LAST UPDATE【2016/8/9】
VOYAGE
GROUP|3688|
Research Report by Shared Research Inc.
当レポートは、掲載企業のご依頼により株式会社シェアードリサーチが作成したものです。投資家 用の各企業の『取扱説明書』を提供することを目的としています。正確で客観性・中立性を重視し た分析を行うべく、弊社ではあらゆる努力を尽くしています。中立的でない見解の場合は、その見 解の出所を常に明示します。例えば、経営側により示された見解は常に企業の見解として、弊社に よる見解は弊社見解として提示されます。弊社の目的は情報を提供することであり、何かについて 説得したり影響を与えたりする意図は持ち合わせておりません。ご意見等がございましたら、 [email protected] までメールをお寄せください。ブルームバーグ端末経由でも受け付 けております。
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目次
要約 --- 3 主要経営指標の推移 --- 4 直近更新内容 --- 5 概略 --- 5 業績動向 --- 7 四半期実績推移 --- 7 2016 年 9 月期の会社計画 --- 14 経営戦略及び中長期見通し --- 23 事業内容、市場とバリューチェーン --- 32 事業概要 --- 32 事業セグメント --- 35 SW(Strengths, Weaknesses)分析 --- 56 財務諸表他 --- 57 過去の業績 --- 57 損益計算書 --- 80 貸借対照表 --- 82 キャッシュフロー計算書 --- 84 その他の情報 --- 85 沿革 --- 85 ニュース&トピックス --- 85 トップマネジメント及び社外取締役 --- 93 配当方針 --- 93 大株主(2015 年 9 月末時点) --- 94 主なグループ会社(2015 年 10 月末時点) --- 94 従業員数(2015 年 9 月末時点) --- 95 企業概要 --- 96要約
事業概要 同社はインターネット領域に特化したサービス開発企業。現在は、メディア(例えばYahoo!などのWebサイト) 側の立場で広告収益の最大化を支援するアドテクノロジー事業(2015年9月期営業利益高構成比58%)、ポイント サイト「ECナビ」を擁するメディア事業(同44%)の2つを主力事業とする。 1999年の設立以来、様々な事業変遷を経てきたが、ここ数年はインターネット広告におけるプログラマティック 取引市場(広告在庫のオンライン上での自動取引)が急速に拡大するなかで、1)SSPサービス(ネットメディア の広告収益最大化を図るプラットフォーム)、2)スマートフォン向けアドネットワーク事業が同社業績の急成長 を牽引。そして、既存事業が生む潤沢なキャッシュフローを用いて更なる成長のための新規サービスの開発を積 極的に模索している。 中長期戦略 年率20%成長を一つの目標に、長期的には売上高1,000億円超を目指す 同社は中期計画を公表していないが、売上高の年率20%成長を一つの目標として、中長期的に安定して成長して いきたいとしている。メディア事業を安定成長軌道に乗せ、アドテクノロジー事業を「プログラマティック取引 の広告プラットフォーム市場で№1」へと大きくスケールアップし、そして新領域における事業開発やM&Aによっ て第3、第4の柱を作ることで、継続的に20%成長を可能にするというもの。2016年9月期は「中長期での成長のた めにM&Aを含め積極的に投資を行っていく」期と位置づけられている。 また、長期的(5年~10年の時間軸)には売上高1,000億円超を目指しているとみられる。高い目標を掲げる一方 で、現状のインターネット広告市場のバリューチェーンだけでは1,000億円の達成は難しいとも認識しており、e コマースなど他のバリューチェーンを自社もしくはM&Aによって確立していきたいとしている。事業別の戦略は 以下。 アドテクノロジー事業 SSP等のサプライサイドでは国内シェアで圧倒的№1を目指しつつ、デマンドサイドへの垂直統合を進めることで、 広告プラットフォームにおける№1を目指している。 より具体的には、経営資源を集中的に投入することで、1)PC向け広告市場ではSSP業界トップの地位を維持しつ つプログラマティック取引市場拡大の恩恵を享受し、2)広告需要が急速に高まっているスマートフォンにおいて は、2)現在主流のファンコミュニケーションズ(東証1部2461)のアドネットワーク(広告を配信するネットワー ク)「nend」への対抗軸として同社アドネットワーク「Zucks Ad Network」を早期に拡大すべく、また、3)イ ンターネット広告市場のメディアから代理店までのバリューチェーンにおいて、SSP・アドネットワーク以外の サービスも提供することで事業の垂直統合を図るとともに、4)動画広告やプレミアム広告などの需要も取り込む ことで、売上総利益率の向上を狙う、というもの。そして、更なる市場機会を捉えるために、M&Aによる布石を 着実に打っている。 メディア事業 メディア事業では、事業構造を筋肉質にするとともに、新たなコンテンツメディアの立上げに注力している。そ して、既存の自社メディアとのシナジー(ユーザの回遊)を図ることで、メディア事業全体として、5~10%程度 の成長を狙っている。主要経営指標の推移
旧会計方針 新会計方針 新会計方針
損益計算書 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/16 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 会予 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4会予 売上高 8,139 9,858 15,222 17,730 20,249 18,500 ~ 20,500 3,524 4,052 3,749 3,896 4,423 4,590 4,283 4,433 4,988 5,230 4,940 5,092 アドテクノロジー事業 3,579 4,066 7,566 9,833 1,647 2,053 1,854 2,011 2,459 2,533 2,342 2,497 2,874 3,264 3,129 メディア事業 4,356 5,499 7,600 7,694 1,816 2,012 1,898 1,873 1,935 2,016 1,838 1,903 1,996 1,866 1,715 その他インターネット関連事業 917 1,018 1,177 872 343 283 283 266 273 234 231 132 212 181 173 YoY 2.7% 21.1% - 16.5% 14.2% 4.3% ~ 15.6% - - - - 25.5% 13.3% 14.2% 13.8% 12.8% 13.9% 15.3% 14.9% アドテクノロジー事業 - 13.6% - 30.0% - - - - 49.3% 23.4% 26.3% 24.2% 16.9% 28.9% 33.6% メディア事業 - 26.2% - 1.2% - - - - 6.6% 0.2% -3.2% 1.6% 3.2% -7.4% -6.7% その他インターネット関連事業 - 11.0% - -25.9% - - - - -20.3% -17.3% -18.4% -50.4% -22.5% -22.5% -25.0% 粗利益 3,292 3,844 6,030 6,562 1,494 1,617 1,417 1,498 1,724 1,715 1,560 1,561 1,669 1,600 1,528 粗利率 40.5% 39.0% 39.6% 37.0% 42.4% 39.9% 37.8% 38.4% 39.0% 37.4% 36.4% 35.2% 33.5% 30.6% 30.9% 販管費 3,290 3,307 4,081 4,324 1,013 993 1,036 1,037 1,101 1,107 1,100 1,014 1,070 1,124 1,243 YoY - 0.5% - 5.9% - - - - 8.7% 11.5% 6.2% -2.2% -2.9% 1.5% 13.0% 販管費率 40.4% 33.6% 26.8% 24.4% 28.7% 24.5% 27.6% 26.6% 24.9% 24.1% 25.7% 22.9% 21.4% 21.5% 25.2% 営業利益 2 536 1,949 2,238 1,717 2,000 ~ 2,400 481 624 381 461 623 608 460 547 600 476 285 357 アドテクノロジー事業 223 275 1,052 1,306 225 378 187 261 377 384 243 301 317 315 157 メディア事業 242 413 942 984 275 275 191 200 233 252 243 255 280 160 104 その他インターネット関連事業 -462 -152 -45 -53 -19 -30 3 -1 12 -29 -27 -10 3 0 25 YoY -99.6% 24,423.2% - 14.8% -23.3% -10.6%~ 7.2% - - - - 29.6% -2.6% 20.7% 18.6% -3.8% -21.7% -38.1% -34.8% アドテクノロジー事業 - 23.6% - 24.2% - - - - 67.7% 1.6% 29.9% 15.3%-16.1% -17.9% -35.6% メディア事業 - 70.7% - 4.5% - - - - -15.3% -8.4% 27.2% 27.5% 20.2% -36.4% -57.3% 営業利益率 0.0% 5.4% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% 13.6% 15.4% 10.2% 11.8% 14.1% 13.2% 10.7% 12.3% 12.0% 9.1% 5.8% 7.0% アドテクノロジー事業 6.2% 6.8% 13.9% 13.3% 13.7% 18.4% 10.1% 13.0% 15.3% 15.2% 10.4% 12.1% 11.0% 9.7% 5.0% メディア事業 5.5% 7.5% 12.4% 12.8% 15.1% 13.7% 10.1% 10.7% 12.0% 12.5% 13.2% 13.4% 14.0% 8.6% 6.1% 営業外損益 2 -7 10 -49 3 9 -24 23 35 -1 -8 -75 -32 -95 -77 内、金融収益 5 5 6 14 -1 3 3 2 - 7 2 5 - 9 -0 内、為替差損益 -7 -3 28 40 4 -4 -8 35 43 -1 14 -16 3 -3 -内、持分法投資損益 - -19 -10 -86 -2 5 -6 -7 -10 -6 -23 -47 -35 -35 -13 他、営業外損益 3 10 -13 -18 2 5 -14 -7 2 -1 -2 -16 0 -66 -63 経常利益 4 529 1,959 2,189 1,488 2,000 ~ 2,400 484 633 357 484 657 607 452 473 567 381 208 331 YoY - 13,093.5% - 11.7% -32.0% -8.6%~ 9.6% - - - - 35.9% -4.0% 26.7% -2.3% -13.7% -37.2% -54.0% -30.0% 経常利益率 0.0% 5.4% 12.9% 12.3% 7.3% 10.8% ~ 11.7% 13.7% 15.6% 9.5% 12.4% 14.9% 13.2% 10.5% 10.7% 11.4% 7.3% 4.2% 6.5% 特別損益 -21 -19 -11 321 - -14 7 -3 -3 -11 -13 348 11 -2 35 税率 -589.5% 39.4% 42.3% 36.3% - - - - 38.6% 36.3% 47.9% 28.4% 35.5% 40.8% 35.9% 少数株主損益 -32 0 10 49 - - - - 9 15 12 12 22 12 14 当期利益 -152 310 1,134 1,647 850 1,200 ~ 1,500 - - - - 410 395 206 635 395 237 122 96 YoY - - - 45.2% -48.4% -27.1%~ -8.9% - - - -3.8% -40.0% -40.8% -84.9% 当期利益率 -1.9% 3.1% 7.5% 9.3% 4.2% 6.5% ~ 7.3% - - - - 9.3% 8.6% 4.8% 14.3% 7.9% 4.5% 2.5% 1.9% 一株あたり指標 期末発行済株式数(百万株) 13.4 13.4 11.1 11.9 - - - -BPS(円) 100,366 157 391 509 - - - -EPS(円) -7,237.9 24.0 106.8 146.1 71.8 100.9 ~ 126.1 - - - -EPS(希薄化後、円) - - 93.6 131.2 - - - -DPS(円) - - - 20.0 - 10.0 ~ 10.0 - - - -貸借対照表(百万円) 流動資産 4,770 4,939 8,355 7,804 - - - 7,804 7,473 7,726 7,017 現金・預金・有価証券 3,203 2,843 5,085 4,214 - - - 4,214 3,454 3,847 3,176 売上債権 870 1,156 2,209 2,461 - - - 2,461 2,892 2,752 2,543 棚卸資産 104 401 425 505 - - - 505 445 473 535 その他流動資産 593 538 635 623 - - - 623 683 655 763 有形固定資産 152 142 194 227 - - - 227 221 223 222 無形固定資産 137 213 210 1,639 - - - 1,639 1,689 1,683 2,138 投資その他の資産 726 1,151 1,830 3,001 - - - 3,001 3,078 3,172 3,165 内、投資有価証券 535 987 1,658 2,660 - - - 2,660 2,732 2,792 2,671 資産合計 5,786 6,445 10,589 12,671 - - - 12,671 12,461 12,804 12,543 流動負債 2,980 4,000 5,428 5,478 - - - 5,478 5,412 5,668 5,335 買入債務 386 422 1,052 1,364 - - - 1,364 1,643 1,852 1,806 短期有利子負債 319 658 310 250 - - - 250 250 250 246 ポイント引当金 1,944 2,284 2,577 2,690 - - - 2,690 2,735 2,786 2,732 その他流動負債 330 635 1,489 1,174 - - - 1,174 784 779 551 固定負債 395 573 602 919 - - - 919 864 796 732 長期有利子負債 264 293 83 773 - - - 773 711 648 590 その他 131 280 519 145 - - - 145 153 148 142 純資産 2,410 1,872 4,559 6,274 - - - 6,274 6,186 6,340 6,476 株主資本 1,961 1,121 3,552 5,356 - - - 5,356 5,301 5,542 5,719 評価換算差額 207 506 770 695 - - - 695 683 608 580 少数株主持分 242 244 236 224 - - - 224 202 190 176 負債資本合計 5,786 6,445 10,589 12,670 - - - 12,670 12,461 12,804 12,543 キャッシュフロー計算書(百万円) 営業活動によるCF -46 653 2,126 973 投資活動によるCF -168 1,129 -350 -2,608 財務活動によるCF 198 -746 579 797 財務諸表 有利子負債 583 951 393 1,023 1,023 961 898 836 ネットキャッシュ 2,619 1,892 4,692 3,191 3,191 2,493 2,948 2,340 ROA(総資産経常利益率) 8.7% - 18.8% ROE(自己資本純利益率) 16.3% - 31.8% 流動比率 160.1% 123.5% 153.9% 142.4% 142.4% 138.1% 136.3% 131.5% 固定比率 46.8% 92.6% 51.7% 80.5% 80.4% 83.4% 82.6% 87.7% 自己資本比率 37.5% 25.2% 40.8% 47.7% 47.8% 48.0% 48.0% 50.2% 期初会予 出所:会社資料よりSR作成 会計基準を変更し、2014年9月期より遡及適用:従来、アドテクノロジー関連の収益認識基準は実際と1か月のずれ(例えば6~8月の売上を Q4(7~9月)に計上)があった。2015年9月期決算発表時に、事業実態をより適切に財務諸表へと反映させるために会計方針を変更(ずれ がなくなった)し、2014年9月期より遡及適用して業績を発表した
直近更新内容
概略
2016年8月9日、株式会社VOYAGE GROUPへの取材を踏まえてレポートを更新した。 2016年7月22日、同社は、2016年9月期第3四半期決算、及び通期業績予想修正を発表した。 (決算短信へのリンクはこちら、業績予想修正へのリンクはこちら、詳細は2016年9月期第3四半期決算の項目を参 照) 2016年7月14日、同社は、インターネット広告配信におけるブランド保護・不正広告対策ツールを提供する Momentum株式会社株式を追加取得し、持分法適用関連会社化することを決議したことを発表した。 (リリースへのリンクはこちら) 株式取得の背景 業界環境 インターネット広告配信においては、動画広告出稿に動きがみられ始める一方、従来はTV広告への出稿を主とし ていたナショナルクライアント及びブランド系広告主が、インターネット広告へ円滑に出稿を行うための配信環 境・ルールの整備が求められている。 Momentum社 Momentum社は、ページ単位での広告出稿先のコンテキスト解析、文脈判断からの適切な広告の表示判定を可能 とする基礎技術を有しており、広告配信と自然言語処理を組み合わせた独自のアルゴリズムを開発、不適切な広 告出稿を回避し、広告主のブランドを保護するサービスや、広告詐欺を未然に防止するサービスを提供している。 また、大手DSPと接続しフィルタリング機能の提供を行う一方、自動車・不動産・食品のブランド系広告主と直接 取引を行うなど実績を積上げ、広告主が出稿する際の課題解決にも取り組んでいる。 株式取得の概要 Momentum社の資本金は51百万円、設立は2014年3月25日。同社は既に子会社を通じて70株(0.5%)を保有して おり、追加取得する株式数は3,086株(20.0%)と合わせて、20.5%の議決権を有することになる。同社では持分 法適用関連会社化に伴い、同社取締役である古谷和幸氏がMomentum社の取締役となる予定である。業績への影 響は、現時点では軽微であると見込んでいるが中長期的な業績向上に繋がると考えているとしている。年月日 社名 投資金額 出資比率 事業概要 2014年12月 メルメディア 32 65.0% 合弁会社設立 「朝時間.jp」などコンテンツメディアの企画・運営 2015年02月 インテリッシュ 20 51.0% 合弁会社設立 プレミアムな広告枠を中心としたプライベートマーケットプレイスの企画、開発、運営 2015年04月 ドゥ・ハウス 226 22.3% 持分法適用関連会社化 サンプリングマーケティング事業 2015年04月 Kauli 1,478 100.0% 連結子会社化 2015年5月より連結。2015年12月末付けでfluctと合併 2015年06月 ログリー 300 22.6% 持分法適用関連会社化 ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」の運営 2015年06月 メディア・ヴァーグ 49 20.0% 持分法適用関連会社化 交通にまつわるコンテンツメディア「乗り物ニュース」等の運営 2015年07月 マーケティングアプリケーションズ 株式交換 35.6% 持分法適用関連会社化 市場調査、データ集計・レポート作成等マーケティング関連アプリケーションの提供 2015年10月 ゴールドスポットメディア 100 25.0% 持分法適用関連会社化 動画広告プラットフォームの提供 2015年11月 coconala - - 出資 知識・スキルのオンラインマーケットを運営 2016年01月 FinTech Lab - - 新設 金融領域におけるテクノロジーを活用したイノベーションの研究開発 2016年01月 SYNC GAMES 50 20.3% 持分法適用関連会社化 スマートフォン向けゲーム関連事業 2016年01月 IT Realize - - 出資 クレジットカード一括管理アプリ「CRECO」を運営(FinTech領域のベンチャー企業) 2016年03月 Repro - - 出資 モバイルアプリ向けマーケティングツールの提供 2016年03月 TORICO - - 出資 マンガに特化した各種サービスを運営 2016年03月 ゴールドスポットメディア 450 100.0% 追加出資、完全子会社化 動画広告プラットフォームの提供 2016年03月 maneoマーケット - - 出資 ソーシャルレンディングサービス運営(FinTech領域のベンチャー企業) 2016年05月 JION - - 出資 大人の男のライフスタイルを提案するオンラインメディア「JION」を運営 2016年06月 Umami - - 出資 飲食店のインバウンド対策アプリ「Umami」など訪日外国人観光客対応サービスを提供 2016年07月 Fuller - - 出資 スマートフォンアプリ他社分析ツール、同自社分析ツールなどを開発・運営 2016年07月 IROYA - - 出資 Eコマース&セレクトショップ「IROZA」等を展開するアパレルITベンチャー 2016年07月 Momentum 60 20.5% 追加出資、持分法適用関連会社化 インターネット広告配信におけるブランド保護・不正広告対策ツールを提供 出所:会社資料よりSR作成 2016年5月11日、株式会社VOYAGE GROUPへの取材を踏まえてレポートを更新した。 3か月以上経過した会社発表はニュース&トピックスへ
業績動向
四半期実績推移
旧会計方針 新会計方針
損益計算書 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4会予 売上高 2,123 2,356 2,552 2,825 3,524 4,052 3,749 3,896 4,423 4,590 4,283 4,433 4,988 5,230 4,940 5,092 YoY 0.6% 15.7% 31.7% 37.7% - - - - 25.5% 13.3% 14.2% 13.8% 12.8% 13.9% 15.3% 14.9% 売上総利益 812 878 1,011 1,143 1,494 1,617 1,417 1,498 1,724 1,715 1,560 1,561 1,669 1,600 1,528 総利益率 38.3% 37.3% 39.6% 40.4% 42.4% 39.9% 37.8% 38.4% 39.0% 37.4% 36.4% 35.2% 33.5% 30.6% 30.9% 販管費 805 647 860 995 1,013 993 1,036 1,037 1,101 1,107 1,100 1,014 1,070 1,124 1,243 人件費 454 450 463 465 497 482 534 532 555 528 603 596 594 577 630 広告宣伝費 89 82 140 180 206 177 194 135 158 195 117 123 156 168 136 のれん償却額 2 2 2 2 2 2 2 2 1 0 23 34 34 32 46 リサーチパネル事業 67 63 79 57 73 80 83 78 80 83 73 - - - -その他 190 48 175 288 234 250 223 289 307 300 283 259 285 345 430 YoY -1.8% -22.7% 1.7% 26.4% - - - - 8.7% 11.5% 6.2% -2.2% -2.9% 1.5% 13.0% 販管費比率 37.9% 27.5% 33.7% 35.2% 28.7% 24.5% 27.6% 26.6% 24.9% 24.1% 25.7% 22.9% 21.4% 21.5% 25.2% 営業利益 8 231 150 147 481 624 381 461 623 608 460 547 600 476 285 357 YoY - - - - 29.6% -2.6% 20.7% 18.6% -3.8% -21.7% -38.1% -34.8% 営業利益率 0.4% 9.8% 5.9% 5.2% 13.6% 15.4% 10.2% 11.8% 14.1% 13.2% 10.7% 12.3% 12.0% 9.1% 5.8% 7.0% のれん償却前営業利益 8 231 150 159 483 626 383 463 625 608 483 581 633 508 331 YoY 29.4% -2.8% 26.1% 25.5% 1.4% -16.4% -31.5% 営業利益率 0.4% 9.8% 5.9% 5.6% 13.7% 15.4% 10.2% 11.9% 14.1% 13.3% 11.3% 13.1% 12.7% 9.7% 6.7% 営業外損益 -7 3 9 -24 23 35 -1 -8 -75 -32 -95 -77 -25 金融収支 5 -1 3 3 2 - 7 2 5 - 9 -0 為替差損益 -3 4 -4 -8 35 43 -1 14 -16 3 -3 -持分法投資損益 -19 -2 5 -6 -7 -10 -6 -23 -47 -35 -35 -13 その他 10 2 5 -14 -7 2 -1 -2 -16 0 -66 -63 経常利益 529 484 633 357 484 657 607 452 473 567 381 208 331 YoY - - - - 35.9% -4.0% 26.7% -2.3% -13.7% -37.2% -54.0% -30.0% 特別損益 -19 - -14 7 -3 -3 -11 -13 348 11 -2 35 法人税等 -201 - - - - -252 -216 -210 -233 -206 -155 -87 少数株主損益 0 - - - - 9 15 12 12 22 12 14 当期利益 310 - - - - 410 395 206 635 395 237 122 96 YoY - - - -3.8% -40.0% -40.8% -84.9% 当期利益率 11.0% - - - - 9.3% 8.6% 4.8% 14.3% 7.9% 4.5% 2.5% 1.9%
セグメント別 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4会予 売上高 2,123 2,356 2,552 2,825 3,524 4,052 3,749 3,896 4,423 4,590 4,283 4,433 4,988 5,230 4,940 5,092 アドテクノロジー事業(同) 813 918 1,047 1,288 1,647 2,053 1,854 2,011 2,459 2,533 2,342 2,497 2,874 3,264 3,129 サプライサイド 364 498 650 796 1,030 1,364 1,285 1,384 1,725 1,801 1,742 1,824 1,939 2,243 2,281 fluct SSP (PC) 165 287 338 377 452 567 507 493 528 520 494 490 593 635 596 fluct SSP (スマートフォン) 199 212 312 420 577 797 777 890 1,196 1,281 1,211 1,287 1,319 1,596 1,657 fluctの配信imp数(億) 250 224 341 443 493 568 607 705 721 761 739 729 752 813 928 eCPM(推定) 14.6 22.2 19.1 18.0 20.9 24.0 21.2 19.6 23.9 23.7 23.1 24.4 25.4 27.5 24.3 デマンドサイド 68 55 93 85 339 509 407 459 574 591 597 700 1,055 1,250 1,048 その他 443 425 390 480 424 375 311 305 276 258 132 116 83 88 76 セグメント内相殺 -63 -62 -88 -76 -147 -198 -150 -139 -118 -118 -130 -145 -206 -319 -278 メディア事業(内部取引含む) 1,219 1,385 1,391 1,503 1,816 2,012 1,898 1,873 1,935 2,016 1,838 1,903 1,996 1,866 1,715 自社メディア事業 1,135 1,302 1,306 1,383 1,555 1,658 1,532 1,490 1,481 1,543 1,451 1,520 1,624 1,526 1,461 ECナビ・PeX 800 894 908 907 1,006 1,105 1,059 1,065 1,117 1,109 1,157 1,197 1,305 1,239 1,216 その他自社メディア 335 408 398 476 548 553 473 424 363 434 293 323 319 286 245 自社メディア以外 84 83 85 120 261 354 366 383 454 473 387 383 372 340 252 QAU 86 90 92 93 98 101 103 104 103 109 110 110 112 111 106 推定ARPU(四半期ベース) 330 363 355 371 397 410 372 360 360 354 330 345 363 344 345 その他事業(同) 246 256 283 234 343 283 283 266 273 234 231 132 212 181 173 YoY 0.6% 15.7% 31.7% 37.7% 25.5% 13.3% 14.2% 13.8% 12.8% 13.9% 15.3% 14.9% アドテクノロジー事業(同) -20.4% 2.8% 28.1% 52.0% 49.3% 23.4% 26.3% 24.2% 16.9% 28.9% 33.6% サプライサイド 67.5% 32.0% 35.6% 31.8% 12.4% 24.5% 30.9% fluct SSP (PC) -3.7% 70.7% 164.2% 181.5% 16.8% -8.3% -2.6% -0.6% 12.3% 22.1% 20.6% fluct SSP (スマートフォン) 666.8% 398.0% 256.9% 163.0% 107.3% 60.7% 55.9% 44.6% 10.3% 24.6% 36.8% fluctの配信imp数(億) 258.1% 80.8% 45.9% 55.7% 46.2% 34.0% 21.7% 3.4% 4.3% 6.8% 25.6% eCPM(推定) -48.4% 31.0% 106.8% 74.4% 14.5% -1.4% 9.0% 24.2% 6.3% 16.0% 5.2% デマンドサイド 69.3% 16.1% 46.7% 52.5% 83.8% 111.5% 75.5% その他 -34.9% -31.2% -57.6% -62.0% -69.9% -65.9% -42.4% メディア事業(内部取引含む) 8.6% 25.7% 36.0% 35.5% 6.6% 0.2% -3.2% 1.6% 3.2% -7.4% -6.7% 自社メディア事業 11.8% 29.9% 38.2% 36.2% -4.8% -6.9% -5.3% 2.0% 9.7% -1.1% 0.7% ECナビ・PeX 15.9% 29.3% 30.2% 30.8% 11.0% 0.4% 9.3% 12.4% 16.8% 11.7% 5.1% その他自社メディア 3.0% 31.2% 60.5% 47.7% -33.8% -21.5% -38.1% -23.8% -12.1% -34.1% -16.4% 自社メディア以外 -21.5% -16.5% 9.3% 28.6% 74.0% 33.6% 5.7% - -18.0% -28.0% -34.9% その他事業(同) 43.8% 7.6% 9.6% -6.6% -20.3% -17.3% -18.4% -50.4% -22.5% -22.5% -25.0% 営業利益 8 231 150 147 481 624 381 461 623 608 460 547 600 476 285 357 アドテクノロジー事業(同) 13 93 92 78 225 378 187 261 377 384 243 301 317 315 157 メディア事業(内部取引含む) 42 176 73 121 275 275 191 200 233 252 243 255 280 160 104 その他事業(同) -47 -38 -15 -51 -19 -30 3 -1 12 -29 -27 -10 3 0 25 営業利益率 0.4% 9.8% 5.9% 5.2% 13.6% 15.4% 10.2% 11.8% 14.1% 13.2% 10.7% 12.3% 12.0% 9.1% 5.8% 7.0% アドテクノロジー事業(同) 1.6% 10.2% 8.8% 6.0% 13.7% 18.4% 10.1% 13.0% 15.3% 15.2% 10.4% 12.1% 11.0% 9.7% 5.0% メディア事業(内部取引含む) 3.5% 12.7% 5.3% 8.0% 15.1% 13.7% 10.1% 10.7% 12.0% 12.5% 13.2% 13.4% 14.0% 8.6% 6.1% 従業員数 277 266 254 255 261 264 290 289 292 291 342 285 277 270 299 アドテクノロジー事業 53 48 49 48 49 55 68 74 75 76 121 115 113 112 139 メディア事業 83 87 94 96 99 101 114 110 106 101 106 106 101 97 97 その他 102 94 79 76 75 71 72 71 74 74 72 19 19 18 20 全社(共通) 39 37 32 35 38 37 36 34 37 40 43 45 44 43 43 エンジニア・制作 - - - 132 136 135 133 152 151 145 138 147 営業・コンサルタント - - - 53 52 51 49 74 69 68 67 84 バックオフィス - - - 28 27 27 30 36 33 34 34 34 マネジメント - - - 21 19 21 22 25 26 23 24 27 海外現地雇用 - - - 56 55 58 57 55 6 7 7 7 出所:会社資料よりSR作成
2016年9月期第3四半期決算(2016年7月22日発表)
▶ Q3:アドテクのシェア獲得への方針転換(Q2)による粗利減、メディアのリニューアル悪影響が継続。下方修正 ▶ アドテク:前同比増収基調継続。粗利率への影響あるが、方針転換によりデマンドサイドの「面の拡大」が進む 営業利益率低下:収益性の低い「面の拡大」部分が増えたことで粗利構成が悪化、成長への先行費用も増加 成長戦略:垂直統合を目指し、デマンドサイドの機能強化、動画広告市場拡大に向けた連携等の戦略が進展 ▶ メディア:サイトリニューアルによる混乱収束後も、熊本地震での広告自粛や会員数減少等の影響を受ける 営業利益率低下:売上減に加えて、新システム稼働による開発費費用化(稼働前は資産計上)の影響もあり ▶ 下方修正:アドテクのシェア拡大に向けた方針転換、メディアのリニューアル後混乱長期化が影響か ▶ FY09/17:下期基調をベースに売上の積上げ図る。利益は増収効果が期待できるが人材投資・のれん等の費用増も 四半期売上高(上表)営業利益(下表)推移(百万円)(FY09/14より新会計方針) 1,122 1,102 1,023 1,109 1,219 1,385 1,391 1,503 1,816 2,012 1,898 1,873 1,935 2,016 1,838 1,903 1,996 1,866 1,715 1,022 893 817 847 813 918 1,047 1,288 1,647 2,053 1,854 2,011 2,459 2,533 2,342 2,497 2,874 3,264 3,129 2,111 2,037 1,938 2,051 2,123 2,356 2,552 2,825 3,524 4,052 3,749 3,896 4,423 4,590 4,283 4,433 4,988 5,230 4,940 -10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 Q1FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
メディア アドテクノロジー その他インターネット関連 内部取引・調整 売上高前年同期比(右軸) (JPYmn) 127 79 17 19 42 176 73 121 275 275 191 200 233 252 243 255 280 160 104 95 58 20 51 13 93 92 78 225 378 187 261 377 384 243 301 317 315 157 94 8 -93 -6 8 231 150 147 481 624 381 461 623 608 460 547 600 476 285 -5% 0% 5% 10% 15% 20% -200 0 200 400 600 800 Q1
FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
メディア アドテクノロジー その他インターネット関連 営業利益率(右軸) (JPYmn) 9.2% 6.4% 2.4% 6.0% 1.6% 10.2% 8.8% 6.0% 13.7% 18.4% 10.1% 13.0% 15.3% 15.2% 10.4% 12.1% 11.0% 9.7% 5.0% 11.3% 7.2% 1.7% 1.7% 3.5% 12.7% 5.3% 8.0% 15.1% 13.7% 10.1% 10.7% 12.0% 12.5% 13.2% 13.4% 14.0% 8.6% 6.1% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 20% Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 アドテクノロジー事業営業利益率 メディア事業営業利益率 出所:会社資料よりSR作成 業績概要 Q3:アドテクのシェア獲得への方針転換(Q2)による粗利減、メディアのリニューアル悪影響が継続。下方修正 第3四半期(Q3)の業績は、前同比15.3%増の売上高4,940百万円と14四半期連続で二桁成長を継続、アドテクノ ロジー事業が業績を引き続き牽引した。しかしながら、1)アドテクノロジー事業:デマンドサイドでシェア確保 の戦略にQ2に転換し、競争環境の厳しい低収益性部分の売上構成が増加したこと、2)同:人員増・インフラ投資・ のれん償却等の先行投資が増加したこと、3)メディア事業:自社メディア「PeX」のシステムリニューアルに伴
の影響を受けたこと、などにより営業利益は前同比38%減、営業利益率は同5.0pt低下した。 通期業績下方修正 売上及び販管費は期初予想の範囲内だが、粗利率が想定以上に悪化 同社ではQ3の結果を踏まえて期初通期予想(レンジ方式)の下方修正を発表した。売上高については期初予想の レンジ内で進捗しているものの、上記要因により粗利率が期初想定以上に低下したことで営業利益は従来予想 (2,000~2,400百万円)から283~683百万円減益(14.2%~28.5%減)の1,717百万円へと下方修正するに至った。 また、販管費は2016年9月期今期経営方針に基づいた先行投資の実施により、想定通りに計上される見込みである としている。セグメント別には以下。 アドテクノロジー事業 売上はサプライサイドにおける積極的な媒体社の開拓、デマンドサイドではプロダクトラインの強化により計画 を上回って進捗しているものの、デマンドサイドにおける競争環境が当初想定より激しく、市場シェア確保に方 針を転換したこともあって粗利率が低下し計画を下回った。一方、販管費は積極的な人材採用、インフラ投資や M&A等の先行投資を進めており、想定通りに計上される見通しであるとのこと。 メディア事業 売上はPC向け広告商材やリサーチ商材での落ち込みを新規メディアやスマートフォン向け商材で補いきれずに計 画を下回り、売上減少に伴い粗利額も低下する見通し。販管費は生産性向上に努めた結果、計画より抑制が図ら れてはいるものの、粗利額の減少を補うまでには至らないとしている。 修正計画
損益計算書 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 前回比 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 1,749 ~ -251 18,500 ~ 20,500 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% - 16.5% 14.2% 9.5% ~ -1.2% 4.3% ~ 15.6% 営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 -283 ~ -683 2,000 ~ 2,400 YoY -99.6% 24,423.2% 250.6% 16.9% - 14.8% -23.3% -14.2% ~ -28.5% -10.6% ~ 7.2% 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% 経常利益 4 529 1,891 2,149 1,959 2,189 1,488 -512 ~ -912 2,000 ~ 2,400 YoY - 13,093.5% 257.3% 13.7% - 11.7% -32.0% -25.6% ~ -38.0% -8.6% ~ 9.6% 経常利益率 0.0% 5.4% 12.6% 12.2% 12.9% 12.3% 7.3% 10.8% ~ 11.7% 当期利益 -152 310 1,114 - 1,134 1,647 850 -350 ~ -650 1,200 ~ 1,500 YoY - - 259.8% - - 45.2% -48.4% -29.2% ~ -43.3% -27.1% ~ -8.9% 当期利益率 -1.9% 3.1% 7.4% - 7.5% 9.3% 4.2% 6.5% ~ 7.3%
セグメント別 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 前回比 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 1,749 ~ -251 18,500 ~ 20,500 アドテクノロジー事業(同) 3,579 4,066 7,393 9,727 7,566 9,833 メディア事業(内部取引含む) 4,356 5,499 7,597 7,672 7,600 7,694 その他事業(同) 917 1,018 1,177 871 1,177 872 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% - 16.5% 14.2% 9.5% ~ -1.2% 4.3% ~ 15.6% アドテクノロジー事業(同) 13.6% 81.8% 31.6% - 30.0% メディア事業(内部取引含む) 26.2% 38.2% 1.0% - 1.2% その他事業(同) 11.0% 15.5% -26.0% - -25.9% 営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 1,949 ~ 1,717 2,000 ~ 2,400 アドテクノロジー事業(同) 223 275 987 1,282 1,052 1,306 メディア事業(内部取引含む) 242 413 938 969 942 984 その他事業(同) -462 -152 -45 -53 -45 -53 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% アドテクノロジー事業(同) 6.2% 6.8% 13.4% 13.2% 13.9% 13.3% メディア事業(内部取引含む) 5.5% 7.5% 12.3% 12.6% 12.4% 12.8% その他事業(同) -50.4% -14.9% -3.8% -6.1% -3.8% -6.1% YoY - - 250.6% 16.9% 14.8% -23.3% -14.2% ~ -28.5% -10.6% ~ 7.2% アドテクノロジー事業(同) 23.6% 258.5% 29.8% 24.2% メディア事業(内部取引含む) 70.7% 127.3% 3.3% 4.5% 出所:会社資料よりSR作成
458 450 470 425 454 450 463 465 497 482 534 532 555 528 603 596 594 577 630 94 125 108 98 89 82 140 180 206 177 194 135 158 195 117 123 156 168 136 195 195 197 207 190 48 175 288 234 250 223 289 307 300 283 259 285 345 430 819 837 846 788 805 647 860 995 1,013 993 1,036 1,037 1,101 1,107 1,100 1,014 1,070 1,124 1,243 43.2% 41.5% 38.9% 38.1% 38.3% 37.3% 39.6% 40.4% 42.4% 39.9% 37.8% 38.4% 39.0% 37.4% 36.4% 35.2% 33.5% 30.6% 30.9% -30% -20% -10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3
人件費 広告宣伝費及び販促費 のれん償却費 その他販管費 売却したリサーチパネル事業 営業利益率(右軸) 粗利率(右軸) (JPYmn) 出所:会社資料よりSR作成 2017年9月期に向けて 2017年9月期はアドテクノロジー事業におけるQ2の方針転換、メディア事業のシステムリニューアルに伴う混乱 を踏まえると、2016年9月期下期をベースに業績を組み立てていくのが適当とみられる。 アドテクノロー事業においては、1)サプライサイドでは拡大が見込まれる動画広告市場対応強化による市場シェ アの更なる拡大を目指している点、2)デマンドサイドでは市場環境激化による粗利率低下はある程度底を打ち、 増収効果が着実に表れてくるかどうか、3)人材投資やM&Aなど先行費用を含めた販管費の動向、に注目したい。 メディア事業では、a)自社メディアの収益性回復動向、b)リサーチ事業の底打ち改善が見られるか、c)新規メ ディアを含めてその他自社メディアの収益への寄与、に注目したいと考える。 アドテクノロジー事業 業績推移(百万円)(FY09/14より新会計方針) 1,022 893 817 847 813 918 1,047 1,288 1,647 2,053 1,854 2,011 2,459 2,533 2,342 2,497 2,874 3,264 3,129 95 58 20 51 13 93 92 78 225 378 187 261 377 384 243 301 317 315 157 9.2% 6.4% 2.4% 6.0% 1.6% 10.2% 8.8% 6.0% 13.7% 18.4% 10.1% 13.0% 15.3% 15.2% 10.4% 12.1% 11.0% 9.7% 5.0% 0% 4% 8% 12% 16% 20% 24% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 Q1
FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
売上高(内部取引含む) 営業利益 営業利益率(右軸) (JPYmn) 出所:会社資料よりSR作成 ▶ アドテク:前同比増収基調継続。粗利率への影響あるが、方針転換によりデマンドサイドの「面の拡大」が進む ▶ 営業利益率低下:収益性の低い「面の拡大」部分が増えたことで粗利構成が悪化、成長への先行費用も増加 サプライサイド・デマンドサイドとも個別サービス毎の粗利率に大きな変化・傾向はみられない模様 ▶ サプライサイド:「fluct」が順調に拡大。継続的な営業及びシステム強化も寄与 ▶ 成長戦略:垂直統合を目指し、デマンドサイドの機能強化、動画広告市場拡大に向けた連携等の戦略が進展 布石:動画広告では4月のGSM完全子会社化、8月のTubeMogul社との連携 布石:5月にDoubleClick Ad Exchangeのアプリ内広告提供開始、7月にMomuntum社を持分法適用関連会社化 ▶ FY09/17:サプライサイド・デマンドサイトとも増収を見込む。動画広告拡大は対応が進む同社にとって追風か
率25%)化していたが、2016年3月に追加出資を行い100%子会社化した。GSMはリッチメディア広告や動画広告の制作及び配信プラット フォームを提供しており、自動車や消費財など多くの大手ナショナルクライアントで利用されている。強みは動画広告の第三者配信技術と、 ブランド系の広告先と構築した関係とのこと TubeMogul社(NASDAQ: TUBE):デジタルブランディングのエンタープライズソフトウェアを提供。TubeMogulのプラットフォームを利 用して操作を単純化することで、広告主はデータの透明度の向上、リアルタイムデータの活用といった動画広告予算のコントロール性を大 幅に向上させ、ブランド広告の目的を達成できるようになる。 SSP「fluct」の提携メディアは、動画コンテンツをもたなくても、SSP「fluct」の広告タグを設置するだけで、動画広告による収益化が可能 になる。同社は国内外問わず動画広告を取り扱うデマンドパートナー各社との提携を進めており、動画広告のプログラマティック取引を推 進することで、より高い広告配信を実現し、提携メディアの収益拡大に取り組むとともに、業績拡大を目指している。 Momentum社:2016年7月21日付で持分法適用関連会社化し、ナショナルクライアント、ブランド系広告の出稿量拡大に向けた取組を強化。 Momentum社は広告主がインターネット広告を安全に効率よく出稿できる世界の実現を目指し、広告出稿におけるブランド保護機能、広告 不正対策機能など独自技術を開発提供している。同社はSSP「fluct」に同機能を取り込むことで、サプライサイド・デマンドサイドにおけ る差別化を図る考え 売上高(上)及びSSP売上高(下) 197 210 215 293 364 498 650 796 1,030 1,364 1,285 1,384 1,725 1,801 1,742 1,824 1,939 2,243 2,281 24 48 83 84 68 55 93 85 339 509 407 459 574 591 597 700 1,055 1,250 1,048 -27 -44 -72 -76 -63 -62 -88 -76 -147 -198 -150 -139 -118 -118 -130 -145 -206 -319 -278 0 0 0 0 0 0 0 -500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 サプライサイド デマンドサイド その他 セグメント内相殺 134 165 287 338 377 452 567 507 493 528 520 494 490 593 635 596 26 43 87 160 199 212 312 420 577 797 777 890 1,196 1,281 1,211 1,287 1,319 1,596 1,657 197 210 215 294 364 498 650 797 1,029 1,364 1,284 1,383 1,724 1,801 1,705 1,777 1,912 2,231 2,253 17% -8% -3% -1% 12% 22% 21% 107% 61% 56% 45% 10% 25% 37% -100% -50% 0% 50% 100% 150% 200% 0 400 800 1,200 1,600 2,000 2,400 Q1
FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4 SSP(PC) SSP(スマートフォン) YoY(PC、右軸) YoY(スマートフォン、右軸) (JPYmn) SSP配信imp数 70 124 234 284 250 224 341 443 493 568 607 705 721 761 739 729 752 813 928 46.2% 34.0% 21.7% 3.4% 4.3% 6.8% 25.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 200 400 600 800 1,000 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 インプレッション数 YoY(右軸)
(100mn)
業績推移(百万円)(FY09/14以降は新会計方針) 1,122 1,102 1,023 1,109 1,219 1,385 1,391 1,503 1,816 2,012 1,898 1,873 1,935 2,016 1,838 1,903 1,996 1,866 1,715 127 79 17 19 42 176 73 121 275 275 191 200 233 252 243 255 280 160 104 11.3% 7.2% 1.7% 1.7% 3.5% 12.7% 5.3% 8.0% 15.1% 13.7% 10.1% 10.7% 12.0% 12.5% 13.2% 13.4% 14.0% 8.6% 6.1% 0% 4% 8% 12% 16% 20% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 Q1
FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
売上高(内部取引含む) 営業利益 営業利益率(右軸) (JPYmn) 出所:会社資料よりSR作成 ▶ メディア:サイトリニューアルによる混乱収束後も、熊本地震での広告自粛や会員数減少等の影響を受ける ▶ 営業利益率低下:売上減に加えて、新システム稼働による開発費費用化(稼働前は資産計上)の影響もあり ▶ Q4:Q3比で売上・利益とも回復する見通し。但し、本格的な回復は2017年9月期以降となるとみられる ▶ FY09/17:自社メディア及び新規メディアの売上拡大、リサーチパネルの底打ち回復を期待 売上高(上)及び自社メディア内訳(下) 1,015 1,003 945 1,016 1,135 1,302 1,306 1,383 1,555 1,658 1,532 1,490 1,481 1,543 1,451 1,520 1,624 1,526 1,461 107 99 78 93 84 83 85 120 261 354 366 383 454 473 387 383 372 340 252 1,122 1,102 1,023 1,109 1,219 1,385 1,391 1,503 1,816 2,012 1,898 1,873 1,935 2,016 1,838 1,903 1,996 1,866 1,715 -10% 0% 10% 20% 30% 40% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 自社メディア 自社メディア以外 YoY(右軸) (JPYmn) 690 691 697 694 800 894 908 907 1,006 1,105 1,059 1,065 1,117 1,109 1,157 1,197 1,305 1,239 1,216 325 311 248 322 335 408 398 476 548 553 473 424 363 434 293 323 319 286 245 1,015 1,003 945 1,016 1,135 1,302 1,306 1,383 1,555 1,658 1,532 1,490 1,481 1,543 1,451 1,520 1,624 1,526 1,461 -10% 0% 10% 20% 30% 40% 0 400 800 1,200 1,600 2,000 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 ECナビ・PeX その他 YoY(右軸) (JPYmn) QAU 0.78 0.83 0.81 0.82 0.86 0.90 0.92 0.93 0.98 1.01 1.03 1.04 1.03 1.09 1.10 1.10 1.12 1.11 1.06 -5% 0% 5% 10% 15% 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 Q1
FY09/12 Q3 FY09/13Q1 Q3 FY09/14Q1 Q3 FY09/15Q1 Q3 FY09/16Q1 Q3 QAU YoY(右軸)
(million)
業績推移(上)、売上(下左)及び営業利益(下右)(百万円)(FY09/14以降は新会計方針) 171 238 258 251 246 256 283 234 343 283 283 266 273 234 231 132 212 181 173 -128 -129 -130 -76 -47 -38 -15 -51 -19 -30 3 -1 12 -29 -27 -10 3 0 25 44% 8% 10% -7% -20% -17% -18% -23% -22% -25% 0% 25% 50% 75% -150 0 150 300 450 Q1
FY09/12 Q2 Q3 Q4 FY09/13Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/14Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
売上高 営業損益 売上高前年同期比(右軸) (JPYmn) 20 5 20 9 33 19 37 28 54 41 53 90174 146 152 171 238 258 251 225 249 262 234 310 263 246 238 218 193 177 41 37 35 21 171 238258 251 246 256 283 234 343 283 283266 273 234 231 132 212 181 173 0 50 100 150 200 250 300 350 400 Q1
FY09/12 FY09/13Q1 FY09/14Q1 FY09/15Q1 FY09/16Q1 サポーターズ/VOYAGE SYNC GAMES 撤退/売却/その他
(JPYmn) -5 -5 8 -3 14 3 13 0 17 6 20 7 8 4 13 7 36 -128-129-126 -71-57 -36 -30 -55-33 -30 -14 -8 -9 -37 -35-14 -12 -7 -13 -140 -120 -100-80 -60 -40 -200 20 40 60 Q1
FY09/12 FY09/13Q1 FY09/14Q1 FY09/15Q1 FY09/16Q1 サポーターズ/VOYAGE SYNC GAMES 撤退/売却/その他
(JPYmn)
出所:会社資料よりSR作成
▶ 新卒採用支援事業「サポーターズ」ゲームパブリッシング事業「VOYAGE SYNC GAMES」の2社が順調に業績伸長
▶ 営業利益:事業撤退・売却進み四半期営業利益は事業構造的に黒字定着傾向。利益規模は広告宣伝の多寡に影響 2016年9月期における主要な出資及び合弁企業設立等 同社は年率20%成長に向けて2016年9月期を「中長期での成長のためにM&Aを含め積極的に投資を行っていく」期 と位置づけている。アドテクノロジー事業では既存領域の市場シェア拡大と、今後の成長可能性の高い分野への 投資が、メディア事業ではメディア数の拡大に向けた投資が実行されるとみられる。下表はその一覧である。 2016年9月期の主要な出資及び合弁企業設立一覧(百万円) 年月日 社名 投資金額 出資比率 事業概要 2014年12月 メルメディア 32 65.0% 合弁会社設立 「朝時間.jp」などコンテンツメディアの企画・運営 2015年02月 インテリッシュ 20 51.0% 合弁会社設立 プレミアムな広告枠を中心としたプライベートマーケットプレイスの企画、開発、運営 2015年04月 ドゥ・ハウス 226 22.3% 持分法適用関連会社化 サンプリングマーケティング事業 2015年04月 Kauli 1,478 100.0% 連結子会社化 2015年5月より連結。2015年12月末付けでfluctと合併 2015年06月 ログリー 300 22.6% 持分法適用関連会社化 ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」の運営 2015年06月 メディア・ヴァーグ 49 20.0% 持分法適用関連会社化 交通にまつわるコンテンツメディア「乗り物ニュース」等の運営 2015年07月 マーケティングアプリケーションズ 株式交換 35.6% 持分法適用関連会社化 市場調査、データ集計・レポート作成等マーケティング関連アプリケーションの提供 2015年10月 ゴールドスポットメディア 100 25.0% 持分法適用関連会社化 動画広告プラットフォームの提供 2015年11月 coconala - - 出資 知識・スキルのオンラインマーケットを運営 2016年01月 FinTech Lab - - 新設 金融領域におけるテクノロジーを活用したイノベーションの研究開発 2016年01月 SYNC GAMES 50 20.3% 持分法適用関連会社化 スマートフォン向けゲーム関連事業 2016年01月 IT Realize - - 出資 クレジットカード一括管理アプリ「CRECO」を運営(FinTech領域のベンチャー企業) 2016年03月 Repro - - 出資 モバイルアプリ向けマーケティングツールの提供 2016年03月 TORICO - - 出資 マンガに特化した各種サービスを運営 2016年03月 ゴールドスポットメディア 450 100.0% 追加出資、完全子会社化 動画広告プラットフォームの提供 2016年03月 maneoマーケット - - 出資 ソーシャルレンディングサービス運営(FinTech領域のベンチャー企業) 2016年05月 JION - - 出資 大人の男のライフスタイルを提案するオンラインメディア「JION」を運営 2016年06月 Umami - - 出資 飲食店のインバウンド対策アプリ「Umami」など訪日外国人観光客対応サービスを提供 2016年07月 Fuller - - 出資 スマートフォンアプリ他社分析ツール、同自社分析ツールなどを開発・運営 2016年07月 IROYA - - 出資 Eコマース&セレクトショップ「IROZA」等を展開するアパレルITベンチャー 2016年07月 Momentum 60 20.5% 追加出資、持分法適用関連会社化 インターネット広告配信におけるブランド保護・不正広告対策ツールを提供 出所:会社資料よりSR作成
旧会計方針 新会計方針
損益計算書 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 18,500 ~ 20,500 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% - 16.5% 14.2% 4.3% ~ 15.6% 売上総利益 3,292 3,844 5,962 6,522 6,030 6,562 - - -総利益率 40.5% 39.0% 39.6% 37.1% 39.6% 37.0% - - -販管費 3,290 3,307 4,081 4,324 4,081 4,324 - - -YoY - 0.5% 23.4% 5.9% - 5.9% - - -販管費比率 40.4% 33.6% 27.1% 24.6% 26.8% 24.4% - - -営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 2,000 ~ 2,400 YoY -99.6% 24,423.2% 250.6% 16.9% - 14.8% -23.3% -10.6%~ 7.2% 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% のれん償却前営業利益 14 548 1,888 2,256 1,961 2,296 YoY 3,927.0% 244.2% 19.5% -13.1% 17.1% 営業利益率 0.2% 5.6% 12.5% 12.8% 12.9% 13.0% 営業外損益 2 -7 10 -49 10 -49 -229 - -金融収支 5 5 6 14 6 14 - - -為替差損益 -7 -3 28 40 28 40 - - -持分法投資損益 - -19 -10 -86 -10 -86 - - -その他 3 10 -13 -18 -13 -18 -229 - -経常利益 4 529 1,891 2,149 1,959 2,189 1,488 2,000 ~ 2,400 YoY - 13,093.5% 257.3% 13.7% - 11.7% -32.0% -8.6%~ 9.6% 経常利益率 0.0% 5.4% 12.6% 12.2% 12.9% 12.3% 7.3% 10.8% ~ 11.7% 特別損益 -21 -19 -11 321 -11 321 法人税等 102 201 776 - 824 912 税率 -589.5% 39.4% 41.3% - 42.3% 36.3% 少数株主損益 -32 0 10 - 10 49 当期利益 -152 310 1,114 - 1,134 1,647 850 1,200 ~ 1,500 YoY - - 259.8% - - 45.2% -48.4% -27.1%~ -8.9% 当期利益率 -1.9% 3.1% 7.4% - 7.5% 9.3% 4.2% 6.5% ~ 7.3%
セグメント別 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 18,500 ~ 20,500 アドテクノロジー事業(内部取引含む) 3,579 4,066 7,393 9,727 7,566 9,833 SSP (Fluct) 917 2,310 4,909 6,912 5,065 7,012 PC 601 1,167 1,987 2,047 2,021 2,034 スマートフォン 315 1,142 2,922 4,865 3,044 4,977 Fluctの配信imp数(億) 712 1,258 2,283 2,954 2,374 2,951 eCPM(推定) 12.9 18.4 21.5 23.4 21.3 23.8 SSP (Fluct) 以外 2,662 1,756 2,484 2,815 2,501 2,821 メディア事業(同) 4,356 5,499 7,597 7,672 7,600 7,694 自社メディア事業 3,979 5,127 6,234 - -ECナビ・PeX 2,773 3,509 4,233 - -その他自社メディア 1,207 1,618 2,001 - -マーケティングソリューション 377 372 1,363 - -QAU 81 90 101 - -推定ARPU(四半期ベース) 1,226 1,421 1,537 その他事業(同) 917 1,018 1,177 871 1,177 872 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% 16.5% 14.2% 4.3% ~ 10.8% アドテクノロジー事業(内部取引含む) 13.6% 81.8% 31.6% 30.0% SSP (Fluct) 152.0% 112.5% 40.8% 38.4% PC 94.1% 70.2% 3.0% 0.6% スマートフォン 262.2% 155.8% 66.5% 63.5% Fluctの配信imp数(億) 76.7% 81.5% 29.4% 24.3% eCPM(推定) 42.6% 17.1% 8.8% 11.4% SSP (Fluct) 以外 -34.0% 41.4% 13.3% 12.8% メディア事業(同) 26.2% 38.2% 1.0% 1.2% 自社メディア事業 28.8% 21.6% ECナビ・PeX 26.6% 20.6% その他自社メディア 34.1% 23.7% マーケティングソリューション -1.4% 266.6% QAU 11.2% 12.4% 推定ARPU(四半期ベース) 15.9% 8.2% その他事業(同) 11.0% 15.5% -26.0% -25.9% 営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 2,000 ~ 2,400 アドテクノロジー事業(内部取引含む 223 275 987 1,282 1,052 1,306 メディア事業(同) 242 413 938 969 942 984 その他事業(同) -462 -152 -45 -53 -45 -53 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% アドテクノロジー事業(内部取引含む 6.2% 6.8% 13.4% 13.2% 13.9% 13.3% メディア事業(同) 5.5% 7.5% 12.3% 12.6% 12.4% 12.8% 従業員数 273 255 289 285 289 285 アドテクノロジー事業 48 48 74 115 74 115 メディア事業 84 96 110 106 110 106 その他 97 76 71 19 71 19 全社(共通) 44 35 34 45 34 45 エンジニア・制作 - - 136 151 136 151 営業・コンサルタント - - 52 69 52 69 バックオフィス - - 27 33 27 33 マネジメント - - 19 26 19 26 海外現地雇用 - - 55 6 55 6 出所:会社資料よりSR作成
損益計算書 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16 (百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 前回比 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 1,749 ~ -251 18,500 ~ 20,500 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% - 16.5% 14.2% 9.5% ~ -1.2% 4.3% ~ 15.6% 営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 -283 ~ -683 2,000 ~ 2,400 YoY -99.6% 24,423.2% 250.6% 16.9% - 14.8% -23.3% -14.2% ~ -28.5% -10.6% ~ 7.2% 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% 経常利益 4 529 1,891 2,149 1,959 2,189 1,488 -512 ~ -912 2,000 ~ 2,400 YoY - 13,093.5% 257.3% 13.7% - 11.7% -32.0% -25.6% ~ -38.0% -8.6% ~ 9.6% 経常利益率 0.0% 5.4% 12.6% 12.2% 12.9% 12.3% 7.3% 10.8% ~ 11.7% 当期利益 -152 310 1,114 - 1,134 1,647 850 -350 ~ -650 1,200 ~ 1,500 YoY - - 259.8% - - 45.2% -48.4% -29.2% ~ -43.3% -27.1% ~ -8.9% 当期利益率 -1.9% 3.1% 7.4% - 7.5% 9.3% 4.2% 6.5% ~ 7.3%
セグメント別 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会予 前回比 期初会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 15,222 17,730 20,249 1,749 ~ -251 18,500 ~ 20,500 アドテクノロジー事業(同) 3,579 4,066 7,393 9,727 7,566 9,833 メディア事業(内部取引含む) 4,356 5,499 7,597 7,672 7,600 7,694 その他事業(同) 917 1,018 1,177 871 1,177 872 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% - 16.5% 14.2% 9.5% ~ -1.2% 4.3% ~ 15.6% アドテクノロジー事業(同) 13.6% 81.8% 31.6% - 30.0% メディア事業(内部取引含む) 26.2% 38.2% 1.0% - 1.2% その他事業(同) 11.0% 15.5% -26.0% - -25.9% 営業利益 2 536 1,881 2,198 1,949 2,238 1,717 1,949 ~ 1,717 2,000 ~ 2,400 アドテクノロジー事業(同) 223 275 987 1,282 1,052 1,306 メディア事業(内部取引含む) 242 413 938 969 942 984 その他事業(同) -462 -152 -45 -53 -45 -53 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.6% 8.5% 10.8% ~ 11.7% アドテクノロジー事業(同) 6.2% 6.8% 13.4% 13.2% 13.9% 13.3% メディア事業(内部取引含む) 5.5% 7.5% 12.3% 12.6% 12.4% 12.8% その他事業(同) -50.4% -14.9% -3.8% -6.1% -3.8% -6.1% YoY - - 250.6% 16.9% 14.8% -23.3% -14.2% ~ -28.5% -10.6% ~ 7.2% アドテクノロジー事業(同) 23.6% 258.5% 29.8% 24.2% メディア事業(内部取引含む) 70.7% 127.3% 3.3% 4.5% 出所:会社資料よりSR作成 同社は2016年7月22日に通期業績の下方修正を発表した。以下は期初計画の概要である。
2016年9月期の経営方針
年率20%成長に向け「中長期での成長のためにM&Aを含め積極的に投資を行っていく」期との位置づけ 同社は中期計画を公表していないが年率20%の売上成長を一つの目標としている。基本的な考え方は2016年9月期 においても変化はないが、2016年9月期は20%成長に向けて「中長期での成長のためにM&Aを含め積極的に投資を 行っていく」期と位置付けられている。重点投資エリアは下表のとおり、アドテクノロジー事業が主体で、1)既 存領域であるSSP市場でのシェア拡大を目指し、SSP以外のサービスも含めた総合的な提案力強化を、2)新規領 域では広告主からメディアの流れの中で、SSP以外の工程との垂直統合を推進していく、というもの。メディア事 業では、収益構造を更なる健全化を進めるとともに、新メディアの立上げに力を入れていく計画である。 重点投資エリア 新規領域 既存領域 アドテクノロジー事業 市場シェア拡大 垂直統合の推進 規模拡大 メディア数の拡大 メディア事業 その他インターネット関 規模拡大 新規事業の創出 出所:会社資料よりSR作成 M&Aの考え方 M&Aについては、従来と同様にアドテクノロジー事業・メディア事業の既存領域の「拡大」「成長」「深化」「補 完」に繋がる対象先の、優先順位が高いとみられる。同社では規模に関わらず、良質なM&A対象先があれば積極2015年9月期の主要な出資及び合弁企業設立一覧(百万円) 年月日 社名 投資金額 出資比率 事業概要 2014年12月 メルメディア 32 65.0% 合弁会社設立 「朝時間.jp」などコンテンツメディアの企画・運営 2015年02月 インテリッシュ 20 51.0% 合弁会社設立 プレミアムな広告枠を中心としたプライベートマーケットプレイスの企画、開発、運営 2015年04月 ドゥ・ハウス 226 22.3% 持分法適用関連会社化 サンプリングマーケティング事業 2015年04月 Kauli 1,478 100.0% 連結子会社化 2015年5月より連結。2015年12月末付けでfluctと合併 2015年06月 ログリー 300 22.6% 持分法適用関連会社化 ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」の運営 2015年06月 メディア・ヴァーグ 49 20.0% 持分法適用関連会社化 交通にまつわるコンテンツメディア「乗り物ニュース」等の運営 2015年07月 マーケティングアプリケーションズ 株式交換 35.6% 持分法適用関連会社 市場調査、データ集計・レポート作成等マーケティング関連アプリケーションの提供 2015年10月 ゴールドスポットメディア 100 25.0% 持分法適用関連会社化 動画広告プラットフォームの提供 出所:会社資料よりSR作成
数値目標について
旧会計方針 新会計方針損益計算書 FY09/12 FY09/13 FY09/14 FY09/15 FY09/15 FY09/15 FY09/14 FY09/15 FY09/16
(百万円) 連結 連結 連結 連結 会予 達成率 連結 連結 会予 売上高 8,139 9,858 15,046 17,563 18,000 97.6% 15,222 17,730 18,500 ~ 20,500 YoY 2.7% 21.1% 52.6% 16.7% 19.6% - 16.5% 4.3% ~ 15.6% 営業利益 2 536 1,881 2,198 2,300 95.6% 1,949 2,238 2,000 ~ 2,400 YoY -99.6% 24,423.2% 250.6% 16.9% 22.3% - 14.8% -10.6%~ 7.2% 営業利益率 0.0% 5.4% 12.5% 12.5% 12.8% 12.8% 12.6% 10.8% ~ 11.7% 経常利益 4 529 1,891 2,149 2,300 93.4% 1,959 2,189 2,000 ~ 2,400 YoY - 13,093.5% 257.3% 13.7% 21.7% - 11.7% -8.6%~ 9.6% 経常利益率 0.0% 5.4% 12.6% 12.2% 12.8% 12.9% 12.3% 10.8% ~ 11.7% 当期利益 -152 310 1,114 - 1,350 1,134 1,647 1,200 ~ 1,500 YoY - - 259.8% - - - 45.2% -27.1%~ -8.9% 当期利益率 -1.9% 3.1% 7.4% - 7.5% 7.5% 9.3% 6.5% ~ 7.3% 出所:会社資料よりSR作成 レンジ形式での業績予想:アドテクノロジー事業の事業環境の変化を慎重に考慮 2016年9月期の会社計画は、売上・利益項目とも範囲を示しての予想となっている。これは、主にアドテクノロジー 事業の業績の振れ幅が大きくなる可能性があることによるもの。市場拡大は見込むものの、競争環境による売上 総利益率への影響、先行投資負担、2015年8月期に起こったような一部広告主による広告費縮小などのリスクを慎 重に織り込んだものとSR社ではみている。 メディア事業については収益構造の強化が進められていることから収益は底堅く動き、その他インターネット関 連事業ではVOYAGE SYNC GAMES社やサポーターズ社の貢献による営業黒字化を見込んでいるとみられる。
先行投資負担:2017年9月期の業績貢献を目指して 将来的な成長に向けた先行的な投資負担については切り分けが難しいとの前提のもと、販管費ベースでは400百万 円ほど計画には織り込まれている模様である。ただ、当然ながら事業環境の変化等状況に応じて増減はあり得る としている。具体的な中身としては、優秀な人材の獲得、メディア事業における広告費の可能性(投資効果が見 込まれる状況になれば踏み込んでいく可能性あり)、2015年9月期に行われたM&A関連の費用増、といったもの。 M&A関連費用については、2016年9月期に行われるものは含まれていない。 また、これまで行ってきた先行投資も含めて2017年9月期には業績貢献を目指していきたいとしている。 当期利益の減益は2015年9月期の特殊要因によるもの また、当期利益が減益予想となっているが、これは2015年9月期に持分変動利益394百万円を特別利益として計上 したため。 以下、セグメント別の考え方をまとめてみたい。
アドテクノロジー事業
業績推移(百万円) 1,647 2,053 1,854 2,011 2,459 2,533 2,342 2,497 225 378 187 261 377 384 243 301 13.7% 18.4% 10.1% 13.0% 15.3% 15.2% 10.4% 12.1% 0% 4% 8% 12% 16% 20% 24% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 Q1FY09/14 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4
売上高(内部取引含む) 営業利益 営業利益率(右軸) 出所:会社資料よりSR作成 概要 アドテクノロジー事業の基本方針は、1)既存領域であるSSP市場でのシェア拡大を目指し、SSP以外のサービス も含めた総合的な提案力強化を、2)新規領域では広告主からメディアの流れの中で、SSP以外の工程との垂直統 合を推進していく、と考えられる。 2016年9月期の市場環境としては、市場拡大は見込むものの、競争環境による売上総利益率への影響、先行投資負 担、2015年8月期に起こったような一部広告主による広告費縮小などのリスクを慎重に織り込んだものとSR社では みている。 競争環境による売上総利益率への影響 2016年9月期は、競合先と大手メディアに対しての顧客獲得競争による売上総利益率の低下を慎重にみている模様 だ。2016年11月時点で売上総利益率が減少計画にある訳ではないものの、少ないながらもそうした競合状況がみ られるという。顧客獲得競争は仕入コストの上昇、即ち売上総利益の低下をもたらす。同社では中堅中小メディ アへ注力していることから影響は大きくないとみられるが、プログラマティック取引広告市場全体への波及を慎 重に見たものとSR社では推測している。同社ではアドテクノロジー事業の売上総利益率を1ポイント程度押し下げ る要因としてみている模様だ。特にスマートフォンはPCと比較して規模の大きいメディアが少ないことから競争 が起きやすいとみられる。 先行投資負担 2015年9月期も中期的な成長を見据えた人材強化を図ってきたが、2016年9月期も引き続き積極的に優秀な人材の 獲得を計画している。また、2015年9月期にM&Aを行った先の償却負担等の関連費用も織り込んでいるとみられる。 償却負担の大きいところでは、Kauli社の暖簾償却は2015年9月期が5か月分であったことから2016年9月期は前期 比で約70百万円の負担増となる見通し。 既存領域 アドテクノロジー事業における主な既存領域はSSPサービス。市場環境としては2015年9月期下期における一部の 大手広告主の出稿量抑制といった状況があるものの、同社では引き続き成長市場としてみている。本質的な成長 戦略に変化はなく、オンライン広告市場において、顧客であるメディアの広告収益最大をもたらす様々なサービ スの拡大を目指しているとみられる。具体的には、1)SSPの市場シェアを更に拡大するとともに、2)アドネット ワーク等の垂直統合を推し進めて、3)また、プレミアム市場等成長有望な市場への布石を着実に打っていくとい うもの。
SSPサービス 業績推移(百万円、億imp) 493 528 520 494 490 577 797 777 890 1,196 1,281 1,211 1,287 1,030 1,364 1,285 1,384 1,725 1,801 1,706 1,778 17% -8% -3% -1% 107% 61% 56% 45% -20% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 300 600 900 1,200 1,500 1,800 2,100 Q1
FY09/14 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4 SSP(PC) SSP(スマートフォン) YoY(PC、右軸) YoY(スマートフォン、右軸) 493 568 607 705 721 761 739 729 46.2% 34.0% 21.7% 3.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 0 100 200 300 400 500 600 700 800 Q1
FY09/14 Q2 Q3 Q4 FY09/15Q1 Q2 Q3 Q4 FY09/16Q1 Q2 Q3 Q4 インプレッション数 YoY(右軸) 出所:会社資料よりSR作成 2015年9月期における同社のSSP市場のシェアは約30%でトップクラスに位置するが、2016年9月期も引き続き シェア拡大に注力する計画。ただ、同社では、顧客であるメディアの収益最大化を目指してSSP以外も含めた総合 的なコンサルティング営業を進めており、2016年9月期はSSPの売上推移だけでなくアドテクノロジー事業全体の 売上を注視していきたいとSR社では考えている。 メディアの広告収益最大化に向けた取組 同社では、2010年10月よりGoogle社のGoogle AdSense(ウェブサイトに関連性の高いGoogle広告を掲載する広 告サービス)の提供を、2015年4月からはGoogle社のDoubleClick Ad Exchangeの取扱を開始してプレミアム広告 の提案を行うなど、6,000以上のメディアに対して広告収益の最大化を行ってきた。これらは、SSPの売上高には 含まれないが、着実に業績に貢献してきているとしている。同社のコンサルティング営業に新たなパーツが加わっ たといえる。 2015年10月の「サイト運営者向けGoogle認定パートナー」認定で、更に肌理細やかなサポート提供が可能に そして、2015年10月にはGoogle社が新設した認定代理店制度「サイト運営者向けGoogle認定パートナー」に認定 され、メディアに対して様々な分野でより肌理細やかなサポートを提供することが可能となった。これらサービ スは、ただ導入しただければ収益向上には繋がらず、Google社の持つ広告力を活用するためには細かな調整(同 社の付加価値)が必要となる。同社ではこうした分野に長けており、同様の調整力を持つ競合も少ないとみられ る。このような総合的な提案力が新たな強みとなりつつある点にSR社では注目している。
垂直統合 インターネット広告市場のバリューチェーンにおけるマージン構造 15~20 10~15 15~20 40~60 100 広告 代理店 DSP / ADNW 媒体社 (メディア) SSP Zucks AdNW SSP�売上 自社メディア 出所:会社資料よりSR作成 同社では、インターネット広告市場のメディアから代理店までのバリューチェーンにおいて、SSP・アドネットワー ク以外のサービスも提供することで事業の垂直統合を図るとともに、売上総利益率の向上を狙っている。既に有 しているのが、SSPより広告主側の工程にあたるスマートフォン向けアドネットワーク(広告を配信するネット ワーク)である「Zucks Ad Network」。ファンコミュニケーションズ社(東証1部2461)のアドネットワーク「nend」 への対抗軸として従来からも強化されてきたが、更に成長させるべく強化を図っていく計画である。 また、「Zucks Ad Network」は増収基調を継続し、2015年9月期は各四半期とも20%超の成長を継続している。地 道な営業活動の成果としているが、細かい調整やシステムのアップデートに加えて、人的リソースを充てている ことも成長の要因とみられる。クライアントはゲーム関連企業が多いとみられるが、同社は中長期的にはナショ ナルクライアントをより強化していきたいとしている。2016年9月期において注力する領域と、同社ではコメント しており、SR社では状況を注視している。 プレミアム広告、ネイティブアド、動画広告といった分野でも布石を打ちつつ市場成長の獲得を狙う 同社では市場成長の機会を捉えるため、1)成長しつつあるプレミアム広告市場獲得を狙ったintelish社の設立(出 資比率51.0%、2015年2月)、Google「DoubleClick Ad Exchange」取扱開始(同4月、上述)し、2)ネイティブ 広告に強みを持つログリー社への出資及び持分法適用関連会社化(同22.6%、同6月)、3)今後市場拡大が見込ま れるリッチメディア(動画を含む)広告分野への事業領域拡大のため、動画広告プラットフォームを運営するゴー ルドスポットメディア社への出資及び持分法適用関連会社化(同25.0%、同10月)と、布石を打ってきた。M&A の動向とあわせて、これら事業の進捗状況を確認していきたいとSR社では考えている。