2019 年 5 月 17 日現在
ISBN
978-4-426-61074-6２０１９年版
ユーキャンの社労士 速習レッスン
法改正に伴う変更のお知らせ（労働科目）
この度は、弊社書籍をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。
本書の記載内容について、法改正に伴い、以下のような変更がございますので、お知らせいたします。
なお、今回は労働科目（第Ⅰ部）及び労働一般常識（第Ⅲ部第９章）の変更箇所をお知らせいたします。社会保
険科目（第Ⅱ部）及び社会保険一般常識（第Ⅲ部第 10 章）の変更箇所は、５月下旬にお知らせする予定です。また、
発行年月日により対象となる変更箇所が異なる場合がございますので、お手元の書籍の奥付で発行年月日をご確認
のうえ、変更していただきますようお願いいたします。
●お知らせ １．下記は、本書の記載内容について、2018 年 12 月７日より後に公布された法令等であって、2019 年度試験の対象となるもの（2019 年４月 12 日現在施行のもの）についての変更箇所です。2018 年 12 月７日以前に公布された法令等に基づく変更箇所について は、2018 年 12 月７日公開の「法改正に伴う変更のお知らせ」をご確認ください。 ２．2019 年５月１日以後の日付の年表示について「平成」の元号を用いている箇所については、新元号「令和」を用いた年表示 に読み替えてください。「平成」表示の年から 30 を引くことで読み替えることができます（例：平成 38 年→令和８年）。 なお、政府が同年４月１日に公表した「改元に伴う元号による年表示の取扱いについて」によれば、法令等については、「平 成」を用いて改元日（同年５月１日）以降の年を表示している場合であっても、当該表示は有効であり、改元のみを理由とする 改正は行わないものとし、改元以外の理由により改正を行う際に、当該法令等のすべての規定について改元に伴う必要な改正を 併せて行うものとする、とされています。 ３．条文番号の変更については、原則として、記載を省略しています。 ■「第 14 版 第１刷（2018 年 10 月 19 日）」をお持ちの方 ★【第Ⅰ部】労働科目―第１章 労働基準法（No.1）頁
該当箇所
改正前
改正後
公開日
P55 （１）対象業務と対象 労働者 表／「対象業務」の欄 ３行目～６行目 厚生労働省令で定める業務（金融商品の開発、 金融商品のディーリング、アナリスト、コンサ ルタント等の業務となる予定（※５））のうち、 労働者に就かせることとする業務 厚生労働省令で定める次の業務のうち、労働者 に就かせることとする業務 ※上記の下に労基：別紙１の内容を追加して ください。 2019.5.17 表／「対象労働者」の 欄 ５行目 （1,075 万円となる予定（※５）） （1,075 万円） 欄外（※５） ４行目 削除 2019.5.17 欄外（※６） ５行目～８行目 の額を基礎として算定した労働者１人あたり の給与の平均額をいう。 の額の１月分から 12 月分までの各月分の合計 額をいう。 2019.5.17【第Ⅰ部】労働科目―第１章 労働基準法（No.2）
頁
該当箇所
改正前
改正後
公開日
P56 （１）対象業務と対象 労働者 １行目 ～、書面その他の方法により職務の内容及び 制度の適用について同意を得たものに～ ～、①労働時間等に関する規定が適用されない こととなる旨、②同意の対象となる期間、③そ の期間中に支払われると見込まれる賃金の額 を明らかにした書面に対象労働者の署名を受 け、当該書面の交付を受ける方法（当該対象労 働者が希望した場合にあっては、これらの事項 を記録した電磁的記録の提供を受ける方法）に より、その同意を得たものに～ 2019.5.17 （２）採用の要件等 ３行目～４行目 ～行政官庁に届け出なければなりません。 ～行政官庁（所轄労働基準監督署長）に届け出 なければなりません。 2019.5.17 表／「決議事項」の欄 ⑤アの２行目 厚生労働省令で定める回数（※４） １ヵ月について４回 2019.5.17 ⑤イ ⑤イの内容を労基：別紙２の内容に変更してください。 ⑤エ ⑤エの内容を労基：別紙３の内容に変更してください。 ⑩ ⑩「厚生労働省令で定める事項」を「厚生労働省令で定める次の事項」とし、この次の行に、労基:別紙４の内容を追加してください。また、「（※4）」の部分は削除してください。 表／「実施後の報告」 の欄 １行目～３行目 ～、厚生労働省令で定めるところにより（※４）、 上記の健康確保措置等（④～⑥）の実施状況 を行政官庁に報告しなければならない。 ～、決議が行われた日から起算して６ヵ月以内 ごとに、健康管理時間の状況及び上記④～⑥の 実施状況を行政官庁（所轄労働基準監督署長） に報告しなければならない。 欄外（※２） １行目～２行目 「事業場内にいた時間」 「事業場内にいた時間（労使委員会が休憩時間 その他対象労働者が労働していない時間を除 くことを決議したときは、当該決議した時間を 除いた時間）」 2019.5.17 13 行目の次に追加 欄外（※２）の最終行の次の行に労基:別紙５の内容を追加してください。 欄外（※３） ３行目～５行目 厚生労働省令で定める時間（未定） 11 時間 2019.5.17 欄外（※４） 削除 2019.5.17 P116 欄外（※１） ３行目～７行目 ～適用除外者については、本文⑤⑥は記入が 不要とされる。ただし、深夜労働時間数は～ ～適用除外者及び高度プロフェッショナル制 度により労働させる労働者については、本文⑤ ⑥は記入が不要とされる。ただし、管理監督者 等の深夜労働時間数は～ 2019.5.17 労基:別紙１（P55） ①金融工学等の知識を用いて行う金融商品の開発の業務 ②資産運用（指図を含む。以下同じ。）の業務又は有価証券の売買その他の取引の業務のうち、 投資判断に基づく資産運用の業務、投資判断に基づく資産運用として行う有価証券の売買その 他の取引の業務又は投資判断に基づき自己の計算において行う有価証券の売買その他の取引 の業務（いわゆる金融商品のディーリング業務） ③有価証券市場における相場等の動向又は有価証券の価値等の分析、評価又はこれに基づく投資 に関する助言の業務（いわゆるアナリストの業務） ④顧客の事業の運営に関する重要な事項についての調査又は分析及びこれに基づく当該事項に 関する考案又は助言の業務（いわゆるコンサルタントの業務）労基:別紙２（P56） イ 1 週間あたりの健康管理時間が 40 時間を超えた場合におけるその超えた時間が、１ヵ月につ いて100 時間又は３ヵ月について240 時間を超えない範囲内とする。 労基:別紙３（P56） エ 次のいずれかに該当する労働者に対する臨時の健康診断の実施 (a) １週間あたりの健康管理時間が 40 時間を超えた場合におけるその超えた時間が１ヵ月あ たり80 時間を超えたこと (b) 対象労働者から申出があったこと 労基:別紙４（P56） ア 決議の有効期間（１年とすることが望ましい）の定め及び再度の決議をしない限り更新 されない旨 イ 労使委員会の開催頻度及び開催時期（少なくとも６ヵ月に１回、定期報告を行う時期に 開催することが必要） ウ 常時 50 人未満の労働者を使用する事業場である場合には、労働者の健康管理等を行うの に必要な知識等を有する医師を選任すること エ 対象労働者の同意及びその撤回、合意に基づき定められた職務の内容、賃金の額、健康 管理時間の状況、上記④⑤⑥⑧の措置の実施状況、上記ウの医師の選任に関する対象労働 者ごとの記録を決議の有効期間中及び有効期間の満了後３年間保存すること 労基:別紙５（P56） なお、健康管理時間は、タイムカードによる記録、パーソナルコンピュータ等の電子計算機の 使用時間の記録等の客観的な方法により把握する必要がある（ただし、事業場外において労働 した場合であって、やむを得ない理由があるときは自己申告によることができる。）。
★【第Ⅰ部】労働科目―第２章 労働安全衛生法
頁
該当箇所
改正前
改正後
公開日
135 基本理解 (3)の３行目 「必要な情報」を「必要な情報（次の①～③の情報）」とし、(3)の最後に、安衛:別紙１の内容 を追加してください。 2019.5.17 P180 ②例外 ウの２行目～３行目 ～、その健康管理時間（※３）が厚生労働省令で 定める時間（※１）を超えるもの ～、その１週間あたりの健康管理時間（※３） が 40 時間を超えた場合におけるその超えた時 間が１ヵ月あたり100 時間を超えるもの 2019.5.17 基本理解 (3)の１行目 ～、前記①の労働者から申出があったときは、 遅滞なく、～ ～、前記①の労働者から申出があったときは、 遅滞なく、前記②イ及びウの労働者について は、当該超えた時間の算定の期日後、遅滞なく、 ～ 2019.5.17 欄外（※１） 削除 2019.5.17 P181 （２）面接指導等の実 施の努力義務 （２）の本文の最後に安衛:別紙２の内容を追加してください。 2019.5.17 安衛:別紙１（P135） ①健康診断又は面接指導の実施後の措置の内容等に関する情報 ②時間外・休日労働時間（高度プロフェッショナル制度により労働する労働者については１ 週間あたりの健康管理時間が 40 時間を超えた場合におけるその超えた時間）が１ヵ月あた り 80 時間を超えた労働者の氏名及び当該超えた時間に関する情報 ③上記のほか、労働者の業務に関する情報であって産業医が必要と認めたもの 安衛:別紙２（P181） なお、高度プロフェッショナル制度により労働する労働者に対して行う必要な措置は、当該 労働者の申出により行うものとされています。★【第Ⅰ部】労働科目―第３章 労働者災害補償保険法
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該当箇所
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改正後
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P216 （３）自動変更対象額 （最低保障額） ２行目 （3,940円）に満たないときは、～ （3,950円）に満たないときは、～ 2019.5.17 P217 ●年 齢 階 層 別 の 最 低・最高限度額 表のタイトル （平 30.８.１以後の額） （平 31.４.１以後の額） 2019.5.17 表 労災:別紙１の表に変更してください。 P251 (１)支給額の原則 ５行目・６行目 ただし、常時介護の場合は105,290円、随時介 護の場合は52,650円が上限となります。 ただし、常時介護の場合は165,150円、随時介 護の場合は82,580円が上限となります。 2019.5.17 (２)親族等による介 護を受けた日がある 月の場合 ３行目 は57,190円、随時介護の場合は28,600円です。 は70,790円、随時介護の場合は35,400円です。 2019.5.17 P254 【穴うめチェック】 問題２ ～、（Ｂ）の場合は105,290円、（Ｃ）の場合 は52,650円である。 ～、（Ｂ）の場合は165,150円、（Ｃ）の場合 は82,580円である。 2019.5.17 労災:別紙１（P217） 年齢階層（５歳刻み） 最低限度額 最高限度額 20 歳未満 4,892 円 13,264 円 20 歳以上 25 歳未満 5,475 円 13,264 円 25 歳以上 30 歳未満 6,000 円 14,226 円 30 歳以上 35 歳未満 6,379 円 17,257 円 35 歳以上 40 歳未満 6,749 円 19,022 円 40 歳以上 45 歳未満 7,031 円 21,365 円 45 歳以上 50 歳未満 7,075 円 23,267 円 50 歳以上 55 歳未満 6,902 円 25,192 円 55 歳以上 60 歳未満 6,414 円 24,757 円 60 歳以上 65 歳未満 5,213 円 19,737 円 65 歳以上 70 歳未満 3,950 円 14,973 円 70 歳以上 3,950 円 13,264 円★【第Ⅰ部】労働科目―第４章 雇用保険法
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公開日
P314 （２）賃金日額の下限 額・上限額 タイトル （平30.8.1以後） （平31.3.18以後） 2019.5.17 表 雇用:別紙１の表に変更してください。 P315 （１）離職日に60 歳未 満の受給資格者 タイトル （平30.8.1以後） （平31.3.18以後） 2019.5.17 表 雇用:別紙２の表に変更してください。 （２）離職日に60 歳以 上 65 歳未満の受給資 格者 タイトル （平30.8.1以後） （平31.3.18以後） 2019.5.17 表 雇用:別紙３の表に変更してください。 ３.基本手当の減額 ３行目計算式 ６行目計算式 ８行目計算式 ～収入額－ 1,294 円）＋ ～ ＞（収入額－ 1,294 円）】… ＞（収入額－ 1,294 円）】… ～収入額－ 1,295 円）＋ ～ ＞（収入額－ 1,295 円）】… ＞（収入額－ 1,295 円）】… 2019.5.17 P338 欄外（※４） ６行目～７行目 （平成 30 年８月１日以後の額）。 （平成 31 年３月 18 日以後の額）。 2019.5.17 ９行目～10 行目 →6,105 円（＝12,210 円×50％） →6,110 円（＝12,220 円×50％） 12 行目～13 行目 →4,941 円（＝10,980 円×45％） →4,945 円（≒10,990 円×45％） P350 ２.支給額 図の下に追加 「２.支給額」の図の下に雇用:別紙４を追加してください。 2019.5.17 欄外（※３） ４行目 上限額（168 万円） 上限額（168 万円（長期専門実践教育訓練給付 金の場合は 224 万円）） 2019.5.17 P352 上段囲み① ①一般被保険者の資格を喪失後に専門実践教 育訓練を開始した教育訓練給付対象者であ ること（妊娠等により４年を超えて受講開始 の延長措置を（⇒P348）を受けた者を除く。） ①一般被保険者の資格を喪失後に専門実践教 育訓練を開始した教育訓練給付対象者であ ること（妊娠等により４年を超えて受講開始 の延長措置を（⇒P348）を受けた者及び夜間 において教育訓練を行う教育訓練講座その 他の就業を継続して教育訓練を受けること ができる教育訓練講座の教育訓練を受け、修 了した者（当該教育訓練を受けている者を含 む。）を除く。） 2019.5.17 P356 （２）支給額 ①の１行目 ①支給対象月に支払われた賃金が支給限度額 （359,899 円（※４）） ①支給対象月に支払われた賃金が支給限度額 （360,169 円（※４）） 2019.5.17 P365 ④の下に追加 本文最終行「被保険者等以外の者に利用させることができます（法 65 条）。」の次の行に 雇用:別紙５の内容を追加してください。 2019.5.17 雇用:別紙１（P314） 離職日の年齢 下限額 上限額 60 歳以上 65 歳未満 一律 2,480 円 15,750 円 45 歳以上 60 歳未満 16,520 円 30 歳以上 45 歳未満 15,010 円雇用:別紙２（P315） 賃金日額の範囲 基本手当の日額 2,480 円以上 4,970 円未満 賃金日額×100 分の80 4,970 円以上 12,220 円以下 賃金日額×100 分の80 ～ 50 12,220 円超 賃金日額×100 分の50 雇用:別紙３（P315） 賃金日額の範囲 基本手当の日額 2,480 円以上 4,970 円未満 賃金日額×100 分の80 4,970 円以上 10,990 円以下 賃金日額×100 分の80 ～ 45 10,990 円超 賃金日額×100 分の45 雇用:別紙４（P350） 法令上最短４年の専門実践教育訓練（専門職大学等、管理栄養士の養成課程。以下「長期専 門実践教育訓練」という。）を受講している者については、上記①②の上限額が、次の額となり ます。 上記①⇒上限額：合計160 万円、年間（※４）40 万円 上記②⇒上限額：合計224 万円、年間（※４）56 万円 これは、長期専門実践教育訓練を受講する者について、通常の専門実践教育訓練に係る教育 訓練給付金の額に、４年目の受講相当分を上乗せする趣旨です。 この長期専門実践教育訓練に係る専門実践教育訓練給付金（以下「長期専門実践教育訓練給付 金」という。）は、通常の専門実践教育訓練の支給要件(上記１)を満たし、長期専門実践教育訓 練を受講している者であって、次の①～③のいずれにも該当するものについて、支給されます。 ①当該長期専門実践教育訓練の基準日から起算して３年が経過していること。 ②当該長期専門実践教育訓練の基準日が、支給限度期間の初日であること。 ③当該長期専門実践教育訓練の基準日から起算して30 ヵ月を経過する日の属する支給単位期 間における賃金の日額が、基本手当の日額の算定にあたって 100 分の 50（60 歳以上 65 歳未 満の者にあっては、100 分の 45）を乗ずることとされている賃金日額の額のうち最も低額な もの未満であること。 雇用:別紙５（P365） ⑤返還・納付命令……雇用関係助成金等の不正受給の抑止強化の目的で、都道府県労働局長は、 不正受給額の全部又は一部を返還することを命ずること（返還命令）ができ、また、不正受 給額の20％に相当する額以下の金額を納付することを命ずること（納付命令）ができます。 また、代理人等又は訓練機関が偽りの届出、報告、証明等をしたため不正受給が行われた場 合は、都道府県労働局長は、その代理人等又は訓練機関に対し、その不正受給者（事業主等） と連帯して雇用関係助成金等の返還又は納付を命ぜられた金額の納付を命ずることができ ます（則 140 条の３）。
★【第Ⅰ部】労働科目―第５章 労働保険徴収法
