拷問およびその他の残虐,非人道的又は屈辱的取扱い又は刑罰の禁止条約(Convention against Torture and Other Cruel, Inhuman or Degrading Treatment or Punishment)について : 新条約紹介
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(2) 一ご輔n. はじめに. 目 次. 第一章 新条約制定の背景. 第二章新条約制定の経緯 第三章 新条約の構成と各条の概要 第四章 新条約の特色 おわりに. はじめに. 第二次大戦後の国際法の特色の一つとして、人権の保護に関する国際文書︵条約、宣言等︶の充実を見逃がすことはで. きないが、たしかに、国際連合は、その活動開始以来、﹃人種、性、言語又は宗教による差別のないすべての者のための人. 総会その他の機関やILO、ユネスコといった専門機関の努力によって、多くの国際文書を採択して来た。. 権及び基本的自由の普遍的な尊重及び遵守﹄︵憲章五五条C︶を﹃促進する﹄︵同条本文︶という目的の達成に熱心であり、 ︵2︶. こうした文書は、条約だけに限っても、すでに相当な数に達しているはずである。すなわち、一九四七年に採択された. 旧人身売買防止条約改正議定書をはじめとして、翌一九四八年にはジェノサイド条約が、さらに同年採択された世界人権 ハリど 宣言をよりどころとして、一九四九年のジュネーヴ四条約や旧白奴条約改正議定書、ならびに人身売買禁止条約、一九五. 一年の難民条約、一九五二年の婦人参政権条約、↓九五三年の旧奴隷条約改正議定書、一九五四年の無国籍者条約、一九. 五六年の奴隷制等廃止追加条約、一九五七年の妻の国籍条約、一九六一年の無国籍減少条約、一九六二年の婚姻年令条約、. 一九六六年の国際人権規約中のA規約、B規約、およびB規約選択議定書と同年の難民議定書、一年さかのぼって、一九. 一28一. 9色 論.
(3) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). ハヰレ. 六五年の人種差別撤廃条約、一九六八年の時効不適用条約、一九七〇年のハイジャツク防止条約、一九七一年の民間航空. へ5︶ ︵6︶. 不法行為防止条約、一九七三年のアパルトヘイト条約、同年の外交官等保護条約、一九七七年のジュネーヴ四条約に対する. 二追加議定書、一九七九年の人質行為防止条約、一九七九年の婦人差別撤廃条約など、思いつくままに並べただけでも、. その数は、たちまち二〇を越えてしまう。しかもこれは、ILO等の専門機関関係の条約を除いた数なのである。. ︵2︶ ILO︵国際労働機関︶は設立の歴史も占く、ここで労働者保護のために採択されて来た条約ーいわゆるILO条約は、す. でに一五九︵一九八三年六月現在︶に達しているが、これらの中.で、人権条約として通常カウントされているのは、強制労働条. 約︵二九号︶、団結権条約︵八七号︶、団交権条約︵九八号︶、男女同一価値労働同一賃金条約︵一〇〇号︶、雇用政策条約︵二一. 二号︶、労働者代表保護条約︵一、一五号︶など、限られたものだけである。ユネスコ関係の条約の主なものとしては、教育差別禁. 止条約があげられる。. ︵3︶ ジュネーヴ四条約の正式名祢については、注︵5︶付表1参照。これに、二追加議定書を加えて、国際人道法条約と分類する. 場合もある。たとえば、藤田久一﹃国際人道法﹄世界思想社 一九八○年 第一章参照。. ︵4︶ ハイジャツク防止条約および本条約は人権条約でなく、国際交通法条約と分類されることも多い。わが国の﹃現行法規総覧﹄ 95参照。. ︵5︶ 文中使用した条約の略称は、極めて恣意的なものもあるので、以下にその正式名祢︵口本語訳及ひ英語名︶と、採択︵又は署. 名・批准に閉放︶した日、効力発生.H、及び口本についての効力発生日又は公布日︵日本が当事国の場合︶を付しておく。. 付表1参照。. ①旧人身売買防止条約改正議定書U一九一二年九月三〇Hジュネーヴにおいて締結された婦人及び児童の人身売買禁止のため. 付衷1. の条約ならびに⋮九三三年一〇月コロジュネーヴにおいて締結された成年婦人の人身売買禁止のための条約を改正する議定. 一29一.
(4) 書 ︵等oけ08一ε四ヨΦ且些ΦOo箋。箕一。ロ胤o﹃9Φω后實。ωω麟obo暁魯Φ↓審窪o一p名o日窪”巳O霞一卑oコ8ロー. o一且a讐Og①話o⇒ooOωΦ筥①毒び段一8ど帥盈浮ΦOobく霧焦呂一〇﹃些①ω后蜜霧ω四。po剛魯Φ↓鍔な8ぎ≦05①ロ. 9閃巳一︸晦ρ88一且a魯O窪Φく餌8旨09呂震這器︶一総刈﹂一﹂鉾︵発効日不詳︶、未批准。. ② ジェノサィド条約H集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約︵Ooミ窪江89浮①汐亀窪江窪昏α℃巳筈ヨΦ旨鼠 導①O践ヨΦ亀O窪8箆①︶一〇&﹂ド螢這鐸一﹂鉾 未批准。. ③ ジュネーヴ第一条約︵傷病兵保護条約︶巨戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する一九四九年八月一二日のジ. ュネーヴ条約︵O窪①500箋窪諏9酔9魯Φ︾目Φ嵩o鍔江99爵①O呂島江呂鉱夢Φ名象注a9。巳段良ぎ︾吋臼①血 国038ぎ讐①句一①箆︶一総Poo。一僧一〇9●一〇﹄ど一〇器’一〇﹄一●. ④ジュネーヴ第二条約H海上にある軍隊の傷者、病者および難船者の状態の改善に関する条約︵OΦ需奉Oo暑魯瓜呂胤興. 爵。︾ヨΦ臨。量江8。眺9①08島瓜80隔魯Φ白o巷号Foo一畠鎖且ωE℃名器魯aぎ蜜毅三ヨ①≦帥匡畦①︶一逡O・ oo●一N︸一〇㎝9一〇﹄ど這器。一9N一●. ⑤ ジュネーヴ第三条約︵捕慮待遇条約︶“捕慮の待遇に関する一九四九年八月二百のジュネーヴ条約︵O魯050・箋。㌣. 江oロ肉巴象冒凶ざ9Φ↓お斡貯ヨo旨o隔㌘一のgoおOh名幾︶一逡90。●一鉾一〇㎝ρ一〇﹄ご一〇器●一〇﹄一■. ⑥ジュネ:ヴ第四条約︵文民保護条約︶μ戦時における文民の保護に関する一九四九年八月⋮二日のジュネーヴ条約︵の?. 一〇qω。一〇。O一。. p①ぎ9鷺①旨一8肉①蜀江夷け。爵。汐g。。寓。ロ99く三弩℃Rω。霧ぎ↓ぎ①。h名鴛︶一逡O●o。﹂鱒一89一〇﹄ガ. ⑦旧白奴条約改正議定書員一九〇四年五月一八H、パリにおいて署名された白奴輸送の防止のための国際取り極め及び一九一. 〇年五月四臼、パリにおいて暑名された白奴輸送の防止のための悶際条約を改正する議定書︵ギoε8一帥召窪象認旨Φ. 囲簿。躍暮一〇尽一︾娘83。糞暁g讐①ω8鷺Φωω一〇ぎ暁讐Φ≦露3ωζ<。曽帥塗p巴αQ冨区讐評ユの自一〇。9亀一〇〇♪. 醤伽讐Φ囲馨R器江8巴Oo塁Φ鷺ご嵩鴎g魯のω呂鷺。ωω一舅o︷妻露9腔帥くΦ↓欝讐Pω蒔幕α讐℃9。畦一のo疑癖鼠餌矯. 一30一. 説 論.
(5) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は届辱的な取振い又は刑罰の禁止条約(小寺). 一〇一〇︶一緯糟伊♪不祥、未批准。. ⑧ 人身売買︵禁止︶条約B人身売買及び他人の売春からの搾取の禁出に関する条約 ︵Oo箋象こ8h負魯①留8﹃霧巴霧. o協90↓3簿oぎ℃①房8ω帥βαo暁3Φ団図三〇一鼠瓜9a浮Φ℃3ω江霞瓜o昌o暁o些Rω︶一逡9憲●bo”這臼気﹄μ一〇㎝o. SG。O︵公布︶。. ⑨難民条約U難民の地位に関する条約︵08︿窪瓜8幻巴讐一品ε爵oω鼠窪のa勾a轟Φ。ω︶一り釦刈面o。︸這9碁謡︾ 一鵠ド一。一。. ⑩ 婦人参政権条約H婦人の参政権に関する条約︵Oo黒魯鼠自呂跨Φ℃・一三8一国凝算の9≦o日窪︶一3NレN﹄ρ 一〇総逼・3一線伊一9=︵公布︶。. 一31一. ⑪ 旧奴隷条約改正議定書H一九二九年九月二五日、ジュネーヴにおいて署名された奴隷条約を改正する議定書︵汐oε8囲. 田目窪島昌Φq爵Φω一ミΦqOoロく窪江gω蒔需α碧OΦ器︿”8bo㎝ω833び曾NO︶お器●一〇﹄ρお器。旨●評末批准。. ⑫ 無国籍者条約n無国籍者の地位に関する条約︵O。塁9氏8器訂江蕗ε什冨象讐塁9鶉魯①8器郊Φ岳。房︶這輿 斡鵠︸ご8・9ρ未批准。. ⑬ 奴隷制等廃止追加条約貝奴隷制、奴隷取引並びに奴隷制類似の制度及び慣行の廃止に関する追加条約︵ω8巳Φき①導国蔓. o一薯①↓鍔儀ρ餌且H霧氏葺鉱o霧昏α呼讐江8のωざ一一鴇ε 08く曾甑88爵①>ぴo一津80協ω冨く。薫矯浮Φo o訂<①曙 ︶ お 親 ﹄ る P 一 綜 刈 碁 る 9 未 批 准 。 o. ⑭妻の国籍条約巨既婚婦人の国籍に関する条約︵08冷馨一88爵Φ2讐脚8巴陣なa竃鴇ユ①α譲o臼Φロ︶這零●一8℃ 一〇㎝o。。 o o 篇ど未批准。. ⑮無国籍減少条約旨無国籍の減少に関する条約︵Oo葛窪瓜霞8芸Φ国且8瓜8a禦帥3ざ器需霧︶一8りo。るρ一零望 一N﹂僧未 批 准 。. ⑯ 婚姻年令条約“婚姻への同意、婚姻最低年令及び婚姻の登録に関する条約︵Ooミ臼江899霧①賞8竃鴇ユ品9. o.
(6) 論 説. 罵ごぎ広箏︾鷺眺g窯簿霞一甜①帥且勾Φ讐ω霞讐一8a鼠蟄ユ品8︶一8b。・FJ一8卜寅即未批准。. ⑰ 人種差別撤廃条約巨あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約︵ぎ3毎讐一8巴Oo薯Φ旨一8自昌①田ぼぎ?. 鉱象9>=男曾簿。。9国凶9四一望曽ユ奪ぎ讐伸8︶這濫﹂ド曽︸一霧璽い轡未批准Q. ⑯A規約性経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規的︵ぎ3置普δづ巴9葛Φき導舅国8き鼠Pω。9巴目α O巳窪量一国蒔耳ω︶一89旨●一ρ一旨9一●Goい這お●翰田.. ⑲ B規約日市民的及び政治的権利に関する国際規約︵ぎ3鰐暮一8巴O。くΦ惹耳象9蕊一鋤&娼巳三8一勾一αq窪の︶ 一霧O.一トo。一9一零900’鴇”一SP璽曽.. ⑳B規約選択議定書H蔚民的及び政治的権利に関する国際規約の選択議定書︵○℃瓜曾巴零98巳ε魯Φぎ8露舞一魯巴 Oo<窪鋤旨89風一磐α℃巳凶江o巴国斜耳ω︶這①9日しρ一SgGo﹄ρ未批准。. ⑳難民議定書U醤民の地位に関する議定書︵汐088一国Φ冨瓜轟ε浮①ω鼠賞。Da男竃夷8ω︶一89F一〇。︸︵る雪・一 ω一︶︸一3SH9ト這ooN.い一。. ⑳ 時効不適用条約U戦争犯罪及び人道に対する罪に対する時効の不適用に関する条約︵Oo箋窪瓜88甚。Z・㌣︾署膏㌣. σ濠昌9ω9讐εq =B一鼠江o霧けo≦鴇OユBΦの帥ロαOユ臼①の9。磯巴霧叶国娼旨薗巳蔓︶ 一霧Qo﹂一﹄9一〇8●一一藁鮒未批 准。. ⑳ハイジャック防止条約・航空機不法奪取防止条約︵ハーゲ条約︶“航空機の不法な奪取の防止に関する条約︵9薯魯ユ§. 協9爵①ω呂鷺窃。。一8鼠φ巳餌名嘗一ω巴N瑛Φ。︷≧噌R鋒け︶一SO﹂N●一ρ一零一。一〇﹂♪一〇鐸一〇●ド. ⑳ 民間航空不法行為防止条約︵モントリオール条約︶−ほ民間航空の安全に対する不法な行為の防止に関する条約︵08♂〒. 一〇刈トS一〇 ●. 瓢8暁g§Φω唇冥①ωω一〇⇔o眺q巳簿名賞一>9ω帥㎎巴湯け尋Φω鉱蔓o賄O一く鴇︾︿一帥江oロ︶一〇置●曽Nρおお・一﹄9. ⑳アパルトヘイト条約“ア。ハルトヘイトの罪の防止と処罰に関する国際条約︵H葺Φ鰐讐⋮8巴Oo茗劣江窪8浮Φω昌鷺窃−. 一32一.
(7) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). ︵6︶. の帥目帥ロ傷勺離巳魯β①旨o︷些oOユヨΦo臨鏡冨辞冨一け︶一〇お藁一.ωρ一零9S一〇〇”未批准Q. ⑳ 外交官等保護条約n外交官を含む国際的に保護される者に対する犯罪の防止及び処罪に関する条約︵O。箋窪瓜曾B. 爵。ギ①<。g一8鱒且評巳昌目①暮。臨9ぎ①ω謎巴霧汁H碧①ヨ碧一。奉一牙国03g巴℃。房8ω﹂・9&一pαq9巳・B帥甑。. ︾騎8諺︶這お“嵩藁♪一零刈﹄﹄P未批准。. ⑳ ジュネーヴ諸条約追加第一議定書“一九四九年八月二一日のジュネーヴ諸条約に追加される国際武力紛争の犠牲者の保護に. 関する議定書︵零oε8一︾段三8巴89①02①奉9毫霧江o口ω9旨︾仁讐象這畠目α勾①ご江お8暮Φ. 零9g甑自亀≦9ぎ。。o臨冒ぢ讐簿一8巴︾﹃ヨaO9鵠9ω︶おミ昌脾旨”這お藁ド評未批准。. ⑳ ジュネーヴ諸条約追加第二議定書h一九四九年八月一二日のジュネーヴ諸条約に追加される非国際武力紛争の犠軒者の保護. に関する議定書︵冑908一︾菖三8巴叶o跨。OΦ房奉09ε旨ご霧o臨愚︾夷拐叶一漣Pきα閃巴p甑お8夢Φ. 勺ぎ39一8a<8江目のo﹄20㌣ぎ$き舞一8巴︾吋ヨΦαOo艮=o富︶らミ,昌昌N”ち鵠.日●8未批准。. ⑳ 人質行為防止条約醤人質行為防止国際条約︵一旨R器江自巴O。奨霧江呂品巴易け島。↓鋳一凝9国8鼠鴨︶ごお・. 艮§不詳、未批准。. ⑳ 婦人差別撤廃条約H婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約︵9毫窪寓899Φ田一且3江89≧一 。一φω”未批准。 閏簿箏の9U粧qぎぎ讐ごp畠巴房け≦・日s︶一SP寅一c。”おo. となる。たとえば、資料は少し古いが、一九七八年に︵世界人権宣言採択三〇周年︶を記念して出された国連資料,国qBき. 人権条約にどのような条約を含めるかにっいては、必ずしも確立した基準があるわけでなく、したがって、その数もまちまち. 国蒔鐸の ︾Oo日風訂瓜呂9H馨①き讐一9巴冒偉艶8Φ日の達 ω↓\鵠幻\笠湘①︿﹂では三〇の条約と二〇の宣言︵又は決議. ︶とを収録 し て い る 。. ところで、このように国連の活澄な人権保譲活動の流れには、一九六〇年代を境として、ある質的変化の生じたことが. 一33一.
(8) ︵ 7 ︶. 指摘されている。すなわち、世界人権宣言に示された人権理念の底流をなすものが、いわゆる﹁個人﹂の基本的人権を重. 視する西欧の伝統的人権思想であったのに対して、一九六〇年代以降は、第三世界の諸国及び社会主義諸国の強い支持の. ハ ロ. 下に、民族自決、植民地解放、ネオコ・ニァリズム打倒、人種差別撤廃、少数者保護、宗教的不寛容の打破、婦人差別撤. 廃等の運動と結びついた、いわゆる﹁集団﹂の人権保護にむしろ重点がおかれるようになって来たというのである。この ハ ロ ことは、右に時代を追って摘記した人権条約を一べつしても、明らかであろう。. 咋年末、第三九回国連総会での採択が報じられた、拷間等禁止条約もまた、この新らしい流れに乗って制定された条約 であるように思われる。. 筆者がこの条約に興味をもったのは、つぎのよのな理由に基づいている。それは、本条約が禁止しようとしている﹁拷. 問﹂が一方では、﹁ジェノサイド﹂や﹁アパルトヘイト﹂と同列におかれるべき、人間の尊厳を侵す最もおぞましい︵国 ハめり. 際︶犯罪行為の一つとされていながら、他方においては、それが、﹁海賊﹂や﹁ハイジャック﹂といった、国際交通を阻害 ︵n︾ する、どちらかといえば行政犯罪的な国際的犯罪行為について発達して来た処罰の枠組が適用されようとしており、この 意味で、人権条約の分野における新らしい動向が感じとられるからである。 ︵1 2︾. しかし、何分、本条約自体が極めて最近に採択されたものであり、在京の国連広報センターを通じて手許に集め得た資 ︵B︶. 料は、総会関係のものが若干不足しているので、多少情報不足が懸念されるが、とりあえず、手持の資料で、新条約を紹. ︵8︶. ︵7︶. 大体、︸九六五・六年、つまり、人権規約、人種差別撤廃条約採択の頃が、転換期のように思われる。. このことは、世界人権宣、Fの採択に際して、社会主義国、一部の非西欧諸囲から、臼票の投ぜられた事実が示している。. 外務省﹃わが外交の近況﹄第一九巻上巻 昭和五〇年版 .二四二頁。. 介することとした。. ︵9︶. 一34一. 説 論.
(9) 拷闘およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). ︵11︶. ︵12︶. 拷悶を国際犯罪とする考え方は、拷間等禁止宣賞二条には明記されていたか、条約案起草過程では、若干の委員がこれを支持. したにもかかわらず︵団ωOO界むお讐乍oo9冨3●O参照︶、結局容れられず、各国がこれを国内刑法上の犯罪として規定す る義務を条約上負う︵四条︶形にとどまった。. ジェノサイド条約やア。ハルトヘイト条約には、後述する琶守Φ屋巴R冒ぎ巴㎞a一。。巳。江8 の考えは、とり入れられていな. い。しかし、これら両条約には一糞R畠江窪巴。ユ巨器二摸房象9一8の制度が採用されている。ジ条約六条.ア条約五条参 沼m。. 総会資料も内容的には、余り変らないと思われるが、引用コードは全て変更される筈である。. 一九七五年度以降の各年度における国連年鑑の他、人権委員会作業ゲループの討議過程を記すものとして、以下の資料を用い た。付表2参照。. 。・. け。爵①国。℃。嵩。昌芸Φ。。09器段g︵魁司①¢ード竃胃。げ這。。o︶㍉℃p一隠∼昌o. 。ρω后Pω鋭Oo旨邑ωの一8g国qeき幻凝9ω堕︾段窪ざ欝 ④国\一りo。O\一ω\︾毛し一国\O乞ト\一おo。\︾飢α・一国ωOO幻一〇〇. ω①ωω一8︵斜頴ダt罐旨鴇gむG。・y唱・一∼↓①・. 。ρω唇pZgo 。︸O。ヨ鼠ω思88山q5昌家讐β国8。辞。ロ爵ΦG。①讐 ③国\一〇。。O\る“国\O乞.蒔\置Oo。国ω○○幻一⑩o. 悶oぴ●ー一〇竃貰oびごおど℃℃.︾ 一∼ρ旨倉逡∼“㎝.. ② 資料名不祥 国ωOO国一〇お︾ω琶P20・ρOo毒巨器ごロ§寓瓢B目田讐貫囲魯o僻o昌魯Φooq筈ω。ωの一9︵お. o貸 切Φ¢ー一〇竃貧oげ一箋co︶9℃℃・ρ嵩一∼一鵠︸No o∼o. ① 資料名不祥 国ωOO園一〇記︶ω巷ヤ29♪Oo旨且霧一舅呂鵠ロ葺昏図碍び鼻閃80昌8浮o躍9器ω巴舅︵①. 付表2. ︵13︶. ). ⑤ 国\一〇〇。一\卜09国\○客鼻\謀胡国ωOO幻600どo oε℃・20ひOo臼怠の獣oロo瓢鵠蝿B昏覆讐5幻80昌8夢①零夢. 一35一. 10.
(10) 論 説. 〇 竃 ﹃ 一 Q ㎝O∼刈ピ 〇 餌 ﹃ o o ωΦωω一〇ロ︵bo閃Φ¢− 一 o 一︶︶℃℃。斜∼μ. 国\一〇〇 〇 国 \ ω ρ 国 ω O O菊 〇N\一㌍閣\02 ’ 偶 \ 一 〇〇 一 り o o 紳 ωq℃P Z9贈”OoB5一のの一〇poロ国麟ヨ四拶即一鐙ぽ房︸勾①OO昌op叶置①. Φ 鼠 ” 〇 〇 唱 ℃ 。 〇 N y 9 “蒔∼騨8 酔げωΦのの一〇類︵一司 ¢ ー 一 鱒 一 〇 げ 一. 00. \ 0 P ω 国 o ρ q 国\一りO 2 基 6 0 \ O 国 O O む o oも o\一o も “国\0 O傷℃P 乞o● も o堕Oo巳目一ω蝕O昌O嵩国覚8鋤P 開一閃酎叶ω︸園Φ℃o昌o旨什﹃o. 勉 昌 . 1 一 一 蜜 ” ﹃ o 詳 一 り y 唱 P ρ凶切O∼qo o一 ︸ o o ω O件悶のoのの一Qp ︵o o鉾 一〇〇ω。 o通一c. 〇 閃oダごo ⑧国\02●忠一〇〇〇ω\ω国 oOけげωΦωω一〇〇●ω“臼日帥噌矯閃Φ60村α○臨けげΦ . Nω︵一〇 oωyOo臼召一のω一〇po⇒国gヨ餌づ勾一αq耳の博G. Nω﹃αBoΦ訟ロαq︵一① 司①げ,一〇〇 〇ω︶︾℃p一∼一〇〇。. ⑨国\02誌\一〇〇。o o \ω勾 .oo一︵N㎝悶ΦぴみOo ゆ一〇昌op山仁ヨ餌p幻一αqげけρωOδびのΦωω一〇Pωβ日5四増網閃Φoo﹃餌Q眺けびo oω︶︾OQ欝簿一のo ω一ωけeΦΦ二昌αq ︵NN 男oび’一〇〇 〇〇 〇 ︶︸℃p一∼一軒. ⑩閏\O客“\一〇〇〇〇\Oo ︵謡鎧管oげおo oO肯びの3巴o賂提出の閑80昌a芸Φ oωyOoωB舞一巴90⇒国自B曽園槻耳即も. 署一∼鴇及び訪自①図℃や一∼一Goσ. 蜀oぴ・一〇〇 〇蒔︶”℃℃’一∼N9. o国①σ.おo ●一〇 〇 ︵鱒o o淋︶”Oo日β一ωω一〇poロ国賃ヨ㊤p幻蒔﹃3︸麻Oけびω①ωの一〇FωqB箏帥吋嘱勾Φoo慰αo眺汁げ①. 鵬 ︵り 竃帥Noげ一〇〇 旨8瓜p 〇ω︶v℃P一∼一藤●. 酔びoωNづα目①o叶ぎ槻. ︵ωり哨①ダ一り禦y℃噂.一∼一〇〇。. ︵卜oo. o男Φダ 一りoo藤︶︸℃P一∼NO.. ・o. ⑭国\O客藤\一〇鷲\ω力 oN︵①竃鴇oび一〇鷲yOoBβδ忽opo旨国qB帥昌幻蒔算oo”蒔O貯びo o①ω巴o戸ωqヨ臼餌﹃唄労ΦoO﹃似o賄. 島Φ器こ 臼 ⑦ g 首 α q. ⑬閣\O客幾這鷲\ω男 ’器︵㎝霞鷺9む。。癖︶︸O。目且。 。 忽曾象国自B昏困讐寅お9器隆。p曽臼ヨ曽曙力①8鼠a. 一〇. 。浮昌8 島 轟 ︵ 嵩. ⑫国\02●禽這o。禽ω勾. O臨 酔げ① ㎝群甘﹃. ㎝僻\>αα●一 ︵一〇 oω\の幻 @ 国\O乞.蒔\障Oo 〇︾℃唇一〇〇 oqヨ3餌門気閑Φoo粍侮 o一〇口o口国餌3四口閃蒔げ貯9GoO貯げのΦωω一〇P O 〇ω︶”Oo箪ヨ一ωo. 名o吋屏賞徽O﹃o¢マ. o. ⑮国\OZ.幾一〇認\ω幻 ・罐︵Φ罵貧oびお認yOoヨB一のの一〇50口国賃B帥p因お罧9蒔O魯ωoωの一〇pω蔭Bヨ鷺鴫力8gαo︷. 36. ⑥ Go oo. ⑦ oo.
(11) 拷間およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). 紳﹃Φ罐叶﹃目oΦ瓜昌㎎︵NO問Φげおoo蒔︶”唱℃6一∼〇一●. ⑯国\OZ﹄\一〇〇〇旺躍︵O家貧oげ60。F︶uOoき鼠のω一〇bOo鵠βBき困凶寓9お爵ωΦωo。一8●署。一G o”︾§Φ図℃P一∼一P. ⑰南\02﹂\這o o禽ωカ。島︵置竃貰9ごo。僻︶︸Ooヨ昆のω一80b頃ロB餌讐田αQ耳”8島ωΦωの一〇P留日日蝉芝因Φ8鼠。眺 魯Φ薩N口αヨoΦ江昌αq︵①鋸貧o﹃600藤︶︸℃マ一∼NP ⑱ >\ωO\刈Oo o︵刈UΦ9一〇〇 〇恥yO①器﹃巴︾ωωΦ日三ざωO昌ωΦ器一〇F竈9一∼Nρ. ⑲ 一筥①蟹9Dこ8巴げΦひq巴B㌶Φユ巴ρ<o一●図図臼︸乞9黛ωΦ讐昌りoo避℃P一〇鴇∼一〇ωS ⑳︾\国閏ω \ ω り \ お ︵ 嵩 U Φ o ξ 一 〇 〇 。蒔yO窪Φ肘巴︾ωωΦB玄ざGoO9ω①ωω閣OP署﹂∼一①●. 一37一. 章 新条約制 定の背景. 事実︶についての憂慮すべき報告を、継続して受けとっているが、それらの報告によれば、近年では、国連加盟国の半数. 条約案起草の過程でこの作業を担当した人権委員会の作業グループにおいて、アムネスティ・インターナショナル代表 ︵3︶ は、つぎのようなショッキングな発言を行なっている。すなわち、﹃当団休をはじめ、その他の非政府間機構は、拷聞︵の. ︵−︶ ︵乙. 定したりする必要があるのか﹄と、むしろ軽いとまどいをさへ、われわれに感じさせるからである。. 日本の一般的な市民の心の中から消え去ろうとしている。したがって、本条約の制定は、﹃なぜ、今頃、拷問禁止条約を制. の記録は、つい最近まで残っていた。にもかかわらず、戦後、民主化された警察制度の下で、拷間の記憶はすでに薄れ、. 例まで遡るまでもなく、第二次大戦中の特別高等警察︵いわゆる特高︶による思想犯容疑者の拷間など、残虐な刑罰や拷闇. 際のところ、わが国の歴史をふり返っても、石川五右衛門の釜ゆでの刑とか、鋸引きの刑とかといった伝説めいた古い事. 拷問に関して、こうした禁止条約の制定をもたらした国際社会の近年の実情を、まず簡単に紹介することとしよう。実. 第.
(12) 以上が、拷問を行なっているという。もっとも、我々の方で確認した結果、この数は、若干過大であることが判明したが、. それでも、世界の各国政府の三分の一以上が、一九八○年代に入ってからでも、拷問や囚人虐待を行ない、あるいはそれ. らを黙認し、その犠牲者は、同じ期間だけでも数万人を数えることができる。今日では、拷間は多くの国家において蔓延. し、ほとんど制度的にさへなっている。これらの国家においては、官憲が、暴力的又は非暴力的な反対勢力を打倒するた. ︵4︶ め、もしくは力で情報を入手するために、故意に拷問を用いることが、しよっ中ある。﹄というのである。 へ5︶ こうした現代の拷間の実態を、より具体的に伝えているのは、﹃人種間及び人民間の友好的団結を進める国際運動﹄の代 ︵6︶ 表の言葉である。彼女はイラン国内の囚人の処遇についてふれ、次のような驚くべき事実を報告した。. たとえば、イラソでは、拷閲や秘密裡の処刑が余りに広く行なわれているので、同国の若干の指導者さへもが、︵その中. 止を︶部下に指示したほどであるとか、監獄の責任者達が﹃囚人の要求を充してやらない﹄ことに対して批判され、収監. 者やその家族に対する﹃暴力的取扱﹄をさし控えるように注意されたとか。にもかかわらず、イラソから届く多くの報告 に拠れば、大量囚人の秘密処刑や拷問の事実が浮び上って来たとかいう事実。. また、最近、テヘランにあるエビン・ガオル︵監獄︶を訪ねて来たある医事問題報道員の報告に拠れば、四九〇人の囚. 人が、一夜のうちに銃殺され、その中には一五人の児童が含まれていたこと、しかもその一人は生後二か月目の乳児で. あり、その母親は、その子の出産後九日口に逮捕されされていたこと。しかしこの母親は、まだ正式の取り調べを受ける. 前の身であったので、役人の面前で、︵この件について、この報道員に対し︶、話し続けることを躊躇したこと。この報道 ︵7︶. 員は、他の報道員達とともに、最も進歩した洗脳方法を使用した“群集ざんげ︵霞器のお需旨窪8︶”集会に出席したこと 等の 事 実 。. 又、彼女が所属する団体に送られて来た報告によれば、イランには四〇〇以上の監獄があるが、それでも囚人の数がふ ハ ロ えるにつれて彼らを収容し切れなくなり、多くの人達が、政治犯収容所や、どことも所在の知れない場所に収容されてい. 一38一. 説. 論.
(13) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). ハヨレ. るという事実。. 0︶. ︵1 また、現在イラソでは、一〇万人以上の政治犯が収容されているが、彼等に与えられている取扱いは、最低基準をはる. かに下廻るものであること。特に収容所の狭さ、衛生設備、医療施設及び食事の貧しさが目立つこと。囚人は皆、数々の. 病気に苦しみ、緩慢な死︵の危険︶にさらされていること。シラズにあるアデル・アバド監獄では、すべての女囚が、そ. の食物に混入された大量の樟脳のために、深刻なホルモン失調と皮膚掻痒症に悩まされているという事実。. また、イランでは、児童や母親も、大量に捕えられていること。両親を処刑されてしまった児童および母親と一緒に収. 監されている児童は、営養失調や介護不足のために、小児癖痺やくる病に侵されていること。沢山の児童が死亡し、生き残. っている児童も他の囚人による介護を必要とする状態にあること。妊娠中の婦人も投獄され、拷閥されるために、病気や. 不具の子供を出産していること。母親から情報を引ぎ出すために、その乳呑児に対する粉乳の一日割り当て分が、時には へれゾ. 支給を止められるといった事実。. また、囚人のほぼ半数を占める女囚の取扱いも、児童の場合と比べて、一向によくないこと。女囚達は、その子供達の. 見ている前で、拷間され、強姦され、鞭で打たれ、さらに、殴打されていること。彼女らは電気ショツクを与えられたり. 焼かれたりしていること。いくつかの報告によれば、シラズに在るアデル・アバド監獄では、女囚が毎日、二〇∼三〇回. 鞭打たれていること。北部イランにあるラヒジャン監獄では、囚人に自白を強制するため、女性を含むすべての囚人に、. 拷問者が、酸をふりかけたこと。西部イランにあるヶルマンシャー監獄では、一九八三年八月八日に四人の少女囚人が、 パねレ その髪を切り取られ、拷間され、強姦され、手足を切断された後で、処刑されたという事実。. また、以上のような身体に対する拷間だけでなく、イラソにおいては、政治犯に対して心理的な拷問も、広く一般的に. 行なわれているという。たとえぽ、若干の囚人は、今から銃殺刑に処すると告げられ、その後も何度かこうした偽の処刑. にさらされたとか、訊問の途中でも、処刑のふりがなされたとか、いくつかの収容所では、囚人が仲間の囚人の処刑に立. 一39一.
(14) ち合うよう強制され、また処刑︵の状況を写した︶映画が、囚人のいる所で上映されたとか、囚人が、銃殺された仲間の. 囚人に“情けの一撃︵8唇留αq轟8︶”を与え、あるいは協力しなければ処刑するとの脅しの下に、銃殺隊に加わるこ. 3︶. とを強制されたとか、ある囚人は、他の囚人達が拷間を受けてあげる苦痛の叫び声を数日間、聞くよう強制されたり、あ ︵1 るいは、他の囚人達が拷問されている現場に立ち合うよう強制されたりしたとかいった事実。などである。. IMFUARP代表の報告にある事実のすべてが検証済みのものとはいえないにしても、なお、ここから、われわれは 現代の社会に拷間というものが行なわれているという事実を認めざるを得ないであろう。. なお、ここでもっぽら槍玉にあげられたイランは、﹁イラクが、石油という切り札を持っているから、どこの国も、その ︵M︶ 悪事を暴露しないだけだ﹂と、暗にイラクにもそうした事実のあることを示唆している。. なお、こうした実情暴露も含めて、非政府間機構で行なう報告は、特定国家を攻撃するために行なわれるのではないこ. ︵1︶. ︾5賛①の蔓ぎ$鰐馨凶S塾木部を・ンドンに置く国際的な人権擁護組識。肚界人権宣言の趣旨に基づき、囚人の人権擁護を. 条約案の起草を担当した機関、およびその作業の経過については、次章を参照されたい。. とが 決 定 さ れ て い る 。. ︵拓V. ︵2︶. 20?Ooぎ渥ヨΦ艮巴O茜餌巳N警一自っまりNGOのこと。本条約の起草に当り、人権委員会は、各種NGOの活綾な参加の. 目的とする非政府間機構︵NGO︶として、↓九六一年に設立された。一九七七年には、ノーベル平和賞を受賞している。 ︵3︶. 下に、その作業を進めた。そうしたNGOの巾には、訪ヨβΦω身ぎ3鰐曾一§巴の他に、一旨Φぢ讐一8巴Oo箏邑器♂昌9. ︸ξ一磐9同暮R器鉱op巴■g讐Φo︷國qBき盈晩算900B巨ωω一〇ロo︷魯①畠瑛9①ω8H導R器二〇巳≧富旨。。︵輯oユ山. 9暮。鵠o臨9貫9。ω︶り℃翼肉・ヨき斜H三①ぎ讐一8巴男巴Φ量江9。︷山gヨ鶴匹αQ窪伊冒部簿曽江8巴O。鼠a貧讐一。昌. o隔評ΦΦ↓周箆ρ≦oユα℃$o。Oo毯鉱ど≦。e醤、ωH旨①渥瓜○轟一U①旨。R讐凶。閃&Φ3自○コ鼠ぎg一昌空讐冴O畳o葛. 一40一一. 説. 論.
(15) 拷間およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). 。昏山89 などさまざまなものがある。国\02﹄\討Oo。︾P鰹・℃蟹帥の・60. H馨①ヨ讐一8巴竃o<ΦB①9臨象胃馨Φ躍巴O巳8︾Boお園零霧曽且勺。o巳①ω︵次下、IMFUARPという︶。NGO. ︵4︶ 国\02●“\一〇〇 〇禽ω即。ωρP一ρ冨鍔.お. ︵5︶. ここにいう﹁囚人﹂が、イラン・イラク戦争による捕虜をも含むのかどうかは、彼女の発言からは明白ではない。. の一っと思われる。 ︵6︶. 今回採択された拷間等禁止条約が、戦時もしくは武力紛争時の被拘禁者の取り扱いに関係していないことについては、アメリ. カの代表が主張しているが 捕虜の処遇については、一九四九年ジュネーヴ条約及び︼九七七年追加議定書が適用されるとい. う 、︵以上の主張については、閏\O客禽β℃壺冨鰐ひ参照︶イ・フンも、戦時における捕虜の拷問の禁止については、そ. の為の条約を別に制定することが必要なのであって、このような条約は不要であるかの如く発一一、、・し、暗にアメリカ代表の考え方、. と同じ考えをもっことを示している︵導OZト\むo。ω\ω脚9\︾&・どP合冨鍔・爲参照︶。. もっとも、戦時であっても、たとえば日本の特高警察が、民囲人たる思想犯容疑者に加えたような拷問は、本条約に禁止する. 拷問に当るであろうから、イランにこういう例がありうるとすれは、ジュネーヴ条約や追加議定書の規定を充実することに加え、. ︿7︶. 以上の事実にっいては、国\O客禽這o。禽ω劉ωρ箸・さ∼§冨鍔6c。参照。. このような条約を制定することも必要であろう。. ︵8︶. 一σ箆ご℃。一凶冨量。㎝P. 英語では、 象国蒔7ω①象ユなOΦ簿Φお遣であるが、文脈上このように訳して見た。. 以上の事実にっいては、国\02﹂\6鍵あ界器︾℃﹂刈”冨鰐ふO参照。. の定める基準を指しているものと思われる。次章注︵8︶参照。なお、本規則の筆者仮訳を資料Wとして末尾に添付した。. が採択した﹃被拘禁者の取扱いのための最低基準規則︵ω鼠且帥&零巨日仁B閃三霧8﹃9。冑①暮箪①馨9曽δo幕冨︶﹄. 原文は大文字を用いていないが、おそらくこれは、一九五五年に﹃犯罪の防止及び犯罪人の取扱いに関する第︸回圏連会議﹄. ︵9︶. ︵10︶. ︵11︶. 一41一.
(16) ︵14︶. ︵12︶. 両\02﹂\60。ω\ω閃。零\︾似山.ど P♪℃ゆ﹃ρ鼠.. 以上の事実にっいては、一び答 マ§冨量●8参照Q. 以上の事実にっいては、一げ箆・ マ§冨欝,露参照。. 閏\O客史鼠Ooo︵閏\這o。ρ\一Go︶鴇 P臼矯℃貧讐這O。. ︵13︶. ︵15︶. 第二章 新条約 制定の経緯. ﹃歴史をふり返って見れば、人類は、あらゆる時代において、拷閲を行なっていた。のみならず、過去において、拷問. ︵1︶ は合法的なものでさへあった。﹄ギリシャの代表は、国連の人権委員会において、拷問につき、このように述べている。. しかし、近代に入って、個人の尊厳を基調とする基本的人権尊重の思想が発達するにつれ、拷問は次第に禁じられるよ うになった。. パリじ. 国際法の分野では、一九四八年一二月一〇日、第三回国連総会で採択された世界人権宣言の五条が始めてその禁止を規. 定した。すなわち、同条により﹃何人も、拷問又は残虐、非人道的若しくは屈辱的な取扱い若しくは刑罰を受けない﹄こ. とが、宣言されたのである。もっとも、世界人権宜言は、法的拘束力をもつ条約ではなかったから、この拷間禁止には、 実効性が伴なってはいなかった。. 人権宜言のこの点を補うために、早期の制定を求められていた国際人権規約は、予想以上にその審議が難行し、ようや. く一九六六年一二月一六日に第二一回国連総会で採択されたが、そこでは市民的及び政治的権利に関する国際規約︵B規. 約︶の七条が、宣言の五条を受けて、拷問の禁止を定めていた。すなわち、﹃何人も、拷間又は残虐な、非人道的な若し くは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けない﹄というのである。. 一42一. 説 纂ム.. 爵冊.
(17) 拷間およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小 も). ハき ところが、この条約はその効力を発生するのに、さらに一〇年近くの年月を必要とした。しかも、本規約が効力を発生. しても、規約当事国がこの条約に基づいて負う義務は、﹃その領域内にあり、かつ、その管轄の下にあるすべての個人に対 ハィレ し、⋮⋮この規約において認められる権利︵ここでは、個人が拷問等を受けない権利︶を尊重し及び確保する﹄義務であ. 義務であり、さらに被害者の救済のための所要の措置を講ずる義務であった。つまり、この規約によって、拷問は禁止さ. らロ り、そのため﹃必要な立法その他の措置をとるため、自国の憲法上の手続及びこの規約の規定に従って必要な行動をとる﹄ ︵6︶. れ、個人が拷問を受けない権利は一応保障されたとはいうものの、ここでは、あることを禁止するために最も有効な方策. の一つと考えられているもの、すなわち禁止に対する違反者︵拷問者︶への﹃制裁﹄が全く規定されていなかったために. その実効性は、余り期待できなかった。そのことは、前章でふれたように、一九八○年代に入ってからでさへも、驚く億. ハマレ. ど多種多様かつ大量の拷間事例の報告されている事実が、よく立証しているといえよう。つまりイランについて報告され たこれらの拷間事例は、国際人規約、とくにB規約の当事国において起っているのである。. もっとも、国際人権規約のいずれの条約もがまだ効力を発生していない一九七五年頃までにも、国連総会では、前述の. ように、人権を﹃個人﹄のものでなく﹃集団﹄のものとしてとらえる風潮が支配的になるにつれ、頻発する植民地解放運. 動、人種差別撤廃運動、政治的・宗教的改革運動等の推進者に対する残酷な弾圧を、拷問行為等として禁止するべきであ るとの考え方が、次第に強まって来ていた。. また、国連の経済社会理事会では、すでに一九五七年七月三一日と一九七七年五月二二日の二度にわたって、﹃犯罪の. 防止と犯罪人の取扱いに関する第一回国連会議﹄が採択した﹃被拘禁者の取扱いのための最低基準規則 ︵ω欝民舘血 ︵8︶. 鼠慧導=B即巳8︷簿9①↓器跨旨Φ99ギδo器窃︶﹄を承認していたが、一九七四年二月六日、国連総会は﹃犯罪. の防止と犯罪人の取扱いに関する第五回国連会議﹄に対し、前記の最低基準規則の細則作りの一環として、形態のいかん. を問わず、抑留又は拘禁されている一切の人を、拷間およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰から保. 一43一.
(18) “冊. ︵9︾ 護するための規則の作成を要請し、その成果を一九七五年の総会に報告するよう求める決議を行なっていた。. そして、右の要請に応じて、﹃第五回国連会議﹄が総会に提出していた規則案に基づき、国連総会は、扁九七五年二一月. ハめレ o臨N︵図図図︶を採択したのであった。﹃拷問およびその他の残虐、非人道又的は屈屡的な取扱い又は刑罰から 九日 、 決 議 o. のあらゆる人の保護に関する宣言︵U8に蜜瓜99爵。胃98一99≧一竈段8窃ヰoeb巴轟留ぴ審巳&8↓興?. 畦Φ磐α○浮RO霊鼻置ど白き簿UΦ讐&ぎαq↓8魯ヨの暮鶏℃q旨ω旨①9︶﹄︵以下、拷間等禁止宣言という︶がそれ である。. この宣言は全﹃二か条からなり、その内容を簡単に紹介すると、まず一条で拷間等を定義した後、続いて、拷間等の行. 為が犯罪であること︵二条︶、国家はいかなる場合においても︵たとえ戦時下、緊急事態の下でも︶、拷間等が行われるの. を許容し又は黙認してはならないこと︵三条︶、国家は拷問等を阻止するために有効な措置を執るべきこと︵四条︶、法執. 行官の教育・訓練に際しては、﹃拷問等の禁止﹄について充分理解させるべきこと︵五条︶、容疑者の訊問や被拘禁者の取. 扱い方法について、定期的に見直しを行なうべきこと︵六条︶、拷間行為を自国の国内刑法において可罰的犯罪行為と定め. るべきこと︵七条︶、拷問等の犠牲者からの告訴に応じる彼等の救済請求権を認めるべきこと︵八条︶、犠牲者からの告訴. がない時でも、理由があれば、拷間等の犯罪につき、調査を開始するべきこと︵九条︶、拷問等の事実が確認された時は、. 刑事手続きを開始すべぎこと︵一〇条︶、拷間等の事実が立証された時は、犠牲者には国内法に基づいて救済︵原状回復と. ︵11﹀. 補償︶が与えられるべさこと︵二条︶、拷間等によって得られた陳述を証拠無能力とするべきこと︵一工条︶が規定され ている。. パゆロ 拷問等禁止宣言を採択すると同時に、国連総会はもう一っの決議認認︵図図図︶を採択し、人権委員会に対して、この宣. 言遵守のための措置と、その形態のいかんを問わず抑留又は拘禁されている者の人権保護に関する諸規則の作成のために. 必要な措置とを検討するように要請するとともに、世界保健機関︵WHO︶に対して、拷間等からの保護に関する医学倫. 一44一. 説 舌△.
(19) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). 理原則の検討を依頼した。後者は、被抑留・拘禁者に対する拷間等の行為が、医療従事者の手によって実行される場合の 3︶. ︵ 1 多いことを勘案してのことである。 パれロ. さて、もう一方の検討事項の付託を受けた人権委員会には、当初、この件に関する余り活溌な動きがなかったように思. われる。そこで国連総会は翌々年の︸九七七年一二月八日、この件に関して三つの決議を採択し、あらためてその対応を. 求めることとなった。すなわち、まず決議認\爵では、人権委員会に対し、﹃拷間等禁止宣怯、昌を具休化するものとして、 おロ ﹃拷問等の禁止に関する条約案を起草し、第三三回総会に、その作業の経過報告を提出するよう﹄求めた。つぎに決議o。ミ. ①ωでは、事務総長に対して、﹃拷間等禁止宣言の原則を実施するために、加盟国のとった立法的及び行政的措置を含む諸措. ︵節︶ ︵葺︶. 置に関する情報の提供を要請し、質間書に対する各国の回答を、第三三回総会、人権委員会及び差別防止・小数者保護小. 委員会に提出するよう﹄求め、さらに決議認\総では、全加盟国に対して、﹃拷間等禁止の一方的宣言を行なうことにより、. 同宣言に対する支持を強化するよう﹄要請したのである。. ︵弼︶. こうして、人権委員会における﹃宣言﹄の条約化、すなわち拷間等禁止条約案起草の作業は、一九七八年から始まるこ. ととなった。委員会はこの作業を、メンパーも設置期間も固定しない作業グループを設置して行なわせることとし、この. ︵19︶ ︵20︶. ことは国連総会も歓迎した。なお、総会は、同じ決議の中で、人権委員会に対し、拷問等禁止条約の起草を他の案件より. ︵町︶. 優先する︵8短蔀置磯び實ごユな︶よう要請している。. さて、ようやく始まった条約案起草作業は、主としてこの作業グループの手によって、スェーデン代表から提出された. ﹃条約草案﹄を土台として進められて行ったが、その進展工合は、必らずしも迅速とはいえなかった。そこで第三六回総. ︵22︶. 目鉾貯段9げ蒔ぎ馨冥ご臨姶︶として拷間等禁止条約案を仕上げ、第三七回国連総会に提出する﹄ことを要請したが、条. 会は、一九八一年二月二五日、決議Go①\8を採択し、人権委員会に対して、﹃その第三八会期で、最優先事項︵霧帥 ︵23︶. 約案は完成しなかったので、同じ主旨の決議が第三七回総会でも、繰り返し採択された。一九八二年一二月一八日付の決. 一45一.
(20) ︵ 盟 ︶. oミおωがそれである。ところが第三八回総会が開かれても条約案は相不変、完成されておらず、再度、一九八三年一二 議o ︵25︶ ︵26︶. 月一六日付で同主旨の決議o。。 o \一一〇が採択され、第三九回総会を迎えることとなった。. ︵28︶ ︵29︶. そして迎えた第三九回総会へ、人権委員会の作業グループは、一部未完の条項を残してはいるものの、そのほとんどの パのロ 条項は審議が終了しているので、それを全三二か条からなる﹃拷問等禁止条約人権委員会案﹄として提出することとした. のである。総会は、まずこの案を第三委員会に送付して、その審議を求め、後者はその審議結果を、全三三か条からなる リレ. 条約案にまとめて、総会本会議にかけることを決定した。そして総会では、一九八四年一二月一〇日、その第九三回全体. ︵31﹀ 会議においてこの第三委員会案を、コンセソサス方式で採択し︵決議ωO\参︶、ここに拷間等禁止条約は、その制定作業を. 完了したのである。拷間等禁止宣言採択の時から数えて丁度九年が経過していた。前出のギリシャ代表は、世界人権宣言 ︵32︶. 採択から拷間等禁止宣言の採択まで二七年かかったことを批判したが、後者の採択からこの条約採択迄に要した年数も、 決して短いものとはいえないであろう。. ︵1︶ 閏\02眞\謀Ooo\︾αα■一︵国\一〇〇 〇〇\器\︾段●一ン唱●嵩O・. 日本国憲法三六条参照。なお外隅では、メキシコ憲法︵一九一七年一月一三日制定、一九六六年一〇月コ日改正︶二二条、. ︵5︶. ︵4︶. ︵3︶. B規約二条三項。. B規約二条二項。. B規約二条一項。. B規約が効力を発生したのは、一九七六年三月二三日である。. ︵2︶. ︵6︶. このことは、B規約が条約当事国の負う、条約義務鰻行確保のための規定︵いわゆる実施措置規定︶を全く設けていないとい. トルコ憲法︵一九四五年一月一〇︶七三条などが、拷問禁止を規定している。. ︵7︶. う意味では決してない。報告制度︵四〇条︶、国家通報制度︵四﹃条︶、個人通報制度︵選択議定書︶など、B規約義務の履行確. 一46一. 説. 論.
(21) 拷間およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). 保にかかわる実施措置は、人権条約としては、むしろよく整備されているというべきである。. この規則についての記述は、国連年鑑一九五七年版、二五四頁と、国連出版の人権関係資料集︵ω↓\国幻\ぐ閑2﹂︶六五頁以. 決議ω曽oo︵××関︶一九七四年二月六日。国連年鑑一九七四年版五八○頁参照。. ︵8︶. 宣言は無投票のコンセンサス方式で採択された。内容については国連年鑑一九七五年版、六二〇頁及び六二四頁参照。なお筆. 下採録のものと少々違うようだが、内容は同一と思われる。前章注︵1 0︶参照。 ︵9︶. 国連年鑑一九七七年版 七一三頁∼七一四頁及び七一八頁∼七一九頁。. 一九七六年の国連年鑑には、この件に関する記事が見当らない。. 以上。となっている。医学倫理原則の筆者仮訳を資料皿として末尾に添付した。. こと。ただし、それが当人又は関係者の安全のためである場合を除く。原則㈲、緊急事態を含むあらゆる場合の例外の不許容。. 扱いに適性のあることを証明してはならないこと。原則⑤、医療従事者が、被抑留・拘禁者の身体の拘束に参画してはならない. 禁者の健康を害するような訊問を助け、又は㈲ 被抑留・拘禁者が、その健康を害するような、また国際法に違反するような取. 禁者との間に自己の専門と関わる関係を持っ︵たとえば生体実験︶てはならないこと。原則四、医療従事者が、㈲ 被抑留・拘. 拷問等に参加してはならないこと。︵この違反は犯罪となる。︶原則③、医療従事者は、病気等の治療以外の目的で、被抑留・拘. 単に医療従事者という︶は、被抑留・拘禁者の病気にも、通常人と同質・同等の治療を与えるべきこと。原則③、医療従事者が. 。採録のものを参照。その内容を簡単に紹介すると、原則ω、保健要員、とくに医師︵以下 いては、O>○幻一〇〇〇N︾℃P占O∼酷o. 二月一八日の国連総会で採択された︵決議G。ミ一緯︶。決議採択の方法は、無投票コンセンサス方式に依っている。テキストにつ. この医学倫理原則は、WROの協力の下に草案作りが進められ、結局、前文と六つの原則からなる文書として、一九八二年㎜. 国連年鑑一九七五年版六二五頁∼六二六頁参照。. 宣言の条文は、前出国連年鑑に採録されたものを参照した。. 者による同宣言の日本語訳を資料Hとして末尾に添付した。. ︵10︶. ︵11︶. ︵12︶. ︵13︶. ︵14︶. ︵15︶. 一47一.
(22) ︵17︶. ︵16︶. この決議には、各国が行なうことを求められた拷問等禁止の︼方的宣雷のモデル︵属&巴琶出讐R母89曽鰐瓜舅謎巴霧紳. 同書 七 ︸ 三 頁 ∼ 七 一 四 頁 及 び 七 一 九 百 、 。. 8昌日①目伽09Ro毎巴︾ご言β窪旦α畠﹃注ぎ四霞。暮ヨΦ暮a2巳静ヨΦ暮︶が付せられている。その文面は、﹃OO国. の政府は、ここに、@拷間等禁止貰一、一肖を遵守し、㈲立法その他の実効的措置を通じて、同出異.・の規定を実施するとの意図を宣言. 同書 七︸四頁及び七一九頁。. する﹄となっている。国連年鑑一九七七年版 七一九頁。 ︵18︶. 原語はO冨ロゐ且&毛9匹轟鴨窪P このゲループには、人権委員会のすべての委員が自由に参加できる他、その他の園. 国\O客鳶誌oo伊当初の審議状況にっいては、国ωOO菊一鷺o 。︸ω名PZo・♪PNP冨3昌脇曽且冨岳ψおoo∼嶺o。・及び. 一九七八年二一月二〇日付総会決議G。Go\昌。 o ・国連年鑑一九七八年版 七〇六頁参照。. 一九七八年五月五日の経済社会理事会もこれを承認。国連年鑑一九七八年版 六九九頁及び七〇六頁参照。. O幻一〇お矯ω呂P29♪℃ふ餌巳箸品O∼ωqを参照。また、そこではスェーデン代表の活躍が目立っている。. 家もオブザーバーを送ることができ、NGO等各種団体も発言を許されている。当作業グループ設畳の経緯については、国ωO. ︵19︶. ︵20︶. ︵21︶. ︵22︶. 国ωOO男一〇〇 。鉾留召.Z9押℃﹄参照。. 国ωOO勾一零Pω昌PZ9ρPωρ冨飼●お参照Q ︵23︶. 総会の条約採択決議案文参照。︾\ωO\ぎoo”P9. 国ωOO勾一〇〇。G。”っ o 昌P2。動噴る参照。. ︵25︶. 人権委員会の作業ゲループでは、この段階までで、ほとんどの条文が審議を終り、各条毎に採択されていたのだが、ただ、. ︵24︶. ︵26︶. 彦等Φ誘巴oユBぼ巴甘ユ盆ぎ瓜Sに関する条項︵現五∼七条︶及び実施措置に関する詣規定︵現一九∼二二条︶と、それらに. 関連する若干の条項がまだ委員会案として確定するには到っていなかった。﹃はじめに﹄の注︵12︶に添付した付表2の諸資料 参照。特に国お2眞\おo。桑母のアネックス参照。. 一48一. 説 仙 酬1.
(23) 拷問およびその他の残虐、非人道的又は屈辱的な取扱い又は刑罰の禁止条約(小寺). この案は国\○客畦ごc。史認9家曽oび紳60。“として発表され、冒3曇讐一8巴い濃巴竃鎖叶Φユ巴P <o一’図図=押客9. 国\O客幾お。。幾ω界畠︸マ一8冨量﹂Oo。参照Q. ︵27︶. ︵28︶. 人権委員会案の二七条の後に、現二〇条の留保に関する一か条が、二八条として新たに追加されたため、 第一.一委員会案は、全. q”箸﹂O賢∼一8刈にも採録されている。全三二か条からなる草案であった。. ︵9 2︶. ︵0 3︶. この決議は︾\国国ω\GoO\&︵嵩U8ごおoo藤︶として発表された。. 第三委員会案は︾\ooO\80 。憐︶として発表された。 。︵刈目9ごおo. 三三か条と な っ た の で あ る 。. ︵31︶. 。ρω唇P乞oる︸Pお9木章冒頭参照。. ︵2 3︶ 図ωOO菊一〇〇. 第三章 新条約の構成と各条の概要. 成立した条約は、前文及び本文三三か条からなっている。前文は六段に分けられており本条約制定の目的・根拠といっ ︵1︶. たものを列挙している。ついで本文第一部︵一条∼一六条︶は実体規定であり、拷間を定義する一条を除けば、拷問とい. う犯罪行為を行なった者の処罰と、その犠牲者の救済とにかかわる条約当事国の義務を規定している。第二部︵一七条∼二. 四条︶は、いわゆる実施措置規定であり、第一部で定めた締約国の条約義務の履行を確保するために、専門の機関︵拷問. 禁止委員会︶の設置を規定する一七条・一八条と、当該機関を通じて行なわれる条約義務履行確保の諸措置を規定した一. 九条∼二二条と、委員の特権免除、委員会の年次報告等について規定した二三条・二四条と、三つの部分に細分すること. がでぎる。そして残る第三部は、いわゆる最終条項を集めたものである。以下、各条項の内容を簡単に紹介しよう。. 前文では、本条約の当事国が、この条約を制定する目的・根拠として、e 国連憲章の掲げる原則の中に、全人類の平. 一49一.
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