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人工妊娠中絶を受ける女性の援助不安と心のケアに関する研究

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人工妊娠中絶を受ける女性の援助不安と

心のケアに関する研究

國 清 恭 子, 水 野 治 久, 渡 辺

常 盤 洋 子

要 旨 【目 的】 中絶を受ける女性の援助不安の実態を明らかにし, 中絶を受ける女性の心のケアのあり方を検討 する資料を得ることを目的として調査を行った. 【対象と方法】 調査期間は平成 15年 9 月∼平成 16年 1 月. 15施設において中絶を受ける女性に無記名式自記式質問紙調査を実施し, 中絶前後で同一対象者によっ て回答が得られた 100例を 析対象とした. 調査内容は, 援助不安, 被援助志向性, もらったソーシャルサ ポート, 自尊感情であった. 【結 果】 医師, 看護師への呼応性, 汚名への心配が強い場合, もらったソー シャルサポートの量が少ないことが明らかになった. また, 呼応性への心配」, 汚名への心配」, 被援助志向 性」がもらったソーシャルサポートを規定する要因として抽出された. 【結 論】 中絶を受ける女性が医師 や看護師からのサポートを受け易い状況を作り出すためには, 呼応性および汚名への心配の軽減を図るとと もに, 被援助志向性を高めることが必要である.(Kitakanto Med J 2006;56:303∼312) キーワード:人工妊娠中絶, 援助不安, 心のケア は じ め に 人工妊娠中絶 (以下, 中絶とする) 後の女性の半数は, 喪失, 後悔, 罪悪感, 自責の感情を抱くといわれており, 多くの女性は子どもを殺したという気持ちを乗り越えら れず, 中絶外傷症候群や中絶後外傷等, 長期間に及ぶ心 身の 康障害に陥る可能性が指摘されている. これらの 中絶による心理的問題を踏まえて多くの研究者が中絶を 受ける女性への心のケアの必要性を指摘しているが, 中 絶 を 受 け る 女 性 の 心 の ケ ア に 関 す る 先 行 研 究 レ ビュー において, わが国では中絶前後の心のケアに関 する研究がほとんどなされていないのが現状である. 中絶を受ける女性の心のケアを実践する医療従事者を 対象とした調査研究 では, 中絶後の心のケアの必要性 が指摘されたが, 現実には「時間がない」, 知識, 経験が 乏しい (方法がわからない)」などの理由から行われてい ない実態が報告されている. Mullerら は, カウンセリ ングによる介入は中絶前後の適応を支援する可能性が高 いことを示唆している. また, 中絶前後の心理に関する 研究において中絶前, 中絶直後の罪悪感, 自責, 不安, う つ状態は中絶後の適応の予測要因であるという見解が報 告されており, 中絶を受ける女性の心理的ケアの重 要性は明らかである. そして, 中絶を受ける女性も医療 者に対して援助を求めているという事実がありながら も, 実際には十 な援助を受けることができていない現 状がある. その背景には, 心のケアを実践する医療者側 の問題はもちろん, ケアの受け手である女性も, ケアを 求めることをためらうような心配や不安を抱えている可 能性がある. 中絶前後の心のケアの現状はどのようであ り, 中絶を受ける女性が心理的援助を求めるにあたって どのような問題が存在するのかを把握する必要がある. そこで, 本研究は, 中絶を受ける女性の援助不安の実 態を明らかにし, 中絶を受ける女性の心のケアのあり方 を検討する資料を得ることを目的とする. 1 群馬県前橋市昭和町3-39-22 群馬大学医学部保 学科母子看護学 2 大阪府柏原市旭ヶ丘4-698-1 大阪教育大学 3 栃木県下野市薬師寺3311-1 自治医科大学産婦人科学 平成18年6月21日 受付 論文別刷請求先 〒371-8514 群馬県前橋市昭和町3-39-22 群馬大学医学部保 学科母子看護学 國清恭子

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研 究 方 法 調査期間 調査期間は, 平成 15年 9 月 1日∼平成 16年 1月 5日 であった. 調査対象 関東地区の 3県および東海地区の 1県の産婦人科診療 を行っている 18施設に調査を依頼し, 15施設から協力 が得られた. 調査期間中に調査に協力が得られた 15施設の中絶数 は 275件 で あった. 回 収 数 は 中 絶 前 146例 (回 収 率 53.1%), 中絶後 108例 (39.3%) であった. 中絶前と中絶 後が対応する回答は 100例であった. なお, 本研究で 用する尺度 (援助不安尺度, 被援助志 向性尺度) の作成では中絶前に回収された 146例を対象 とし, データの 析では, 同一対象者によって中絶前後 に回答が得られた 100例を対象とした. 調査内容 調査内容は, 援助不安, 被援助志向性, もらったソー シャルサポート, 自尊感情であった. また, 先行研究レ ビューにおいて中絶前後の心理的反応と適応に関連する 変数として重要であることが示唆された, 婚姻関係, 職 業, 学歴についても質問した. 調査に 用した測定尺度と尺度の 析 援助不安尺度 援助不安とは, 援助を求めるときに, 被援助者が主観 的に感じる不安のことである. 援助不安は Kushnerら や Deaneら により概念化され, 汚名への心配, 呼応性 への心配などの因子が抽出されている. 汚名への心配は 「相談したら, 私は問題のある女性だと思われる」, 相 談したら特別扱いを受ける」などの項目が含まれる. 呼 応性の心配は, 相談した問題を解決できない」, 相談を 理解してくれない」など, 相談相手が自 の相談に対し て呼応的に反応してくれないのではないかという不安を あらわす項目が含まれる. に, Kuhlら などの指摘か ら「相談すると何でも聞かれそうで嫌だ」, 相談すると 言いたくないことまで言われそうで心配だ」などの相談 場面への心配をあらわす項目を加えた. この 3つの因子 構造を想定する 17項目を医師, 看護師に対する援助不 安として, 5件法で質問した. 得点が高いほど不安が高い ことを示す. 援助不安尺度は主成 析 (バリマックス回転) によ る因子 析を行った. 医師に対する援助不安尺度は, 多 重負荷の項目, 2項目で因子を構成する質問項目を削除 し, 最終的に 14項目を投入し, 主成 析 (バリマック ス回転) を行った. その結果, 医師に相談すると何でも 聞かれそうで嫌だ」, 医師に相談すると, 私が, 言いたく ないことまで言われそうで心配だ」の「相談場面への心 配」, 医師に相談したら, 私は問題のある女性だと思わ れる」, 医師に相談したら特別扱いを受ける」の「汚名へ 表1 医師に対する援助不安尺度の主成 析結果 (バリマックス回転後) 第 1主成 相談場面へ の心配 第 2主成 汚名への心 配 第 3主成 呼応性への 心配 C15. 医師に相談すると何でも聞かれそうで嫌だ 0.832 0.224 0.255 C16. 医師に相談すると,わたしが,言いたくないことまでいわれそうで心配 だ 0.812 0.285 0.218 C17. もし,医師に相談して,医師から怒られたり,注意されたとき,どうした ら良いのかわからない 0.809 0.251 0.116 C07. 医師に相談したことについて秘密が守られるかどうか心配だ 0.662 0.218 0.242 C14. 医師にわたしの問題をうまく伝えられるか心配だ 0.620 0.199 0.148 C10. 医師に相談したら, わたしは問題のある女性だと思われる 0.291 0.824 0.249 C11. 医師に相談したら, 特別扱いを受ける 0.296 0.805 0.196 C09. 私は, 医師に相談にのってもらう価値のない人間だ 0.209 0.802 0.259 C06. 医師に相談したら, 私のことを「自 で問題を解決できない弱い人間 だ」と思われる 0.373 0.645 0.356 C08. 医師に相談していることを, 私の友達が知ったら, 私は友達を失う 0.199 0.639 0.189 C02. 医師は私が相談した問題を解決できない 0.190 0.193 0.876 C03. 医師は私が相談した問題を理解してくれない 0.302 0.238 0.818 C01. 医師に相談したら, 手術あるいはその後の回復に悪い影響が出る 0.087 0.342 0.678 C05. 医師は,医療者なので,人工妊娠中絶を受けた女性の問題は理解できな い 0.315 0.222 0.647 固 有 値 7.085 1.386 1.173 寄 与 率 (%) 50.61 9.99 8.38 累積寄与率 (%) 50.61 60.51 68.88

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の心配」, 医師は私が相談した問題を解決できない」, 医師は私が相談した問題を理解してくれない」の「呼応 性への心配」の 3因子が抽出された (表 1). 看護師に対する援助不安は, 2項目で因子を構成する 質問項目を削除し, 項目のまとまり具合を確認しながら, 最終的に 11項目を投入し, 主成 析 (バリマックス回 転) を行った. その結果, 看護師に相談すると, 私が, 言 いたくないことまで言われそうで心配だ」, 看護師に相 談すると何でも聞かれそうで嫌だ」の「相談場面への心 配」, 看護師は私が相談した問題を解決できない」, 看 護師は私が相談した問題を理解してくれない」の「呼応 性への心配」, 看護師に相談したら特別扱いを受ける」, 看護師に相談していることを, 私の友達が知ったら, 私 は友達を失う」の「汚名への心配」の 3因子が抽出され た (表 2). 被援助志向性尺度 被援助志向性とは, 被援助者が援助者にどの程度, 援 助を求めるかを検討する概念である. 本研究では, 医師, 看護師, パートナー,家族,友人に,人工妊娠中絶の際,ど の程度援助を求めるかと定義した. そして, 具体的には, あなたが, 手術を受けるにあたり, 心配事や不安を感じ, 自 で解決しようとしても解決できない場合, 周りの人 に, どの程度相談しようと思いますか. あなたが実際に 相談したかどうかの経験でなく, 今後, このような問題 に出会い, 自 で解決できない場合を想定して答えてく ださい」と教示し, 主治医」, 主治医以外の医師」, 看護 師」, パートナー」, 実母」, きょうだい」, 友人・知人」 に相談しようと思うかを術前に 5件法で尋ねた. また, 援助場面として, 人工妊娠中絶が身体に与える負担に ついて知りたいとき」, パートナーとの関係で問題を感 じたとき」, 人工妊娠中絶について情報や助言がほしい とき」, 自 の 康状態 (体調が悪いなど)のことで気に なることがあったとき」を設定した. もらったソーシャルサポート尺度 被援助志向性尺度は術前に尋ねたが, 術後にも被援助 志向性に対応する形で, もらったソーシャルサポートを 尋ねた. もらったソーシャルサポートは, 人工妊娠中絶 にあたり, 主治医や看護師, パートナーや家族に相談に のってもらったり援助してもらった経験について質問し た. そして, 被援助志向性と同様に, 主治医」, 主治医以 外の医師」, 看護師」, パートナー」, 実母」, きょうだ い」, 友人・知人」に相談にのってもらったり援助しても らった経験を術後に 5件法で尋ねた. 援助場面について も, 被援助志向性尺度と同じ, 人工妊娠中絶が身体に与 える負担」, パートナーとの関係」, 人工妊娠中絶につ いて情報や助言」, 自 の 康状態 (体調が悪いなど)の ことで気になる時」の 4場面を設定した. 自尊感情尺度 星野 が翻訳した Rosenberg の自尊感情尺度を 用 した.この尺度は「物事を人並み (人と同じくらい)には, うまくやれる」, 自 は全くだめな人間だと思うことが ある (逆転項目)」などの 10項目で構成され, 5件法で質 問された. 得点が高いほど自尊感情が高いことを示す. IT 相関が 0.006の項目 8「私は自 自身をもっと尊敬で きるようになりたい」を削除した. 自尊感情尺度は一因 表2 看護師に対する援助不安尺度の主成 析結果 (バリマックス回転後) 第 1主成 相談場面へ の心配 第 2主成 呼応性への 心配 第 3主成 汚名への心 配 D16. 看護師に相談すると,わたしが,言いたくないことまでいわれそうで心 配だ 0.870 0.283 0.251 D15. 看護師に相談すると何でも聞かれそうで嫌だ 0.839 0.325 0.270 D17. もし,看護師に相談して,看護師から怒られたり,注意されたとき,どう したら良いのかわからない 0.808 0.170 0.199 D07. 看護師に相談したことについて秘密が守られるかどうか心配だ 0.553 0.351 0.440 D02. 看護師は私が相談した問題を解決できない 0.280 0.869 0.247 D03. 看護師は私が相談した問題を理解してくれない 0.265 0.860 0.125 D05. 看護師は,医療者なので,人工妊娠中絶を受けた女性の問題は理解でき ない 0.247 0.676 0.396 D11. 看護師に相談したら, 特別扱いを受ける 0.219 0.278 0.799 D08. 看護師に相談していることを, 私の友達が知ったら, 私は友達を失う 0.302 0.051 0.781 D09. 私は, 看護師に相談にのってもらう価値のない人間だ 0.176 0.465 0.718 D06. 看護師に相談したら,私のことを「自 で問題を解決できない弱い人間 だ」と思われる 0.367 0.536 0.576 固 有 値 6.489 1.075 0.938 寄 与 率 (%) 58.99 9.77 8.53 累積寄与率 (%) 58.99 68.76 77.29

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子構造であるという指摘があるので, 他 9 項目を加算 し自尊感情得点とすることにした. この尺度の IT 相関 は 0.56∼0.74, Cronbachの α係数は 0.87であった. 解析方法 データの 析には, 統計解析プログラムパッケージ SPSS ver 11.0 (エス・ピー・エス・エス株式会社) 用い た. 術前の援助不安と自尊感情の関連の検討については, t検定を用い, 援助不安ともらったソーシャルサポート の関連の検討については, 一要因 散 析, 多重比較 (Tukey HSD 法) を用いた.を用いた.また,主治医,看護 師からのもらったソーシャルサポートに影響を与える要 因の検討については, 重回帰 析を用いた. 倫理的配慮 調査を実施するにあたっての倫理的配慮として, 調査 依頼文に調査の主旨, 調査方法, 調査への協力は自由で あること, 調査を断っても不利益を受けることはないこ とを明記した. また, 各施設の担当医師から中絶を受け る女性に調査の主旨について説明がなされ同意が得られ た女性に中絶前・後の質問紙が渡された.さらに,調査協 力の説明に当たっては調査に協力しなくても診療におい て不利益を受けることはないことが伝えられた. 質問紙 は個別に配布された封筒に対象者によって封が閉ざさ れ, 術後 7∼14日の 診時に外来窓口に用意された回収 袋に投函するか外来業務の職員に手渡された. 開封は調 査施設とは別の施設に所属する研究者によって行われ た. 質問紙への回答が得られたことで調査への同意が得 られたと判断した. 結 果 対象者の属性 (表 3) 対象者の婚姻関係は, 未婚」が 50名 (50%), 結婚し ている」が 39 名 (39%), 再婚した」が 8名 (8%), 無記 入が 3名 (3%) であった. 対象者の職業では,サービス業 (事務・販売など)が最 も多く 31名 (31%), 次いで, 無職 (専業主婦を含む) 22 名 (22%), パート・臨時雇い 21名 (21%), 学生 10名 (10%) であった. 専門職・管理職は 7名 (7%), 工場など 現場労働者が 4名 (4%)であった.学生の内訳は,中学生 1名, 高 生 4名, 専修・専門学 (高卒後) 2名, 短大・ 高専 1名, 大学・大学院 2名であった. 対象者の最終学歴は, 最も多い頻度を占めたのは高 51名 (51%, 在学者 4名を含む) で, 次いで, 専修・専門 学 (高卒後)で 17名 (17%,在学者 2名を含む),中学 11名 (11%, 在学者 1名を含む) であった. 短大・高専 8 名 (8%, 在学者 1名を含む), 大学・大学院 8名 (8%, 在 学者 2名を含む) であった. 術前の援助不安と自尊感情の関連 術前の援助不安の程度は自尊感情に影響を及ぼすかを 検討する目的で,術前の援助不安尺度得点の高得点群 (H 群) と低得点群 (L 群) を独立変数とし, 自尊感情得点を 従属変数として t 検定を行った (表 4-1, 表 4-2). 医師と 看護師に対するそれぞれの援助不安尺度得点の平 値と 標準偏差を基準に, M+1/2SD 以上を高得点群 (H 群), M―1/2SD 以下を低得点群 (L 群) とした. 医師, 看護師ともに, 援助不安の 3つの領域すべてに おいて H 群が L 群よりも自尊感情が低かった. 表3 対象者の属性 (n=100) 人数 (%) 婚姻関係 未婚 50 (50) 結婚している 39 (39) 再婚した 8 ( 8) 無記入 3 ( 3) 職 業 サービス業 (事務・販売など) 31 (31) 無職 (専業主婦を含む) 22 (22) パート・臨時雇い 21 (21) 学生 10 (10) 専門職・管理職 7 ( 7) 工場など現場労働者 4 ( 4) 無記入 4 ( 4) その他 1 ( 1) 最終学歴 中学 11 (11) 高 51 (51) 専修・専門学 (高卒後) 17 (17) 短大・高専 8 ( 8) 大学・大学院 8 ( 8) 無記入 5 ( 5)

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援助不安と術後にもらったソーシャルサポートの関係 援助不安を軽減することが, どの程度, 中絶を受けた 後のサポートの量を増加させるかを検討するため, 術後 にもらったソーシャルサポート得点を従属変数とし, 主 治医と看護師に対する援助不安得点を要因とした一要因 散 析を行った. 術前の援助不安得点の平 値と標準 偏差を基準とし, M+1/2SD 以上を高得点群 (H 群), M ―1/2SD 以下を低得点群 (L 群), その中間を中間得点群 (M 群) とした. 医師に対する援助不安と術後にもらったソーシャルサ ポートの関連 (表 5-1) 「人工妊娠中絶が身体に与える負担について知りたい ときのサポート」の領域においては, 呼応性の心配のサ ポート得点への主効果が認められた (F[2,89]=5.17,p<0.01). 多重比較の結果, L 群よりも M 群, H 群のサポート得点 が低かった. 「パートナーとの関係で問題を感じたときのサポート」 でも呼応性への心配の主効果が有意で あった (F[2, 90]=3.94, p<0.05). 多重比較では L 群より H 群におい てサポート得点が低かった. 「人工妊娠中絶についての情報・助言へのサポート」 では, 汚名への心配において術後サポートの有意な主効 果の傾向が示された (F[2,90]=2.47,p<0.10).呼応性へ の心配では有意な主効果が認められた (F[2, 90]=6.27, p<0.01).多重比較の結果,援助不安得点が L 群よりも H 群でサポート得点が低かった. 「 康状態のことで気になることへのサポート」にお いても, 汚名への心配のサポートへの有意な主効果の傾 向が見られた (F[2,90]=3.23,p<0.05).呼応性への心配 においては有意な主効果が認められた (F[2, 90]=4.85, p<0.05). 多重比較の結果, 援助不安が L 群よりも M 群, H 群のサポート得点が低かった. 看護師に対する援助不安と術後にもらったソーシャルサ ポートの関連 (表 5-2) 「人工妊娠中絶が身体に与える負担について知りたい ときのサポート」領域では, 呼応性への心配の術後も らったソーシャルサポートへの主効果が有意であった (F[2, 92]=3.56, p<0.05). 多重比較による各得点群の有 意な差は認められなかった. 「パートナーとの関係で問題を感じたときのサポート」 領域は, 術後もらったソーシャルサポートの主効果は認 められなかった. 「人工妊娠中絶についての情報・助言へのサポート」 領域では, 呼応性への心配の術後もらったソーシャルサ ポートへの有意な主効果が認められた (F[2, 92]=3.21, p<0.05).また,相談場面への心配 (F[2,93]=2.43,p<0.10) と汚名への心配 (F[2, 91]=2.91, p<0.10) の術後もらっ たソーシャルサポートへの有意な主効果の傾向が示され た. 多重比較の結果, L 群より H 群においてサポート得 点が低かった. 「 康状態のことで気になる事へのサポート」領域で は, 汚名への心配の術後もらったソーシャルサポートへ の有意な主効果が示された (F[2,89]=4.73,p<0.05).多 重比較の結果, L 群より M 群において術後もらったソー シャルサポート得点が低かった. 未婚・既婚, 職業による援助不安得点の差 未婚・既婚別と職業における援助不安得点の差につい ては, 有意な差は認められなかった. 表4-1 医師に対する援助不安得点による自尊感情尺度得点の差 心理的反応 医師に対する援助不安 平 値 (SD) t値 df p 自尊感情 相談場面への心配 L 群 (n=30) 30.30 (4.85) 2.75 61 H 群 (n=33) 26.33 (6.39) 汚名への心配 L 群 (n=45) 30.87 (4.77) 5.15 65 H 群 (n=22) 23.95 (5.89) 呼応性への心配 L 群 (n=27) 29.85 (5.38) 2.31 62 H 群 (n=37) 26.43 (6.15) p<0.01, p<0.05, ns有意差なし 表4-2 看護師に対する援助不安得点による自尊感情尺度得点の差 心理的反応 看護師に対する援助不安 平 値 (SD) t値 df p 自尊感情 相談場面への心配 L 群 (n=31) 30.55 (5.45) 2.61 58 H 群 (n=32) 26.21 (5.22) 汚名への心配 L 群 (n=38) 30.66 (4.40) 4.28 65 H 群 (n=29) 25.10 (6.22) 呼応性への心配 L 群 (n=31) 30.03 (4.61) 2.98 65 H 群 (n=36) 25.80 (6.63) p<0.01, p<0.05, ns有意差なし

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援助不安が主治医, 看護師からもらったソーシャルサ ポートに影響を与える要因 中絶の際の援助サービスを検討するためには, 援助不 安が中絶を受けた女性のもらったソーシャルサポートに どの程度影響を与えるのかを明らかにする必要がある. そこ で, 主 治 医, 看 護 師 か ら の も らった ソーシャル サ ポートに影響を与える要因を明らかにするため, 従属変 数をもらったソーシャルサポート, 独立変数を相談場面 への心配, 汚名への心配, 呼応性への心配, 自尊感情, 被 援助志向性と設定し, 重回帰 析を行った (表 6-1, 表 6 -2). 自尊感情を独立変数に投入したのは, 援助を求める ことは自尊感情に脅威であるという指摘があるためであ る. 主治医では, 全ての領域で呼応性の心配ともらった ソーシャルサポートが負の関連, 被援助志向性ともらっ たソーシャルサポートが正の関連であった. 看護師では, 人工妊娠中絶が身体に与える影響」につ いては被援助志向性ともらったソーシャルサポートが正 の関連, 人工妊娠中絶についての情報や助言」について は, 汚名への心配ともらったソーシャルサポートが負の 関連, 被援助志向性ともらったソーシャルサポートが正 の関連であった. パートナーとの関係で問題を感じた とき」, 自 の 康状態 (体調が悪いなど)のことで気に なることがあったとき」の 2つの領域では, 重回帰式が 有意ではなかった. 主治医と看護師を比較すると, 看護師の説明率 R が 低く重回帰式が有意でない領域があり, 主治医と看護師 からもらったソーシャルサポートの構造が異なることが 明らかになった. 表5-1 医師に対する援助不安と術後にもらったソーシャルサポートとの関連 医師への援助不安 L 群 M 群 H 群 F 値 p 人工妊娠中絶が身体に与える負 担について知りたいときのサ ポート 相談場面への心配 2.13 (0.70) 2.02 (0.62) 2.155 (0.75) 0.31 ns 汚名への心配 2.27 (0.66) 1.96 (0.67) 1.95 (0.73) 0.24 ns 呼応性への心配 2.46 (0.70) 1.97 (0.55) 1.97 (0.72) 5.17 L 群<M 群, L 群<H 群 パートナーとの関係で問題を感 じたときのサポート 相談場面への心配 1.93 (0.59) 1.79 (0.62) 1.88 (0.80) 0.35 ns 汚名への心配 2.01 (0.63) 1.84 (0.69) 1.65 (0.71) 2.27 ns 呼応性への心配 2.18 (0.68) 1.76 (0.58) 1.75 (0.69) 3.94 L 群<H 群 人工妊娠中絶について情報や助 言がほしいときのサポート 相談場面への心配 2.23 (0.66) 2.02 (0.82) 1.99 (0.82) 0.87 ns 汚名への心配 2.24 (0.70) 2.02 (0.90) 1.82 (0.70) 2.47 ns 呼応性への心配 2.48 (0.76) 2.03 (0.69) 1.82 (0.75) 6.27 L 群<H 群 康状態のことで気になること があったときのサポート 相談場面への心配 2.27 (0.83) 2.12 (0.77) 2.15 (0.94) 0.27 ns 汚名への心配 2.41 (0.79) 1.98 (0.83) 1.96 (0.90) 3.23 ns 呼応性への心配 2.60 (0.84) 2.06 (0.65) 1.98 (0.91) 4.85 L 群<M 群, L 群<H 群 p<.01, p<.05, ns有意差なし 表5-2 看護師に対する援助不安と術後にもらったソーシャルサポートとの関連 看護師への援助不安 L 群 M 群 H 群 F 値 p 人工妊娠中絶が身体に与える負 担について知りたいときのサ ポート 相談場面への心配 2.24 (0.71) 2.11 (0.68) 1.96 (0.65) 1.26 ns 汚名への心配 2.23 (0.71) 1.98 (0.65) 2.08 (0.68) 1.18 ns 呼応性への心配 2.38 (0.71) 1.98 (0.64) 1.99 (0.64) 3.56 パートナーとの関係で問題を感 じたときのサポート 相談場面への心配 2.00 (0.65) 1.93 (0.60) 1.72 (0.80) 1.48 ns 汚名への心配 2.02 (0.66) 1.76 (0.65) 1.86 (0.74) 1.26 ns 呼応性への心配 2.09 (0.69) 1.83 (0.66) 1.79 (0.68) 1.73 ns 人工妊娠中絶について情報や助 言がほしいときのサポート 相談場面への心配 2.26 (0.73) 2.12 (0.74) 1.85 (0.81) 2.43 ns L 群<H 群 汚名への心配 2.31 (0.71) 1.98 (0.82) 1.89 (0.75) 2.91 ns L 群<H 群 呼応性への心配 2.29 (0.77) 2.17 (0.78) 1.83 (0.70) 3.21 L 群<H 群 康状態のことで気になること があったときのサポート 相談場面への心配 2.32 (0.82) 2.25 (0.87) 1.97 (0.81) 1.49 ns 汚名への心配 2.48 (0.81) 1.86 (0.68) 2.17 (0.92) 4.73 L 群<H 群 呼応性への心配 2.42 (0.80) 2.13 (0.78) 2.50 (0.91) 1.63 ns p<.05, ns有意差なし

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察 術前の援助不安と自尊感情の関連 術前の援助不安と自尊感情の関連の 析において, 医 師や看護師に対する援助不安が高い場合に自尊感情が低 いことが明らかになった. このことから, 中絶を受ける 女性が医師や看護師に援助を求める際に精神的苦痛を感 じている可能性がある. 中絶を受ける女性が医師・看護 師に抱く援助不安を軽減できるようにする配慮が必要で あるといえよう. 援助不安と術後にもらったソーシャルサポートの関連 援助不安ともらったソーシャルサポートの関連では, 医師, 看護師ともに呼応性, 汚名への心配が強いとサ ポートの量が少ないことが示された. 術後にもらったソーシャルサポートの 4つの領域にお いて, 医師に対する呼応性への心配が強い場合にサポー トが得られていないと えられる. 一方, 人工妊娠中絶 が身体に与える負担について知りたいときのサポート」 と「人工妊娠中絶についての情報・助言へのサポート」 の領域において, 看護師に対して, 呼応性への心配が強 い場合, サポートが得られない状況におかれることが示 唆された. 中絶を受けた女性が医師や看護師のサポート を得られるようにするためには, 医師や看護師に対する 呼応性への心配を低めるように介入すべきである. 呼応性への心配とは, 具体的には, 医師は相談した問 題を理解, 解決できない, 相談すると悪い影響が出る, 医 師は, 医療者なので, 人工妊娠中絶を受けた女性の問題 は理解できないなどに代表される心配である. また, 看 護師については, 看護師は私が相談した問題を解決でき ない, 看護師は私が相談した問題を理解してくれない, 看護師は, 医療者なので, 人工妊娠中絶を受けた女性の 問題は理解できないなどから構成されている. こうした 呼応性への心配を低める一つの例として, 中絶を受ける 際に, 医師や看護師が提供できるサービスをあらかじめ 説明することも一つの対策である. 「看護師に対する援助不安ともらったソーシャルサ ポート」では, 康状態のことで気になることがあった ときのサポート」の領域において, 不安得点が強い場合 にもらったソーシャルサポート得点が低かった. この結 果から, 看護師に対する汚名への心配が強い場合はソー シャルサポートが得られにくい状況にあることが えら れる. 汚名への心配とは具体的には, 医師に相談したら, 私 は問題のある女性だと思われる, 医師に相談したら, 特 別扱いされる, 私は, 医師に相談にのってもらう価値の ない人間だ,医師に相談したら,私のことを「自 で問題 を解決できない弱い人間だ」と思われるなどの項目で構 成されている. 同様に看護師では, 看護師に相談したら 特別扱いを受ける, 看護師に相談していることを私の友 達が知ったら私は友達を失う, 私は看護師に相談にのっ てもらう価値のない人間だ, 看護師に相談したら私のこ とを「自 で問題を解決できない弱い人間だ」と思われ るなどの項目で構成されている. 汚名への心配に対する 介入の例として, 中絶を受ける女性が抱く不安や心配に ついて十 に説明し, こうした不安を持つことは当然で あり, 中絶を受ける女性自身に原因があるわけではない こと, こうした不安や心配を医師や看護師の前で開示す 表6-1 主治医からもらったソーシャルサポートを従属変数とした重回帰 析における各独立変数の標準偏回帰係数 領 域 人工妊娠中絶が身体に与える影響につい て知りたいとき パートナーとの関係 で問題を感じたとき 人工妊娠中絶について情報や助言がほし いとき 自 の 康状態のこ とで気になることが あったとき 相談場面への心配 −0.101 0.118 −0.147 0.123 汚名への心配 0.029 0.001 0.054 0.065 呼応性への心配 −0.391 −0.247 −0.286 −0.350 自尊感情 −0.038 0.040 0.184 0.189 被援助志向性 0.317 0.317 0.326 0.223 説明率 (R ) 0.276 0.174 0.316 0.210 注) p<0.10 p<0.05 p<0.01 表6-2 看護師からもらったソーシャルサポートを従属変数とした重回帰 析における各独立変数の標準偏回帰係数 領域 人工妊娠中絶がに与える影響について知りた いとき 身体パートナーとの関 係で問題を感じたとき 人工妊娠中絶について 情報や助言がほしいと き 自 の 康状態のこと で気になることがあっ たとき 相談場面への心配 0.050 0.118 0.051 0.137 汚名への心配 −0.193 0.104 −0.288 −0.172 呼応性への心配 −0.138 −0.232 −0.076 −0.023 自尊感情 0.040 0.088 −0.060 0.053 被援助志向性 0.347 0.323 0.292 0.208 説明率 (R ) 0.272 0.176 0.180 0.084 注) p<0.10 p<0.05 p<6.01

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ることが, 中絶を受ける女性への評価を低めることには ならないことなどについて, パンフレットなどを用いて 時間をかけて説明することが えられる. また, 人工妊娠中絶に対する看護者の 藤についての 報告によると, 現場にいる看護師は, 人工妊娠中絶を受 ける女性に対して「避妊すべき」「もっと えるべき」「や めさせたい」と女性を責める気持ちがある一方, かわい そう」「気持ちにより添いたい」と女性を受容する気持ち と「仕方ないが何てことをするの」と共感する気持ちと 責める気持ちが同時に存在するアンビバレントな気持ち を持っている. 人工妊娠中絶に関わるときの 藤につ いては,個人的には, 苦しい気持ち」「マイナスな感情」 「関わりたくない」気持ちを持ちながら, 看護者として は, 仕事・患者だと割り切る」「患者の今後を える」「精 神的ケアがしたい」という気持ちがある. このような現 場における看護師の 藤は, 医師にも共通する 藤であ る可能性があり, 医療者が中絶を受ける女性に抱いてい る自己の価値観を認識して, 無意識に女性を責めること がないように留意する必要があろう. 主治医, 看護師からもらったソーシャルサポートを規定 する要因 援助不安が中絶を受けた女性のもらったソーシャルサ ポートにどの程度影響を与えるのかを明らかにするため に, 重回帰 析を行った結果, 術後のもらったソーシャ ルサポートを規定する要因として, 主治医では「呼応性 への心配」, 被援助志向性」,看護師では「汚名への心配」, 被援助志向性」が抽出された. 主治医に関しては, 呼応 性の心配を低くすること, 被援助志向性を高めることが 大切であり, 看護師に関しては限定的な関連であるが, 汚名への心配を低くすることと被援助志向性を高めるこ とが大切であるといえる. すなわち, 主治医については, 医師は相談した問題を理解, 解決できない, 相談すると 悪い影響が出る, 医師は, 医療者なので中絶を受けた女 性の問題は理解できないなどの項目に関する心配を低く することを心がけること, 看護師に対しては, 看護師に 相談したら特別扱いを受ける, 看護師に相談しているこ とを私の友達が知ったら私は友達を失う, 私は看護師に 相談にのってもらう価値のない人間だなどの汚名への心 配を低くすることが, 女性がサポートを受けやすい状況 を作りだすことに繫がる可能性がある. また, 主治医と看護師を比較すると, も らった ソー シャルサポートの構造の違いから, 主治医と看護師では, 影響のある援助不安の因子が異なる可能性が示唆され た. 一般に, 病気や身体的な不調に対して相談を受け治 療を施す役割を担うのは医師であるため, 中絶を受ける 女性は, 医師に対しては, 主に身体的な問題や心配事に 対する援助者としての役割を期待していると えられ る. しかし, 医師に対して援助は求めているものの, 身体 的な問題以外の悩みや不安について医師は理解し, 解決 してくれないのではないかという不安を抱き, 中絶を受 ける女性の気持ちを理解し心のケアをする援助者として の役割はあまり期待していないと えられる. 一方, 看 護師に対しては,先行研究 において,看護者は中絶をう ける女性に対して責める気持ちや受容し難い気持ちを抱 いていたと報告されているように, 多くの場合同性であ る看護師から, 同じ女性として軽蔑されたり自 の価値 観を非難されるのではないかという懸念があるため, 援 助を求めにくいと感じている可能性がある. 水野ら は,被援助志向性の先行研究において,家族や 身近な友人などのインフォーマルなサポート源がない人 は医療者などのフォーマルなサポートに援助を求めると 指摘している. このことから, 医師や看護師は中絶を受 ける女性の心のケアの実践者として, 重要な役割を担っ ているといえる. したがって, 対象となる女性がサポー トを受けやすい状況をつくることが必要である. そのた めには, 中絶を受ける女性が抱く援助不安についての理 解を深め, 医療者としての価値観を認識し, かかわり方 への配慮や改善を心がけるなど, 医療者自身の課題へ取 り組む必要がある. また, 限られた診療時間の中で, 女性たちは, 医師や看 護師に不安や悩みを打ち明けたり, 話を聞いてもらうこ とをためらってしまう可能性もある. また, プライバ シーの保護が明らかに保証されているわけではない診療 場面においては, 安心して中絶に関する相談をすること ができないとも えられる. 時間的にも空間的にも, 安 心して相談できることが保証されたカウンセリングルー ムを設けて専属の相談員を配置するなど, 対象となる女 性がサポートを受けやすい環境づくりを同時に進めるこ とも大切であろう. 謝 辞 本研究にご協力下さいました関係者各位および質問紙 調査にご回答下さいました皆様に深く感謝いたします. 付 記 本研究は, 平成 15年度厚生労働科学研究費補助金の 一部により実施した. 引 用 文 献

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Anxiety for Support and Psychological Care

of Women Experiencing Abortion

Kyoko Kunikiyo,

Haruhisa Mizuno,

Hisashi Watanabe,

Yoko Tokiwa

1 School of Health Science, Faculty of Medicine, Gunma University 2 Osaka Kyoiku University

3 Department of Obstetrics and Gynecology, Jichi Medical University

Purpose: The purpose of this study is to produce materials concerning anxiety for support of women receiving induced abortion and need for psychological care through questionnaire survey. Subjects and M ethod: The survey was conducted from September 2003 through January 2004 at 15 clinics and hospitals. It was the anonymous questionnaire to be filled in by the women surveyed. One hundred subjects who replied both before and after induced abortion were analyzed. The contents include anxiety for support,desire to be supported,support provided and feeling of self respect. Results: The women received less support from doctors and nurses when they had strong concern about response and stigma. The support determinants identified in the survey are responsiveness concern , stigma con-cern and woman s desire to be supported . Conclusion : It is necessary to reduce concon-cerns about response and stigma and to enhance woman s desire to be supported in creating environment where women can easily receive supports by doctors and nurses.(Kitakanto Med J 2006;56:303∼312)

参照

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