• 検索結果がありません。

母性看護実習で学生が自覚するストレスの実態

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "母性看護実習で学生が自覚するストレスの実態"

Copied!
13
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

J. Jpn. Acad. Mid., Vol. 7, No. 1, pp.31-43, 1993

母 性 看護 実 習 で学 生 が 自覚 す るス トレス の実 態

Studies

on Student's

Stress

and Coping

Experienced

in Maternal

Nursing

Practice

竹 ノ 上 ケ イ 子(Keiko TAKENOUE)* 内 海 滉(Ko UTSUMI)** 要 約 母 性 看 護 実 習 中 の ス トレ ス と対 処 の 実 態 を明 らか に す る 目的 で,3年 課程 の 看 護短 大 生96名 に質 問紙 に よ る調 査 を行 い,以 下 の 結 果 が 得 られ た。 ① 臨 床 場 で は,統 計 的 に有 意(T-検 定)に 実 習 前(朝)の ほ うが終 了後(夕)よ り もス トレス が 高 か った 。 (2)実 習 前(朝)の ス トレス は,増 加 した り,減 少 した り,持 続 した りす るが,そ の 変 化 は一 直線 で は な く,さ ま ざ ま に変 化 して い る こ とが わ か った 。 (3)ス トレス が あ る,あ る い は高 い と感 ず るの は,① 普 段 と違 う身 体 感 覚,② 普 段 と違 う情 動 反 応,③ 普 段 と違 う行 動 反 応 な ど を知 覚 す るか らで あ る こ とが わ か った 。 (4)ス トレ スの 原 因 ・理 由 は,① 新 しい実 習 経 験,母 性特 有 で あ るか ら,② 記 録 物 に関 す る もの,③ 個 人 的 な 問題 ④ 臨 床 ス タ ッ フ との 関 係 か らの もの,⑤ 対 象(褥 婦 ・新 生 児)と の 関 係 か らの もの,⑥ 教 員 との 関 係 か らの もの,の 順 で あ っ た。 (5)ス トレ ス緩 和 の た め に努 力,試 み を した 学 生 の 割 合 は,実 習 前 半 に比 べ て後 半 で は徐 々 に 少 な くな って い く傾 向 が あ っ た。 その 内容 は,情 動 志 向 的 対 処 と問 題 解 決 的 対 処 で あ っ たが,一 時 回避,依 存, 他 者 か ら援 助 を受 け る な どで 気 持 ち を落 ちつ か せ,情 動 志 向 的 対 処 を行 っ た後 に問 題 解 決 志 向 的 に対 処 す る とい う情 動 志 向 的 か つ 問 題 解 決 的 対 処 が あ り,学 習 の 場 で の 学 生 の 対 処 の 特 徴 だ と思 わ れ る 内 容 で あ った 。 (6)ス トレス が 実 習 に影 響 した と記 入 した学 生 は,実 習 前 半 に比 べ て後 半 で は徐 々 に減 少 して い た 。 そ の 内 容 は,プ ラス 影 響,プ ラ ス ・マ イナ ス影 響,マ イナ ス影 響 に分 類 され た。 (7)ス トレス 緩 和 の 努 力 と実 習 へ の 影 響 は高 い相 関(0.725)が あ り,ス トレス緩 和 の た め に 努 力 を した 頻 度 の 高 い 学 生 ほ ど,ス トレ スが 実 習 に影 響 した と記 入 した頻 度 が 高 か っ た。

*佐 賀 医 科 大 学 看 護 学 科(School of Nursing ,Saga Medical School)

**千 葉 大 学 看 護 学 部 看 護 実 践 研 究 指 導 セ ン タ ー(Faculty of Nursing ,Chiba University Department of Continuing Education, Center of Education & Research for NursingPractice)

(2)

母性 看 護 実習 で 学 生 が 自覚 す る ス トレスの 実 態

Abstract

The purpose of this study was to investigate the student's actual state of stress and coping process experienced in the maternal nursing practice.

The study was performed using the stress scale and the questionnaire on 96 nursing students during the practice.

(1) The stress of the students before the practice in the morning was statistically higher than after the practice in the evening.

(2) There are many various changing patterns of the stress value, increasing, decreasing, or non-changing along with the day time.

(3) Students recognized that they experienced to feel stress as (1) the bodily disconfort, (2) the difference sensation from everyday physical feeling, (3) the unusual emotion such as negative, depressive, positive, agressive emotion, (4) the unusual action in their own behavior.

(4) Stressors of students in the maternal nursing practice were: (1) new experience, new practice, (2) task to write report, (3) personal matters, ® relationship with stuff in the ward of the hospital,

(5) relationship with the patient, (6) relationship with teachers.

(5) The students who tried to make efforts for coping stress were gradually decreased after the middle of the practice seminar schedule. There were emotion-focused forms of coping, problem -focused forms of coping and emotion and problem-focused coping . The temporarily avoidance, indirectly supplement and dependence seem to be characteristics coping stress of students during practice.

(6) The students who said to influence on their practice were gradually decreased after the middle of the practice schedule.

Those who were influenced positively changed better their schedules of stress, whereas those who were influenced negatively, other neutral can't decision either positive or negative.

(7) There were high correlation with the students who tried to make efforts for coping stress, and to feel influence on their practice.

1 は じ め に 看 護 教 育 で は教 育 方法 と して臨 床 実 習 が 重 要 視 さ れ て い る。 そ の 臨床 実 習 は,学 生 が格 段 に 成 長 す る機 会 と もな るが,反 面,不 安 や 緊 張 な どが 増 強 す る,と い う先 行研 究1)∼5)も多 く,臨 床 実 習 は 学 生 た ち に とっ て ス トレス フル な体 験 で あ る とい え る。 実 習 で の 学 生 の ス トレス 認 知 お よび 対 処 に つ い て の これ まで の 研 究 は,ス トレス は学 習 を妨 げ る もの で あ る と と らえ られ,そ れ を軽 減 させ る た め の教 員 や 臨 床 指 導 者 の働 きか け を考 え る もの が ほ とん どで あ った 。 しか しな が ら,筆 者 らは,ス トレス を実 習 とい う学 習 の場 で は 避 け難 い,不 可 欠 な もの と して と らえ,学 生 の 実 習 中 の ス トレス の 認 知 お よ び対 処 に つ い て の 実 態 を,学 生 自身 の 対 処 を含 め て調 査 し,報 告 した6)。 本 報 は そ れ を踏 まえ て,例 数 を増 や し,実 習 開 始 前 と後 で ス トレス の 自覚 に差 が あ るの か,ど の よ うに 変 化 す るの か,ス トレ ス を何 に よっ て 自覚 す るの か,ス トレ ッサ ー は 何 か,ス トレス緩 和 の た め に 学 生 た ち は どの よ う な 努 力 を して い るの か,実 習 に ど う影 響 す るの か,等 につ い て調 査 し たの で報 告 す る。 研 究 目的 母 性 看 護 実 習 で 学 生 が 自覚 す る ス トレス の 実態 を明 らか に し,実 習 指 導 の 基 礎 資 料 とす る。 研 究 方 法 1)学 生 が 自覚 す るス トレス を毎 日,実 習 開始 前 (朝)と 終 了後(夕)に 自 己記 述 に よ る報 告 とい う形 で,ス トレス がな い 状 態(0)か ら,非 常 32 日本助 産 学会 誌 第7巻 第1号(1993)

(3)

母 性 看護 実 習 で学 生が 自覚 す るス トレスの 実態 に 強 くス トレス を感 じる状 態(5)ま で を5段 階 に破 線 を引 き,ど の ラ ンク か を 自己判 断 して ○ 印 で 記 載 す る よ う依 頼 した。それ を得 点 化 し, ① 経 日的 変 化,② 一 日の うち で の ス トレス の 変 化 をみ た。 同 時 に,③ ど う い う 自分 の 状 態 か らス トレス が あ る と思 っ たの か,④ ス トレス の原 因 ・理 由, ⑤ ス トレス緩 和 の た め に努 力 した こ と,⑥ 実 習 に ど う影 響 したか の 記 載 を求 め,内 容 を分 析 し た 。 2)対 象 は,A看 護 短 大(3年 課 程)で 平 成2年 度 お よび3年 度 に母 性 看 護 実 習(3単 位,135h) を行 っ た学 生102名 の う ち,デ ー タ を得 られ た96 名 分 を使 用 した 。 当該 学科 にお け る母 性 看 護 実習 は,成 人 ・急 性 期看 護,成 人 ・慢 性 期 看 護,成 人 ・回復 期 看 護,小 児 看護,地 域 看 護,精 神 看 護 の6領 域 を 加 えた 合計7領 域 を7∼8名 ず つ の グル ー プ で ロ ー テ ー シ ョ ンす る形 で,3年 次 に集 中 して実 習 す る形 態 に な っ て い る。母 性 看 護 実 習 の 経 過 とお もな 内 容 を表1に 示 した 。 〈用 語 の 定 義 〉 ・心 理 的 ス トレス:あ る環 境 か らの 要求 が 重 荷 で あ り,安 寧 を 脅 か して い る と評 価 した 場 合 の, 個 人 と環 境 との 特 別 な関 係 をい う(今 回 の調 査 で は,脅 威 とな る強 い ス トレス だ け で な く,学 表1 母性看 護実 習 の経 過 とお もな実 習内容 日本 助 産学 会 誌 第7巻 第1号(1993) 33

(4)

母 性 看護 実 習 で学 生 が 自覚 す るス トレス の実 態 生 自身 が ス トレス で あ る と自覚 した もの をス ト レス とみ な した)。 ・ス トレス の 認 知 評 価:ス トレス を どの よ う に受 け止 め た か とい う こ と。 ・対 処:ス トレス を軽 減 し よ う とす る心 理 的 努 力 お よび 行 動 。 ・問題 解決 志 向 的 対 処:ス トレス の 原 因 で あ る問 題 を う ま く処 理 す る た め の 方法 を考 え実 行 し よ う とす る心 理 的 努 力 お よび 行 動 。 ・情動 志 向 的 対 処:ス トレス の 原 因 に対 す る取 り 組 み はせ ず に,感 情 あ るい は苦 痛 の 調 整 を し よ う とす る心 理 的 努 力 お よび 行 動 。 結 果 お よ び 考 察 1.実 習前 後 の ス トレス比 較 実 習 開始 前(朝)と 実 習終 了 後(夕)の ス トレ ス を比 較 し,そ の経 日的 変化 を図1に 示 した 。 学 内 お よび病 院 で の オ リエ ンテ ー シ ョ ンが行 わ れ る初 日は,開 始 前 よ りも終 了 後 の ほ うが高 く, 技 術 演 習 な ど を行 うオ リエ ン テ ー シ ョ ン2日 目で は ほ とん ど同 じで あ っ た 。そ れ 以後 の 臨 床 場 で は, すべ て統 計 的 に 有 意(T一 検 定)に 実 習 開 始 前(朝) の ほ うが終 了後(夕)よ り もス トレス が 高 か っ た。 特 に病 棟 ス タ ッフ を加 えて の カ ン フ ァ レ ンス が 行 わ れ る臨床10日 目は,最 も差 が 大 きか っ た。 学 内 で 教 員 との 個 人 面 接 が 行 わ れ る ま と め の2日 目 も,有 意 に 開 始 前 が 高 くな っ て い た。 筆 者 らの 第 一 報6)で,実 習 予 定 が1つ だ け の 場 実習経過 図1 実習前後 の ス トレス比較 合 に 比 べ て,分 娩 や 入 院 が あ っ た ら,と 想 定 して 実 習 予 定 が2つ あ る 場 合 の ほ う が ス ト レ ス が 高 い こ と,実 習 場 所 や 内 容 に よ っ て ス トレ ス の 程 度 に 差 が あ り,分 娩 室 実 習 予 定 の 日 に最 も高 く,次 い で 沐 浴 指 導 実 施 日,外 来,褥 室,フ リー の 順 で 新 生 児 室 で 最 も低 い と い う こ と が 明 ら か に な っ た が,例 数 を 増 や した 今 回 も 同 じ結 果 が 得 られ た 。 経 日的 変 化 も,前 回 同 様,単 純 に 日 を 経 る こ と に よ っ て ス ト レ ス が 低 く な る こ と は な く,母 性 看 護 実 習 の 場 合,褥 婦 の 入 院 期 間 が 短 く受 け 持 ち 期 間 が 短 い の で,慣 れ に よ る ス ト レ ス 緩 和 は な く, 実 習 内 容,実 習 場 所 に よ っ て 受 け る 影 響 の ほ う が 大 き い と考 え ら れ た 。 しか し,実 習 開 始 前(朝)と 終 了 後(夕)の ス ト レ ス を 比 較 す る と,臨 床 で は 明 ら か に 実 習 前 が 高 い の で,実 習 に 伴 う ス ト レ ス は 確 か に あ る と い え る 。 2.実 習 時 間 中 の ス ト レ ス の 日 内 変 動 実 習 終 了 時 点 で,朝 の ス ト レ ス は 実 習 中 ど の よ う な 経 過 を た ど っ て 終 了 時(夕)の 状 態 に な っ た か を 質 問 し,内 容 を 分 類 し,表2に 示 し た 。 大 別 す る と,A:増 加 群,B:持 続 群,C:増 加 と減 少 の 混 合 群,D:減 少 ・消 失 群,E:そ の 他,の5つ に 分 類 さ れ た 。 増 加 群 は,A-1.急 激 に 増 加 し た,A-2.少 し ず つ 増 加 し た,A-3.増 加,に 分 類 さ れ,総 記 人 件 数819件 中139件(17.0%),持 続 群 は,B-1. 変 わ ら ず,そ の ま ま持 続,B-2.断 続 的,に 分 類 さ れ174件(21.2%),増 加 と減 少 の 混 合 群 は,C -1 .上 が っ た り 下 が っ た り,C-2.一 時 増 加 し, そ の 後 減 少,C-3.一 時 減 少 し,そ の 後 ま た 増 加, に分 類 さ れ49件(6.0%),減 少 ・消 失 群 は,D-1. 急 激 に 減 少 し た,D-2.徐 々 に 減 少,消 失 し た, D-3.減 少 し た,D-4.消 失,な く な った,D -5 .ホ ッ と し た,安 心 し た,に 分 類 さ れ314件 (38.3%),そ の 他 と して,E-1.別 の ス ト レ ス に 変 わ っ た,E-2.忘 れ て い た,E-3.特 に 意 識 せ ず,143件(17,5%)で あ っ た 。 以 上 の よ う に 実 習 開 始 前(朝)の ス ト レ ス 状 態 か ら 実 習 終 了 後(夕)の 状 態 に な る ま で の 増 加 の し か た,減 少 の し か た,持 続 の し か た は 多 様 で あ り,図1の グ ラ フ で 示 さ れ た 実 習 前 後 の ス ト レ ス の 程 度 の 差 は 単 純 に 実 習 開 始 前(朝)の ス トレ ス 34 日本 助 産学 会 誌 第7巻 第1号(1993)

(5)

母性 看 護 実習 で 学生 が 自覚 す るス トレスの実 態

表2 実 習時間中 のス トレスの 日内変動 N=96人,総 記 人件 数819件(重 複 記載)

(6)

母性 看 護 実習 で 学生 が 自覚 す る ス トレスの 実態 表3 ス ト レ スを 何 に よ っ て 自覚 し た か N=96人,総 記 人件 数380件(重 複 記載) 状 態 か ら実 習 終 了後(夕)の 状 態 に な るの で は な く,そ の 間 に さ ま ざ ま に変 化 しな が ら,終 了 後(夕) の 状 態 に な る とい うこ とが 明 らか に な っ た 。 こ れ まで の 研 究 で は,実 習 中の ス トレス の 動 き を と らえ た もの は ほ とん どみ られ な い が,今 回 の 調 査 で そ の 一 端 が 明 らか に な っ た。 3.ス トレス 認 知 評 価 何 に よっ て ス トレス が あ る,あ る い は高 い と思 っ た か,に つ い て質 問 し,記 入 され た 内容 を分 類 し,表3に 示 した。 大 別 す る と,① 普 段 と違 う身 体 感 覚 の 知 覚(A. 情 動 反 応 に 伴 う身 体 徴 候 の 知覚 と,B.身 体 の不 快 症 状 の 知覚),② 普 段 と違 う情 動 反 応 の 知 覚,③ 普 段 と違 う行 動 反 応 の 知 覚,に 分 類 され た。 ① 普 段 と違 う身 体 感 覚 の 知覚 の う ち,A.情 動 反 応 に伴 う身 体 徴 候 の 知 覚 は,脈 が早 い,発 汗 が いつ も よ り多 い,ド キ ドキ して い る,な ど で,い ま ま さ に ス トレ ッサ ー を感 じ取 って い る と思 わ れ る徴 候 で あ った 。B.身 体 の 不快 症 状 の 知 覚 と し て は,腹 痛 や 肩 こ り,不 眠,睡 眠 不 足 感,疲 労 感, 倦 怠 感,胸 苦 しい,息 苦 しい,な どで あ っ た。 ② 普 段 と違 う情 動 反 応 の知 覚 と して は,思 考 や 認 知 の混 乱(パ ニ ッ ク),不 安 感 や 恐 怖 感,緊 張 感, 脅威 の 知 覚,不 快,憂 欝,焦 燥 感 の 知覚,悔 しい, 腹 が立 つ な どの 怒 り,心 残 り,逃 避 願 望 な どの 知 覚 に よ って,つ ま り,多 くの 学 生 は,実 習 や 学 習 に マ イ ナ ス とな る よ うな ネ ガ テ ィブ な情 動 の知 覚 に よっ て ス トレスが あ る と して い た。 同 時 に,興 奮 ・高 揚 感,意 欲 増 強 の よ う な実 習 に対 して前 向 きな,挑 戦 的 な情 動 反 応 を知 覚 す る こ とに よっ て もス トレス が あ る と して い た 、 ③ 普 段 と違 う行 動 反 応 の 知 覚 で は,ぎ こ ち な か っ た り,行 動 を起 こ す こ とを逡 巡 して い る状 態, 何 も した くな い,ボ ー ッ と して い る 自分 の 知覚 な ど に よ って もス トレス が あ る と して い た 。 最 も記 述 が 多 か っ た の は,不 安 ・心 配 だ,緊 張 して い る, や っ て い け る だ ろ う か,ど う し よ う!,た い へ ん!,な どで,先 の 見 通 しの 不確 か さ を表 現 して い る と考 え られ た 。 これ らは,ス トレ ス を何 に よ っ て 自覚 した か を 質 問 し,学 生 が ス トレス を ど う認 知 評 価 して い る の か,特 に ラザ ル ス らの い う,一 次 的 評 価(Pri-mafy Appraisal)7),二 次 的 評 価(Secondary

(7)

母性 看 護 実習 で 学生 が 自覚 す るス トレスの 実態

表4 ス トレ スの原 因.理 由 N=96人 総 記 人件 数1.262件(重 複 記 載)

(8)

母 性 看 護 実習 で学 生 が 自覚 す るス トレス の実 態 Appraisal)8)の 実 態 を知 ろ う と試 み た。結 果,ラ ザ ル ス らの い う,一 次 的 評 価,二 次 的 評価,あ る い は再 評 価 の 概 要,つ ま り学 生 た ち が 実 習 中 の ス ト レス を ど う認 知 評 価 して い る か の 内 容 は 明 らか に な った が,そ れ らの構 造 が どの よ うに な って い る か,ど う流 れ て い るか を解 明す る に は 至 らな か っ た 。 今後,設 問 の 工 夫 な ど,研 究 方法 を 工夫 す る こ と に よ って 解 明 が 可 能 に な る もの と考 え る。 4.ス トレス の原 因 ・理 由 ス トレス が あ る,あ る い は高 い理 由 の 記述 を求 め,ス トレス の 原 因 ・理 由の 内容 と記 入 件 数 の経 日的 変 化 をみ た(表4参 照)。 最 も記 入 件 数 が 多 か った の は,① 新 しい 実 習経 験,母 性 特 有 で あ る か ら,と い う もの で,(35.6%), 目新 しい こ とば か りで 戸 惑 って い る とか,分 娩 を 見届 け られ るか,初 め て 新 生 児 に触 るの で,沐 浴 が ち ゃ ん とで き るか,な どで,実 習 が 進 む に つれ て記 入件 数 は減 少 して い た 。 以 下 多 か っ た順 に述 べ る。 ② 実 習 記 録 に関 す る もの(25.0%)は,記 録 が 思 う よ うに書 け な い,記 録 が た ま って い る,な ど で,特 に実 習1,2日 目の学 内 オ リエ ン テー シ ョ ン,病 棟 オ リエ ンテ ー シ ョン,技 術 演 習 日 に は教 員 に要 求 され る知 識 の 復 習 や 宿題 が 多 い た め,そ れ を ス トレス の理 由 に あ げ た学 生 が 多 か っ た。 以 後 も,記 録 が ス トレス の原 因 ・理 由 と した 学 生 が 平 均 して あ っ たが,徐 々 に,ア セ ス メ ン トが これ で よ いだ ろ うか,看 護 計 画 が 書 け て い な い,な ど, 記 述 内 容 に変 化 が 見 られ た。 ③ 学 生 の個 人 的 な問 題(13.9%)で は,体 調 が 悪 い,疲 れ て い る,睡 眠 不 足,な どが 多 か っ たが, 前 の 実 習 の 記 録 を引 きず っ て い る,な ど もあ っ た。 約1∼2割 の 学 生 が 平均 して ス トレスの 原 因 ・理 由 と して個 人 的 な もの を あ げ て い た。 ④ 臨 床 ス タ ッフ との 関係 に関 す る こ とを ス トレ ス の原 因 ・理 由 に あ げ た 学 生(12.9%)は,臨 床 の 初 日か ら4日 目 まで が 多 く,何 を いわ れ る か心 配,怒 られ そ うで こわ い,忙 しそ うで 邪 魔 に な っ て い る感 じだ か ら,な どで,臨 床10日 目の 臨 床 ス タ ッフ を加 え て の カ ン フ ァ レ ンス の 日に も多 か っ た 。 ⑤ 対 象(褥 婦,新 生 児)と の 関 係 に関 して(9.4 %)は,受 け持 ちの 人 と コ ミュニ ケ ー シ ョンが う ま くとれ る か,よ い援 助 が で き るか な どで,当 然 な が ら受 け持 ち を す る中 間 の 時 期 に 多 か った 。 ⑥ 教 員 との 関 係 に 関 して(3.2%)は,何 を いわ れ るの か 不 安,ど う評 価 され るの か 不 安,な どで, 看 護 計 画 をチ ェ ック した り,個 人 課 題 を課 した り す る中 間 で 一 度 多 くな り,最 終 日の 個 人 面 接 日に 最 も多 くな って い た。 以 上 の① ∼⑥ の 分 類 項 目ご との 記 入 件 数 の 順 位 は 前 回 と同 じで あ っ たが,内 容 が さ ら に詳 細 に な り,分 類 項 目ご と に記 入 件 数 の経 日的 な 変 化 と併 せ て み た こ とで,ス トレス が 実 習 内容,学 習 内 容 と深 くか か わ っ て い る こ とが 明 らか に な った。 真 面 目 に真 剣 に実 習 に取 り組 もう とす れ ばす るほ ど ス トレ スが 生 じ るの で は な いか と も推 測 され た。 5.ス トレ ス緩 和 の た め の 努 力 次 に,ス トレス に ど う対 処 して い る か を み る 目 的 で,学 生 た ちが ス トレス緩 和 の ため に努 力,試 み を した か ど うか と,ど の よ うな 努 力,試 み を し た か を質 問 した。 ス トレス 緩 和 の ため に努 力,試 み を した とい う 学 生 の割 合 は,実 習 前 半 で 多 く,後 半 で は 徐 々 に 少 な くな っ て い く傾 向 が あ っ た(図2)。 実 習 の経 過 と と もに,あ ま り努 力 を しな くて も 自然 に適 応 で き る よ うに な るの で は な い か と推 測 され た。 努 力,試 み の 内 容 は表5の よ うに分 類 した。 ① 問 題 解 決 志 向 的 な 直 接 的,合 目的 的 な 努 力 は,学 習,実 習 に前 向 きに取 り組 ん で ス トレス を 緩 和 させ よ う とい う もの で,実 習 に一 生 懸 命 取 り 実習経過 図2 ス トレス緩和 のため に努 力 を した人 の割 合 38 日本助 産 学会 誌 第7巻 第1号(1993)

(9)

母性 看 護 実習 で 学生 が 自覚 す るス トレスの 実態

表5 ス トレス緩 和 の た め に努 力 した 内容 N=96人,総 記 入 件数411件(重 複 記 載)

(10)

母 性 看護 実 習 で学 生 が 自覚 す るス トレス の実 態 組 も う と努 力 した,事 前 の チ ェ ック を 行 った,技 術 練 習 を した,勉 強 を した,テ キ ス トや 参 考 書 を 読 ん だ,な どで あ った 。 (2)情動 志 向 的 か つ 問題 解 決 志 向 的 な努 力 で,実 習 に対 して 間接 的,補 足 的 な 努 力 に は,気 持 ち を 切 り替 え た,自 分 は で き る!と 自 己 暗 示 を か け た,な どで あ っ た。 (3)情動 志 向 的 か つ 問題 解 決 志 向 的 な努 力 で,一 時 回 避,依 存,他 者 の援 助 とい う もの に は,友 達 の指 導 の 手 伝 い を して気 を紛 ら した,教 員 や 指 導 者 に援 助 を求 め た,か わ い い新 生児 の様 子 を見 て 時 間 をつ ぶ した,な ど で あ っ た。 (4)情動 志 向 的 な努 力 は,実 習 に は 直 接 関 係 な い,他 の こ とで 発散 させ よ う とす る もの で,友 人 とお しゃべ りを した,飲 ん だ り,食 べ た り して 発 散 させ た,音 楽 を聞 い た り歌 を歌 っ た り した,テ ニ ス を した,ゆ っ く り休 ん だ,親 に あ た りち らし た,深 く考 え な い よ う に した,な どで あ っ た。 (5)緩和 の た め の 努 力 をす る余 裕 が なか っ た,必 要 が な か っ た とい うの は,考 え て い る暇 が なか っ た,や らな くち ゃ,と 思 え ば思 うほ どプ レ ッ シ ャ ー に な っ て きた,課 題 がた くさんあ り,ど う して も発 散 で き な い,緩 和 の 努 力の 必 要 が な か った, な どで あ った 。 ラザ ル ス は,ス トレス へ の 対 処 を情 動 志 向 的 な 対 処(Emotion-focused Forms of Coping)と 問 題 解決 的 な 対 処(Problem-focused Forms of Coping)に 分 類 し,両 者 は切 り離 す こ と が で き ず,関 係 し合 っ て い る9)∼11)と述 べ て い る。 臨床 実習 とい う学 習 の 場 で の特 徴 と考 え られ る もの に,表5の(3)に 示 した情 動 志 向 的 か つ 問 題 志 向 的 対 処(努 力)で,一 時 回避,依 存,他 者 に よ る援 助,と い うの が あ っ た。 こ れ は 実 習 をす る と い う 目標 を視 野 に入 れ た ま まで一 時 的 に 問題 か ら 退 避(回 避)し,情 動 志 向 的 対 処 に よっ て 落 ち 着 くの を待 って 問題 解 決 に向 か う,あ る い は教 員 や ス タ ッ フの援 助 を求 め て気 持 ち を整 え る,あ るい は教 員 や ス タ ッフ の ほ うが ス トレス解 消 へ の 介 入 の 必 要 性 を感 じて援 助 す る,と い う よ うな段 階 を 経 て問 題 解 決 に 向 か う とい う もの で,ラ ザ ル ス の い う情 動 志 向的 対 処 と問題 志 向 的 対 処 とが 関 係 し 合 って い る例 で あ る。 この よ う な学 習 の 場 に特 徴 的 な 対 処 の しか た を 大 切 に す る こ とに よ って,学 習 の 場 の ス トレス の 対 処 の特 徴 が さ らに解 明 され て い くの で は な い か と考 え る。 6.ス トレス の 実 習 へ の 影 響 ス トレス が 実 習 へ 影 響 した か ど うか と,影 響 し た 場 合 に は どの よ う に影 響 した か に つ い て も質 問 した。 ス トレス が実 習へ 影響 した と記 入 した学 生 の割 合 を図3に 示 した。 実 習 前 半 の ほ うが 実習 に影 響 した と記 入 した学 生 がや や 多 か っ た。 臨 床10日 目 に急 に上 昇 して い る の は病 棟 ス タ ッ フ を加 えて の カ ンフ ァ レ ンス の ため と考 え られ た 。 ど の よ うに 影 響 したか につ い て の 内 容 は 表6に 示 した よ うに,大 別 して,プ ラ ス影 響,プ ラ ス ・ マ イナ ス の影 響,マ イ ナ スの 影 響 に分 類 した。 プ ラ ス影 響 は,A.や る気 に な っ た,意 欲 が 増 した,自 分 な りに 努 力 した,B.楽 し くで きた, リラ ッ ク ス して で きた,C.集 中 で き た,D.真 剣 に な れ た,E.慎 重 に な った,な どで あ った 。 こ れ らは ス トレス を感 じ るこ とが 学 習 にプ ラス に な っ て い る と思 わ れ る 内容 で あ っ た 。 プ ラ ス ・マ イナ スの 影 響 は,F.疲 れ た,G. 緊 張 した,H,興 奮 した,ド キ ドキ した,焦 っ て しま っ た,I.ス トレス の 閾値 が 変 化 した,な ど で,プ ラ ス と もマ イ ナ ス と も判 断 で きな い もの で あ っ た。 マ イナ ス の影 響 は,J.実 習 内容 が 不 十 分 に な って しま っ た,K.普 段 どお りに行 動 で きな か っ 実習経過 図3 実 習 に影響 したとい う人 の割合 40 日本 助 産学 会 誌 第7巻 第1号(1993)

(11)

母性 看護 実 習 で学 生が 自覚 す るス トレスの 実 態

表6 ス トレ スは 実習 に どの よ うに影 響 した か N=96人,総 記 入 件 数348件(重 複 記 載)

(12)

母性 看 護 実 習 で学 生 が 自覚 す るス トレスの 実 態 た,L.ゆ う うつ,実 習 した く な い,M.集 中 力 が な くな っ た,N.パ ニ ッ ク,考 え ら れ な くな っ た,0.ミ ス を し た,P.ぎ こ ち な く な っ て し ま っ た,Q.イ ラ イ ラ,ソ ワ ソ ワ し た,R.不 安, 心 配 に な っ た,S.や る気 が な く な っ た,消 極 的 に な っ た,T.気 分 不 良,身 体 症 状 が 出 た,な ど で,実 習 を 進 め て い く の に マ イ ナ ス と思 わ れ る も の で あ っ た 。 今 回 は 実 習 へ の 影 響 の 内 容 を 明 ら か に す る こ と が 中 心 で,こ れ ら を 比 較 す る た め の 数 量 化 は 不 十 分 で は あ る が,実 習 へ の マ イ ナ ス 影 響 の 記 述 件 数 の ほ う が 多 か っ た.マ イ ナ ス 影 響 の ほ う が 多 い で あ ろ う と い う こ と を 認 め な が ら,同 時 に,パ ガ ナ (K.D.Pagana)12)が 述 べ る挑 戦(Challenge)に 近 い 内 容,例 え ば,か え っ て 積 極 的 に な っ た,か え っ て 集 中 で き た,や ら な く て は い け な い と い う 気 持 ち に な っ た,と い う よ う な プ ラ ス 方 向 へ の ス ト レ ス の 影 響 の し か た も 重 視 し て い く 必 要 が あ る 。 7.ス ト レ ス 緩 和 の 努 力 と 実 習 へ の 影 響 との 関 係 ス ト レ ス 緩 和 の た め に 努 力 を し た か ど う か と, ス ト レ ス が 実 習 に 影 響 した か ど う か との 関 係 を み た 。 図4に 示 し た よ う に,か な り 高 い 相 関 が あ り (相 関 計 数=0.725),ス ト レ ス 緩 和 の た め に 努 力 ス トレスが実 習 に影響 した と回答 した頻 度 図4 ス トレス緩 和 の努 力 と実習 へ の影 響 との関係 を した と回 答 した頻 度 の 高 い学 生 ほ ど,ス トレス が 実 習 に影 響 した と回 答 した頻 度 が 高 か っ た。 つ ま り,ス トレス は実 習 に 影 響 す る が,そ れ に見 合 っ た学 生 な りの 緩 和 の た め の 努 力 も して い るの で は な い か と考 え られ た。 こ れ まで 臨 床 実 習 に伴 うス ト レス は 脅威 とみ な され,ど うや って 解 消,あ るい は 軽 減 させ る と よ いか,に 力 点 が 置 か れ た研 究 が 多 か っ た。 過 重 な ス トレス は 脅 威 とな り学 習 を 阻害 す るか ら,解 消 あ る い は軽 減 させ る必 要 性 が あ るの は 当 然 で あ る が,「 学 習 課 題 を課 す」,と い うこ と 自体 が ス トレ ッサ ー を意 図 的 に 加 え る こ とで もあ り,ス トレ ッ サ ー と闘 っ た り,場 合 に よっ て は 一 時 的 に退 避(回 避)し た り,教 員 な ど他 者 の援 助 を も ら いな が ら, 最 終 的 に は そ れ を克 服 して ゆ く とい うプ ロ セ ス そ の もの が 学 習 の 過 程 と もい え る。 した が っ て,あ る程 度 の ス トレ スが 常時 あ る状 態 が,学 習 環 境 な の で あ ろ う と考 え る。 今 後,学 生 の 人 生 を も左 右 す る よ うな 重 大 な ス トレ ッサ ー や早 急 に軽 減 させ な け れ ば な らな い ほ ど脅 威 とな る強 い ス トレ ッサ ー に つ い て の 研 究 と と もに,常 時 そ こ に あ り,克 服 しや す く,克 服 す る こ とに よっ て 学 習 の 成 立 が期 待 で き る,と い う 性 質 の,も う少 し弱 い ス トレ ッサ ー を も含 め て, 臨 床 実 習 とい う学 習 の 場 の ス トレス を研 究 して い く必 要 が あ る よ う に思 わ れ る。 お わ り に 本 研 究 の課 題 は,ス トレスの 定義 ・解 釈 が 研 究 者 に よ っ て の み 行 わ れ,実 際 に は学 生 の 自覚 に 頼 った ス トレス得 点 を資 料 に して い る とい う こ とで あ る。 厳 密 に ス トレス を定 義 して か ら研 究 しよ う とす れ ば,測 定 しや す い,学 生 の 人 生 を も変 え る よ うな 重 大 な ス トレ ッサ ー,あ る い は ス トレス に よ って 身 体 症 状 が 出 た り,行 動 の 変化 が観 察 で き た りす る よ うな強 い ス ト レ ッサ ー を取 り出 して 限 定 し,定 義 さぜ る を え な い た め,強 い ス トレ ッサ ー の み を研 究 す る こ と に な りが ち で あ る しか し,学 習 の場 で の ス トレス の 全体 をみ よ う とす る と きに は,学 生 に とっ て 人 生 が 変 わ るほ ど で は な く,ま た 脅威 と まで は い え な い が,常 時 そ こ に あ り,克 服 しや す く,克 服 す る こ と に よ って 学 習 の 成 立 が 期 待 で き る とい う よ うな,も う少 し 42 日本助 産 学会 誌 第7巻 第1号(1993)

(13)

母性 看 護実 習 で学 生 が 自覚 す るス トレスの 実態 弱 い ス トレ ッサ ー も含 め て,学 生 自 身 が ス ト レ ス と 自 覚 し た もの す べ て を も う 少 し緩 や か な 定 義 で,臨 床 実 習 と い う学 習 の 場 の ス トレ ス と し て と ら え て 研 究 し て い く必 要 が あ る 。 そ う す る と ス ト レ ス を 特 定 し に く く,そ の 定 義 は ど う して も い く ら か 曖 昧 に な ら ざ る を え な くな る 。 こ の よ う な 矛 盾 を 含 ん で は い る が,学 生 た ち の 実 態 を 克 明 に 詳 細 に 見 て い く こ と に よ っ て し か,臨 床 実 習 と い う 学 習 の 場 で の ス ト レ ス を 明 ら か に す る こ と は で き な い の で は な い か と考 え る。 前 報6)と 本 報 は,こ の よ う な 考 え に よ っ て 母 性 看 護 実 習 で の ス ト レ ス の あ り よ う と対 処 の 実 態 を 明 ら か に す る こ とが 目 的 で あ っ た 。 そ の 概 要 が 明 ら か に な っ た の で は な い か と考 え て い る。 最 後 に こ の 研 究 を行 う に あ た っ て 協 力 して くだ さ っ た 学 生 の 皆 様 に心 か ら感 謝 い た しま す 。 (な お,本 研 究 の 一 部 は 第59回 日 本 応 用 心 理 学 会 '92.9.に お い て 発 表 した 。) 引 用 文献 1) 平典 子, 他 : 「手 術 室」 臨床 看護 実 習 を効 果的 にす る ため の一 考 察, 第12回 日本看 護学 会 集録, 看護 教 育, 日本 看護 協 会 出版会, 1981。 2) 瀬 戸 正 子, 他 : 臨 床 実習 に お ける学 生 の不 安 につ い て の研 究, 群 馬 大学 医療 技 術 短期 大 学 部紀 要, 第4号, 1983。 3) 神 田清 子, 他 : 臨 床実 習 にお け る学生 の 不 安 につ い て の研 究(第 二報), 群 馬 大 学 医療技 術 短 期大 学 部紀 要, 第5号, pp.1∼11, 1984。 4) 中村 知 恵子, 小 松 浩子, 小 島操 子 : 臨 死 患者 をケ アす る看護 学 生 の逃 避行 動 と不安 要 因, 第16回 日本看 護 学 会 集録, 看護 教 育, 日本看 護 協会 出版会, 1985。 5) 川 原 浩美, 他 : 臨床 実 習 に伴 う看 護 学生 の 不 安の 認 知 とその 対 処, 第20回 日本看 護学 会 集 録, 看護 教 育, 日 本 看護 協 会 出版 社, 1989。 6) 月 僧厚 子 ・竹 ノ上 ケイ 子 : 母性 看 護 実習 で学 生 が 自覚 す る心 理的 ス トレスにつ いての 調査, 福 井県 立短 期 大 学研 究 紀要, 第15号, pp.113∼124, 1990。

7) Richard S. Lazarus & Susan Folkman : STRESS, APPRAISAL AND COPING, pp.32•`35, Springer

Publishing Company, Inc. New York, 1984. 8)上 記7),pp.35∼37。

9)上 記7),PP.148∼154。

10) 本 明 寛 : Lazarusの コ ー ピ ン グ(対 処)理 論,看 護 研 究,21(3),pp.17∼22,1988。

11) Folkman, S.: Personal Control and Stress and Coping Processes : A Theoretical Analysis, Journal

of Personality and Social Psychology, 46(4),

pp.839∼852,1984,黒 田 裕 子 ・中 西 睦 子 訳:パ ー ソ ナ ル ・コ ン トロ ー ル,ス ト レス,コ ー ピ ン グ ・プ ロ セ ス: 理 論 的 分 析, 看 護 研 究, 21(3), pp.45∼47, 1988。

12) Kathleen D. Pagana : Psychometric Evaluation of the Clinical Stress Questionnaire(CSQ), Journal of Nursing Education, Vol .28, No.4, April, pp .169

•`1 74, 1989.

参照

関連したドキュメント

Next, we prove bounds for the dimensions of p-adic MLV-spaces in Section 3, assuming results in Section 4, and make a conjecture about a special element in the motivic Galois group

Transirico, “Second order elliptic equations in weighted Sobolev spaces on unbounded domains,” Rendiconti della Accademia Nazionale delle Scienze detta dei XL.. Memorie di

We have presented in this article (i) existence and uniqueness of the viscous-inviscid coupled problem with interfacial data, when suitable con- ditions are imposed on the

Our method of proof can also be used to recover the rational homotopy of L K(2) S 0 as well as the chromatic splitting conjecture at primes p > 3 [16]; we only need to use the

Results indicated three key findings: seventy percent of university students who had an Instagram account were using the account during the study; the level of life satisfaction

This paper presents an investigation into the mechanics of this specific problem and develops an analytical approach that accounts for the effects of geometrical and material data on

While conducting an experiment regarding fetal move- ments as a result of Pulsed Wave Doppler (PWD) ultrasound, [8] we encountered the severe artifacts in the acquired image2.

The theory of log-links and log-shells, both of which are closely related to the lo- cal units of number fields under consideration (Section 5, Section 12), together with the