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( 平成 25 年 9 月の経済指標を中心として ) ~ 緩やかに持ち直している ~ 最近の動きをみると 生産活動は 緩やかな持ち直しの動きがみられる 個人消費は 緩やかに持ち直している 観光は 持ち直している 公共工事は 増加傾向となっている 住宅建設は 緩やかな持ち直しの動きがみられる 民間設備

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(1)

平成25年11月15日

最近の動きをみると、

○生産活動は、緩やかな持ち直しの動きがみられる。

○個人消費は、緩やかに持ち直している。

○観光は、持ち直している。

○公共工事は、増加傾向となっている。

○住宅建設は、緩やかな持ち直しの動きがみられる。

○民間設備投資は、持ち直しの動きがみられる。

○雇用動向は、緩やかに改善している。

○企業倒産は、件数は減少、負債総額は増加している。

全体として、管内経済は

、緩やかに持ち直している。

なお、先行きについては、国内外の経済情勢等を十分注視する必要がある。

照会先 : 経済産業省北海道経済産業局

総務企画部調査課

T E L: 011-709-2311 内線 2525

E-mail: hokkaido-chosa@meti.go.jp

U R L: http://www.hkd.meti.go.jp

~ 緩やかに持ち直している ~

(平成25年9月の経済指標を中心として)

(2)

管内経済概況判断の推移

(平成25年11月現在) 平成25年6月 7月 8月 9月 10月 11月 持ち直しの動き 持ち直しの動きが続いてい る 持ち直しの動きが続いてい る 持ち直しの動きが続いてい る 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 全  国 景気は、着実に持ち直して いる 景気は、着実に持ち直して おり、自律的回復に向けた 動きもみられる 景気は、着実に持ち直して おり、自律的回復に向けた 動きもみられる 景気は、緩やかに回復しつ つある 景気は、緩やかに回復しつ つある 持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動きに一服感 緩やかな持ち直しの動き 緩やかな持ち直しの動き 緩やかな持ち直しの動き 横ばい傾向ながら持ち直し の兆し 緩やかながら持ち直しの動 き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直している 横ばい傾向 増加傾向 増加傾向 増加傾向 増加傾向 増加傾向 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直しの動きが緩やかに なっている 緩やかな持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 緩やかながら改善している 緩やかながら改善している 緩やかながら改善している 緩やかに改善している 緩やかに改善している 緩やかに改善している 件数は減少、負債総額は増 加 件数、負債総額とも減少 件数、負債総額とも減少 件数、負債総額とも減少 件数は減少、負債総額は増 加 件数は減少、負債総額は増 加 ※全国は、内閣府「月例経済報告」の基調判断。 企 業 倒 産 住 宅 建 設 民 間 設 備 投 資 観     光 生 産 活 動 発 表 月 総 括 判 断 個 人 消 費 公 共 工 事 雇 用 動 向

(3)

・9月の鉱工業生産は、前月比+0.2%と2か月振りの上昇となり、緩やかな持ち直しの動きがみられる。

・業種別では、電気機械工業、輸送機械工業、窯業・土石製品工業等が上昇、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業等

が低下した。

生産活動

【企業ヒアリング内容】 ■現在の状況 ・情報機器の新モデルの生産がはじまり、数量は大幅に増加した。今後も新モ デルの生産が予定されている。(電気機械) ・自動車部品の生産は、相変わらず北米向けなどの海外向けが堅調に推移してい る。(輸送機械) ・公共工事や民間建設需要の増加で生コンの生産は好調なほか、通信用電柱の立 替需要などでコンクリートポールの生産は例年にない高い水準となっている。 (窯業・土石) ・橋りょうの生産は地場案件がほとんどなくなっており低調が続いている。当月 は出荷のタイミングもあり生産の谷間であったため生産量が落ちた。 (金属製品) ・道外工場が定期修理に入ったため本州向け原紙の生産が減少した。衛生用紙は 競合他社との価格競争にさらされており厳しい状況となっている。 (紙パルプ) ■先行き ・東北向けの応援生産は東北地域での保管能力に限界があったところ、ここにき て保管環境が改善されてきているので、今後、鋼材の生産は需要が堅調な道内 向けに加え、東北向けが増加する見込み。(鉄鋼) ・首都圏の建設需要が増加するなかで、本州工場から道内工場に対して建設資材 の応援要請がきている。この好況はしばらく続く見通し。(金属製品) ・自動車向けの電子部品はハイブリッド向けが予想以上に好調となっている。10 月から12月も下がるような要因はなく、良い状況は続くと思う。(電気機械) ■輸出入 ・自動車用鋼材のアジア向け輸出は現地の景気が踊り場にあることに加えて、現 地調達部材が少しずつ増えていると感じるところであり楽観できない。海外の 建設機械向け鋼材も明るい話はなく、この先の生産に影響しそうだ。(鉄鋼)

-1-

(資料:経済産業省、北海道経済産業局)

生産活動 ~ 緩やかな持ち直しの動き ~

<9月> 季節調整済指数 北海道(速報)100.2 全 国(確報) 98.3 75.0 80.0 85.0 90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 22 /9 11 23 /1 3 5 7 9 11 24 /1 3 5 7 9 11 25 /1 3 5 7 9 指数 前年 同月 比( % )

鉱 工 業 生 産 指 数 (平成22年=100)

前年同月比 指数(北海道) 指数(全国)

(4)

-6.0 -4.0 -2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 H2 2/ 9 11 H2 3/ 1 3 5 7 9 11 H2 4/ 1 3 5 7 9 11 H2 5/ 1 3 5 7 9 前 年同月比 (% ) ショッピングセンター販売額の推移 -20.0 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 前年同 月比 ( % ) 百貨店、スーパー販売額の推移(全店)

●百貨店、スーパー、コンビニ販売額(9月)

個人消費①

(資料:北海道経済産業局)

個人消費 ~ 緩やかに持ち直している ~

▲0.1%

・百貨店は、秋物衣料や高額商品の好調などから、前年同月比+4.0%と2か月連続で前年を上回った。

・スーパーは、飲食料品が堅調に推移し、同+2.7%と5か月連続で前年を上回った。

・コンビニは、同▲0.1%と7か月振りに前年を下回った。

□百貨店 ●スーパー +4.1% (資料:(社)日本ショッピングセンター協会)

-2-

【企業ヒアリング内容】 ■百貨店 ・昨年は残暑で秋物衣料が不振だったが、今年の9月は紳士、婦人ともに秋物衣料 が好調で、ジャケットをはじめ、ニット、羽織りもの、ショートブーツなど、防 寒関連はどれも売上が伸びている。 ・10月に実施したブランド品の即売会が好評で、前年比で2桁の伸びとなった。 地方では首都圏や札幌ほど景気のいい話はあまりないが、こういう状況を見ると アベノミクス効果が出ているように感じる。 ■スーパー ・残暑が厳しかった昨年と比較して、今年の9月は気温が下がったことから秋物衣 料品の売上が大幅に伸びた。改装効果により食品の売上も伸びている。 ・気温の低下に伴い、おでんや鍋物用の食材の売上が伸びたほか、天候不順等によ る生育不良で野菜が相場高になっていることから売上額で見ると増加している。 ■コンビニ ・今年の9月は昨年より気温が低く中華まんやおでんなど秋冬ものの商品は良かっ たものの、昨年、残暑で特需のあった飲料やアイスが不調だったほか、天候不順 が影響して客数が伸び悩むなど、全般的に苦戦した。 ・コンビニ業界では未だに店舗数が増えているが、その分、既存店が苦戦を強いら れている。新商品の投入もそろそろ一巡するので、今後は苦しくなってくるので はないか。 ■SC ・秋冬物衣料の動きが良いほか、旅行代理店、ドラッグストアなどが好調。旅行関 連では式年遷宮が行われた伊勢神宮や東京のテーマパークが人気。年末年始もワ ンランク上の国内ツアーに予約が集中している。 スーパー +2.7% 百貨店 +4.0%

(5)

-40 -20 0 20 40 60 80 100 120 H2 3/ 9 11 H2 4/ 1 3 5 7 9 11 H2 5/ 1 3 5 7 9 前年同月比( %) 車 種 別 新 車 登 録 ・ 届 出 台 数 普通乗用車 小型乗用車 軽乗用車 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 65,000 70,000 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 120 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 登録 ・ 届 出台 数( 台 ) 前年 同月比 ( %)

新車登録・届出台数推移

登録・届出台数(台) 前年同月比(北海道) 前年同月比(全国)

・新車販売は、普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車ともに前年を上回り、全体では前年同月比+20.8%となった。

・家電販売は、薄型テレビの減少幅が縮小するなど、全体としては緩やかながら持ち直しの動き。

●新車登録・届出台数、家電販売額(9月)

個人消費②

【企業ヒアリング内容】 ■新車販売(ディーラー) ・新車効果により軽自動車の販売台数が伸びており、軽自動車の市場拡大が顕著 になっている。雪の多い地域では小型車の人気が高いが、道南地方など積雪の 少ない地方では軽自動車の支持率が比較的高い。 ・最近の買換え需要を見ると、ある程度の年数が経ったという理由だけでは購入 してもらえなくなった。燃費が良いなど性能面で納得できるものや、個々のニ ーズやライフスタイルに合ったものでないと売れない。 ・女性客を意識した店作りをしている。ショールームにキッズコーナーを設けた り、マッサージチェアを置くなど工夫している。気軽に来店し、新車の展示を 見てもらうことにより、次の買換えの動機付けにもつながっている。 ■家電販売(家電量販店) ・テレビはまだ回復には至っていないものの、徐々にマイナス幅が縮小している。 各メーカーの新製品が出揃ったので、年末商戦に向けチラシを増やすなど盛り 上げて行きたい。 ・9月にスマートフォンが発売されたが、新製品の在庫が豊富だった昨年と比較 して今年は発売時の在庫が少なく売上は10月にずれ込んでいる。 ・調理家電では炊飯器の動きが良い。店頭には各機種の性能や特長を比較できる 展示・試食コーナーを設けるなど、販促を強化している。10万円の炊飯器が 1日1~2台売れるなど、価格の高い商品の動きが良い。

-3-

<9 月> 北海道 +20.8% 全 国 +18.1%

(資料:(社)日本自動車販売協会連合会、(社)全国軽自動車協会連合会)

<9 月> 普通乗用車 + 7.9% 小型乗用車 + 4.1% 軽乗用車 +54.3%

(6)

0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 1,750 2,000 2,250 2,500 2,750 3,000 3,250 3,500 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 来道 客数 ( 千 人 ) 前年 同月 比( % )

来 道 客 数 推 移

来道客数(千人) 前年同月比 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 120 140 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 前年 同月比 (% ) 輸送機関別来道客数推移 航空機来道客数 JR来道客数 フェリー来道客数

・9月の来道客数は、前年同月比+4.6%と19か月連続で前年を上回った。

-4-

(資料:(社)北海道観光振興機構)

観光 ~ 持ち直している ~

<9月> 来道客数 1,222千人 航空機 1,066千人 その他 155千人 <9月> 航空機 + 6.0% JR ▲ 6.9% フェリ- ▲ 0.6% 【企業ヒアリング内容】 ■現在の状況 ・札幌市内ホテルは全体として好調で、昨年よりも高稼働率となった。単価も例年 より高かった。(関係団体) ・当地域の旅館では、宿泊者数は中旬の台風の影響があり、結果として前年比減と なった。お客の内訳は、道外、海外客が伸びた一方、道内客が減少した。 (関係団体) ・最近の国内客の動向を見ると、地元の宿泊施設では、高価格帯のホテルや旅館の 宿泊が伸びており、多少価格が高くても満足のいくホテルに泊まりたいという需 要が増えているようだ。(関係機関) ■海外客 ・前月に引き続き国内客が堅調に推移する中、更にインバウンドが全体を押し上げ ている。特にシンガポールやタイからの集客は、円安やビザの緩和の効果により 伸びている。(ホテル) ・中国からのお客は、団体旅行を中心に落ち込んでいたが、個人旅行の回復が早め だったこともあり、全体として少しずつ回復しつつある。(関係団体) ■先行き ・札幌市内ホテルでは、今後は閑散期となるものの札幌ドームでのコンサートなど から、予約状況は比較的好調に推移している。(ホテル) ・当ホテルでは、10月は天候不順とJRの問題などで前年割れと苦戦したが、11月 12月と年内の予約は地元客中心に比較的順調である。道外客からJR問題の影響 に対する不安の声があり懸念はある。(ホテル)

(7)

(資料:北海道建設業信用保証(株))

公共工事 ~ 増加傾向 ~

公共工事

-5-

<9月> 北海道 + 29.1% 全 国 + 29.4%

・9月の公共工事請負金額は、道が前年を下回ったものの、国、市町村が前年を上回り、全体では前年同月比+29.1%と

5か月連続で前年を上回った。

【企業ヒアリング内容】 ■現在の状況 ・公共工事の受注額は前年同期とくらべ約2割伸びている。トンネル工事など 大きな案件の受注もあり、工期が長いことから今後2年は良い流れが続くと 思う。(建設) ・公共工事予算の減少にあわせ、従業員を年々減らしてきたため、技術職、ト ラックや重機の運転手など人手不足が顕著になっており、増えた受注を工期 内ぎりぎりで間に合わせる状態となっている。(建設) ■先行き ・生コン、コンクリート二次製品などの建設資材の生産は、例年であれば夏場 に生産の最盛期を迎えるところだが、今年は設計の遅れなどで工期がずれ込 んでおり、12月頃がピークになるのではないか。(窯業・土石) ・ダンプ、重機が不足しており、現在はダンプが取り合いになっている。冬も 建設工事でダンプを使用する作業があるが、除雪時期にはダンプの確保が難 しく、今後さらに工事が遅れることが懸念される。(建設) ・公共工事は、民間工事に比べ、資格や経験、実績のある技術者の配置が求め られることから人の確保が更に難しくなってきており、都合がつかない場合 は、入札参加を見送るケースも考えられる。(建設) ■復興工事 ・当地域の資材販売関連業者や下請工事関連企業は、本音では震災復興工事に 参加したいと考えているが、実際には人の手配や資材調達など難しい面もあ り様子見をしているところが多い。(関係機関) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 請負 金額( 億 円 ) 前年 同月比 ( % )

公共工事請負金額推移

請負金額(億円) 前年同月比 (北海道) 前年同月比(全国) -100 -50 0 50 100 150 200 250 H2 3 /9 10 11 12 H2 4 /1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H2 5 /1 2 3 4 5 6 7 8 9 前年同 月比 ( % ) 発注者別公共工事請負金額推移 国 道 市町村 <9月> 国 + 69.2% 道 ▲ 3.9% 市町村 + 22.6%

(8)

0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 -100 -75 -50 -25 0 25 50 75 100 125 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 着工 戸数 (戸 ) 前年 同月 比( %)

新 設 住 宅 着 工 戸 数 推 移

着工戸数(戸) 前年同月比 (北海道) 前年同月比(全国)

住宅建設 ~ 緩やかな持ち直しの動き~

・9月の新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲ともに前年を上回り、全体では前年同月比+18.1%となった。

住宅建設

【企業ヒアリング内容】 ■現在の状況 ・9月の分譲マンションは消費増税前の駆け込み需要を見込んで準備しており、 売れ行きは好調であった。(マンション) ・当社展示場の来場者数は、消費増税経過措置の関係で9月までがピークと予想 していたが、10月に入っても来場者数は思ったよりは減っていない。消費増税 を特に意識していない人もいるようだ。(住宅メーカー) ・燃料価格高騰に伴う資材価格高騰の影響は大きく、現在は資材価格高騰分を販 売価格に転嫁をしていないが今後は価格転嫁をする予定である。他のメーカー も検討しているのではないか。(住宅メーカー) ■先行き ・消費増税に伴い、国からの減税措置を期待する人や、8%から10%に増税す るまでに購入できればと考えている人もおり、注文住宅の着工戸数は今後も大 幅に減少することはないだろう。(関係機関) ・貸家は中高層マンション、サービス付き高齢者向け住宅が過剰になっているこ とから来年の着工戸数は今年に比べ減少するだろう。(関係機関)

(資料:国土交通省)

-6-

<9月> 北海道 +18.1% 全 国 +19.4% 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 24年1月-24年12月 25年1月-25年9月 (戸) 【持家】 (9月+6.9%) 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 24年1月-24年12月 25年1月-25年9月 (戸) 【貸家】 (9月+19.5%) 0 100 200 300 400 500 600 700 800 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 24年1月-24年12月 25年1月-25年9月 (戸) 【分譲】 (9月+48.2%) 1,382戸 1,896戸 606戸

(9)

-60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70

H10fy H11fy H12fy H13fy H14fy H15fy H16fy H17fy H18fy H19fy H20fy H21fy H22fy H23fy H24fy H25fy

前年 度比( %)

日銀短観の設備投資動向(製造業、非製造業別)

製造業(北海道) 非製造業(北海道) 全産業(北海道) 全産業(全国) 平成25年10月1日発表

・25年度の設備投資は、維持・更新が中心であるが、持ち直しの動き。

民間設備投資

【企業ヒアリング内容】 ■製造業 ・当地域では水産加工業者の設備投資が活発で、冷蔵倉庫が3~4棟建設されて いるほか、今後の計画もある。大手会社が水産物の仕入用に建設しており、中 堅加工業者でも対応して自社用冷蔵倉庫の建設に動いている。(関係機関) ・昨年度に一部工場のスクラップ・アンド・ビルドということで大きな投資をし たため、今年は最低限の維持・補修の計画となっている。(食品製造) ■非製造業 ・今後、道南の特産品を一同に集めるなど、食品売り場を改装するほか、屋上を 開放できるように整備し、集客効果を高めたいと考えている。(小売) ・電力会社への売電と、降雪地での発電効率の実証を目的として太陽光発電施設 を設置しており、住宅屋根の構造体を見学することが出来るようにしている。 (住宅メーカー) ・新幹線の開業に向けて客室のリニューアルを実施しており、客室内装や椅子、 テーブルなど見えるところを中心に行っていて、来春までに数十部屋を予定し ている。(ホテル)

-7-

(資料:日本銀行札幌支店)

民間設備投資 ~ 持ち直しの動き ~

<24年度実績> <25年度計画> 北海道 +20.1% + 4.9% 製 造 業 +62.4% + 1.5% 非製造業 ▲ 3.5% + 8.1% 全 国 + 5.2% + 3.3% (資料:北海道財務局) 注)ソフトウェア投資額を含み、土地購入額を除く。

24年度

25年度

(実績)

(計画)

上期

下期

全産業

8.7

9.4

6.8

11.7

製造業

37.7

▲ 3.8

▲ 28.5

23.4

非製造業

▲ 0.8

18.7

37.6

4.9

平成25年9月11日発表

法 人 企 業 景 気 予 測 調 査   ( 設 備 投 資 )

対前年(同期) 比増減率(%) 注)土地投資額を含み、ソフトウェア投資額を除く。

(10)

0.00 0.25 0.50 0.75 1.00 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 H2 2 /9 11 H2 3 /1 3 5 7 9 11 H2 4 /1 3 5 7 9 11 H2 5 /1 3 5 7 9 有効 求人 倍率 前 年同月 比( % ) 新規求職申込件数前年同月比(北海道) 新規求人数前年同月比(北海道) 有効求人倍率(常用:北海道) 有効求人倍率(常用:全国)

・9月の有効求人倍率は0.77倍と、前年同月差+0.17ポイント上昇し44か月連続で前年を上回った。

・新規求人数は前年同月比+13.1%と44か月連続で前年を上回った。

・新規求職申込件数は同▲5.8%と2か月連続で前年を下回った。

・事業主都合離職者は同+8.0%と10か月振りに増加となった。

雇用動向

【企業ヒアリング内容】 ■製造業 ・従業員数は現状維持の方針で、欠員が出れば補充することにしている。今までは 60歳で定年退職であったが、高齢者の継続雇用制度により、今後は希望者を再雇 用する必要があり、新卒採用にも慎重になる。(食品製造) ■非製造業 ・長く続いた建設市場の縮小で新規採用を抑制したことにより若い従業員が減少し ている。その上、新規採用しても数年で辞める人も多く、技術の伝承や、人材を つなぎとめるためにも、来年度はベースアップを考えている。(建設) ・新卒採用を毎年行っているほか、今年度は売上げの回復や来店客数の増加に対応 するため、さらに中途採用を行い店頭での販売体制を強化している。(小売) ・社員の年齢構成は30代後半から40代前半の人が少なく、また、新人との年齢格差 が大きくなっている。若年層の離職も多いことから、今後のことを考慮し計画的 に若者の採用をしている。(旅行代理店)

-8-

(資料:厚生労働省、北海道労働局)

雇用動向 ~ 緩やかに改善している ~

<9月> 有効求人倍率(常用) 0.77倍 新規求人数 +13.1% 新規求職申込件数 ▲ 5.8% 全国 有効求人倍率(常用) 0.88倍 (資料:総務省) 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 H 22/9 11 H 23/1 3 5 7 9 11 H 24/1 3 5 7 9 11 H 25/1 3 5 7 9 北海道 全国 完全失業率(原数値) 3.9% 3.7%

(11)

0 5 10 15 20 25 H2 2 /1 0 12 H2 3 /2 4 6 8 10 12 H2 4 /2 4 6 8 10 12 H2 5 /2 4 6 8 10 件数 ( 件 ) 業種別倒産件数推移 建設業 卸小売業 製造業 0 20 40 60 80 100 120 140 160 -180.0 -150.0 -120.0 -90.0 -60.0 -30.0 0.0 30.0 60.0 90.0 120.0 H2 2 /1 0 12 H2 3 /2 4 6 8 10 12 H2 4 /2 4 6 8 10 12 H2 5 /2 4 6 8 10 倒産 件数 (件 ) 前年 同月 比( % )

企 業 倒 産 件 数 推 移

件数 前年同月比(北海道) 前年同月比(全国)

・10月の倒産件数は、26件で前年同月比▲23.5%と12か月連続で前年を下回った。

・負債総額は、87.2億円で同+16.9%と2か月連続で前年を上回った。

企業倒産

【企業ヒアリング内容】 ■現在の状況 ・最近、当地域では娯楽施設など数件の倒産がみられたが、公共工事が動いて いるせいか建設業の倒産はほとんどない。(建設) ・大型店の食品の売上が伸びているが、人口減や高齢化で食品の売上が先細りと なる中、食品小売・卸や弁当・総菜屋など小さな企業が競争に負けて倒産、廃 業に追い込まれる例もある。(関係機関) ■先行き ・ここ数年、住宅関連会社での倒産、廃業の話はほとんど聞かない。今後も少な いのではないか。(住宅メーカー) ・運送会社では、燃料価格が高騰し諸経費が増大している中、輸送料金への転嫁 が 進 ん で い な い こ と も あ り 、 厳 し い 経 営 状 況 の 企 業 が 多 い よ う だ 。 (関係機関)

(資料:(株)東京商工リサ-チ)

企業倒産 ~ 件数は減少、負債総額は増加 ~

<10月> 北海道 ▲ 23.5 % 全 国 ▲ 7.3 % <10月> 建 設 業 9件 卸小売業 6件 製 造 業 4件

-9-

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