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国別開発協力方針別紙 対ガーナ共和国事業展開計画 2017 年 4 月現在 基本方針 ( 大目標 ) 広く国民が受益する力強い経済成長の促進 重点分野 1 ( 中目標 ) 農業 ( 稲作 ) 現状と課題 開発課題への対応方針 ガーナの農業はGDPの2 割 外貨獲得の3 割以上を占める基幹産業であるが

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2017年 4月 現在 【現状と課題】 ガーナの農業はGDPの2割、外貨獲得の3割以上を占める基幹産業であるが、カカオを中心とする典型的な一次産品依 存型のため、国際貿易の影響を受けやすい。加えて、農業従事者の大多数は小規模農家であり、肥料や農薬、農業機 械などへのアクセスが十分でないことから、生産性や収益性が小さく不安定である。「ガーナ成長と開発アジェンダ II(GSGDA2)」において、ガーナ政府は農業の近代化を開発課題として位置づけているが、灌漑開発・利用面積が低 く既存施設が効率的に利用されていない、農業機械アクセス未整備などの課題を有している。 実施期間 2021 年度 農業開発・農村開発分野の課題別研修 農業・農村振興分野の青年海外協力隊 2017 年度 小規模農家向け農業機械販売事業準備調査(BOPビジネス連携促進) 協準(共通) 備考

国別開発協力方針 別紙

2016 年度 以前 2019 年度

対ガーナ共和国 事業展開計画

2018 年度 協力プログラム名 プロジェクト名 重点分野1 (中目標) 協力プログラム概要 天水稲作持続的開発プロジェクト フェーズ2 開発課題1 (小目標) 農業・農村振興 【開発課題への対応方針】 我が国が知見を有する稲作に重点を置いて、小規模農民の生産性・収益性の向上や普及体制 強化に資する支援に加え、農業機械化の促進を含む生産基盤やバリューチェーンアプローチ の取入、流通体制の整備を通じた農業の集約化・商業化の促進に貢献する。また、「アフリ カ稲作振興のための共同体(CARD)」の枠組、他のドナーとの連携などを有機的に活用する ことにより事業の面的拡大、相乗効果の発現を図る。 支援額 (億円) 2020 年度 技プロ ポン灌漑地区における小規模農家市場指向型農業支援・民間セクター連携強 化プロジェクト 技プロ JOCV   稲作振興を協力の主要要素と捉え、① 農地整備・灌漑排水施設整備などの総 合的な農業生産基盤強化 ②基礎的な 栽培技術及び農家レベルの収穫後処理 の改善 ③営農支援体制整備及びその 普及に向けた普及員や農民の能力開 発・組織化への支援に重点的に取り組 む。

基本方針

(大目標)

 広く国民が受益する力強い経済成長の促進

農業(稲作)   課題別研修他 スキーム 稲作振興・農業開 発プログラム 5.38 0.49 4.54 農業・農村振興総 合プログラム 各プロジェクトにより総合的に農業・ 農村振興を推進する。

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協力プログラム名 0.19 技プロ   無償 無償   草の根無償 43.57 東部回廊ボルタ川橋梁建設計画 有償 LBTによる瀝青表面処理工法開発プロジェクト セコンディ水産振興計画 アクラ中心部電力流通強化計画 ガーナ国際回廊改善計画 3.02 備考 21.69 2021 年度 62.59 112.39 道路橋梁維持管理プロジェクト 技プロ アフリカ諸国電力技術者養成プロジェクト 西アフリカ成長リング回廊整備戦略的マスタープラン策定プロジェクト 2016 年度 以前 2019 年度 プロジェクト名 経済インフラ整備 プログラム 地域社会の生活基盤として不可欠であ るとともに、力強い経済成長を支える 運輸交通や電力などのインフラ整備を 複合的に支援する。 課題別研修他 開発計画 技プロ 無償 重点分野2 (中目標) 経済インフラ(電力・運輸交通) 【現状と課題】 運輸交通分野においては、ガーナの国内輸送の95%を道路に依存している現状から、地域社会の生活基盤を支える道 路網の整備が喫緊の課題である。また、ガーナの国内交通網整備は、西アフリカ域内の発展にとっても有益であるこ とから、広域的な観点も含め、ガーナ国内の経済成長を見据えた運輸交通整備が重要である。エネルギー分野におい ては、石油・ガス分野の着実な事業化と収益の国内経済への裨益、そのための制度整備が必要である。また、電力分 野においては、発電容量の増強や電化率向上、電気料金の適正化、地方電化、送配電設備の更新・増強が課題であ る。 2020 年度 2017 年度 2018 年度 【開発課題への対応方針】 運輸交通分野においては、地域社会の生活基盤、地域経済成長を支える道路網の整備に取り 組む。また、国の経済の底上げと広域的な成長促進のため、ガーナ東部地域の運輸交通整備 (橋梁を含む道路網整備など)を進める。エネルギー分野においては、特に電力分野におい て、地域社会の発展および経済成長をのためのエネルギーの適正な分配を進めるため、発電 容量の増強や電化率向上、地方電化、送配電設備の更新・増強を進める。 実施期間 協力プログラム概要 開発課題2 (小目標) 経済インフラ整備 インフラ分野の草の根・人間の安全保障無償資金協力 資源・エネルギー分野の課題別研修 課題別研修他 スキーム 5.04 支援額 (億円) 運輸交通分野の課題別研修  

(3)

保健関連 SDGs達成促進 プログラム SDGs Target2・3の達成に向け て、地域保健システム強化、栄 養・高齢化・非感染症等の新保 健課題への対応能力強化、域 内サーベイランス体制・感染症 対策強化等を念頭に置いた事 業を展開する。 開発課題3-1 (小目標) 保健 草の根無償 0.48 第三国研修 無償 実施期間 西アフリカ地域における感染症対策のための実験能力強化 貧困削減支援無償 野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設計画 我が国のこれまでの協力実績 を活かし、アッパーウエスト 州をはじめとする地方・農村 部における医療施設の建設、 保健関係の啓発活動強化、医 療従事者の能力向上支援など を通じて保健サービスの改善 を図る。また、ほかの国・国 際機関などとの協調を念頭に 置いた事業を展開する。これ らを通じて、達成に至らな かったMDG4(5歳未満児死 亡率削減)及びMDG5(妊産 婦の健康の改善)の改善に引 き続き取り組む。 <プログラム目標> アッパーウエスト州にお いて以下の指標を念頭 に、母子保健システムの 改善に貢献する。 (2010年)→(2015年) ○産前健診受診カバー率      88%→93% ○医療従事者による分娩 介助の割合      46%→63% ○産後健診を受診した母 親・新生児の割合      69%→74% 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 北部3州におけるライフコースアプローチに基づく地域保健医 療サービス強化プロジェクト 技プロ 8.91 地域保健政策アドバイザー 個別専門家 JOCV 3.81 民間提案型技協 JOCV スキーム 保健・医療分野の課題別研修 国別研修 科学技術 課題別研修他 輸血感染対策普及促進事業 母親向け栄養強化食品販売事業準備調査(BOPビジネス連 携促進) 2.00 無償 UHCアドバイザー 個別専門家 国別研修 ガーナにおける感染症サーベイランス体制強化とコレラ 菌・HIV等の腸管粘膜感染防御に関する研究 民間提案型技協 家畜感染症 上級専門家育成 保健・医療分野の青年海外協力隊 保健分野の草の根・人間の安全保障無償資金協力 アッパーウエスト州住民の健康促進 地域と保健施設をつなぐ母子継続ケア強化プロジェクト 草の根技協 母子手帳を通じた母子保健サービス改善プロジェクト 技プロ 栄養政策のためのマルチセクターアプローチ -ガーナ におけるScale Up Nutrition- アッパーウエスト 州母子保健サービ ス強化 プログラム 22.85 重点分野3 (中目標) 保健・理数科教育 【現状と課題】 保健分野では、妊産婦死亡率、乳幼児および5歳未満児死亡率には緩やかな改善が見られたが、MDGs目標達成はなら なかった。また、低中所得国となり、人口構造や疾病構造の変化から、母子保健・感染症と非感染性疾患両方の負担 が課題になっている。また、アフリカ諸国の中では平均余命が長く、域内における高齢化先進国になりつつある。経 済成長と共に、地域間、所得間の保健サービスへのアクセス格差は拡大している。更にエボラ出血熱に代表される健 康危機への域内での準備態勢強化への貢献が期待されている。「全ての地域・年齢層における質の良いシームレスな 保健サービスへのアクセス向上」を5ヵ年計画の目標に掲げ、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を志 向している。 【開発課題への対応方針】 UHC達成、保健関連SDGsの達成に貢献するため、地域保健を中心としたサービスへのアクセ ス向上、医療保障の拡大、健康危機への準備態勢強化に包括的に取り組む。サービス面では 地方・農村部における過去10年の地域保健協力の成果を活用し、保健指標の悪い北部地域に おいて、保健関連の啓発活動強化、医療従事者の能力向上などを通じて保健課題に包括的に 対応できるよう保健サービスの改善を図るとともに、国レベルでは母子手帳の導入推進を通 じ妊産婦及び5歳未満児の死亡率低下に向けた対策を支援する。また、長年支援を継続して きた野口記念医学研究所の機能強化を通じ、ガーナ国内及びアフリカ域内の健康危機への準 備態勢を強化する。更に世銀、WHOと連携し,UHCの達成促進を図る。 協力プログラム名 協力プログラム概要 プログラム目標 プロジェクト名 支援額 (億円) 備考 2016 年度 以前 2017 年度

(4)

開発課題3-2 (小目標) 理数科教育 基礎教育改善支援 プログラム 貧困地域(地方農村部)の基礎教育 サービス向上を目的とし、安全な学習 の観点から、学校整備、教員研修、現 職員再訓練、地方分権化の流れをくん だ教育行政の運営改善に集中して取り 組む。 教育分野の草の根・人間の安全保障無償資金協力 草の根無償 協力プログラム名 協力プログラム概要 プロジェクト名 初中等教員の資質向上・管理政策制度化支援プロジェクト 【現状と課題】 教育分野では、地域間・所得間の格差が存在し、教育の質、特に公立学校の教員の質(基礎学力及び指導力不足)は深 刻な課題となっている。また、近年急速に進展している地方分権化については方向性についてまだ不明確な点が多 く、関係機関の運営能力も十分ではない。これらの課題について取り組むことが、「教育戦略計画(ESP)2010-2020」 で掲げられている。 2021 年度 教育分野の課題別研修 課題別研修他   0.10 スキーム 備考 2016 年度 以前 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 4.24 技プロ 支援額 (億円) 【開発課題への対応方針】

基礎教育分野では、新教育協力政策で提唱した「School for All」モデルを踏まえ、特に貧 困地域に焦点を当て、安全な学習環境へのアクセス、質及び学校運営改善の観点から日本に 比較優位性がある現職教員再訓練、地方分権化の流れを汲んだ教育行政の運営改善に集中し て取り組む。 実施期間 教育セクター地方分権化支援アドバイザー 基礎教育改善分野の青年海外協力隊及びシニアボランティア JOCV/SV   個別専門家

(5)

西アフリカ並びにサヘル地域における過激思考及びテロ対処のための国境管 理能力強化プロジェクト 2021 年度 課題別研修他 重点分野4 (中目標) 行財政機能の強化 【現状と課題】 行財政機能の強化分野においては、公共財政管理面でマクロ経済の予測を可能とする分析能力が不足しており、加え て各省庁の財務管理改善へ取り組む能力・人材が不足している課題がある。公務員能力強化面については、80年代か ら公共セクター改革の一環として取り組んではいるが、引き続き重要課題である。また、ガーナにおける行政の地方 分権化が進む中で、制度の法的枠組みなどは整いつつある一方、行政関係職員の行政執行能力が強化されていない現 状がある。なお、ガーナの各種公務員研修制度は西アフリカ英語圏では比較優位があるため、周辺国からの参加も見 込まれており、西アフリカ域内の協力促進も求められている。 【開発課題への対応方針】 本重点分野は、「農業・農村振興」、「経済インフラ整備」、「保健」など、ほかの開発課 題の達成を促進するための下支えとなる分野として位置づける。また、各開発課題における 協力の成果の持続性や自立発展性確保の観点からも、行財政機能の向上をけん引する人材の 育成を支援する必要があり、中央政府における中堅行政官の能力向上、並びに公務員研修セ ンターの機能の強化などを図るとともに、財政支援の効果的な活用を図る。 協力プログラム名 協力プログラム概要 プロジェクト名 スキーム 実施期間 支援額 (億円) 備考 2016 年度 以前 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 開発課題4 (小目標) 行財政機能の強化 個別専門家 ガバナンス分野の課題別研修 公務員研修機能強化アドバイザー 人材育成奨学計画 ODAアドバイザー 無償 個別専門家 マルチ 行財政人材育成プ ログラム 公務員能力全般及び財政等に係る能力 と制度の強化を通じて、行財政人材の 育成を図る。 食糧農業省財務管理改善プロジェクト 技プロ 0.44百万USD 国連開発計画(UNDP) 9.21

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民間セクター開発分野の課題別研修 社会的弱者支援分野の青年海外協力隊 JOCV 環境管理分野の課題別研修 課題別研修他 シエラレオネ、リベリア及びガーナにおける海上犯罪との闘いにおける海事法執行支 援 マルチ ガーナ放送協会テレビ放送機材整備計画 一般文化 JOCV 総額 0.63百万USD (3カ国対象) 国連薬物・犯罪事務 省(UNODC) 4.08 カカオ品質管理能力強化 個別専門家 国家カイゼンプロジェクト 技プロ 課題別研修他 国民参加型の協力 産業振興 プログラム 中小零細企業振興のため、政策提言、 制度構築から現場レベルでの支援まで 包括的な支援に取り組む。 【凡例】 「協準」(=全ての協力準備調査)、「詳細設計」(=詳細設計)、「技プロ」(=技術協力プロジェクト)、「開発計画」(=開発計画調査型技術協力)、「個別専門家」、「個別機材」、「国別研修」、「課題別研修他」(=課題別研修及び青年研修)、「JOCV」(=青年海 外協力隊)、「SV」(=シニア海外ボランティア)、「第三国専門家」、「第三国研修」、「現地国内研修」、「科学技術」(=科学技術協力(技プロ型及び個別専門家型))、「草の根技協」(=草の根技術協力)、「○○省技協」(=外務省・JICA以外の省庁及び独立行政法人等が実 施している技術協力)、「民間提案型技協」(=開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業)、「無償」(=以下に特記するサブスキームを除く全ての無償資金協力)、「ノンプロ」(=ノン・プロジェクト無償及び中小企業ノン・プロジェクト無償資金協力)、「草の根無 償」(=草の根・人間の安全保障無償)、「日本NGO」(=日本NGO連携無償)、「一般文化」(=一般文化無償)、「草の根文化」(=草の根文化無償)、「有償」(=円借款)、「マルチ」(=国際機関等を通じた多国間協力スキーム)、「中小企業支援」(=中小企業製品・技術とO DAのマッチング事業「ニーズ調査」、「案件化調査」および「普及・実証事業」、かつ中小企業連携促進基礎調査)、実線「―――」(=実施期間)、破線「- - - -」(=実施予定期間) ※この凡例にない略語を使用する場合は凡例に当概略語を記載したうえで使用する。 産業振興分野の青年海外協力隊 その他 協力プログラム名 協力プログラム概要 プロジェクト名 スキーム 実施期間 支援額 (億円) 備考 2016 年度 以前 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 その他 その他の分野の課題別研修 課題別研修他 アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ) 「修士課程およびインターンシップ」プログラム 国別研修

参照

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