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自然言語処理技術の現状と展望 -エラー分析プロジェクトを通して-:0.編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)特集. 自然言語処理技術の現状と展望 ─エラー分析プロジェクトを通して─ 編集にあたって. 関根 聡(ニューヨーク大学) 乾 健太郎(東北大学).  ここ十数年にわたる機械学習研究の進展と,計算.  本特集は,まず最初に Project Next NLP の紹. 機の大規模化,テキストや音声による言語データ量. 介と自然言語処理の技術に馴染みのない方に対し. の爆発的な増大により,自然言語処理の技術も大き. て,自然言語処理の導入的な解説を行う.その後に,. な進展を遂げた.また,巷では人工知能が一種のブ. Project Next NLP で設定されたタスクのリーダー. ームになり,自然言語処理にも期待が高まっている.. が,各タスクの紹介,課題,今後について説明する. そこで,本特集では自然言語処理の技術の現状を研. という形式をとっている.読者は,興味あるタスク. 究者自身がしっかりと見つめることを目標に行われ. について,順序は関係なく読んでいただいても楽し. た Project Next NLP の話題を中心に,自然言語処. めるような構成になっている.Project Next NLP. 理のさまざまな技術の内容と課題と今後の見通しに. では,それぞれのタスクに取り組んでいる大学や企. ついての解説を行う.自然言語処理において機械学. 業の研究者が横断的に集い,研究対象を客観的に見. 習の応用は今や欠かせない要素技術となっている. つめなおすという作業が行われた.この協調的な作. が,機械学習を単に与えられたタスクで応用しシス. 業が本プロジェクトの核心であり,それを通じて参. テムを構築するだけではなく,システムによるエラ. 加者が今後の研究についてのヒントを得られたこと. ーの分析を通じて自然言語処理が持つ本質的な課題. が大きな成果である.すべてのタスクにおいてそれ. を地道にしっかりと見つめることが,Project Next. ぞれ素晴らしい成果が得られたことはひとえに各タ. NLP の目標である.総勢 200 人以上の自然言語処. スクのリーダーの献身的努力と参加者の情熱に負っ. 理の研究者がなんらかの形で参加したこのプロジェ. ている.リーダー,および参加者に心から感謝する. クトを通し,彼らの真摯な研究に対する姿勢を感じ. とともに,このプロジェクトの企画,全体調整役と. ていただきながら,本特集を楽しんでいただければ. して働けたことに感謝したい.. 幸いである.. 2. 情報処理 Vol.57 No.1 Jan. 2016. (2015 年 11 月 16 日).

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