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変更履歴 版数 修正日 修正箇所 修正内容 /4/27 初版 /7/27 - クリップボードへのコピーで不要な文字が含まれる事象を修正 /10/ 音声合成用パラメータ追加 1.2 表音文字列生成機能を追加 /12/4

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(1)

音声合成

API リファレンス

第 1.5 版

2018 年 8 月 2 日

(2)

変更履歴

版数 修正日 修正箇所 修正内容 1.0 2017/4/27 初版 1.1 2017/7/27 - クリップボードへのコピーで不要な 文字が含まれる事象を修正 1.2 2017/10/19 3.2 音声合成用パラメータ追加 1.2 3.6 表音文字列生成機能を追加 1.3 2017/12/4 - プロパティを修正 1.4 2018/4/26 2.2 暗号化プロトコルのサポートについ て記載 1.5 2018/8/2 2.5 2.6.1 ステータスコードの追記 エラーメッセージの修正

(3)

はじめに

本書の目的 本書は、Zinrai プラットフォームサービスが提供する API について説明しています。 本書の対象読者 本書は、Zinrai プラットフォームサービスでアプリケーションやサービスを開発・運用する方を対象に記述します。 本書を読むためには、以下の知識が必要です。 ・インターネットに関する基本的な知識 ・使用するオペレーティングシステムに関する基本的な知識 ・WebAPI に関する基本的な知識 お願い ・本書で使用している画面イメージ、実行例などは、最新環境のものとは異なることがあります。 ・本書は、予告なしに変更されることがあります。 ・本書を無断で他に転用しないようお願いします。 ・本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社 はその責を負いません。 輸出管理規制について 本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法 規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。 登録商標について 本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標である場合があります。 なお、本書では、会社名および製品名に付記される登録表示((TM)または(R))は省略しています。

(4)

目次

第 1 章 API 概要 ... 6 1.1 基本利用方法 ... 6 1.2 API 一覧 ... 6 第 2 章 共通仕様 ... 7 2.1 エンドポイント ... 7 2.2 プロトコル ... 7 2.3 文字コード ... 7 2.4 HTTP ヘッダ ... 7 2.5 HTTP ステータスコード ... 8 2.6 エラー形式 ... 8 2.6.1 共通ヘッダ関連のエラー ... 10 2.7 ユーザ辞書 ... 11 第 3 章 API 詳細 ... 14 3.1 音声一覧取得 ... 14 3.1.1 リクエスト ... 14 3.1.2 レスポンス ... 15 3.1.3 実行例 ... 16 3.2 音声合成 ... 17 3.2.1 リクエスト ... 17 3.2.2 レスポンス ... 20 3.2.3 実行例 ... 22 3.3 辞書参照 ... 23 3.3.1 リクエスト ... 23 3.3.2 レスポンス ... 24 3.4 辞書追加 ... 26 3.4.1 リクエスト ... 26 3.4.2 レスポンス ... 28 3.4.3 実行例 ... 29 3.5 辞書削除 ... 30 3.5.1 リクエスト ... 30 3.5.2 レスポンス ... 30 3.5.3 実行例 ... 31 3.6 表音文字列生成 ... 32 3.6.1 リクエスト ... 32 3.6.2 レスポンス ... 32

(5)

付録 A パラメータ仕様 ... 34

付録 B 音節記号 ... 35

付録 C 区切り記号 ... 36

(6)

第1章 API 概要

音声合成では、お客様が入力したテキストを音声データに変換することができます。 また、変換時に参照されるユーザ独自の辞書を作成することができます。

1.1 基本利用方法

本 API の基本的な利用方法は以下の通りです。 1. 音声一覧取得 API により、使用可能な音声一覧を取得します。 2. 音声合成 API により、指定した音声を使用してテキストを音声データに変換します。

1.2 API 一覧

提供する API 一覧は、以下の通りです。 概要 URI メソッド 参照 音声一覧取得 /SpeechSynthesis/v1/voices GET 3.1 音声合成 /SpeechSynthesis/v1/voices POST 3.2 辞書参照 /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale} /word GET 3.3 辞書追加 /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale} /word POST 3.4 辞書削除 /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale} /word/{word-id} DELETE 3.5 表音文字列生成 /SpeechSynthesis/v1/phonetics POST 3.6

(7)

本章では、本 API の共通仕様を説明します。

2.1 エンドポイント

zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com

2.2 プロトコル

HTTPS ※暗号化プロトコルは TLS1.2 のみサポートしています。

2.3 文字コード

UTF-8

2.4 HTTP ヘッダ

ヘッダ項目名 値の説明 X-Access-Token 例: 5f744f66-56d9-4c8c-87b2-c8 70f3b82817 本サービスでは K5 の API 認証を利用した アクセス制限を行っております。 API 利用者は本サービスの API をコールす る前に K5 認証よりアクセストークンを取得 し、本ヘッダの値にアクセストークンを設定し て API をコールしてください。 ※アクセストークンの取得方法等について は、こちらのリファレンスをご参照ください。 X-Service-Code “サービスコード[10 桁]”-“API 番号 [5 桁]” 例: FJAI000004-00001 K5 PaaS Portal で各サービスに割り振ら れたコード(10 桁)と、各サービスの各 API が持つ固有の番号(5 桁)をハイフ ンで繋ぎ合わせた文字列です。実際の値 は、「第 3 章 API 詳細」のリクエストヘッダ 仕様をご参照ください。

(8)

2.5 HTTP ステータスコード

ステータスコード 意味 説明 200 OK リクエストは正常に処理されました。 201 Created リクエストは正常に処理され、新規リソースが作成さ れました。 204 No Content リクエストは正常に処理された結果、返却する情報 がありません。 400 Bad Request リクエストの内容に誤りがあります。 401 Unauthorized 認証に失敗しました。 404 Not Found リソースが見つからなかった。 408 Request Timeout リクエストタイムアウトが発生しました。 再度、API の実行をお願いします。 415 Unsupported Media Type リクエストヘッダの Content-Type がサポート対象外 です。 500 Internal Server Error サーバ内部にエラーが発生しました。 503 Service Unavailable ・サービスを一時的に利用できません。 ・予期しないエラーが発生しました。

2.6 エラー形式

JSON で以下の情報を返します。 ※ただし、一部のエラーコードは HTML 形式で返却されます。 名前 説明 error エラー情報のオブジェクト code エラーコード title エラータイトル(英語) message エラーメッセージ(英語) ※レスポンス例 JSON 形式 { "error": { "message":"word is required.", "code":400, "title":"BAD_REQUEST" }

(9)

HTML 形式

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> <html>

<head>

<title>GlassFish Server Open Source Edition 3.1 - Error report</title> <style type="text/css"><!--H1 {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;color:white;background-color:#525D76;font-size :22px;} H2 {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;color:white;background-color:#525D76;font-size :16px;} H3 {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;color:white;background-color:#525D76;font-size :14px;} BODY {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;color:black;background-color:white;} B {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;color:white;background-color:#525D76;} P {font-family:Tahoma,Arial,sans-serif;background:white;color:black;font-size:12px;}A {color : black;}HR {color : #525D76;}--></style>

</head> <body>

<h1>HTTP Status 415 - Unsupported Media Type</h1> <hr/>

<p><b>type</b> Status report</p>

<p><b>message</b>Unsupported Media Type</p>

<p><b>description</b>The server refused this request because the request entity is in a format not supported by the requested resource for the requested method

(Unsupported Media Type).</p> <hr/>

<h3>GlassFish Server Open Source Edition 3.1</h3> </body>

(10)

2.6.1 共通ヘッダ関連のエラー

コード タイトル メッセージ

400 Bad Request You have requested incorrect parameters. (XXXXXXXX) 上記のエラーが返却された場合、以下を確認してください。 ・リクエストに X-Access-Token ヘッダが無い ・X-Access-Token ヘッダの値が正しくない ・リクエストに X-Service-Code ヘッダが無い ・X-Service-Code ヘッダの値のフォーマットが正しくない コード タイトル メッセージ

401 Unauthorized This server could not verify your authorization to access. (XXXXXXXX)

上記のエラーが返却された場合、以下を確認してください。 ・X-Access-Token ヘッダの値が正しくない

コード タイトル メッセージ

404 Not Found We could not find the resource you requested. (XXXXXXXX) 上記のエラーが返却された場合、以下を確認してください。 ・X-Service-Code ヘッダの値が正しくない ・HTTP メソッドまたは URL が誤っている コード タイトル メッセージ 500 Internal Server Error

The server encountered an internal error. (XXXXXXXX)

上記のエラーが返却された場合、以下を確認してください。 ・X-Access-Token ヘッダの値が正しくない

(11)

2.7 ユーザ辞書

ユーザ辞書として、日本語と英語それぞれの言語に対して辞書を作成することができます。 API を実行する際には、以下の文字列を使用して言語の指定を行います。  日本語 ⇒ ja_JP  英語 ⇒ en_US それぞれの辞書には最大 3000 個の単語情報を登録することができます。 1 つの単語情報で管理される情報は以下の通りです。 項目 説明 表記文字列 表記文字列で指定した文字列が、入力テキストに含まれている場合、その文字列 を読み文字列で指定した音声に変換します。 読み文字列 品詞 表記文字列に対する品詞を指定します。 日本語の場合、入力テキストに表記文字列が含まれている場合でも、文章中にお ける品詞が異なる場合は指定した読み文字列への変換は行われません。 単語管理 ID 辞書に追加した単語情報ごとに識別可能な単語管理 ID が割り振られます。 辞書から単語情報を削除する場合は、単語管理 ID を指定します。

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表記文字列・読み文字列・品詞の仕様は以下の通りです。 ※以下に記載された指定できない文字を指定した場合、適切な結果を得られない可能性があります。  日本語辞書の場合 項目 仕様 表記文字列 最大 126byte まで指定することが可能です。 全角半角、及び、大文字小文字は区別されません。 以下の禁止文字を使用することはできません。  、 :読点  。 :句点  , :カンマ  . :ピリオド  ! :感嘆符  ? :疑問符  『』 :二重かぎカッコ  - :ハイフン  … :三転リーダ  ‘ :シングルクォーテーション  “ :ダブルクォーテーション  ASCII コードの制御文字(空白含む) 読み文字列 最大 32 文字まで指定することが可能です。 音節記号、区切り記号(_)、アクセント記号(‘)を指定することが可能です。但し、 鼻濁音化記号(&)、無性化記号(%)は使用できません。全て全角文字で指定し てください。詳細は「付録 B 音節記号」、「付録 C 区切り記号」、「付録 D アクセ ント記号」を参照してください。 以下の条件に当てはまる文字列は指定できません。  アクセント句区切り記号の後にアクセント句区切り記号が存在する。  アクセント記号がアクセント句の先頭に存在する  アクセント句内にアクセント記号が 2 つ以上存在する  促音がアクセント句の先頭に存在する  長音がアクセント句の先頭に存在する  促音の後に長音が存在する 品詞 以下の数字を指定することが可能です。 1 :名詞 2 :姓 3 :名

(13)

5 :地名 6 :サ変名詞 7 :副詞 8 :連体詞 9 :接続詞 10 :感動詞 11 :五段動詞 12 :上/下一段動詞 13 :サ変動詞 14 :形容詞 15 :形容動詞 16 :記号  英語辞書の場合 項目 仕様 表記文字列 最大 126byte まで指定することが可能です。 ASCII コードのみ指定することができます。 ただし、制御文字(空白含む)、及び、区切り文字は指定できません。 ※区切り文字は以下の 6 種類です。  , :カンマ  . :ピリオド  ! :エクスクラメーションマーク  ? :クエスチョンマーク  ‘ :シングルクォーテーション  “ :ダブルクォーテーション 読み文字列 最大 126byte まで指定することが可能です。 ASCII コードのみ指定することができます。 ただし、制御文字(空白除く)、及び、区切り文字は指定できません。 先頭と末尾の空白は無視されます。また、2 つ以上連続した空白は 1 つの空白に 変換されます。 品詞 以下の数字を指定することができます。 1001:単語置き換え指定 読み文字列に単語の組み合わせを指定します。

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第3章 API 詳細

本章では、各 API の詳細仕様を説明します。パラメータの表記については、「付録 A パラメータ仕様」をご 参照ください。

3.1 音声一覧取得

音声合成で使用可能な音声の一覧を取得します。 URI /SpeechSynthesis/v1/voices HTTP メソッド GET 3.1.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00001  パラメータ 名前 説明 種別 必須 既定値 locale 以下のいずれかを指定します。  ja_JP  en_US なお、省略した場合は全ての言語が 対象となります。 query (全ての言語)  メッセージボディ なし

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 ヘッダ 名前 補足 Content-Type application/json;charset=UTF-8  メッセージボディ  形式:JSON 名前 説明

voice 音声一覧 object(Voice) []

 Voice 名前 説明 name 音声の名称 string description 音声に対する説明(英語) string type 音声の種別(男女) string locale 音声の言語 string  エラー情報 なし

(16)

3.1.3 実行例

例)日本語の音声一覧を取得する。  リクエスト

curl -X GET "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujits u.com/SpeechSynthesis/v1/voices?locale=ja_JP" -H "X-Access-Token: 000000000000000000000000000000000000" -H "X-Service-Code: FJAI000 004-00001"  レスポンス {"voice": [ { "name":"japanese-female1", "description":"nihongo-josei#1", "type":"female", "locale":"ja_JP" }, { "name":"japanese-female2", "description":"nihongo-josei#2", "type":"female", "locale":"ja_JP" }, ... ] }

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3.2 音声合成

テキストを音声データに変換します。 音声合成 API の最大同時処理数は 4 つです。5 つ以上同時に API を実行した場合、5 つ目以降の処 理はレスポンスが遅くなるかエラーとなります。 URI /SpeechSynthesis/v1/voices HTTP メソッド POST 3.2.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00002 Content-Type application/json;charset=UTF-8 Accept 以下のいずれかを指定します。  audio/wav  audio/mp3  audio/pcm 音声合成の出力フォーマット を指定します。  パラメータ なし

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 メッセージボディ  形式:JSON

名前 説明 必須 既定値

message メッセージ object(Message) ◯ -

 Message 名前 説明 必須 既定値 text テキストを指定します。(仕様) string ◯ - voice 音声を指定します。(仕様) string ◯ - volume 音量レベルを指定します。(仕 様) string "9" speed 発話の速さを指定します。(仕 様) string "5" pitch 声 の 高 さ を 指 定 し ま す 。 (仕 様) string "3" tone 高域協調を指定します。 (仕 様) string "false" intonation イントネーションの強さを指定しま す。(仕様) string "2" samplingrate 合成音声のサンプリングレートを 指定します。(仕様) string "16000" bitrate 合成音声のビットレートを指定し ます。(仕様) string "64k" text_type 文章のタイプを指定します。(仕 様) string (*1) -  Text テキストに指定可能な最大サイズは 1000byte です。 先頭と末尾の空白及びタブ文字は削除されます。また、2 つ以上連続した空白とタブ文字の組み合わ せは 1 つの空白に変換されます。 なお、指定するテキストサイズを大きくするとレスポンスが遅くなる可能性があります。 また、ユーザ辞書を使用して、指定したテキストよりも長いテキストで音声合成が実施される場合、処 理が中断されて結果を得られない可能性があります。 表音文字列の場合、表音記号、区切り記号及びアクセント記号を使用してください。詳細は「付録 B 音節記号」、「付録 C 区切り記号」、「付録 D アクセント記号」を参照してください。

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 voice 音声一覧取得 API のレスポンスメッセージボディに設定された name を指定します。 以下を指定することができます。  japanese-female1  japanese-female2  japanese-male1  japanese-male2  english-female1  volume "0"~ "9" (整数値) を指定可能です。指定しない場合、"9"となります。 数値が大きいほど音量が大きくなります。  speed "1"~"9" (整数値) を指定可能です。指定しない場合、"5"となります。 数値が大きいほど発話が速くなります。  pitch "1"~ "5" (整数値) を指定可能です。指定しない場合、"3"となります。 数値が大きいほど声が高くなります。 日本語のみ指定が有効になります。  tone

"true" か "false" を指定可能です。指定しない場合、"false"となります。 "true" に指定した場合、高域強調され、音声が鋭く聞こえるようになります。 日本語のみ指定が有効になります。  intonation "0"~"3" (整数値) を指定可能です。指定しない場合、"2"となります。 数値が大きいほど抑揚が強調されます。 日本語のみ指定が有効になります。  samplingrate

リクエストヘッダの Accept が、autio/wav, audio/pcm の場合に、以下の値を指定できます。  "8000" (8kHz)

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指定しない場合、"16000"となります。  bitrate リクエストヘッダの Accept が、audio/mp3 の場合に、以下の値を指定できます。  "32k" (32kbps)  "64k" (64kbps)  "128k" (128kbps) 指定しない場合、"64k"となります。  text_type (*1)合成文章が表音文字列の場合、必ず以下を指定してください。  "phonetic" 合成文章がテキストの場合は、指定不要です。 3.2.2 レスポンス  ヘッダ 名前 補足 Content-Type リクエストヘッダの Accept で指定した値 が設定されます。  メッセージボディ  形式:Binary(音声データ) デフォルト時の各フォーマットの詳細は以下の通りです。  audio/wav ファイルフォーマット:WAV 形式(リニア PCM) サンプリングレート:16kHz 量子化ビット数:16bit チャネル:モノラル  audio/mp3 ファイルフォーマット:MP3 形式 ビットレート:64kbps チャネル:モノラル  audio/pcm ファイルフォーマット:PCM 形式 サンプリングレート:16kHz 量子化ビット数:16bit

(21)

サンプリングレートとビットレートはパラメータにより変更ができます。

 エラー情報

コード タイトル メッセージ

400 BAD_REQUEST An invalid <parameter> is specified. ※text、volume、speed、pitch、tone、 intonation、samplingrate、bitrate のい ずれかの内容が不正の場合に本メッセージが 出力されます。

400 BAD_REQUEST <parameter> is illegal type.

※tone、samplingrate、bitrate のいずれ かの型が不正の場合に本メッセージが出力さ れます。

400 BAD_REQUEST <size> exceeds the maximum length.

※text のサイズ(バイト数)が上限値を超えて い る 場 合 に 本 メ ッ セ ー ジ が 出 力 さ れ ま す 。 <size>は、入力されたテキストのサイズとなり ます。

400 BAD_REQUEST text exceeds the maximum length. ※text のサイズ(バイト数)が上限値を超えて いる場合に本メッセージが出力されます。 404 NOT_FOUND The value specified in <voice> does

not exist.

※指定されたボイスが存在しない場合に本メッ セージが出力されます。

406 Not Acceptable Not Acceptable

※サポートされていない音声データのフォーマッ トが指定された場合に本メッセージが出力され ます。

408 REQUEST_TIMEOUT Time-out error occurred. 500 INTERNAL_SERVER_ERROR Failed to convert audio format.

(22)

3.2.3 実行例

例)「音声合成のテストメッセージです。」を「japanese-female1」音声を使用して変換する。  リクエスト

curl -X POST "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujit su.com/SpeechSynthesis/v1/voices" -H "X-Access-Token: 00000000000 0000000000000000000000000" H "XServiceCode: FJAI00000400002" -H "Content-Type:application/json;charset=UTF-8" --H "Accept:audio/ wav" -d "{¥"message¥":{¥"text¥":¥"音声合成のテストメッセージです。¥",¥"voic e¥":¥"japanese-female1¥"}}"  レスポンス 指定したフォーマットの合成音声のバイナリデータが取得されます。

(23)

3.3 辞書参照

辞書に追加している単語情報を参照します。 URI /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale}/word HTTP メソッド GET 3.3.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00101  パラメータ 名前 説明 種別 必須 既定値 locale 辞書の種類を指定します。 以下のいずれかを指定します。  ja_JP  en_US path ○ - notation 参照する表記文字列を指定しま す。部分一致で参照されます。 省略した場合は全ての表記文 字列を参照します。 query (全ての表記文字列) phonetic 参照する読み文字列を指定しま す。部分一致で参照されます。 省略した場合は全ての読み文字 列を参照します。 query (全ての読み文字列) type 参照する品詞を指定します。完 全一致で参照されます。 省略した場合は全ての品詞を参 照します。 query (全ての品詞)  メッセージボディ なし

(24)

3.3.2 レスポンス  ヘッダ 名前 補足 Content-Type application/json;charset=UTF-8  メッセージボディ  形式:JSON 名前 説明

word 単語情報一覧 object(Word) []

 Word 名前 説明 notation 表記文字列 string phonetic 読み文字列 string type 品詞 string id 単語管理 ID number(整数)  エラー情報 なし

(25)

例)表記文字列に「富士」を含む名詞(1)の単語情報を参照する。クエリに日本語を設定する場合は、文 字コード UTF-8 で URL エンコードした文字列で指定すること。

 リクエスト

curl -X GET "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujits u.com/SpeechSynthesis/v1/dictionary/ja_JP/word?notation=%e5%af%8c %e5%a3%ab&type=1" -H "X-Access-Token: 000000000000000000000000000 000000000" -H "X-Service-Code: FJAI000004-00101"  レスポンス {"word": [ { "notation":"富士山", "phonetic":"フジサン", "type":1, "id":"1111-1111-1111-1111" }, { "notation":"富士通", "phonetic":"フジツウ", "type":1, "id":"2222-2222-2222-2222" } ] }

(26)

3.4 辞書追加

辞書に単語情報を追加します。 ただし、辞書追加または辞書削除を既に実行中の場合はエラーとなります。 URI /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale}/word HTTP メソッド POST 3.4.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00102 Content-Type application/json;charset=UTF-8  パラメータ 名前 説明 種別 必須 既定値 locale 辞書の種類を指定します。 以下のいずれかを指定します。  ja_JP  en_US path ○ -

(27)

 メッセージボディ  形式:JSON 名前 説明 必須 既定値 word 最大 100 単語まで一度に追加する ことができます。 ただし、一つでも入力内容に誤りが ある場合は他の単語も追加されずエ ラーで応答されます。 object(Word)[] ◯ -  Word 名前 説明 必須 既定値 notation 表記文字列を指定します。 詳細は共通仕様のユーザ辞書 を参照してください。 string ◯ - phonetic 読み文字列を指定します。 詳細は共通仕様のユーザ辞書 を参照してください。 string ◯ - type 品詞を指定します。 詳細は共通仕様のユーザ辞書 を参照してください。 number(整数) ◯ -

(28)

3.4.2 レスポンス  ヘッダ 名前 補足 Content-Type application/json;charset=UTF-8  メッセージボディ  形式:JSON 名前 説明 word 辞書に正常に追加された単語情報一覧が設定されま す。 例えば、100 単語の追加をリクエストした際に、辞書に既 に 2950 単語追加されていた場合、レスポンスの単語情 報一覧には、正常に追加できた 50 単語の情報しか含ま れません。 object(Add) []  Add 名前 説明 notation 表記文字列 string phonetic 読み文字列 string type 品詞 number(整数) id 単語管理 ID string  エラー情報 コード タイトル メッセージ

400 BAD_REQUEST <parameter> is required.

※word、notation、phonetic、type のい ずれかが無い場合に本メッセージが出力されま す。

400 BAD_REQUEST <parameter> is illegal type.

※notation、phonetic のいずれかの型が不 正の場合に本メッセージが出力されます。 400 BAD_REQUEST An invalid <parameter> is specified.

※notation、phonetic、type のいずれかの 内容が不正の場合に本メッセージが出力され ます。

400 BAD_REQUEST phonetic exceeds the maximum length.

(29)

本メッセージが出力されます。

400 BAD_REQUEST This array exceeds the maximum length.

※追加対象の単語数が 100 を超える場合に 本メッセージが出力されます。

400 BAD_REQUEST word exceeds the maximum record. ※単語登録数が上限値に達している場合に 本メッセージが出力されます。

409 CONFLICT This word had already been registered. ※同一単語が既に登録済みである場合に本 メッセージが出力されます。 3.4.3 実行例 例)以下の単語情報を辞書に追加する。 表記文字列:富士山 読み文字列:フジサン 品詞:名詞(1) 表記文字列:富士通 読み文字列:フジツウ 品詞:名詞(1)  リクエスト

curl -X POST "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujit su.com/SpeechSynthesis/v1/dictionary/ja_JP/word" -H "X-Access-Tok en: 000000000000000000000000000000000000" -H "X-Service-Code: FJAI 000004-00102" -H "Content-Type:application/json;charset=UTF-8" -d "{¥"word¥":[{¥"notation¥":¥"富士山¥",¥"phonetic¥":¥"フジサン\",¥"type ¥":1},{¥"notation¥":¥"富士通¥",¥"phonetic¥":¥"フジツウ\",¥"type¥":1}] }"  レスポンス {"word": [ { "notation":"富士山", "phonetic":"フジサン", "type":1, "id":"1111-1111-1111-1111" }, { "notation":"富士通", "phonetic":"フジツウ", "type":1,

(30)

} ] }

3.5 辞書削除

辞書の単語情報を削除します。 ただし、辞書追加または辞書削除を既に実行中の場合はエラーとなります。 URI /SpeechSynthesis/v1/dictionary/{locale}/word/{word-id} HTTP メソッド DELETE 3.5.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00103  パラメータ 名前 説明 種別 必須 既定値 locale 辞書の種類を指定します。 以下のいずれかを指定します。  ja_JP  en_US path ○ - word-id 削除対象の単語管理 ID を指定します。 辞書参照・辞書追加のレスポンスのメッセ ージボディに設定された id を指定します。 path ○ -  メッセージボディ なし 3.5.2 レスポンス  ヘッダ なし  メッセージボディ なし

(31)

コード タイトル メッセージ

404 NOT_FOUND The value specified in word_id does not exist.

3.5.3 実行例

例)単語管理 ID が 1111-1111-1111-1111 の単語情報を辞書から削除する。  リクエスト

curl -X DELETE "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fuj itsu.com/SpeechSynthesis/v1/dictionary/ja_JP/word/1111-1111-1111-1111" -H "X-Access-Token: 000000000000000000000000000000000000" -H "X-Service-Code: FJAI000004-00103"

 レスポンス

(32)

3.6 表音文字列生成

日本語文章の表音文字列を生成します。 日本語以外の文章は未サポートです。 URI /SpeechSynthesis/v1/phonetics HTTP メソッド POST 3.6.1 リクエスト  ヘッダ 名前 補足 X-Service-Code FJAI000004-00301 Content-Type application/json;charset=UTF-8  パラメータ なし  メッセージボディ  形式:JSON 名前 説明 必須 既定値

message メッセージ object(Message) ◯ -

 Message 名前 説明 必須 既定値 text テキストを指定します。(仕様) string ◯ -  テキスト仕様 テキストに指定可能な最大サイズは 1000byte です。 先頭と末尾の空白及びタブ文字は削除されます。また、2 つ以上連続した空白とタブ文字の組み合わ せは 1 つの空白に変換されます。 3.6.2 レスポンス  ヘッダ 名前 補足 Content-Type application/json;charset=UTF-8  メッセージボディ

(33)

名前 説明

phonetic_text 表音文字列 string

 エラー情報

コード タイトル メッセージ

400 BAD_REQUEST <size> exceeds the maximum length.

※text のサイズ(バイト数)が上限値を超えて い る 場 合 に 本 メ ッ セ ー ジ が 出 力 さ れ ま す 。 <size>は、入力されたテキストのサイズとなり ます。

400 BAD_REQUEST text exceeds the maximum length. ※text のサイズ(バイト数)が上限値を超えて いる場合に本メッセージが出力されます。

3.6.3 実行例

例)「音声合成のテストメッセージです。」の表音文字列を取得する。  リクエスト

curl -X POST "https://zinrai-pf.jp-east-1.paas.cloud.global.fujit su.com/SpeechSynthesis/v1/phonetics" -H "X-Access-Token: 00000000 0000000000000000000000000000" -H "X-Service-Code: FJAI000004-0030 1" -H "Content-Type:application/json;charset=UTF-8" -d "{¥"message ¥":{¥"text¥":¥"音声合成のテストメッセージです。¥"}}"  レスポンス { "phonetic_text": "オンセーゴ’ーセーノ/テス%トメ’ッセージデス%."}

(34)

付録A パラメータ仕様

本書では、API 毎にパラメータを以下のように種別分けしています。 種別 説明 path URI の中で、クエリ文字列以外(リソース名など)で指定する。 値のみで、パラメータ名は記述されない。 例:/Sample/v1/samp_file/0001 query URI の中で、クエリ文字列で指定する 例:/Sample/v1/samp_file/0001?param1=AAA

本 API におけるリクエスト/レスポンスボディの形式は、JSON を基本とします。JSON の場合、本書では、 型について、以下のように表記します。

説明

string ダブルクォーテーションで括った文字列

number 数値(整数、浮動小数点数)

boolean 真偽値(true と false) array ※[]表記 配列

(35)

音節記号一覧を以下に示します。 音節記号は各音節の発音を表し、カタカナ、無性化記号(%)、鼻濁音化記号(&)から構成されま す。 なお、ユーザ辞書の読み文字への無性化記号、鼻濁音化記号は使用できません。 ア イ ウ エ オ、ヲ カ キ ク ケ コ キャ キュ キェ キョ キ% ク% サ シ ス セ ソ シャ シュ シェ ショ シ% ス% シュ% タ チ ツ テ ト チャ チュ チェ チョ チ% ツ% チュ% ティ トゥ ツァ ツィ ツェ ツォ ナ ニ ヌ ネ ノ ニャ ニュ ニェ ニョ ハ ヒ フ ヘ ホ ヒャ ヒュ ヒェ ヒョ ヒ% フ% ファ フィ フェ フォ マ ミ ム メ モ ミャ ミュ ミェ ミョ ヤ ユ ヨ ラ リ ル レ ロ リャ リュ リェ リョ ワ ウィ ウェ ウォ ガ ギ グ ゲ ゴ ギャ ギュ ギェ ギョ ガ& ギ& グ& ゲ& ゴ& ギャ& ギュ& ギェ& ギョ& ザ ジ ズ ゼ ゾ ジャ ジュ ジェ ジョ ダ ヂ ヅ デ ド ヂャ ヂュ ヂェ ヂョ ディ ドゥ デュ バ ビ ブ ベ ボ ビャ ビュ ビェ ビョ パ ピ プ ペ ポ ピャ ピュ ピェ ピョ ピ% プ% ン ー (長音) ッ (促音)

(36)

付録C 区切り記号

区切り記号の一覧を以下に示します。 「?(疑問符)」「.(ピリオド)」:文の区切り記号 「,(コンマ)」「・(中点)」:呼気段落の区切り記号 「/(スラッシュ)」:フレーズの区切り 「 (空白)」「_(アンダーライン)」:アクセント句の区切り

付録D アクセント記号

アクセント記号の一覧を以下に示します。 「‘(シングルクォート)」:通常アクセント記号 「*(アスタリスク)」:弱アクセント記号 「“」(ダブルクォート):弱々アクセント記号

参照

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