 7 . 8 1 3 7 . 5 1 6 3 . 8 1 3 1 . 0 1 1 2 . 0 1 1 4 . 3 1 0 9 . 0 9 5 . 1 1 5 4 . 1 2 0 2 . 4 3 8 . 5 6 4 . 4 6 6 . 0 4 8 . 0 4 0 . 7 4 7 . 1 4 7 . 1 4 9 . 4 5 7 . 5 6 3 . 1 7 . 2 0 8 . 2 0 8 . 3 5 7 . 6 6 7 . 0 7 7 . 5 5 7 . 4 2 7 . 3 5 8 . 4 8 8 . 9 1 6 ` 5 4 ■ 6 . 9 8 8 . 0 3 6 . 3 9 6 . 6 1 6 . 2 1 6 . 4 4 6 . 6 2 7 . 4 7 7 . 4 0 1 . 1 0 1 . 1 7 1 . 0 4 1 . 2 0 1 . 0 7 1 . 2 2 1 . 1 5 1 . l l 1 . 1 4 1 . 2 0 3 . 7 4 ●5 4 ●1 4 ●3 3 ●9 4 ●4 4 ●2 4 ●3 4 ●1 3 ●8 6 . 4 6 7 . 1 8 7 . 2 1 6 . 9 0 6 . 3 4 6 . 6 5 6 . 3 6 5 . 7 8 7 . 8 3 8 . 0 4 ‥5 . 2 0 5 . 4 6 6 . 5 5 5 . 9 0 5 . 5 6 5 . 0 0 5 . 2 5 5 . 1 5 6 . 6 9 6 . 3 1 1 . 2 4 1 . 3 2 1 . 1 0 1 .1 7 1 . 1 4 1 . 3 3 1 . 2 1 1 . 1 2 1 . 1 7 1 . 2 7 1 0 . 0 ‥ ■‥■■l一日9 こ5 9 . 3 1 0 . 5 1 0 . 5 9 . 5 1 0 . 5 ● ● ● l l . 7 8 1 3 . 1 0 1 6 . 3 8 l l .9 2 l l . 7 9 1 2 . 2 9 1 0 . 3 8 9 . 0 5 1 6 . 2 2 1 9 . 2 8 4 ●5 6 ●5 5 ●5 3 ●5 6 ●5 6 . 0 7 ●0 7 . 0 6 . 0 7 ●0 1 0 . 7 9 ●3 l l . 0 1 0 . 4 1 0 . 7 1 0 . 3 l l . 1 1 2 . 2 l l . 7 l l .8 3 ●6 3 ●5 4 ●0 3 . 8 3 ●4 3 ●9 3 ●7 4 ●3 4 ●0 4 ●3 2 . 1 0 1 . 6 0 1 . 4 0 2 . 2 0 1 . 5 0 0 . 8 0 1 .4 0 1 .8 0 1 . 1 0 0 . 6 0
汁液少いi
第7表 各樹園地の果実の着色状況 台 湾 内 之 浦 北 方 南 方 岸 ー 良 江 平 A ■ B 樫 脇 /h 茂 垣 待 金 小 田 上 西 束 L 57 .8 55 .0 ( ー2 .7 ) 5 9 .5 C+ 1 .7 ) 6 0. 9 5 6 .7 ( + 3 .1 ) ( - 1 .1) 59 .7 (+ 2 .1 ) 59 .1 (+ 1 .3 ) (+ 1 .3 )5 9 .1 59 .9 ( + 2 .1 ) a 30 .2 C- 1 .9 )28 .3 C- 3 .8 )26 .4 C- 4 .2)2 6. 0 C - 0 .6)2 9 .6 (- 4 .2 )2 6 .0 (- 2 .8 )27 .4 (ー 5 .0 )2 5 .2 Cー 3 .5 )26 .7 ち 31 .0 31 .8 、 (+ 0 .8 ) 3 5 .4 3 5 .9 3 3 .3 3 5 .8 3 4 .9 3 5 . (+ 4 .4) (+ 4 .9 ) ( + 2 .3) ( + 4 .8 ) ( + 3 .9 ) ( + 4 .3 (+ 4 .7 )3 5 .7 d E 3 .3 97 ー 6 .05 7 7 .1 59 2 .6 1 9 6 .7 1 4 4 .97 4 6 . 53 3 6 .2 24 注) ( )は台湾を標準とした場合の各樹園地産果実の差 -^- a一一 BLUE 第1図 各樹園地の果実の着色状況(色立体図) ㊤ Group 江平A 江平B 樫脇小茂垣 待金 小田 上西 東 川北 川南 中原 立山 明度 2.7小 1.7大3.1大1.1小2.1大1.3大1.3大2.1大4.3大0.1小2.2大1.4大 緑味 1.9大 3.8大4.2大 0.6大4.2大2.8大5.0大3.5大4.9大0.4大4.6大2.2大 貴味 0.8大 4.4大4.9大 2.3大4.8大3.9大4.0大4.7大5.0大2.55 3.5大3.5大
茶 園 和 男 〔研究紀要 第24巻〕 99 根 占 卜佐 多 高 山 有 明
川 北い一
一 打 て 卜
岩 原〒
立 芸 ≡≡*L T 見野 神
立 本 尾 之 間 6 2 .1 (+ 4 .3) ( - 0. 1)5 8 .7 ( + 0 .1 )57 .9 (+ 2 .2 )6 0 .0 ( + 1.4 )59 .2 §C+ l .l )58 .9 C- 2 .≡)5 5 . 58 .2 C + 0 .4 ) 5 7 .2 (- 0 .6 ) 25 .3 C- 4 .9) C- 0 射3 0 ( + 0 .8 )3 1.0 - 4 . 6)25 .6 C - 2 .冒) ‖ 叫28 . (+ 1 .0 )3 1 .2 32 .2 ( + 2 .0 ) 3 0 .7 (+ 0 .5 ) 36 .0 ( + 5 .0) C + 2 .≡3 3 . ) C + 2 .打3 3 . C + 3 . 5)34 . 5 C + 3 .≡) J34 . T 轟 丁 (+ 0 .3 )3 1 . 36 . 0 ( + 5 . 0) 32 .3 (+ 1.3 ) 8 .2 15 2 .5 33 3 .0 0 9 6 . 18 4 ー 4 .36 4 3 .3 19 2 .5 78 5 .4 0 0 1 .5 11 感覚的差 97 ^ 9 ] q B p i J d d y 1 3 淡黄 緑色 6,057 7,159 2,619 6,714 4,974 6,533 6,224 8,215 2,533 6,184 4,364t p n
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⑧ Group 屋久島 明 度 0.6小 赤 味 0.5大 貴 味 1.3大 色 差 1,511 9 ] q B a D T ^ O J S j q o n w t P n ︼ 言 9 T Q B T O T J d d v うす緑あさ うす緑緑黄 黄色 ぎ色黄色 色 丸峯 0.1大 0. 8大 2.9大 3, 009 尾牟礼 1.1大 0.9大 3. 0大 3, 3199 │
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二 サ ' │ R I 蝣 i W l f t K 二 ≒ w 立本 0. 4大 2.0大 5.0大 5, 400 ⑥ Group 下 2. 3大 1.0大 0.6大 2, 578感覚的差Noticeable Appriciable Appriciable Appriciable Noticeable ④Groupは,台湾産より色彩的に外観がわるい。 ⑧ Broupは,台湾産より赤味がうすい。 ㊨ Groupは,台湾産より色彩的に外観がよい。ただし⑥ Groupの下および㊥ Groupの藍 牟礼,立本のものは, 12月中に収穫後仮貯蔵中のもの(1月下∼2月中旬)であるから,その他 のものと比較できないが,これらのものも,仮貯蔵中に着色が進行するので,その時点では台湾 産と比較して色彩的には外観的には外観上遜色がないといえる。
III.描
要 1.大隅半島の肝属(内之浦,根占,佐多,高山),曽於(有明)の両地区のポンカン樹園の実 態について,その立地条件,園の規模と経営方式を明らかにし,ポンカン樹の発育状態,果実の形 態および着色状況を調査し,施肥の問題および台湾産ポンカンとの比較において,この地における果実の品質上の問題について一つの考察を試みた。 2.本調査樹園は,傾斜地と平坦地が相半ばしており,一部傾斜面の方位に温度,日照関係から 問題があるが,一応温度的にはいわゆるポンカン地帯,中間地帝として適地といえる。ただ有明地 区は,年によって年平均気温ire以下の場合のあることから,樹園設定に留意すること,またこ の地区と高山地区は,特に果実の収穫の適期を失しないこと,厳寒期における樹体の保護に留意す べきである。なお本調査全樹園においては,台風関係や園の立地条件からの局地気象,海岸に近い 場合の潮風関係を考慮すべきである。 3.本調査樹園地に品質の向上,生産コストの低減,共同化の一環としての協業経営方式があり, いわゆる広域生産団地形成が進められている。ただ団地形成に関連して,近時青果市場でにわかに 脚光をあびてきた"わせうんしゅう"栽培との競合が起っており,地区によってはむしろポンカン 栽培をわせうんしゅう栽培-転換しようとする動向もあらわれている。これについては,上述気象 条件,立地条件をじゅうぶん考慮しつつさらには,将来における経済的展望のもとに,適地性に立 脚して樹種を決定すべきである。 4.本調査地区に,研究グループによる特殊栽培方式があるが,本県におけるポンカン栽培にお いて技術的に諸問題のあることから,かかる研究グループの存在はその会員の意欲的なこととあい まってその成果を期待したい。 5.本調査樹園では,カラクチ台大乗高しよう系が主として栽植されているが,この地区にわが 国ポンカン栽培の初期に個人として台湾産苗木を栽植した園がある。これら先覚者連の努力と試み は本県ポンカン栽培の歴史に特記すべきである。 6.施肥に関して,たとえば県施肥基準あるいは地区標準を一律的に使用すると′いう形でなく, 樹の生育状況,土壌条件,収量,品質などの観点から,各樹園地に相応する肥料設計がとらるべき である。この点特にポンカン栽培では重要と考える。 7.昨年(1971年)輸入された台湾産(新竹)の果実と比戟した限りでは,果実の形態,着色状 況は一般的に劣ってはいるが,ポンカン特有の芳香といわゆる``こぐ'のあるものとしてむしろ台 湾産に優るものがある。 f ¥ / " ¥ r -¥ s ¥ ' W CO ^ in CD N OO oi 文 献 田中諭一郎:日本柑橘図譜.上・下, 1948 弥富忠夫:暖地に有望な柾柑栽培.農及園, 23-3 (191′) 1948 田中彰一:柑橘の養分欠乏症.農及園, 31 (217) 1956 今泉吉郎:最近における要素欠乏の発生状況.農及園, 31 (137) 1956 宮迫一郎:ボンカの栽培.農及園, 35 (1125) 1960 〝 :様相栽培適地の条件と病害抵抗性の強弱.農及園 35 1960 倉岡唯行:みかんの生理障害について.果樹園芸, 16-9, 1961 日本貿易振興会:台湾の柑橘. 1966 茶園和男鹿児島県における熱帯性果樹栽培に関する研究Ⅰ薩摩半島におけるポンカン栽培の現状とそ
茶 園 和 男 〔研究紀要 第24巻〕 101
の問題点,鹿大教育研究紀要, Vol. 22 (56-66) 1971 10)鹿児島農林統計肇会:鹿児島ぽんかん1972
Summary
The study was undertaken to丘nd the present problems of Ponkan Cultivation in Osumi peninsla, Kagoshima by the examination about the ponkan orchard in Kimotsuki (Uchinoura, Nejime, Sata, Koyama) and Soo (Ariake) divisions during the winter period from early in December, 1971 to late in February, 1972.
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This examination was conducted at Uchinoura (Ebira, Kashiwaki, Koshigegaki, Saburegane, Oda, Uenishi, Higashi orchards), Nejime (Kawakita, Kawaminami, Marumine orchards), Sata (Nakahara, Tateyama orchards), Koyama (Omure, Shimo orchards) and Ariake (Tatemoto orchard).
Results were as follows:
1. These orchards are situated generally on the suitable places for Ponkan Cultivation as so called ``ponkan belt" (average annual temp, over 18oC) and "intermediate belt" (average annual temp. 170 -48-C), but there are some divisions once in a while average annual temp, less than 17-C or minimum temp. 10-20C on December and min. temp. -0.50-10C during the period from January to February. So that in these divisions especially attention should be paid to the determination of the suitable harvest time and the protection of trees in severe winter.
Still more, on the Ponkan Cultivation on account of lie at slope, effects of a typhoon, micro-meterological phenomena and sea breeze are cosidered.
2. Recently the agricultural poliecy about formation of large productive collective farm is taken in Kagoshima, there are some recent orchards which are managed by joint operation in these divisions, in some divisions Ponkan Cultivation co-exists with Unshu Cultivation and in some orchards now Ponkan Cultivation tends towards Unshu Cultivation.
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About this phenomenon the planting trees should be detormined considering the conditions of climate, location and economics on a view point of a suitable place.
3. Particular cultivation technique system is taken by a ponkan cultivation circle and the members of this circle are keen on the cultivation, so we can look to them for obtaining good results.
4. In these divisions there are some orchards planted ponkan trees which were imported privately from Formosa in ancient times (1922-1932). Efforts and
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trial of these pioneers are worthy of special mention in the history about Ponkan Cultivation in Kagoshima.
5. In general, manuring is carried out by a uniform plan (for example, standard manure in Kagoshima or each division), but a suitable plan of manuring
to each orchard should be especially on Ponkan Cultivation.
6. Although the ponkan fruits producted in these divisions are generally inferior to the ponkan fruits imported from Formosa on December, 1971 in form and quality, several superior fruits are producted as fruits with special fravour and taste.
茶 園 和 男 〔研究紀要 第214巻〕 ]03 (参考資料)各樹園のポンカン果実(1971.12-1972.2) No.2 No.3 I- _予三-Hi iii^iiv; 、-<-蝣.--.-.:一蝣?,-v. Vv--...,<v,,>, -.--.-...-.蝣-- 蝣蝣-. No.4
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鹿児島県における熱帯性果樹栽培に関する研究 Ⅲ
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