ニュー・サウス・ウェールズ州
ニュー・サウス・ウェールズ州産業省 資源・エネルギー投資マネージャー
ニューサウスウェールズ
(NSW)
経済規模と経済成長率がいずれも国内最大 2017年度の資源・エネルギー資源輸出額は、前年比30%増の220億ドル 輸送・エネルギーインフラが総合的に発達 鉄道貨物・港湾インフラが低価格化 鉱山が市街地や居住区の近くに位置し、高い技能を有する労働力が確保可 能 METS(鉱業機器・技術・サービス)企業と鉱物調査機関が集中サービス重視
NSW地質調査所 • ニュー・フロンティア・イニシアティブ (2006年以降年間5~6百万豪ドル) • データ/情報への無料オンラインアクセス • 技術的専門知識とアドバイス • ドリルコア・ライブラリー • 共同ボーリングプログラム 鉱業セクター投資・輸出支援 • 探査、エネルギー、開発、サービスへの投資を促進 • 各部門の代表アカウントマネージャーを任命 • 州政府の窓口を一元化 • 州内の事業機会について投資家にアドバイスNSW内の賦存資源
鉱床ポテンシャルの高 い「第一級(Tier 1)」 資源: • 原料炭、燃料炭 • 斑岩銅金 • 貴金属、ベースメタル • 重鉱物砂 • スカンジウムNSW石炭事業
0 50 100 150 200 250 300 0 50 100 150 200 250 300 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 NSW炭鉱別生産量(2000~2006年) Southern Western Gunnedah Newcastle Hunter NSW ROM 現状 埋蔵量:15,300mt 稼働中の炭鉱:40か所 ニューキャッスルは世界最大の石炭 輸出施設(最大容量211Mt)を有する 品質 輸出燃料炭の品質 高エネルギー(>6,000 kcal/kg) 低排出(灰分:<15%、硫黄分:<0.6%) 高品位高揮発性強粘結炭 低灰分非微粘結炭石炭生産量とコスト
$- $2,000 $4,000 $6,000 $8,000 $10,000 $12,000 $14,000 $16,000 $18,000 $20,000 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 Co al E xp o rt R e ve n u e ( A $M ) Co al E xp o rts (M t) 会計年度 NSW石炭輸出量と輸出高Thermal Exports Mt Other Coking Exports Mt Hard Coking Exports Mt Coal Export Revenue A$M 出所:Coal Services 2017年の輸出高は過去最高の 182億豪ドル 生産性と品質が高い豪州産石炭は コスト競争力が高い 燃料炭輸出量(mt) 強粘結炭輸出量(mt) 石炭輸出高(豪ドル) その他コークス輸出量(mt) 石 炭輸出量 (mt ) 石 炭輸出高 (百万 豪ドル) 海上輸送燃料炭 キャッシュコスト
NSW産石炭の主要輸出先
2600万トン 日本 44% 中国 17% 台湾 15% 韓国 13% マレーシ ア 4% タイ 2% その他 5%2017年度燃料炭輸出先
1億4,400万トン NSWはアジア向け燃料炭輸出量が世界最大 日本 40% インド 17% 韓国 15% 台湾 11% 中国 6% その他 11%2017年度原料炭輸出先
2600万トン東南アジアにおける
発電技術別市場成長予測
出所:IEA「 World Energy Outlook 2015」、New Polices Scenario
NSW産の高品質燃料炭は、ベトナム、マレーシア、タイ、フィリピンで成長する 石炭火力発電市場において魅力的な製品
大手石炭企業
NSW産石炭に対する大手各社の今後の持分量
(Yancoal社による Rio Tinto社保有のNSW石炭事業買収、および
HVO炭鉱に関するGlencore社とのJV設立後の各社持分量) 0 10 20 30 40 50 60 70 Sa le abl e Coa l (M t)
Owner Operator JV Partners After Rio Tinto Transaction
注記:
- 青色(オーナー・オペーレーター)は、 オペレーターが管理・保有する持分(t)
- 緑色(合弁パートナー)は、少数株主およびオペレーター管理下にある合弁パートナーの持分(t)
- 黄色(Rio Tinto事業買収後)は、Rio Tintoが保有するNSW石炭事業買収後のYancoalとGlencoreの持分(t)
オーナー・ オペーレーター 合弁パートナー Rio Tinto事業買収後 販 売可 能石 炭 量( mt )
NSW産石炭に注目する理由
• 超々臨界圧(USC)石炭火力発電プラント建設を後押しする
高品質低排出製品の大量供給が可能
• 輸出先であるアジア市場までの距離が近い
• 世界レベルのインフラ基盤
• 投資機会が多数
Strategic Release Framework
(戦略的開放枠組み)
• 戦略的開放枠組みは、州内の石炭・石油資源の管理効率を向上させる ために導入した新制度であり、探査鉱区の戦略的な開放と競争に基づく 探査権の分配を可能にする • 本枠組みは、土地利用の競合を把握した上で、地域コミュニティとの協議 や社会・環境・経済的配慮の事前評価などにより、利害の均衡を図ること を目的とする • 地質・環境・社会・経済に係る要因の事前評価 留意点: • 探査権の取得は、採掘許可の付与を保証するものではない • 本枠組みでは、いかなる場合も、生産移行をめざすプロジェクトにおいて 開発申請が不要となるわけではない石油探査
• 戦略的開放枠組みに基づき2017年6 月に初の調査対象区域に指定: ⁻ Bancannia トラフ ⁻ Pondie Range トラフ • 石油ポテンシャルが良好な区域で、 土地利用が集中する地域から離れた 場所に位置する鉱物資源
世界有数の鉱物地帯
• 銅金、亜鉛、アンチモン、重鉱物砂、オパールでは世界トップ
クラス
• 金、銅、鉛亜鉛、銀、鉱物砂を大規模に生産
• レアアース(REE)、スカンジウム、ニオビウム、ニッケルコバ
ルト、スズ(錫)、タングステンの発見・開発機会が存在
NSW内の賦存資源
$19.01 $181.88 $116.24 $20.73 $41.97 $9.10 $0.10 $0.48 生産地別 in-situ (地下)資源 総額:最大3,900億豪ドル Curnamona Province Macquarie Arc Murray Basin Cobar Basin Lachlan Basin New England Orogen Thomson Orogen Koonenberry Belt探査進捗度
• ボーリング孔の92%が深 度150m未満 • Macquarie Arc 鉱床密度: 39/100,000km2 (USGS* 推算値) • Macquarie Arc 未発見鉱 床数:6.9(USGS*推算 値) • Macquarie Arc には未試 掘のポテンシャルが多 数、州全土では深度 150m未満のボーリング 孔が多数出所:*USGS「Porphyry Copper Assessment of Eastern Australia」 Report 2010-5090-L
NSW州全土の堆積層厚と深度150m以上のボーリング孔
鉱業投資機会
幅広いコモディティにわたり投資機会が存在 (NSW鉱業投資フライヤーを参照) *2017年2月13日現在の鉱業家が付 与されていない区域または国立公園 保護区指定区域 (出所:MetIndex) 鉱業権が付与されていない 区域の既知資源量*MinView 3(2017年7月公開) 各種情報を可視化、ウェブマップ上で 閲覧可能: • 地質図 • フィールド観察 • ボーリング情報 • 含有鉱物 • 地球化学データ • 地球年代学データ • 地球物理学データ(州全土) 「NSW地質調査所が保有する地球科学データと裏付け参考 データで有効性が確認された秘密対象外のデータは全て、単 一のウェブマップインターフェース上で容易に閲覧可能」 ※バッファーやインターセクションなど のGIS解析機能を用いたデータ、規 制関連ワークフローは除く
NSW地質調査所が提供するサービス
Maps for Mobiles
探査鉱区および地 球科学情報の展 示・問い合わせ 希望地域の現在の 探査鉱区および採 掘活動を確認 Google Earth、簡易 webクエリにより地 球科学データを確 認 探査権保有者への 報告をオンラインで 提出 探査および地球科 学レポートの検索
NSW州政府からの支援: • 資源発見を支援する基盤として、 地球科学データや付加価値を提 供 • 投資情報、紹介、 議論・意見交 換の促進 探査が十分でない区域が多数存在 • 複数のコモディティが鉱床ポテンシャ ルの高い「第一級(Tier-1)」資源 豊富な投資機会を提供 • 海外からの投資を歓迎 2014年大晦日 シドニーの花火大会 画像提供:Destination NSW