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エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集の発行にあたって

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Academic year: 2021

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電子情報通信学会論文誌 C Vol. J102︲C No. 5 p. 101 ©一般社団法人電子情報通信学会 2019 101

特集

エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集の

発行にあたって

製品開発を効率よく進めるためにはシミュレーショ ンによる事前の検討が欠かせない.最近では比較的安 価にソフトウェアが手に入り,産業界だけでなく,研 究機関でも広く利用されている.市販ソフトウェアの 信頼性が上がり,計算値と実験値が一致しない場合 は,後者を疑うこともある,と耳にしたことがある. しかし,市販ソフトウェアでは扱えない問題を計算し たい場合には,シミュレーターを自作せざるを得な い.特に,複数の物理現象を考慮したいわゆるマルチ フィジクスな計算や,大規模問題を扱う際の計算の効 率化,また最適化手法を組み合わせた設計などの分野 では,新しいシミュレーターの開発が依然として重要 な研究テーマとなっている. 本特集は毎年継続して7回目となるが,今回もシミ ュレーターの開発・応用に関する多くの興味深い論文 を御投稿頂いた.FDTD法の周波数依存化に関する招 待論文に加え,一般論文5編,ショートノート5編が厳 正な査読を通して採録された.産業のグローバル化が 叫ばれ,情報の発信・受信は英語で行うことが多くな ったが,最新の技術を日本語でわかりやすく伝えるの も,この国の技術発展において重要であると感じてい る.エレクトロニクスに関するシミュレーション技術 の進展に関して,本特集が今後もその役割を果たして いくことを強く願っている. 最後に,本特集発行にあたり,投稿頂いた著者の皆 様,適切な意見を頂いた査読委員,細かな作業を行っ て頂いた編集委員,大変な編集業務を統括し推進され た編集幹事,ならびに事務局の皆様に,心よりお礼申 し上げたい. 柴 しばやま  純じゅん(正員)  平5法政大・工・電気卒.平7同大学院修士 課程了.同年古河電気工業株式会社入社,光技術研究所勤務. 平11法政大工助手.平27同大教授.博士(工学).電磁界デバイ スの数値解析の研究に従事.平25本会エレクトロニクスシミュ レーション研究会より優秀論文発表賞(一般部門),平29米国電 気電子学会(IEEE)よりUlrich L. Rohde Innovative Conference Paper Award on Computational Techniques in Electromagnetics, 同 年International Symposium on Microwave and Optical TechnologyにてBest Paper Award,平30本会エレクトロニクス ソサイエティ賞を受賞.IEEE, OSA, ACES各会員.

エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集編集委員会 委 員 長 柴 山   純 江 口 真 史 萓 野 良 樹 ・ 毛 塚   敦 ・ 五 味 宏一郎 ・ 須 賀 良 介 陳   春 平 ・ 日 景   隆 ・ 中 嶋 徳 正 ・ 平 野 拓 一 藤 田 和 広 ・ 安 井   崇 エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集編集委員会 委員長  

柴 山  純

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