地下水位と土壤の濕潤度に対する関係に就いて II 土壤の孔隙量含水量及び容水量に就いて-香川大学学術情報リポジトリ

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地下水位と土壌の濱潤度に対する関係に就いて

‡ 土壌の孔隙暴食水魚及び容水魚に敵いて

小 林 痛 造

Studies on the concernlng Ofthe ground−

Water−table and soilbumidity

Ⅱ S主udiesontheporespaぐe,WaterCOntent and water■capacitァ トミ、 FⅥkuzo Ko王∋AYA農技工 (LaborよtoryofSoilandEarthScience) ユ 序 枝物の生育に必要なる水(〇大部分は土壌中より供給せられるのであるから土壌の水に対する関係が雷 撃徹るは言を供たない○土壌仁)容水蚤掟毛管水と吸演歌の合計であるとされてゐる。而して毛管水は救 も有数にし■てこ土壌粒子の孔隙(D問に形成せられ、こ」に・保売れ且つ土壌中を移動す−ることに放ては、既 に Atterberg(La‡】.d☆VersSt,1908)やSekura(Z.Pflanzenernahr,1931)によって:毛管引力と して論究せられ、毛管水が土壌の孔防恩の大小、地下水位、土質及び地形によって支配せられるもので あると指摘せられてゐる。W■011nyによれば天然状態に於け■−る植物掌産に射する土壌の最適水分恩は土 塊容水蚤の60∼80%であると報告せられてゐる。かやうに土壌と水との関係は.極めて密接であ針∴殊に 傾斜地に於ける如く地下水柁の低小場合に於ては、土壌の毛細管力む高め保水力む維持す−ること拉典鷺 立地の上から極めてこ緊要であると考へをれる(〇で、筆者絃傾斜地土壌及び沖稜地土壌の代表的試料に就 ∨、て孔隙恩、含水蚤及び容7!く蚤等を測定し之む比較考察せるを・以てこ1に報脅せんとするものである。 Ⅱ 愛敬材料及び方法 供試材料は何れも轟に筆者が土壌の樺械的組成分・及び鉱物組成分として報告(香Ⅲ蟄尋研究報営簡一 巻第二号)せるものと同一償所に於て採集した。試料(D採架に当わ緑を嚢らせた薄い厚みのブリキ製円 筒(径、探さ共に5cm内容1()Occ)を土中忙置く挿し込み、成る可く自然状掛〇地隊を儲揚げ、表面む 汚かに切断せるも0を試料に供せり。 (実験Ⅰ) 孔隙瑞の測定に於てこは以上の各試料を五重夜風改し、指頭を・以て置く土塊を砕音節別して礫、細土、 及び爽難物の容棟及び藩蚤を・計りたる後、細土10grを・とり内容25ccのpyCnOmeterVC入れ蒸潤フ柁満た L.、砂皿の上で徐々に加熱して二束泡を・全く除去し、冷却後水温一定となるに及んで秤蚤せり。かくして pyCnOmeter法によって鷹比盈を測定せる後、別に測定せる容稜盈及び仮此層とから孔隙畳を牒出し た。天然状態忙焚け・る土壌(D含有水分・畳の測定に於ては、採集後直ちに飾別せる細土10grを■とり磁裂ル ツボに入れ1100cにて二8時間乾燥し共はれたる永分竜より算出した。 (実験ⅠⅠ) 容水畳の測定に放てこは曙鎗輿「工潤(径5.5cm深さ4.2cm)にして、円筒の風下部より1.2cm上方に底 部(飾孔)を有するものを用ひ、内容50cc′○ところに標繰を附し底部に濾紙をしき、予め容頓屈潅計れる 風乾細土を同株練迄充たしたる後、円筒を水を入れ■たる浅き磁袈C・皿申に浸し、水面をして締孔−⊃5mm 上に逢せLめ、円筒を椅子優にて薇ひ−竃夜静遣せし後取出し、1時間水を嘩除して秤濁し蹄後0細土 の寛・蚤の瓦数の差に前試料中の・7k濾を加へ細土の容積容水景を■欝出した。

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/町 費 験 結果

勢一乗 傾斜地土壌に於ける土壌の孔防食、含水量、客7本属の鱒瞭

鱒考 第Ⅰ暦は坤寮より深さ55cm,創r熟ま深さ3占cmより同70・ニm隼於ける土壌試料であ′る。併記して比較に催す・る。

何倍岬ほ阻暦両歌感の平均沌て申し、容椅郵ま風乾細士叩0よ=の濃紫のg千徽を以て示した0容水琴は地−≠・水

位が高い場合に於けるMaxjmum Capilla工y Capacityの倍を示す。※印は降雨置後Z)土壌中に於サる含水蒐

を測定せる他せある。

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鱗 第二表 沖横地土壌に於ける土壌の孔隙蚤、含水恩、容水盈の比較 備考 夢一乗に向七 傾緋私立墳に放ては孔隙′馴ま、傍{一層架均鉦ト80%第二暦阻47%、魚水濃は儀一藤平均笹5弓%(全串水魔 平均)第二暦1れ03%(斬同)、容水屑は第一閤苧即11・90%なれども沖帯地士敬誓於ては軍・一野草際寛彗軍報6・ 亨軍務夢二膠牲皇3%宗祇翠取手暦苧緋7∩琴宰%怜会務畢詐均)野言酢男・印%(斬同)賢才盈第二暦辞均44・47 〉’  ̄ .,、−、〉 なる備を示し執れや呼野弾土壌に於て太な声億を萌す。而して含水偲、容7帽の執れも第一一腰に於けるものは ±暦に於けるものより大なる測建値を示㌻。 Ⅲ 考 察 摘 要 溶葵験結兵より次の如き結論を・挙げることが出奔る。 (1)傾斜地土壌を朝横地土壌に比較すれば前者隠後者葬り粗孔隙粁富み、紬砂及び膠質物に乏しく且 つ此雷、容頓蟄、合フk景、容水食の執れもバ、さい。 (2)打壊地土壌を構成する粒子は母岩の位雷から移動し分級件用を受けつ1沈澱せるもので、各粒子 線臍滅して稜角を失ひ、且つ即ヒ分解せる細砂、膠質物を含み細孔隙に富み、比乱容瞭重、含水凱 容水魚の執れも傾斜地土壌笹比し大である。而して第二衆に於ける如く若干の試料に裁ては含水蚤に於 てWollr■・yの戦費せる土壌の最適水分螢に近似値を冷するものがある。

(3)傾斜地及び押領埋濫於ける如く土質、地形その他の環境C■差異は.土壌の含水蚤、及び容水禽に相

違むき■たす0傾斜地土故に放て鱒第一案に於け■る封干ぐ試料に就て男られる如く、降雨水の渉透に際し て・仙・時佐多魔の基気が排除せられる結:県、含有菊水の著しい不鑑街を招き易いが、沖横地土壌湛於ては 細砂、膠質物佗含む薦降雨に際しても過激な基束の逸失が妨げられ、泉水の適当なる保有が行はれるも

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¢8モ ミくへ ̄ 一骨こ紺 のと考へられる。 (4)本実験に見られる ̄痛打く、土壌中に於ける細軌膠買物の混合の割合及び砂の精間によりて暫土 †

塊の容永遠及び含水量に可なりの差異があると恩はれるので、郎軋隙戯減収みを以で吐療ゐ容簸

選及び毛細管カを高め保水力を維持することば困難と考へられる。 参 考 文 献 1.RicheIt,丁.G.DieGIundwassermitbesondererBerucksichtigdeIGru Muchen&Berlin,1911 52. ̄KopeckyMte工n・Mitt・・Bodenkunde,41・150,ユ9i4 寄.Keen,B..Thephysi毎1pr9pertiesofthesoil。London,1931∴ 4・不参 祭 一億土凝学(土壌の水に対する物理的性質p・割1一昭0)‥岬2 け∵ Rるsumる

Thevriterreachedthe followlng COr)Clusionsfrbノmthestud′i町9f’thes?_乍戸PeTimepts:

一・Theslope早OilismoT℃POrOu$andpoorerinfine−grainedSand−よiid・COlloidthan

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