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りの 整 理 整 とんをしてみよう では, 身 の 回 りの 整 理 整 とんを 通 して,3R(リユー ズ リデュース リサイクル)を 意 識 し, 環 境 に 配 慮 した 生 活 ができるようにしていく 針 と 糸 を 使 ってみよう では, 玉 結 びや 玉 どめ,なみ 縫 いなどいろいろな

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Academic year: 2021

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第5学年

家庭科学習指導案

平成22年 9月 8日(水) 指導者 教諭 高 橋 和 宏 1 題材名 わたしたちにできることをやってみよう 2 題材の目標 ○日常の食生活に関心を持ち,調理に必要な食品や用具の衛生的で安全な扱いが分かり, 簡単な調理ができるようにする。 ○身の回りの持ち物を整理・整とんし,気持ちのよい生活をするには,分類整理し収納す る場所を工夫する大切さが分かり,ごみや不用品の処理や活用ができるようにする。 ○針と糸を使って製作する学習を通して,基礎的な知識と技能を習得するとともに,生活 に役立つ物を作り,生かす喜びを味わうことができるようにする。 【家庭生活への関心・意欲・態度】 ・自分の生活を見つめ,簡単な調理や身の回りの整理・整とん,針と糸を使った簡単 な縫い方ができ,家庭生活に生かそうとしている。 【生活を創意工夫する能力】 ・調理や製作の計画を工夫して立てたり,身の回りの整理・整とんや不用品の活用の しかたについて考えたり工夫したりすることができる。 【生活の技能】 ・衛生や安全に気を付けて調理したり,身の回りの整理・整とんや目的に合った縫い 方で小物を製作したりすることができる。 【家庭生活についての知識・理解】 ・調理の手順や用具の安全な使い方が分かり,整理・整とんの必要性やしかた,手縫 いで簡単な縫い方が分かる。 3 指導に当たって (1)題材について 本題材は,小学校学習指導要領家庭科編「B日常の食事と調理の基礎」(1)食事の役 割(3)調理の基礎,「C快適な衣服と住まい」(2)快適な住まい方(3)生活に役立 つ物の製作,「D身近な消費生活と環境」(1)物や金銭の使い方と買物(2)環境に配 慮した生活の工夫,を中心に,児童自らが自分の家庭生活を見つめ,家族の一員として家 庭生活をよりよくしていこうとする実践的な態度の育成をねらい,構成されている。 一昔前までは,家庭生活における子供たちの役割分担がはっきりしており,家族の一員 として自分なりに自覚を持って生活することが当たり前であった。しかし,子供たちを取 り巻く現代社会は,核家族化や少子化の進行に伴い,家庭生活における子供たちの役割分 担や役割意識が大きく様変わりしてきている。実際,これまで,毎日の家庭生活の中で身 に付けてきた「ひもの結び方」「ふきんの使い方」「正しい箸の持ち方」など,日常生活 に欠かすことができない生活技能の経験不足が目立つようになってきた。 そこで,初めて家庭科を学習するこの時期に,自分の家庭生活を振り返り,家庭生活を よりよく工夫していこうとする実践的な態度を,具体的な体験を通して育てたいと考えた。 実際に,前題材でも,自分の家庭生活に目を向けさせる活動の中で,家庭の仕事について 考えさせ,家庭と協力しながら「手伝いのあり方」を工夫させてきた。 これを受け,本題材では,前題材で経験してきた家族の一員としての意欲をさらに高め させ,家庭での仕事を行っていく上で必要となる衣食住についての基礎的な技能を確実に 習得させていく。具体的に,「かんたんな調理をしてみよう」では,野菜サラダ作りを通 して,洗う,切る,盛りつけるといった基礎的・基本的技能を習得させていく。「身の回

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りの整理・整とんをしてみよう」では,身の回りの整理・整とんを通して,3R(リユー ズ・リデュース・リサイクル)を意識し,環境に配慮した生活ができるようにしていく。 「針と糸を使ってみよう」では,玉結びや玉どめ,なみ縫いなどいろいろな縫い方の基礎 的・基本的な技能を習得させ,生活に役立てていく楽しみを味わえるようにしていく。 さらに,本校の校内研究である金銭教育との関連,食教育を始めとする他教科・他領域 との関連も重視しながら,家族の一員として家庭生活をよりよくしようと工夫・改善でき る実践的な態度を身に付けさせるとともに,これからの社会に対応し,主体的に生きる消 費者になるために必要な実践力を培いたいと思い,本題材を設定した。 (2)児童の実態 (男 5名,女 1名 計 6名) 本学級の児童は,全体的に素直で,男女の仲が良い。互いに協力し合いながら,係活動 や当番活動に取り組むこともできる。友達の考えを最後までしっかり聞くこと等について, いくつかの課題も見られるが,全体的に自分の意見や考えを進んで発表することができ, 学習に対して前向きに取り組もうとする意欲が感じられる。 金銭教育は,昨年度からの実践であるが,これまでもお金の使い方や物の大切さなどは, その都度,指導されてきている。しかし,自分なりに「なぜ」という疑問や実体験などが 伴わなかったため,実生活で日常化しているとは言い難い。 番号 実 態 調 査 項 目 回 答 問1 家庭科は好きですか。 好き 5人 ふつう 1人 嫌い 0人 問2 家庭科で学習する調理実習は好きですか。 好き 6人 ふつう 0人 嫌い 0人 問3 家庭科の学習で学んだことを家庭でも生かし 生かしている 2人 ていますか。 時々生かしている 4人 生かしていない 0人 問4 一人で買い物をしますか。 する 3人 頼まれればする 3人 しない 0人 問5 お小遣いをもらっていますか。 定期的にもらう 2人 ほしい時にもらう 2人 もらっていない 2人 問6 買い物をする時に気を付けていることはあり なるべく安い物を買う ますか。【自由記述】 新鮮な物を買う 安心・安全な物を買う エコバックを必ず持つ お目当ての商品だけを買う 本当に必要か否かを判断する

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【考 察】 ①問1について 大半の児童が「家庭科が好き」と答えている。理由を聞いたところ,「調理実習があ る」「縫い物ができる」など,実習の楽しさを挙げている児童が多い。中には,「うち の人の役に立つ」「うちの人に褒められる」など,家庭の一員として,授業で習得した ことをその日のうちに家庭で実践している児童もいた。 ②問2について 全員が調理実習が好きで楽しみにしていることが分かる。理由を聞いたところ,「お いしいものを食べることができる。」「自分たちの計画通りに作ることができる。」など, 自分たちなりに工夫しながら取り組んでいる様子が伺える。また,グループの構成メン バーによって,実習に大きな支障が出ることもない。 ③問3について 児童は,家庭科で習得した知識や技能を家庭でも生かしていることが分かる。家庭で 実際に取り組んだことを聞いたところ,前題材で学習した「お手伝い」と「お茶の給仕」 を挙げた児童が大半であった。「お手伝い」については,現段階でも毎日続けている児 童が多く,中には,お手伝いの数を増やして取り組んでいる児童もいた。 ④問4について 大半の児童が一人で買い物をした経験を持っている。これは,長期休業の前に学校か ら「買い物体験のすすめ」を発行し,家庭と連携して取り組んでいる成果と考えられる。 何を買っているのかを聞いたところ,100円~200円程度のお菓子と文房具が多く, 家庭科で学習する食材(野菜など)の買い物の経験は全くなかった。実際に買い物をす る場所は,学区内ではコンビニエンスストアがほとんどであり,時には隣学区のスーパ ーに行き,スーパー内で家人とは別行動で買い物をすることも多いようである。 ⑤問5について 大半の児童がお小遣いを何らかの形でもらっていることが分かる。もらっていないと 答えた児童も学校から発行している「買い物のすすめ」により,買い物体験をしていた。 お小遣いをもらっている児童の消費行動を見ると,計画的に使うというより,自分が 欲しい物を自由に買う傾向にある。学校で必要な物(ノートや消しゴムなど)は,家 人に買ってもらい,小遣いは,自分の趣味や娯楽のため(漫画本やカードゲームなど) に使うことが多いようであるが,その子なりに計画的に使っているようである。 ⑥問6について 大半の児童が社会科の単元『これからの食料生産とわたしたち』で学習した「食の安 全」や「地産地消」を挙げていることが分かる。「エコバック」や「無駄遣い」という 回答は,金銭教育学習会等での学びの成果である。輸入食品の安全性に興味を持ってい る児童が2名おり,それぞれが社会科の調べ学習で意欲的に調べていた。 (3)指導の着眼(校内研究との関連) ともに学び合い,ともに助け合う池月っ子をめざして ~ ひと・もの・こころを大切にする学習を通して ~ 金銭教育の視点 ○健全な消費生活の能力の育成 池 月 小 の 視 点 ○金銭の持つ機能の理解と正しい使い方 他教科等の関連 ○社会科,総合的な学習の時間,道徳

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研究主題『ともに学び合い,ともに助け合う』とは,自分の考えをしっかり持ち,相手 の考えや立場を認めながら,課題解決に向かって協力して学習したり活動したりすること だと考える。研究主題に迫るため,家庭科においては,衣食住に関する様々な体験活動や 友達との学び合い,助け合いから,「自分もできる」という自信と「家庭の一員である」 という自覚を持たせたい。また,「できる」という自信と喜びを持たせることで,学校で 習得した知識と技能を家庭生活で進んで実践する意欲につなげていき,家庭生活をより楽 しいものにしていこうとする実践力につなげられるようにしていきたい。 そこで,本題材を指導するに当たり,児童の実態,校内研究との関連を踏まえながら, 以下のように具体的な手立てを講じていく。 ①「ひと・もの・こころ」を支える指導方法の工夫 ○体験的,作業的な活動を取り入れた学習活動を工夫する。 ・実際に包丁や針を使ったことがない児童もいるので,厚紙で作った包丁や物差しなど を利用して正しい包丁の使い方を学習するなど,疑似体験を多く取り入れていく。ま た,家庭での実践力を育成すると手立てとして,学習したことを家庭で実践させる。 その際,「おうちの方に食べさせたい野菜サラダ作り」という課題提示を工夫すると ともに,本校の校内研究の一環である買い物体験を取り入れ,買い物をする際の視点 を広げ,状況に応じた適切な判断力を育てるようにしていく。 ・スムーズな活動ができるように,事前にしっかりとした課題を持たせていく。その際, 価値ある体験活動にするため次のような『学習の流れ』を位置付ける。 ①自分の生活を見つめる。 課題の把握 ↓ ②課題解決に向け,調べる方法を工夫して考える。 課題解決に向けての計画立案 ↓ ③計画に基づいて実践・実習する。 課題解決の工夫 ↓ ④家庭生活へ生かす(家族の一員としての自覚)。 課題の広がりと深化 ○自分の思いが伝わるように書く活動を位置付ける。 ・ワークシートを活用し,自分なりの考えをまとめさせておくことで,自信を持って発 表できるようにする。 ・調理の方法や縫い方などを自分の言葉でまとめさせておくことにより,学習内容を確 実に習得させ,家庭でいつでも実践できるようノートの使い方を工夫していく。 ・おうちの方への取材活動を通して,『家庭の裏技』(家庭の味の秘密など)をまとめ させ,調べた結果をもとに情報交換会を行い,各家庭の工夫に触れさせる機会を持つ。 ○練り合いや話し合いの場を設定し,学習形態を工夫する。 ・少人数の学級であるため計画を立てたり,活動したりする時はグループ学習を取り入 れる。その際,たくさんの友達と交流ができるように,目的に合わせながらグループ の構成メンバーを工夫(例 生活経験が豊富な児童と経験が少ない児童)する。 ・なかなか作業を進めることができない児童には,積極的に声がけしたり教師が手を取 って一緒に作業を行ったりする。その際,できたところ,根気強くがんばったところ を大いに認めることで,自信を持たせていく。 ・国語で学習したディベート形式の話し合いを取り入れる。対極的な意見の話し合い なので,同じ意見の子供たちが相談できること,友達の意見をしっかり聞くことが 必要になってくることが求められるので,ねらいに沿った深い話し合いができるよ う支援方法を工夫していく。 ○実践意欲につなげる評価を工夫する。 ・一人一人の児童に見通しを持たせるように,実習計画や製作過程などが記入された学 習プリントを活用し,分からなくなったらすぐに確認できるようにする。 実 践 力 の 育 成

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・毎時間の自己評価・感想などを書く欄を設け,自分の努力の足跡が累積できるように 工夫する。 ・グループ学習や家庭での実践の際には,積極的に友達や家庭の相互評価を取り入れ, 自分の学習をきちんと振り返らせるとともに,自分の良さや自分が気付かなかった点 の助言を次時以降の学習に役立てるようにしていく。 ②「ひと・もの・こころ」を高める活動の工夫 ○日常化につなげる体験活動を工夫する。 ・見本や作品の例,作り方などを描いた写真や図表などを掲示する。児童がいつでも見 て参考にしたり確かめたりすることができるように場の設定を工夫することで,次時 以降の体験活動(実習)や家庭での実践に向けての意欲を高める。 ・総合的な学習の時間の『お米を育てよう』の発展として,自分たちが地域の方と協力 して育てたもち米を商品化し,実際に道の駅で販売する計画を持っている。その際, 企画課などを立ち上げ取り組むことにしており,探究型の体験活動(キャリア教育, 起業家教育)との関連性を探っていく。 ○実践意欲につなげる学校行事を工夫する。 ・家庭で製作した作品等は,夏休み作品展の際に展示するなど,作品の展示や発表の場 を保証することにより,「さらによい作品を作りたい」「もっと工夫した作品を作り たい」という実践意欲を持たせていく。 ③「ひと・もの・こころ」を深める工夫 ○家庭,地域社会の方々と実践できる体験活動を工夫する。 ・野菜サラダ作りや小物作りの際に,好みや作り方,整理・整とんをする時の工夫など を家族に積極的に取材させる。 ・家庭で実践した活動について,家族の思いや願い,励ましなどを書いてもらうことで, 家族の一員としての自覚と継続して実践していこうとする態度を養う。 ○日常化および実践化につなげる連携のあり方を工夫する。 ・家族のための野菜サラダ作りを計画したり,家族へのプレゼントとして小物作りをし たり,家族が揃うリビングの掃除を計画したりすることで,家族への思いと積極的な かかわりを持たせ,家庭生活をよりよくしていこうする実践力を育てる。 ・学校生活の様子や授業での取り組みなど,児童のがんばっている姿を学年だよりで取 り上げ知らせていく。家庭に情報を提供することで,学校と家庭が協働で児童を育て る雰囲気を作り,日常的に進んで実践できるようにしていく。 4 小題材の単元の系統(本時に関わる小題材) 5年 4~5月 5年 6~9月 5年 11月 『どのように生活して 『わたしにできること 『作っておいしく食べよう』 いるのかな』 をやってみよう』 ・ごはんとみそしるを ・自分でできる仕事を ・かんたんな調理を 作ってみよう ふやそう してみよう ・バランスのよい食事を しよう 6年5~6月 6年 11月 『生活を見直そう』 『たのしい食事をくふうしよう』 ・朝食に合うおかずを ・1食分の食事について考えよう つくろう ・調理の計画を立てて作ろう ・家族と楽しく食事をしよう

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5 指導計画 19時間扱い 本時 6/19 小 時 評価規準との 題 関 連 材 目 標 学 習 活 動 主な評価規準 名 関 工 技 理 間 心 夫 能 解 ・毎日の食事や食 ・毎日の食事に使 ・毎日の食事に使われ 事に使われてい われている食品 ている食品をグルー る食品に関心を やその組み合わ 1 ○ ○ プ毎に分けることが 持っている。 せについて調べ できる。 る。 か ・日常の食生活に ・野菜サラダの材 ・身近な野菜を使い, ん 関心を持ち,食 料や作り方につ 自分たちなりに工夫 品や用具の衛生, いて調べたこと した野菜サラダの調 た 安全に気を付け を発表し,自分 1 ○ ○ 理計画を立てること て野菜サラダを たちが食べてみ ができる。 ん 作ることができ たい野菜サラダ る。 を考え,調理の な 計画を立てる。 調 ・野菜サラダ作り ・調理に関心を持ち, の手順を話し合 食品や用具,器具の 理 い,野菜サラダ 1 ○ ○ 安全で衛生的な扱い 作りに必要な道 方が分かる。 を 具や材料を考え る。 し て ・計画に従い,衛 ・野菜を用いた簡単な 生,安全に気を 2 ○ ○ ○ 調理に関心を持ち, み 付けて野菜サラ 衛生,安全に留意し ダを作る。 て調理することがで よ きる。 う ・実習を生かして ・家族に食べさせたい 家族に食べても 野菜サラダの作り方 らいたい野菜サ や準備が分かり,家 ラダを考え,家 2 ○ ○ 庭で実践することが 庭での実践計画 できる。 を立てる。 【本時 1/2】 ・身の回りの持ち ・机の周辺が散ら ・身の回りの整理・整 身 物を整理・整と かっている原因 1 ○ とんに関心を持ち, の んし,気持ちの と解決の方法を その必要性に気付く 回 よい生活をする 考える。 ことができる。

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り には,分類整理 を し,収納する場 ・自分や家族の人 ・整理・整とんの方法 整 所を工夫する大 の生活を考えて が分かり,自分の身 理 切さが分かり, 整理・整とんす 2 ○ ○ の回りを整理・整と ・ ごみや不要品の る計画を立て実 んすることができ 整 処理や活用がで 行する。 る。 と きる。 ん ・不用品の活用の ・不用品の多さに気づ し 仕方を考え,工 き不用品を活用する て 夫して生活に生 1 ○ ○ ことができる。 み かすことを考え ・ごみの出し方が分か よ る。 り,ゴミを少なくす う る方法を工夫するこ とができる。 ・針と糸を使って ・これまでの生活 ・針や糸など裁縫用具 針 製作する学習を 経験から,針と の種類や使い方,安 通して,基礎的 糸がどんな場面 1 ○ ○ 全な取り扱い方が分 と な知識と技能を で使われている かる。 習得するととも かを話し合う。 糸 に,生活に役立 つ物を作り,生 ・糸に針を通し, ・針と糸を使って,玉 を かす喜びを味わ 玉結び,玉どめ 2 ○ ○ 結び,玉どめができ うことができる。 に挑戦する。 る。 使 ・教科書の図や示 ・なみ縫いや返し縫 っ 範をもとに,い い,かがり縫いなど, ろいろな縫い方 2 ○ ○ 用途に合わせた縫い て に挑戦する。 方ができる。 み ・自分が作りたい ・小物作りに楽しんで よ 小物の製作計画 取り組むことができ を立て,計画に 3 ○ ○ ○ る。 う 従って製作をす ・作りたい小物の製作 る。 計画を立てることが できる。 6 本時の指導 (1)小題材名 かんたんな調理をしてみよう (2)本時の目標 ○家族の一員として,家族に食べてもらいたい工夫した野菜サラダ作りの計画を立て ることができる。 ・家族のことを考え,工夫した野菜サラダを作るための野菜選びに意欲的に取り組 もうとしている。 【家庭生活への関心・意欲・態度】 ・計画的な買い物の仕方やその必要性が分かり,目的を持って商品(野菜)を選択 することができる。 【生活の技能】

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(3)本時の指導に当たって 本時は学校で実習した野菜サラダ作りをもとに「家族のために家庭でできる野菜サラダ 作り」に取り組ませる。学校では,家庭にある食材を中心にした「池月サラダ」を作った が,本時は家族のために家庭の野菜だけではなく,学校で取り扱わなかった野菜を商店か ら買ってきて,栄養満点の「野菜サラダ作りをしよう」という学習課題を設定していく。 また,意図的に金銭教育と関連を持たせ,目的を持った買い物の仕方について考える活 動を通して,主体的に生きる消費者の育成も視野に入れていく。 そこで,以下のような手立てを講じながら,本時の指導に当たっていく。 ①買い物のシミュレーションを取り入れるなど,体験的・作業的な学習活動を展開する。 6名という少人数なので,購入する商品の絵カードを活用するなど,擬似的な買い物体 験を通して,商品の選択理由を考えさせていく。選択する商品は,同一商品とするが, 異なる条件(例 地元産と県外産など)を対比させることで,購入目的や購入条件を考 えさせていく。 ②買い物体験を通して考えた選択理由について,お互いの意見を交流する場を工夫する。 本時は,対比した条件なので,活発な話し合いになるよう児童が好んでいるディベート 型の話し合いを取り入れていく。この話し合いにより,自分の考えを深めさせたり,友 達の考えの良さに触れさせたりしていく。 ③他教科との関連を意識した活用型の授業にしていくために,本時では社会科との関連を 重視していく。社会科で学習した『安心・安全』『地産地消』などのキーワードを大切 にするとともに,家族のことを考えた野菜サラダという視点も重視していく。 ④友達同士の相互評価を取り入れ,友達の考えの良さに気付かせるとともに自己評価を通 して,自分の考えの良さを再確認させることにより実践意欲を高めていく。 (4)準備物 児童:筆記用具,のり 教師:学習プリント,買い物用の絵カード (5)学習過程 段階 学 習 活 動 ※教 師 の支援 ・留意 点 評価 と方法 1 学 校 で 作 っ た 野 菜 サ ラ ダ ※ 実 習 し て み て の 感 想 ( 工 について 振り 返る。 夫 な ど ) を 自 由 に 発 表 さ せる 。 つ 2 本 時の学習 課題 をつか む。 提示 する場 面 毎 日 , 暑 い 日 が 続 い て い る の で , 家 族 の た め に 野 菜 サ ラ か ダ を 作 り ま す 。 今 回 は , 家 で 収 穫 し た 野 菜 だ け で な く , 店 で 売 っ て い る 野 菜 も 使 い ま す 。 そ こ で , お 店 に 野 菜 を 買 い に行 きます 。 自 分 の 目 的 や 条 件 に 合 っ た 野 菜 を 買 っ て , 家 族 に 食 べ さ む せた い工夫 した 野菜サラ ダを作 りま しょう。 ・ どんな野 菜を 買おう かな。 ・ 家 族 の た め に 作 る と い う ・ 喜んでほ しい な。 視 点 を し っ か り 確 認 し て ・ 家族のた めに がんば るぞ。 おく 。 ・ おいしい サラ ダを作 るぞ。 ・ 買 う 野 菜 ( 未 定 ) に つ い 5分 て は , 児 童 の 意 見 を 基 に 事前 に決 めてお く。

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3 購入理 由を はっき りさせ, ・ 選 択 す る 野 菜 は , 1 ~ 2 ・ 目 的 を 持 っ て 商 自 分 の 購 入 目 的 に 合 っ た 野 種 類 と し , 自 分 の 考 え で 品 ( 野 菜 ) を 購 菜を選択 する 。 購入 させ る。(自己 決定) 入 す る こ と が で →買い物 疑似 体験 ・ 実 物 で な く , 絵 カ ー ド を き たか。 ・ 野菜は新 鮮な 方がい い。 用 意 し , 選 択 し た 絵 カ ー 【技 能】 ・ 値段が安 い方 がいい な。 ド を 学 習 プ リ ン ト に 貼 ら (学 習プリン ト) ・ 地産地消 で考 えてみ よう。 せる よう にする 。 ・ 地元産は 安心 ・安全 だ。 4 買 っ た 野 菜 の 購 入 理 由 を ・ 購 入 理 由 を 学 習 プ リ ン ト 深 学習プリ ント にまと める。 に 書 か せ る こ と に よ り , ・ 値段が安 いか ら。 自 分 の 考 え を 整 理 さ せ て ・ 地元の野 菜だ から。 いく 。 ・ 家の人が 好き だから 。 ※ 購 入 理 由 が ま と め ら れ な い 児 童 に は , 児 童 の 思 い を 引 き 出 す よ う に 個 別 指 導で 対応 する。 め 5 自 分 の 立 場 を 明 ら か に し ・ 選 択 し た 野 菜 の 購 入 理 由 ・ 家 族 の こ と を 考 て , 友 達 と 購 入 理 由 に 関 す を 明 ら か に し て 話 し 合 い え た 野 菜 サ ラ ダ る意見交 換を する。 に臨 ませ る。 を 作 る た め の 野 →デ ィベート 型の 話し合 い ※ 購 入 理 由 が 一 方 に の み , 菜 選 び に 意 欲 的 偏っ てし まった 場合には, に 取 り 組 も う と 【 予想され る話 し合い 】 教 師 が , 対 比 し た 購 入 理 し ているか 。 る ※地元産 か, 外国産 か。 由 の 立 場 に な り 話 し 合 い 【 関・意・ 態】 ※値段か ,生 産地か 。 を行 う。 (発 表) ※量か, 生産 地か。 ※ 必 要 に 応 じ て 意 図 的 指 名 ※池月産 か, 国内産 か。 を行 う。 ※その他 ・ 自 分 の 考 え が 簡 単 に ま と ま ら な い 場 合 に は , ま と まる まで 待つよ うにする。 ま た , 同 じ 立 場 の 友 達 と 小 グ ル ー プ で 意 見 を ま と 千 葉県 産 岩 出 山産 める 時間 を確保 する。 ※ 社 会 科 で 学 習 し た 「 安 心 ・ 安 全 」「 地 産 地 消 」 に つ 30 い て も 意 識 す る よ う 助 言 分 する 。 ・ 話 し 合 い の 途 中 で 立 場 を 韓 国産 栗 原 市産 変え ても よいこ とにする。 広 6 本 時 の 学 習 に つ い て ま と ・ 本 時 の 学 習 で 今 後 に 生 か げ める。 せ そ う な こ と , 新 た に 分 る ※ 場 合 に よ っ て は ,「 フ ー ド か っ た こ と な ど に つ い て マ イ レ ー ジ 」 と い う 考 え 学 習 プ リ ン ト に ま と め さ 10 につい て知 る。 せ , 実 践 に つ な げ ら れ る 分 よう にす る。

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(6)評 価 ・家族のことを考え,工夫した野菜サラダを作るための野菜選びに意欲的に取り組もう としている。 【家庭生活への関心・意欲・態度】 ・計画的な買い物の仕方やその必要性が分かり,目的を持って商品(野菜)を選択する ことができる。 【生活の技能】 (7)板書計画 毎日,暑い日が続いているので,家族のために野 菜サラダを作ります。今回は,家で収穫した野菜だ けでなく,店で売っている野菜も使います。そこで, お店に野菜を買いに行きます。 買う野菜の写真 自分の目的や条件に合った野菜を買って,家族に 食べさせたい工夫した野菜サラダを作りましょう。 今日のまとめ 児童の考え(話し合い) ・目的を持って買う 購入理由A 購入理由B ・使う量だけ買う ・安心なものを買う … (8)資料 ①教科書 ②学習プリント(当日配布) ③座席表(省略)

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家庭科学習プリント(H22・9・8)

「わたしたちにできることをやってみよう」

名前

買い物体験で買った野菜のカードを左側にはり,選んだ理由を書いてみよう。

カード

理由

カード

理由

今日の学習でわかったこと(これからの生活に生かせそうなことなど)をまとめてみよう。

参照

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