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概要今回取材させていただいた高山牧場は 埼玉酪農業協同組合に所属し 経産牛100頭 和牛繁殖牛100頭を飼養しています 祖父の代より酪農業を始め 昭和40 年代に現在の対尻式牛舎を建設 旧牛舎に和牛を導入したのは約13 年前になります 労働力は経営主の高山茂雄さん 奥様の文子さん 息子の直樹さん ア

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全酪連会報

酪農トピックス/ 「“ただいま~です”復活!酪王まつり2014」4年ぶりに 開催!!(福島県酪農協より)ほか 日本酪農見て歩紀(北海道中標津町 ㈱佐藤牧場)

若手後継者の本音/高山直樹さん

組合が取り組む後継者支援事業

(名古屋支所管内)

栄えある秋の叙勲褒章

第22回 ロイヤル・ウィンター・フェア視察と

米国・カナダ酪農視察研修報告

(前編)

(2)

概要

今 回 取 材 さ せ て い た だ い た 高 山 牧 場 は、 埼 玉酪農業協同組合に所属し、 経産牛100頭、 和牛繁殖牛100頭を飼養しています。祖父 の代より酪農業を始め、昭和 40年代に現在の 対尻式牛舎を建設、旧牛舎に和牛を導入した のは約 13年前になります。労働力は経営主の 高山茂雄さん、奥様の文子さん、息子の直樹 さん、 アルバイト3人(2人/日のシフト制) の計6名です。今回は後継者である直樹さん にお話しを伺いました。

就農までの経緯を教えてください

私 は 高 校 を 卒 業 後、 大 学 に 進 学 し ま し た。 その当時は将来就農したいという気持ちは薄 く、またこれといった将来設計もありません でした。大学を卒業後は1年程浪人していま したが、 このままの生活ではいけないと思い、 2002年に就農することを決意しました。

就農後の生活について教えてください

就 農 し た 当 初、 私 は 今 ま で 酪 農 業 に 携 わ っ てこなかったため、一連の作業は父親に教わ りながら取り組んでいました。当然ながら酪 農 の 朝 は 早 く、 私 の 牧 場 は 朝 5 時 30 よ り 作 業 が 始 ま る の で、 最 初 は 遅 刻 す る こ と も

若手後継者の

本音

Vol.11

今回は、

埼玉県本庄市 高山牧場

の後継者

高山直樹

さんにお話を伺いました。

毎日が勉強

家族、そして仲間と共に歩む

酪農経営

[経営概況] 所  属 埼玉酪農業協同組合 家族構成 経営主の高山茂雄さん、奥様の文子さん、 息子の直樹さん 飼養頭数 経産牛 100 頭、和牛繁殖牛 100 頭 ホ ン し ば し ば あ り ま し た。 当 時 の 正 直 な 気 持 ち と し て は、 自 分 か ら 進 ん で 作 業 に 取 り 組 ん で い る わ け で は な か っ た の で、 モ チ ベ ー シ ョ ン も あ ま り 上 が ら な か っ た の で す が、 2 0 0 3 年 に 嫁 さ ん と 結 婚、 2005年に長女が生まれたことを機に心境 が変化しました。このままではいけない、父 親らしくありたい、 という気持ちが強くなり、 自分から進んで作業に取り組むようになりま した。酪農の楽しさ、やりがいを見出したの はその時期からですね。

 や

と、

されたことはありますか

今 ま で 酪 農 に つ い て 知 識 が 全 く な か っ た 私 は、主に農協青年部主催が定期的に行ってい る勉強会や視察研修に積極的に参加するよう にして、出来る限り情報収集に努めるように しました。そのおかげで、知り合いも増えて 情報網も広がりました。今でも経営決定権は 父親にありますが、研修で得た知識、情報を ◀ 搾乳牛舎

(3)

 今後の目標について教えてください

今 後 は ソ ー ラ ー パ ネ ル を 設 置 し 、 電 気 代 の 節 約 を し よ う と 考 え て い ま す 。 頭 数 は 現 時 点 で は 増 や す 予 定 は あ り ま せ ん が 、 繁 殖 成 績 の 向 上 は 図 っ て い き た い と 思 っ て い ま す 。 そ の た め に は 日 々 の 勉 強 、 仲 間 と の 情 報 共 有 が 大 事 に な っ て く る と 思 う の で 、 こ れ か ら も 頑 張 っ て い き た い と 思 っ て い ま す 。 息 子 と は 将 来 一 緒 に 酪 農 を や り た い 気 持 ち は 正 直 あ り ま す 。 こ れ ば か り は 息 子 の 意思 を 尊 重 し た い の で 無 理 強 い は しま せ ん が 、 酪 農 の 楽 し さ と や り が い は 自 分 の 子 供 た ち に は 伝 え て い き た い で す ね 。 具 体 的 な 目 標 を 掲 げ 、 そ れ を 着 実 に 実 践 し て い く 実 行 力 と 、 家 族 の 為 に ひ た 向 き に 酪 農 に 取 り 組 ん で い る 姿 は 非 常 に 頼 も し い 直 樹 さ ん 。 取 材 中 は 笑 顔 で さ わ や か に 対 応 し て く だ さ っ た の も 非 常 に 印 象 的 で し た 。 お 忙 し い な か 、 ご 協 力 い た だ き あ り が と う ご ざ い ま し た 。 今 後 の 牧 場 発 展 と 直 樹 さ ん の さら な る ご 活 躍 をお 祈 り し ま す 。 の効果は 覿 てきめん 面 で、牛舎内温度をかなり下げる ことができました。 私 の 牧 場 で は 牛 群 検 定 を 行 っ て お ら ず 、 昔 は と に か く 一 頭 ご と の 乳 量 を 出 す こ と にこ だ わ っ て い ま し た 。 し か し そ れ で は 体 調 を 崩 し て し ま う 牛 が 増 え て い く 一 方 で し た の で 、 現 在 は あ ま り 無 理 を さ せ な い ( 乳 量 を 求 め す ぎ な い ) 管 理に 変 えま し た 。 乳 量 は 以 前 と 比 べ れ ば 減 り ま し た が 、 事 故 も 激 減 し ま し た 。 一 頭 一 頭 を 長 生 き さ せ る の は 私 の こ だ わ り で す ね 。 苦 労 し て い る の は、 や は り 近 年、 飼 料 高 騰 が続いていることですね。乳価がなかなか上 がってくれないので、乳房炎をいかに出させ ないかが大事だと思っています。基本的な事 ですが、1番は牛床の乾燥を徹底、徐糞は小 まめに行うようにしました。それだけでも乳 房炎の数は減っていますね。 ま た、 繁 殖 の 向 上 も 課 題 と し て あ り ま す。 以前はオブシンクをしていたのですが、自然 発情の方が種の付きが良いので利用回数を減 らしています。発情を見逃さないよう、作業 の合間、徐糞の際はなるべく牛を見るように 心がけています。 時 に 父 親 と の 意 見 の 食 い 違 い も あ り ま す が、互いの意見は尊重し合うようにしていま す。酪農は多種多様なやり方があるので、試 したい時は随時行っていきたいですね。 こんな情勢だか らこそ、家族・仲間 を大事にし、協力 していきましょう。

全国の若手後継者の皆さんへ

一言

高山さんより 自分でも試したいと思い、提案や改善案は随 時、父親に持ちかけるようになりました。 私 の 家 が あ る 埼 玉 県 本 庄 市 は、 日 本 で も 有 数の猛暑地域である熊谷市と程近く、夏場は 非常に暑い日が続きます。 そこで2年前より、 暑熱対策として屋根の散水を行うようにしま した。水は井戸水なので水道代は掛かりませ ん。また同時期に細霧も取り付けました。そ ◀ 和牛 ▲乾乳舎 ◀ 哺育舎

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なもので、 会場から 「たいしたもん だねぇ、 うまいねぇ」 との声が聞か れ ま し た。 リ ー デ ィ ン グ 中 は プ ロ フ ィ ー ル も 紹 介 さ れ、 会 場 は 牛 よ りも女性に注目しているように感 じました。 審査発表後、 参加女性達 はレディースクラス優勝の牛とと も に、 愛 知 県 酪 農 協 青 年 女 性 部 と 一 緒 に 集 合 写 真 を 撮 り、 残 り の ク ラ ス を 見 学 し た あ と、 閉 会 式 に 臨 み、 解散となりました。 今 回 参 加 い た だ い た 方 々 に は、 酪農を理解し一層興味を持ってい た だ き、 2 日 間 の 酪 農 青 年 と の 出 会いが色々な形で広がっていくこ とを祈念いたします。 ( リ ー デ ィ ン グ )の 練 習 を 約 1 時 間 行 い ま し た 。今 回 の 目 玉 は 一 般 女 性 に 共 進 会 で 実 際 に 牛 を 牽 い て も ら う こ と で 、酪 農 理 解 醸 成 を 図 る の が 目 的 と の こ と で す 。リ ー デ ィ ン グ は 初 め て と い う 女 性 た ち に 、独 身 の 酪 農 青 年 達 が そ れ ぞ れ の 参 加 女 性 に 付 き 添 い 、優 し く 教 え な が ら 一 緒 に 育 成 牛 を 牽 く と い う 微 笑 ま し い 光 景 で あ り ま し た 。初 め て に し て は 呑 み 込 み が 早 く 、驚 か せ る 女 性 メ ン バ ー も い ら っ し ゃ い ま し た 。 続いて、 調理室に移動し、 同県酪 農協女性部メンバーの先導による 牛乳鍋、 バター、 裂けるチーズ造り や牛乳類の飲み比べで楽しい時間 を 過 ご し ま し た。 男 性 か ら も 女 性 からも 「うま~い!できた~!」 と の 歓 声 が 上 が る な ど、 打 ち 解 け た 雰囲気となっていました。 愛知県酪農農業協同組合青年女 性 部( 磯 村 光 夫 部 長 )は、 11月 9 日 ㈰の愛知県酪農農業協同組合主催 の第 37回愛知県ホルスタイン共進 会に合わせて、 「レディースクラス & 酪 コ ン 」と 称 し た 婚 活 イ ベ ン ト を愛知県畜産総合センター(岡崎 市) で開催し、 県内の独身女性9人 が参加しました。 共 進 会 前 日 の 11月 8 日 ㈯ か ら 1 泊 2 日 の 日 程 で 行 わ れ 、1 日 目 は 酪 農 の 基 礎 知 識 習 得 、セ ン タ ー 内 牛 舎 の 見 学 に 続 き 、牛 の 牽 き 方 第

回 夕食会は翌日の共進会会場とな る同センターのドーム横に張った テ ン ト の 中 で 行 わ れ ま し た。 一 緒 に作った牛乳鍋の他にも、 焼肉、 新 鮮な野菜や女性部が準備した手造 りの惣菜、 スイーツ等、 盛り沢山の ご馳走を食べながら男女間の会話 は一層親しく楽しく進行していき ました。 途中、 明日の共進会の牛を 見 た い と の リ ク エ ス ト が あ り、 寒 い中、 牛の管理テントを訪れ、 牛の ことについて熱心に質問している 姿には感心させられました。 2 日 目 と な る 共 進 会 当 日。 開 会 式 か ら 未 経 産 牛 第 2 部 ま で を 見 学 し た 後、 未 経 産 牛 5 部 の 後 の レ ディースクラスへの準備となりま し た。 入 場 入 口 で 牛 の モ ク シ を 手 に取り待っている女性達の姿は流 石に緊張しているように思えまし た。 と こ ろ が、 入 場 後 の リ ー ド は、 各女性に酪農青年がそれぞれ付い て い る と は い え、 な か な か り っ ぱ

後継者支援事業

名古屋支所管内

レディースクラス

酪コン

組合が取り組む

■主催  愛知県酪農農業協同組合 青年女性部 ▶ リーディング練習 ◀ レディースクラス本番 ▶ 審査発表後の   集合写真 ◀ 夕食会

(5)

アメリカ カナダ オンタリオ地区 サンフランシスコ バンクーバー トロント ナイアガラ オンタリオ地区

平成26年11月12日㈬から19日㈬までの8日間、(一社)

全国酪農協会主催の「第22回ロイヤル・ウィンター・

フェア視察と米国・カナダ酪農視察研修」が開催されま

した。今年の視察参加者は、第43回全国酪農青年女性

酪農発表大会の発表者5名を含む総勢10名。羽田空港

での団結式を終え、研修1日目は12時間弱のフライト

を経てカナダ・トロントへ到着しました。

視察1

サミットホルム牧場視察

(カナダ・オンタリオ州)

研修2日目、バスでナイアガラからオンタ リ オ 州 の サ ミ ッ ト ホ ル ム 牧 場 へ 移 動 し ま し た。案内していただいたのは、 ベンさん ( 39)。 ベンさんのお父さん、伯父さんと3人で協同 経営を行っている牧場です。カナダの平均搾 乳頭数が約 70頭の中、ベンさんは総飼養頭数 11 月 12 日㈬ 羽田空港よりカナダ(トロント)へ 11 月 13 日㈭ ナイアガラの滝観光サミットホルム農場(オンタリオ州)視察 11 月 14 日㈮ ロイヤル・ウィンター・フェア視察 11 月 15 日㈯ 空路、米国(サンフランシスコ)へ米国酪農情勢についての講演 11 月 16 日㈰ ヒルマー・チーズ工場視察 トニー&ファティマ ガルシア牧場(カリフォルニア州)視察 11 月 17 日㈪ 空路、カナダ(バンクーバー)へ 11 月 18 日㈫ 空路、バンクーバーより成田空港へ 11 月 19 日㈬ 夕刻帰国、解散

行程表

ロイヤル・ウィンター・フェア視察と

米国・カナダ酪農視察研修

22

報告

―前編―

(6)

760頭、 搾乳頭数370頭を飼養しており、 フルタイム従業員5名、パート従業員数名を 雇 用 し て い ま す。 牛 舎 は フ リ ー ス ト ー ル で、 牛群は分娩間近の牛や産次数で5つに分けら れています。 12頭ダブルのミルキング・パー ラ ー で 1 日 3 回( 4 時 15分 ~、 12時 45分 ~、 20時 15分~) 、1回あたり約4時間かけてパー ト従業員2名で搾乳し、1頭当たりの平均乳 量は 40㎏/日、年間12,669㎏の生乳を 出荷しています。ちなみに、パート従業員は 時給 15~ 20ドルと、このあたりの最低時給約 11ド ル に 比 べ る と 良 い 方 だ と い う こ と で す。 また、近隣に 50万人程度の町があり、学生な どの人材が多く、従業員には困らないとおっ しゃっていました。 また、770 haの畑でトウモロコシとアル ファルファを作付することで、飼料は自給飼 料 で 賄 え て お り、 飼 料 費 は 6 ・ 5 ド ル / 頭・ 日で済むとのこと。なにより経費がかかるの は、生乳を生産する権利を購入する費用との ことで、例えば1頭増頭するのに年間3万ド ル も 必 要 と の こ と で す 。 た だ し 、 こ の 制 度 の た め 、 市 場 は 生 乳 が 余 り す ぎ る こ と は な く 、 政 府 か ら の 補 助 金 が な く と も 乳 価 は 75セ ン ト / L と、年間を通し安定しているそうです。 この牧場は、1937年にベンさんの祖父 がカナダへ移り住み、1947年から酪農を 開始し、ベンさんで3代目となります。カナ ダでは、後継者はあらかじめ自分の家を継ぐ と考えているのが一般的とのことで、ベンさ んも一度は他の仕事に就いたものの、3年で 牧場に戻ったと話されていました。設備より も牛に時間をかけ、 大事に育てる経営方針で、 他にも経営理念としてアニマルウェルフェア や 環 境 保 護、 地 域 貢 献 を 掲 げ て あ り ま し た。 その理念の通り、ストールには敷料として 13 ドル/トンで購入している砂が用いられ、肢 蹄 へ の 負 担 を 軽 減 す る 工 夫 が 見 ら れ ま し た。 た だ し、 「 砂 に よ り 機 械 が 摩 耗 し て し ま う の が 欠 点 だ 」 と 笑 い な が ら 話 さ れ て い ま し た。 全ての牛に万歩計をつけ、発情発見に努める と 共 に 、 搾 乳 で も ミ ル カ ー の 付 け 方 ・ 時 間 ・ 搾 乳 量 な ど を記録し、従業員 に月謝を支払う際 に渡すことで、従 業員1人1人の気 づきに繋げる工夫 もされているとの こ と 。 さ ら に 、 分 娩 後 55日 か ら 種 付 け を 行 い 、 65日 以 上 た っ て も 発 情 し な い 牛 に は P G を 投 与 す る そ う で す 。 1 ヶ 月 半 前 に 建 て た と い う 新 設 牛 舎 も 見 せ て い た だ き ま し た 。 2 5 0 万 ド ル か か っ た と い う 新 牛 舎 は 、 屋 根 に 断 熱 材 を 用 い 寒 さ を し の ぎ 、 さ ら に 自 然 光 を 入 れる 構 造 に し た と の こ と で 、 と て も 明 る い 牛 舎 で し た 。 新 設 牛 舎 で は 、 密 飼 い が 軽 減 さ れ た 事 で 横 臥 時 間 が 1 日 10時 間 か ら 13・ 5 時 間 へ 増 え る と い う 一 定 の 成 果 は 見 ら れ た よ う で す が 、 床 がセ メ ン ト 構 造 と い う こ と も あ り 、 肢 蹄 へ の 影 響 に つ い て 今 後 も 経 過 観 察 を して いき た い と 話 さ れて い ま し た 。 ど の 個 体 も リ ラ ッ ク ス し て お り 、 手 入 れ の 行 き 届 い て い る 牛 舎 と 牛 群 が 印 象 的 で し た 。 敷料として砂を使用 新設牛舎とベンさん ◀ カウハッチが並ぶ

(7)

でナショナル・ホルスタイン・ショーが行わ れる 11月 14日に視察しました。 会場内は様々なブースが立ち並び、来場者 を楽しませてくれます。馬術関連の出店が最 も多いことには少し驚きましたが、酪農関連 はもちろん、衣類や雑貨品、車やトラクタの 展示場も軒を連ねていました。農産物も、ト ウモロコシ、 麦、 大豆、 牧草や、 巨大かぼちゃ を始めとする様々な野菜、さらにはバターで 作る彫刻まであり、それぞれに順位が付けら

視察2

ロイヤル・ウィンター・フェアは、カナダ のトロントで開催される世界最大の屋内農産 物品評会です。今年は 11月7日~ 16日まで開 催 さ れ、 期 間 中 は 北 米 全 域 か ら 集 め ら れ た 様々な農産物の展示 ・ 品評会が行われるほか、 犬の演技、馬車の競争やロデオなど、動物に よる競技も行われます。今回は、メイン会場 ▶ グラントチャンピオンに輝いた牛 ▶ ナショナル ・ ホルスタイン ・ ショー ◀ メイン会場全体の様子 ▶ 触れ合い動物園 ▲ 卵ができるまでの過程 ▲ スポットライトに   照らされながらの入場 ロイヤル・ウィンター・フェア視察と米国・カナダ酪農視察研修 第22回 れ て い ま し た。 家 族 連 れ や ス ク ー ル バ ス で やってきた小学生と思われる一行なども多数 来場するためか、アルパカやヤギと触れ合う ミニ動物園や、卵ができるまでの過程を並べ たパネルなどがあり、目で見て楽しい展示が 多いように感じました。 当日はホルスタインだけでなく、別会場で ジャージーやブラウンスイス種の共進会も行 われていました。控え牛舎も自由に行き来で き、出品前に丁寧に管理されている牛達の様 子も観察することができました。 ホルスタインの共進会は、さすがに最高峰 の舞台という雰囲気で、どのクラスも骨格の 大きい綺麗な牛が並んでおり、上から舞台を 見下ろすよりも、実際に牛の近くに立って大 きさを実感したい衝動に駆られました。審査 員3名がじっくり一頭一頭を観察した後、合 議により順位が決定されていました。 共進会の最後を飾るグランドチャンピオン の 審 査 で は、 会 場 の 照 明 が 落 と さ れ、 鮮 や か な ラ イ ト が 縦 横 無 尽 に 駆 け 巡 り 、 ス ポ ッ ト ライト に 照 ら され なが ら 牛 たちが 入 場 し まし た 。審 査 発 表 前 に は 手 拍 子 も 行 わ れ 、R F ゴー ル ド ウ ィ ン ヘ イ リ ー が 見 事 グ ラ ン ト チ ャ ン ピオンに輝くと、会場全体が大きな拍手と歓 声に包まれました。 ※後編は来月号に掲載いたします。 ( 全 酪 連 指 導 ・企 画 部 加 世 田 し ず か )

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●黄綬褒章●

岡田 禮治

現 石川県家畜人工授精師会 会長 前 日本家畜人工授精師協会 監事 ●旭日双光章●

石川 富雄

元 愛知県酪農農業協同組合連合会 理事 元 愛知県酪農農業協同組合 理事 元 東海酪農業協同組合連合会 代表監事 現 西尾市畜産振興会 会長

栄えある

秋の

叙勲

褒章

  政 府 は 10月 下 旬 、 秋 の 叙 勲 ・ 褒 章 受 章 者 を 発 表 し ま し た 。   全 酪 連関 係 者 か ら は 、 次 の 方 が 受 賞 の 名 誉 に 輝 き ま し た 。 心 か ら お 祝 い 申 し 上 げ ま す と と も に 、 益 々 の ご 活 躍 を お 祈 り い た し ま す 。 褒章の祝賀会 叙勲の祝賀会 ●旭日双光章●

谷内 紀明

前 石川県酪農業協同組合 代表理事組合長 前 北陸酪農業協同組合連合会 副会長

(9)

札 幌

支 所発

「北海道酪青女秋季研修会」開催

11 月4日㈭、札幌市の京王プラザホテル札 幌において「北海道酪農青年女性会議秋季研修 会」が開催され、委員・一般参加者併せて8名 が参加しました。 今回は講師に料理家・管理栄養士・フードビ ジネスコーディネーターの小山浩子先生をお招 きし、「乳和食(New Washoku)」として牛 乳の効能と牛乳をレシピに取り入れた和食料理 についてご講演いただきました。 講演の中で、小山先生は現代人の塩分の取り すぎを指摘され、牛乳を和食レシピに取り入れ れば味を損なわずにおいしく減塩ができると説 明されました。講演の最後にはマヨネーズの代 わりに牛乳とすし酢をつかったポテトサラダ を試食し、参加者からは「美味しい」「牛乳を 使っているとは思えない」と言った声が聞かれ ました。 (T.K) ◀ ポテトサラダの 調理 ▶ 講演の様子

酪農ヘルパー全国協会ホームページの新規就農

情報

または

全国農業会議所の全国新規就農相談セン

ター

にアクセスしてみてください。 http://d-helper.lin.gr.jp/ newfarmer/index.html 酪農ヘルパー全国協会 http://www.zenrakuren.or.jp/ http://www.nca.or.jp/Be-farmer/index.php 全国新規就農相談センター 全酪連ホームページのトップ ➡ 右下リンク ➡ 新規就農情報 [(一社)酪農ヘルパー全国協会] 新規就農情報 [全国農業会議所]

新 規 就 農

経 営 移 譲

を希望される方

全酪連のホームページからも 入れます。

(10)

9月 28 日㈰、酪王乳業㈱本社工場にて、4 年ぶりに「“ただいま~です”復活!酪王まつり 2014」が開催されました。開場 10 分前には オープニングセレモニーが行われ、主催者を代 表し、大竹芳雄酪王乳業㈱社長が「4年5か月 ぶりの開催となり、みなさんも楽しみにしてい たと思います」と挨拶されました。続いて、大 竹芳雄代表取締役社長、阿部正一取締役副社 長、但野忠義県酪農協代表理事組合長が、1番 乗りで会場へ来ていた来場者と共に巨大クラッ カーのひもを引くと、開催を告げる大音響と同 時に金色のテープが勢いよく発射され、開場を 待ちわびるたくさんの来場者とともに、4年ぶ りの復活を喜びました。 終日、秋晴れの天候に恵まれ、たくさんの家 族連れや酪王カフェオレファンたちが来場し、 開場わずか30分で1,000人が来場するなど、 大いに賑わい、1日を通して7,000人の方々が “酪王まつり”に足を運んでくださいました。 特に盛り上がりを見せていたのは、大人気の 参加型ステージイベントで、MC のパチッコリ ン(みちのくボンガーズ)が、牛乳早飲みバト ル・搾乳タイムバトルを盛り上げ、個人戦や家 族対抗戦が行われると、会場では歓声と笑いが 絶えないほどの盛り上がりを見せていました。 また、特設カフェオレブースでは、酪王カ フェオレと酪王ハイカフェオレの試飲が行わ れ、何度も飲み比べをする来場者も見られまし た。酪王カフェオレを使ったお菓子の販売や酪 王カフェオレトートバックなどのオリジナル グッズの限定販売、特設酪王牛乳ブースでの酪 王牛乳ラスクやサブレなどの酪王製品即売コー ナーでは、長蛇の列ができるほどで、両手にか かえきれないほどの牛乳・乳製品を買い求める 来場者の姿が見られました。試飲コーナーに は、11 月 10 日に新発売される「酪王いちご オレ」の試飲も行い、発売を楽しみにする姿が 見られ、早速、ツイッターやフェイスブック等 に投稿している方なども見られました。 ステージ横に設置されたメッセージボードに は、酪王まつりに開催に伴うメッセージなど思 い思いにコメントを頂きました。他にも、紙 パック工作コーナーや実際の乳牛からの搾乳体 験、子牛や山羊に直接触れ合うミニ動物園など 様々なコーナーが設けられ、たくさんの来場者 の笑顔が溢れていました。 来場者の中には、県内を初め、県外の酪王カ フェオレファンの皆さんも来場していただくな ど、安全・安心な牛乳乳製品を製造販売している ことをPRすることが出来ました。来年も「酪王ま つり」を楽しみに待ってくださる皆様とお会いで きますことを楽しみにしております。 (W.H) 福島県酪農協より

「“ただいま~です”復活!酪王まつり2014」

4年ぶりに開催!!

▲ 秋晴れの天候に恵まれ、たくさんの家族連れや酪王カ フェオレファンなどの来場で大いににぎわいました。 ◀▲ ステージイベントの搾乳 タイムバトル ▲ 大人気のカフェオレ ブース・牛乳ブース!! ▶ 会 場 に 設 置 さ れ た メッセージボード オープニングセレモニーを行い、巨大クラッカーで盛大に、 「“ただいま~です”復活酪王まつり2014」の4年ぶりの復活を喜びました。

(11)

本所

(一社)全国酪農協会主催 酪農後継者が集う

「酪農未来塾」3回目を開催!!

11 月6日㈭~7日㈮、東京都港区南 青山会館にて (一社) 全国酪農協会主催の 「酪農未来塾」が開催されました。3回 目となる今回の研修では、今までの参加 者を中心に全国の酪農後継者・酪農団体 など 56 名が参加しました。 始めに、参加者が円になり、前回立 てた目標とその進捗状況を報告し合うことで、 久々の再会を喜び、打ち解けあう姿が見られま した。その後、本会購買部酪農生産指導室 丹 戸靖課長代理と同部酪農技術研究所猪内勝利研 究員による講演へと移りました。丹戸課長代理 は「“気付き”と共有から始まる経営発展の仕 組み造り~うちの牧場は、どうして手元に現金 が残らないのか?~」と題し、手元に現金が残 らない理由を各牧場で明確化する必要があるこ とに触れ、定期的に経営状態を計る必要があ ることから、本会の DMS(酪農家経営管 理支援システム)の 紹介が行われました。 そして、その結果何 が起こったかを“見 える化”し、自身の 経営の問題点に気付 き、共有し合える環境を作ることの大事さを、 実例を交えて紹介されました。 続いて、猪内研究員は「酪農経営向上のた めに~経営・技術・コミュニケーション~」 と題し、自身の酪農実習生の体験や代表取締 役牧場長として大規模酪農経営に携わった経 験をもとに、「今日儲からない酪農は明日も儲 からない」とのマイペース酪農で知られる三友 盛行氏の考えを紹介しながら、経営改善のため の実践的なノウハウ、マネジメントについての 解説がなされました。 その後は前回に引き続き、農場どないすんね ん研究会(NDK、正式名称:全国畜産支援研 究会)が進行を務め、指名された数人が「身の 上話」を行い、皆で質問を投げかけるワーク ショップを行い、互いの牧場や考え方について 深め合いました。 2日目は、「なりたい自分になるための未来 塾分科会」と題し、「自分に素直になる」「酪農 技術を磨く」「未来塾を良くする」など複数の グループに分かれ、酪農の未来を真剣に議論す る姿があちらこちらで見られました。 (K.S) ◀ 身の上話に真剣に耳を傾ける ▲ 本会 丹戸靖課長代理 ▲ 猪内勝利研究員 ▲ 発表会の様子 ▲ 講演会での様子 ▲ 農家さんによる身の上話

(12)

東 京

支 所発

「第5回 東京支所管内会員女性職員研修会」開催

今年で5回目となる、全酪連東京支所管内 の会員女性職員を対象とした研修会を、10 月 16 日㈭・17 日㈮の2日間にわたり、群馬県 にて開催いたしました。今年も 14 名の方々に ご参加いただき、職員間の交流を図るととも に、工場等の視察を通して酪農の専門知識を深 めることのできる貴重な場となりました。 1日目は、高崎駅よりバスで20分ほどの場所 にある赤城酪農業協同組合連合会を訪ねました。 最初に、須藤裕一副会長より赤城酪連の概要説 明をいただき、その後、TMRセンターの概要及 びTMR製品について研修を受け、実際に工場 でのTMR製造の状況を視察しました。倉庫に は、普段の業務の中で手配している飼料の紙袋 やトランスバッグがたくさん積まれていて、工 場内ではコンビラップを用いたTMR製造が行わ れていました。この時に見ることができたのは、 とうふ粕やきのこ菌床粕、ふすま等で、これら の原料をミキサーにて攪拌後、糖蜜が添加され、 コンビラップでラッピングされるというTMR 製造の一連の工程を学ぶことができました。 夜は伊香保の宿・玉樹で懇親会を行いまし た。夕食を食べながらのビンゴ大会や、普段お 話しないような趣味の話などで盛り上がり、お 互いの知らなかった一面を知ることのできる新 鮮な機会となりました。 2日目には、東毛酪農業協同組合を訪ね、牛 乳や乳製品が製造されている工場の様子を視察 しました。東毛酪農協の工場で生産されている 約半数が、学校給食で使用されているものだ そうです。視察後、木村弘常務より研修を受 け、HTST( 高温殺菌 ) 牛乳・LTLT( 低温殺菌 ) 牛乳・生乳の飲み比べをしました。HTST 牛 乳は学校給食で使用されているもので、普段飲 み慣れているせいか、1番人気でした。LTLT 牛乳は搾りたてに近いもので、生乳に近い味が しました。また、普段動物の肉や魚など命を頂 いている我々にとって、「牛乳とは神が人間に 与えてくれたもっとも完全に近い食品である」 (牛乳を飲んではいけないという宗教は1つも ない、生まれながらにして食べる・飲むことの できる命にやさしい食品である)という理念を 学び、牛乳のありがたみや、酪農業の仕事に携 わっていることの誇りを実感しました。研修の 後、東毛酪農協のコーヒー牛乳とソフトクリー ムを美味しく頂きました。 この2日間を通し、普段は見ること・聞くこ とのできない貴重な体験ができ、とても有意義 な研修会となりました。また、直接お会いする 機会の少ない会員女性職員の方々と交流できた ことを大変嬉しく思います。お忙しい中ご協力 くださいました、赤城酪農業協同組合連合会・ 東毛酪農業協同組合の皆様、遠方より足を運ん でくださいました、会員職員の皆様に深く御礼 申し上げます。ありがとうございました。 (I.M) 懇親会の様子 ▶ ◀ 赤城視察の様子 研修で飲み比べた3つの牛乳 ▶ ▲ 東毛酪農にて集合写真

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名古屋

支 所発

講演会「美しい女性であるために」を開催

─ 中部酪農青年女性会議 ─

10月22日㈭、中部酪農青年女性会議(小 笠原和美委員長)は名古屋市内で講演会を開催 しました。今回は、酪農女性を対象に、「美し い女性であるために」の演題で、モデルの本名由 香里氏を講師に招聘しました。参加者は殆どが女 性の37人で、酪農のことをしばし忘れて“美” を追求する時間となりました。 本名氏は、2008 年ミスユニバース日本第 2位の実績を誇り、東京ビューティアート専門 学校他の講師を務めると共に ファッション雑誌やテレビ等で 活躍されており、美しい表情、 姿勢、歩行について実演を中心 に講演し、最初は少々恥ずかしがっていた女性 達も、徐々に慣れ真剣にコツを習得し、歩く姿 も美しくなっていきました。 最後に、本名氏を交えて美しい表情で集合写 真に収まり、美しい歩行で退席し、帰路に着き ました。 男性のひとりとしても、酪農女性がいつまで も元気で美しく輝いて欲しいと改めて思い願う 1日でありました。          (F.K)

名古屋

支 所発

「カウガールスクールin原田牧場」開催

愛知県酪農農業協同組合の酪農教育ファーム 推進委員会(伊藤立委員長)では、口蹄疫等で 防疫面での規制が厳しくなり、不特定多数の消費 者を対象とした牛とのふれあい活動が制限される 中で、酪農教育ファーム活動の推進方法について 議論されています。その中から新たな取り組みと して、東京八王子の磯沼牧場をモデルとして、愛 知県版のカウガールスクール(牧場体験する一般 女性の呼称)を模索しています。 活動の2年目となる平成26年度は、東浦町の 原田牧場、西尾市の北村牧場、豊田市の久保田 牧場が自主的に参加を表明し、それぞれに活動が 進められています。年3~4回、同じ牧場で酪農 体験をして頂き、単発の体験ではなく、より深く 酪農を知ってもらえる設定になっています。牧場 体験をして頂く一般女性は2~3名のため、海外 渡航歴のチェックもでき、牧場側が用意した靴や 服に着替えてもらうなどし て防疫面をクリアしているとのこと。そして、そ の体験をこのように地域に伝え広がりを持たせる のが、カウガールスクールのねらいです。 今回は、愛知県東浦町の生いく路じ 保育園(園児 133名)の先生2人が、同町の酪農教育ファーム の原田牧場において2日間、飼料給与、除糞、哺 乳、搾乳等を体験しました。「今後は是非、原田 牧場に園児たちを連れて行き、実際の牛を見せて あげたい」との園長の言葉にスタッフメンバーは 大変喜んでいました。 牧場体験後の 11 月6日㈭、原田牧場のカウ ガール(先生)2名が勤務先の保育園の園児達 にその体験内容等を紙芝居で伝え、それから園 児たちと一緒にミセスHカップさん(模擬搾乳 体験機)による搾乳体験やバター作りを楽しみ ました。       (F.K) ▲ 研修会の様子 ▼ 牧場体験説明 ▼ 搾乳体験 ▲ 美しい姿勢、表情での集合写真 ▲ 本名由香里氏

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福 岡

支 所発

「第6回九州連合ホルスタイン共進会」を

盛大に開催!

─ 九州・沖縄地区酪農団体協議会 ─

九州・沖縄地区酪農 団体協議会(尾形文清 会長)では、11 月 15 日㈯、熊本県家畜市場 (熊本県菊池郡大津町) において「第6回九州 連合ホルスタイン共進 会(農林水産祭参加行 事)」を盛大に開催しました。 本共進会は5年ごとに開催し、九州・沖縄各 県の乳用牛の改良水準を見極め今後の改良上の 参考とすることを目的としています。また、今 回は来年に北海道で開催される第 14 回全日本 ホルスタイン共進会へ向けた基盤体制を整える ものでもありました。 前日 14 日㈮には前夜祭が開催され、九州・ 沖縄地区酪農団体協議会役員、ご来賓の方々、 各県の出品者や組合職員等の関係者が集い、九 州・沖縄の酪農の連帯と親睦を深めました。 そして、共進会当日15日㈯、寒冷前線の接近か ら相当な寒さが心配されていましたが、朝から穏 やかに晴れ渡り、絶好の共進会日和となりました。 開会式では、九州・沖縄地区酪農団体協議会 の尾形会長より「本共進会は、九州・沖縄の乳 牛改良の優秀さを全国へ発信する場である。ま た、九州・沖縄の酪農生産者の団結の場とな り、交流が深まれば幸いである」と開会の挨拶 がありました。 続いて、来賓の九州農政局・井上明局長より 「本共進会が多大な成果を収め、九州・沖縄が 来年 10 月に開催される第 14 回全日本ホルス タイン共進会で活躍されることを祈念する」と 祝辞を賜りました。 本共進会の審査員は北海道ホルスタイン農業 協同組合・審査部長である千葉義博氏にお願い し、九州・沖縄各県から選りすぐられた総数 153 頭が 12 部(未経産牛5部、経産牛7部) に分かれ、厳正な審査が行われました。 ※審査結果については別表のとおり。 ◎グランドチャンピオン  (第6部~第12部)   KAHS メーヤス ブリツツ カイト M フタゴ   出品者:菊地農業高校(熊本県) ◎リザーブチャンピオン  (第6部~第12部)   ホームステツド アイス アイオーン フタゴ   出品者:松島太一氏(熊本県) ◎ジュニアチャンピオン  (第1部~第5部)   ドリーム アイオーン ハーゲン   出品者:松野佑哉氏(熊本県) ◎ジュニアリザーブチャンピオン  (第1部~第5部)   レガーレ MF ゴールドチツプ フエイス   出品者:竹内太輔氏(熊本県) ◀ グランドチャンピオン ◀ ジュニアチャンピオン ▲ 審査風景 ▲ 尾形会長の開会あいさつ

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福 岡

支 所発

「第31回らくのうマザーズ枝肉共励会」を開催

─ 熊本県酪農業協同組合連合会 ─

熊本県酪農業協同組合連合会(吉田孝壽代表理 事会長)は、10月24日㈮、株式会社熊本畜産流通 センター(熊本県菊池市七城町)において「第31 回らくのうマザーズ枝肉共励会」を開催しました。 この共励会は、乳肉複合経営による良質牛肉生 産と酪農経営の安定的発展を期し1983年(昭和 58年)から開催されているものですが、今回は 乳用種(第1部)35頭、交雑種(第2部)9頭、 黒毛和種(第3部)16頭の計60頭が出品され、 出品者及び関係者ら 150 名が来場しました。 今回、栄えあるグランドチャンピオン賞を受 賞したのは、黒毛和種(第3部)に出品された 熊本酪農協の新永文治氏で、枝肉格付は最高ラ ンクのA-5、脂肪交雑も 最高のBMS№12を獲得 されました。新永牧場で は、父親の新永重昭氏か ら数えて4度目のグラン ドチャンピオン獲得となりました(歴代最多受賞)。 また、リザーブチャンピオン賞を受賞したのは、 交雑種(第2部)に出品された荒尾酪農協の蓮 尾亮介氏で、枝肉格付はA-3を獲得されました。 なお、グランドチャンピオン賞( 枝肉重量 557.3kg)は1kg当たり4,050円、リザーブ チャンピオン賞(枝肉重量524.3kg)は1kg当 たり2,540円で競り落とされています。  (I.F) ▲ グランドチャンピオン賞 左から重昭さん、文治さん、 ▶ 恵子さん(文治さんの奥様)  

福 岡

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「第39回九州・沖縄地区酪農団体職員親善スポーツ大会」

沖縄県酪協2チームが優勝、準優勝を独占!

11月1日㈯~2日㈰の2日間、ユインチホテ ル南城(沖縄県南城市)において、九州・沖縄 地区酪農団体協議会(尾形文清会長)主催によ る「第39回九州・沖縄地区酪農団体職員親善ス ポーツ大会」が開催されました。 この大会は、九州・沖縄地区の酪農団体職員の 資質の向上と親善ならびに団結を図ることを目的 として毎年開催されているものですが、今大会は 初めての沖縄県での開催となりました。 恒例の前夜祭は、来賓として沖縄県農林水産 部畜産課の長崎祐二課長、全酪連から砂金甚太 郎代表理事会長、清家英貴専務理事、そして大 会役員等を迎え総勢140名により盛大に開催さ れました。 翌日は、心配された雨もなく、快晴のもとでグ ラウンド・ゴルフをスタート。この親善スポーツ 大会では初めて行うグラウンド・ゴルフでしたが、 各チームとも真剣勝負で臨みました。 優勝は地元の沖縄県酪農農業協同組合2チー ムが優勝と準優勝を独占するという劇的な結果と なりました。また、3位には宮崎県経済農業協同 組合連合会チームが入りました。 最後に、次回開催県となる熊本県から、熊本県 酪農業協同組合連合会の吉田孝壽代表理事会長 が閉会の辞を述べ、来年の再会を約束し今大会 の幕を閉じました。        (I.F) 大会後の昼食で登場! ▶ ◀ 試合中

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前 半 は 日 本 農 業 新 聞 ・ 元 論 説 委 員 室 長 の 伊 本 克 宜 氏 に よ る「 新 農 政 ・ T P P ・ 農 協 改 革 課 題 と 今 後 の 方 向 」に つ い て の 講 演 が 行 わ れ ました。   政 府 の 規 制 改 革 会 議 の 当 初 農 協 改 革 案 に お い て 、① 中 央 会 制 度の 廃 止( J A へ の 指 導 力 ・ 農 政 活 動 の 弱 体 化 )、 ② 全 農 の 株 式 会 社 化( 民 間 企 業 と の 競 争 条 件 同 一 化 )、 ③ 准 組 合 員 の 事 業 利 用 の 制 限 、代 理 店 方 式 な ど の 導 入( 事 実 上 の 金 禁 法 違 反 と な る 可 能 性 が あ り 、酪 農 振 興 、生 乳 需 給 調 整 に も 支 障 を き た す だ ろ う 。衆 院 選 挙 や 米 国 議 会 の 中 間 選 挙 で の オバ マ 政 権の 歴 史 的 な 敗 北 な ど を 踏 ま え 、年 末 か ら 年 明 け に 向 け T P P ・ J A 改 革 ・ 外 交 問 題 が 複 雑 に 絡 み あ い な が ら 、議 論 は 加 速 化 し て い く だ ろ う 。 ※ 11 5、 6 日 時 点 で の 講 演 内 容 で あ る こ と を 追 記 い た し ま す。 ま た、 概 要 に つ い て は、 伊本氏ご本人によるものです。 後 半 は 、一 般 社 団 法 人 中 央 酪 農 会 議 専 務 理 事 の 迫 田 潔 氏 に よ る 「 酪 農 を 取 り 巻 く 情 勢 に つ い て 」の 講 演 が 行 わ れ ま し た 。   酪 農 家 戸 数 は 、減 少 率4 % 程 度 で 生 産 量 も 減 少 し て お り 、規 模 拡 大 に よ る 生 産 維 持 も 限 界 に 近 づ い て き て い る 。ま た 、生 乳 生 産 費 に お け る 飼 料 費 は 、H 24年 / H 23 年 比 で 1 0 5 % だ が 、輸 入 粗 飼 料 価 格 は 1 1 0 % を 上 回 っ て 推 移 し て お り 、W C S な ど の 国 産 飼 料 へ の 切 り 替 え の ほ か 、低 価 格 飼 料 へ の 切 り 替 え や 乾 牧 草 の ラ ン ク を下 げて 対 応 し て い る こ と が 想 定 さ れ る 。そ の た め か 、バ ル ク 別 乳 成 分 に お い て も 、乳 脂 肪 4 % 未 満 を 生 産 す る 酪 会員組織の機能強化のため、会員職員のスキルアップ を図ることを目的とした会員職員研修会を下記2カ所 にて開催し、2講演を実施しました。 [東日本]11月5日㈬ 全酪連本所(東京都港区)     約30名参加 [西日本]11月6日㈭ ホテルJALシティ広島(広島県広島市)     約20名参加

全酪連会員職員研修会

◀ 西日本会場 農 家 の 割 合 が 増 え て い る 。H 24年 度 の 生 乳 生 産 費 の 償 却 費 も 前 年 を 2 割 以 上 下 回 っ て お り 、設 備 投 資 が 進 ん で い な い こ と が 窺 え る 。H 24年 平 均 産 次 は 2 ・ 7 産 と 減 少 傾 向 で あり 、分 娩 間 隔 も 年 々 拡 大 し、 全 国 平均で430日を超えている。 世 界 に 目 を 向 け る と 、直 近 の 乳 製 品 国 際 価 格 は 低 下 傾 向 だ が 、需 給 情 勢 に よ っ て 短 期 で 価 格 が 乱 高 下 し て お り 、中 長 期 的 に は ひ っ 迫 見 込 み で あ る 。そ の た め 、補 助 事 業 も 活 用 し な が ら 、酪 農 生 産 基 盤 の こ れ 以 上 の 弱 体 化 を 防 ぐ べ く 関 係 者 と 一 体 と な っ て 取 り 組 ん で い く 所 存 で あ る 。 な お 、当 研 修 会 の ご 質 問 、資 料 請 求 の ご 希 望 が ご ざ い ま し た ら 、全 酪 連 指 導 ・ 企 画 部 も し く は 各 支 所 指 導 組 織 課 ま で お 問 合 せ く だ さ い 。 ◀ 迫田潔氏 ▶ 東日本会場 融 ・ 経 済 の 分 離 )と い う 提 言 が 盛 り 込 ま れ る な ど 、大 規 模 な 農 業 改 革 案 が 叫 ば れ て い る 。そ の 焦 点 が 、農 協 法 に記 さ れ て あ る 中 央 会 機 能 の 位 置 づ け を 廃 止 す る こ と で あ り 、 そ れ に よ り 全 中 を 無 力 化 さ せ 、ひ い て は T P P 締 結 を 進 め 、政 府 の 指 示 通 り の 農 政 推 進 、企 業 参 入 促 進 な ど の 狙 い が あ る 。「 官 邸 主 導 」 に よ る 新 自 由 主 義 路 線 の 極み が 今 回 の 農 協 改 革 で 浮 き 彫 り に な っ た と 言 える だ ろ う 。だ が 、農 協 改 革 の 「 真 の 狙 い 」で あ る 農 業 者 の所 得 向 上 と 地 域 振 興 と は 全 く 逆 の 方 向 と 言 わ ざ る を 得 な い 。安 倍 政 権 の 掲 げ る 農 業 ・ 農 村 の 所 得 倍 増 計 画 と も 整 合 性 が 取 れ な い 。農 協 改 革 と 専 門 連 と の 関 連 で は 、万 が 一 に も 全 農 株 式 会 社 と な れ ば 現 在 機 能し て い る生 乳 の 全 国 連 再 委 託 機 能 が 独 ▶ 伊本克宜氏

平成26年度

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林 や、 ライダーの聖地といわれる 開陽台などの観光スポットが有名 です。 佐藤牧場は中標津町農業協同組 合(髙橋勝義代表理事組合長)に 所属しています。管内生乳出荷戸 数 は 1 7 9 戸、 管 内 出 荷 乳 量 は 1 2 ・ 6 万 t( と も に 平 成 25年 度 成績)となっています。 牧場の概要 ㈱ 佐 藤 牧 場 は 預 託 育 成 牧 場 と し て 運 営 し て お り 、 兵 庫 、 愛 媛 、 千 葉 な ど 全 国 か ら 受 け 入 れ た 仔 牛 を 育 成 し て い ま す 。 ㈱ 佐 藤 牧 場 は 昭 和 五 年 に 擴 ひろむ さ ん の お 父 さ んが宮城県から中標津に入植した のが始まりです。 当初は畑作と の 地域について 今 回 ご 紹 介 す る ㈱ 佐 藤 牧 場 は、 釧路市から北東約100㎞に位置 する中標津町にあります。夏は平 均 20度前後、冬は平均マイナス 10 度前後の冷涼な気候です。南部に は 広 大 な 根 釧 台 地 が 広 が り ま す が、火山灰土のやせた土地と海霧 による短い日照時間のため、酪農 が基幹農業となっています。北海 道 遺 産 に 認 定 さ れ た 格 子 状 防 風 牧場全景

信頼がつなぐ府県との絆

北海道

中標津町

No.

259

北海道中標津町

㈱佐藤牧場

右側より、佐藤擴さん、藤原智樹さん、友貞さん(授精師)、黒川さん、斉藤さん、藤原和美さん ▲

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複 合 経 営 を し て い ま し た が 、 入 植後に大冷害が発生。北海道の穀 物 主 体 化 か ら 酪 農 主 体 へ の 政 策 転換もあり、酪農主体の経営にな りました。その後、擴さんが経営 を継ぎ、最終的には搾乳牛 48頭の 規模になりましたが、平成 11年ご ろに体調を崩し、搾乳業を廃業し ます。その後、預託育成事業へと 転換し、現在の経営体制になりま した。 労 働 力 は 経 営 者 の 佐 藤 擴 さ ん ( 70) と 弟 の 等 さ ん( 64)、 藤 原 智 樹 さ ん( 40)、 和 美 さ ん( 41) ご 夫 妻、 従 業 員 の 斉 藤 安 則 さ ん ( 54) と 黒 川 新 悟 さ ん( 41) の 6 名になります。 飼養管理について 現在、牧場では750頭の育成 牛を預かっています。今は下牧の 時期なので少ないですが、春先の 上牧が多い時期には800頭を超 え ま す。 「 草 が 一 番 大 事 」 と い う 考 え か ら 、 北 海 道 産 牧 草 を 中 心 に 牛 の 状 態 や 季 節 に 合 わ せ て 配 合 飼 料 を ベ ー ス に し た 混 合 飼 料 を 給 与 し て い ま す。 飼 料 価 格 の 高 騰もあり、 今年からは獣医師や 全 酪 連 の 推 進 担 当 と 相 談 し な が ら牛のコンディションを落とさな い よ う に サ イ レ ー ジ 主 体 へ と シ フ ト し つ つ あ り ま す 。 牧 場 内 に は 大 小 21の D 型 倉 庫 を 転 用 し た 育 成 舎 ( 内 、 1 戸 は ホ ス ピ タ ル ) と パ ド ッ ク が あ り 、 月 齢 や 健 康 状 態 で 分 け ら れ た 牛 た ち が の び のびと運動しています。これらの 牛 舎 は 近 所 の 離 農 し た 牧 場 な ど か ら 廃 材 を 集 め 、 擴 さ ん が 組 み 上 げ た も の だ そ う で す 。 も と も と こ う い っ た 建 築 が 好 き と の こ と で 、 測 量 か ら コ ン ク リ ー ト の 基礎打ちまでこなします。 最 近 で は新規就農者から依頼があり堆肥 舎を作ったそうです。 そのため に 会 社 の 事 業 目 的 に「 建 築 業 」 を 加えたとの事でした。他にも 、 写 真 で は 紹 介 し き れ ま せ ん が 、 敷 地 内 に は 擴 さ ん 自 身 が 作 製 し た 様 々 な 用 具 を 見 る こ と が 出 来 ま し た。 飼養方針は牛をベストコンディ ションに保つことと顧客の要望に 沿うことを第一としています。擴 さ ん に は 牛 飼 い と し て の 長 年 の 経 験 と 飼 養 の コ ツ が あ り ま す が 、 そ れ は 顧 客 も 同 じ こ と 。 そ れ ぞ れ の 牧 場 の や り 方 が あ り 、 特 に 種 付 け に 関 し て は 使 用 す る 精 液 、 卵 子 、 月 齢 な ど 細 か に 分 か れ て パドック サイレージのミキサー給与 手作りのD型牛舎

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います。それらをすり合わせ、一 頭 一 頭 の 牛 の 状 態 を よ く 観 察 し た う え で 、 で き る 限 り 要 望 に 沿 っ た 飼 養 を 心 掛 け て い る と の こ と で す 。「 お 客 さ ん の 紹 介 を 通 じ て く る 新 規 も 多 い 。 そ の 牛 を ダ メ に し て し ま え ば、 新 規 だ け で な く、紹介をしたお客さんの顔もつ ぶすことになる。だからきちんと しないとダメだ」と擴さんは語り ます。 「 お 客 さ ん と の 信 頼 が と て も 大 事 」 と 擴 さ ん は 言 い ま す 。 ま た 、 お 互 い の 考 え 方 を 共 有 す る た め に 、 ほ と ん ど の 顧 客 と 顔 を 合 わ せ る 様 に 心 掛 け て い る そ う で す。 顧客が北海道に来ることがあれば 牧場を見てもらい、それが無理な 場合には擴さんの方から本州へ出 向き、本人と顔を合わせて話をす るそうです。生き物を扱う仕事で ある以上、どんなに気を付けてい ても事故や病気になる牛が出てし ま う こ と は あ り ま す 。 そ う い っ た と き に 信 頼 関 係 を 築 い て お け ば 、 顧 客 も 納 得 し て く れ る そ う で す 。 預託牛はあちこちの牧場から送 ら れ て く る た め、 生 育 状 況 が ま ち ま ち の 牛 た ち が 集 ま っ て き ま す。中には離乳して間もない2か 月齢程度で預けられる牛もいると の こ と で 、 環 境 変 化 等 の 様 々 な ス ト レ ス の 影 響 に よ り 、 そ の 後 の 発 育 や 種 付 け に 遅 れ が 出 て し ま う 場 合 も あ る 様 で す 。 出 産 直 後 の 子 牛 の 飼 養 管 理 ば か り は 、 佐 藤 さ ん の 方 で は ど う し よ う も あ り ま せ ん 。 そ こ で 、 獣 医 師 と 共 に 兵 庫 に 赴 き 、 顧 客 を 招 い て 勉 強 会 を 開 い た 事 も あ る そ う で す。 少 人 数 で の 催 し で し た が 、 相 手 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が し っ かりとれ、顧客側の意見も聞けた の で 非 常 に 有 意 義 だ っ た と の こ と。その甲斐あって、今では上牧 される仔牛の状態は劇的に改善し 事故や病気も格段に減ったと言い ます 。 擴 さ ん に 預 託 事 業 と 搾 乳 事 業 に つ い て 違 う と 感 じ る 点 は ど の よ う な も の か 尋 ね た と こ ろ 、「 預 託 事 業 の 方 が 経 営 者 と し て の 実 感 を よ り 強 く 感 じ る 」 と の 事 で し た 。 生 乳 は 出 荷 し て も ど こ で どう使われるかまではわからず価 格 も 自 分 で は 決 め ら れ ま せ ん 。 で す が、 預 託 事 業 は 顧 客 の 顔 が 直 に 見 え 、 終 端 ま で 自 分 た ち が 関 わることができます。その点で責 任感をよりはっきり感じ、経営を している実感があると仰っていま し た 。 牧場の今後について 今後の目標としては、規模を拡 大して1,000頭まで受け入れ ることの出来る預託育成牧場を作 ることが目標との事です。すでに 次に建てるD型倉庫の資材につい て は 準 備 さ れ て い る 様 で、 来 春 早々には建設を計画しているとの 事です。 最後に 下 牧 時 期 を 迎 え お 忙 し い 中 、 快 く 取 材 に 対 応 し て く だ さ っ た 擴 さ ん と 藤 原 さ ん ご 夫 妻 に お 礼 申 し 上 げ ま す 。 あ る 意 味 で は よ り 細 か な 対 応 が 求 め ら れ る 預 託 牧 場 を 、 責 任 感 を 持 っ て 運 営 さ れ る 擴 さ ん の 姿 勢 に は 非 常 に 感 銘 を 受 け ま し た 。 末 尾 と な り ま し た が 、 これからも酪農地盤を支える預託 育 成 牧 場 と し て、 ㈱ 佐 藤 牧 場 の 益々の発展を心からお祈りいた し ま す 。 牛舎内 よく人なれしています

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原 料 情 勢

平成26年11月 11月10日発表 米国農務省 トウモロコシ 需給予想 【13/14 年産】 作付面積 95.4 百万( 前月 95.4 百万)エーカー、単収158.8(158.8)bu/エーカー、生産量139 億 2,500 万(139 億 2,500 万)bu、総需要量135 億 4,600 万(135 億 4,600 万)bu、期末在庫 12 億 3,600 万(12 億 3,600 万)bu、在庫率 9.1(9.1)%。 【14/15 年産】 作付面積 90.9 百万( 前月 90.9 百万 )エーカー、単収173.4(174.2)bu/エーカー、生産量144 億 700 万(144 億 7,500 万 )bu、総 需 要 量136 億 6,000 万(136 億 5,500 万 )bu、期 末 在 庫 20 億 800 万(20 億 8,100 万 )bu、在庫率14.7(15.2)%。 トウモロコシ 相場動向 シカゴ相場は降雨による収穫遅れが材料視され上昇基調となり、更に投機筋が穀物市場に参入した事により強 気で推移し、370¢ 前後の値動き。14/15 年産の単収の下方修正要因は主に生産地の天候悪化であり、また需 要面ではエタノール需要が増えたため在庫率の減少につながった。相場を左右すると思われる投機筋は買い手 に回っており、相場は上昇基調で推移していくと見られる。 11月10日発表 米国農務省 大豆需給予想 【14/15 年産】 単収増予想から生産量は増加。需要も国内・輸出ともに上方修正され、期末在庫 4 億 5,000 万 (4 億 5,000 万)bu、在庫率12.4(12.6)%。 大豆粕相場動向 米国では史上最高の豊作見込みとなっていたが、投機筋の買い戻し、米国・南米の収穫期の天候不安を背景 に、シカゴ大豆相場は 10 月以降値上がりしている。今後も豊作による需給緩和が期待されるが、現在の範囲内 で価格は推移するものと思われる。国産大豆粕は、発生量は例年並みだが、PED の影響により低調であった飼 料需要が回復傾向にあり、需給は締まりつつある。主な輸入元である中国は、日本向けに入船手当をしており、 徐々にタイト感は緩和される見込み。価格は強含みが予想される。 糟糠類 国産フスマは、小麦粉の消費低迷から発生量も減少しているが、飼料需要も低調であり、需給バランスは取れている。今 後は若干余剰感が出る見込み。東京五輪に向けた鋼材需要等により内航船の確保が難しくなっている。グルテンフィード は発生量が減少し、需給はひっ迫した状況。輸入品は、主な輸入元である中国は高値推移で、総じて強含みの展開。 海上運賃 貨物の動きに一服感が出たことから、会場運賃は一時的に下落している。冬場の燃料等の荷動き期待から、今後は堅調に推移する見込み。 米国産トウモロコシ生産量と期末在庫の推移 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 16,000 14,000 0 10 15 5 25 20 40 30 35 生産量(百万bu) 期末在庫(百万bu) 在庫率(%) 生産量/期末在庫 期末在庫率 ( % ) 04/05 06/07 08/09 10/11 11/12 12/13 03/04 05/06 07/08 09/10 13/14 14/15 04/05 06/07 08/09 10/11 11/12 12/13 03/04 05/06 07/08 09/10 13/14 14/15 米国産大豆生産量と期末在庫の推移 生産量(百万bu) 期末在庫(百万bu) 在庫率(%) 生産量/期末在庫 期末在庫率 ( % ) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 4,000 3,500 0 4 8 12 16 20 32 28 24

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輸入粗飼料の情勢

平成26年11月 北米コンテナ船 フレート 米国西海岸港湾の労使交渉の影響により、主要港のシアトル/タコマ港でスローダウン(故意に荷役作業を遅ら せる)戦術から、港湾がクローズする“プレ・ロックアウト”の状態になっている。また、中国の大型連休での 貨物増加やシャーシ不足による荷動き遅延も影響し、非常に混雑している。今後もスローダウン戦術が他の港 へ波及していき、さらに混乱する可能性がある。 外国為替の影響 円安・米国ドル高の勢いが止まらず、安倍政権の解散発表からさらに円安が進んでいる。産地価格がドル建て で高いがゆえに、円貨では大きな値上げとなるため、注意が必要。 カリフォルニア州 の干ばつの状況 昨冬から干ばつ傾向が続いているが、一年近く経った現在も回復せず、むしろ悪化している。今年の春には、 放牧用牧草にも影響が出たため、肥育農家からの乾牧草の引合いが強まり、アルファルファ高騰要因の一つと なった。干ばつの回復には、この秋冬の降雪量が鍵となる。 ビートパルプ 【米国産】14 年産収穫が 9 月上旬より開始し、9 月中旬から各地で製糖作業が始まっている。産地では冷涼な気候により、生産量は 1割減の見込み。 アルファルファ 【総合】全体の生産量は増加見込みだが、良品は西海岸全体で不足している。米国内は酪農・肥育向け共に引 合いが強く、輸出向けも強いままで推移している。西海岸アルファルファ生産量のうち 3% 未満しか出荷されて いない日本向けの意向は届きにくく、今後も産地価格が極端に下がることはないと考えられる。15 年産は作付 面積が増える見込みのため、価格の軟化が期待されるが、米国乳価や干ばつ、牛肉の相場価格次第では軟化し ない可能性もある。 【ワシントン産】産地では一部で 5 番刈の収穫が進むが、単収が少なく乾燥も間に合わないため、大半は国内向 けとなる見込み。14 年産は、2 番刈以降は雨当たり被害が多く、ノーレイン品もドライ傾向で良品は少ない。 【オレゴン産】産地では 3 番刈の収穫が終了。クリスマスバレーでは 1番刈で 5 割、2 番刈で 7 割と雨当たり被害 があり、どの番手でも良品が極端に少ない傾向。 【ネバダ産】1-2 番刈で4 〜 5 割、3 番刈は一部の雨当たり被害が発生した模様。どの番手も良品は少ない。 チモシー 【米国産】産地では 2 番刈の収穫が終了。雨当たり被害がほとんどなく作柄が良好となった1番刈とは対照的 に、2 番刈は4 〜 5 割の雨当たり被害が発生した模様。1番刈の産地価格は昨年よりも軟化傾向だが、期待さ れたほどの値下げには至らず、同じく作柄が良かった3 年前より高値で推移している。 【カナダ産】レスブリッジでは、1番刈は大半が中間グレード以下、2 番刈は中間グレード品が中心の作柄となっ た。クレモナでは、過去最悪に近いほど深刻な状況で、酷い雨当たりも発生している。両産地とも1番刈の価 格は軟化傾向だが、作柄が悪いため徐々に高くなりつつあるのが現状。 スーダン 【インペリアルバレー産】デュラム小麦の作付面積が減少したことから、早播きスーダンの作付面積は増加し た。2 回目の収穫が可能な早播きが増えていることから、生産量は昨年よりも増加見込み。早播き1番刈は茎 サイズのバラつきがあまりなく、前半戦は過去 3 〜 4 年で最高の作柄と言われている。デュラム小麦の相場価 格が 9 月より値上がりして推移している模様。デュラム小麦の相場価格によっては、15 年産の早播きスーダン の作付面積の減少が懸念される。 クレイングラス 10/15 時点での作付面積は前年対比 94%。3 番刈以降は、豪雨や湿度の影響も一部あったものの、輸出向け の需要を賄えるだけの生産量は十分にある見込み。産地価格は、韓国・日本向け共に引合いが強く、堅調に 推移している。それでも科本科牧草の中では割安感があるため、他草種からの切り替えも有益であると思わ れる。 バミューダ 10/15 時点での作付面積は、前年対比 94%。例年1番刈は種取り用圃場が中心で、ヘイの生産は 2 番刈以降が 中心となり、14 年産では収穫がほぼ終了した。豪雨や湿度の影響で、良品の発生は限定的となっている模様。 ストロー類 14 年産の米国産ストロー類は収穫が終了。トールフェスクは7 割、ペレニアルライグラスは 5 割の雨当たり被害 が発生している模様。韓国・日本向け共に引合いが弱く需要が減退しているとも伝えられているが、徐々に回 復しているとも言われている。 オーツヘイ 産地では 14 年産の収穫がほぼ終了。西地域は雨当たり品が多く発生し、ハイグレード品の発生は限定的にな ることが見込まれる。小麦やキャノーラの作付けが増えていることから、作付面積は 1 〜 2 割減が予想される。 それに比べ、南地域は 4 割、東地域は7 割程度がハイグレード品となっている模様。ただし、東地域は干ば つ傾向で、放牧用の牧草の生育に影響が出始めていることから、国内向けの引合いが強くなることが予想さ れる。

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各地の需給動向 【東北】生産は前年比 96.2%。域内の乳業者は計画よりも販売が伸びず処理が減少したが、域外では逼迫感があり、飲用に向けられた。 その結果飲用牛乳向け 97.2%、特定乳製品向け 92.4% となった。 【関東】生産は日量ほぼ横ばいで、前年比 98.1%。処理は 9 月のトレンドと比較すると、各社増加傾向。2 週連続で台風が上陸したが、 大きな影響はなかった。飲用牛乳向けは前年比 97.8%、特定乳製品向けは 90.6% となった。 【東海】生産は前年比 96.4%。乳業者の処理は好調であったが、生産の減少が大きく、要望に応えられない場面もあった。飲用牛乳向 け 98.5%、特定乳製品向け 97.1%。 【近畿・中国・四国】生産は近畿 95.1%、中国 96.0%、四国 95.5%。乳業者の処理は、気温が高かったこともあり、計画ほど落ちず、 中旬までは逼迫感が強かった。(飲用牛乳向け前年比:近畿 95.2%、中国 95.9%、四国 97.4%) 【九州】生産は昨年落ちていた裏返しもあり、前年比 99.3%。処理は 9 月末から域内各社好調が続いた。逼迫感が強かったが、月末に は落ち着いた需給となった。飲用牛乳向け 98.0%、特定乳製品向け 102.6% となった。 用途別販売数量 飲用向 293,539t で、前年同月比1,788t(0.6%)減少 はっ酵乳向 36,014t で、前年同月比5,492t(13.2%)減少 クリーム向116,571t で、前年同月比7,293t(6.7%)増加 チーズ向 34,431t で、前年同月比4,337t(11.2%)減少 特定乳製品向 96,615t で、前年同月比 4,662t(4.6%)減少 40 90 140 190 240 290 340 390 牛乳等(飲用牛乳向 + はっ酵乳等向) その他乳製品向(生クリーム向 + チーズ向) 特定乳製品向け 2013 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 20144月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 単位:千 t 受託販売乳量 都府県 270,964t で、前年同月比 7,437t(2.7%)減少 全国 577,171t で、前年同月比 8,985t(1.5%)減少 北海道 306,206t で、前年同月比 1,548t(0.5%)減少 270 290 310 330 350 26 年度 25 年度 24 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 単位:千 t 240 260 280 300 320 340 26 年度 25 年度 24 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 単位:千 t 都府県 北海道

生乳受託販売乳量

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用途別生乳処理量

❶ 牛乳等向処理量 ❸ クリーム向処理量 ❷ 特定乳製品向処理量 ❹ チーズ向処理量 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 60 80 100 120 140 112 26 年度 25 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 20 30 40 50 60 36 26 年度 25 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 280 300 320 340 360 380 26 年度 25 年度 346 346 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12 月 1月 2 月 3月 80 100 120 140 160 180 200 220 100 100 26 年度 25 年度 単位:千 t 単位:千 t 単位:千 t 単位:千 t 資料:農林水産省「牛乳乳製品統計」 年月 生乳生産 量 年月 生乳 生産 量 牛乳等向 ① 牛乳等向① 特 定 乳製品向 ② 特 定 乳製品向 ② クリーム向 ③ チーズ向④ クリーム向③ チーズ向④ 2013. 4月 650 645 324 321 171 150 106 44 2014. 4月 627 622 319 303 148 155 112 43 5月 671 666 346 320 167 153 107 46 5月 650 645 342 303 148 155 112 44 6月 638 633 346 287 141 147 105 42 6月 619 614 345 269 120 149 108 41 7月 632 627 350 278 126 151 109 42 7月 618 613 337 276 120 156 113 43 8月 608 603 329 274 127 147 107 40 8月 600 595 317 278 126 153 111 42 9月 593 588 354 235 91 144 107 37 9月 583 578 342 236 88 148 109 39 10月 608 604 350 253 104 150 109 40 10月 598 593 346 247 100 148 112 36 11月 588 583 326 257 108 149 111 38 11月 12月 616 612 307 305 153 151 114 37 12月 2014. 1月 626 622 314 308 158 150 103 47 2015. 1月 2月 573 568 303 265 121 144 102 43 2月 3月 643 638 316 322 159 163 117 47 3月 年 度 計 7,447 7,390 3,964 3,426 1,626 1,800 1,298 502 年 度 計 4,296 4,260 2,348 1,913 850 1,063 776 287 単位:千 t 用途別処理量計 用途別処理量計 乳製品向 その他乳製品向 その他乳製品向 乳製品向

参照

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