出納簿を作って、毎日の現金の入金・出金を記入し、差引残高 を表示させましょう。 1. Excel を起動しましょう ... 1 2. タイトルと項目を入力しましょう ... 1 3. No.を入力しましょう ... 1 4. 罫線を引きましょう ... 2 5. タイトルの書式設定をしましょう ... 2 6. 項目の書式設定をしましょう ... 3 7. 桁区切りスタイルを設定しましょう ... 3 8. セル幅の調整をしましょう ... 3 9. 入力規則を設定しましょう ... 4 10. 計算式を入力しましょう ... 5 11. ウィンドウ枠の固定を設定しましょう ... 8 12. シートを保護しましょう ... 8 13. 印刷設定をしましょう ... エラー! ブックマークが定義されていません。 14. ファイルを保存しましょう エラー! ブックマークが定義されていません。
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1. Excel を起動しましょう
スタートをクリック→「すべてのプログラム」をポイント→「Microsoft Office」をポ イント→「Microsoft Office Excel2007」をクリックします。
2. タイトルと項目を入力しましょう
① セル【A1】にタイトル「平成 25 年度 町内会出納簿」と入力します。 ② 行番号 3 の行の各セルに項目名を入力します。 【A3】:No. 【B3】:月 【C3】:日 【D3】:摘要 【E3】:摘要2 【F3】:収入 【G3】:支出 【H3】:差引残高 【I3】:備考 【文字の編集】 セル内の文字をすべて書き換える場合は、セルをクリックして文字を入力します。 一部分を書き換える場合は、セルをダブルクリックして、カーソルをセル内に表示させて編 集します。3. No.を入力しましょう
セル範囲【A4:A103】に 1~100 までの連続番号を入力 します。 ① セル【A4】に「1」と入力し、Enter キーを押して 確定します。 ② セル【A4】をクリックします。 ③ ≪ホーム≫タブ≪編集≫グループの≪フィル≫を クリックし、≪連続データ作成≫をクリックします。 ≪連続データ≫ダイアログボックスが表示され ます。 ④ ≪範囲≫を≪列≫、≪種類≫を≪加算≫、≪増分 値≫を「1」、≪停止値≫を「100」にして≪OK ≫をクリックします。 1 から 100 までの連続番号が入力されます。 セル【A104】に「合計」と入力しておきましょう。【オートフィル機能を使った連続番号入力】 ① セル【A4】に「1」と入力し Enter キーで確定します。 ② セル【A4】をクリックし、セル右下の■(フィルハンドル) をポイントして、マウスポインタの形が になったら Ctrl キーを押しながらセル【A103】までドラッグします。
4. 罫線を引きましょう
① セル【A3】をクリックし、Shift キーを押しながら セル【I104】をクリックします。 セル範囲【A3:I104】が選択されます。 ② ≪ホーム≫タブ≪フォント≫グループの≪下罫線▼ ≫をクリックします。 ③ 罫線の一覧から≪格子≫をクリックします。 選択した範囲に格子状の罫線が引かれます。5. タイトルの書式設定をしましょう
文字サイズを14 ポイントの太字にし、セル範囲【A1: I1】を結合して、タイトルを中央に配置します。 ① 【A1】をクリックします。 ② ≪ホーム≫タブ≪フォント≫グループの≪フォント サイズ▼≫をクリック し、「14」を選択します。 ③ ≪B(太字)≫をクリ ックします。 ④ セル範囲【A1:I1】を 選択し、≪配置≫グル ープの≪セルを結合し て中央揃え≫をクリッ クします。6. 項目の書式設定をしましょう
項目のセルに塗りつぶしの色を設定 し、文字を太字にして、セル内で中 央揃えにします。 ① セル範囲【A3:I3】を選択しま す。 ② ≪ホーム≫タブ≪フォント≫グ ループの≪塗りつぶしの色▼≫ をクリックし、任意の色を選択 します。 ③ ≪B(太字)≫をクリックします。 ④ ≪配置≫グループの≪中央揃え ≫をクリックします。 ★ Let’s try ! セル範囲【A104:E104】を「セル結合して中央揃え」にしましょう。 セル範囲【A104:I104】を任意の色で塗りつぶし、「太字」を設定しましょう。7. 桁区切りスタイルを設定しましょう
金額に3 桁区切りのカンマが表示されるようにします。 ① セル範囲【F4
】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【H104】 をクリックします。 セル範囲【F4:H104】が選択されます。 ② ≪ホーム≫タブ≪数値≫グループの≪桁区切りスタイル≫をクリッ クします。 選択した範囲に3 桁区切りが設定されます。8. セル幅の調整をしましょう
A・B・C 列のセル幅を「37 ピクセル」、D・E 列を「157 ピクセル」、F・G・H 列を「82 ピクセル」、I 列を「125 ピクセル」にします。 ① 列番号A をポイントし、マウスポインタの形が にA・B・C 列が列単位で選択されます。 ② 選択した列の列番号の右側の境界線ポイントし、マウ スポインタの形が になったらクリックします。 セル幅が表示されます。 ③ 「37 ピクセル」になるようにドラッグします。 A・B・C 列のセル幅がそれぞれ「37 ピクセル」にな ります。 ④ D・E 列を列単位で選択し、境界線をドラッグして「157 ピクセル」にします。 ⑤ F・G・H 列を列単位で選択し、境界線をドラッグして 「82 ピクセル」します。 ⑥ I 列の右側の境界線をドラッグして「125 ピクセル」にします。 【 セル幅の自動調整 】 セル幅を調整したい列の列番号の右側の境界線をダブルクリックすると、列の最長データに 合わせて自動調整されます。
9. 入力規則を設定しましょう
データの入力を効率よくするために、入力モードが日本語を入力するセルは「ひらがな」、数値 を入力するセルは「半角英数」になるように設定します。 ① セル【D4】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【E103】をクリックします。 ② Ctrl キーを押しながらセル【I103】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【I4】をク リックします。 セル範囲【D4:I103】と【I4:I103】 が選択されます。 ③ ≪データ≫タブ≪データツール ≫グループの≪データの入力規則≫を クリックします。 ≪データの入力規則≫ダイアログボッ クスが表示されます。 ④ ≪日本語入力≫タブをクリックし、日本 語入力の≪▼≫をクリックして≪ひら がな≫を選択します。① ② ③ = 関数名 (引数1,引数2,・・・) 1 2 3 ⑤ ≪OK≫をクリックします。 ⑥ セル【B4】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【C103】をクリックします。 ⑦ Ctrl キーを押しながらセル【F104】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【H4】を クリックします。 セル範囲【B4:C103】と【F4:H104】が 選択されます。 ⑧ ≪データの入力規則≫をクリックし、≪デ ータの入力規則≫ダイアログボックスを表 示させます。 ⑨ ≪日本語入力≫タブをクリックし、日本語 入力の≪▼≫をクリックして≪半角英数字 ≫を選択します。 ⑩ ≪OK≫をクリックします。
10. 計算式を入力しましょう
収入・支出を入力すると、自動的に差引残高が表示されるように数式を入力します。 ① セル【H4】をクリックします。 ② 「=」を入力し、セル【F4】を クリック、「-」を入力、セル 【G4】をクリックします。 数式バーとセル【H4】に「 =F4 ‐G4 」と表示されます。 ③ Enter キーを押して確定しま す。 アクティブセルがセル【H5】に移動し、セル【H4】に「 0 」と表示されます。 ★ 収入・支出のセルが空白のときは、差引残高のセルも空白になるようにIF 関数と AND 関数 を使って数式を入力します。 「関数」とは、決まりごとにしたがって計算する数式のことです。 演算記号を使って数式を入力する代わりに、カッコ内に必要な引数を指定して計算を行いま す。 ※ 数式の入力は、入力モードを半角英数にしましょう。 【関数の入力】 1. 先頭に「=」を入力します。 2. 関数名を入力します。 3. 引数をカッコで囲み、各引数はカンマで 区切ります。 数式バー=IF(論理式,真の場合,偽の場合)
引数1 引数2 引数3
=AND(論理式1,論理式2,・・・)
引数1 引数2
IF 関数(論理式の結果に応じて、指定された値を返します)
AND 関数(すべての引数が TRUE のとき、論理値 TRUE を返します)
SUM 関数(合計を求めます) ④ セル【H4】をクリックします。 ⑤ 「 =IF(AND(F4="",G4=""),"",F4‐G4) 」と入力します。 ※ セル番号は、そのセルをクリックすると入力されます。「 "" 」は、空白を表します。 この関数は、セル【F4】と【G4】が両方空白ならセル【H4】も空白にし、そうでなければ、 「 F4‐G4 」の計算結果を表示します。 ⑥ Enter キーを押して確定します。 ⑦ セル【H5】をクリックします。 ⑧ 「 =IF(AND(F5="",G5=""),"",H4+F5‐G5) 」と入力します。 この関数は、セル【F5】と【G5】が両方空白ならセル【H5】も空白にし、そうでなければ 「 H4+F5‐G5 」の計算結果を表示します。 ⑨ Enter キーを押して確定します。 【ダイアログボックスを使う関数の挿入】 関数はダイアログボックス使って入力することも できます。 1. 数式バーの左にある≪fx≫をクリックします。 または、≪データ≫タブ≪関数ライブラリ≫ グループの≪関数の挿入≫をクリックしま す。 ≪関数の挿入≫ダイアログボックスが 表示されます。 2. ≪関数の分類≫の▼をクリックし、一 覧から≪論理≫を選択し、≪関数名≫ の一覧から≪IF≫を選択し、≪OK ≫をクリックします。 =SUM(合計するセル範囲、合計するセル範囲、・・・) 引数1 引数2 =SUM(合計するセル範囲,合計するセル範囲,・・・) 引数1 引数2
≪関数の引数≫ダイアログボックスが 表示されます。 3. ≪論理式≫に「 AND(F5="",G5="") 」、 ≪真の場合≫に「 "" 」、≪偽の場合≫ に「 H4+F5‐G5 」と入力し、≪OK ≫をクリックします。 ⑩ セル【H5】をクリックし、≪ホーム≫タブ≪クリックボード≫グループの≪コピー≫をク リックします。 ⑪ セル【H6】をクリックし、セル【H103】をクリックします。 セル範囲【H6:H103】が選択されます。 ⑫ ≪ホーム≫タブ≪クリックボード≫グループの≪貼り付け≫をクリックし ます。 セル【H5】の数式がセル【H103】までコピーされます。 【オートフィル機能を使った数式のコピー】 セル【H5】の右下の■(オートフィルハンドル)をポイントし、マウスポインタの形が に なったら、セル【H103】までドラッグします。 ⑬ セル【F104】をクリックします。 ⑭ ≪ホーム≫タブ≪編集≫グループの≪Σ オート SUM≫を クリックします。 セル【F104】と数式バーに「 =SUM( ) 」と表示されます。 ⑮ セル【F4】をクリックし、Shift キーを押しながらセル【F103】 をクリックします。 セル【F104】と数式バーに「 =SUM(F4:F103) 」と表示されます。 ⑯ Enter キーを押して確定します。 アクティブセルがセル【F105】に移動し、セル【F104】に「 0 」と表示されます。 ⑰ セル【F104】をクリックします。 ⑱ セル【F104】の右下の■(オートフィルハンドル)をポイントし、マウスポインタの形が・・ になったらセル【G104】までドラッグします。 セル【F104】の数式がコピーされます。 ⑲ セル【H104】をクリックします。 ⑳ 「 =F104-G104 」と入力します。
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21 Enter キーを押して確定します。 アクティブセルがセル【H105】に移動し、セル【H104】に「 0 」と表示されます。 数値を入力して、数式が正しく入力されているか確認してみましょう。11. ウィンドウ枠の固定を設定しましょう
ワークシートをスクロールしても、表の項目名が常に表示されるようにします。 行番号「1」が見えるようにしておきましょう。 ① 行番号4 をポイントし、マウスポ インタの形が になったらク リックします。 行番号4 の行が行単位で選択され ます。 ② ≪表示≫タブ≪ウィンドウ≫グ ループの≪ウィンドウ枠の固定 ≫をクリックし、表示されたメニ ューから≪ウィンドウ枠の固定 ≫を選択します。 行番号3 までが固定され、スクロールしても項目名が表示されたままになります。12. シートを保護しましょう
入力中にうっかり数式を消してしまったり、共有したときに勝手に書き換えられたりしないよう に、シートを保護しておきます。 ① セル【B4】をクリックします。 ② Shift キーを押しながらセル【G103】をクリックします。 ③ Ctrl キーを押しながらセル【I104】をクリックします。 ④ Shift キーを押しながらセル【I4】をクリックします。 セル範囲【B4:G103】、【I4:I104】が範囲選択されます。 ⑤ ≪ホーム≫タブ≪セル≫グループの≪書式≫をクリックします。 ⑥ ≪保護≫の≪セルのロック≫をクリックし ます。 選択した範囲のセルのロックが解除されま す。 (初期設定でセルはすべてロックされてい ます。入力するセルはロックを解除する必 要があります。) ⑦ 再度≪書式≫をクリックし、≪保護≫の≪ シートの保護≫をクリックします。 ≪シートの保護≫ダイアログボックスが表 示されます。⑧ ≪シートとロックされたセルの内容を保護する≫にチ ェックが入っていることを確認して≪OK≫をクリック します。 セルのロックを解除したセル以外には入力することが できなくなります。 【シートの保護の解除】 ≪ホーム≫タブ≪セル≫グループの≪書式≫をクリッ クし、≪シート保護の解除≫をクリックします。