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(参考資料)国際会計基準(IFRS)の2012年3月期からの任意適用について

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(1)

(参考資料)

国際会計基準(

IFRS)の

2012年3月期からの任意適用について

日本たばこ産業株式会社

当資料取扱上の注意点

将来に関する記述等についてのご注意 本資料に記載されている、当社又は当社グループに関連する業績見通し、計画、方針、経営戦略、目標、予定、事 実の認識・評価等といった、将来に関する記述は、当社が現在入手している情報に基づく、本資料の日付時点にお ける予測、期待、想定、計画、認識、評価等を基礎として記載されているに過ぎません。また、見通し・予想数値を算 定するためには、過去に確定し正確に認識された事実以外に、見通し・予想を行うために不可欠となる一定の前提 (仮定)を使用しています。これらの記述ないし事実または前提(仮定)については、その性質上、客観的に正確である という保証も将来その通りに実現するという保証もありません。また、あらたな情報、将来の事象、その他の結果にかか わらず、常に当社が将来の見通しを見直すとは限りません。これらの記述ないし事実または前提(仮定)が、客観的に は不正確であったり将来実現しないという可能性の原因となりうるリスクや要因は多数あります。その内、現時点で想 定される主なものとして、以下のような事項を挙げることができます(なおかかるリスクや要因はこれらの事項に限られるも のではありません)。 (1) 喫煙に関する健康上の懸念の増大 (2) たばこに関する国内外の法令規則による規制等の導入・変更(増税、たばこ製品の販売、マーケティング及び使

(2)

3

当資料取扱上の注意点

当資料の提供目的及び注意点 ・当資料は当社のIFRSに基づく決算数値の理解のために作成しているものです。 ・当資料には、法定で開示を要求されているもの他、当社の決算数値を理解する上で有用と考える内容を含んでおります。 (法定で要求される開始B/S及び比較前年度のIFRS調整については、短信を参照ください) ・2012年3月期の連結財務諸表については、IFRSの数値のみが監査対象となり、日本基準の数値については監査対 象外です。 ・当資料は、当社において主要なGAAP差と考える項目を中心に取り扱っております。

任意適用について

2012年3月期PL 主な差異

2012年3月期PL 売上収益

2012年3月期PL 営業利益

2012年3月期PL

金融収益・金融費用

2012年3月期PL

法人所得税費用/当期利益

2012年3月期PL

Non-GAAP指標

調整後EBITDA

目次

P16

P17

P18

P5

P7-8

P9

P10

P11

P12

P13-15

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

開始BSの主な差異

2012年3月期末BSの主な差異

決算期の統一に向けて

(3)

5

国際会計基準(IFRS)の2012年3月期からの任意適用について

2度の大規模海外M&Aを経て、JTグループは120以上の国と地域で

事業を展開するグローバル企業として成長を続けている

1999年 RJRナビスコ社の米国外たばこ事業取得

・2007年 英国ギャラハー社買収

資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上

国際的な市場における資金調達手段の多様化等を目指し、

2012年3月期決算より国際会計基準(IFRS)を任意適用

国際会計基準(

IFRS)の2012年3月期からの任意適用について

比較期間 2011年3月期 最初のIFRS報告期間 2012年3月期 報告日 2012年3月末 【2012年3月期末BS】 *本資料にて補足 2011年3月末 【2011年3月期末BS】 *決算短信にてIFRS調整表を開示 移行日 2010年4月1日 【開始BS】 *本資料にて補足

(4)

7

 売上収益

国内たばこ事業における物流関連の売上高等について代理人取引と判断し、当該取

引に係る仕入額(代理取引取扱高)を売上高及び売上原価から同額を控除する方

式へ変更

 営業利益

のれんの定期償却を停止

退職給付費用に関する変更 → 主な影響は数理差異のBS即時認識(包括利益

認識を選択)したことによるもの

国内会社の減価償却方法を定率法から定額法へ変更(海外たばこ事業と統一)

営業外損益・特別損益項目を売上原価・その他営業収益・販管費等へ表示組替

 当期利益

日本基準上は少数株主損益を除いて当期純利益として表示されるが、IFRSでは少

数株主損益を差し引く前の利益を当期利益として表示した上で、内訳を表示する

当期利益

×××

親会社の所有者

××× ←日本基準の当期純利益に相当

非支配持分

×××

2012年3月期PL 主な差異

日本基準 表示組替 認識及び測定 の差異 IFRS 売上高 25,471 -5,130 -2 20,338 売上収益 営業利益 3,747 -131 976 4,592 営業利益 営業外収益・費用 -119 119 - -特別利益・損失 -177 177 - -- 64 -8 56 金融収益 - -229 -5 -234 金融費用 税金等調整前当期利益 3,450 - 963 4,414 税引前利益 法人税等 -1,105 - -23 -1,128 法人所得税費用 少数株主損益調整前当期純利益 2,346 - 940 3,286 当期利益 少数株主利益 -72 -5 -77 当期純利益 2,274 - 935 3,209 (親会社所有者への帰属分) 77 (非支配持分)

2012年3月期PL 主な差異

1株当たり当期純利益 23,882円77銭 1株当たり当期利益33,700円97銭 自己資本 当期純利益率(ROE) 15.0% 親会社所有者帰属持分 当期利益率(ROE) 20.3% (億円)  利益面でのJT連結への主な影響 ・のれんの定期償却停止 ・退職給付関係処理 ・固定資産関係処理 *IFRSの「1株当たり当期利益」は、親会社所有者へ帰属する当期利益を基に計算

(5)

9

2012年3月期PL 売上収益

日本基準(売上高) 25,471 代理取引取扱高の控除(たばこ・その他) -5,021 一部物品販売の収益認識時点変更(医薬・食品) 1 一部リベートを販管費からの売上控除へ(医薬・食品) -109 その他 -3 IFRS(売上収益) 20,338 (億円) 

売上収益の調整に係る利益への影響は極めて軽微

代理取引取扱高を控除(同額を売上原価からも控除)することで、売上収益増減と利益増減の相関が

理解しやすくなり、また、競合他社との比較容易性が向上(マージン率等の比較)

日本基準 3,747 営業外・特別損益からの組替 -147 貯蔵品の費用化(広告宣伝用物品等) 7 固定資産関係(償却費等) 19 退職給付関係 121 のれん償却停止 828 その他 16 IFRS 4,592

2012年3月期PL 営業利益

(億円)

(6)

11

2012年3月期PL 金融収益・金融費用

日本基準 -表示組替 64 認識及び測定の差異 -8 IFRS(金融収益) 56 日本基準 - 表示組替 -229 認識及び測定の差異 -5 IFRS(金融費用) -234 (億円)  金融収益の主な項目は、受取利息・受取配当金・為替差益及び退職給付債務に係る期待運用収益  金融費用の主な項目は、支払利息・為替差損及び退職給付債務に係る利息費用  金融収益・金融費用の主な認識及び測定の差異は退職給付債務の計算方法の変更によるもの ※売買目的以外の資本性金融商品(≒投資株式)の取扱いについて  OCIアプローチを指定しており、保有期間中の時価の変動部分については、その他包括利益に計上(日本基準同様の資本直入方式)  一方、処分時点での累積変動額については、PL当期利益を経由せずに資本の中で剰余金に組替(日本基準では特別損益に計上) 日本基準(法人税住民税及び事業税、法人税等調整額) -1,105 認識及び測定の差異 -23 IFRS(法人所得税費用) -1,128

2012年3月期PL 法人所得税費用/当期利益

(億円) 日本基準(当期純利益) 2,274 認識及び測定の差異 935 IFRS(親会社所有者帰属当期利益) 3,209 

法人所得税費用については、調整の影響は軽微

親会社所有者帰属当期利益(日本基準の当期純利益相当)については、主に税引前利益より上の認

識及び測定の差異により増加

(7)

13

 Non-GAAP指標の採用

「調整後EBITDA」「調整後希薄化後1株あたり利益」

 「調整後EBITDA」

JTグループの持続的な業績を示すため、「調整後EBITDA」を指標の一つとして採用

「日本基準による営業利益」

±各種認識及び測定の差異の調整

±金融損益以外の非経常的な損益(日本基準における営業外損益や特別損益)

=「IFRSによる営業利益」

「調整後EBITDA」=「IFRSによる営業利益」+減価償却費+無形資産の償却費+

のれんの減損-リストラクチャリングに係る収益+リストラクチャリングに係る費用

2012年3月期PL Non-GAAP指標 調整後EBITDA

2012年3月期PL Non-GAAP指標 調整後EBITDA

日本基準上のEBITDA 2,725  営業外損益・特別損益からの表示組替 -296  認識及び測定の差異 59 IFRS上のEBITDA(営業利益+償却費) 2,488  リストラクチャリングに係る収益・費用等の調整 134 IFRS移行後の調整後EBITDA 2,623

各事業の

2012年3月期実績における

「日本基準上の

EBITDA」と「IFRS移行後の調整後EBITDA」の調整内容

国内たばこ事業

海外たばこ事業

日本基準上のEBITDA 3,126  営業外損益・特別損益からの表示組替 -50 IFRS上のEBITDA(営業利益+償却費) 3,076  リストラクチャリングに係る収益・費用等の調整 72 IFRS移行後の調整後EBITDA 3,148 (億円) (億円)

(8)

15

2012年3月期PL Non-GAAP指標 調整後EBITDA

日本基準上のEBITDA -123  営業外損益・特別損益からの表示組替 6  認識及び測定の差異 16 IFRS上のEBITDA(営業利益+償却費) -100  リストラクチャリングに係る収益・費用等の調整 - IFRS移行後の調整後EBITDA -100

各事業の

2012年3月期実績における

日本基準上の

EBITDAとIFRS移行後の調整後EBITDAの調整内容

医薬事業

食品事業

日本基準上のEBITDA 215  営業外損益・特別損益からの組替 -21  認識及び測定の差異 2 IFRS上のEBITDA(営業利益+償却費) 196  リストラクチャリングに係る収益・費用等の調整 4 IFRS移行後の調整後EBITDA 200 (億円) (億円)

開始

BS 主な差異

<日本基準> <IFRS> 流動資産 11,958 (億円) (億円) 固定資産 26,768 流動負債 11,015 固定負債 10,478 純資産 17,233 流動資産 11,645 非流動資産 27,467 流動負債 11,083 非流動負債 10,752 資本 17,277

40億円程度の差異

資産合計 38,726億円 資産合計 39,111億円 負債合計 21,493億円 負債合計 21,834億円 1株当たり 純資産(BPS) 172,139円61銭 1株当たり親会社 所有者帰属持分(BPS) 172,720円90銭  有形固定資産の減価償却方法について定額法を採用  従業員給付債務の認識の変更(未認識数理計算上の差異のオンバランス化)による負債の増加  為替換算調整勘定を移行日時点残高で利益剰余金へ振替(資本の中での振替)  のれんについてはIFRS1号の免除規定を適用し、日本基準の簿価(移行日における未償却残高)をそのまま引継ぎ

(9)

17

2012年3月期末BS 主な差異

<日本基準> <IFRS> 流動資産 13,508 (億円) (億円) 固定資産 21,218 流動負債 11,141 固定負債 7,480 純資産 16,105 流動資産 13,311 非流動資産 23,360 流動負債 11,575 非流動負債 7,949 資本 17,146

1,040億円程度の差異

資産合計

34,726億円

資産合計

36,670億円

負債合計 18,621億円 負債合計 19,524億円 1株当たり 純資産(BPS) 160,570円98銭 1株当たり 親会社所有者 帰属持分(BPS) 171,617円35銭日本基準とIFRSの主な相違点のうち、開始BS以降の主な変更点 移行日以降のれん定期償却停止

JT及び国内子会社の事業年度を1-12月期に変更することにより、JTグ

ループの決算期を

1-12月期に統一する方向

2014年度を4-12月の9ヶ月変則決算期とし、2015年度から1-12月

の統一決算期とすることを目標として、プロジェクトを発足の上、鋭意取組中

決算期の統一に向けて

参照

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