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美里町公共施設等マネジメント計画策定業務委託仕様書

第1章 総 則 第1条(適用) 本仕様書は、美里町(以下「委託者」という。)が実施する「美里町公共施設等マネジメント計 画策定業務委託」(以下「本業務」という。)に適用する。 第2条(目的) 厳しい財政状況が続く中で、委託者が所有する公共施設等は老朽化が進んでおり、今後、維持・ 修繕の需要はますます増加し、最終的には将来の建替え需要の集中的増大に直面することが予想 される。また、合併後の公共施設の再編が進んでおらず、加えて、人口減少、少子高齢化等によ り今後の公共施設等の利用需要が変化していくことが見込まれる 本業務ではこのような状況を踏まえ、委託者が所有する公共施設等について、ファシリティマ ネジメントの考え方を導入し、公共施設の量と質、さらには運営コスト等の一体的な見直しによ りライフサイクルコストの縮減を図るとともに、効率的、効果的な公共施設等の運営と将来を見 据えた最適な配置を戦略的に推進し、時代に即したまちづくりを行っていくための骨子となる公 共施設等マネジメント計画を策定するものである。 第3条(準拠法令等) 本業務は、本仕様書及び下記の関係法令等に基づき実施するものとし、本仕様書に定めなき事 項については、受託者は委託者とその都度協議し、その指示を受けるものとする。 (1)地方自治法及び施行令 (2)「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」(平成26年4月22日/総務省) (3)インフラ長寿命化基本計画 (4)不動産登記法 (5)個人情報の保護に関する法律 (6)美里町個人情報保護条例 (7)美里町財務規則 (8)その他関係法令及び諸法規等 第4条(履行期間) 履行期間は、契約締結の翌日から平成29年3月24日までとする。 第5条(提出書類) 受託者は、本業務実施に当たり次の書類を速やかに委託者に提出し、承認を得るものとする。 (1)業務着手届

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(2)業務実施計画書 (3)管理技術者及び照査技術者選任通知書 (4)実務経歴書及び資格証明 (5)業務工程表 第6条(実施体制) 受託者は、業務全般にわたり技術的管理及び秩序正しい業務を遂行するために、以下の資格を 有した技術者を管理技術者及び照査技術者として配置しなければならない。 技 術 者 業 務 資 格 管理技術者 ・認定ファシリティマネジャー(CFMJ)の資格を有すること 照査技術者 ・一級建築士又は、技術士(建設部門:都市及び地方計画)の資格を 有すること 第7条(権利・義務の譲渡・守秘義務) 本業務の契約にあたり、受託者が一括して第三者に業務を委託することは認めない。ただし、 契約業務の一部について、委託者の承諾を得た場合についてはこの限りではない。また、本業務 で知り得た内容を第三者に漏洩してはならず、業務完了後も同様とする。なお、業務で使用する 各種資料・データに含まれる個人情報、行政機密等の取り扱いについては紛失、漏洩のないよう にしなければならない。 第8条(貸与資料等) 発注者は本業務に必要と認められる物品及び資料は貸与するが、受託者は責任を持ってこれを 保管し、紛失や汚損、破損の無いようその取り扱いには十分注意するものとする。 第9条(協議及び打合せ) 本業務を適正かつ円滑に実施するため、発注者と常に密接な連絡をとり、業務の方針及び条件 等の疑義を正すものとし、また、各関係機関との打合せにおいても、その内容について、その都 度記録し、発注者の確認をとるものとする。また、地元関係者等との協議が必要な場合は、事前 に協議するものとする。

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第2章 業務概要 第10条(対象範囲及び対象施設) 本業務の対象範囲は、以下の通りとする。 (1)公共施設(建物) 約110施設、約350棟 (2)インフラ資産(道路、橋梁、上水道 等) 第11条(業務概要) 本業務の概要は下記のとおりとする。 (1)計画準備・資料収集整理 (2)公共施設等の現況把握及び将来の見通し検討 (3)公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本方針の検討 (4)施設類型ごとの管理に関する基本方針の検討 (5)施設分析・評価 (6)再配置計画の策定 (7)関係者の合意形成支援(庁内研修・会議支援、町民アンケート等) (8)公共施設等マネジメント計画の策定 (9)公共施設等マネジメント計画(概要版)の策定 (10)打合せ協議 第12条(計画準備・資料収集整理) (1)業務実施に先立って、調査の前提条件の確認を行うとともに、調査の実施手法や手順、工 程等を検討し、業務実施計画書を作成する。また、業務を効果的かつ効率的に実施するため に、調査に関する資機材の調整を行い、作業環境を整備する。 (2)本業務実施に必要となる各種統計情報、計画関連情報、公共施設管理台帳、固定資産台帳 等の資料・データを収集し整理を行う。 第13条(公共施設等の現況把握及び将来の見通し検討) 本町が所有する公共施設等及び本町を取り巻く現状や将来にわたる見通し、課題を客観的に把 握・分析する。対象は公共施設等全体とし、「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」 (平成26年4月22日/総務省)に沿った内容となるよう留意する。 (1)町の現況と人口推移等の把握 町の基本情報として、総合計画等を参照し、町の基本的事項を整理する。また、地域別、年 代別の人口について整理し、町の将来人口の推移についても整理する。 (2)老朽化の状況や利用状況をはじめとした公共施設等の状況の整理 調査対象や必要となる施設の基礎情報を明確にするため、既存資料の収集整理を行い、公共 施設を取り巻く環境を整理する。 ①公共施設データ調査

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公共施設の配置状況や設置目的、利用者数や稼働状況、維持管理費用や耐震化など公共施 設の現況を把握するため調査票を作成し、各施設所管課へ配布・回収し集計する。また、必 要に応じて各所管課へのヒアリングを行う。 ②インフラ資産の調査 道路、橋梁、上水道等のインフラ資産について、町所有の資料等を用いてインフラ資産等 の状況を把握する。また、必要に応じて各所管課へのヒアリングを行う。 (3)実態調査・データベース化 施設の現況調査結果をデータベース化し調書(施設カルテ)を作成する。また、公共施設(建 築物等)の配置状況については地理情報システム(GIS)によりデータ(shape)作成を行い、 位置図の作成を行うものとする。なお、本業務で整備したデータについては、既存のGISシステ ムにて円滑に運用できるよう整備を行うものとする。 (4)公共施設等の維持管理・修繕・更新に係る中長期的な経費の見込み等の把握 公共施設等の状況を踏まえ、総量コストシュミレーションを実施し、施設の更新が集中する 時期を明らかにする。また、充当可能な財源の見込み等についても検討する。 第14条(公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本方針の検討) 第13条で整理した将来の見通し等を踏まえ、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基 本方針を定める。方針の策定に当たっては、「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」 (平成26年4月22日/総務省)に沿った内容となるよう留意する。 (1)方針の骨子検討 本計画の計画期間を設定し、方針の骨子を検討する。また、公共施設等を総合的かつ計画的 に管理することができるよう全庁的な取組体制と情報管理・共有の方策を検討する。 (2)現状や課題に対する基本認識の整理 公共施設等の現状と将来の人口の見通しを踏まえ、維持管理・更新がどの程度可能な状況に あるか、利用需要に対する公共施設等の数量等が適正規模にあるかなど、課題と認識を整理す る。 (3)公共施設等の管理に関する基本的な考え方及びフォローアップの実施方針検討 今後、更新・統廃合・長寿命化など、どのように公共施設等を管理していくかについて、将 来のまちづくりの視点から現状や課題に対する認識を踏まえた基本的な考え方を検討する。ま た、将来目標を設定するとともに、以下の事項について考え方を記載する。 ①点検、診断等の実施方針 ②維持管理・修繕・大規模改修・更新等の実施方針 ③安全確保(危険除去)の実施方針 ④耐震化の実施方針 ⑤長寿命化の実施方針 ⑥公共施設の統廃合、複合化、多機能化等の推進方針 ⑦施設廃止を行う場合の基本的な方針 ⑧PPP/PFIの活用についての基本的な方針

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⑨適正管理を実施するための人員体制の構築方針 ⑩計画の推進、計画内容の周知・理解に向けた方針の検討 等 なお、計画の進捗状況等についてPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルに基づく継続的な 進行管理と計画改善を念頭に評価方法や改訂時期等の検討を行う。 第15条(施設類型ごとの管理に関する基本方針の検討) 第14条の(2)、(3)のうち必要な事項について、施設類型(道路、上水道、学校教育施設、 福祉施設等)の特性を踏まえ、施設類型ごとの管理に関する基本的な方針を検討する。また、個 別計画がある場合は、整合性に留意すること。 第16条(施設分析・評価) 現状を反映した計画とするため、公共施設の状況や将来的な人口動向を整理し、分析及び評価 を行うものとする。 第17条(再配置計画の策定) 第14条及び第15条の基本方針を踏まえ、公共施設等の現況や地域ごとの人口動向予測等をベー スに施設の影響範囲を考慮した解析を行い、中長期的視点でバランスのとれた再配置計画の検討 を行うものとする。 第18条(関係者の合意形成支援) (1)職員研修の支援 円滑な計画の推進に向けて、職員の公共施設マネジメントに対する意識の向上や公共施設等 マネジメント計画の周知を図るため職員研修の開催を支援する。 研修の開催にあたっては効果的なプログラムを提案すること。 (2)庁内委員会の開催支援 公共施設等マネジメント計画の策定にあたって、庁内の調整を図るための庁内委員会の資料 作成や内容説明等の支援を行う。 (3)町民アンケートの実施 住民意向を計画に反映させるために、町の公共施設の利用状況やあり方に対する意識等につ いてアンケート調査を実施するものとする。実施にあたっては、2,000人程度を対象にアンケー ト調査を実施するものとする。 なお、発注者と受注者の役割は以下のとおりとする。 ・発注者:サンプル抽出、宛名ラベルの印刷、発送・返信用封筒の提供 ・受注者:調査票の設計、発送・回収、データ入力、集計・解析 ※発送・返信に係る費用は受託者負担とする。 (4)パブリックコメント支援 公共施設等マネジメント計画の策定にあたって、町民意見を集約するためのパブリックコメ ントの資料作成等の支援を行う。

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(5)その他会議支援 その他、公共施設等マネジメント計画を策定する上で必要な情報の洗い出しと情報共有を目 的とした庁内又は外部会議の運営支援を行うものとする。 第19条(公共施設等マネジメント計画の策定) 公共施設等マネジメント計画としてとりまとめを行い、計画書を策定する。また、公共施設 等マネジメント計画の概要版を策定する。

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第3章 成果品・その他 第20条(成果品) 本業務の成果品は次のとおりとする。 (1)美里町公共施設等マネジメント計画 レザック製本 50部 (2)美里町公共施設等マネジメント計画概要版 A3両面見開き 200部 (3)住民等説明用プレゼンテーション資料(電子データ) 一式 (4)(1)~(3)の電子データ 一式 ※電子データについては、PDF形式に変換したもののほか、作成したデータをMicrosoft Word 形式、Microsoft Excel形式、Microsoft PowerPoint形式、Jpeg形式などでCD-Rに格納するこ と。 第21条(成果品等の帰属) 本業務により作成された成果品及びその過程のデータの所有権は本町に帰属するものとする。 受託者は、委託者の承諾なく成果品及びその過程のデータを他人に閲覧させ、複写させ、又は譲 渡してはならない。 第22条(その他留意事項) (1)委託期間終了日から2年以内の間に本業務の成果品等について本町が問い合わせを行った場 合等は、受託者は誠実にこれに対応することとする。また、業務の内容に瑕疵があった場合は、 本町と協議の上、受託者は無償で是正措置を講ずること。 (2)諸規定及び本仕様書に明示されていない事項について疑義が生じた場合は、その都度本町 及び受託者協議の上、受託者は本町の指示に従い業務を遂行するものとする。

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