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特集 TPP 協定がベトナムに与える影響と日本企業のビジネスチャンス 税理士法人山田 & パートナーズ / YAMADA & PARTNERS VIETNAM CO., LTD. 前田章吾 日本においても大きく取り上げられている 環太平洋パートナーシップ協定 (TPP 協定 ) が 2016 年 2

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CONTENTS

【特集】

TPP協定がベトナムに与える影響と日本企業のビジネスチャンス

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税理士法人山田&パートナーズ /

YAMADA & PARTNERS VIETNAM CO., LTD. 前田 章吾

【トピックス】 ■開業間近の『上海ディズニーリゾート』 5 上海駐在員事務所 所長 的場 稔 【みなと銀行からのお知らせ】 ■環太平洋パートナーシップ(TPP)協定活用セミナーを開催します 8 【アジアビジネス情報】 ■ASEAN 2016 年 7~12 月カレンダー 9 ■アジアニュース・主要経済指標 10

みなと銀行国際業務部アジア室

1. 本資料記載の情報は、法律上、会計上、税務上の助言を含むものではありません。法律上、会計上、税務上の助言を必要とされる場 合は、それぞれの専門家にご相談ください。 2.著作権 本誌記載の情報の著作権は原則として弊行に帰属します。いかなる目的であ れ、本誌の一部または全部について無断で、いかなる方法においても複写、複製、引用、転載、翻訳、貸与等を行うことを禁止します。 3.免責 本誌記載の情報は、弊行が信頼できると考える各方面から取得しておりますが、その内容の正確性、信頼性、完全性を保証す るものではありません。ここに記載された内容は事前の連絡無しに変更されることもあります。弊行は当該情報に起因して発生した損害 については、その内容如何にかかわらず一切責任を負いません。また、本稿の中で、意見にわたる部分は、筆者の個人的意見であり、筆 者の所属する組織の見解を代表するものではありません。

2016 年 4 月

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ア ジ ア 室 通 信

2016 年 5 月

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TPP協定がベトナムに与える影響と日本企業のビジネスチャンス

税理士法人山田&パートナーズ / YAMADA & PARTNERS VIETNAM CO., LTD. 前田 章吾 日本においても大きく取り上げられている「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協 定)」が、2016 年 2 月 4 日、ニュージーランドのオークランドで署名されました。 TPP協定は日本、米国を含め 12 の加盟国により署名されていますが、世界銀行の予測 によると、TPP協定によるGDP押し上げ効果が最も大きいのはベトナムで、2030 年ま でに 10%押し上げられると予測しています。TPP協定がベトナムに与える影響には様々 なものがありますが、これらの影響のうち、日本企業のビジネスに関係のある部分も少な くありません。 そこで本稿では、TPP協定がベトナムに与える影響と、関連する日本企業のビジネス チャンスについて取り上げます。 1.TPP協定とは TPP協定とは、オーストラリア、ブルネイ、 カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、 ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米 国及びベトナムの合計 12 ヶ国にて交渉が進め られてきた経済連携協定(EPA)の一種です。 TPP協定が他のEPA以上に注目されてい る理由の一つとして、その経済規模の大きさが 挙げられます。TPP協定への署名を行った 12 ヶ国のGDP合計は世界の約 4 割を占めており、 協定が実際に発効されれば、極めて大きな自由貿易圏が誕生することとなります。 モノの関税だけでなく、サービスや投資の自由化を進め、知的財産や電子商取引など幅広い 分野で21世紀型のルールを構築することを目的としています。 特 集 (出所:外務省) 世界全体のGDP割合(2014 年) (出所:内閣官房)

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2 2.サービス及び投資分野の自由化 ベトナムには製造業を中心として日本企業が数多く進出してきており、ベトナム国民の所得 増加に伴い、近年はサービス業などベトナム国内を市場として捉えた進出も増えてきました。 しかしながら、ベトナムでは全ての業種について外資による進出が制限なく認められている というわけではありません。ベトナム投資法(No.67/2014/QH13 号)などによる外資規制が 設けられており、ベトナムへの進出を検討する日本企業にとっての大きな障壁の一つとなって います。 この点、TPP協定ではサービスや投資の自由化に関する取り決めも行われており、当該取 り決めに基づき、現在ベトナムにて設けられている外資規制の多くが緩和又は改善されること となります。 (1)ネガティブリストの採用 ベトナムでは 2007 年にWTOへの正式加盟を果たした際、サービス分野の段階的な開放に関 する公約(以下「WTOコミットメント」)を行っています。WTOコミットメントでは、外資 による投資が自由化されている対象のみを明記する「ポジティブリスト方式」が採用されてい るため、リストに記載のない業種に対する投資については個別での判断が行われるなど、ベト ナムへの投資可能性を判断することが困難な場合が多くあります。 この点、TPP協定では、外資サービス業によるベトナム投資を原則自由化とし,規制分野 のみを限定的にリストに書き出す「ネガティブリスト方式」が採用されています。 これにより、外資による投資が自由化されている分野が明確に把握できることとなるため、 ベトナムへの投資可能性の判断に大きく資することになると考えられます。 (2)エコノミック・ニーズ・テストの廃止 現行制度上、ベトナム地場小売業保護の観点から、外資系小売業が複数店舗目(2 店舗目以 降)を出店しようとする場合、「エコノミック・ニーズ・テスト」とよばれる審査を受ける必要 があります。しかしながら、当該「エコノミック・ニーズ・テスト」については審査内容が明 確に規定されていないため、当該店舗の出店が認められるか否かの判断に際しては、行政当局 の裁量余地が極めて大きいというのが実情となっています。 これに対し、TPP協定では発効から 5 年の猶予期間を経て、複数店舗(2 店舗目以降)に おいても「エコノミック・ニーズ・テスト」が廃止される旨の条項が盛り込まれています。こ れまで当該規定を理由にベトナムへの進出を断念せざるをえなかったケースも多くあるため、 規定廃止により日系小売業のビジネスチャンスが拡大することが期待されます。 (3)その他分野に関する外資への市場開放 小売業以外においても、様々なサービス及び投資分野の自由化が図られています。内閣官房 ウェブサイトに掲載されている「TPP協定の全章概要(別添・附属書等)」によると、TPP 協定の発効により外資規制の緩和、改善が図られている分野は次のとおりです。

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3 ・広告業 ・試験、証明サービス ・電気通信 ・劇場、ライブハウス、サーカス等の娯楽サービス ・音響映像サービス(映画の映写、映画の制作、配給、映写、録音) ・海運補助サービス ・運送に係る補助的サービス ・電気通信業(非設備ベース、設備ベース) ・娯楽、文化、スポーツ ・不動産の賃借及び転貸(また貸し) ・金融 ・海上運送(旅客、貨物)、内陸水路における運送(旅客、貨物)、鉄道運送(貨物) ・研究・開発サービス(自然科学以外) ・運転者を伴わない賃貸サービス(航空機以外) ・実務サービス(建築物清掃、写真、梱包、会議) ・海上運送(船舶の賃貸、船舶の保守・修理)、内陸水路における運送(船舶の保守・ 修理、支援サービス) ・鉄道運送(鉄道運送機器の保守・修理、支援サービス)、道路運送(業務用車両の賃 貸、道路輸送機器の保守・修理、支援サービス) ・製造業(自動車) 詳述は紙面の都合上割愛させて頂きますが、上記分野ごとの具体的な改善内容をご確認され たい方は、下記内閣官房ウェブサイトよりご確認頂けます。 【TPP協定の全章概要(別添・附属書等)】※17~21 ページ目をご参照ください http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2015/13/151105_tpp_fuzokusyo.pdf 3.関税の撤廃 TPP協定の発効により、加盟国間の輸出入に関する関税の大部分が撤廃されます。ベトナ ムにおける関税撤廃品目のうち、特に影響の大きなものが自動車(乗用車)です。ベトナムで は現在、日本から輸出する乗用車(3,000cc 超)に対して最高 70%弱の高関税をかけていますが、 TPP協定発効から 10 年後、当該関税が撤廃されます。 ベトナムでは近年自動車販売市場が急速に拡大しており、2014 年は対前年比約 40%増、昨年 は対前年比約 60%増の自動車販売台数となっています。今後も国内市場が拡大していくことが 見込まれており、関税撤廃に伴い日本からの輸出が増加することが期待されます。 緩和、改善が図られている分野

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4 TPP協定に関する署名は上述のとおり 2 月 4 日になされましたが、署名をもって即時に発 効されるわけではありません。TPP 協定が発効されるためには、原則として加盟国全てにおい て批准手続きが取られる必要があり、署名から 2 年経過してもなお加盟国全ての批准が完了し ていない場合は加盟国のGDP全体の 85%以上を占める、6 ヶ国以上の批准手続きによって発効 されることとなります。 なかでも注目されるのは日本と米国の動向です。GDP全体のうちの大半をこの 2 ヶ国が占 めており、この 2 ヶ国のいずれが欠けることがあってもTPP協定が発効することはありませ ん。TPP協定については、批准手続きの動向も含め今後の動きを注意深く見守っていくこと が重要です。 【会社概要】 <税理士法人山田&パートナーズ> ベトナム、中国(上海)、シンガポール、米国に日本国内で会計・税務実務の経 験を積んだ税理士等の専門家を派遣し、日本国内 11 か所の各事務所と海外駐在 員が連携を取り、クロスボーダー案件に対応。国内の全国的基盤と海外駐在員 のネットワークを活かし、中堅・中小企業の海外展開、個人の海外資産運用、 国際相続を会計・税務面からサポートする。 ■ 神戸事務所:兵庫県神戸市中央区磯上通 8 丁目 3 番 5 号 明治安田生命神戸ビル 11 階 電話:078-232-1331(担当:土井)

■ YAMADA & PARTNERS VIETNAM CO., LTD.(ベトナム)

住所:10th Floor, Pacific Place Building, 83B Ly Thuong Kiet, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam 電話:+84-4-3946-1034 FAX:+84-4-3946-1025 携帯::+84-123-4112019(前田) 【筆者紹介】 前田 章吾(まえだ しょうご) 税理士法人山田&パートナーズ/

YAMADA & PARTNERS VIETNAM CO., LTD. 兵庫県立大学経営学部卒 2009 年 9 月 税理士法人山田&パートナーズ入所 2013 年 2 月~ 山田&パートナーズコンサルティング 株式会社シンガポール支店にて勤務 2013 年 9 月~ ベトナムにて勤務開始 【主な執筆】「初めてでも分かる・使える 会社分割の実務ハンド ブック」(中央経済社)共著 2013 年 9 月よりベトナムの首都ハノイにて勤務。ベトナムで事業を展開する 日系企業に現地からサービスを提供する。

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開業間近の『上海ディズニーリゾート』

上海駐在員事務所長 的場 稔 はじめに 世界で6 番目となる『上海ディズニーリゾート』 が、2016 年 6 月 16 日に開業します。今、パーク 及び周辺設備、施設の建設が急ピッチで進められ ており、また、スタッフの募集や訓練も始まって います。3 月 28 日からは、入場券の前売り販売も 始まりましたが、入場券販売のホームページにア クセスできなくなるくらい殺到するなど注目の高 さを物語っています。 香港ディズニーランドの行方 今年発表された『2015 年我が国(中国)テーマ パーク業界の発展に関する現状分析』によれば、 過去10 年間にオープンしたテーマパークのうち、 約80%が倒産し、国内観光業に約 3 千億元(約 5 兆円)の損失をもたらしています。また、国内に は、投資額5 千万元(約 8 億 5 千万円)以上のテ ーマパークが約3 千ケ所あり、約 7 割は赤字、 2 割は収支均衡の状態で、『上海ハッピーバレー』、 江蘇省常州市の『恐竜園』など1割の有名ブラン ドだけしか黒字を確保できていないというテーマ パーク経営の難しさを伝えています。 そんな中、新たなに『上海ディズニーリゾート』 が開業します。なんといっても真面に影響を受け るのは『香港ディズニーランド』ではないでしょ うか。香港政府が52%、ウオルト・ディズニー社 が48%出資し、2005 年に開業。2012 年度に初め て黒字化したものの 2015 年度は、入場者数が前 年度の750 万人から 680 万人へと 9.3%減少、売 【2016 年 3 月】 【急ピッチで工事が進む上海ディズニ ーリゾート(2015 年 12 月)】 【試運転を始めた『上海ディズニーリゾ ート駅』(2016 年 5 月)】

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6 上高も6.4%減少し、純損失は、1 億 48 百万香港ドル(約 21 億円)となり、4 期ぶりに赤 字に転落しました。入場者の内訳は、地元客が39%、中国本土客が 41%、海外客 20%と なっています。特に、中国本土からの来場者は23%大幅減少となっています。また、園内 の2 軒のホテルの平均客室稼働率 79%と前年度比 14%も落ち込んでいます。上海に限ら ず中国全土でも 2010 年の『上海万博』以来のこのビッグイベントを楽しみにしている人 の影響がこういう数字に表れたのかもしれません。いずれにせよ、今後の『香港ディズニ ーランド』の成り行きは注目されます。 上海ディズニーリゾートの開業を前にして 一方、『上海ディズニーリゾート』は、中国全土から多 くの旅行者が上海に集結し、国内経済を下支えすること は必至でしょう。『上海ディズニーリゾート』の入場者は 初年度が1,500 万人、将来は、年間 3,000 万人に達する と見込んでいます。また、航空各社は、これを契機に旅 行客を取り込むために国内路線の拡大を図っています。 『上海ディズニーリゾート』のパフォーマンスは中国 的要素が取り入れられ、服装のデザインや楽器などあらゆるところに中国の伝統が盛り込 まれていると言われています。また、食べものでも『ミッキーマウス肉月餅』、『ミッキー 北京ダックピザ』など中国の食文化との融合も楽しみです。 そんな中、課題の一つとされるのが来場者の宿泊施設です。 『上海ディズニーリゾート』周辺5キロ以内には現在、客室が 1 万 2 千室ほどあります。リゾート内に建設される「ディズニ ーランドホテル」と「トイ・ストーリホテル」の客室約 1,200 室が加わっても、一日平均来場者 7~8 万人、観覧予想時間は 8~9 時間を要するため、宿泊をしたい人を受け入れするには絶 対数が不足しています。また、上海市内の5 つ星クラスホテル の平均宿泊料は1,000 元程度ですが、『上海ディズニーリゾート』 周辺の宿泊料は2,000 元程度と言われています。 この宿泊施設の不足を解消するために、住民 の空き家をリフォームして『民宿』として活用 し、宿泊不足の緩和と併せて周辺住宅の活性化 に一役買うビジネスも動き出しています。また、 周辺の住宅価格は、6 年前 6 ~8 千元/㎡、現在 は2 ~3 万元/㎡と 4 倍程度値上がりしており、 まずは宿泊施設、不動産で『上海ディズニーリ ゾート』の経済効果が表れています。 【施設建物の工事も進むが・・・】 【オープン前のディズニーランド入口前】 【オープン前のディズニー タウンを見学する人の波】

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7 最後に 上海市緑化委員会は、3 月 10 日に同市内の公 園数を現在の160 か所から 5 年後に 300 か所に 増やす計画を明らかにし、まず、2016 年に公園 を 40 か所増やし、200 か所にするとしていま す。その中には、この『上海ディズニーリゾー ト』の敷地 11 ヘクタールの公園も入っていま す。さらに、国内では、イタリアの高級スポー ツカーメーカーのフェラーリが、アブダビや来 年開業予定のスペインに続き3 か所目となるテ ーマパークを中国自動車大手の北京汽車工業集 団(BAIC)と共同で中国主要都市に建設しよ うと計画しているそうです。このように、『物 まね』から脱却し、世界ブランドの導入を積極的に取り込みつつ、中国独自の伝統、文化 を融合させて、新たな『ゆとり』や『レジャー・娯楽』を充実させようとする姿勢が強く 感じられます。 【ディズニータウンには日系の飲食店もオープンを予定している】 【上海ディズニーランドはまだオープン していないことを知らせる案内】

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8 ■ 開 催 概 要 ■ ●開催日時 2016 年 6 月 8 日(水)14:00~16:00(13:30 受付開始) ●会 場 大森・みなとビル 6 階セミナールーム(JR神戸駅を北へ 5 分) ●参 加 費 無料 ●定 員 100 名 ※先着順 ●主 催 株式会社みなと銀行 ●共 催 兵庫県、ひょうご・神戸国際ビジネススクエア(ひょうご海外ビジネスセンター、 神戸市海外ビジネスセンター、ジェトロ神戸)、一般財団法人ひょうご経済 研究所、みなとコンサルティング株式会社 ■ プ ロ グ ラ ム ■ 【第 1 部】 講演 「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の概要について」 講師:経済産業省 通商政策局 経済連携課 【第 2 部】 講演 「中小企業の海外展開支援策について」 (補助制度の説明、海外リスクマネジメント等) 講師:中小企業庁 創業・新事業促進課 海外展開支援室 ※都合により内容の変更がある場合がございます。予めご了承ください。 ▽ホームページより詳細と申込書をダウンロードいただけます。 http://www.minatobk.co.jp/corporate/topics/seminar/file/821/topics20160427.pdf 詳しくは、みなと銀行国際業務部アジア室(TEL:078-333-3283)または、お取引店の担当者まで、 お問い合わせください。 みなと銀行からのお知らせ 昨年10月、環太平洋パートナーシップ(TPP)交渉が大筋合意に達し、今年2月、環太 平洋パートナーシップ協定への署名が行われました。TPP が成立すれば、日本を含む 参加12カ国の経済規模は GDP28兆ドルと、世界の約4割を占める巨大な自由貿易経 済圏となります。 今回は、経済産業省関連分野における合意内容について経済産業省経済連携課か ら、中小企業の海外展開支援策について中小企業庁海外展開支援室から、それぞれ 説明します。TPP の活用にご理解を深めていただく絶好の機会ですので、是非ご参加く ださい。

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ASEAN 2016 年 7~12 月カレンダー

4日~5日 インドネシア 政令指定休日 6日~7日 インドネシア、ブルネイ イドゥル・フィトリ(断食明け) 6日 シンガポール、マレーシア(6~7日) ハリ・ラヤ・プアサ 8日 インドネシア 政令指定休日 16日 ブルネイ サルタン誕生日 18日 ミャンマー ワソの満月のお祭り タイ 三宝節 特別休暇 19日 ミャンマー 殉教者の日 タイ 三宝節 20日 タイ 入安居 9日 シンガポール 独立記念日 12日 タイ 王妃誕生日 17日 インドネシア 独立記念日 21日 フィリピン ニノイ・アキノ・デー 29日 フィリピン 国民英雄の日 31日 マレーシア ナショナルデー 2日 ベトナム 独立記念日 12日 ブルネイ、シンガポール 犠牲祭 インドネシア イドゥル・アドハ(巡礼最終日) マレーシア ハリ・ラヤ・ハジ 16日 マレーシア マレーシア・デー 24日 カンボジア 憲法記念日 30日~10月2日 カンボジア お盆 2日 インドネシア、マレーシア イスラム暦 1438年新年 3日 ブルネイ イスラム暦 1438年新年 15日 カンボジア ノロドムシハヌーク前国王記念日 ミャンマー タディンギットの満月のお祭り 17日 ラオス ボートレース祭 23日 カンボジア パリ平和条約記念日 タイ チュラローンコーン大王記念日 24日 タイ       〃      特別休暇 29日 カンボジア シハモニ国王載冠記念日 マレーシア、シンガポール ディーパバリ 31日 フィリピン 特別休日 1日 フィリピン 諸聖人の日 9日 カンボジア 独立記念日 13日 ミャンマー ダザウンモンの満月のお祭り 13日~15日 カンボジア 水祭り 14日 ラオス タートルアン祭 23日 ミャンマー ナショナル・デー 30日 フィリピン ボニファショ誕生記念日 2日 ラオス 建国記念日 5日 タイ 国王誕生日 10日 カンボジア 国連人権デー タイ 憲法記念日 12日 ブルネイ、インドネシア、マレーシア ムハンマド降誕祭 タイ 憲法記念日 特別休暇 24日 フィリピン 特別休日 25日 インドネシア、マレーシア、ミャンマー、 クリスマス フィリピン、シンガポール 26日 ブルネイ、シンガポール クリスマスの振替休日 インドネシア 政令指定休日 28日 ミャンマー カイン州正月 30日 フィリピン リサール・デー 31日 フィリピン 特別休日 タイ 大晦日

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ア ジ ア ニ ュ ー ス ・ 主 要 経 済 指 標

【香港】 香港観光局はこの程、3 月に香港を訪れた旅行数が前年同月比 4.3%減の 421 万 3,800 人 だったと発表した。減少幅は前月より縮小したものの、前年同月を割り込んだのは 10 ヶ 月連続となった。一方、近距離市場の東南アジアは好調で、タイ(25.1%増)、フィリピン (17.3%増)、インドネシア(14.1%増)、シンガポール(8.0%増)であった。 【ベトナム】 2016 年第 1 四半期(1~3 月)に同国内での不動産分野企業の新規設立が特に増加したと報 じられた。1~3 月の新規設立企業数は前年同期比 24.8%増の計 2 万 3,767 社、うち 596 社(前年同期比 146%)が不動産分野で、同国の不動産市場が活況で取引が増加しているこ とが要因とされている。 【タイ】 同国の2016 年 3 月の業況概観指数は 50 ポイントとなり、前月の 48.5 ポイントから上昇、 景気が回復しているかどうかの目安となる 50 ポイントを 5 ヶ月ぶりに回復した。政府支 出と観光の下支えと民間消費・投資が堅調に推移している為とみられている。 【インドネシア】 ジャカルタ特別州に当てはめると最低賃金(月額 310 万ルピア)の約 21%となる月額 65 万 ルピア(約 5,500 円)引上げを要求する労働者のデモがメーデーである 5 月 1 日に各地で行 われた。同デモは少なくとも全国28 州で行われたが目立った混乱はなく、14 年から国の 祝日となったメーデーが平和的なイベントとして定着しつつある。 ■通貨 (対ドル為替相場、年末・月末時点相場) 3.8995 22,293 13,260 46.070 66.2475 3月 112.57 6.4492 7.7572 1,143.50 32.231 46.890 66.3300 4月 106.50 6.4765 7.7572 1,139.45 47.695 67.8775 1.3442 3.9045 22,288 120.73 6.5754 7.7892 1,205.35 33.415 1.4228 4.1533 1.3484 35.185 2010年12月 2011年12月 2012年12月 2013年12月 2014年12月 2016年 1月 2015年12月 81.32 77.36 86.10 日本 JPY 104.99 120.38 119.44 6.5897 6.3026 6.2316 6.0556 6.2052 6.4935 中国 CNY 7.7726 7.7678 7.7506 7.7539 7.7545 7.7509 1,065.26 香港 HKD 韓国 KRW 1,121.00 1,161.48 1,052.43 1,176.01 1,087.60 台湾 TWD 29.145 30.318 29.011 29.823 31.642 32.828 32.273 シンガポール SGD 1.2823 1.2971 1.2214 1.2641 1.4131 1.3217 タイ THB 29.980 31.560 30.578 32.765 32.880 36.058 35.707 34.920 マレーシア MYR 3.0635 3.1733 3.0566 3.2785 3.4965 4.2935 ベトナム VND 19,498 21,049 20,835 21,105 21,388 22,475 22,195 インドネシア IDR 8,978 9,068 9,637 12,173 12,412 13,850 13,735 13,197 フィリピン PHP 43.620 43.810 41.005 44.390 44.788 46.870 インド INR 44.7100 53.1838 54.7850 61.8553 66.1590 63.1253 2月 112.69 6.5540 7.7762 1,236.70 33.352 1.4066 35.640 4.2030 22,300 13,376 47.558 68.4200 ■通貨 (対円為替相場、年末・月末時点相場) 3月 1.00 17.4549 14.5117 0.0984 3.4926 83.4841 3.1994 1.00 16.4441 13.7292 0.0935 3.3000 79.2293 1.00 18.5385 15.5311 0.1024 3.6670 85.1886 2010年12月 2011年12月 2012年12月 2013年12月 2014年12月 2015年12月 4月 1.00 1.00 日本 JPY 1.00 1.00 1.00 12.2743 13.8167 17.3377 19.2484 中国 CNY 12.3405 10.4624 9.9591 11.1088 13.5403 15.4027 15.4997 14.4917 香港 HKD 韓国 KRW 0.0725 0.0666 0.0808 0.0998 0.1098 0.1002 0.0911 台湾 TWD 2.7902 2.5516 2.9678 3.5204 3.7747 シンガポール SGD 63.4173 59.6407 70.4929 83.0551 90.3685 タイ THB 2.7125 2.4512 2.8157 3.2043 3.6326 3.3385 3.0498 マレーシア MYR 26.5448 24.3784 28.1686 32.0238 34.1599 28.0377 27.2762 28.8678 29.0685 ベトナム VND 0.0042 0.0037 0.0041 0.0050 0.0056 0.0054 0.0048 0.0050 インドネシア IDR 0.0091 0.0085 0.0089 0.0086 0.0096 0.0087 0.0081 0.0085 フィリピン PHP 1.8643 1.7658 2.0997 2.3652 2.6668 2.2713 2.5684 2.4435 2.5313 インド INR 1.8188 1.4546 1.5716 1.6973 1.8921 1.6056 1.8196 1.6992 1.7786 2016年1月 1.00 18.3609 3.6130 84.8538 3.3811 0.0054 0.0088 2月 1.00 17.1941 3.3788 80.1152 3.1619 26.8118 0.0051 0.0084 2.3695 1.6470

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11 (出所)各国(地域)統計,政府発表,ブルームバーグ ■株価 (年末・月末時点相場 ※2008年は12月1日時点相場) 8,744.83 2,840.90 1,407.70 1,717.58 561.22 4,845.37 3月 16,758.67 3,003.92 20,776.70 1,995.85 4月 16,666.05 2,945.59 21,388.03 2,000.93 8,473.87 2,862.30 1,399.91 2016年 1月 17,518.30 2,737.60 19,683.11 1,912.06 8,145.21 2010年12月 2011年12月 2012年12月 2013年12月 2014年12月 2015年12月 10,395.18 10,228.92 8,455.35 日経平均株価 日本 16,291.31 17,450.77 19,033.71 2,808.08 2,199.42 2,269.13 2,115.98 3,234.68 3,539.18 中国 上海総合指数 23,035.45 18,434.39 22,656.92 23,306.39 23,605.04 21,914.40 香港 香港 恒生指数 韓国 韓国総合 株価指数 2,051.00 1,825.74 1,997.05 2,011.34 1,915.59 1,961.31 台湾 台湾加権指数 8,972.50 7,072.08 7,699.50 8,611.51 9,307.26 8,338.06 シンガポール ST指数 3,190.04 2,646.35 3,167.08 3,167.43 3,365.15 2,882.73 2,629.11 タイ SET指数 1,032.76 1,025.32 1,391.93 1,297.71 1,497.67 1,288.02 1,300.98 マレーシア クアラルンプール 総合指数 1,518.91 1,530.73 1,688.95 1,866.96 1,761.25 1,692.51 1,667.80 1,674.76 ベトナム ベトナムVN 指数 484.66 351.55 413.73 504.63 545.63 579.03 545.25 591.67 559.37 インドネシア ジャカルタ総 合指数 3,703.51 3,821.99 4,316.69 4,274.18 5,226.95 4,593.01 4,615.16 4,848.39 4,770.96 フィリピン フィリピン総合 指数 4,201.14 4,371.96 5,812.73 5,889.83 7,230.57 6,952.08 6,687.62 7,162.56 6,671.04 7,262.30 インド NIFTY指数 6,134.50 4,624.30 5,905.10 6,304.00 8,282.70 7,946.35 7,563.55 7,847.25 6,987.05 7,738.40 2月 16,026.76 2,687.98 19,111.93 1,916.66 8,411.16 2,666.51 1,332.37 1,654.75 ■政策金利 (年末・月末時点) ※日銀は金融市場調節を2013年4月よりマネタリーベースに変更。3Month-TIBORを参考記載。

※シンガポールは金融市場調節を為替レートにより実施。中央銀行翌日物貸出金利(Standing Facility Borrowing Rate)を参考記載。

6.75 0.74 1.500 3.25 6.50 6.75 4.00 3月 0.09909 4.35 0.75 1.50 1.500 6.50 6.75 4.00 6.50 4月 0.06273 4.35 0.75 1.50 1.500 0.79 1.500 3.25 6.50 7.25 4.00 2016年 1月 0.17091 4.35 0.75 1.50 1.625 1.625 1.21 1.500 3.25 6.50 7.50 4.00 6.75 2015年12月 0.17091 4.35 0.75 1.50 6.75 1.05 1.500 1.25 1.500 3.25 0.30917 2010年12月 2011年12月 2012年12月 2013年12月 2014年12月 0.34000 0.33643 0.22091 0.18090 3Month -TIBOR 日本 5.81 6.56 中国 1年物 貸出金利 6.00 6.00 5.60 0.50 0.50 0.50 HKMA香港 ベースレート 0.50 0.50 香港 韓国 韓国 オフィシャルレート 2.50 3.25 2.75 2.75 2.00 台湾 台湾中銀 ディスカウントレート 1.625 1.875 1.875 1.875 1.875 シンガポール 中銀翌日物 貸出金利 0.71 0.65 0.61 0.64 0.77 タイ タイ 翌日物金利 2.000 3.500 2.750 2.000 2.000 マレーシア MAOPRATE Index 2.75 3.00 3.00 3.00 3.25 ベトナム VNREFINC Index 9.00 15.00 9.00 7.00 6.50 インドネシア インドネシア リファレンスレート 6.50 6.00 5.75 7.50 フィリピン フィリピン翌日物 借入金利 4.00 4.50 3.50 3.50 4.00 インド インド レポレート 6.25 8.50 8.00 7.75 8.00 7.75 2月 0.09909 4.35 0.75 1.50 1.625 3.25 6.50 7.00 4.00 6.75 ■実質GDP成長率 (前年比、前年同期比) ※空欄は数値見直し中 フィリピン インド 1.10 6.60 1.70 4.80 日本 中国 香港 韓国 台湾 シンガポール タイ マレーシア ベトナム インドネシア 2008年 ▲1.00 9.60 2.10 2.80 0.70 1.93 5.66 7.70 4.20 8.18 2009年 ▲5.53 9.20 ▲2.50 0.70 ▲1.57 ▲0.55 ▲0.70 ▲1.50 5.40 4.71 2010年 4.75 10.60 6.80 6.50 10.63 15.35 7.50 7.40 6.42 6.38 7.60 9.35 2011年 ▲0.45 9.50 4.80 3.70 3.80 5.25 0.80 6.70 3.70 7.68 2012年 1.80 7.70 1.70 2.30 2.06 2.50 2.80 4.70 5.42 5.25 6.03 5.30 6.24 6.18 7.30 5.50 5.56 7.10 4.73 4.83 1.38 7.70 3.10 2.90 2.20 4.43 2015年 0.53 6.90 2.40 2.60 0.75 2013年 2.80 5.00 6.68 4.79 7.30 3.28 0.80 2.00 2014年 ▲0.03 7.30 2.60 3.30 3.92 6.00 5.98 5.03 6.10 6.90 5.80 ■CPI消費者物価指数 (前年比、前年同月比) 1.10 4.83 1.69 4.45 2.00 ▲1.00 ▲0.46 2.60 1.20 5.24 3.81 2016年 3月 ▲0.10 2.30 2.90 1.00 5.90 4.32 4.70 1.89 1.84 2014年 2.93 10.92 1.03 1.90 3.16 4.18 6.38 2.38 2.19 2.09 0.79 6.04 6.40 6.42 2.73 1.99 4.43 1.30 6.81 3.98 3.16 9.30 1.68 2013年 0.35 2.63 4.33 1.30 1.42 8.87 2012年 ▲0.04 2.65 4.06 2.20 1.93 4.58 3.02 12.11 3.18 18.13 5.37 4.73 2011年 ▲0.28 5.42 5.22 4.00 2.83 3.28 1.72 11.75 5.13 3.78 0.65 6.52 4.90 4.25 2010年 ▲0.70 3.33 2.45 3.00 0.96 ▲0.68 0.48 2.80 ▲0.86 0.63 ▲0.81 5.47 5.43 インド 8.16 シンガポール タイ マレーシア ベトナム インドネシア フィリピン 日本 中国 香港 韓国 台湾 8.32 10.83 1.80 2.50 0.80 0.80 2008年 1.38 3.52 2009年 ▲1.34 6.63 3.50 0.80 4.14 1.30 ▲0.60 ▲0.53 19.89 10.27 ▲0.52 5.69 0.60 6.38 1.43 5.88 2015年 0.80 1.44 3.01 1.30 ▲0.31 ▲0.90 2.10 2016年 2月 0.30 2.30 3.00 1.30 2.41 2016年 1月 0.00 5.26 ▲0.80 ▲0.50 4.20 1.27 4.42 0.90 2016年 4月

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み な と 銀 行 上 海 駐 在 員 事 務 所

中国長江デルタ経済圏へ進出をされている、または、今後進出や投資をご検討されて いるお客さまのサポート 上海駐在員事務所では、このようなサービスをご提供しております。 中国の金融経済等各種情報の提供 中国企業及び日系・外資系企業の動向調査 お客さまの中国進出に関する支援活動 中華人民共和国上海市銅仁路 195 号 中欣大厦 3312 号室 TEL.86-21-6289-8080 FAX.86-21-6289-8608 みなと銀行上海駐在員事務所は、2007 年 4 月に開所 し、日本からの派遣社員 1 名、ローカルスタッフ 1 名 の計 2 名体制で業務にあたっています。 中国経済の成長減速などもささやかれていますが経 済規模、日本との経済面での関係を見れば、決して無 視することのできない国であります。 中国を生産拠点との位置付けから消費市場との位置 付けとし、更なる市場拡大を企図している企業も見ら れます。 当上海事務所は、中国に進出されているお客さまへの情報発信、現地ビジネスマ ッチング、商談会、セミナーの開催など海外ビジネス支援を行っております。 ご要望等ございましたら当上海駐在員事務所までお気軽にご相談下さい。

みなと銀行 上海駐在員事務所長 的場 稔

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